JPH1142872A - スケジュール帳 - Google Patents

スケジュール帳

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JPH1142872A
JPH1142872A JP9203581A JP20358197A JPH1142872A JP H1142872 A JPH1142872 A JP H1142872A JP 9203581 A JP9203581 A JP 9203581A JP 20358197 A JP20358197 A JP 20358197A JP H1142872 A JPH1142872 A JP H1142872A
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list
diary
calendar table
day
calendar
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JP9203581A
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Kenji Inoue
賢治 井上
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スケジュールの策定及び管理が容易なスケジ
ュール帳を提供する。 【解決手段】 スケジュール帳は、行動リスト部3と説
明部5と予定表部7を有する。例えば結婚式準備のスケ
ジューリングに用いる場合、行動リスト部3には結婚式
準備に必要な多数の行動事項がリストアップされてい
る。説明部3には各行動事項の詳細解説が記述されてい
る。行動リスト部3内の各行動事項の横に、説明部3の
対応頁が示されている。予定表部7は月単位の部分に分
割され、各月割り部分7A〜7Fは1箇月の一覧用カレ
ンダー表が印刷された1枚のシート9と、1〜数日分の
日記欄が印刷された複数枚のシート11からなる。シー
ト9上の一覧用カレンダー表には、粘着テープである日
付オーバレイ13と曜日オーバレイ15を貼ることで、
任意の月のカレンダー表となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、人のスケジュール管理に
利用される帳簿(手帳、日記帳、冊子、カレンダー帳な
ど)に関わる。本発明は、用紙のようなハードコピー媒
体にスケジュール表が印刷された一般的なスケジュール
帳に適用できることは勿論、電子手帳のようにコンピュ
ータを利用してスケジュール表のソフトコピーを画面表
示するようなスケジュール帳にも適用できるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】手帳や日記帳は、人のスケジュール管理
ツールとして最も一般的に用いられている。高度なツー
ルとして、ルーズリーフタイプのシステム手帳が各種開
発されており、そのリフィルのデザインには様々な工夫
がなされている。更に、携帯型コンピュータを用いた電
子手帳や、汎用コンピュータ用のスケジュール管理アプ
リケーションプログラムなども各種開発されている。
【0003】本明細書では、上記の各種スケジュール管
理ツールを総称して「スケジュール帳」と呼び、そのう
ち、用紙のようなハードコピー媒体にスケジュール表が
印刷されたものを「ハードタイプスケジュール帳」、電
子手帳のようにコンピュータを利用してスケジュール表
のソフトコピーを画面表示するものを「ソフトタイプス
ケジュール帳」と呼ぶ。
【0004】従来のスケジュール帳は、日付の付いた日
記(メモ)欄を日付順に並べてなるカレンダー表を大抵
備えており、スケジュール管理にはこのカレンダー表が
最も多用される。つまり、スケジュール管理の基本は、
カレンダー表に行動予定や約束事など記入することであ
る。ユーザは随時にカレンダー表を参照し、記入事項を
チェックしたり、修正したり、削除したり、追加したり
することによって、自己のスケジュールを管理し且つそ
れに沿って行動していくことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスケジュール帳
では、スケジュールの具体的な内容(例えば、個々の行
動事項やその日程)は全てユーザの決定に任されてお
り、スケジュール帳はユーザの策定したスケジュールを
単に記憶し表示する機能をもっているだけに過ぎない。
このことは、様々に工夫されたシステム手帳や電子手帳
でも例外ではない。一般にはスケジュール内容はユーザ
毎に全く異なるわけであるから、それまでスケジュール
帳が関知できないのは当然である。
【0006】しかし、現実生活で人が体験する事象の中
には、その準備などのためにある程度標準的なスケジュ
ールパターンがあって、そのパターンに沿って行動する
ことが好ましいとされるものが少なからず存在する。そ
の典型例が、冠婚葬祭のような慣習や伝統に従った諸行
事のスケジュールである。例えば、結婚式を準備する場
合、その過程で行うべき事項及びその順序などは慣習的
に定まっており、しかも、そうした慣習に沿って手順を
進めていくことが、事を無難に運ぶための最良の方法で
ある。同様なことは、組織や地域社会等での毎年好例の
行事や祭礼の準備などでもいえる。
【0007】ところが、この種の事象では、その準備手
順が相当に複雑で、しかも当事者がその事象の初心者で
あるケースが多い(例えば、結婚準備に精通している新
郎・新婦は珍しい)。そのため、当事者はスケジュール
策定に多くの労力を割かざるを得ず、この問題に対し従
来のスケジュール帳は大した助力を提供することができ
ない。
