JPH1140957A - 電子機器のシャーシ構造 - Google Patents

電子機器のシャーシ構造

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JPH1140957A
JPH1140957A JP19546897A JP19546897A JPH1140957A JP H1140957 A JPH1140957 A JP H1140957A JP 19546897 A JP19546897 A JP 19546897A JP 19546897 A JP19546897 A JP 19546897A JP H1140957 A JPH1140957 A JP H1140957A
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JP
Japan
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chassis
inner case
contact
wall surface
contact surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19546897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kato
一憲 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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Publication date
Application filed by DX Antenna Co Ltd filed Critical DX Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部ケースをシャーシ側面からネジ止めする
場合、厳しい寸法交差が必要であるがその必要を無く
し、組立時のトラブルが防止でき、耐衝撃性向上による
信頼性向上に加え、安定したアースを持つ二重シール構
造で、チップ部品を多数使用する高周波機器のシャー
シ、シールドケース構造に有効な電子機器のシャーシ構
造を提供することを目的とする。 【解決手段】 シャーシ内に導電性の内部ケースを収容
し、内部ケースをシャーシに連結子で固定する電子機器
のシャーシにおいて、シャーシと内部ケースとの間に隙
間を設けて内部ケースをシャーシ内に収容できるように
シャーシと内部ケースの大きさを設定し、内部ケース外
壁面に当接する内部ケース当接面とシャーシ壁面に当接
するシャーシ当接面とを形成し弾性を有する連結部材
を、内部ケース当接面を内部ケース外壁面に当接させる
と共にシャーシ当接面をシャーシ壁面に当接させて前記
隙間に配置し、内部ケース当接面と内部ケース外壁面、
シャーシ当接面とシャーシ壁面をそれぞれ連結子で固定
してなる電子機器のシャーシ構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャーシ内に導電
性の内部ケースを収容し、内部ケースをシャーシにネジ
等で固定する電子機器のシャーシ構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、シャーシ101内
部にシールドなどを目的とする内部ケース102を収容
し、シャーシ101にネジ103にて固定しようとする
場合、従来は、シャーシ101内壁と内部ケース102
外壁の被締結部に隙間が生じないようにする必要があっ
た。そのため、ネジで締め付けるシャーシ内壁面と内部
ケース外壁面全体を当てるか、または図12に示すよう
に絞加工部分104や、図13に示す内部ケース102
に溶接止めされている金具105を用いるなどして必ず
被締結面が接触する工夫がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シャーシと内
部ケースの製造時のバラツキなどにより、シャーシ10
1と内部ケース102の寸法関係に大小の誤差を生じた
場合、組立時に図14に示すように内部ケース102が
大きい時は、シャーシ101に内部ケース102を入れ
にくく、内部ケース102が過大の場合は入らず、また
内部ケース102が内側に押されて変形する。
【0004】図15に示すように、内部ケース102が
小さい時は、ネジ103で締め付けると内部ケース10
2の絞り部分104は外側に引っ張られて変形するとい
う問題があった。そのため、図16に示すように、内部
ケース102側面に半田付け107によりプリント基板
106を固定する際、プリント基板106の割れ、部品
の剥離や破損、半田がはがれ、プリント基板106上の
高周波回路の特性にみだれが生じる恐れがあるため、半
田付けの箇所に制約が生じ、内部ケースをシャーシ側面
から固定する構造を、設計時になかなか採用することが
できなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の事情に
鑑み、内部ケースの固定構造においては、前述の問題を
解決するのみならず、バネ弾性効果を持つ連結部材がシ
ャーシと内部ケース間に介在することにより、安定した
アースをとることができ、耐衝撃性の高い、いわゆるフ
ローティングマウント構造を実現して、電子機器の信頼
性を向上させるべく、シャーシ内に導電性の内部ケース
を収容し、内部ケースをシャーシに連結子で固定する電
子機器のシャーシにおいて、シャーシと内部ケースとの
間に隙間を設けて内部ケースをシャーシ内に収容できる
ようにシャーシと内部ケースの大きさを設定し、内部ケ
ース外壁面に当接する内部ケース当接面とシャーシ壁面
に当接するシャーシ当接面とを形成し弾性を有する連結
部材を、内部ケース当接面を内部ケース外壁面に当接さ
せると共にシャーシ当接面をシャーシ壁面に当接させて
前記隙間に配置し、内部ケース当接面と内部ケース外壁
面、シャーシ当接面とシャーシ壁面をそれぞれ連結子で
固定してなる電子機器のシャーシ構造とした。
【0006】また、本発明は、具体的には、底部に支持
辺を有する切欠きをシャーシに刻設し、連結部材のシャ
ーシ当接面との連結部に前記支持辺に載置される段部を
設けると共にシャーシ当接面を切欠きに嵌まりシャーシ
外壁面に当接するように形成してなる電子機器のシャー
シ構造とした。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明を添付する図面の図1〜図
10に基づいて以下詳細に説明する。図1および図2に
全体の概要が示されている。シャーシ1内にシールドな
どを目的とする導電性の内部ケース2を所要の隙間を介
在させて収容する。この内部ケース2内には、プリント
基板が収納され、プリント基板上には高周波回路を構成
する電子部品が搭載されている。所要の隙間が介在する
大きさにシャーシ1と内部ケース2とを形成している。
シャーシ1と内部ケース2の間に連結部材3を介在させ
て連結部材3はシャーシ1および内部ケース2にそれぞ
れネジやリベットなどの連結子、例えばネジ4にて固定
されている。ここでは、前後の隙間に連結部材3を配置
した例を示しているが、必要に応じて左右にも配置する
ことができ、あるいは1箇所のみに配置することもでき
る。 図3〜図10には、より具体的な実施例が示され
ている。
【0008】図3および図4にはシャーシ1内に内部ケ
ース2が所要の隙間を存在させて収容され、その隙間に
連結部材3を介在させ、連結部材3はシャーシ1とネジ
4で内部ケース2とネジ4にて固定されている。なお、
シャーシ1および内部ケース2は蓋31・32を介して
密閉し、内部の電子機器のシールドを2重構造としてい
る。また、シャーシ1の両側部には筐体等に固定する取
付片33を突設している。
【0009】図5〜図7には、連結部材3の詳細が示さ
れていて、弾性を有する板金製で、その中央部に内部ケ
ース2の外壁面に当接する内部ケース当接面11を形成
し、その両端にシャーシ1外壁面に当接するシャーシ当
接面12を形成し、シャーシ当接面12との連続部に後
記の支持辺に載置される段部13を設けると共に、シャ
ーシ当接面12を後記の切欠きに嵌まりシャーシ1の外
壁面に当接するように形成する。内部ケース当接面11
およびシャーシ当接面12にはそれぞれネジ4の挿通孔
15が刻設してある。また、連結部材3は内部ケース2
に傷付けない形状に形成する。内部ケース当接面11と
シャーシ当接面12とはアーム部14により接続されて
いて、アーム部14は内部ケース2、シャーシ1の製作
誤差や衝撃を吸収し、内部ケース2およびシャーシ1の
変形を生じない強度となっており、内部ケース2とシャ
ーシ1間を同電位する。
【0010】上記ではシャーシ当接面はシャーシの外壁
面に当接する例について述べたが、必要に応じてシャー
シ当接面をシャーシの内壁面に当接するように形成する
こともできる。図8には、シャーシ1の平面図が示され
ている。図9には前記連結部材3のシャーシ当接面12
が嵌まりその連続部の段部13が載置される底部に支持
辺21を有する切欠き22を刻設し、さらに、支持辺2
1の下部にバーリング23を形成し、バーリング23の
内面にネジ孔24が刻設してある。
【0011】シャーシ1内に内部ケース2を収容する際
には、図10に示すように、シャーシ1内に内部ケース
2を所定の隙間を設けて収容し、その隙間に連結部材3
を配置し、ネジ4にて内部ケース当接面11を螺締し、
段部13を支持辺21の上に載置すると共に、シャーシ
当接面12をシャーシ1の外壁面に当接させネジ4をシ
ャーシ当接面12の挿通孔15に挿通し、シャーシ1の
ネジ孔4にて固定する。
【0012】内部ケースをシャーシ側面からネジ止めす
る際、シャーシ1および内部ケース2の製造時のバラツ
キによる隙間寸法の誤差を、連結部材3のアーム部14
が弾性変形で吸収することにより、従来のような厳しい
寸法公差が必要でなく、また、組立時に発生するプリン
ト基板の破損や半田はずれ等のトラブルが防止できる。
【0013】また、弾性を有する板金製の連結部材を介
在させてシャーシに内部ケースを収容しているので、本
発明の電子機器が落下等により、シャーシ壁面が変形す
るような衝撃を受けても、プリント基板を収容している
内部ケースはシャーシの中で自由に振動して衝撃力を発
散させることができるいわゆるフローティングマウント
構造となっており、耐衝撃性向上による信頼性向上とな
っている。さらに、安定性の高いアースを持つ二重シー
ルド構造でもあり、チップ部品を多数使用する高周波機
器シャーシ・シールドケース構造として非常に有効であ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述のように、シャーシ内に
