JPH1139755A - ライブラリ装置 - Google Patents
ライブラリ装置Info
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- JPH1139755A JPH1139755A JP9189425A JP18942597A JPH1139755A JP H1139755 A JPH1139755 A JP H1139755A JP 9189425 A JP9189425 A JP 9189425A JP 18942597 A JP18942597 A JP 18942597A JP H1139755 A JPH1139755 A JP H1139755A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- information
- accessor
- identifier
- library device
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- Automatic Disk Changers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ライブラリ装置が新たに設置された場合、また
は設置後にそのフレーム構成が変更された場合等に、ラ
イブラリ装置自身が自動的にフレーム構成情報を検出し
て認識しまたは更新できるようにする。 【解決手段】複数のフレームF1〜F4と、それぞれのフレ
ームF1〜F4の位置へ移動して所定の処理を行うアクセッ
サ23とを備え、それぞれのフレームF1〜F4はその種類を
識別する符号を含むフレーム識別子20を有し、アクセッ
サ23はそれぞれのフレームF1〜F4のフレーム識別子を読
み取る検出手段を有し、所定のフレームの位置へ移動し
たアクセッサ23の検出手段(センサ24)が読み取ったフ
レーム識別子20の内容と、アクセッサ23の移動位置情報
とに基づいて、前記ライブラリ装置のフレーム構成情報
を認識することを特徴とするライブラリ装置。
は設置後にそのフレーム構成が変更された場合等に、ラ
イブラリ装置自身が自動的にフレーム構成情報を検出し
て認識しまたは更新できるようにする。 【解決手段】複数のフレームF1〜F4と、それぞれのフレ
ームF1〜F4の位置へ移動して所定の処理を行うアクセッ
サ23とを備え、それぞれのフレームF1〜F4はその種類を
識別する符号を含むフレーム識別子20を有し、アクセッ
サ23はそれぞれのフレームF1〜F4のフレーム識別子を読
み取る検出手段を有し、所定のフレームの位置へ移動し
たアクセッサ23の検出手段(センサ24)が読み取ったフ
レーム識別子20の内容と、アクセッサ23の移動位置情報
とに基づいて、前記ライブラリ装置のフレーム構成情報
を認識することを特徴とするライブラリ装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の情報を格納
した磁気テープまたは光ディスク等の複数の媒体(カー
トリッジ)を格納し、操作者からの要求に応じて所定の
媒体(カートリッジ)から必要な情報を出力するライブ
ラリ装置に係るものであり、特に、ライブラリ装置の内
部構成を自動的に認識し、または変更のあった内部構成
を自動的に更新するための装置構成に関するものであ
る。
した磁気テープまたは光ディスク等の複数の媒体(カー
トリッジ)を格納し、操作者からの要求に応じて所定の
媒体(カートリッジ)から必要な情報を出力するライブ
ラリ装置に係るものであり、特に、ライブラリ装置の内
部構成を自動的に認識し、または変更のあった内部構成
を自動的に更新するための装置構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のライブラリ装置は、例えば特開平
5−81831号公報に詳述されているように、種々
の情報を格納した複数の媒体(カートリッジ)を個別に
格納する複数のセル、さらに複数のセルの集合体として
のマガジン、カートリッジを搭載して情報の読み書き
を行うドライブ、所定のセルにアクセスしてカートリ
ッジを投入または搬出(以下、投入/搬出と称する)
し、所定のドライブにカートリッジを投入/搬出するロ
ボット(以下「アクセッサ」と称する)、カートリッ
ジをライブラリ装置に投入/排出する投入口と排出口、
等を備えている。
5−81831号公報に詳述されているように、種々
の情報を格納した複数の媒体(カートリッジ)を個別に
格納する複数のセル、さらに複数のセルの集合体として
のマガジン、カートリッジを搭載して情報の読み書き
を行うドライブ、所定のセルにアクセスしてカートリ
ッジを投入または搬出(以下、投入/搬出と称する)
し、所定のドライブにカートリッジを投入/搬出するロ
ボット(以下「アクセッサ」と称する)、カートリッ
ジをライブラリ装置に投入/排出する投入口と排出口、
等を備えている。
【0003】そして、このライブラリ装置は、通常、C
PU、メモリ、CEパネル(複数のスイッチと表示器を
有し、条件設定等を行う保守パネル)等からなり上記
〜等の構成部分を制御するライブラリ制御システムを
備えている。
PU、メモリ、CEパネル(複数のスイッチと表示器を
有し、条件設定等を行う保守パネル)等からなり上記
〜等の構成部分を制御するライブラリ制御システムを
備えている。
【0004】また、このライブラリ装置を構成する構成
単位としては、上記〜等の構成部分を少なくとも一
つ備えた「フレーム」が用いられている。例えば、複数
のドライブを備えたフレーム、複数のセルを備えたフレ
ーム、複数のマガジン(複数のセルの集合体)を備えた
フレーム、一つのアクセッサを格納するフレーム、投入
口と排出口とを備えたフレーム等がある。
単位としては、上記〜等の構成部分を少なくとも一
つ備えた「フレーム」が用いられている。例えば、複数
のドライブを備えたフレーム、複数のセルを備えたフレ
ーム、複数のマガジン(複数のセルの集合体)を備えた
フレーム、一つのアクセッサを格納するフレーム、投入
口と排出口とを備えたフレーム等がある。
【0005】そして、これらのフレームを単位として、
ライブラリ装置の構築、保守、更新(追加、削除、交
換)等が行われている。
ライブラリ装置の構築、保守、更新(追加、削除、交
換)等が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のライブラリ装置
では、装置の設置時に、どの位置にどの種類のフレーム
が接続されているのか、保守用のCEパネルを使用して
設置担当者がフレーム構成情報を各フレームごとに入力
して設定していた。
では、装置の設置時に、どの位置にどの種類のフレーム
が接続されているのか、保守用のCEパネルを使用して
設置担当者がフレーム構成情報を各フレームごとに入力
して設定していた。
【0007】さらに、設置後のライブラリ装置において
フレームの更新(追加、削除、交換)が行われた場合、
保守担当者やユーザが、CEパネルを操作して更新され
たフレーム情報の入力を行い、この新規入力情報と更新
前のフレーム構成情報とを比較して、ライブラリ装置全
体のフレーム構成情報を更新していた。
フレームの更新(追加、削除、交換)が行われた場合、
保守担当者やユーザが、CEパネルを操作して更新され
たフレーム情報の入力を行い、この新規入力情報と更新
前のフレーム構成情報とを比較して、ライブラリ装置全
体のフレーム構成情報を更新していた。
【0008】しかし、近年製作されるようになった大容
量のライブラリ装置の場合には、その装置が多くのフレ
ームを有するため、次のような問題があった。ライブ
ラリ装置の新規設置やフレームの更新等を行うたびに、
設置担当者、保守担当者、またはユーザは、CEパネル
入力等の手作業により所定のフレーム情報の入力や更新
を行うという煩雑な作業が必要であった。
量のライブラリ装置の場合には、その装置が多くのフレ
ームを有するため、次のような問題があった。ライブ
ラリ装置の新規設置やフレームの更新等を行うたびに、
設置担当者、保守担当者、またはユーザは、CEパネル
入力等の手作業により所定のフレーム情報の入力や更新
を行うという煩雑な作業が必要であった。
【0009】設置担当者、保守担当者、ユーザ等がC
Eパネルを操作して多くのフレーム構成情報を入力する
場合には、入力操作に誤りがあり得るものであり、万一
誤りがあった場合は重大な誤動作につながることにな
る。
Eパネルを操作して多くのフレーム構成情報を入力する
場合には、入力操作に誤りがあり得るものであり、万一
誤りがあった場合は重大な誤動作につながることにな
る。
【0010】例えば、ライブラリ装置の新規設置時にあ
るフレーム情報を間違って入力してしまいしかもその間
違いをチェックできなかった場合には、アクセッサはそ
のフレームにアクセスすることはできない。
るフレーム情報を間違って入力してしまいしかもその間
違いをチェックできなかった場合には、アクセッサはそ
のフレームにアクセスすることはできない。
【0011】また、フレーム構成の更新時に、実際に存
在するフレームをユーザがキー入力を誤って削除と指定
した場合、そのフレームは存在しないものとなってしま
う。例えば、そのフレームが複数のカートリッジを格納
するマガジンであった場合、そのマガジン内のカートリ
ッジは、実際に存在するにもかかわらず、アクセスする
ことができないものとなってしまう。
在するフレームをユーザがキー入力を誤って削除と指定
した場合、そのフレームは存在しないものとなってしま
う。例えば、そのフレームが複数のカートリッジを格納
するマガジンであった場合、そのマガジン内のカートリ
ッジは、実際に存在するにもかかわらず、アクセスする
ことができないものとなってしまう。
【0012】従って、設置担当者、保守担当者、ユーザ
等は、CEパネルを操作して多くのフレーム構成情報を
入力した後、さらに、それらの入力に間違いがなかった
か否かをチェックするという煩雑な処理を行う必要があ
