JPH1144430A - 床暖房ボード - Google Patents

床暖房ボード

Info

Publication number
JPH1144430A
JPH1144430A JP21401897A JP21401897A JPH1144430A JP H1144430 A JPH1144430 A JP H1144430A JP 21401897 A JP21401897 A JP 21401897A JP 21401897 A JP21401897 A JP 21401897A JP H1144430 A JPH1144430 A JP H1144430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
base
bases
element unit
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21401897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Hiyamizu
優 冷水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORITA DENKO KK
Original Assignee
MORITA DENKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORITA DENKO KK filed Critical MORITA DENKO KK
Priority to JP21401897A priority Critical patent/JPH1144430A/ja
Publication of JPH1144430A publication Critical patent/JPH1144430A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の広さに複数の畳などを組み立てる際
に、畳などを表向けて簡単にコネクターやコードを接続
・配線し、取付けることができ、畳などの全面を隅々ま
で採暖することができる床暖房ボードを提供するもので
ある。 【解決手段】 発熱体ユニットと基台が着脱自在であ
り、発熱体ユニットを畳などの表面積とほぼ同じ表面積
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の畳などを接続
し、色々な広さにセットして床に敷くことができる床暖
房ボードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】床暖房ボードとして、実開平4−689
14号公報に記載されているように、上面を畳として使
用する床暖房ボードを、上部畳と下部床とで着脱自在に
構成し、下部床の上面に発熱体が接着により固定され、
発熱体の接続線が、下部床の下方に挿通され案内溝を通
されて、回路ボックスを経由して電源コードに接続され
るようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
床暖房ボードは、接続線が下部床の下面を通されて配線
される構成であるために、使用する複数の畳を裏返し
て、夫々の畳の接続線を案内溝に通し回路ボックスに接
続し、配線完了後に複数の畳を表向けに戻す必要があ
り、そのため繁雑な組み立て作業になるという課題があ
った。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は、発熱体と前記発熱体
に取付けられるコネクターとを有する発熱体ユニット
と、前記発熱体ユニット上に載置される畳などの表面体
と、前記発熱体ユニット下に設けられて前記コネクター
を接続するコネクター受けの収納部を有する複数の基台
とからなり、しかも複数の基台は接続可能であり、発熱
体ユニットは、前記基台に対して着脱自在に接続される
とともに、前記表面体と略同じ面積を有することから、
組み立てる際に、基台を上面にして夫々の基台の接続線
を接続し、基台上に発熱体ユニットを装着し、次に畳な
どの表面体を載置することができ、簡単な配線、取付け
作業であり、短時間で所望の広さの床暖房ボードを敷設
することができるとともに、発熱体ユニットが畳などの
表面体の全面において配置され、発熱体が畳などの表面
体を隅々まで暖めることができる利点がある。
【0005】更に、前記発熱体とコネクターを繋ぐ発熱
体接続線を下方に挿通させる切欠部が発熱体ユニットに
設けられていることから、基台に発熱体ユニットを装着
した状態で、発熱体ユニットの発熱線接続線とコネクタ
ーを下方の基台の収納部に収められ、省スペースにする
ことができる利点がある。
【0006】更に、前記発熱体ユニットは上から化粧
版、発熱体の保持部を配設され、前記切欠部が保持部に
設けられ、化粧板が切欠部を覆うことから、収納部のコ
