JPH1142614A - 籾、ピーナッツ殻による高硬度の成形品及びその製造法 - Google Patents

籾、ピーナッツ殻による高硬度の成形品及びその製造法

Info

Publication number
JPH1142614A
JPH1142614A JP21402997A JP21402997A JPH1142614A JP H1142614 A JPH1142614 A JP H1142614A JP 21402997 A JP21402997 A JP 21402997A JP 21402997 A JP21402997 A JP 21402997A JP H1142614 A JPH1142614 A JP H1142614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
hull
molded article
hardness
rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21402997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Mikami
博志 三上
Mutsuo Mishima
睦夫 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AIEN KK
Original Assignee
AIEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AIEN KK filed Critical AIEN KK
Priority to JP21402997A priority Critical patent/JPH1142614A/ja
Publication of JPH1142614A publication Critical patent/JPH1142614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 籾及び/又はピーナッツ殻による高硬度の成
形品及びその製造法を提供する。 【解決手段】 籾及び/又はピーナッツ殻の再利用(リ
サイクル)製品としての、所定のレベルに調整された密
度を有する易分解性/可燃性の高硬度の成形品を製造す
る方法であって、籾及び/又はピーナッツ殻を基本原料
とし、その一部又は全部を切断及び/又は粉砕して所定
の粒度に調整し、これに植物抽出物、水、アルコールを
加え、混合し、熟成した後、所定の形状に成形し、乾燥
し、必要により炭化することを特徴とする前記高硬度の
成形品及びその製造方法。 【効果】 籾殻等の再利用(リサイクル)製品を簡便な
方法で製造することができる。本発明の製品は易分解性
/可燃性であり、適度の硬度及び密度を有する高品質の
成形品であることから、今日の木材等を原料とした各種
製品に代わるものとして、様々な製品への応用が可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来、家畜の餌、
農業用肥料等にしか使用されていなかった籾、ピーナッ
ツ殻等の植物性材料を原料として、その再利用(リサイ
クル)製品としての易分解性/可燃性の高硬度の成形品
を簡便かつ手軽に製造することが可能な、新しいタイプ
の高硬度の成形品を製造する方法及びその製品を提供す
るものである。即ち、本発明は、籾、ピーナッツ殻の再
利用(リサイクル)製品としての、所定のレベルに調整
された密度を有する易分解性/可燃性の高硬度の成形品
の製造方法及びその製品に関するものであり、さらに詳
しくは、本発明は、籾、ピーナッツ殻を基本原料とし、
その一部又は全部を切断及び/又は粉砕し、所定の粒度
に調整した後、これに麦抽出物等の植物抽出物と水、ア
ルコールを加え、混合し、熟成した後、成形し、乾燥す
ることにより高硬度の成形製品を作製することに関す
る。本発明は、このような籾及び/又はピーナッツ殻の
再利用(リサイクル)製品を得ることを可能とするもの
であり、それにより、資源の再利用を促進し、特に、今
日の木材等を原料とした資材、製品等に代わる代替製品
として、様々な用途への応用を可能とし、結果として、
いわゆるエコロジーに対応した製品の普及、さらには自
然界の保護にもつながるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、籾殻等の植物性材料は、そのほと
んどが廃棄され、そのごく一部が農業用肥料、又は家畜
の飼料等として使用される程度であり、これに二次的な
加工を施し、付加価値をつけ、いわゆる資源の再利用等
に積極的に応用する試みは一部を除きほとんどなかっ
た。そのような状況下にあって、従来、籾殻等の植物性
材料を用いて可分解性等の容器を製造する方法及びその
製品等がいくつか提案されている。その代表的なものを
いくつか例示してみると、例えば、使用後の廃棄処理を
公害を生じさせることなく行うことができ、食品用等と
して好適に用いられる非無機性容器及びその製造方法に
関するものとして、動物又は植物由来の骨材、植物結合
剤及び水を含有する非無機性組成物を容器性状に成形
し、次いでこの成形品を焼成することを特徴とする非無