導電性の内部ケースを収容し、内部ケースをシャーシに
連結子で固定する電子機器のシャーシにおいて、シャー
シと内部ケースとの間に隙間を設けて内部ケースをシャ
ーシ内に収容できるようにシャーシと内部ケースの大き
さを設定し、内部ケース外壁面に当接する内部ケース当
接面とシャーシ壁面に当接するシャーシ当接面とを形成
し弾性を有する連結部材を、内部ケース当接面を内部ケ
ース外壁面に当接させると共にシャーシ当接面をシャー
シ壁面に当接させて前記隙間に配置し、内部ケース当接
面と内部ケース外壁面、シャーシ当接面とシャーシ壁面
をそれぞれ連結子で固定してなる電子機器のシャーシ構
造であるので、バネ弾性効果を持つ連結部材がシャーシ
と内部ケース間に介在することにより、安定したアース
をとることができ、耐衝撃性の高い、いわゆるフローテ
ィングマウンド構造を実現し、電子機器の信頼性を向上
させることができる。
【0015】また、本発明は、具体的には底部に支持辺
を有する切欠きをシャーシに刻設し、連結部材のシャー
シ当接面との連結部に前記支持辺に載置される段部を設
けると共にシャーシ当接面を切欠きに嵌まりシャーシ外
壁面に当接するように形成したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の概要を示す平面図である。
【図2】本発明の全体の概要を示す斜視図である。
【図3】本発明のより具体的な一部を破断した実施例の
平面図である。
【図4】図3の一部を破断した正面図である。
【図5】本発明に係る連結部材の正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5の左側面図である。
【図8】本発明に係るシャーシの平面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】シャーシの中に収容した内部ケースとシャー
シとの間に連結部材を介在させ、ネジにより取付けた状
態を示す本発明の要部拡大断面図である。
【図11】従来のシャーシの中に内部ケースを収容し、
ネジで取付けた状態を示す平面図である。
【図12】従来の内部ケースの側壁に絞り部分を形成し
た状態の平面図である。
【図13】従来のシャーシと内部ケースの間に金具を介
在させた状態の平面図である。
【図14】従来のシャーシに対して内部ケースが大きい
場合の状態を示す平面図である。
【図15】従来のシャーシに対して内部ケースが小さい
場合の状態を示す平面図である。
【図16】従来の内部ケース内の基板を半田付けにより
内部ケースに固定した状態の平面図である。
【符号の説明】
1…シャーシ 2…内部ケース 3…連結部材 4…ネジ 11…内部ケース当接面 12…シャーシ当接面 13…段部 14…アーム部 15…挿通孔 21…支持辺 22…切欠き 23…バーリング 24…ネジ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ内に導電性の内部ケースを収容
    し、内部ケースをシャーシに連結子で固定する電子機器
    のシャーシにおいて、シャーシと内部ケースとの間に隙
    間を設けて内部ケースをシャーシ内に収容できるように
    シャーシと内部ケースの大きさを設定し、内部ケース外
    壁面に当接する内部ケース当接面とシャーシ壁面に当接
    するシャーシ当接面とを形成し弾性を有する連結部材
    を、内部ケース当接面を内部ケース外壁面に当接させる
    と共にシャーシ当接面をシャーシ壁面に当接させて前記
    隙間に配置し、内部ケース当接面と内部ケース外壁面、
    シャーシ当接面とシャーシ壁面をそれぞれ連結子で固定
    してなる電子機器のシャーシ構造。
  2. 【請求項2】 底部に支持辺を有する切欠きをシャーシ
    に刻設し、連結部材のシャーシ当接面との連結部に前記
    支持辺に載置される段部を設けると共にシャーシ当接面
    を切欠きに嵌まりシャーシ外壁面に当接するように形成
    してなる請求項1記載の電子機器のシャーシ構造。
JP19546897A 1997-07-22 1997-07-22 電子機器のシャーシ構造 Withdrawn JPH1140957A (ja)

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JP (1) JPH1140957A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7091413B2 (en) 2003-10-30 2006-08-15 Orion Electric Co., Ltd. Electrical equipment with chassis latched on cabinet bottom surface
US7773373B2 (en) 2006-12-25 2010-08-10 Onkyo Corporation Vibration-damping structure for audio apparatus
JP2014082451A (ja) * 2012-09-25 2014-05-08 Panasonic Corp 電子機器

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20041005