ネクターに塵埃や水が付着する恐れがなく、また外観上
見栄えをよくすることができる利点がある。
【0007】更に、前記基台は、コード収納部と発熱体
ユニットの載置面とを設けた2台の同じ形状である本体
と、2台の前記本体を固着する部材と、前記本体の外周
端面に固定される枠部材とからなることから、基台を種
種の配置において使用する場合に、また電源用基台とそ
れ以外の基台とを使い分ける場合に、同じ本体で構成す
ることができ、また本体の合成樹脂の成形性を良好にす
ることができる利点がある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例について説明す
ると、図1は、2畳の大きさである床暖房ボードの一部
を分解した斜視図を示したもので、1、14は、半畳分
の大きさで形成され、互いに装着して所望の広さにする
ことができる基台であり、基台1には、一般家庭電源用
プラグと主電源のコントローラ5とを繋げる電源コード
6が取付けられている。また基台14は、基台1の電源
コード6を除去されたものであるとともに、電源供給さ
れるように基台1に接続されている。
【0009】基台1、14は、基台1の略半分の大きさ
である合成樹脂性の2台の本体11と、本体11の外周
端面に取付けられる合成樹脂性の外周枠12及びコーナ
ー枠13とで構成されている。更に、基台1、14は、
本体11の外周端面において、外周枠12、コーナー枠
13を取付けられていない端面には、凹形状の複数のほ
ぞ穴10と円形の複数のだぼ穴8が設けられている。
【0010】だぼ穴8にだぼピン7を嵌装させて上下方
向を結合させ、またほぞ穴10に蝶状形状のほぞピン9
を嵌装させて左右方向を結合させ、基台1と対向する基
台14が固定される。
【0011】2は、本体11と同じく基台1の略半分の
大きさであり、所定電圧によって発熱する面状発熱体や
発熱線などを用いた発熱体を有する発熱体ユニットであ
り、基台1、14上に着脱自在に取付けられ、半畳サイ
ズの畳からなる表面体3を上部に載置させることができ
る。
【0012】図2は、発熱体ユニット2を装着する前の
基台1の上面側を示したものであり、22は、発熱体ユ
ニット2を着脱自在に取付けられる当接面であり、本体
11の中央部にわたって設けられ、21は、コネクター
24、25、26、27や接続コード28を収められた
収納部であり、収納部21が当接面22を挟んで両側に
あって、当接面22から凹んだ位置に設けられ、23
は、本体11の四囲に設けられ、その内周に発熱体ユニ
ット2を嵌装させる外周壁であり、外周壁23には、収
納部21の電源接続コード28や電源コード6を挿通さ
せる溝32があり、隣接する本体11を固定するほぞピ
ン30を嵌装させるほぞ穴31及びだぼピンを嵌装させ
るだぼ穴が設けられている。
【0013】図6は、発熱体ユニットの分解斜視図を示
したもので、本体11と略おなじ大きさである発熱体ユ
ニット2は、下から順に木製の化粧板61、不敷布から
なり発熱線を接着させた保持部36、アルミニウムから
なり上側の畳の表面温度を均一にさせる金属薄板63、
及び木製の化粧板64を貼り付けられている。
【0014】保持部36は、図3に示すように、所定電
圧によって発熱する発熱線を用いた発熱体38が、保持
部36の全面にくまなく配設され、発熱体38には電流
ヒューズ37、39が直列に設けられ、発熱体38の両
端には、発熱体接続線41が所定の長さで設けられ、発
熱体接続線41の先端にはコネクター42が取付けら
れ、コネクター42が、本体11の収納部21に配設さ
れたコネクター受け26に接続される。
【0015】保持部36とその下方の化粧板61は矩形
であり、その角部には三角形状の切欠部40が設けら
れ、本体11に発熱体ユニット2を装着する際に、切欠
部40は、発熱体接続線41を下方の本体11の収納部
21に配線する挿通部分になり、保持部36の上方の金
属薄板63と化粧板64は保持部36と同じ大きさの矩
形であり、保持部36の切欠部40をふさぐように構成
される。
【0016】発熱体ユニット2は、図4に示すように、
基台1、14の外周壁23の内周にはめ込まれ、ねじ4
6を締め付けて基台1、14に装着され、収納部21の
コネクターや接続線コードを覆い、また外周壁23の四
隅に設けられたマジックテープ48により、畳などの表
面体3がずれないように基台1上に載置される。
【0017】図5は、基台1、14の外周枠12、コー
ナー枠13の分解斜視図を示したもので、外周枠12
は、略半畳相当の長さの合成樹脂性であり、本体11に
対向する縁面57には、固着ピン53をはめ込む穴54
及び接着テープ56が設けられ、固着ピン53と接着テ
ープ56とにより、2台の固定された本体11の外周端
面に固定される。またコーナー枠13は、合成樹脂性で
あり、本体の外周端面のほぞ穴52に嵌装されるほぞ5
1が、本体11のコーナーに対向する縁面に設けられ、
更に下面には貫通する半円の溝55が設けられ、組み立