機性容器の製造方法(特開平4−283242号公
報)、が報告されている。上記方法では、籾殻等の穀物
の外皮等の植物由来のものが原料として用いられている
が、250〜300℃で焼成する等の格別の工程を必須
としている。
【0003】また、一種の包装用の箱、缶、袋等の可分
解性容器の製造方法に関するものとして、籾殻等の粉砕
粉と含水澱粉を加熱して糊化したものとを混合し、攪拌
したものをダイにて加熱加圧成形し、これに可分解性プ
ラスチックフィルムを塗布し、カバー層を形成するステ
ップからなる可分解性容器の製造方法(特開平7−20
5120号公報)、が報告されている。上記方法は、一
層の可分解性プラスチックフィルムのカバー層を設けた
ことで、防水性及び耐熱性を得ることを特徴とするもの
であり、上記カバー層を形成することが必須の工程とな
っている。
【0004】また、自然環境を害することなく、廃棄処
理された場合には自然に土に戻ることが出来、さらに材
料費も安くて低コストの器を提供するものとして、ソバ
やソバ殻、籾殻等の乾物類を細かく砕いて粉末体又は粒
状体とし、これらにカシュー塗料を混合したものを材料
とし、該材料を所定の金型に入れて高温下で加圧して成
形し、該成形体の表面にはさらに塗料を塗布したことを
特徴とする器(特開平8−91340号公報)、が報告
されている。上記の器の製造方法は、約160〜190
℃の高温下で成形すること、カシュー塗料を混合するこ
と、表面に塗料を塗布すること、が必須の工程となって
おり、その製造方法はかなり特異的なものである。
【0005】さらに、農業廃棄物等の有効利用を図るも
のとして、植物性繊維材と、でんぷんを主成分とする接
着剤と、植物育成のための肥料材とからなるとともに、
これら各素材に所定量の水分を加えて混練し、さらに
は、これら素材を、成形手段によって縦壁及び底部から
なる所定の形態に成形し、これによって容器状物体を成
形することとした構成からなることを特徴とする育苗用
容器(特開平8−140490号公報)、が報告されて
いる。上記容器は、籾殻等の植物性繊維材、接着剤、肥
料分等を所定の形態に成形した点に特徴を有するもので
ある。このように、従来、籾殻等の植物性材料を用いて
なる各種の容器及びその製造方法等がいくつか報告され
ているが、その方法は、上記のように、いずれも特異的
な工程を必須とする複雑なものであり、また、その製品
も、廃棄物の有効利用、可分解性などの点で一定の目的
は達しているものの、その用途分野はごく限られたもの
であって、製品の品質面及びその用途の面等でいまだ改
善すべき点が多々あり、より簡便かつ手軽な方法で、し
かもその高付加価値化が可能な新しい製法及びより付加
価値の高い新しいタイプの製品の開発が強く求められて
いる状況にあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、本発明者らは、籾殻等を用いて、簡便な方法で、し
かも高い付加価値を有する新しい製品を開発することを
目標として種々研究を積み重ねる中で、籾殻等を基本原
料とし、その一部又は全部を切断及び/又は粉砕し、所
定の粒度に調整した後、これに植物抽出物と水、アルコ
ールを加え、混合し、これを熟成した後、所定の形状に
成形し、乾燥することにより、これまでの製品にない適
度の硬度、密度を具備した高品質の成形品を簡便な操作
と低コストで製造し得ることを見出し、本発明を完成す
るに至った。本発明は、籾及び/又はピーナッツ殻の再
利用(リサイクル)製品としての、所定のレベルに調整
された適度の硬度、密度を具備した高品質の成形品を製
造する方法を提供することを目的とする。また、本発明
は、籾及び/又はピーナッツ殻を原料とした、易分解性
かつ可燃性の高硬度の成形品の製造方法を提供すること
を目的とする。さらに、本発明は、上記特性を有する成
形品を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、籾及び/又はピーナッツ殻の再利用(リサ
イクル)製品としての、所定のレベルに調整された密度
を有する易分解性/可燃性の高硬度の成形品を製造する
方法であって、籾及び/又はピーナッツ殻を基本原料と
し、その一部又は全部を切断及び/又は粉砕して所定の
粒度に調整し、これに植物抽出物と水、アルコールを加
え、混合し、熟成した後、所定の形状に成形し、乾燥
し、必要により炭化することを特徴とする前記高硬度の
成形品の製造方法、である。また、本発明の他の態様
は、籾及び/又はピーナッツ殻の再利用(リサイクル)
製品としての、所定のレベルに調整された密度を有する
易分解性/可燃性の高硬度の成形品であって、前記の方
法により製造してなる高硬度の成形品、である。さら
に、本発明は、植物抽出物が、麦抽出物等の穀類抽出物
である前記の成形品の製造方法、成形品が、固形燃料、
脱臭材料、トレー、容器、又は包装体である前記の成形
品の製造方法、を好ましい実施の態様とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明についてさらに詳述
する。本発明では、籾及び/又はピーナッツ殻を基本原
料として使用するが、該籾殻等は、前処理を施して、そ
の一部又は全部を適宜の手段で切断及び/又は粉砕し
