JPH1142503A - 耐熱塑性変形性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具 - Google Patents
耐熱塑性変形性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具Info
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- JPH1142503A JPH1142503A JP20310897A JP20310897A JPH1142503A JP H1142503 A JPH1142503 A JP H1142503A JP 20310897 A JP20310897 A JP 20310897A JP 20310897 A JP20310897 A JP 20310897A JP H1142503 A JPH1142503 A JP H1142503A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 耐熱塑性変形性にすぐれた被覆超硬工具を提
供する。 【解決手段】 被覆超硬工具が、結合相形成成分として
Co:5〜12%、第1分散相として(Ta,W,M)
Cおよび/または(Ta,W,M)CN[ただし、Mは
Ti、Zr、Nb、およびCrのうちの1種または2種
以上を示す]:5〜30重量%、を含有し、残りが第2
分散相としてのWCと不可避不純物からなる内部組成、
並びに結合相と上記第1および第2分散相の内部3相組
織を有する超硬基体の表面に、TiC層、TiN層、T
iCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO
層のうちの1種の単層または2種以上の複層、さらに必
要に応じてAl2 O3 層からなる硬質被覆層を5〜30
μmの範囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/また
は物理蒸着してなる。
供する。 【解決手段】 被覆超硬工具が、結合相形成成分として
Co:5〜12%、第1分散相として(Ta,W,M)
Cおよび/または(Ta,W,M)CN[ただし、Mは
Ti、Zr、Nb、およびCrのうちの1種または2種
以上を示す]:5〜30重量%、を含有し、残りが第2
分散相としてのWCと不可避不純物からなる内部組成、
並びに結合相と上記第1および第2分散相の内部3相組
織を有する超硬基体の表面に、TiC層、TiN層、T
iCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO
層のうちの1種の単層または2種以上の複層、さらに必
要に応じてAl2 O3 層からなる硬質被覆層を5〜30
μmの範囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/また
は物理蒸着してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、すぐれた耐熱塑
性変形性を有し、かつ耐欠損性にもすぐれているので、
特に高い発熱量を伴う、例えば鋼や鋳鉄などの断続切削
を高速で行った場合にも、切刃に偏摩耗や、欠けおよび
チッピング(微小欠け)などの発生なく、すぐれた切削
性能を長期に亘って発揮する表面被覆炭化タングステン
基超硬合金製切削工具(以下、被覆超硬工具と云う)に
関するものである。
性変形性を有し、かつ耐欠損性にもすぐれているので、
特に高い発熱量を伴う、例えば鋼や鋳鉄などの断続切削
を高速で行った場合にも、切刃に偏摩耗や、欠けおよび
チッピング(微小欠け)などの発生なく、すぐれた切削
性能を長期に亘って発揮する表面被覆炭化タングステン
基超硬合金製切削工具(以下、被覆超硬工具と云う)に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特公昭56−9365号公
報に記載されるように、内部が、重量%で(以下、%は
重量%を示す)、結合相形成成分として鉄族金属のうち
の1種以上:3〜30重量%、第1分散相として周期律
表の4a、5a、および6a族金属の窒化物および炭窒
化物のうちの1種以上:2〜30%、を含有し、残りが
第2分散相としての炭化タングステン(以下、WCで示
す)と不可避不純物からなる組成、並びに結合相と上記
第1および第2分散相の3相組織を有し、かつ工具縦断
面で観察して、表面から2〜100μmの範囲内の所定
の幅に亘って、Coの最高含有量が上記内部のCo含有