った。
等は、CEパネルを操作して多くのフレーム構成情報を
入力した後、さらに、それらの入力に間違いがなかった
か否かをチェックするという煩雑な処理を行う必要があ
った。
【0013】本発明は、上記の問題を解決するために、
ライブラリ装置が新たに設置された場合、または設置後
にそのフレーム構成が変更された場合等に、ライブラリ
装置自身が自動的にフレーム構成情報を検出して認識し
または更新することにより、設置担当者、保守担当者、
またはユーザ等による煩雑でミスを伴う手入力を不要に
し、正確にしかも短時間で必要な処理を行うライブラリ
装置の提供を目的とする。
ライブラリ装置が新たに設置された場合、または設置後
にそのフレーム構成が変更された場合等に、ライブラリ
装置自身が自動的にフレーム構成情報を検出して認識し
または更新することにより、設置担当者、保守担当者、
またはユーザ等による煩雑でミスを伴う手入力を不要に
し、正確にしかも短時間で必要な処理を行うライブラリ
装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載のライブラリ装置は、複数のフレー
ムと、それぞれのフレームの位置へ移動して所定の処理
を行うアクセッサとを備え、それぞれのフレームはその
種類を識別する符号を含むフレーム識別子を有し、アク
セッサはそれぞれのフレームのフレーム識別子を読み取
る検出手段を有し、所定のフレームの位置へ移動したア
クセッサの検出手段が読み取ったフレーム識別子の内容
と、アクセッサの移動位置情報とに基づいて、前記ライ
ブラリ装置のフレーム構成情報を認識することを特徴と
する。
めに、請求項1記載のライブラリ装置は、複数のフレー
ムと、それぞれのフレームの位置へ移動して所定の処理
を行うアクセッサとを備え、それぞれのフレームはその
種類を識別する符号を含むフレーム識別子を有し、アク
セッサはそれぞれのフレームのフレーム識別子を読み取
る検出手段を有し、所定のフレームの位置へ移動したア
クセッサの検出手段が読み取ったフレーム識別子の内容
と、アクセッサの移動位置情報とに基づいて、前記ライ
ブラリ装置のフレーム構成情報を認識することを特徴と
する。
【0015】このフレーム識別子は、例えばバーコード
等の形で所定の部材(紙、プラスチックフィルム等)に
記入され、その部材が所定のフレームの所定の場所に予
め貼付されている。(あるいは、このフレーム識別子を
フレームの適当な場所に直接記入することもできる。) このライブラリ装置は、検出手段が読み取ったフレーム
識別子の内容によりそのフレームの種類を識別し、しか
も、アクセッサがそのフレームまで移動した移動距離情
報(移動位置情報)に基づいてそのフレームの設置位置
を認識することができる。即ち、このライブラリ装置
は、どの位置にどういう種類のフレームが設置されてい
るかを自動的に検出することができる。
等の形で所定の部材(紙、プラスチックフィルム等)に
記入され、その部材が所定のフレームの所定の場所に予
め貼付されている。(あるいは、このフレーム識別子を
フレームの適当な場所に直接記入することもできる。) このライブラリ装置は、検出手段が読み取ったフレーム
識別子の内容によりそのフレームの種類を識別し、しか
も、アクセッサがそのフレームまで移動した移動距離情
報(移動位置情報)に基づいてそのフレームの設置位置
を認識することができる。即ち、このライブラリ装置
は、どの位置にどういう種類のフレームが設置されてい
るかを自動的に検出することができる。
【0016】さらに、この検出操作をフレームの全設置
位置に対して実施することにより、ライブラリ装置全体
のフレーム構成情報を認識し、全フレーム構成情報を示
すテーブルを作成することができる。
位置に対して実施することにより、ライブラリ装置全体
のフレーム構成情報を認識し、全フレーム構成情報を示
すテーブルを作成することができる。
【0017】次に、請求項3記載のライブラリ装置は、
フレーム識別子が、追加または削除されたフレームを含
めて、ライブラリ装置の対象となる全てのフレームにお
いてユニークな符号であり、所定のフレームの位置へ移
動したアクセッサの検出手段が読み取ったフレーム識別
子の内容と、アクセッサの移動位置情報とに基づいて、
フレーム構成が変更されたライブラリ装置のフレーム構
成情報を認識しまたは更新することを特徴とする。
フレーム識別子が、追加または削除されたフレームを含
めて、ライブラリ装置の対象となる全てのフレームにお
いてユニークな符号であり、所定のフレームの位置へ移
動したアクセッサの検出手段が読み取ったフレーム識別
子の内容と、アクセッサの移動位置情報とに基づいて、
フレーム構成が変更されたライブラリ装置のフレーム構
成情報を認識しまたは更新することを特徴とする。
【0018】なお、ここで言う「ユニーク」とは、「唯
一のものであって、他に同じものがない」ことを示すも
のである。しかも、このフレーム識別子は追加または削
除されたフレームを含めて、そのライブラリ装置の対象
となる全てのフレームにおいてユニークな符号となるよ
うに、予め設定されている。
一のものであって、他に同じものがない」ことを示すも
のである。しかも、このフレーム識別子は追加または削
除されたフレームを含めて、そのライブラリ装置の対象
となる全てのフレームにおいてユニークな符号となるよ
うに、予め設定されている。
【0019】ライブラリ装置を設置し所定の使用期間後
にフレーム構成の変更(追加、削除、交換)が行われた
場合、その変更直後に「フレーム構成情報を作成せよ
(または、更新せよ)」という命令をライブラリ装置に
与える(例えば、キーボード、マウス、またはCEパネ
ル等により命令する)ことにより、アクセッサが全ての
フレーム(または、必要なフレーム)にアクセスして、
アクセッサの有する検出手段(センサ)により全てのフ
レーム(または、必要なフレーム)のフレーム識別子を
読み取る。(もし更新されたフレームが特定できる場合
には、その特定のフレームの所までアクセッサが移動し
て更新に必要なフレーム識別子のみを読み取るようにし
てもよい。) フレーム構成の変更時に、このようにして読み取られた
フレーム識別子の情報と更新前のフレーム構成情報とを
比較して、新しいフレーム構成情報を作成し、または既
存のフレーム構成情報を更新することができる。
にフレーム構成の変更(追加、削除、交換)が行われた
場合、その変更直後に「フレーム構成情報を作成せよ
(または、更新せよ)」という命令をライブラリ装置に
与える(例えば、キーボード、マウス、またはCEパネ
ル等により命令する)ことにより、アクセッサが全ての
フレーム(または、必要なフレーム)にアクセスして、
アクセッサの有する検出手段(センサ)により全てのフ
レーム(または、必要なフレーム)のフレーム識別子を
読み取る。(もし更新されたフレームが特定できる場合
には、その特定のフレームの所までアクセッサが移動し
て更新に必要なフレーム識別子のみを読み取るようにし
てもよい。) フレーム構成の変更時に、このようにして読み取られた
フレーム識別子の情報と更新前のフレーム構成情報とを
比較して、新しいフレーム構成情報を作成し、または既
存のフレーム構成情報を更新することができる。
【0020】このように、フレーム構成情報の更新等が
可能となるのは、フレーム識別子が、更新により削除さ
れたり追加されたりするフレームを含めて、ライブラリ
装置の対象となる全てのフレームに対して、他に同じも
ののないユニークな符号を構成していることが保証され
ているからである。このような保証があるからこそ、フ
レーム構成の変更時に、あるフレームが新規に追加され
たものか既存のものと同じものか等の内容を正確に判別
し、フレーム構成情報を正確に更新することができる。
可能となるのは、フレーム識別子が、更新により削除さ
れたり追加されたりするフレームを含めて、ライブラリ
装置の対象となる全てのフレームに対して、他に同じも
ののないユニークな符号を構成していることが保証され
ているからである。このような保証があるからこそ、フ
レーム構成の変更時に、あるフレームが新規に追加され
たものか既存のものと同じものか等の内容を正確に判別
し、フレーム構成情報を正確に更新することができる。
【0021】なお、このようにユニークな符号を付ける
ことを可能にするために、本発明では、例えば専任の管
理者を設けること等により、フレーム識別子を統一的に
管理することを前提としている。
ことを可能にするために、本発明では、例えば専任の管
理者を設けること等により、フレーム識別子を統一的に
管理することを前提としている。
【0022】一方、フレーム識別子を読み取る検出手段
(センサ)は、カートリッジに貼付されたバーコード
(ボリューム情報)を読み取るために従来のアクセッサ
に備えられたバーコードリーダそのものを兼用すること
が可能であり、この場合にはライブラリ装置を簡便な構
成とすることができる。
(センサ)は、カートリッジに貼付されたバーコード
(ボリューム情報)を読み取るために従来のアクセッサ
に備えられたバーコードリーダそのものを兼用すること
が可能であり、この場合にはライブラリ装置を簡便な構
成とすることができる。
【0023】この検出手段(センサ)は、バーコードリ
ーダに限定されるものではなく、例えばCCDセンサ等
を設置して、バーコード以外に文字・記号・符号等を読
み取るように構成することもでき、この場合には、フレ
ーム識別子の記録形態としてバーコード以外に種々の文
字・記号・符号等を使用することができる。
ーダに限定されるものではなく、例えばCCDセンサ等
を設置して、バーコード以外に文字・記号・符号等を読
み取るように構成することもでき、この場合には、フレ
ーム識別子の記録形態としてバーコード以外に種々の文
字・記号・符号等を使用することができる。
【0024】
〔第1実施形態〕本発明のライブラリ装置とその制御方
法を具体化した第1実施形態を、図1〜図8を参照して
説明する。