て、その一部又は全部を所定の形状、粒度、即ち所定の
大きさの切片状ないし細かく砕かれた粒状又は粉末状に
調整することが重要である。この場合、籾殻等の全部を
一律に切断、粉砕しても良く、あるいは、その一部を切
断、粉砕したものを用いても良い。これらの形状、粒度
等は、目的とする製品に求められる硬度、密度等の特性
に応じて適宜の範囲に調節すれば良く、その形状、粒度
等については特に限定されるものではない。この点につ
いて、さらに具体的に説明すると、例えば、軽量化が求
められる容器等については、必ずしも、完全な粉砕粉に
する必要はなく、所定の大きさの切片状、粒状のものを
適宜の割合で含むように配合してその硬度、密度等を所
定のレベルに調整することが好ましい。また、製品の硬
度、密度等を調整する目的で、上記籾殻等の形状、粒度
の調整に加え、他の天然由来の材料、例えば、パルプ、
セルロース系資材など、他の適宜の原材料を付加的に配
合することも適宜可能である。
【0009】本発明は、上記のように、籾及び/又はピ
ーナッツ殻を主原料とし、これを粉末状等にした後、麦
抽出物等の植物抽出物と水、アルコール等を加え、ミキ
サー等により混合し、混合工程も含め+80℃以下−4
0℃までの環境温度領域にて0.01時間〜150日間
貯蔵し、籾及び/又はピーナッツ殻と水並びに他の混合
物とを十分に馴染ませる熟成工程を採ることを大きな特
徴としており、その後に、それらを成形し、乾燥するこ
とにより、様々な形態の高硬度の成形製品を作製するこ
とを特徴としている。この場合、環境温度領域を+80
℃〜−40℃とするのは、80℃より高いと、配合した
アルコールが気化し、成形した塊に空孔ができ均質性が
低下し適度の硬度のものが得られない恐れがあること、
また、−40℃より低いと、取扱いが困難となり、ま
た、取り扱い上、凍傷など人体に悪影響をあたえること
があること等があげられるためである。本発明では、上
記特定の条件下での熟成処置を行うことが重要であり、
かかる処置が不十分であると所期の効果を得ることが出
来ない。植物抽出物は、例えば、麦抽出物等の穀類抽出
物、特にその有機溶媒抽出物、水/アルコール抽出物、
等が好適なものとしてあげられるが、それに限らず、同
効の機能、作用を有するものであれば同様に使用するこ
とが出来る。また、アルコールはエタノール、メタノー
ル等適宜のものが使用される。それらの配合量は、上記
主原料を十分にこれらの混合物に馴染ませるレベルであ
れば良く特に限定されるものではない。上記工程によ
り、原料の結着力を高め、格別の化学合成品、化学的添
加剤等を添加することなく製品の強度、剛性等を高める
機能及び作用を奏することが出来る。原料配合として、
製品の特性を改良する目的で、適宜の天然型の改良剤、
増量剤等を添加することも適宜可能である。本発明は、
上記のように、籾及び/又はピーナッツ殻を主原料とす
るが、これらに限らず、籾及び/又はピーナッツ殻と同
等又は類似のものであれば同様に使用することが可能で
ある。
【0010】次に、成形は、目的とする製品の形態に応
じて、適宜の形状、形態に適宜の手段で成形すれば良
く、それらは特に限定されないが、例えば、金型、プレ
ス型、ダイ等による加圧圧縮成形手段、型内成形手段等
により、適宜形態のトレー、容器、ボウル、皿、板、包
装用の箱、袋、各種固形燃料、植木鉢、装飾品、各種の
物品等に成形する方法が好適なものとして例示される。
この場合、加熱手段を併用することも適宜可能であり、
それにより防水性、耐熱性などの特性を付与することが
可能となる。乾燥は、所定のレベルに調湿された乾燥装
置で水分10%未満まで乾燥することが好ましい。本発
明においては、さらに、これらを、必要により、所定の
焼成手段を用いて炭化させることにより、例えば、吸着
材料、除菌材料、脱臭材料、携帯燃料等にも応用するこ
とが可能となる。以上、このような籾及び/又はピーナ
ッツ殻の再利用(リサイクル)製品を得ることにより、
木材等を原料とした資材、製品等に代わる高品質の代替
製品として、上記製品、その他、鮮度保持材料、炭ペー
パー、木材の代用品など、様々な用途に応用でき、それ
により、籾殻等の再利用が可能となり、結果的に環境に
やさしいエコロジカルな製品の普及、自然界の保護にも
つながるものである。
【0011】
【実施例】次に、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明は該実施例によって何ら限定されるも
のではない。 実施例1 米殻を粉砕し、麦抽出物(水/アルコール抽出物)と
水、アルコールを混合した溶液100mlに、100g
の粉砕物を加え、ミキサーにて混合後、1日間、−5℃
環境下で馴染ませた後、板状に成形し、含有水分0.0
5%まで乾燥を行った。その結果、均質かつ高硬度な高
品質の板が出来上がった。一方、混合後、馴染ませるこ
となく、直ちに成形、乾燥したものは、均一に板状に延
ばすことが困難となり、部分的に強度の弱いものが出来
上がった。
【0012】実施例2 米殻を粉砕し、麦抽出物と水、アルコールを混合した溶
液120mlに、80gの粉砕物を加え、ミキサーにて
混合後、150日間、−1℃で馴染ませた後、球状に成