量に対する比率で1.1〜2.0の範囲内にあるが、上
記第1分散相が存在せず、結合相と上記第2分散相の表
面2相組織帯域が存在するWC基超硬合金基体(以下、
超硬基体と云う)の表面に、周期律表の4a、5a、お
よび6a族金属の炭化物、窒化物、および酸化物、並び
にこれらの2種以上の固溶体、さらに酸化アルミニウム
(以下、Al2 O3で示す)のうちの1種の単層または
2種以上の複層からなる硬質被覆層を1〜20μmの範
囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸
着してなる被覆超硬工具が、真空焼結法によって製造さ
れ、かつ超硬基体に形成された上記表面2相組織帯域に
よってすぐれた耐欠損性をもつことから、例えば鋼や鋳
鉄などの断続切削に用いられていることも知られてい
る。
報に記載されるように、内部が、重量%で(以下、%は
重量%を示す)、結合相形成成分として鉄族金属のうち
の1種以上:3〜30重量%、第1分散相として周期律
表の4a、5a、および6a族金属の窒化物および炭窒
化物のうちの1種以上:2〜30%、を含有し、残りが
第2分散相としての炭化タングステン(以下、WCで示
す)と不可避不純物からなる組成、並びに結合相と上記
第1および第2分散相の3相組織を有し、かつ工具縦断
面で観察して、表面から2〜100μmの範囲内の所定
の幅に亘って、Coの最高含有量が上記内部のCo含有
量に対する比率で1.1〜2.0の範囲内にあるが、上
記第1分散相が存在せず、結合相と上記第2分散相の表
面2相組織帯域が存在するWC基超硬合金基体(以下、
超硬基体と云う)の表面に、周期律表の4a、5a、お
よび6a族金属の炭化物、窒化物、および酸化物、並び
にこれらの2種以上の固溶体、さらに酸化アルミニウム
(以下、Al2 O3で示す)のうちの1種の単層または
2種以上の複層からなる硬質被覆層を1〜20μmの範
囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸
着してなる被覆超硬工具が、真空焼結法によって製造さ
れ、かつ超硬基体に形成された上記表面2相組織帯域に
よってすぐれた耐欠損性をもつことから、例えば鋼や鋳
鉄などの断続切削に用いられていることも知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の切削加工
の高能率化および省力化に対する要求は強く、これに伴
い、切削加工は高速化の傾向にあるが、上記従来被覆超
硬工具を断続切削に用いるのに際して、これを高速で行
うと、高速断続切削の場合大きな熱発生を伴うために、
切刃が熱塑性変形を起こし易く、この結果偏摩耗の進行
が著しく促進され、これが原因で比較的短時間で使用寿
命に至るのが現状である。
の高能率化および省力化に対する要求は強く、これに伴
い、切削加工は高速化の傾向にあるが、上記従来被覆超
硬工具を断続切削に用いるのに際して、これを高速で行
うと、高速断続切削の場合大きな熱発生を伴うために、
切刃が熱塑性変形を起こし易く、この結果偏摩耗の進行
が著しく促進され、これが原因で比較的短時間で使用寿
命に至るのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、耐熱塑性変形性のすぐれた被覆
超硬工具を開発すべく、特に上記のすぐれた耐欠損性を
有する従来被覆超硬工具に着目し、研究を行った結果、
超硬基体内部の組成を、結合相形成成分としてCo:5
〜12%、第1分散相としてTaとWとM(ただし、M
はTi、Zr、Nb、およびCrのうちの1種または2
種以上を示す)との炭化物固溶体および炭窒化物固溶体
[以下、それぞれ(Ta,W,M)Cおよび(Ta,
W,M)CNで示す]、のいずれか一方、または両方:
5〜30重量%、を含有し、残りが第2分散相としての
WCと不可避不純物からなる組成に特定した上で、これ
の真空焼結に際して、焼結温度への昇温過程における少
なくとも800〜1300℃の温度範囲を圧力:10〜
500torrの窒素雰囲気とすると、いずれも工具縦
断面で観察して、表面から所定幅に亘って、Coの最高
含有量が上記内部のCo含有量に比して高く、かつ上記
第1分散相が存在せず、結合相と上記第2分散相からな
る表面2相組織帯域が形成されると同時に、前記表面2
相組織帯域に隣接して、同じく所定幅に亘って、Coの
最低含有量は上記内部のCo含有量に比して低いが、上
記第1分散相の最高含有量が上記内部の第1分散相の含
有量に比して高い中間3相組織帯域が形成されるように
なり、この場合上記表面2相組織帯域の幅およびCo最