法を具体化した第1実施形態を、図1〜図8を参照して
説明する。
【0025】ライブラリ装置は、図1に示したライブラ
リ装置本体2と、図2に示したライブラリ制御システム
10とから構成される。図1において、種々の情報を格
納した媒体(テープカートリッジ)9は、媒体格納庫6
の中に多数形成されたセル7の中に格納される。アクセ
ッサ8はそれを保持する支柱8Aを上下し、その支柱8
Aを軸に回転し、さらに搬送レール8B上を移動するこ
とができる。複数のテープ装置(ドライブ)5の中には
必要な媒体(テープカートリッジ)9が格納され、その
情報が読み書きされる。ここでは、媒体格納庫6が2式
ある場合を示している。
リ装置本体2と、図2に示したライブラリ制御システム
10とから構成される。図1において、種々の情報を格
納した媒体(テープカートリッジ)9は、媒体格納庫6
の中に多数形成されたセル7の中に格納される。アクセ
ッサ8はそれを保持する支柱8Aを上下し、その支柱8
Aを軸に回転し、さらに搬送レール8B上を移動するこ
とができる。複数のテープ装置(ドライブ)5の中には
必要な媒体(テープカートリッジ)9が格納され、その
情報が読み書きされる。ここでは、媒体格納庫6が2式
ある場合を示している。
【0026】アクセッサ8は、媒体(テープカートリッ
ジ)9の搬出・格納等を操作するハンド部8Hと、媒体
(テープカートリッジ)9のボリューム情報および各フ
レームのフレーム識別子を読み取るセンサ(バーコード
リーダ)8Sとを備えている。バーコードリーダ8S
は、媒体(テープカートリッジ)9のボリューム情報を
読み取るために従来のライブラリ装置のアクセッサが備
えているものであるが、本実施形態ではこのバーコード
リーダをフレーム識別子を読み取るセンサに共用して装
置の簡便化を図っている。
ジ)9の搬出・格納等を操作するハンド部8Hと、媒体
(テープカートリッジ)9のボリューム情報および各フ
レームのフレーム識別子を読み取るセンサ(バーコード
リーダ)8Sとを備えている。バーコードリーダ8S
は、媒体(テープカートリッジ)9のボリューム情報を
読み取るために従来のライブラリ装置のアクセッサが備
えているものであるが、本実施形態ではこのバーコード
リーダをフレーム識別子を読み取るセンサに共用して装
置の簡便化を図っている。
【0027】アクセッサ8は、所定のセル7から媒体
(テープカートリッジ)9を搬出し、所定のテープ装置
(ドライブ)5の所まで移動してその中に媒体(テープ
カートリッジ)9を格納する。そして、そのテープ装置
(ドライブ)5による所定の読み書きの動作が完了した
後、必要に応じてその媒体(テープカートリッジ)9を
元のセル7に戻すように動作する。
(テープカートリッジ)9を搬出し、所定のテープ装置
(ドライブ)5の所まで移動してその中に媒体(テープ
カートリッジ)9を格納する。そして、そのテープ装置
(ドライブ)5による所定の読み書きの動作が完了した
後、必要に応じてその媒体(テープカートリッジ)9を
元のセル7に戻すように動作する。
【0028】このようなアクセッサ8やテープ装置5の
動作は、ライブラリ制御システム(図2の10)または
ホストコンピュータ(以下、ホストと略称する)1から
の制御信号により制御される。
動作は、ライブラリ制御システム(図2の10)または
ホストコンピュータ(以下、ホストと略称する)1から
の制御信号により制御される。
【0029】図2のライブラリ制御システム10は、C
PU11,ROM12,RAM13,キーボード15,
ディスク18,およびライブラリI/F14,ホストI
/F19等から構成されている。そして、二つのI/F
14,19の入出力線LC,HCは、図1の入出力線L
C,HCに接続されている。
PU11,ROM12,RAM13,キーボード15,
ディスク18,およびライブラリI/F14,ホストI
/F19等から構成されている。そして、二つのI/F
14,19の入出力線LC,HCは、図1の入出力線L
C,HCに接続されている。
【0030】図3は、二つのアクセッサを有するライブ
ラリ装置200(ライブラリ装置本体を、単にライブラ
リ装置とも称する)を示す図であり、このライブラリ装
置200を上から眺めた平面図を示したものである。
ラリ装置200(ライブラリ装置本体を、単にライブラ
リ装置とも称する)を示す図であり、このライブラリ装
置200を上から眺めた平面図を示したものである。
【0031】図中201A,201Bは、レール202
の上を左右に移動する二つのアクセッサであり、そのレ
ール202の両側に複数のフレーム(フレームA〜フレ
ームL)が設置されている。
の上を左右に移動する二つのアクセッサであり、そのレ
ール202の両側に複数のフレーム(フレームA〜フレ
ームL)が設置されている。
【0032】フレームA,同LはCAS(CARTRIDGE AC
CESS STATION、投入口/排出口)フレームであり、ガレ
ージGa,Gbを含んで構成されている。これらのガレ
ージGa,Gbは、それぞれ二つのアクセッサ201
A,201Bのホームポジションとして設置されてい
る。
CESS STATION、投入口/排出口)フレームであり、ガレ
ージGa,Gbを含んで構成されている。これらのガレ
ージGa,Gbは、それぞれ二つのアクセッサ201
A,201Bのホームポジションとして設置されてい
る。
【0033】フレームB,同C,同J,同KはDRUM
(ドラム)フレームで、後述する図9のフレームF2,
F4に対応するものであり、ドラム状に配列された複数
のセルを備えてセル内に記録媒体(磁気テープカートリ
ッジ)を格納している。そして、フレームD,同E,同
F,同GはMTU(MAGNETIC TAPE UNIT、磁気テープユ
ニット)フレームであり、それぞれ一つまたは複数の磁
気テープドライブが設置されている。
(ドラム)フレームで、後述する図9のフレームF2,
F4に対応するものであり、ドラム状に配列された複数
のセルを備えてセル内に記録媒体(磁気テープカートリ
ッジ)を格納している。そして、フレームD,同E,同
F,同GはMTU(MAGNETIC TAPE UNIT、磁気テープユ
ニット)フレームであり、それぞれ一つまたは複数の磁
気テープドライブが設置されている。
【0034】これらのフレーム(フレームA〜フレーム
L)は、その設置場所を識別するフレームロケーション
(#1〜#n)に対応付けて設置されている。このフレ
ームロケーション(#1〜#n)は、レール202の両
側に同じ符号が設定されているが、これらはz座標(図
3に示したz=0とz=1)で区別される。なお、座標
軸としては、図中209に示したように、x,y,zの
3軸が設定されている。
L)は、その設置場所を識別するフレームロケーション
(#1〜#n)に対応付けて設置されている。このフレ
ームロケーション(#1〜#n)は、レール202の両
側に同じ符号が設定されているが、これらはz座標(図
3に示したz=0とz=1)で区別される。なお、座標
軸としては、図中209に示したように、x,y,zの
3軸が設定されている。
【0035】フレームロケーション(#1〜#n)も1
種のx座標ではあるが、通常用いられるx座標は、DR
UMフレーム等のフレーム内で、例えばy座標と組み合
わせて後述する図9のフレームF2,F4に示したよう
な形で用いられている。
種のx座標ではあるが、通常用いられるx座標は、DR
UMフレーム等のフレーム内で、例えばy座標と組み合
わせて後述する図9のフレームF2,F4に示したよう
な形で用いられている。
【0036】図4は、作成すべきフレーム構成情報のフ
ォーマットを示す図である。それぞれのフレーム(フレ
ームA〜フレームL)に対応する個別フレーム構成情報
211は、フレーム位置211aとフレーム種別211
bとの2種類の符号から構成されている。前者は、装置
内での位置を示す符号で、上記のz座標(z=0とz=
1)とフレームロケーション(#1〜#n)との組合せ
からなり、後者はDRUM,MTU,CAS等のフレームの種類を示
す符号からなる。
ォーマットを示す図である。それぞれのフレーム(フレ
ームA〜フレームL)に対応する個別フレーム構成情報
211は、フレーム位置211aとフレーム種別211
bとの2種類の符号から構成されている。前者は、装置
内での位置を示す符号で、上記のz座標(z=0とz=
1)とフレームロケーション(#1〜#n)との組合せ
からなり、後者はDRUM,MTU,CAS等のフレームの種類を示
す符号からなる。
【0037】各フレームは、フレーム位置とフレーム種
別との2種類の符号を含む個別フレーム構成情報を特定
することにより、ライブラリ装置内での当該フレームの
構成情報を確定することができる。そして、全てのフレ
ームの個別フレーム構成情報を特定することにより、ラ
イブラリ装置全体のフレーム構成情報を確定することが
できる。
別との2種類の符号を含む個別フレーム構成情報を特定
することにより、ライブラリ装置内での当該フレームの
構成情報を確定することができる。そして、全てのフレ
ームの個別フレーム構成情報を特定することにより、ラ
イブラリ装置全体のフレーム構成情報を確定することが
できる。
【0038】図5は、フレーム識別子のフォーマットを
示す図である。このフレーム識別子220は、フレーム
の種類を示す符号221と、最終フレームか否かを示す
符号222との2種類の符号を含むものである。これら
の内容を記録されたバーコードが、各フレームの所定の
場所に貼付されている。
示す図である。このフレーム識別子220は、フレーム
の種類を示す符号221と、最終フレームか否かを示す
符号222との2種類の符号を含むものである。これら
の内容を記録されたバーコードが、各フレームの所定の
場所に貼付されている。
【0039】図6は、フレーム構成情報を自動的に作成
するフローチャートである。まず、アクセッサをホーム
ポジションへ移動させる(ステップ251)。具体的に
は、図3において二つのアクセッサ201A,201B