形し、含有水分0.01%まで乾燥を行った。その結
果、均質かつ高硬度な球が出来上がった。一方、混合
後、馴染ませることなく、直ちに成形、乾燥したもの
は、歪な形状となり、部分的に強度の弱いものが出来上
がった。
【0013】実施例3 ピーナッツ殻を粉砕し、麦抽出物と水、アルコールを混
合した溶液100mlに、50gの粉砕物を加え、ミキ
サーにて混合後、10日間、+40℃で馴染ませた後、
板状に成形し、含有水分0.03%まで乾燥を行った。
その結果、均質かつ高硬度な板が出来上がった。一方、
混合後、馴染ませることなく、直ちに成形、乾燥したも
のは、部分的に強度の弱いものが出来上がった。
【0014】実施例4 米殻を粉砕し、麦抽出物と水、アルコールを混合した溶
液50mlに、20gの粉砕物を加え、ミキサーにて混
合後、0.01日間、+40℃で馴染ませた後、板状に
成形し、含有水分0.3%まで乾燥を行った。その結
果、均質かつ高硬度な高品質の板が出来上がった。一
方、混合後、馴染ませることなく、80℃環境下にて直
ちに成形、乾燥したものは、均一に板状に延ばすことが
困難となり、部分的に強度の弱いものが出来上がった。
【0015】実施例5 ピーナッツ殻を粉砕し、麦抽出物と水、アルコールを混
合した溶液50mlに、100gの粉砕物を加え、ミキ
サーにて混合後、2日間、+20℃で馴染ませた後、板
状に成形し、含有水分0.1%まで乾燥を行った。その
結果、均質かつ高硬度な板が出来上がった。一方、混合
後、馴染ませることなく、直ちに成形、乾燥したもの
は、均一に板状に延ばすことが困難となり、部分的に強
度の弱いものが出来上がった。また、これらを炭化した
ところ、馴染ませる処置(熟成)を行ったものは表皮が
美しいのに対し、無処理は表皮がざらざらしており品質
としてあまり良いものでは無かった。
【0016】実施例6 米殻を粉砕し、麦抽出物と水、アルコールを混合した溶
液100mlに、200gの粉砕物を加え、ミキサーに
て混合後、100日間、−10℃で馴染ませた後、板状
に成形し、含有水分0.5%まで乾燥を行った。その結
果、均質かつ高硬度な板が出来上がった。一方、混合
後、馴染ませることなく、直ちに成形、乾燥したもの
は、均一に板状に延ばすことが困難となり、部分的に強
度の弱いものが出来上がった。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、籾殻等
の再利用(リサイクル)製品としての、所定のレベルに
調整された密度を有する易分解性/可燃性の高硬度の成
形品を製造する方法であって、籾殻等を基本原料とし、
その一部又は全部を切断及び/又は粉砕して所定の粒度
に調整し、これに植物抽出物、水、アルコールを加え、
混合し、熟成した後、所定の形状に成形し、乾燥し、必
要により炭化することを特徴とする前記高硬度の成形品
の製造方法に係るものであり、本発明によれば、籾殻等
の再利用(リサイクル)製品を簡便な方法で製造するこ
とができる。本発明の製品は易分解性/可燃性であり、
適度の硬度及び密度を有する高品質の成形品であること
から、今日の木材等を原料とした各種製品に代わるもの
として、様々な製品への応用が可能である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾及び/又はピーナッツ殻の再利用(リ
    サイクル)製品としての、所定のレベルに調整された密
    度を有する易分解性/可燃性の高硬度の成形品を製造す
    る方法であって、籾及び/又はピーナッツ殻を基本原料
    とし、その一部又は全部を切断及び/又は粉砕して所定
    の粒度に調整し、これに植物抽出物と水、アルコールを
    加え、混合し、熟成した後、所定の形状に成形し、乾燥
    し、必要により炭化することを特徴とする前記高硬度の
    成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 植物抽出物が、麦抽出物等の穀類抽出物
    である請求項1記載の成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】 成形品が、固形燃料、脱臭材料、トレ
    ー、容器、又は包装体である請求項1記載の成形品の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 籾及び/又はピーナッツ殻の再利用(リ
    サイクル)製品としての、所定のレベルに調整された密
    度を有する易分解性/可燃性の高硬度の成形品であっ
    て、請求項1記載の方法により製造してなる高硬度の成
    形品。