高含有比率、さらに上記中間3相組織帯域の幅、Co最
低含有比率、および上記第1分散相の最高含有比率は、
いずれも上記超硬基体内部組成や焼結時の昇温過程にお
ける窒素雰囲気導入温度範囲およびその窒素圧力、さら
に焼結温度などによって制御することができ、このよう
に製造された超硬基体の表面に、化学蒸着法および/ま
たは物理蒸着法を用いて、硬質被覆層、特に望ましくは
Tiの炭化物(以下、TiCで示す)層、窒化物(以
下、TiNで示す)層、炭窒化物(以下、TiCNで示
す)層、炭酸化物(以下、TiCOで示す)層、窒酸化
物(以下、TiNOで示す)層、および炭窒酸化物(以
下、TiCNOで示す)層のうちの1種の単層または2
種以上の複層、さらに必要に応じてAl2 O3 層からな
る硬質被覆層を形成すると、この結果の被覆超硬工具
は、超硬基体における上記表面2相組織帯域によってす
ぐれた耐欠損性が確保され、また上記中間3相組織帯域
によって著しくすぐれた耐熱塑性変形性が確保され、し
たがって耐欠損性が要求される鋼や鋳鉄などの断続切削
を高速で行っても、高い熱発生にもかかわらず、切刃に
偏摩耗の発生なく、かつ欠けやチッピングなどの発生も
なく、すぐれた切削性能を長期に亘って発揮するように
なるという研究結果を得たのである。
上述のような観点から、耐熱塑性変形性のすぐれた被覆
超硬工具を開発すべく、特に上記のすぐれた耐欠損性を
有する従来被覆超硬工具に着目し、研究を行った結果、
超硬基体内部の組成を、結合相形成成分としてCo:5
〜12%、第1分散相としてTaとWとM(ただし、M
はTi、Zr、Nb、およびCrのうちの1種または2
種以上を示す)との炭化物固溶体および炭窒化物固溶体
[以下、それぞれ(Ta,W,M)Cおよび(Ta,
W,M)CNで示す]、のいずれか一方、または両方:
5〜30重量%、を含有し、残りが第2分散相としての
WCと不可避不純物からなる組成に特定した上で、これ
の真空焼結に際して、焼結温度への昇温過程における少
なくとも800〜1300℃の温度範囲を圧力:10〜
500torrの窒素雰囲気とすると、いずれも工具縦
断面で観察して、表面から所定幅に亘って、Coの最高
含有量が上記内部のCo含有量に比して高く、かつ上記
第1分散相が存在せず、結合相と上記第2分散相からな
る表面2相組織帯域が形成されると同時に、前記表面2
相組織帯域に隣接して、同じく所定幅に亘って、Coの
最低含有量は上記内部のCo含有量に比して低いが、上
記第1分散相の最高含有量が上記内部の第1分散相の含
有量に比して高い中間3相組織帯域が形成されるように
なり、この場合上記表面2相組織帯域の幅およびCo最
高含有比率、さらに上記中間3相組織帯域の幅、Co最
低含有比率、および上記第1分散相の最高含有比率は、
いずれも上記超硬基体内部組成や焼結時の昇温過程にお
ける窒素雰囲気導入温度範囲およびその窒素圧力、さら
に焼結温度などによって制御することができ、このよう
に製造された超硬基体の表面に、化学蒸着法および/ま
たは物理蒸着法を用いて、硬質被覆層、特に望ましくは
Tiの炭化物(以下、TiCで示す)層、窒化物(以
下、TiNで示す)層、炭窒化物(以下、TiCNで示
す)層、炭酸化物(以下、TiCOで示す)層、窒酸化
物(以下、TiNOで示す)層、および炭窒酸化物(以
下、TiCNOで示す)層のうちの1種の単層または2
種以上の複層、さらに必要に応じてAl2 O3 層からな
る硬質被覆層を形成すると、この結果の被覆超硬工具
は、超硬基体における上記表面2相組織帯域によってす
ぐれた耐欠損性が確保され、また上記中間3相組織帯域
によって著しくすぐれた耐熱塑性変形性が確保され、し
たがって耐欠損性が要求される鋼や鋳鉄などの断続切削
を高速で行っても、高い熱発生にもかかわらず、切刃に
偏摩耗の発生なく、かつ欠けやチッピングなどの発生も
なく、すぐれた切削性能を長期に亘って発揮するように
なるという研究結果を得たのである。
【0005】この発明は、上記の研究結果に基づいてな
されたものであって、内部が、結合相形成成分としてC
o:5〜12%、第1分散相として(Ta,W,M)C
および/または(Ta,W,M)CN[ただし、MはT
i、Zr、Nb、およびCrのうちの1種または2種以
上を示す]:5〜30重量%、を含有し、残りが第2分
散相としてのWCと不可避不純物からなる組成、並びに
結合相と上記第1および第2分散相の3相組織を有し、
かつ工具縦断面で観察して、表面から10〜50μmの
範囲内の所定の幅に亘って、Coの最高含有量が上記内
部のCo含有量に対する比率で1.1〜1.5の範囲内
にあるが、上記第1分散相が存在せず、結合相と上記第