【0008】また、前述したようにスケジュール管理で
はカレンダー表が最も多用されている。しかし、特にハ
ードタイプスケジュール帳では、カレンダー表の入手や
使い勝手に関し次のような問題が存在する。
【0009】すなわち、既存のカレンダー表には2つの
タイプ、つまり、月日及び曜日が印刷済みのタイプと、
月日及び曜日が空欄のタイプとがある。印刷済みタイプ
のカレンダー表は、特定の年にしか使用できず且つ通常
1年分が1セットで販売されているため、年間を通じて
常時これを活用している人以外は、使わずに無駄になっ
てしまう部分が存在する。例えば、特定の行事のスケジ
ューリングにカレンダー表を使用する場合、その行事の
準備期間分だけのカレンダー表だけがあれば十分であ
り、他の期間の分は無駄になる。
【0010】一方、空欄タイプのカレンダー表は、印刷
済みタイプに比較して自由度の高いものであるが、月日
及び曜日をいちいち記入しなければならないという面倒
がある。例えば数か月分のカレンダー表が必要な場合、
数か月分の月日及び曜日の記入作業は相当な量であり、
しかも、曜日などを間違えて記入してしまう可能性も十
分にある。更に、曜日だけでなく祝日なども調べて記入
するとなると、極めて面倒である。
【0011】更に、カレンダー表では、1枚の表内で一
覧できる日数と1日当たりの日記欄のサイズとが反比例
するため、一覧できる日数を増やすことと、日記欄のサ
イズを大きくすることとは両立できない。そのため、シ
ステム手帳などでは、例えば1枚に1箇月分を納めた一
覧用のカレンダー表と、1枚に1〜数箇日程度を納めた
日記用のカレンダー表の双方を用意しておくことができ
る。しかし、このように2種類のカレンダー表を使う
と、例えば、一覧用カレンダー表を開いてから頁をめく
って所望日付の日記用カレンダー表を開いたり、一方の
カレンダー表に記入した事項を他方のカレンダー表にも
書き写すといった煩わしい作業が生じてしまうので、使
い勝手が良いとはいえない。
【0012】本発明は上記の問題に鑑みなされたもの
で、その目的はスケジュールの策定が容易なスケジュー
ル帳を提供することにある。
【0013】本発明の別の目的は、スケジュールの管理
が容易なスケジュール帳を提供することにある。
【0014】本発明の更に別の目的は、特定の期間のカ
レンダー表が容易に用意できるスケジュール帳を提供す
ることにある。
【0015】本発明のまた別の目的は、カレンダー表の
使い勝手が良いスケジュール帳を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
うスケジュール帳は、複数の行動項目が行動時期毎に分
類された形でリストアップされた行動リストを備えてい
る。この行動リストを参考にすることによりスケジュー
ルの策定が容易になる。
【0017】望ましくは、準備期間の長さの異なる複数
のコース別の複数の行動リストを用意することができ
る。そうすると、ユーザがコースを選べるので自己の事
情に応じたスケジュール策定が一層容易になる。
【0018】望ましくは、個々の行動項目の解説文が記
述された説明部を更に備えることもできる。これによ
り、行動リスト上の各行動項目を深く理解できるので、
スケジュール策定や管理が一層容易になる。
【0019】更に望ましくは、説明部内の各行動項目の
解説文へのポインタ(例えば解説文の頁番号)を行動リ
ストに記載することができる。すると、行動リストから
説明部内の解説文を参照することが容易になる。
【0020】本発明の第2の側面に従うスケジュール帳
は、所定期間長分の一覧用カレンダー表と、この一覧用
カレンダー表を特定の期間に適合させるために一覧用カ
レンダー表にオーバレイされる、一連の日付を示す日付
オーバレイ及び一連の曜日を示す曜日オーバレイの内の
少なくとも一方のオーバレイとを備える。日付オーバレ
イや曜日オーバレイを一覧用カレンダー表にオーバーレ
イすることによって、特定期間の一覧用カレンダー表が
容易に作成できる。
【0021】好適な実施形態では、日付オーバレイと曜
日オーバレイは共に透明材料(例えば、透明粘着テー
プ)で出来ており、日付オーバレイの特定の日付(例え
ば祝日)の部分は着色されており、また、曜日オーバレ
イの特定の曜日(例えば日曜日)の部分も着色されてい
る。日付オーバレイと曜日オーバレイとを重ねて一覧用
カレンダー表にオーバレイすると、日付と曜日の記入さ
れた一覧用カレンダー表が完成する。祝日と日曜日が重
なった場合、着色部分が重なって別の色になるため、次
の月曜日が振替え休日であるといったことも容易に分
る。
【0022】本発明の第3の側面に従うスケジュール帳
は、所定期間長分の一連の日割り欄が一覧表示された一
覧用カレンダー表と、少なくとも1日分の日記欄が表示
された日記用カレンダー表とを備える。一覧用カレンダ
ー表の各日割り欄には各日のインデックス番号が示され
ている。日記用カレンダー表にも、この日記用カレンダ
ー表に含まれる日記欄の対応日のインデックス番号が示
されている。このスケジュール帳では、インデックス番
号を頼りに、一覧用カレンダー表と日記用カレンダー表
とを対応づけることが容易なので使い勝手が良い。イン
デックス番号として日付を流用することもできるし、日
付とは異なる番号(例えば、スケジュールの最終目標日
までのカウントダウン日数など)を用いることもでき
る。後者の場合、インデックス番号が日付から独立して
いるので、上述した日付オーバレイ等を用いて任意の日
付を記入して任意の期間用の一覧用カレンダー表に作成
することが可能である。
【0023】本発明の第4の側面に従うスケジュール帳
は、所定期間長分の一連の日割り欄が一覧表示された一