をそれぞれガレージGa,Gbへ移動させる。
するフローチャートである。まず、アクセッサをホーム
ポジションへ移動させる(ステップ251)。具体的に
は、図3において二つのアクセッサ201A,201B
をそれぞれガレージGa,Gbへ移動させる。
【0040】このホームポジションで、アクセッサのメ
カ動作(機械的動作)に関し、例えばハンド部の回転動
作や把取動作等の基本動作のチェックを行う(ステップ
252)。このメカ動作が正常であることを確認した
後、ホームポジション(図3のフレームロケーション#
1)にあるフレーム(図3のフレームA)のバーコード
ラベル(フレーム識別子)をリードする(ステップ25
3)。このリード(読取り)の成功を確認した後(ステ
ップ254)、フレームロケーションの内容(ここでは
#1)とフレーム識別子の内容(ここではフレームAを
示す符号)とに基づいて、このフレームの個別フレーム
構成情報を作成する(ステップ255)。
カ動作(機械的動作)に関し、例えばハンド部の回転動
作や把取動作等の基本動作のチェックを行う(ステップ
252)。このメカ動作が正常であることを確認した
後、ホームポジション(図3のフレームロケーション#
1)にあるフレーム(図3のフレームA)のバーコード
ラベル(フレーム識別子)をリードする(ステップ25
3)。このリード(読取り)の成功を確認した後(ステ
ップ254)、フレームロケーションの内容(ここでは
#1)とフレーム識別子の内容(ここではフレームAを
示す符号)とに基づいて、このフレームの個別フレーム
構成情報を作成する(ステップ255)。
【0041】ここでリードしたフレーム識別子の中の最
終フレームか否かを示す符号(図5の222)を参照し
て、このフレームが最終フレームでない場合には、アク
セッサを次のフレームロケーションに移動させる(ステ
ップ257)。ここでは、図3のフレームロケーション
#1の位置からフレームロケーション#2の位置へ移動
させる。
終フレームか否かを示す符号(図5の222)を参照し
て、このフレームが最終フレームでない場合には、アク
セッサを次のフレームロケーションに移動させる(ステ
ップ257)。ここでは、図3のフレームロケーション
#1の位置からフレームロケーション#2の位置へ移動
させる。
【0042】そして、上記と同様にして、そのフレーム
ロケーションにあるフレームのフレーム識別子をリード
し、そのフレームの個別フレーム構成情報を作成する
(ステップ253〜255)。具体的には、図3のフレ
ームロケーション#2にある二つのフレームC,Bのそ
れぞれのフレーム識別子を読取り、それらのフレーム
C,Bに対応する個別フレーム構成情報を作成する。
ロケーションにあるフレームのフレーム識別子をリード
し、そのフレームの個別フレーム構成情報を作成する
(ステップ253〜255)。具体的には、図3のフレ
ームロケーション#2にある二つのフレームC,Bのそ
れぞれのフレーム識別子を読取り、それらのフレーム
C,Bに対応する個別フレーム構成情報を作成する。
【0043】これらのステップを最終フレームに達する
まで継続することにより、このライブラリ装置全体のフ
レーム構成情報の作成を完了することができる。以上の
説明は、一つのアクセッサ(図3の201A)のみを用
いて、このライブラリ装置全体のフレーム構成情報の作
成を行う事例を示したが、図3に示したもう一つのアク
セッサ201Bも併用し、処理対象とするフレームを約
半分づつ分担させれば、さらに短時間で、このライブラ
リ装置全体のフレーム構成情報の作成を完了することが
できる。
まで継続することにより、このライブラリ装置全体のフ
レーム構成情報の作成を完了することができる。以上の
説明は、一つのアクセッサ(図3の201A)のみを用
いて、このライブラリ装置全体のフレーム構成情報の作
成を行う事例を示したが、図3に示したもう一つのアク
セッサ201Bも併用し、処理対象とするフレームを約
半分づつ分担させれば、さらに短時間で、このライブラ
リ装置全体のフレーム構成情報の作成を完了することが
できる。
【0044】次に、上記のフレーム構成情報とは別に、
ライブラリ装置の設定情報を自動的に認識するための装
置構成と認識方法とについて説明する。これは、図7に
示すように、必要な設定情報を設定情報識別子に登録
し、この設定情報識別子をアクセッサの有するセンサ
(バーコードリーダ)により読取ることにより、種々の
設定情報を自動的に認識することができる。
ライブラリ装置の設定情報を自動的に認識するための装
置構成と認識方法とについて説明する。これは、図7に
示すように、必要な設定情報を設定情報識別子に登録
し、この設定情報識別子をアクセッサの有するセンサ
(バーコードリーダ)により読取ることにより、種々の
設定情報を自動的に認識することができる。
【0045】図7の設定情報識別子のフォーマットは、
例えば8ビットで構成され、記録媒体(磁気テープカ
ートリッジ)に貼付される情報ラベル(バーコードラベ
ル)の貼付位置を示す符号、バーコードラベルの種類
を示す符号、二つのアクセッサを識別する符号、使
用する文字コードの種類を示す符号、等を含むものであ
る。前記〜のそれぞれの項目の符号は1と0とで区
別され、例えば、 1:位置a、0:位置b、 1:A仕様(FJ社ラベル)、0:B仕様(STK社
ラベル)、 1:左側、0:右側、 1:ASCIIコード、0:EBCDICコード、 等の内容に対応している。なお、ここでは、全て2種類
の内容しかない場合の事例を示したが、3種類以上の内
容を含む場合があり、その場合はその項目の内容を識別
するのに必要なビット数を配分することは当然である。
例えばアクセッサを3台以上用いる場合もある。
例えば8ビットで構成され、記録媒体(磁気テープカ
ートリッジ)に貼付される情報ラベル(バーコードラベ
ル)の貼付位置を示す符号、バーコードラベルの種類
を示す符号、二つのアクセッサを識別する符号、使
用する文字コードの種類を示す符号、等を含むものであ
る。前記〜のそれぞれの項目の符号は1と0とで区
別され、例えば、 1:位置a、0:位置b、 1:A仕様(FJ社ラベル)、0:B仕様(STK社
ラベル)、 1:左側、0:右側、 1:ASCIIコード、0:EBCDICコード、 等の内容に対応している。なお、ここでは、全て2種類
の内容しかない場合の事例を示したが、3種類以上の内
容を含む場合があり、その場合はその項目の内容を識別
するのに必要なビット数を配分することは当然である。
例えばアクセッサを3台以上用いる場合もある。
【0046】ここで、上記のバーコードラベルの貼付
位置の例を図8に示す。バーコードラベルの貼付位置と
して、磁気テープカートリッジの背面側と側面側との位
置に対応して、位置aと位置bとを設定している。
位置の例を図8に示す。バーコードラベルの貼付位置と
して、磁気テープカートリッジの背面側と側面側との位
置に対応して、位置aと位置bとを設定している。
【0047】このようにしてライブラリ装置の設定情報
を設定情報識別子に登録し、その内容をバーコードに変
換してホームポジションのフレーム(図3のガレージG
a,Gb)の所定の位置に貼付しておく。
を設定情報識別子に登録し、その内容をバーコードに変
換してホームポジションのフレーム(図3のガレージG
a,Gb)の所定の位置に貼付しておく。
【0048】そして、ライブラリ装置の電源投入後、所
定の初期化処理を行った後に、二つのアクセッサをまず
このホームポジションに移動させ、アクセッサのメカ動
作が正常であることを確認した上で、バーコードリーダ
によりこのバーコード(設定情報識別子)を読取る。こ
の読取りにより、ライブラリ装置はその中に登録された
種々の設定情報を自動的に認識することができる。
定の初期化処理を行った後に、二つのアクセッサをまず
このホームポジションに移動させ、アクセッサのメカ動
作が正常であることを確認した上で、バーコードリーダ
によりこのバーコード(設定情報識別子)を読取る。こ
の読取りにより、ライブラリ装置はその中に登録された
種々の設定情報を自動的に認識することができる。
【0049】また、二つのアクセッサ(図3の201
A,201B)は、上記項の内容を読取ることによ
り、それぞれがどちらのアクセッサであるかを判別する
ことができる。
A,201B)は、上記項の内容を読取ることによ
り、それぞれがどちらのアクセッサであるかを判別する
ことができる。
【0050】このように、各フレームのフレーム識別子
とライブラリ装置の設定情報識別子とを、アクセッサの
有するセンサ(バーコードリーダ)により読取ること
で、ライブラリ装置のフレーム構成情報と設定情報とを
自動的に認識することができる。
とライブラリ装置の設定情報識別子とを、アクセッサの
有するセンサ(バーコードリーダ)により読取ること
で、ライブラリ装置のフレーム構成情報と設定情報とを
自動的に認識することができる。
【0051】なお、図7に示した設定情報の項目は一つ
の事例であり、これらの内容に限定されるものではな
い。また、バーコードリーダの代わりに、例えばCCD
等のセンサを用いることができ、これによりバーコード
以外に文字や記号等の記録形態に対応することが可能で
ある。
の事例であり、これらの内容に限定されるものではな
い。また、バーコードリーダの代わりに、例えばCCD
等のセンサを用いることができ、これによりバーコード
以外に文字や記号等の記録形態に対応することが可能で
ある。
【0052】図3には、二つのアクセッサを有する事例
を示したが、一つの場合でも、三つ以上ある場合でも、
本実施形態を同様に適用できることは言うまでもない。 〔第2実施形態〕上記の第1実施形態においては、ライ
ブラリ装置の設置直後のフレーム構成、または現在ある
状態でのフレーム構成を自動的に認識するためのライブ
ラリ装置構成とその認識方法を説明した。
を示したが、一つの場合でも、三つ以上ある場合でも、
本実施形態を同様に適用できることは言うまでもない。 〔第2実施形態〕上記の第1実施形態においては、ライ