2分散相の表面2相組織帯域が存在し、さらに上記表面
2相組織帯域に隣接して、同じく工具縦断面で観察し
て、10〜200μmの範囲内の所定の幅に亘って、C
oの最低含有量は上記内部のCo含有量に対する比率で
0.5〜1.0の範囲内にあり、かつ上記第1分散相の
最高含有量が上記内部の第1分散相の含有量に対する比
率で1.3〜3.0の範囲内にある中間3相組織帯域が
存在する超硬基体の表面に、TiC層、TiN層、Ti
CN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層
のうちの1種の単層または2種以上の複層、さらに必要
に応じてAl2 O3層からなる硬質被覆層を5〜30μ
mの範囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/または
物理蒸着してなる、耐熱塑性変形性にすぐれた被覆超硬
工具に特徴を有するものである。
されたものであって、内部が、結合相形成成分としてC
o:5〜12%、第1分散相として(Ta,W,M)C
および/または(Ta,W,M)CN[ただし、MはT
i、Zr、Nb、およびCrのうちの1種または2種以
上を示す]:5〜30重量%、を含有し、残りが第2分
散相としてのWCと不可避不純物からなる組成、並びに
結合相と上記第1および第2分散相の3相組織を有し、
かつ工具縦断面で観察して、表面から10〜50μmの
範囲内の所定の幅に亘って、Coの最高含有量が上記内
部のCo含有量に対する比率で1.1〜1.5の範囲内
にあるが、上記第1分散相が存在せず、結合相と上記第
2分散相の表面2相組織帯域が存在し、さらに上記表面
2相組織帯域に隣接して、同じく工具縦断面で観察し
て、10〜200μmの範囲内の所定の幅に亘って、C
oの最低含有量は上記内部のCo含有量に対する比率で
0.5〜1.0の範囲内にあり、かつ上記第1分散相の
最高含有量が上記内部の第1分散相の含有量に対する比
率で1.3〜3.0の範囲内にある中間3相組織帯域が
存在する超硬基体の表面に、TiC層、TiN層、Ti
CN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層
のうちの1種の単層または2種以上の複層、さらに必要
に応じてAl2 O3層からなる硬質被覆層を5〜30μ
mの範囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/または
物理蒸着してなる、耐熱塑性変形性にすぐれた被覆超硬
工具に特徴を有するものである。
【0006】つぎに、この発明の被覆超硬工具におい
て、超硬基体の内部組成、並びに超硬基体における表面
2相組織帯域および中間3相組織帯域の幅、Coの含有
比率、および上記第1分散相の含有比率、さらに硬質被
覆層の平均層厚を上記の通りに限定した理由を説明す
る。 (A)超硬基体の内部組成 Co成分は焼結性を促進させて、強度を向上させるのに
不可欠の成分であるが、その含有量が5%未満では、所
望の強度を確保することができず、一方その含有量が1
2%を越えると、耐摩耗性が急に低下するようになるこ
とから、その含有量を5〜12%、望ましくは6〜10
%と定めた。また、第1分散相には、硬さを向上させ、
もって耐摩耗性を向上させる作用があるが、その含有量
が5%未満では、所望の耐摩耗性向上効果が得られず、
一方その含有量が30%を越えると、切刃の耐欠損性が
低下するようになることから、その含有量を5〜30
%、望ましくは10〜20%と定めた。
て、超硬基体の内部組成、並びに超硬基体における表面
2相組織帯域および中間3相組織帯域の幅、Coの含有
比率、および上記第1分散相の含有比率、さらに硬質被
覆層の平均層厚を上記の通りに限定した理由を説明す
る。 (A)超硬基体の内部組成 Co成分は焼結性を促進させて、強度を向上させるのに
不可欠の成分であるが、その含有量が5%未満では、所
望の強度を確保することができず、一方その含有量が1
2%を越えると、耐摩耗性が急に低下するようになるこ
とから、その含有量を5〜12%、望ましくは6〜10
%と定めた。また、第1分散相には、硬さを向上させ、
もって耐摩耗性を向上させる作用があるが、その含有量
が5%未満では、所望の耐摩耗性向上効果が得られず、
一方その含有量が30%を越えると、切刃の耐欠損性が
低下するようになることから、その含有量を5〜30
%、望ましくは10〜20%と定めた。
【0007】(B)表面2相組織帯域 その幅が10μm未満でも、またCoの最高含有比率が
1.1未満でも耐欠損性に所望の向上効果が得られず、