JP21402997A 1997-07-24 1997-07-24 籾、ピーナッツ殻による高硬度の成形品及びその製造法 Pending JPH1142614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21402997A JPH1142614A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 籾、ピーナッツ殻による高硬度の成形品及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21402997A JPH1142614A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 籾、ピーナッツ殻による高硬度の成形品及びその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1142614A true JPH1142614A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16649106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21402997A Pending JPH1142614A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 籾、ピーナッツ殻による高硬度の成形品及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1142614A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060064367A (ko) * 2004-12-08 2006-06-13 (주)케이앤비글로벌 천연재료를 이용한 성형품 및 그 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060064367A (ko) * 2004-12-08 2006-06-13 (주)케이앤비글로벌 천연재료를 이용한 성형품 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101491406A (zh) 一种可全降解一次性餐具及其制作方法
JP3893142B1 (ja) 自然分解される無公害の使い捨て容器及びその製造方法
WO2007073039A1 (en) Natural binder for binding natural powder and manufacturing method thereof
WO2002020667A2 (en) Moulded product
EP0675920A1 (de) Verwendung einer zusammensetzung für einen werkstoff in spritzgussverfahren
KR20020090679A (ko) 생분해성 재료 조성물과 이를 이용한 생분해성 재료제성형품 제조 방법
KR100368048B1 (ko) 성형품 제조용 조성물 및 이를 이용한 성형품 제조 방법
JP4182755B2 (ja) 澱粉、粉砕した植物繊維叉は生ゴミを処理した有機肥料を主材とした生分解性粉砕植物繊維成型品の製造方法
JPH1142614A (ja) 籾、ピーナッツ殻による高硬度の成形品及びその製造法
GB2483426A (en) Manufacturing pellets or bricks from damp digested waste material
WO2007123318A1 (en) Isinglass-based fine powder composition for use in the production of completely biodegradable disposable tableware
KR101454166B1 (ko) 우분탄 조성물 및 이에 의한 우분탄, 그리고 이를 위한 우분탄 제조방법
CN1476818A (zh) 环保棺材的原料组成及其制备方法
US20050234153A1 (en) Biodegradable resin composition
KR20020048709A (ko) 지력 향상성을 갖는 매립형 육묘용기 제조용 조성물,그로부터 제조된 매립형 육묘용기 및 그의 제조방법
JP2004276463A (ja) 器類
KR20020014854A (ko) 정제형 부산물 비료의 제조 방법
KR20020025108A (ko) 일회용 생분해성 용기
KR101169735B1 (ko) 왕겨, 쌀겨 및 생분해성 전분을 주성분으로 하는 친환경 육묘용 포트 및 그 제조 방법
JPH11166055A (ja) 生分解性または生崩壊性素材の製造方法
JP3401547B2 (ja) 家畜用飼料およびその製造方法
JPH09294480A (ja) 生分解性素材
KR102703226B1 (ko) 친환경 포장재 조성물 및 이의 제조방법
US20020084549A1 (en) Method of making non-polluting products
KR100455479B1 (ko) 환경친화형 식물성 일회용 식품 용기 및 그의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040430

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070314

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02