ブラリ装置の設置直後のフレーム構成、または現在ある
状態でのフレーム構成を自動的に認識するためのライブ
ラリ装置構成とその認識方法を説明した。
【0053】これに対して第2実施形態においては、フ
レーム構成を変更(追加、削除、交換)した場合におい
て、その変更内容を含めて、フレーム構成を自動的に認
識しまたは更新するライブラリ装置構成とその認識・更
新方法を、図9〜図18を参照して説明する。
レーム構成を変更(追加、削除、交換)した場合におい
て、その変更内容を含めて、フレーム構成を自動的に認
識しまたは更新するライブラリ装置構成とその認識・更
新方法を、図9〜図18を参照して説明する。
【0054】ここでは、図9に示したフレーム構成を、
図10に示したフレーム構成のように変更する場合を例
として説明する。図9において、ライブラリ装置本体2
は、四つのフレームF1 〜F4から構成されている。
図10に示したフレーム構成のように変更する場合を例
として説明する。図9において、ライブラリ装置本体2
は、四つのフレームF1 〜F4から構成されている。
【0055】フレームF1は、アクセッサ23と投入口
25と排出口26とからなり、フレームF3は、四つの
テープ装置22(22−1〜22−4)からなる。ま
た、フレームF2においては、多数のセル7が、Xアド
レス(X1〜X6)とYアドレス(Y1〜Y4)とに対
応して円筒状に配列されている。フレームF4において
も同様である。これらのF2,F4の二つのフレーム
は、図9のように直線的に配列される場合の他に、図1
に例示したようにアクセッサ8を挟んで両側に対称的に
配列される場合もある。この円筒状のフレームF2,F
4は、アクセッサが必要とする角度に回転するようにラ
イブラリ制御システム(図2の10)により制御され
る。
25と排出口26とからなり、フレームF3は、四つの
テープ装置22(22−1〜22−4)からなる。ま
た、フレームF2においては、多数のセル7が、Xアド
レス(X1〜X6)とYアドレス(Y1〜Y4)とに対
応して円筒状に配列されている。フレームF4において
も同様である。これらのF2,F4の二つのフレーム
は、図9のように直線的に配列される場合の他に、図1
に例示したようにアクセッサ8を挟んで両側に対称的に
配列される場合もある。この円筒状のフレームF2,F
4は、アクセッサが必要とする角度に回転するようにラ
イブラリ制御システム(図2の10)により制御され
る。
【0056】フレームF2には、X1Y1のアドレスの
セルにボリューム名V1のテープカートリッジが格納さ
れている。一方、フレームF4には、X1Y1およびX
1Y2のアドレスのセルにそれぞれボリューム名V2,
V3のテープカートリッジが格納されている。
セルにボリューム名V1のテープカートリッジが格納さ
れている。一方、フレームF4には、X1Y1およびX
1Y2のアドレスのセルにそれぞれボリューム名V2,
V3のテープカートリッジが格納されている。
【0057】これらの各フレームF1〜F4において
は、アクセッサ23に搭載されたセンサ24(例えば、
バーコードリーダ)により読み取られるべき所定の位置
(高さ)に、各フレームのフレーム識別子C1,A1,
B1,A2が記録された部材(紙、プラスチックフィル
ム等)が、予め貼付されている。これらのフレーム識別
子は、例えばバーコードの形で記録されている。
は、アクセッサ23に搭載されたセンサ24(例えば、
バーコードリーダ)により読み取られるべき所定の位置
(高さ)に、各フレームのフレーム識別子C1,A1,
B1,A2が記録された部材(紙、プラスチックフィル
ム等)が、予め貼付されている。これらのフレーム識別
子は、例えばバーコードの形で記録されている。
【0058】ここで、A,B,Cはフレームの種類を示
す符号であり、A,B,Cに続く数字は、少なくとも同
一種類のフレームの中でユニークな符号(ここでは数
字)である。このように規定された2種類の符号を統一
的にしかも間違いなく発行することは、専任の管理者が
全てのフレーム識別子を厳密に管理するようにすること
で実現している。
す符号であり、A,B,Cに続く数字は、少なくとも同
一種類のフレームの中でユニークな符号(ここでは数
字)である。このように規定された2種類の符号を統一
的にしかも間違いなく発行することは、専任の管理者が
全てのフレーム識別子を厳密に管理するようにすること
で実現している。
【0059】カートリッジの搬出・格納等を操作するハ
ンド部23Hを有するアクセッサ23は、搬送レール2
3Bおよび支柱23Aに沿ってそれぞれ横方向および縦
方向に移動し、アクセッサの有するセンサ24(バーコ
ードリーダ)により、所定の高さに貼付されているフレ
ーム識別子A1〜C1を読み取ることができる。
ンド部23Hを有するアクセッサ23は、搬送レール2
3Bおよび支柱23Aに沿ってそれぞれ横方向および縦
方向に移動し、アクセッサの有するセンサ24(バーコ
ードリーダ)により、所定の高さに貼付されているフレ
ーム識別子A1〜C1を読み取ることができる。
【0060】ここでは、フレーム識別子A1〜C1が同
一の高さに貼付されているとして説明したが、異なる高
さに貼付されていてもよい。予めその位置を、ライブラ
リ制御システム(図2の10)に認識させておけば、位
置調節をしながら読み出すようにすることもできる。
一の高さに貼付されているとして説明したが、異なる高
さに貼付されていてもよい。予めその位置を、ライブラ
リ制御システム(図2の10)に認識させておけば、位
置調節をしながら読み出すようにすることもできる。
【0061】次に、図10は、F2のフレームにおい
て、フレーム識別子A1のフレーム(図9)からA3の
フレーム(図10)に変更したものである。この変更に
伴って、X1Y1のアドレスのセルにはボリューム名V
4のテープカートリッジが格納されている。
て、フレーム識別子A1のフレーム(図9)からA3の
フレーム(図10)に変更したものである。この変更に
伴って、X1Y1のアドレスのセルにはボリューム名V
4のテープカートリッジが格納されている。
【0062】図9から図10に示すようにフレーム構成
の変更が行われた場合に、そのフレーム構成の更新処理
に用いるフレーム識別子、ボリューム情報管理テーブ
ル、フレーム構成管理テーブル等の内容について、図1
1〜図13を参照して説明する。
の変更が行われた場合に、そのフレーム構成の更新処理
に用いるフレーム識別子、ボリューム情報管理テーブ
ル、フレーム構成管理テーブル等の内容について、図1
1〜図13を参照して説明する。
【0063】図11に示すように、フレーム識別子40
は、フレームの種類を示す符号41(図9のA1,A
2,B1,C1の左側の文字に対応するもの)と、ユニ
ークな符号42(図9のA1,A2,B1,C1の右側
の数字に対応するもの)とから構成される。ここで言う
符号は、文字、記号、数字等のいずれでもよい。(図1
1のように符号41が文字で、符号42が数字であると
いう組み合わせに限定されるものではない。)また、図
11では、41,42で示したいずれの符号も1桁であ
るが、これらは1桁に限るものではなく何桁の符号であ
ってもよい。そして、図中41,42で示した符号が複
数桁の符号であった場合、それぞれの符号は、文字、記
号、数字等を任意に組み合わせたものを用いることがで
きる。
は、フレームの種類を示す符号41(図9のA1,A
2,B1,C1の左側の文字に対応するもの)と、ユニ
ークな符号42(図9のA1,A2,B1,C1の右側
の数字に対応するもの)とから構成される。ここで言う
符号は、文字、記号、数字等のいずれでもよい。(図1
1のように符号41が文字で、符号42が数字であると
いう組み合わせに限定されるものではない。)また、図
11では、41,42で示したいずれの符号も1桁であ
るが、これらは1桁に限るものではなく何桁の符号であ
ってもよい。そして、図中41,42で示した符号が複
数桁の符号であった場合、それぞれの符号は、文字、記
号、数字等を任意に組み合わせたものを用いることがで
きる。
【0064】次に、ユニークな符号42は、(a)少な
くとも1種類のフレームの中でユニークな符号であれば
よい。即ち、他の種類のフレームに同じ符号があっても
構わない。この場合でも、図中41,42で示した2種
類の符号を組み合わせた符号40を用いれば、それはユ
ニークなものとなる。(b)勿論、フレームの種類に関
係なく、全ての符号42をユニークなものとしてもよ
い。
くとも1種類のフレームの中でユニークな符号であれば
よい。即ち、他の種類のフレームに同じ符号があっても
構わない。この場合でも、図中41,42で示した2種
類の符号を組み合わせた符号40を用いれば、それはユ
ニークなものとなる。(b)勿論、フレームの種類に関
係なく、全ての符号42をユニークなものとしてもよ
い。
【0065】このように、図11に示したような構成の
フレーム識別子を用いることにより、一つのライブラリ
装置を構成するフレーム識別子を、全てユニークなもの
とすることができる。勿論、削除したフレームも、新た
に追加するフレームも、全てこのルールに則ってフレー
ム識別子を構成している。
フレーム識別子を用いることにより、一つのライブラリ
装置を構成するフレーム識別子を、全てユニークなもの
とすることができる。勿論、削除したフレームも、新た
に追加するフレームも、全てこのルールに則ってフレー
ム識別子を構成している。
【0066】ボリューム情報管理テーブルの1例を図1
2に示した。ボリューム情報管理テーブル55は、複数
の個別ボリューム情報(「欄」と略称する)55−1〜
55−nからなる。この欄は、ボリュームの数(即ち、
テープカートリッジの数)だけ存在しnがその数に相当
する。
2に示した。ボリューム情報管理テーブル55は、複数
の個別ボリューム情報(「欄」と略称する)55−1〜
55−nからなる。この欄は、ボリュームの数(即ち、
テープカートリッジの数)だけ存在しnがその数に相当
する。