一方その幅が50μmを越えても、またCoの最高含有
比率が1.5を越えても、この帯域で熱塑性変形が発生
するようになることから、その幅を10〜50μm、望
ましくは20〜35μm,Coの含有比率を1.1〜
1.5、望ましくは1.2〜1.4とそれぞれ定めた。
1.1未満でも耐欠損性に所望の向上効果が得られず、
一方その幅が50μmを越えても、またCoの最高含有
比率が1.5を越えても、この帯域で熱塑性変形が発生
するようになることから、その幅を10〜50μm、望
ましくは20〜35μm,Coの含有比率を1.1〜
1.5、望ましくは1.2〜1.4とそれぞれ定めた。
【0008】(C)中間3相組織帯域 その幅が10μm未満でも、またCoの最低含有比率が
1.0を越えても、さらに第1分散相の最高含有比率が
1.3未満でも所望のすぐれた耐熱塑性変形性を確保す
ることができず、一方その幅が200μmを越えたり、
またCoの最低含有比率が0.5未満になったり、さら
に第1分散相の最高含有比率が3.0を越えたりする
と、切刃の耐欠損性が低下するようになることから、そ
の幅を10〜200μm、望ましくは50〜150μ
m,Coの最低含有比率を0.5〜1.0、望ましくは
0.6〜0.8、そして第1分散相の最高含有比率を
1.3〜3.0、望ましくは1.6〜2.6とそれぞれ
定めた。
1.0を越えても、さらに第1分散相の最高含有比率が
1.3未満でも所望のすぐれた耐熱塑性変形性を確保す
ることができず、一方その幅が200μmを越えたり、
またCoの最低含有比率が0.5未満になったり、さら
に第1分散相の最高含有比率が3.0を越えたりする
と、切刃の耐欠損性が低下するようになることから、そ
の幅を10〜200μm、望ましくは50〜150μ
m,Coの最低含有比率を0.5〜1.0、望ましくは
0.6〜0.8、そして第1分散相の最高含有比率を
1.3〜3.0、望ましくは1.6〜2.6とそれぞれ
定めた。
【0009】(D)硬質被覆層の平均層厚 その厚さが5μm未満では、所望のすぐれた耐摩耗性を
確保することができず、一方その厚さが30μmを越え
ると、耐欠損性が低下するようになることから、その厚
さを5〜30μm、望ましくは7〜20μmと定めた。
確保することができず、一方その厚さが30μmを越え
ると、耐欠損性が低下するようになることから、その厚
さを5〜30μm、望ましくは7〜20μmと定めた。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の被覆超硬工具を実施例
により具体的に説明する。原料粉末として、平均粒径:
3μmの中粒WC粉末、同6μmの粗粒WC粉末、同
1.2μmの(Ti,W)CN[重量比(以下同じ)
で、TiC/TiN/WC=24/20/56]粉末、
同1.5μmの(Ta,Nb)C[TaC/NbC=9
0/10]粉末、同1.3μmのTaC粉末、同1.5
μmのZrC粉末、同2.0μmのCr3 C2 粉末、お
よびCo粉末を用意し、これら原料粉末を表1に示され
る配合組成に配合し、ボールミルで72時間湿式混合
し、乾燥した後、この混合粉末を所定形状の圧粉体にプ
レス成形し、ついでこの圧粉体を同じく表1に示される
条件で焼結し、焼結体に仕上げ加工およびホーニング加
工を施すことにより、いずれもISO規格CNMG12
0408に則したスローアウエイチップ形状をもった超
硬基体A〜Lをそれぞれ製造した。また、比較の目的
で、表2に示される通り、焼結温度への昇温過程での窒
素雰囲気の導入を行わず、いずれも真空雰囲気での焼結
を行う以外は同一の条件で超硬基体a〜lをそれぞれ製
造した。
により具体的に説明する。原料粉末として、平均粒径:
3μmの中粒WC粉末、同6μmの粗粒WC粉末、同
1.2μmの(Ti,W)CN[重量比(以下同じ)
で、TiC/TiN/WC=24/20/56]粉末、
同1.5μmの(Ta,Nb)C[TaC/NbC=9
0/10]粉末、同1.3μmのTaC粉末、同1.5
μmのZrC粉末、同2.0μmのCr3 C2 粉末、お
よびCo粉末を用意し、これら原料粉末を表1に示され
る配合組成に配合し、ボールミルで72時間湿式混合
し、乾燥した後、この混合粉末を所定形状の圧粉体にプ
レス成形し、ついでこの圧粉体を同じく表1に示される
条件で焼結し、焼結体に仕上げ加工およびホーニング加
工を施すことにより、いずれもISO規格CNMG12
0408に則したスローアウエイチップ形状をもった超
硬基体A〜Lをそれぞれ製造した。また、比較の目的
で、表2に示される通り、焼結温度への昇温過程での窒
素雰囲気の導入を行わず、いずれも真空雰囲気での焼結
を行う以外は同一の条件で超硬基体a〜lをそれぞれ製
造した。
【0011】ついで、これらの超硬基体A〜Lおよび超
硬基体a〜lの表面に、通常の外熱式化学蒸着装置およ
び物理蒸着装置の1種であるイオンプレーティング装置
を用い、表3、4に示される通りの組成および平均層厚
の硬質被覆層を形成することにより本発明被覆超硬工具
1〜12および比較被覆超硬工具1〜12をそれぞれ製
造した。
硬基体a〜lの表面に、通常の外熱式化学蒸着装置およ
び物理蒸着装置の1種であるイオンプレーティング装置
を用い、表3、4に示される通りの組成および平均層厚
の硬質被覆層を形成することにより本発明被覆超硬工具
1〜12および比較被覆超硬工具1〜12をそれぞれ製
造した。
【0012】この結果得られた本発明被覆超硬工具1〜
12および比較被覆超硬工具1〜12について、 (a)超硬基体内部の組成は、まず工具縦断面における
中心部任意箇所の組織写真を走査型電子顕微鏡を用いて
撮り、この組織写真における実質的にCoからなる結合
相、第1分散相、および第2分散相であるWCの割合
(面積%)を画像解析装置を用いて算出し、この算出結
果と、オージェ電子分光分析装置を用いて測定した第1
分散相構成成分の分析値(原子%)から、重量割合(重
量%)に換算することにより求めた。 (b)また、同じく工具縦断面における表面2相組織帯
域および中間3相組織帯域の幅は光学顕微鏡組織写真を
用いて測定し、さらにこれらの帯域におけるCoの最高
および最低含有比率および第1分散相の最高含有比率
は、エネルギー分散型X線測定装置を用いて、表面から
内部へ向かってのCoおよび第1分散相構成成分の含有
量の連続変化曲線を求め、この結果と上記の超硬基体内
部のCoおよび第1分散相の含有量から求めた。 以上(a)および(b)にもとづいて超硬基体内部の組
成、さらに工具縦断面における表面2相組織帯域および
中間3相組織帯域の幅、Coの含有比率、および第1分
散相の含有比率を求めた。これらの結果を表5、6に示
した。また表5、6には超硬基体内部の硬さ(ロックウ
エル硬さAスケール)も合わせて示した。
12および比較被覆超硬工具1〜12について、 (a)超硬基体内部の組成は、まず工具縦断面における
中心部任意箇所の組織写真を走査型電子顕微鏡を用いて
撮り、この組織写真における実質的にCoからなる結合
相、第1分散相、および第2分散相であるWCの割合
(面積%)を画像解析装置を用いて算出し、この算出結
果と、オージェ電子分光分析装置を用いて測定した第1
分散相構成成分の分析値(原子%)から、重量割合(重
量%)に換算することにより求めた。 (b)また、同じく工具縦断面における表面2相組織帯
域および中間3相組織帯域の幅は光学顕微鏡組織写真を
用いて測定し、さらにこれらの帯域におけるCoの最高
および最低含有比率および第1分散相の最高含有比率
は、エネルギー分散型X線測定装置を用いて、表面から
内部へ向かってのCoおよび第1分散相構成成分の含有
量の連続変化曲線を求め、この結果と上記の超硬基体内
部のCoおよび第1分散相の含有量から求めた。 以上(a)および(b)にもとづいて超硬基体内部の組
成、さらに工具縦断面における表面2相組織帯域および
中間3相組織帯域の幅、Coの含有比率、および第1分
散相の含有比率を求めた。これらの結果を表5、6に示
した。また表5、6には超硬基体内部の硬さ(ロックウ
エル硬さAスケール)も合わせて示した。
【0013】さらに、上記本発明被覆超硬工具1〜12
および比較被覆超硬工具1〜12について、 被削材:SCM440(ブリネル硬さ:220)の長手
方向等間隔4本縦溝入り丸棒、 切削速度:400m/min、 送り:0.3mm、 切り込み:1.5mm、 の条件で鋼の乾式高速断続切削試験を行い、使用寿命に
至るまでの切削時間を測定した。これらの測定結果を表
5、6に示した。
および比較被覆超硬工具1〜12について、 被削材:SCM440(ブリネル硬さ:220)の長手
方向等間隔4本縦溝入り丸棒、 切削速度:400m/min、 送り:0.3mm、 切り込み:1.5mm、 の条件で鋼の乾式高速断続切削試験を行い、使用寿命に
至るまでの切削時間を測定した。これらの測定結果を表
5、6に示した。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【表5】
【0019】
【表6】
【0020】
【発明の効果】表5、6に示される結果から、本発明被
覆超硬工具1〜12は、いずれも超硬基体における中間
3相組織帯域の存在によって熱発生の高い鋼の高速断続