てる時に電源コード6を挿通することができる。
【0018】次に2畳の広さの床暖房ボードを組み立て
る手順について説明する。2基の互いに固定された本体
11、外装枠12及びコーナー枠13が取付けられた4
台の基台1を、平らな床面に配置して、互いに対向する
基台1の外周端面のだぼ穴8にだぼピン7を嵌装させ、
夫々の外周端面を当接させてほぞ穴10にほぞピン9を
上方から差し込み、夫々の基台1を結合させる。
【0019】次に結合させた基台1上でコードとコネク
ターを配線するが、まず基台1のコーナー枠13を上方
に引いて基台1から外し、電源コード6をコーナー枠1
3の半円溝55に通し収納部21に入れて、コーナー枠
13を基台1に戻し、電源コード6のコネクター24を
収納部21のコネクター受け25に接続し、また所定の
電源接続コード28を、溝32を介して夫々の基台14
に引き回し、コネクター27をコネクター受け29に接
続し、接続コードの配線を完了する。
【0020】次に発熱体ユニット2を基台1、14に配
線、取付けるが、発熱体ユニット2のコネクター42を
収納部21のコネクター受け26に接続し、コネクター
42と発熱線接続コード41を収納部21内に収め、発
熱体ユニット2を、当接面22に置き、外周壁23の内
周にはめ込み、ねじ46を締め付けて、発熱体ユニット
2を基台1にコードを挟み込むことがなく装着すること
ができ、更に他の発熱体ユニット2を同様に基台1、1
4に装着する。
【0021】次に畳などの表面体3を基台1、14に載
置する。
【0022】尚、上記実施形態において、2台の発熱体
ユニット2で1台の基台用の発熱体ユニットを構成して
いるが、発熱体ユニット2が基台1、14に対して着脱
自在に接続されるとともに、表面体3と略同じ面積を有
するものであるなら、発熱体ユニット2を、1台で構成
し、表面体3と略同じ面積を有するようにすることがで
きる。
【0023】更に、上記実施形態において、基台1、1
4は2台の本体11で構成されているが、基台1、14
と同じ大きさの1台の本体で構成することができる。
【0024】更に、上記実施形態において、表面体は畳
で構成されているがフローリングなどのウッドパネルで
あってもよい。
【0025】更に、上記実施例において、基台1、14
に形成される当接面22は、発熱体ユニット2を着脱自
在に取付け保持するが、長時間暖房していると発熱体ユ
ニット2と当接面22との間に露が生じることがあり、
その場合には当接面22を有する本体11に、多数の下
面に至る開口を設けて、露による水滴を基台から外部に
排出させることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、発熱体ユニットが、基台に対
して着脱自在に接続されるとともに、畳などの表面体と
略同じ面積を有することから、組み立てる際に、基台を
上面にして夫々の基台の接続線を接続し、基台上に発熱
体ユニットを装着し、次に畳などの表面体を載置するこ
とができ、簡単な配線、取付け作業であり、短時間で所
望の広さの床暖房ボードを敷設することができるととも
に、発熱体ユニットが畳などの表面体の全面において配
置され、発熱体が畳などの表面体を隅々まで暖めること
ができる効果がある。
【0027】更に、発熱体接続線を下方に挿通させる切
欠部が発熱体ユニットに設けられていることから、基台
に発熱体ユニットを装着した状態で、発熱体ユニットの
発熱線接続線とコネクターを下方の基台の収納部に収め
られ、省スペースにすることができる効果がある。
【0028】更に、化粧板が切欠部を覆うことから、収
納部のコネクターに塵埃や水が付着する恐れがなく、ま
た外観上見栄えをよくすることができる効果がある。
【0029】更に、基台が、コード収納部と発熱体ユニ
ットの載置面とを設けた2台の同じ形状である本体であ
るから、基台を種種の配置において使用する場合に、ま
た電源用基台とそれ以外の基台とを使い分ける場合に、
同じ本体で構成することができ、また本体の合成樹脂の
成形性を良好にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床暖房ボードの分解斜視図
【図2】基台の上面図
【図3】発熱体を設けた保持部の上面図
【図4】発熱体ユニットを基台に装着した斜視図
【図5】基台の枠部材の分解斜視図
【図6】発熱体ユニットの分解斜視図
【符号の説明】
1、14・・基台 2・・・・・発熱体ユニット 3・・・・・表面体 11・・・・本体 12、13・枠部材 21・・・・収納部 22・・・・載置面 26・・・・コネクター受け 30、31・固着部材 38・・・・発熱体 40・・・・切欠部 41・・・・発熱体接続線 42・・・・コネクター 61・・・・化粧板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体と前記発熱体に取付けられるコネ
    クターとを有する発熱体ユニットと、前記発熱体ユニッ
    ト上に載置される畳などの表面体と、前記発熱体ユニッ
    ト下に設けられて前記コネクターを接続するコネクター
    受けの収納部を有する複数の基台とからなり、しかも複
    数の基台は接続可能であり、発熱体ユニットは、前記基
    台に対して着脱自在に接続されるとともに、前記表面体
    と略同じ面積を有することを特徴とする床暖房ボード。
  2. 【請求項2】 前記発熱体とコネクターを繋ぐ発熱体接
    続線を下方に挿通させる切欠部が発熱体ユニットに設け
    られていることを特徴とする請求項1の床暖房ボード。
  3. 【請求項3】 前記発熱体ユニットは上から化粧版、発
    熱体の保持部を配設され、前記切欠部が保持部に設けら
    れ、化粧板が切欠部を覆うことを特徴とする請求項2記
    載の床暖房ボード。
  4. 【請求項4】 前記基台は、コード収納部と発熱体ユニ
    ットの載置面とを設けた2台の同じ形状である本体と、
    2台の前記本体を固着する部材と、前記本体の外周端面
    に固定される枠部材とからなることを特徴とする請求項
    1〜3記載の床暖房ボード。
JP21401897A 1997-07-23 1997-07-23 床暖房ボード Pending JPH1144430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21401897A JPH1144430A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 床暖房ボード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21401897A JPH1144430A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 床暖房ボード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1144430A true JPH1144430A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16648919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21401897A Pending JPH1144430A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 床暖房ボード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1144430A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202839A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Yamada Kogyo Kk 面状電気ヒータ組み込みパネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202839A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Yamada Kogyo Kk 面状電気ヒータ組み込みパネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1144430A (ja) 床暖房ボード
TWI417064B (zh) 傢俱(二)
US5555686A (en) Powered utility board
JPH0746201Y2 (ja) 線状コンセント付き棚柱
JPH11325491A (ja) 面状暖房装置
JP2001147035A (ja) 空気調和機の室外機
JPH0243220Y2 (ja)
JP3909544B2 (ja) 収納家具の側板
JPH07145660A (ja) 床暖房装置
KR200157450Y1 (ko) 매트 틀
JPH0894082A (ja) 堀ごたつ
JPH0236753U (ja)
JP3984515B2 (ja) 床暖房構造
KR200243433Y1 (ko) 조립식 칸막이
JP2509887Y2 (ja) 二重床における調和空気導入装置
JPH0231873Y2 (ja)
JPS6020307Y2 (ja) 露出埋込両用コンセントの構造
JPS61179992U (ja)
JPH11151121A (ja) 配線機能付き机
JP2000130792A (ja) 床暖房パネル構造
JPH10273945A (ja) 間仕切用配線ダクト装置
JPH0385694U (ja)
JPH0428512U (ja)
JPH0951176A (ja) 電気機器収納用箱体
JPH01134109U (ja)