【0067】個別ボリューム情報55−i(i=1〜
n)は、次のような項目を含むものである。 FIDi:フレーム識別子 Vi :カートリッジのボリューム名 Xi :カートリッジ格納セルのXアドレス Yi :カートリッジ格納セルのYアドレス Zi :カートリッジ格納セルのZアドレス IDi :所有者ID 他i :その他の情報 ここで、上記のZアドレス(Zi)は図9〜図10には
無いアドレスであるが、例えばF4のフレーム内にA2
の他に新たにA4のフレームを設置するような場合には
このZアドレス(Zi)を付けて区別する。
n)は、次のような項目を含むものである。 FIDi:フレーム識別子 Vi :カートリッジのボリューム名 Xi :カートリッジ格納セルのXアドレス Yi :カートリッジ格納セルのYアドレス Zi :カートリッジ格納セルのZアドレス IDi :所有者ID 他i :その他の情報 ここで、上記のZアドレス(Zi)は図9〜図10には
無いアドレスであるが、例えばF4のフレーム内にA2
の他に新たにA4のフレームを設置するような場合には
このZアドレス(Zi)を付けて区別する。
【0068】図13のフレーム構成管理テーブル50
は、複数の個別フレーム構成情報(「欄」と略称する)
50−1〜50−mからなる。この欄は、フレームの数
だけ存在しmがその数に相当する。
は、複数の個別フレーム構成情報(「欄」と略称する)
50−1〜50−mからなる。この欄は、フレームの数
だけ存在しmがその数に相当する。
【0069】個別フレーム構成情報50−j(j=1〜
m)は、次のような項目を含むものである。 FIDj:フレーム識別子 FLGj:フラグ 上記項のフラグFLGjの内容と使い方については後
述する。
m)は、次のような項目を含むものである。 FIDj:フレーム識別子 FLGj:フラグ 上記項のフラグFLGjの内容と使い方については後
述する。
【0070】次に、図9から図10に示すようにフレー
ム構成の変更が行われた場合に、これら二つのテーブル
(ボリューム情報管理テーブルとフレーム構成管理テー
ブル)がどのような内容になるかについて、図14〜図
15を参照して説明する。
ム構成の変更が行われた場合に、これら二つのテーブル
(ボリューム情報管理テーブルとフレーム構成管理テー
ブル)がどのような内容になるかについて、図14〜図
15を参照して説明する。
【0071】図14において、(a)が更新前の(図9
に対応する)ボリューム情報管理テーブル55Aであ
り、(b)が更新後の(図10に対応する)ボリューム
情報管理テーブル55Bである。ここで(b)のボリュ
ーム情報管理テーブル55Bは、(a)のフレームA1
に対応する個別ボリューム情報55A−1が削除され、
新たにフレームA3に対応する個別ボリューム情報55
B−イが追加されている。
に対応する)ボリューム情報管理テーブル55Aであ
り、(b)が更新後の(図10に対応する)ボリューム
情報管理テーブル55Bである。ここで(b)のボリュ
ーム情報管理テーブル55Bは、(a)のフレームA1
に対応する個別ボリューム情報55A−1が削除され、
新たにフレームA3に対応する個別ボリューム情報55
B−イが追加されている。
【0072】図15において、(a)が更新前の(図9
に対応する)フレーム構成管理テーブル50Aであり、
(b)が更新後の(図10に対応する)フレーム構成管
理テーブル50Bである。ここで(b)のフレーム構成
管理テーブル50Bは、(a)のフレームA1に対応す
る個別フレーム構成情報50A−bが削除され、フレー
ムA3に対応する個別フレーム構成情報50B−bが追
加されている。
に対応する)フレーム構成管理テーブル50Aであり、
(b)が更新後の(図10に対応する)フレーム構成管
理テーブル50Bである。ここで(b)のフレーム構成
管理テーブル50Bは、(a)のフレームA1に対応す
る個別フレーム構成情報50A−bが削除され、フレー
ムA3に対応する個別フレーム構成情報50B−bが追
加されている。
【0073】図15のフレーム構成管理テーブルは、例
えば(a)においてはC1,A1,B1,A2のフレー
ムが右から左に向かって順番に設置されていることを示
すようにそれぞれの個別フレーム構成情報が配列されて
いるため、図4に示した「フレーム位置」の項目が省略
されている。この「フレーム位置」の情報は、このテー
ブル内の配列順序から自動的に認識されるものとなって
いる。
えば(a)においてはC1,A1,B1,A2のフレー
ムが右から左に向かって順番に設置されていることを示
すようにそれぞれの個別フレーム構成情報が配列されて
いるため、図4に示した「フレーム位置」の項目が省略
されている。この「フレーム位置」の情報は、このテー
ブル内の配列順序から自動的に認識されるものとなって
いる。
【0074】さらに、フレームA3に対応する個別フレ
ーム構成情報50B−bのフラグFLGは値1にセット
される。この値1は、フレームが変更(追加)されたこ
とを示し、他の個別フレーム構成情報のフラグFLGの
値は、以前の状態と同じであることを示す値0にリセッ
トされている。
ーム構成情報50B−bのフラグFLGは値1にセット
される。この値1は、フレームが変更(追加)されたこ
とを示し、他の個別フレーム構成情報のフラグFLGの
値は、以前の状態と同じであることを示す値0にリセッ
トされている。
【0075】ここで、上記図14〜図15に示したよう
に、二つのテーブルの更新を行う具体的な方法を、図1
6〜図18のフローチャートを参照して説明する。フレ
ーム構成管理テーブル(図15の50B)を更新(新た
に作成)する方法を、図16のフローチャートに示し
た。
に、二つのテーブルの更新を行う具体的な方法を、図1
6〜図18のフローチャートを参照して説明する。フレ
ーム構成管理テーブル(図15の50B)を更新(新た
に作成)する方法を、図16のフローチャートに示し
た。
【0076】まずアクセッサをホームポジション(始端
部)にセットし(ステップ101、以下「ステップ」の
表記を省略し「数字のみ」で示すものとする)、そこか
ら終端部に向かって前進させる(102)。アクセッサ
がフレーム識別子を検出した場合にそこでセンサがフレ
ーム識別子を読み取る操作を行う(103)。そして、
そのフレーム識別子を、新しい「フレーム構成管理テー
ブル」(図15の50B)のフレーム識別子FIDの欄
に登録する(104)。
部)にセットし(ステップ101、以下「ステップ」の
表記を省略し「数字のみ」で示すものとする)、そこか
ら終端部に向かって前進させる(102)。アクセッサ
がフレーム識別子を検出した場合にそこでセンサがフレ
ーム識別子を読み取る操作を行う(103)。そして、
そのフレーム識別子を、新しい「フレーム構成管理テー
ブル」(図15の50B)のフレーム識別子FIDの欄
に登録する(104)。
【0077】次に、元の「フレーム構成管理テーブル」
(図15の50A)に同一のフレーム識別子があるか否
かを調べ(105)、ある場合(Y:YES )はフラグF
LGを0とし(106)、無い場合(N:NO)はフラグ
FLGを1とする(107)。そして、そのフレームが
最後のフレームか否かを調べ(108)、Nの場合はア
クセッサ前進(102)に戻り、Yの場合は終了する。
これで新しい「フレーム構成管理テーブル」(図15の
50B)の作成が完了する。(なお、元の「フレーム構
成管理テーブル」(図15の50A)は、このフローチ
ャートで示された処理の完了後に削除してもよいが、そ
のまま残しておくことにより引き続き活用することがで
きる。) ここで作成した新しい「フレーム構成管理テーブル」
(図15の50B)を活用して、「ボリューム情報管理
テーブル」を、図14の55Aから55Bに示したよう
に更新する方法を、図17と図18のフローチャートを
参照して説明する。
(図15の50A)に同一のフレーム識別子があるか否
かを調べ(105)、ある場合(Y:YES )はフラグF
LGを0とし(106)、無い場合(N:NO)はフラグ
FLGを1とする(107)。そして、そのフレームが
最後のフレームか否かを調べ(108)、Nの場合はア
クセッサ前進(102)に戻り、Yの場合は終了する。
これで新しい「フレーム構成管理テーブル」(図15の
50B)の作成が完了する。(なお、元の「フレーム構
成管理テーブル」(図15の50A)は、このフローチ
ャートで示された処理の完了後に削除してもよいが、そ
のまま残しておくことにより引き続き活用することがで
きる。) ここで作成した新しい「フレーム構成管理テーブル」
(図15の50B)を活用して、「ボリューム情報管理
テーブル」を、図14の55Aから55Bに示したよう
に更新する方法を、図17と図18のフローチャートを
参照して説明する。
【0078】ここで、図17は、「削除したフレーム」
に対応する個別ボリューム情報を元の「ボリューム情報
管理テーブル」(図14の55A)から削除するフロー
チャートであり、図18は、「追加したフレーム」に対
応する個別ボリューム情報を元の「ボリューム情報管理
テーブル」(図14の55A)に追加するフローチャー
トである。このように、図17と図18に示した2種類
の処理を行うことで一連の更新処理を行うことができ
る。
に対応する個別ボリューム情報を元の「ボリューム情報
管理テーブル」(図14の55A)から削除するフロー
チャートであり、図18は、「追加したフレーム」に対
応する個別ボリューム情報を元の「ボリューム情報管理
テーブル」(図14の55A)に追加するフローチャー
トである。このように、図17と図18に示した2種類
の処理を行うことで一連の更新処理を行うことができ
る。
【0079】図17において、まず、元の「ボリューム
情報管理テーブル」(図14の55A)の最初の欄(個
別ボリューム情報)を参照する(121)。次に、その
欄のフレーム識別子が、新しい「フレーム構成管理テー
ブル」(図15の50B)に存在するか否かを調べ(1
22)、Nの場合(存在しない場合)にはそのフレーム