切削でも切刃の熱塑性変形が著しく抑制され、表面2相
組織帯域によるすぐれた耐欠損性と相まって、切刃は正
常摩耗を示すため、長期に亘ってすぐれた切削性能を発
揮するのに対して、比較被覆超硬工具1〜12は、いず
れも表面2相組織帯域は存在するが、前記中間3相組織
帯域が存在しないために、大きな発熱量を伴う高速断続
切削では切刃に熱塑性変形が発生し、これが原因で切刃
の偏摩耗が促進し、短時間で使用寿命に至ることが明ら
かである。上述のように、この発明の被覆超硬工具は、
すぐれた耐熱塑性変形性と耐欠損性を合わせもつので、
鋼や鋳鉄などの通常の条件での連続切削や断続切削は勿
論のこと、これらの切削を高速で行っても切刃に欠けや
チッピングなどの発生なく、正常摩耗を示し、したがっ
て切削加工の高能率化および省力化に十分満足に対応す
ることができるものである。
覆超硬工具1〜12は、いずれも超硬基体における中間
3相組織帯域の存在によって熱発生の高い鋼の高速断続
切削でも切刃の熱塑性変形が著しく抑制され、表面2相
組織帯域によるすぐれた耐欠損性と相まって、切刃は正
常摩耗を示すため、長期に亘ってすぐれた切削性能を発
揮するのに対して、比較被覆超硬工具1〜12は、いず
れも表面2相組織帯域は存在するが、前記中間3相組織
帯域が存在しないために、大きな発熱量を伴う高速断続
切削では切刃に熱塑性変形が発生し、これが原因で切刃
の偏摩耗が促進し、短時間で使用寿命に至ることが明ら
かである。上述のように、この発明の被覆超硬工具は、
すぐれた耐熱塑性変形性と耐欠損性を合わせもつので、
鋼や鋳鉄などの通常の条件での連続切削や断続切削は勿
論のこと、これらの切削を高速で行っても切刃に欠けや
チッピングなどの発生なく、正常摩耗を示し、したがっ
て切削加工の高能率化および省力化に十分満足に対応す
ることができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C23C 16/30 C23C 16/30 (72)発明者 ▲功▼刀 斉 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 (72)発明者 濱口 雄樹 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 内部が、 結合相形成成分としてCo:5〜12重量%、 第1分散相としてTaとWとM(ただし、MはTi、Z
r、Nb、およびCrのうちの1種または2種以上を示
す)との炭化物固溶体および炭窒化物固溶体のいずれか
一方、または両方:5〜30重量%、を含有し、残りが
第2分散相としての炭化タングステンと不可避不純物か
らなる組成、並びに結合相と上記第1および第2分散相
の3相組織を有し、 かつ工具縦断面で観察して、表面から10〜50μmの
範囲内の所定の幅に亘って、Coの最高含有量が上記内
部のCo含有量に対する比率で1.1〜1.5の範囲内
にあるが、上記第1分散相が存在せず、結合相と上記第
2分散相の表面2相組織帯域が存在し、 さらに上記表面2相組織帯域に隣接して、同じく工具縦
断面で観察して、10〜200μmの範囲内の所定の幅
に亘って、Coの最低含有量が上記内部のCo含有量に
対する比率で0.5〜1.0の範囲内にあり、かつ上記
第1分散相の最高含有量が上記内部の第1分散相の含有
量に対する比率で1.3〜3.0の範囲内にある中間3
相組織帯域が存在する炭化タングステン基超硬合金基体
の表面に、 Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、
窒酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種の単層ま
たは2種以上の複層からなる硬質被覆層を5〜30μm
の範囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/または物
理蒸着してなる、耐熱塑性変形性にすぐれた表面被覆炭
化タングステン基超硬合金製切削工具。 - 【請求項2】 内部が、 結合相形成成分としてCo:5〜12重量%、 第1分散相としてTaとWとM(ただし、MはTi、Z
r、Nb、およびCrのうちの1種または2種以上を示
す)との炭化物固溶体および炭窒化物固溶体ののいずれ
か一方、または両方:5〜30重量%、を含有し、残り
が第2分散相としての炭化タングステンと不可避不純物
からなる組成、並びに結合相と上記第1および第2分散
相の3相組織を有し、 かつ工具縦断面で観察して、表面から10〜50μmの
範囲内の所定の幅に亘って、Coの最高含有量が上記内
部のCo含有量に対する比率で1.1〜1.5の範囲内
にあるが、上記第1分散相が存在せず、結合相と上記第
2分散相の表面2相組織帯域が存在し、 さらに上記表面2相組織帯域に隣接して、同じく工具縦
断面で観察して、10〜200μmの範囲内の所定の幅
に亘って、Coの最低含有量が上記内部のCo含有量に
対する比率で0.5〜1.0の範囲内にあり、かつ上記
第1分散相の最高含有量が上記内部の第1分散相の含有
量に対する比率で1.3〜3.0の範囲内にある中間3
相組織帯域が存在する炭化タングステン基超硬合金基体
の表面に、 Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、
窒酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種の単層ま
たは2種以上の複層と、酸化アルミニウム層からなる硬
質被覆層を5〜30μmの範囲内の所定の平均層厚で化
学蒸着および/または物理蒸着してなる、耐熱塑性変形
性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切
削工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20310897A JPH1142503A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 耐熱塑性変形性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20310897A JPH1142503A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 耐熱塑性変形性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1142503A true JPH1142503A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16468536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20310897A Pending JPH1142503A (ja) | 1997-07-29 | 1997-07-29 | 耐熱塑性変形性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1142503A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6666671B1 (en) * | 1999-06-09 | 2003-12-23 | Ic Innovations | Rotary pump |
JP2005042201A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Sandvik Ab | 微細粒炭化タングステン−コバルト超硬合金を製造する方法 |
JP2011148014A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Mitsubishi Materials Corp | 表面被覆wc基超硬合金製インサート |
-
1997
- 1997-07-29 JP JP20310897A patent/JPH1142503A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6666671B1 (en) * | 1999-06-09 | 2003-12-23 | Ic Innovations | Rotary pump |
JP2005042201A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Sandvik Ab | 微細粒炭化タングステン−コバルト超硬合金を製造する方法 |
KR101202225B1 (ko) | 2003-07-25 | 2012-11-16 | 산드빅 인터렉츄얼 프로퍼티 에이비 | 미세 결정립 초경합금의 제조방법 |
JP2011148014A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Mitsubishi Materials Corp | 表面被覆wc基超硬合金製インサート |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020604 |