覧用カレンダー表と、少なくとも1日分の日記欄が表示
された日記用カレンダー表とを備える。日記用カレンダ
ー表のサイズは一覧用カレンダー表より小さく、一覧用
カレンダー表の上に日記用カレンダー表を重ねたとき、
日記用カレンダー表の外側に一覧用カレンダー表の少な
くとも日付を示す部分がはみ出して見えるようになって
いる。このスケジュール帳では、日記用カレンダー表を
開いたとき、その外側に一覧用カレンダー表の日付を示
す部分が見えるため、日記用カレンダー表と一覧用カレ
ンダー表との対応づけが容易であり、使い勝手が良い。
【0024】好適な実施形態では、日記用カレンダー表
がタグを有しており、日記用カレンダー表を開くとその
タグが、一覧用カレンダー表上の対応する日割り欄を指
し示すようになっている。従って、日記用カレンダー表
と一覧用カレンダー表との対応づけが一層容易である。
更には、日記用カレンダー表の外側にはみ出して見える
一覧用カレンダー表の部分の各日割り欄には、各日のイ
ンデックス番号が示されており、日記用カレンダー表に
も対応日のインデックス番号が示されている。そのた
め、上記対応づけが更に一層容易であり、日記用カレン
ダー表の各日記欄に日付を記入しなくても使用上大きな
支障がないほどである。
【0025】本発明のスケジュール帳は、紙などで作ら
れたハードタイプのものだけでなく、コンピュータ利用
のソフトタイプのものとしても実施できる。そのための
コンピュータプログラムは、CD−ROMやフロッピー
ディスクのようなディスク型ストレージや、各種の半導
体メモリや、通信回線などの種々のプログラム記録媒体
を通じてコンピュータにインストールしたり実行させた
りすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、結婚準備のスケジューリ
ング用に設計された、本発明の一実施形態にかかるハー
ドタイプのスケジュール帳の全体構成を示している。
【0027】このスケジュール帳1は、表カバー2と裏
カバー10の間に、行動リスト部3と、説明部5と、予
定表部7とを有している。行動リスト部3には、図2及
び図3に例示するように、結婚準備で行うべき種々の行
動事項が、その実行時期別に分類された形で、リストア
ップされている。説明部5には、行動リスト部5に挙げ
られた各行動事項についての詳細な解説が記述されてい
る。予定表部7は、一覧用カレンダーシート9と日記用
カレンダーシート11との組合せから構成されている。
更に、一覧用カレンダーシート9の附属品として、テー
プ状の日付オーバレイ13及び曜日オーバレイ15が用
意されている。以下、各部について詳細に説明する。
【0028】図2及び図3は、行動リスト部3に含まれ
ている一部の頁を例示している。行動リスト部3は、結
婚準備開始から挙式当日までの準備期間の長さに応じ
て、例えば「5〜6箇月コース」、「4箇月コース」、
「3箇月コース」というような複数のコースに分割され
ている。図2は5〜6箇月コースの行動リストを例示し
ており、図3は4箇月コースの行動リストを例示してい
る。いずれのコースでも、挙式当日より2箇月以上前で
は月刻みの、また最終月では週刻みの時期毎に、各時期
に行っておくべき(又は行っておくと良い)種々の行動
事項21がリストアップされている。この行動リストに
挙げられた行動事項21は非常に多数であるが、それら
はコース(つまり、準備期間の長短)に応じた最適な時
期に分類されている。従って、各人は各々に与えられた
準備期間に応じて、コースを選択し、選択したコースの
行動リストに従うことによって、各時期に何を行うべき
かの概要が把握できるので、具体的なスケジュールを容
易に策定することができる。
【0029】行動リスト上の各行動事項21には、チェ
ックボックス23と説明部5へのポインタ(例えば、説
明部5の対応頁番号)25が付属している。各チェック
ボックス23には、各行動事項21の実行状況に応じて
ユーザが好みの印を記入することができる(例えば検討
中は×印、延期は矢印、完了は塗り潰しなど)。それに
より、スケジュールの進捗状況が容易に把握できる。各
ポインタ25は、各行動事項21の説明部5内の詳細説
明を参照したいとき、素速く該当頁を開くのに役立つ。
【0030】行動リスト部3の行動リストが印刷された
頁の表面層は粘着フィルムとして構成されており、この
表面粘着フィルムを台紙から剥がして他の場所に張り付
けることができる。この表面粘着フィルムは各行動事項
21毎の領域(図3に一点鎖線で囲んで例示するような
各行動事項21とそのチェックボックス23及びポイン
タ25を囲んだ領域)27に切り分けられていて、任意
の行動事項21の領域27だけを他の領域から分離して
台紙から剥がすことができる。従って、ユーザが望むな
ら、各行動事項21の領域27を台紙から剥がして、そ
れを後に詳述する予定表部7に張り付けることにより、
簡易に自分独自のスケジュール表を作成することができ
る。
【0031】説明部5は、特に図示してないが、各行動
事項21についての詳細な説明が記述されている。この
詳細説明を必要に応じて読むことにより、各人は各行動
事項21をより深く理解できることになる。こうして理
解を深めると、自己の置かれた状況に適したスケジュー
ルの策定が一層容易になる(例えば、必須でない行動項
目を事情によって省略する、ガイドラインと違った順序
で実行する、などのカスタマイズができるようにな
る)。
【0032】予定表部7は、挙式当日6箇月前から当日
までの6箇月の期間をカバーするものであり、図1から
分るように、月割りの6つの部分7A〜7Fに分れてい
る。各月割り部分7A〜7Fは、1枚の一覧用カレンダ
ーシート9と、多数枚の日記用カレンダーシート11と
から構成される。以下、予定表部7の「1箇月前」の部
分7Fを例にとり、その構成を詳細に説明する。
【0033】図4はこの「1箇月前」の部分7Fの全体
を示している。
【0034】先頭に1枚の一覧用カレンダーシート9が
あり、その後面側の頁9Aには、挙式前30日目から挙
式前日までの1箇月分の一覧用カレンダー表(図5、図
6参照)が印刷されている。一覧用カレンダーシート9
に後続して、12枚の日記用カレンダーシート11が綴
られている。
【0035】図示のように、日記用カレンダーシート1
1の頁を開くと、4つの日記欄31に仕切られた見開き
2頁分の領域が現れる。その各日記欄31の辺縁近くの
箇所には、例えば「28」、「27」、「26」という
ような連続番号33が印刷されている。この番号は、各
日記欄33の対応日が挙式当日から遡って何日目である
か(つまり、その対応日から挙式当日までのカウントダ
ウン日数)を示している(以下、この番号を「インデッ
クス番号」という)。例えば「28」の番号33が印刷
された日記欄31は挙式当日まであと28日目の日の日
記欄であり、「27」が印刷された日記欄31は挙式当
日まであと27日目の日の日記欄である。
【0036】各日記用カレンダーシート11の外辺縁に
はインデックスタグ35がある。このインデックスタグ
35にも上記と同じインデックス番号が印刷されてい
る。各シートのインデックスタグ35は別の頁のそれと
互いに重なり合わないように配置されており、全体とし
て「30」番から「1」番までのインデックス番号が上
から下へ一列に並んでいる。よって、全体として、挙式
30日前から前日までの1箇月分の日記欄が用意されて
いる(尚、最後の2枚の日記用カレンダーシート11
A、11Bの見開き頁は挙式当日用の日記欄である)。
インデックスタグ35を利用することにより、所望日の
日記欄を簡単に開くことができる。
【0037】日記用カレンダーシート11の横幅W2は
一覧用カレンダーシート9の横幅W1より若干狭い。そ
のため、日記用カレンダーシート11の日記欄31を開
いたとき、その日記欄31の左の外側に一覧用カレンダ
ーシート9の一覧用カレンダー表の一部分(その部分に
は日付、曜日、インデックス番号が示されている)がは
み出して見える。このことは、後に図6を参照して説明
するように、一覧用カレンダー表と日記欄31とを一目
で対応づけるのに役立つ。
【0038】予定表部7の他の月割り部分7A〜7Eも
上記の「1箇月前」部分7Fと類似の構成である。例え
ば、「2箇月前」の部分7Eには挙式当日から31日前
から60日前までの1箇月分(インデックス番号は31
〜60)が、「3箇月前」の部分7Dには同61日前か
ら90日前までの1箇月分(インデックス番号は61〜
90)が、「4箇月前」の部分7Cには同91日前から
120日前までの1箇月分(インデックス番号は91〜
120)が、「5箇月前」の部分7Bには同121日目
から150日目までの分(インデックス番号は121〜
150)が、「6箇月前」の部分7Aには同121日目
から150日目までの分(インデックス番号は151〜
180)がそれぞれ用意されている。
【0039】図5は、予定表部7の「1箇月前」部分7
Fで用いられる一覧用カレンダーシート9の後面側頁9
Aと、ここに貼付される日付オーバレイ13及び曜日オ
ーバレイ15の一例を示す。
【0040】前述のように、一覧用カレンダーシート9
の後面側頁9Aには1箇月分の一覧用カレンダー表41
が印刷されている。一覧用カレンダー表41は、横罫線
によって30日分(又は、31日分でもよい)の日割り
ロウ43に分けられており、また、縦罫線によってオー
バレイ用カラム45、インデックス番号用カラム47及
びメモ用カラム49に仕切られている。オーバレイ用カ
ラム45には、日付オーバレイ13及び曜日オーバレイ
15を貼付することができる。インデックス番号用カラ
ム47には、各日のインデックス番号が印刷されてい
る。メモ用カラム49は空欄でありユーザが自由な事項
を記入することができる。また、スケジュール策定を簡
易に行いたければ、既に説明した行動リスト部5のシー
トから各行動事項の粘着シールを剥がして、これをメモ
用カラム49の任意の日のフィールドに貼付することも
できる。
【0041】日付オーバレイ13及び曜日オーバレイ1
5はそれぞれ、オーバレイ用カラム45と同じ幅をもっ
た細長い透明の粘着テープで作られており、オーバレイ
用カラム45に縦に貼りつけることができる。これらの
オーバレイ13、15は、図1に示したように長期間分
(例えば1年分や数年分)が1巻になった巻テープの形
で提供されてもよいし、或は、適当な短期間分(例えば
1箇月分や数箇月分)毎に切り分けられた短冊テープの
形で提供されてもよい。日付オーバレイ13は、無色の
透明テープ上に、一連の月日が日割りロウ24のピッチ
と同じピッチで印刷されたものである。日付オーバレイ
13の例えば5月5日のような祝日の欄は適当色(例え
ば透明の黄色)で着色されている。曜日オーバレイ15
は、無色の透明テープ上に、一連の曜日が日割りロウ2
4のピッチと同じピッチで印刷されたものである。曜日
オーバレイ15の日曜日の欄は適当色(例えば透明の橙
色)で着色されている(更に、土曜日の欄も例えば透明
の青色などで着色されてよい)。
【0042】例えば挙式当日が6月3日の日曜日である
場合、図示のように、5月4日から6月2日までの1箇
月分の日付オーバレイ13と、それに対応した1箇月分
の曜日オーバレイ15とを用意して、これら2枚のオー
バレイ13、15を重ねてオーバレイ用カラム45に貼
りつけることができる。これにより、挙式直前1箇月分
の一覧用カレンダー表が簡単に出来上がる(図6参
照)。日曜日と祝日が重なった場合、黄色と橙色とが重
なって茶色のような異色になるため、このことから次の
月曜日は振替え休日であるといったことも分る。
【0043】一覧用カレンダー表41のインデックス番
号用カラム47には、各日割りロウ43に対応したイン
デックス番号が印刷されている。例えば、図示の例では
「30」から「1」までの連続したインデックス番号が
上から下へ印刷されており、このインデックス番号の配
列は、図4に示した日記用カレンダーシート11のイン
デックスタグ35のインデックス番号の配列と一致す
る。
【0044】図6は、図5に示した一覧用カレンダー表
41にオーバレイ13、15を貼付した上で、日記用カ
レンダーシート11の頁を開いた状態を示す。
【0045】日記用カレンダーシート11の左方外側
に、一覧用カレンダー表41のオーバレイ用カラム45
とインデックス番号用カラム47とがはみ出して見え
る。そのインデックス番号用カラム47に対し、日記用
カレンダーシート11のインデックスタグ35が、両者
の同じインデックス番号が同じ高さ位置となるように配
置されている。従って、この同じインデックス番号を仲
介にして、一覧用カレンダー表41のオーバレイ用カラ
ム45に貼付された日付及び曜日と、日記用カレンダー
シート11の各日記欄31とを容易に対応づけることが
できる。例えば図示の例では、インデックス番号が「2
8」の日記欄31Aは「5月6日、日曜」のものであ
り、インデックス番号が「27」の日記欄31Bは「5
月7日、月曜」のものであることが、一目で把握でき
る。そのため、各日記欄31に日付や曜日を記入しなく
ても使用上特に不便を感じないであろし、また、各日記
欄31に日付や曜日を記入する場合でも、一覧用カレン
ダー表41の日付及び曜日を視ながら行えるので、記入
間違いは殆どないであろうし、記入作業の煩雑さもかな
り軽減される。
【0046】以上説明した実施形態によれば、行動リス
ト部3を活用することにより、準備期間の長短に応じた
最適なスケジュール策定を簡単に行うことができる。ま
た、予定表部7の一覧用カレンダー表41にオーバレイ
13、15を貼付することによって、所望の期間の日付
及び曜日入り一覧用カレンダー表を簡単に作成すること
ができる。どの年のカレンダー表にも同じ構成のオーバ
レイ13、15が使用できるから、無駄がない。日々の
日記欄31と一覧用カレンダー表41とが、インデック
ス番号や視覚的な配置関係によって密接にリンクされて
いるので、各日記欄31の日付や曜日の把握が容易であ
り、特定日の日記欄31から一覧用カレンダー表41へ
の参照及びその逆の参照が容易であり、使い勝手が良
い。
【0047】上記実施形態は本発明の一つの適用例にす
ぎず、本発明は他の様々な形態でも実施することができ
る。例えば、行動リスト部3の各行動リストは、予定表
部7内に組み入れることもできる。その一例を示せば、
予定表部6の各月割り部分7A〜7Fの最初の日記用カ
レンダーシート11の前面側の頁(つまり、一覧用カレ
ンダー表41と見開きで対向する頁)に、各月の行動リ
ストを印刷しておくことができる。ある月の一覧用カレ
ンダー表41を開くと、その右側の頁にその月の行動リ
ストが示されるので、その月のスケジュール策定が容易
である。この行動リストも、各行動事項毎に分離できる
粘着シールになっていれば、一層使いやすい。
【0048】また、使用目的を限定しない汎用のスケジ
ュール帳では、行動リスト部3や説明部5を省略するこ
とができる。システム手帳のようなルーズリーフ式の帳
面では、結婚式準備、住宅購入準備、受験勉強、独立開
業準備などの種々の目的毎に専用の行動リスト部3及び
説明部5を用意しておいて、ユーザが目的に応じて選択
できるようにしてもよい。
【0049】また、汎用のスケジュール帳では、予定表
部7の構成も、上記実施形態とは異なる以下のような構
成にすることができる。すなわち、上述の実施形態では
図5、図6に示したように、一覧用カレンダー表41の
インデックス番号は挙式当日までのカウントダウン日数
であったが、汎用スケジュール帳では、日が進むに伴っ
てカウントアップしていく番号をインデックス番号に使
用した方が分りやすいであろう。例えば、図5に示すイ
ンデックス番号用カラム47に「1」から「30」(又
は「31」)までの連続番号を上から下へ印刷するので
ある(勿論、日記用カレンダーシート11のインデック
ス番号も同様の番号にする)。このように「1」から
「30」(又は「31」)へとカウントアップするイン
デックス番号を印刷した月割り部分(つまり、1枚の一
覧用カレンダーシート9と1箇月所要枚数の日記用カレ
ンダーシート11のセット)を所望の月数(例えば1年
分であれば12セット)だけ揃えて、各月の一覧用カレ
ンダー表41に各月に合ったオーバレイ13、15を貼
れば、簡単に所望月数の汎用の予定表部7を作ることが
できる。尚、このような汎用の予定表部7では、各月割
り部の月名表示も、図1に示すような「6月前」、「5
月前」、…といったカウントダウン月数ではなく「1
月」、「2月」、…という通常の月表示とする方が使い
やすい。また、このような汎用の予定表部7では、イン
デックス番号がそのまま各月の日の値を示すことになる
ので、日付オーバレイ13は省略して、曜日オーバレイ
15のみを貼るだけでもよいであろう。或は逆に、日付
オーバレイ13も貼る(又は、オーバレイ用カラム45
に日付が予め印刷されている)が、その日付がインデッ
クス番号として機能するので、一覧用カレンダー表41
のインデックス番号用カラム47(又は同カラム47へ
のインデックス番号の印刷)を省略しても良いであろ
う。
【0050】また、インデックス番号を、シート9、1
1への印刷ではなく、日付や曜日のオーバレイ13、1
5と同様の粘着テープの形で提供してもよい。その場
合、カウントアップ番号やカウントダウン番号など幾つ
かの態様のテープを用意しておけば、ユーザが目的に応
じて適当なものを選択することができる。
【0051】また、一覧用カレンダーシート9として、
図7に示すような2つ折のシート51、又は図8に示す
ような3つ折のシート55を用いることもできる。図7
の2つ折シート51では、図中向かって左側の頁51A
と右側の頁51Bとにそれぞれ、図5に示した一覧用カ
レンダー表41と同様な構成の1箇月分の一覧用カレン
ダー表53A、53Bが印刷されている。また、システ
ム手帳の様なバインダー式の手帳に綴じるために、折目
部分と右側辺縁部分とにバインディング用穴55A、5
5Bが開けられている。この2つ折のシート51は関連
する2箇月について使用するものである。例えば、毎年
同じ月に同じ行事を行うような場合、前年の同月のスケ
ジュールを参考に今年の同月のスケジュールを策定した
いことがあるが、そのような用途にこの2つ折のシート
51が便利である。すなわち、最初の年では、このシー
ト51を折目部分のバインディング用穴55Aで手帳に
綴じ、左側頁51Aの一覧用カレンダー表53Aを使用
する。次の年の同じ月では、このシート51を右辺縁部
のバインディング用穴55Bで手帳に綴じ、右側頁51
Bの一覧用カレンダー表53Bを使用する。このとき、
左側頁51Aは綴じずに自由にしておき、前年の一覧用
カレンダー表53Aを今年の一覧用カレンダー表53B
と見開き状態で見れるようにする。従って、前年のスケ
ジュールを参考に今年のスケジュールを策定できる。
【0052】図8に示す3つ折シート57は、上記と同
様な用途に3年分使用することができる。すなわち、最
初の年では、この3つ折シート57を左側折目部分のバ
インディング穴61Aで手帳に綴じ、左側頁57Aの一
覧用カレンダー表59Aを使用する。このとき、中央頁
57Bと右側頁57Cは邪魔にならないよう折ってお
く。2年目の同じ月には、この3つ折シート57を右側
折目部分のバインディング穴61Bで手帳に綴じ、中央
頁57Bの一覧用カレンダー表59Bを使用する。この
とき、左側頁57Aは自由にして、前年の一覧用カレン
ダー表59Aを見開き状態で見れるようにする。3年目
には、この3つ折シート57を右側辺縁部のバインディ
ング穴61Cで手帳に綴じ、右側頁57Cの一覧用カレ
ンダー表59Cを使用する。このとき、左側頁57Aと
中央頁57Bを自由にして、前々年と前年の一覧用カレ
ンダー表59A、58Bも見開き状態で見れるようにす
る(前々年が不要なら切り取ってもよい)。従って、過
去2年分のスケジュールを参考に今年のスケジュールを
策定できる。
【0053】尚、図7、図8に示したシート51、53
は、ユーザの工夫次第で上記とは別の種々の用途にも利
用できるであろう。
【0054】本発明のスケジュール帳は、上に例示した
ハードタイプの形態だけでなく、コンピュータを利用し
たソフトタイプの形態でも実施することができる。図9
は、図1〜図6を参照して示したようなスケジュール帳
をソフトタイプで実施する場合も、コンピュータの機能
的構成を示している。
【0055】図9に示すように、コンピュータの記憶装
置71上には、図2及び図3に示したようなコース別の
行動リストの内容を格納した複数のコース別行動事項テ
ーブル81がある。各コースの行動事項テーブル81に
は、そのコースにおける時期別の種々の行動事項と、各
行動事項のチェックボックス(フラグ)と、各行動事項
に対応する説明ファイル83(後述)のアドレスポイン
タとが含まれている。記憶装置71上にはまた、各行動
事項の解説文を格納した多数の説明ファイル83があ
る。各説明ファイル83は、行動事項テーブル81内の
対応する各行動事項に、前述したアドレスポインタによ
ってリンクされている。
【0056】記憶装置71上にはまた、種々の年の月
日、曜日及び祝日などを記憶したカレンダーデータファ
イル85がある。また、図5及び図6に示した一覧用デ
ータ表42や日記欄31の画面表示用のフォーマット
(サイズや罫線や固定文字などの情報)87、89も記
憶装置71上に保存されている。記憶装置71上にはま
た、一覧用カレンダー表データテーブル91があり、こ
こには一覧用カレンダー表の各日のインデックス番号と
各日のメモ欄にユーザが記入したデータとが日付に対応
して登録されている。更に、各日付(又はインデックス
番号)毎の日記ファイル93も記憶装置71上にあり、
各日記ファイル93には、ユーザがその日の日記欄に記
入したデータが格納されている。
【0057】コンピュータの処理装置73は、スケジュ
ール管理用アプリケーションプログラムを実行すること
により、行動リスト表示部95、説明表示部97及び予
定表表示部99として機能する。ユーザがマウスや入力
キーなどの入力装置75からコースを選択してリスト表
示命令を入力すると、行動リスト表示部95がこれに応
答して、指定されたコースの行動事項テーブルを読み込
み、図2や図3に示したと同様な態様で指定コースの行
動リストをディスプレイのような出力装置77に表示す
る。この表示した行動リストの中からユーザが所望の行
動事項を選んで説明表示命令を入力すると、説明表示部
97が、その選択された行動事項のポインタを頼りに、
それにリンクされた説明ファイル83を読み込み、その
説明文を出力装置77に表示する。
【0058】また、ユーザが入力装置75から年と月
(時期)を選択して一覧用カレンダー表表示命令を入力
すると、予定表表示部99がこれに応答して、一覧用カ
レンダー表フォーマット87に基づき、図5に示したよ
うな態様で、一覧用カレンダー表を出力装置77に表示
する。このとき、予定表表示部99は、カレンダーデー
タ85から指定された時期の日付けや曜日を読み込ん
で、これを前述のオーバレイのように一覧用カレンダー
表に組入れて表示し、かつ、一覧用カレンダ表データテ
ーブル91から記入データを読み込んで、これも一覧用
カレンダー表の対応するメモ欄に組入れて表示する。ユ
ーザが表示された一覧用カレンダー表のメモ欄に対して
入力装置75からデータを入力すると、予定表表示部9
9はそのデータをそのメモ欄に表示すると共に一覧用カ
レンダ表データテーブル91に登録する。
【0059】更に、ユーザが表示された一覧用カレンダ
ー表上で任意の日を選択して日記欄表示命令を入力する
と、予定表表示部99がこれに応答して、日記欄フォー
マット89に基づき、選択された日の日付やインデック
ス番号を記入した日記欄を出力装置77に表示する。こ
のとき、予定表表示部99は、選択された日の日付又は
インデックス番号に対応する日記ファイル93を読み込
んで、その日記ファイル93のデータを日記欄に組込ん
で表示する。ユーザが表示された日記欄に対して入力装
置75からデータを入力すると、予定表表示部99はそ
のデータをその日記欄に表示すると共に対応する日記フ
ァイル93に登録する。
【0060】マルチタスク・マルチウィンドウ機能をも
つ一般的なオペレーティングシステム(OS)上では、
上述のプロセス95、97、99を並行的に実行するこ
とができるため、上述した行動リスト、説明文、一覧用
カレンダー表、日記欄などをディスプレイ画面上に複数
のウィンドウで同時に表示することができる。図10は
そのディスプレイ画面の一例を示す。
【0061】図10の例では、ディスプレイ画面101
上に、ユーザの指定したコース(例えば、5・6箇月コ
ース)の行動リストを表示したウィンドウ103、ユー
ザの指定した時期(例えば、1箇月前と2箇月前)の一
覧用カレンダー表を表示したウィンドウ107、11
0、及びユーザの選択した日(例えば、5月6日と6月
1日)の日記欄を表示したウィンドウ111、117な
どの多数のウィンドウが同時に表示されている。行動リ
ストウィンドウ103や一覧用カレンダー表ウィンドウ
107で例示するように、現在のウィンドウサイズに全
ての事項が納らない場合にはウィンドウにスクロールバ
ー105、109、110が自動的に付属する。日記欄
ウィンドウ111、117には日付113、118やイ
ンデックス番号115、119が自動表示されるので、
各日記欄が一覧用カレンダー表上のどの日に対応するの
かが簡単に把握できる。
【0062】また、あるウィンドウ内のデータをドラッ
グ・アンド・ドロップの方法で他のウィンドウにコピー
することもできる。例えば行動リストウィンドウ103
内の「列席者のリストアップ」という行動事項をマウス
クリックなどで指定すると、番号120で示す「列席者
のリストアップ」とそのチェックボックスと画面には非
表示のアドレスポインタとが一纏まりで指定され、これ
を矢印121のようにドラッグして一覧用カレンダー表
107上の例えば5月6日の日割りロウにドロップする
と、番号120で示す部分の内容がそのまま一覧レンダ
ー表107の5月6日の日割りロウのメモ用カラムにコ
ピーされる。同時に、この5月6日のメモ用カラムにコ
ピーされた内容は、矢印125で示すように対応する5
月7日の日記欄111にも自動的にコピーされる。ま
た、同じ事項を例えば矢印123で示すように任意の日
記欄ウィンドウ117にドラッグ・アンド・ドロップす
ることもできる。このようなドラッグ・アンド・ドロッ
プの機能は、図9に示す行動リスト表示部95から予定
表表示部99へ行動事項のデータを論理的に受け渡しす
ることに相当する。受け渡しされる行動事項のデータに
は、画面表示されている行動事項とチェックボックスだ
けでなく、その行動事項に対応する説明ファイル83の
アドレスポインタも含まれている。従って、上記のよう
にコピーされた行動事項を一覧用カレンダー表ウィンド
ウ107上や日記欄ウィンドウ117上で指定すること
によっても、その行動事項の説明ファイル83を呼出し
て画面表示することが可能である。以上のドラッグ・ア
ンド・ドロップの機能を活用することにより、スケジュ
ール策定が容易に行える。
【0063】本発明は、更に他の形態でも実施すること
ができる。例えば、予定表部内のカレンダー表は上述の
実施形態のように日付けが縦に並ぶ形式だけでなく、横
に並ぶ形式であってもよい。予定表部は必ずしも1箇月
単位で分れている必要はなく、数箇月単位や1週単位な
どの他の期間で分割されていてもよい。また、見開き2
頁の左辺縁部分に、オーバレイ用カラムとインデックス
番号用カラムだけからなる例えば1箇月分の細長い一覧
カレンダー表を印刷し、残りのスペースに1箇月分の日
記欄を印刷して、見開き2頁だけで1箇月分の予定表を
提供することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるハードタイプのス
ケジュール帳の全体構成を示す斜視図。
【図2】「5・6箇月コース」の行動リストを例示する
平面図。
【図3】「4箇月コース」の行動リストを例示する平面
図。
【図4】予定表部の「1箇月前」部分の構成を示す斜視
図。
【図5】一覧用カレンダー表と日付オーバレイ及び曜日
オーバレイを例示する平面図。
【図6】一覧用カレンダー表と日記用カレンダー表の配
置関係を示す平面図。
【図7】一覧用カレンダー表シートの別の形態を示す斜
視図。
【図8】一覧用カレンダー表シートの更に別の形態を示
す斜視図。
【図9】本発明の別の実施形態にかかるソフトタイプの
スケジュール帳を提供するコンピュータのハード資源利
用態様を示すブロック図。
【図10】図9のソフトタイプのスケジュール帳のディ
スプレイ画面例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 スケジュール帳 3 行動リスト部 5 説明部 7 予定表部 9 一覧用カレンダーシート 11 日記用カレンダーシート 13 日付オーバレイ 15 曜日オーバレイ 21 行動事項 23 チェックボックス 25 ポインタ 27 各行動事項の領域 31 日記欄 33 インデックス番号 35 インデックスタグ 41、53、59 一覧用カレンダー表 43 日割りロウ 45 オーバレイ用カラム 47 インデックス番号用カラム 49 メモ用カラム 51 二つ折シート 57 三つ折シート 71 記憶装置 73 処理装置 75 入力装置 77 出力装置 81 行動事項テーブル 88 説明ファイル 85 カレンダデータ 87 一覧用カレンダ表フォーマット 89 日記欄フォーマット 91 一覧用カレンだ表データテーブル 93 日記ファイル 95 行動リスト表示部 97 説明表示部 99 予定表表示部 101 ディスプレイ画面 103 行動リストウィンドウ 107、110 一覧用カレンダー表ウィンドウ 111、117 日記欄ウィンドウ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の行動項目が行動時期毎に分類され
    た形でリストアップされた行動リストを備えたスケジュ
    ール帳。
  2. 【請求項2】 準備期間の長さの異なる複数のコース別
    の複数の行動リストを備えた請求項1記載のスケジュー
    ル帳。
  3. 【請求項3】 個々の行動項目の解説文が記述された説
    明部を更に備えた請求項1記載のスケジュール帳。
  4. 【請求項4】 前記行動リストが、前記説明部内の各行
    動項目に対応する解説文へのポインタを有する請求項2
    記載のスケジュール帳。
  5. 【請求項5】 所定期間長分の一覧用カレンダー表と、 前記一覧用カレンダー表を特定の期間に適合させるため
    に前記一覧用カレンダー表にオーバレイされる、一連の
    日付を示す日付オーバレイ及び一連の曜日を示す曜日オ
    ーバレイの内の少なくとも一方のオーバレイとを備えた
    スケジュール帳。
  6. 【請求項6】 日付オーバレイが透明材料製で特定の日
    付の部分が着色されており、 前記曜日オーバレイが透明材料製で特定の曜日の部分が
    着色されており、 前記日付オーバレイと前記曜日オーバレイとが重ねて一
    覧用カレンダー表にオーバレイできる請求項5記載のス
    ケジュール帳。
  7. 【請求項7】 所定期間長分の一連の日割り欄が一覧表
    示された一覧用カレンダー表と、少なくとも1日分の日
    記欄が表示された日記用カレンダー表とを備え、 前記一覧用カレンダー表の各日割り欄に各日のインデッ
    クス番号が示され、 前記日記用カレンダー表にも、この日記用カレンダー表
    に含まれる日記欄の対応日のインデックス番号が示され
    ているスケジュール帳。
  8. 【請求項8】 所定期間長分の一連の日割り欄が一覧表
    示された一覧用カレンダー表と、少なくとも1日分の日
    記欄が表示された日記用カレンダー表とを備え、 前記一覧用カレンダー表上に前記日記用カレンダー表を
    重ねたとき前記日記用カレンダー表の外側に前記一覧用
    カレンダー表の少なくとも日付を示す部分がはみ出して
    見えるよう、前記日記用カレンダー表のサイズが前記一
    覧用カレンダー表より小さいスケジュール帳。
  9. 【請求項9】 前記日記用カレンダー表が、この日記用
    カレンダー表に含まれる日記欄に対応する前記一覧用カ
    レンダー表上の日割り欄を指し示すためのタグを有する
    請求項8記載のスケジュール帳。
  10. 【請求項10】 前記日記用カレンダー表の外側にはみ
    出して見える前記一覧用カレンダー表の部分の各日割り
    欄に各日のインデックス番号が示され、 前記日記用カレンダー表にも、この日記用カレンダー表
    に含まれる日記欄の対応日のインデックス番号が示され
    ている請求項8記載のスケジュール帳。
  11. 【請求項11】 複数の行動項目が行動時期毎に分類さ
    れた形でリストアップされた行動リストを備えたスケジ
    ュール帳として、 コンピュータを機能させるための機械読取可能なコンピ
    ュータプログラムを担持したプログラム記録媒体。
  12. 【請求項12】 所定期間長分の一連の日割り欄が一覧
    表示された一覧用カレンダー表と、少なくとも1日分の
    日記欄が表示された日記用カレンダー表とを備え、前記
    一覧用カレンダー表の各日割り欄と前記日記用カレンダ
    ー表の各日記欄とが対応関係をもった態様で表示される
    スケジュール帳として、コンピュータを機能させるため
    の機械読取可能なコンピュータプログラムを担持したプ
    ログラム記録媒体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010158882A (ja) * 2008-12-12 2010-07-22 Kanmido:Kk スケジュール管理用具
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