は削除されたフレームであるから、その個別ボリューム
情報を元の「ボリューム情報管理テーブル」(図14の
55A)から削除して(123)次の欄に進む(12
5)。一方、Yの場合(存在する場合)には次の欄に進
んで(125)再び上記の処理(122)を行う。そし
て、最後の欄の処理を完了した後(124)この処理を
終了する。以上の処理により、元の「ボリューム情報管
理テーブル」(図14の55A)から不要な個別ボリュ
ーム情報を削除する処理が完了する。
情報管理テーブル」(図14の55A)の最初の欄(個
別ボリューム情報)を参照する(121)。次に、その
欄のフレーム識別子が、新しい「フレーム構成管理テー
ブル」(図15の50B)に存在するか否かを調べ(1
22)、Nの場合(存在しない場合)にはそのフレーム
は削除されたフレームであるから、その個別ボリューム
情報を元の「ボリューム情報管理テーブル」(図14の
55A)から削除して(123)次の欄に進む(12
5)。一方、Yの場合(存在する場合)には次の欄に進
んで(125)再び上記の処理(122)を行う。そし
て、最後の欄の処理を完了した後(124)この処理を
終了する。以上の処理により、元の「ボリューム情報管
理テーブル」(図14の55A)から不要な個別ボリュ
ーム情報を削除する処理が完了する。
【0080】図18において、まず、新たに作成した
「フレーム構成管理テーブル」(図15の50B)の最
初の欄(個別フレーム構成情報)を参照する(14
1)。その欄(個別フレーム構成情報)のフラグFLG
が1か否かを調べ(142)、1(Y)ならば新たに追
加されたフレームと判断して次の処理(143)へ進
み、0(N)ならばそのフレームは元のままであると判
断して次の欄(個別フレーム構成情報)のステップへ進
む(147)。前記フラグFLGが1の場合には、その
フレームがセルを有し(143)いずれかのセルにカー
トリッジが格納されている場合には(144)、そのフ
レームにアクセッサを移動させる。そしてアクセッサの
センサにより格納された各カートリッジのボリューム情
報を読み出し、個別ボリューム情報を作成して、それを
元の「ボリューム情報管理テーブル」(図14の55
A)に追加する(新しい欄を作成する)(145)。次
に、いま処理対象としている「フレーム構成管理テーブ
ル」(図15の50B)の欄が最後の欄か否かを調べ
(146)、Nならば次の欄に進んで再び上記の処理
(142〜145)を行い、Yならば処理を終了する。
これで元の「ボリューム情報管理テーブル」(図14の
55A)に新しい個別ボリューム情報を追加する処理が
完了する。
「フレーム構成管理テーブル」(図15の50B)の最
初の欄(個別フレーム構成情報)を参照する(14
1)。その欄(個別フレーム構成情報)のフラグFLG
が1か否かを調べ(142)、1(Y)ならば新たに追
加されたフレームと判断して次の処理(143)へ進
み、0(N)ならばそのフレームは元のままであると判
断して次の欄(個別フレーム構成情報)のステップへ進
む(147)。前記フラグFLGが1の場合には、その
フレームがセルを有し(143)いずれかのセルにカー
トリッジが格納されている場合には(144)、そのフ
レームにアクセッサを移動させる。そしてアクセッサの
センサにより格納された各カートリッジのボリューム情
報を読み出し、個別ボリューム情報を作成して、それを
元の「ボリューム情報管理テーブル」(図14の55
A)に追加する(新しい欄を作成する)(145)。次
に、いま処理対象としている「フレーム構成管理テーブ
ル」(図15の50B)の欄が最後の欄か否かを調べ
(146)、Nならば次の欄に進んで再び上記の処理
(142〜145)を行い、Yならば処理を終了する。
これで元の「ボリューム情報管理テーブル」(図14の
55A)に新しい個別ボリューム情報を追加する処理が
完了する。
【0081】図17〜図18の処理においては、元の
「ボリューム情報管理テーブル」(図14の55A)に
対して不要な欄を削除したり新しい欄を追加したりして
いるため、元のボリューム情報管理テーブルは変更され
て残っていない。しかし、後の処理に活用するために、
予め、元のボリューム情報管理テーブルを残す処理(例
えばコピー処理)を施した上で上記の処理を行うように
することもできる。
「ボリューム情報管理テーブル」(図14の55A)に
対して不要な欄を削除したり新しい欄を追加したりして
いるため、元のボリューム情報管理テーブルは変更され
て残っていない。しかし、後の処理に活用するために、
予め、元のボリューム情報管理テーブルを残す処理(例
えばコピー処理)を施した上で上記の処理を行うように
することもできる。
【0082】なお、図15〜図16においては、フラグ
FLGの値を1(追加)と0(変更なし)の2値とした
が、これを3値とし、例えば「−1」を削除されたフレ
ームを示すものとすることもできる。このように削除さ
れたフレームにもフラグを付けて、そのテーブルに残し
ておくようにすれば、一層便利に活用することができ
る。(例えば、図17に示したボリューム情報管理テー
ブルの更新の処理等にも活用することもできる。) 以上説明したように、「ボリューム情報管理テーブル」
(図14)と「フレーム構成管理テーブル」(図15)
との二つのテーブルを作成し、図16〜図18のフロー
チャートの処理を行うことにより、フレーム構成の変更
が行われた場合のフレーム構成情報やボリューム格納情
報等の内容変更を適切に二つのテーブルに反映すること
ができる。
FLGの値を1(追加)と0(変更なし)の2値とした
が、これを3値とし、例えば「−1」を削除されたフレ
ームを示すものとすることもできる。このように削除さ
れたフレームにもフラグを付けて、そのテーブルに残し
ておくようにすれば、一層便利に活用することができ
る。(例えば、図17に示したボリューム情報管理テー
ブルの更新の処理等にも活用することもできる。) 以上説明したように、「ボリューム情報管理テーブル」
(図14)と「フレーム構成管理テーブル」(図15)
との二つのテーブルを作成し、図16〜図18のフロー
チャートの処理を行うことにより、フレーム構成の変更
が行われた場合のフレーム構成情報やボリューム格納情
報等の内容変更を適切に二つのテーブルに反映すること
ができる。
【0083】これら二つのテーブルの内、必要不可欠な
ものは、「ボリューム情報管理テーブル」(図14)で
ある。このテーブルによりテープカートリッジの格納場
所やそのボリューム情報等を全て把握できるため、これ
らの内容に基づいてライブラリ装置としての所定の動作
を実行することができる。
ものは、「ボリューム情報管理テーブル」(図14)で
ある。このテーブルによりテープカートリッジの格納場
所やそのボリューム情報等を全て把握できるため、これ
らの内容に基づいてライブラリ装置としての所定の動作
を実行することができる。
【0084】なお、他方の「フレーム構成管理テーブ
ル」(図15)は、前記「ボリューム情報管理テーブ
ル」(図14)を作成するために必要なものであると共
に、環境情報テーブルとして他の用途にも便利に活用で
きるものとなっている。
ル」(図15)は、前記「ボリューム情報管理テーブ
ル」(図14)を作成するために必要なものであると共
に、環境情報テーブルとして他の用途にも便利に活用で
きるものとなっている。
【0085】上記の実施形態は、フレーム構成が変更さ
れた場合に、そのフレーム構成情報を更新するケースに
ついて示したが、このような更新処理に限定されるもの
ではなく、その時点のフレーム構成情報を自動的に確認
(認識)したり、あるいは特定のフレームの個別ボリュ
ーム情報を自動的にチェック(認識)したりすることに
も活用することができる。
れた場合に、そのフレーム構成情報を更新するケースに
ついて示したが、このような更新処理に限定されるもの
ではなく、その時点のフレーム構成情報を自動的に確認
(認識)したり、あるいは特定のフレームの個別ボリュ
ーム情報を自動的にチェック(認識)したりすることに
も活用することができる。
【0086】また、上記の実施形態は、テープカートリ
ッジとテープ装置を用いる場合の例を示したが、これに
限定されるものではなく、光ディスクとそのドライブ、
等を用いることも可能である。
ッジとテープ装置を用いる場合の例を示したが、これに
限定されるものではなく、光ディスクとそのドライブ、
等を用いることも可能である。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、新規に設置したライブ
ラリ装置、または新規設置後にフレーム構成が変更され
たライブラリ装置において、ライブラリ装置自身が、自
動的に装置内部のフレーム構成情報を検出してそれを新
規作成し、または更新することができる。
ラリ装置、または新規設置後にフレーム構成が変更され
たライブラリ装置において、ライブラリ装置自身が、自
動的に装置内部のフレーム構成情報を検出してそれを新
規作成し、または更新することができる。
【0088】従って、ユーザがCEパネルやキーボード
等を操作することに起因した誤入力や、その誤入力に基
づくライブラリ装置の誤動作をなくすことができる。ま
た、ユーザによる煩雑な手入力を不要にすることにより
短時間で処理を行うことができる。
等を操作することに起因した誤入力や、その誤入力に基
づくライブラリ装置の誤動作をなくすことができる。ま
た、ユーザによる煩雑な手入力を不要にすることにより
短時間で処理を行うことができる。
【図1】 ライブラリ装置本体を示す図
【図2】 ライブラリ制御システムを示す図
【図3】 二つのアクセッサを有するライブラリ装置本
体を示す図
体を示す図
【図4】 フレーム構成情報のフォーマットを示す図
【図5】 フレーム識別子のフォーマットを示す図
【図6】 フレーム構成情報を作成するフローチャート
【図7】 設定情報識別子のフォーマットを示す図
【図8】 バーコードラベルの貼付位置を示す図
【図9】 更新前のフレーム構成を示す図
【図10】 更新後のフレーム構成を示す図
【図11】 フレーム識別子を示す図
【図12】 ボリューム情報管理テーブル
【図13】 フレーム構成管理テーブル
【図14】 図9〜図10のライブラリ装置のボリュー
ム情報管理テーブル
ム情報管理テーブル
【図15】 図9〜図10のライブラリ装置のフレーム
構成管理テーブル
構成管理テーブル
【図16】 「フレーム構成管理テーブル」(50B)
を作成するフローチャート
を作成するフローチャート
【図17】 「ボリューム情報管理テーブル」の更新を
示すフローチャート(1)〔「削除したフレーム」の個
別ボリューム情報をテーブルから削除する〕
示すフローチャート(1)〔「削除したフレーム」の個
別ボリューム情報をテーブルから削除する〕
【図18】 「ボリューム情報管理テーブル」の更新を
示すフローチャート(2)〔「追加したフレーム」の個
別ボリューム情報をテーブルに追加する〕
示すフローチャート(2)〔「追加したフレーム」の個
別ボリューム情報をテーブルに追加する〕
7 セル 9 媒体(カートリッジ)、テープカー
トリッジ 20,40 フレーム識別子 22 テープ装置、ドライブ 23 アクセッサ 23A 支柱 23B 搬送レール 24 センサ(バーコードリーダ) 50,50A,50B フレーム構成管理テーブル 55,55A,55B ボリューム情報管理テーブ
ル 55−i,55A−i,55B−i ボリューム情報、
個別ボリューム情報(i=1〜n) 200 ライブラリ装置本体 201A,201B アクセッサ 202 レール 203 フレームロケーション 204 フレーム識別子 210 フレーム構成情報 211 個別フレーム構成情報 211a フレーム位置 211b フレーム種別 220 フレーム識別子 221 フレーム種別 222 最終フレームか否かを示す
符号 A1〜A3,B1,C1 フレーム識別子 F1〜F4 フレーム FID,FIDi フレーム識別子(i=1〜
n) V,V1〜V4 ボリューム名 Xi,Yi,Zi アドレス(i=1〜n) FLG,FLGj フラグ(j=1〜m)
トリッジ 20,40 フレーム識別子 22 テープ装置、ドライブ 23 アクセッサ 23A 支柱 23B 搬送レール 24 センサ(バーコードリーダ) 50,50A,50B フレーム構成管理テーブル 55,55A,55B ボリューム情報管理テーブ
ル 55−i,55A−i,55B−i ボリューム情報、
個別ボリューム情報(i=1〜n) 200 ライブラリ装置本体 201A,201B アクセッサ 202 レール 203 フレームロケーション 204 フレーム識別子 210 フレーム構成情報 211 個別フレーム構成情報 211a フレーム位置 211b フレーム種別 220 フレーム識別子 221 フレーム種別 222 最終フレームか否かを示す
符号 A1〜A3,B1,C1 フレーム識別子 F1〜F4 フレーム FID,FIDi フレーム識別子(i=1〜
n) V,V1〜V4 ボリューム名 Xi,Yi,Zi アドレス(i=1〜n) FLG,FLGj フラグ(j=1〜m)
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の記録媒体に情報を格納し要求され
た情報を出力するライブラリ装置を構成する複数のフレ
ームと、それぞれのフレームの位置へ移動して所定の処
理を行うアクセッサとを備え、 それぞれのフレームは該フレームの種類を識別する符号
を含むフレーム識別子を有し、 前記アクセッサは、前記フレーム識別子を読み取る検出
手段を有し、 所定のフレームの位置へ移動した前記アクセッサの検出
手段が読み取った前記フレーム識別子の内容と、前記ア
クセッサの移動位置情報とに基づいて、前記ライブラリ
装置のフレーム構成情報を認識することを特徴とするラ
イブラリ装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体に貼付される情報ラベルの
貼付位置を含む設定情報を記録した設定情報識別子を有
するフレームを備え、 前記アクセッサの検出手段が該設定情報識別子を読み取
ることにより設定情報を認識する請求項1記載のライブ
ラリ装置。 - 【請求項3】 前記フレーム識別子は、追加または削除
されたフレームを含めて、前記ライブラリ装置の対象と
なる全てのフレームにおいてユニークな符号であり、 所定のフレームの位置へ移動した前記アクセッサの検出
手段が読み取った前記フレーム識別子の内容と、前記ア
クセッサの移動位置情報とに基づいて、フレーム構成が
変更された前記ライブラリ装置のフレーム構成情報を認
識しまたは更新する請求項1記載のライブラリ装置。 - 【請求項4】 前記フレーム識別子は、フレームの種類
を示す第1の符号と、少なくとも一種類のフレーム内で
ユニークな第2の符号とからなる請求項3記載のライブ
ラリ装置。 - 【請求項5】 さらに、複数の記録媒体の格納情報が登
録される第1のテーブルと、フレーム構成情報が登録さ
れる第2のテーブルとを備え、 前記第1のテーブルは、前記記録媒体のボリューム名
と、該記録媒体を格納するセルのフレーム内アドレス
と、該セルを有するフレームの前記フレーム識別子とか
らなるボリューム情報を含み、 前記第2のテーブルは、前記フレーム識別子と、該フレ
ーム識別子に対応するフレームが変更されたか否かを示
すフラグとを含み、 前記アクセッサは、さらに、所定の記録媒体にアクセス
して前記検出手段が前記ボリューム情報を読み取り、 前記検出手段が読み取った前記フレーム識別子の内容お
よび前記ボリューム情報と、既存のテーブルの内容とに
基づいて、前記第1および第2のテーブルの内容を更新
する請求項3記載のライブラリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9189425A JPH1139755A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | ライブラリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9189425A JPH1139755A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | ライブラリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1139755A true JPH1139755A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16241044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9189425A Withdrawn JPH1139755A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | ライブラリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1139755A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6973509B2 (en) | 2001-05-14 | 2005-12-06 | International Business Machines Corporation | Automatic frame identification, door status, and frame count detection system |
WO2009041291A1 (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Nec Personal Products, Ltd. | ライブラリ装置 |
US7630164B2 (en) | 2004-08-20 | 2009-12-08 | Fujitsu Limited | Library apparatus, having radio tags for arranging plurality of tape drives |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP9189425A patent/JPH1139755A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6973509B2 (en) | 2001-05-14 | 2005-12-06 | International Business Machines Corporation | Automatic frame identification, door status, and frame count detection system |
US7630164B2 (en) | 2004-08-20 | 2009-12-08 | Fujitsu Limited | Library apparatus, having radio tags for arranging plurality of tape drives |
WO2009041291A1 (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Nec Personal Products, Ltd. | ライブラリ装置 |
JP5502485B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2014-05-28 | Necエンベデッドプロダクツ株式会社 | ライブラリ装置 |
US9245575B2 (en) | 2007-09-28 | 2016-01-26 | Nec Platforms, Ltd. | Library device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |