JPH1139068A - 動的な帯域幅割り当てを行う光コンピュータ・バス - Google Patents

動的な帯域幅割り当てを行う光コンピュータ・バス

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JPH1139068A
JPH1139068A JP10079450A JP7945098A JPH1139068A JP H1139068 A JPH1139068 A JP H1139068A JP 10079450 A JP10079450 A JP 10079450A JP 7945098 A JP7945098 A JP 7945098A JP H1139068 A JPH1139068 A JP H1139068A
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JP10079450A
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Howard L Davidson
ハワード・エル・ダヴィッドソン
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/44Star or tree networks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスに関連する伝送線効果に依存しない性能
を提供すること。 【手段】 コンピュータ内での使用のための信号通信装
置は、コンピュータ・サブシステム要素間の光コンピュ
ータ・バス40を形成する光ファイバーを備え、該光フ
ァイバーに入力光コネクタ・カード49A〜49Dが接
続される。各入力光コネクタ・カードはシステム・クロ
ックの整数倍で動作する動的送信帯域幅割り当て器を備
える。動的送信帯域幅割り当て器により、光信号は動的
に割り当てられたタイム・スロットの期間に光コンピュ
ータ・バスに印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ・
バスに関するものであり、特に、従来のコンピュータ・
バスの設計に関連する物理的な制約を回避するために、
光ファイバーで実現したコンピュータ・バスに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・バスは、複数のコンピュ
ータ・サブシステムを接続するために使用される通信リ
ンクである。例えば、コンピュータ・バスはメモリとプ
ロセッサを連結するためやプロセッサを入力/出力(I
/O)装置と連結するために使用される。従来、コンピ
ュータ・バスは次のように分類される:プロセッサ・メ
モリ間バス(processor−memory bu
s)、I/Oバス及びバックプレイン(backpla
ne)・バス。プロセッサ・メモリ間バスは短くて一般
には高速であり、メモリとプロセッサの間の帯域幅を最
大化するためにメモリ・システムとの間で整合が取られ
る。これに反して、I/Oバスは長く、多種の装置が接
続され得、接続された装置のデータ帯域幅が広いことが
多い。バックプレイン・バスはプロセッサ、メモリ及び
I/O装置が単一のバス上に共存できるように設計され
る。バックプレイン・バスはプロセッサとメモリ間の通
信要求と、I/O装置とメモリ間の通信要求とのバラン
スを取る。バックプレイン・バスは、典型的にはコンピ
ュータ・バックプレインに組込まれているという事実
(コンピュータ・シャーシー内の基本的相互接続構造)
から、その名前が付けられた。プロセッサ、メモリ及び
I/Oはバックプレインに接続され、通信のためにバッ
クプレイン・バスを使用する。
【0003】プロセッサ・メモリ間バスはデザイン・ス
ペシフィック(design−specific)であ
ることが多く、I/Oバス及びバックプレイン・バスは
工業標準によって確立されたパラメータを持つ標準的な
バスであることが多い。バス形式の区別を明細に述べる
ことは、ますます困難になってきている。かくて、本明
細書においては、コンピュータ・バスはプロセッサ・メ
モリ間バス、I/Oバス及びバックプレイン・バスの全
部を包含するものとする。
【0004】コンピュータ・バスの課題は、全部の入力
/出力が単一のバスを通過しなければならないので通信
隘路が生じるということである。つまり、バスの帯域幅
はコンピュータのスループットを制限する。現存のコン
ピュータ・バスに関連する物理的な制約は、コンピュー
タで一般に利用可能な、利用可能性能の向上を制限し始
めている。
【0005】現存のコンピュータ・バス設計の物理的な
動作及び制約は、図1を参照することによりほぼ充分に
認識できる。図1はバックプレイン22上に位置するコ
ンピュータ・バス20を示している。コンピュータ・バ
ス20は伝送線を形成する一組のワイヤである。無作為
の数のシステム・カード24A〜24Nがコンピュータ
・バス20に接続される。例えば、システム・カードは
ビデオ処理カード、メモリ制御器カード、I/O制御器
カード及びネットワーク・カードを含む。それぞれのシ
ステム・カードはコネクタ26を介してコンピュータ・
バス20に接続される。つまり、それぞれのシステム・
カードはコンピュータ・バス20を形成する一組のワイ
ヤに電気的に接続される。その結果、1つのシステム・
カード、例えばシステム・カード24Aはコンピュータ
・バス20上に情報を書き込むことにより、他のシステ
ム・カード、例えばシステム・カード24Nと通信する
ことができる。一つのシステム・カードのみが一時にコ
ンピュータ・バス20上に情報を書き込むことができ、
かくして、他のシステム・カードはコンピュータ・バス
20に情報を書き込むのを待機するという性能上の隘路
をコンピュータ・バス20は生成する。
【0006】図1に示すような従来のコンピュータ・バ
スに関連する他の課題は、複雑な電気的現象によって性
能が制限されるということである。例えば、コネクタ2
6は有効にコンピュータ・バスを伝送線セグメントへ分
割し、そのために、複雑な伝送線効果が生じる。なお、
伝送線セグメントは、コンピュータ・バス20に接続さ
れたシステム・カードの数に依存して変動する。コンピ
ュータ・バス20のこうした周期的な装荷のために、バ
スの性能を最適化することが困難になる。さらに、それ
ぞれのコネクタ26は並列容量及び直列インダクタンス
を持つ集中不連続(lumped discontin
uity)を生じるので、コンピュータ・バス20の電
気的特性が複雑になってしまう。なお、コンピュータ・
バス20のワイヤとコンピュータ・バス26へのワイヤ
との間で「T接続」が形成される。このT接続はコンピ
ュータ・バス20の電気的特性を複雑化する。
【0007】それぞれのシステム・カード24A〜24
Nは、各システム・カードに関連する基本動作を実施す
るカード論理回路30に接続された送受信回路28を含
む。送受信回路28はコンピュータ・バス20上で情報
を読み書きするのに使用される。すなわち、カード論理
回路30は情報を処理し、送受信回路28は処理された
情報をコンピュータ・バス20に書き込む。送受信回路
28には別の複雑さが生じる。例えば、伝送線セグメン
トはそれぞれのコネクタ26とそれぞれの送受信回路と
の間に形成される。また、送受信回路28は、回路設
計、送受信回路の電気的状態及びパッケージングに依存
するインピーダンスをパッケージ・ピンにおいて呈す
る。
【0008】要するに、コンピュータ・バス20は伝送
線を構成するが、並列容量及び直列インダクタンスを持
つ集中不連続を形成する伝送線セグメントとコネクタの
ようなファクターによって、複雑な電気的相互作用を生
じてしまう。コンピュータ・バス20は、反射や不整合
のような伝送線効果を低減するために終端抵抗(R)で
終端される。それにもかかわらず、この種の解決はコン
ピュータ・バス20に関連する伝送線の課題全部を克服
するわけではない。
【0009】こうした複雑な電気的相互作用を仮定する
と、コンピュータ・バス20上の信号は均一な立ち上が
りを経験しない。すなわち、コンピュータ・バス20が
完全な伝送線であれば、コンピュータ・バス20に書き
込まれたハイの信号(デジタルの1)は均一な立ち上が
りを経験する。しかし、コンピュータ・バス20の複雑
な電気的相互作用のために、ハイの信号は、1つ以上の
不要な(spurious)信号遷移を経験してから、
処理される最終のピーク値に到達することが多い。信号
が落ち着くのを待っていると、遅れが生じる。別の課題
は、コンピュータ・バス20上での複雑な電気的相互作
用は大電力の駆動信号を、したがって一層の電力消散を
必要とするということである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】これらの課題をコンピ
ュータ・バス20の電気的特性を変えることで回避する
ことは困難である。すなわち、コンピュータ・バス20
の性能を確立する複雑なファクターのゆえに、改良され
た伝送線特性を持つバスを設計することは困難である。
したがって、従来のバスに関連する複雑な伝送線効果に
依存しない性能を持つ新たな形式のバスを設計すること
が極めて望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の一つの実施の
形態は、コンピュータの一組のコンピュータ・サブシス
テム要素の間の光コンピュータ・バスを形成するよう構
成された一組の光ファイバーを備える。一組の入力光コ
ネクタ・カードが一組の光ファイバーに接続される。そ
れぞれの入力光コネクタ・カードは、それそれのコンピ
ュータ・システム・クロック信号サイクル毎に一組のバ
ス・タイム・スロットが利用可能なようにコンピュータ
・システム・クロック信号の倍数で動作する光バス・ク
ロック信号に応答する動的送信帯域幅割り当て器を備え
る。動的送信帯域幅割り当て器は、動的に割り当てられ
るバス・タイム・スロットの期間に光コンピュータ・バ
スに光信号を印加するのを許容する。このようにして、
光コンピュータ・バスの帯域幅を、単一のコンピュータ
・システム・クロック信号サイクルの期間に、異なるコ
ンピュータ・サブシステム要素に動的に割り当てること
ができる。
【0012】光コンピュータ・バスは極めて高速であ
り、バス信号はほぼ光速で(光ファイバーの屈折率×光
速で)移動する。コンピュータ・バスの動作が従来のコ
ンピュータ・バスに関連する伝送線効果と妥協すること
はない。また、この発明の光コンピュータ・バスは電気
的雑音の問題をこうむらない。光コンピュータ・バスは
小型であり、したがって、スペースが制約される現在の
コンピュータにとって理想的である。この発明のコンピ
ュータ・バスは、根本的に異なる設計及び構成にもかか
わらず、標準的な動作を行う。したがって、コンピュー
タ・バスは現存のコンピュータに使用でき、システム設
計者は公知のバス設計者技術に依存することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、この発明に係るデジタル
・ゲート・コンピュータ・バス40(これはチップ・バ
スとも呼ばれる)を示している。この発明のチップ・バ
ス40は、デジタル回路を用いて従来のコンピュータ・
バスが行う機能を実行する。すなわち、この発明のチッ
プ・バス40は、一組の論理オア動作がコンピュータ・
バスのワイヤ上でワイヤード・オア動作として実行され
る必要がないように、これらの動作をデジタル・ゲート
により実行するのに用いられる。こうして、従来のコン
ピュータ・バスに関連する伝送線の課題が除去される。
【0014】この発明の動作は簡単な例により一層良く
認識できよう。典型的には、コンピュータ・バスに接続
されたそれぞれのカードは、該コンピュータ・バスを形
成するN本のワイヤに対応するN個の通信ビットを有す
る。つまり、例えば、4個のカードがコンピュータ・バ
スに接続されていれば、それぞれのカードはコンピュー
タ・バスの指定されたワイヤに信号を書き込み、そこか
ら読み出す指定されたビットを有する。コンピュータ・
バス上の任意のカードがコンピュータ・バスのこの指定
されたワイヤにデジタルの1を書き込むならば、コンピ
ュータ・バス上の全部のカードはこの指定されたビット
に対してデジタルのハイの信号を読み取る。これは、配
線による回路(バスのワイヤ)によって実行される論理
オア動作である。この発明は、従来のコンピュータ・バ
スの物理的なワイヤを除去し、こうしたワイヤに関連す
る動作をデジタル・ゲートにより実行する。すなわち、
この発明のチップ・バス40は、従来のコンピュータ・
バスに関連する伝送線の課題を除去するために、デジタ
ル・ゲートによって論理オア動作を行う。
【0015】図2に戻ると、チップ・バス40はバック
プレイン22上に位置する。チップ・バス通信線42は
チップ・バス40に電気的に接続される。1つの実施の
形態においては、チップ・バス入力線44は入力信号を
チップ・バス40へ運び、チップ・バス40は入力信号
に対して論理オア動作を行い、チップ・バス出力線46
に印加される出力信号を発生する。チップ・バス通信線
42はコネクタ48A〜48Dに電気的に接続され、コ
ネクタ48A〜48Dはカード49A〜49Dに電気的
に接続される。コネクタ48A〜48D及びカード49
A〜49Dは当該分野で公知の形式のものである。つま
り、この発明のチップ・バス40は従来のコンピュータ
構成と共に使用可能である。
【0016】図3は、この発明のチップ・バスの1ビッ
トの実施の形態を示している。特に、図3はチップ・バ
ス・ビット・プロセッサ50を示している。チップ・バ
ス・ビット・プロセッサ50はワイヤードオア回路とし
て例示されている論理オア回路51を備える。この発明
のこの実施の形態においては、チップ・バス・ビット・
プロセッサ50は、インバータとして実現されているバ
ス入力信号ドライバ54とインバータとして実現されて
いるバス出力信号ドライバ56とを有するカード信号ド
ライバ52を更に備える。
【0017】図3のチップ・バス・ビット・プロセッサ
50は単一ビットの入力信号をカード49A〜49Dか
ら受け取る。特に、それぞれの単一ビットの入力信号は
バス入力信号ドライバ54によって駆動されて論理オア
回路51に印加される。単一ビットの入力信号が論理オ
ア回路51上でデジタルの1であれば、全部の出力ノド
にハイの出力が生成される。図3の実施の形態において
は、ハイの出力信号はインバータ56、64によって処
理された後にカード論理回路66によって認識される。
【0018】図3に示すとおり、この発明の1つの実施
の形態においては、カード49Bはカード送受信器60
Bを備えることができる。この実施の形態においては、
カード送受信器60Bはインバータとして実現された論
理出力信号ドライバ62とインバータとして実現された
論理受信信号ドライバ64とを備える。カード送受信器
60Bからの信号は論理回路66において従来どおりに
処理される。
【0019】図4には、図3に示すのと同じ構成要素が
図示されているが、これらの構成要素はこの発明を一層
詳細に記述するために再配列されている。さらに、図4
は、4入力のオア・ゲートにより実現されるものとして
論理オア・ゲート51を図示している。つまり、図4に
おいては、それぞれのカード49A〜49Dはチップ・
バス入力線44A〜44Dにそれぞれ印加される単一ビ
ット信号を生成することがわかる。これらの4つの信号
は4入力の論理オア・ゲート51へ送られる。4入力の
オア・ゲート51の出力は、それぞれのチップ・バス出
力線46A〜46Dを介してカード49A〜49Dへ戻
される。
【0020】図5は、この発明に係る4ビット・デジタ
ル・ゲート・コンピュータ・バスを示している。この4
ビット・デジタル・ゲート・コンピュータ・バスは4つ
の処理カード49A〜49Dと共に使用される。4ビッ
ト・デジタル・ゲート・コンピュータ・バスはパッケー
ジ・ピン72を持つチップ・バス・パッケージ70を備
える。この構造は標準のパッケージング技術を使って形
成することができる。パッケージ70内には、4つのチ
ップ・バス・ビット・プロセッサ50A〜50Dが入っ
ている。パッケージ70はバックプレイン22上に位置
する。
【0021】それぞれの処理カード49A〜49Dはチ
ップ・バス・ビット・プロセッサ50A〜50Dの1つ
にそれぞれ印加される単一ビット信号を生成する。特
に、それぞれの処理カードはバックプレイン22上に形
成されたチップ・バス入力線44に印加される単一ビッ
ト信号を生成する。この信号はパッケージ・ピン72に
到達し、パッケージ内部トレース74を介してチップ・
バス・ビット・プロセッサ50A〜50Dへ送られる。
チップ・バス・ビット・プロセッサ50A〜50Dによ
る処理が完了した後、出力信号がバックプレイン22に
形成されたチップ・バス出力線46に印加される。チッ
プ・バス出力線46は出力信号をそれぞれの処理カード
へ送り、標準の方法で処理させる。
【0022】この発明についての詳細な説明を行ったの
で、ここで、種々の実施上の問題について説明する。こ
の発明で実現されるチップ・バス40は、デジタル・ゲ
ートによって実現された物理的バスのシェアされた部分
を有することになり、ポイント間の配線を用いてドータ
ーボード(カード24A〜24N)を接続する。ここで
用いられるように、ポイント間の配線は、2つのパッケ
ージのピンどおしを直接につなぐ配線を意味し、「T接
続」、「Y接続」又は信号伝送を複雑化する関連の構成
及び信号源を含まない。
【0023】図2に示すとおり、この発明の好ましい実
施の形態は個別のチップ・バス入力線44とチップ・バ
ス出力線46とを使用する。しかし、こうした接続を行
うために双方向線を用いることができる。双方向線は信
号を2のファクタで節約するが、同一の線で同時に送受
信することができる特別の送受信器を使わないならば、
単方向の技術により達成可能な速度に達することはでき
ない。最高速のシステムについては、差動同時双方向信
号方式をシステム雑音を低減するために用いることが有
益である。
【0024】同時双方向送受信技術はエミッタ結合論理
において長年にわたり利用可能であったが、ピン上の信
号から出力信号を減算して入力信号を再生するために極
めて高性能の差動増幅器を備えることに依存する。同時
双方向信号方式はCMOSにおいて証明されたが、バイ
ポーラー装置の厳しい整合と高利得が実現できないため
に実行が困難である。
【0025】適正に調停が行われる同期システムにおい
てチップ・バス40が使用されるならば、バスを誰が駆
動しているかを制御するための制御信号を提供すること
は不要である。追加の制御信号は不要であるが、この発
明のチップ・バス40は従来のバス構造よりも多くの配
線をバックプレイン上に必要とし、多くのピンを有する
ICパッケージを必要とする。
【0026】論理オア・ゲート51は多くの方法で実現
可能である。例えば、4個から6個の入力を有するワイ
ド・ファンイン疑似NMOSゲート(wide fan
−in pseudo−NMOS gate)が好結果
を出した。6つよりも多い信号を処理するチップ・バス
・ビット・プロセッサ50に対しては、一般にゲート・
ツリー(gate tree)が必要である。
【0027】カード49A〜49Dからチップ・バス4
0までの電気的距離が伝送時間の半分前後より小さいな
らば、信号は終端されず、ドライバは極めて小さくてよ
い。線が終端されるに足るほど充分長いならば、重装荷
された従来のバスに関連する20オーム以下の方式では
なく、50〜100オームの方式で動作することが可能
である。なお、終端は適正な大きさの駆動トランジスタ
によって行われる。
【0028】チップ・バス40を用いる1つの方法は、
従来のバス構造に対する差し込み式の置換(drop−
in replacement)としてである。この様
式においては、チップ・バスは線の駆動が容易であるが
ために低電力の利点を提供し、ポイント間の配線が周期
的に装荷されないが故に伝搬遅延が小さく、しかも、バ
ス・トポロジは電気的な振る舞いから切り離される。チ
ップ・バスは、従来のバス構成に関連する多重反射雑音
や整定遅延を受けない。
【0029】チップ・バス40の第2の実現形態におい
ては、線の長さに制約が課される。これについては、全
部の線が等長である単方向の構成との関係で考察するの
が最も容易である。この場合、クロック・スキュー(c
lock skew)がないと仮定したとき、信号の持
続時間は認識を保証するための最小の幅に設定され得
る。カード49A〜49Dからチップ・バス40までの
電気的距離は呼び出し時間(latency)に関係す
るが、最大信号速度には影響しない。
【0030】この発明のチップ・バス40は極めて高速
である。チップ・バス40のシミュレートした設計は線
当たり2.4ギガビット/秒のビット速度を示した。チ
ップ・バス40を介しての遅延は330ピコ秒にすぎな
い。チップ・バス速度の一部分は、チップ・バス40へ
の入力信号がパイプライン処理されるという事実に起因
する。この動作は図6に示される。図6のAにおいて、
4つの入力信号A、B、C、Dはそれそれチップ・バス
入力線44A〜44Dによって時間Toに運ばれる。そ
れぞれの信号のパルス幅はTpとして示される信号クロ
ックのパルス幅に相当する。図6のBは1クロック・サ
イクル後の、すなわちT=To+Tpにおける4つの入
力信号の進行を示している。図6のCはチップ・バス出
力線46A〜46D上の同じ信号を示している。信号は
時間T=To+nTpにおいてチップ・バス出力線に現
れる(ここでnはチップ・バス40を介して信号を駆動
するのに必要なクロック・サイクル数である)。かく
て、図6から、チップ・バスへの入力信号及びチップ・
バスからの出力信号をサイクル毎に持つことができるこ
とがわかる。このパイプライン処理能力は従来のバス・
アーキテクチャによっては可能でなかった極めて高速な
処理速度をもたらす。
【0031】現在のプロセッサ設計はラッチ間に約20
個のゲートを有する。ラッチのセットアップ及び保持時
間の和はサイクル時間の約10パーセント、すなわち単
位ゲート遅延の2倍である。チップ・バスは純粋な遅延
としてモデル化し得、パルス幅を変更することはできな
い。これは、10個までのバス信号を1プロセッサ・サ
イクルにスタックできることを意味する。タイミングの
許容度に対してある程度のマージンが許されるならば、
サイクル当たり8つのトランザクションに近い実際の限
界が極めて注意深い設計により達成される。システム速
度に対する実際の制限は単一のパッケージ内のクロック
・スキュー及びビット間スキュー(bit−to−bi
t skew)である。バックプレイン22上の配線に
ついての注意深い設計により、配線スキューをシステム
内の他の全部のスキュー以下に低減することができる。
クロック・スキューは自己補償型ドライバを用いること
により低く保つことができる。
【0032】バスが充分広くて1つより多いパッケージ
70を必要とするならば、2つの要素がビット間スキュ
ーに貢献する。1つの要素はパーツ間の平均の総遅延に
おける差であり、他の要素は単一のパーツ内のピンの間
の遅延の幅である。パーツ間の変動に対処する従来の方
法は、パーツを囲う(bin)ことである。これは歩留
まり損を生じず、同じ総遅延ダッシュ・ナンバーを持つ
パーツを任意の特定のボードに配置することが必要なだ
けである。アクティブな補償回路にパーツを組み込ん
で、平均の遅延を例えばボード上に印刷された基準遅延
と適合させることも可能である。
【0033】パーツ内のビット間スキューは、ベンダー
のプロセス制御と、パーツの感度を処理の無作為の変動
に対して最小にするようチップの設計及びレイアウトの
期間に行われる特別の努力との組み合わせによって制御
される。
【0034】クロック・プロトコルも遅延の変動の効果
に影響を与える。チップ毎に信号方式が信号源同期され
ていれば、すなわち、単一のチップ・バスによって運ば
れるビット群のそれぞれが独自のクロックを運んでいる
ならば、チップ間の遅延の変動に対する感度は最小にな
る。これにより、全部のビット群が適正に再整列される
ことを保証する受信機の設計に、ある程度の複雑さが追
加される。こうした誤差を補償するよう遅延ロック・ル
ープに基準入力を与えるために、クロック源を用いるこ
とができる。単一のチップ・バスの入力での信号到着時
間の誤差を信号パルス幅から直接に減算することが可能
である。
【0035】それぞれの信号は、独自のクロックを例え
ば同期プロトコルとしてのマンチェスター符号化を用い
ることによって運ぶことができる。クロックを信号とし
て同一の線で運ぶ方法は帯域幅及び呼び出し時間のオー
バーヘッドを費やすことになる。自己クロック・プロト
コルを用いる利点は、1つの入力を他の入力に対する基
準として選定することにより、チップ・バスへの全部の
入力が積極的に個別に遅延補償できることである。これ
は、チップ・バスとシステム・チップの両方に対して働
くようになし得、相互接続におけるスキュー誤差を最小
にする副作用としてグローバル・クロック同期方法を提
供する。
【0036】この発明に係るチップ・バス・システムに
おける利用可能な帯域幅は、ICパッケージの寄生リア
クタンスと相互接続の寄生リアクタンスとによって低減
される。パッケージのリアクタンスは2つのメカニズ
ム、すなわち、信号の低域フィルタ処理及び雑音の導入
によって帯域幅を低減する。この問題は、ICパッケー
ジが寄生要素(parasitics)によく注意して
設計されれば解決可能である。例えば、極めて小さい直
列インダクタンスに対して、及び、制御されたインピー
ダンスをパッドまで正しく維持するために、フリップ・
チップ回路を用いることができる。
【0037】チップ・パッケージのグランド・リターン
経路のインダクタンスによって生じる同時切り換え雑音
(グランド・バウンス)及び信号間のクロストークも、
遷移が認識された場合に不確定性を導入する。帯域幅の
低減を回避するようパッケージの寄生要素を減らすため
に用いられる同じ手段も、雑音源を減らすのに役立つこ
とになる。
【0038】システムの電力を下げたり、クロックを停
止させたりすることなくサーバーにおいてボードをスワ
ップ・アウトする能力は、新たなサーバーの設計に対す
る要件となった。これを従来のバス構造を用いて実現す
ることは困難である。なぜなら、ボードの挿入及び取り
外しはバックプレイン上に電気的過渡現象を生じるから
である。この発明のチップ・バスはこの問題に対する有
益な解を提供する。チップ・バス上の各ポートに対する
ディスエーブル・ピンは、その対応するピンを、出力が
駆動されず且つ入力が無視されるアイドル状態にするた
めに設けることができる。これにより、バスから取り外
され又はバスに差し込まれているボードは隔離される。
これらのディスエーブル信号の制御は、バックプレイン
・コネクタ上の可変の長さのフィンガーから導き出すこ
とができる。
【0039】調停機能又はプロトコル機能を行うために
チップ・バス上に小さな状態機械を設けることは可能で
ある。プロトコル又は調停論理がチップ・バスに埋め込
まれていれば、2つの問題が生じる。第1の問題は、フ
ァンアウトを収容するのに必要な最小限よりもゲート深
さの方が大きいことである。第2の問題は、制御を調整
するためにチップ・バス間に接続が必要であるというこ
とである。両方の問題は呼び出し時間を長くし、帯域幅
を減らす。こうした問題は、バス・プロトコルと調停を
パイプライン処理することによって低減される。パイプ
ライン処理は中央での調停又は分散された調停によって
行うことができる。中央での調停の場合、バックプレイ
ン上のチップ・バスの近くに特別のアービター・チップ
が配置される。チップ・バスの性能を適合させるため
に、アービター・チップに対する全部の接続はポイント
間の接続でなければならず、線長は信号線に合うもので
なければならない。最短のパイプライン・シーケンス
は、要求、解決、許可及び転送である。分散された調停
は、バス上に存在するデバイスのそれぞれの上で同一の
状態機械を走らせることによって達成される。通常、こ
れにはN本(ただし、Nはデバイスの数である)の専用
の要求線が必要である。調停をパイプライン処理するこ
とが依然として要求される。
【0040】状態機械又は他のインテリジェンスが用い
られない場合、論理的にはチップ・バスはバックプレイ
ン上の受動線と等価である。これにより、受動線は技術
がサポートする最大の速度で動作することができ、ま
た、実際のパッケージング上の制約に適応するようバス
はビット・スライスされる。
【0041】双方向通信線の実現形態においては、パッ
ケージは信号方向を制御するための制御ピンを必要とす
る。典型的には、パッケージは2個の信号ピン当たり1
個の電力ピン又は接地ピンを必要とする。ピンと速度と
の標準的なトレードオフはパッケージ70を設計すると
きに行われる。この発明のチップ・バス40はプロセッ
サ・クロック速度の8倍までの速度でクロックされる。
【0042】クロック・スキューを制御するためには、
市販のクロック分配チップを使用することが有利であ
る。このチップは、内部基準クロックに対する反射され
た信号の位相を測定することにより、スキューを補償す
る。
【0043】パッケージ70に必要なピン・カウント
は、多重チップに依存することにより可能な限り減らす
ことができる。16個のカードをサポートする70ビッ
トのバスは、個別の入力線と出力線とを使用する形式の
8個のチップ・バス40により実現できる。それぞれの
チップ・バス40は、同一のクロック速度で走るプロセ
ッサとバスとを有する432ピンのパッケージにおいて
形成される。これは、チップ・バスに対する制御信号を
必要としないという利点を持つうえ、バスがプロセッサ
・クロックの整数倍の速度で走るならば一層広い帯域幅
を提供することができる。
【0044】図7は、この発明の他の実施の形態におけ
る光バス・ビット・プロセッサ80を図示している。論
理の立場からは、光バス・ビット・プロセッサ80は前
述のチップ・バス・ビット・プロセッサ50と同じよう
に動作する。これらのプロセッサの差は、光バス・ビッ
ト・プロセッサ80は光信号を処理するということであ
る。すなわち、デジタルのハイの状態は光パルスによっ
て表され、デジタルのローの状態は光パルスに不在によ
って表される。光バス・ビット・プロセッサ80は光信
号に対して論理オア動作を実行する。
【0045】スター・カップラーとも呼ばれる光バス・
ビット・プロセッサ80は、ファイバー・リングとして
図示されている光ファイバー・リンク84へ入力信号を
運ぶ一組のN本の入力光ファイバー(input op
tical fiber)82A〜82Nを備える。一
組のN本の出力光ファイバー(output opti
cal fiber)86A〜86Nは出力信号を運
ぶ。この発明の前記の実施の形態と同様に、単一の入力
信号がデジタル的にオン(光信号に相当する)であれ
ば、ファイバー・リンク84はそれぞれの出力光ファイ
バー86A〜86Nにデジタル的にオンの信号を運ばせ
る。つまり、図7の光バス・ビット・プロセッサ80は
この発明の前記の実施の形態と同様に論理オア動作を実
行する。
【0046】図8は、この発明の実施の形態に係る光コ
ンピュータ・バス90を示している。光コンピュータ・
バス90は光バス・ビット・プロセッサ80のスタック
を備える。それぞれの光バス・ビット・プロセッサ80
は基板92上に形成される。一組の基板はスタック93
を形成する。図8は、8ビット・ワードを送信するシス
テムを提供するために8枚の基板のスタックを図示して
いる。図8に示すようなスタック構造は便利な構成であ
るが、他の構成も可能である。
【0047】システム・カード(図示せず)はコネクタ
96に接続される。システム・カードはメモリ・カー
ド、ローカル入力/出力カード、ネットワーク入力/出
力カード、グラフィックス・カード等である。つまり、
典型的には、それぞれのシステム・カードはコンピュー
タ・サブシステムの形をしている。代わりに、全部のコ
ンピュータ・サブシステムを単一のカードに収容するこ
とができる。
【0048】一組の信号線98はコネクタ96を入力光
コネクタ・カード100に電気的に接続する。入力光コ
ネクタ・カード100は一組の信号ドライバ102を備
える。信号ドライバ102はコネクタ96からの電気信
号を処理して適宜の駆動信号へ変換し、光発生デバイス
のアレイ104へ与える。アレイ104は一組のVCS
EL(バーティカル・キャビティ・サーフィス・エミッ
ティング・レーザー)として実現することが好ましい。
それぞれのVCSELは1つの基板92の単一の入力光
ファイバーに光学的に接続される。つまり、コネクタ9
6に接続されたシステム・カードは8つの個別の信号を
光コンピュータ・バス90に印加することができる。特
に、図8に示すとおり、8つの個別の信号のうちの各信
号は、光コンピュータ・バス90を形成する光バス・ビ
ット・プロセッサのスタック93の各光バス・ビット・
プロセッサ80の第1の入力光ファイバー82(これは
82A〜82Dのうちの1つを表す)に印加される。代
わりに、アレイ104の出力は、スタック93の各光バ
ス・ビット・プロセッサ80の第1の入力光ファイバー
82に接続された光ファイバー・リボン・ケーブルへ印
加するようにしてもよい。
【0049】図8に図示していないが、図8の実施の形
態は3本の入力光ファイバー82B、82C、82Dに
それぞれ接続されるべき3つの追加の入力コネクタを許
容する。つまり、図8の例示のシステムにおいては、4
つの要素が光コンピュータ・バス90に接続され、4つ
の8ビット・ワードを処理する4ワード・バスが形成さ
れる。この構成を仮定すると、光コンピュータ・バス9
0は「2次元のバス」とみなすことができる。
【0050】それぞれの光バス・ビット・プロセッサ8
0は4つの入力ビットを処理し、4つの出力ビットを発
生することができる。出力光ファイバー86A〜86D
上の出力信号は一組の出力コネクタ・カードに印加され
る。簡単にするために、図8は単一の出力光コネクタ・
カード110を示している。出力光コネクタ・カード1
10は、一組のフォトダイオード又は一組のVCSEL
を用いて実現される光信号受信機アレイ112を備え
る。ドライバのアレイ114は光信号受信機アレイ11
2に接続される。ドライバのアレイ114は、標準的な
方法で処理するために、コネクタ96に印加される一組
の電気信号を発生する。
【0051】図8に示す光バス・ビット・プロセッサ8
0は基板92の上に位置する。光バス・ビット・プロセ
ッサ80も融解カップラー(fused couple
r)として、又は自由空間において実現することができ
る。自由空間の実施形態においては、送出端における一
組の光源のうちの個々の光源は空間を介して信号を送信
することができる。単一の信号は一組の受光源において
出力信号を発生する。光源及び受光源は後述する形式の
動的帯域幅割り当て器によって制御される。
【0052】光バス・ビット・プロセッサ80も、平板
印刷によって作られたポリマー又はシリカのプレーナー
・ウェーブガイドとして実現できる。出力光コネクタ・
カード110は直流結合されており、オーバーロードか
らの迅速な再生を有する。これが重要なのは、システム
の立ち上がり期間又は故障期間に光信号受信機アレイ1
12において幾つかの入力パルスが重なり合うからであ
る。
【0053】当業者は、この発明の光コンピュータ・バ
ス90が極めて高速であることを理解するであろう。こ
の発明の光学的及び電気的な実現形態は、バス・クロッ
クがシステム・クロックの整数倍の速度で動作すること
を可能にする。この動作は図8及び図9に関係して説明
される。図8は4つの入力光コネクタ・カード100
(簡単にするために、図8には1つしか示されていな
い)に接続される4ワード・バスを示している。同様
に、光コンピュータ・バス90は4つの出力光コネクタ
・カード110(図には1つしか示されていない)に接
続される。この例の場合、光コンピュータ・バス90に
対するクロックがシステム・クロックの4倍の速度で動
作するならば、4つのバス・タイム・スロットが存在す
る。4つのコネクタ・カードのそれぞれはバス・タイム
・スロットにおいて8ビットのデータ・ワードを送信す
ることができる。この動作は図9を参照することにより
一層詳細に理解できよう。
【0054】図9の波形120はシステム・クロック信
号を示している。波形122は、システム・クロック信
号よりも4倍速いバス・クロック信号を示している。波
形124は、第1のバス・クロック信号サイクルに対応
する第1のバス・タイム・スロットの期間に第1の入力
光コネクタ・カードがデータ(この例においては8ビッ
ト・ワードである)を送信することを示している。第2
の入力光コネクタ・カードは第2のバス・クロック信号
サイクルの期間にデータを送信し、第3の入力光コネク
タ・カードは第3のバス・クロック信号サイクルの期間
にデータを送信し、第4の入力光コネクタ・カードは第
4のバス・クロック信号サイクルの期間にデータを送信
する。つまり、図9に示すとおり、1システム・クロッ
ク信号サイクル及び4つのバス・クロック信号サイクル
(バス・タイム・スロット)の期間にそれぞれの光コネ
クタ・カードはシステム・バスにデータを送信すること
ができる。さらに、図9は、このプロセスがその後のク
ロック・サイクルにおいても反復されることを示してい
る。
【0055】図9は、光バス帯域幅の平坦な又は均一な
割り当てを示している。単一のコンピュータ・システム
・クロック・サイクルの期間に、全部のノードはそれ自
身のバス・タイム・スロットに1つのメッセージを送出
する。この機能は、全部のノードが全送信を観察するこ
とができるので、クロスバーのスーパーセット(sup
erset)である。これにより、従来のクロスバーに
必要なディレクトリに基づく方法よりも低いオーバーヘ
ッドを有するスヌーピー(snoopy)・キャッシュ
・コヒーレンス方法を実現することができる。
【0056】また、この発明は、出力バス帯域幅を動的
に割り当てることによって実現することができる。この
動作の例は図10を参照して説明される。図10の波形
120はシステム・クロックに対応し、波形122はバ
ス・クロックに対応する。第1のシステム・クロック・
サイクルの期間に、全部の利用可能なバス帯域幅は、波
形132に示すとおり、第1の入力光コネクタ・カード
に割り当てられる。この割り当ては、バス帯域幅リソー
スの単一のコンピュータ・サブシステムへの専用分割と
考え得る。第2のシステム・クロック・サイクルの期間
に、バス帯域幅は、波形134及び136によってそれ
ぞれ示すとおり、第2の入力光コネクタ・カードと第3
の入力光コネクタ・カードとの間で分割される。帯域幅
リソースのこの分割は無作為と考え得る。最後のシステ
ム・クロック・サイクルの期間には、バス帯域幅は、波
形138により示すとおり、第4の入力光コネクタ・カ
ードへ割り当てられる。つまり、図10ハシステム・ク
ロック・サイクル毎にバス帯域幅が入力ノードの間で任
意の数の方法で分割されることを示している。この特徴
により、重いトラヒックのノードはバス帯域幅を支配す
ることができるので、全体のシステム性能を改良するこ
とができる。
【0057】図11は、前述の機能を実現するための技
術を示している。図11は図8に示す形式の入力光コネ
クタ・カード100を示している。入力光コネクタ・カ
ード100への入力はコネクタ96に接続された信号線
98からである。入力光コネクタ・カード100からの
出力は光バス90へ印加される。前述のとおり、入力光
コネクタ・カード100はレーザーのアレイ104と一
組の信号ドライバ102とを備える。この発明の実施の
形態によれば、信号ドライバ102は一組の動的送信帯
域幅割り当て器150A〜150Nとして実現され得
る。信号ドライバ102は送信マスク・レジスタ・アレ
イ148に接続される。アレイ148はレジスタのアレ
イであって、各レジスタは、バス・クロック・サイクル
の期間にどのコンピュータ・サブシステム信号が送信さ
れるべきかを指示する送信マスク信号を記憶する。ま
た、信号ドライバ102にはバッファ・アレイ144が
接続され、バッファ・アレイ144は信号線98からの
データを記憶する。特に、バッファ・アレイ144のそ
れぞれのバッファは対応の動的送信帯域幅割り当て器1
50A〜150Nに対するデータを記憶する。
【0058】図12は、この発明の実施の形態に係る動
的送信帯域幅割り当て器150を示している(なお、1
50は150A〜150Nのうちの1つを表す)。動的
送信帯域幅割り当て器150は、バッファ・アレイ14
4からの単一ビット・データと、送信マスク・レジスタ
・アレイ148からの送信マスク・ビットと、バス・ク
ロック信号とを受け取る送信回路152を備える。デー
タ・ビットはフリップフロップ160の入力ノードに印
加される。フリップフロップ160はバス・クロック信
号がハイのときに動作可能にされ、送信マスク・ビット
はデジタル・ハイの値に設定される。この場合、論理ア
ンド・ゲート162はデジタル・ハイの値すなわちフリ
ップフロップ動作可能化信号を発生し、フリップフロッ
プ160を動作可能にする。つまり、送信マスク・ビッ
トは送信回路152からの出力を制御する。送信回路1
52からの出力は駆動信号としてレーザーのアレイ10
4に対して使用される。デスキュー(deskew)回
路154及び駆動回路156は送信回路152の出力端
で使用されること好ましい。
【0059】出力光コネクタ・カード110は図11の
入力光コネクタ・カード100と同様の構成を有する。
特に、出力光コネクタ・カード110はドライバ・アレ
イ114に接続された受信機アレイ112を有する。ド
ライバ・アレイ114は受信マスク・レジスタに記憶さ
れた受信マスク信号によって制御される一組の動的受信
帯域幅割り当て器を備える。ドライバ・アレイ114の
出力はバッファ・アレイに印加される。
【0060】図13は、入力光コネクタ・カード110
の動的送信帯域幅割り当て器150と出力コネクタ・カ
ード110の動的受信帯域幅割り当て器170との間の
ビット信号の処理を示している。前述のとおり、動的送
信帯域幅割り当て器150は送信回路152と送信マス
ク・アレイ148の送信信号マスク・レジスタ148A
とデスキュー回路154とドライバ156とを備える。
同様に、動的受信帯域幅割り当て器170はドライバ1
72と受信回路174とを備え、受信回路174は受信
マスク・レジスタ・アレイ(図示せず)の受信マスク・
レジスタ176からの受信マスク・ビットによって制御
される。受信回路174は送信回路152と同様の動作
を行う。また、動的受信帯域幅割り当て器170は、光
バスからの受信信号とバス・クロック信号との間のスキ
ューを確認するスキュー比較回路178を備える。スキ
ュー値は動的送信帯域幅割り当て器150のデスキュー
回路154へ送られ、以後の送信される信号のスキュー
を低減させる。
【0061】この発明の開示された動的帯域幅割り当て
の概念は、開示されたデジタル・ゲート・コンピュータ
・バスにも適用可能である。この発明のデジタル・ゲー
ト・コンピュータ・バスに関して実現されるとき、光ア
レイ送信機104及び受信機112は省略することがで
きる。
【0062】この発明の特定の実施の形態についてのこ
れまでの記述は、例示及び説明のために提示されてお
り、これで全部ということでも、この発明を開示された
形態に限定するためでもない。明らかに、これまでの教
示に鑑みて、多くの修正や変形が可能である。例えば、
従来のバックプレイン22、コネクタ48及びカード4
9は使う必要がない。この発明の実施の形態は、この発
明の原理を最も良く説明し、それによって、当業者がこ
の発明と実施の形態を特定の用途に適合した種々の修正
により最適に利用することができるように選択し記述さ
れた。この発明の範囲は特許請求の範囲によって規定さ
れる。
【0063】なお、図1〜図13において、同じ参照数
字は対応する構成要素を指示するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコンピュータ・バスを示す図である。
【図2】この発明のデジタル・ゲート・コンピュータ・
バス及び4つのシステム・カードとの関係を示す図であ
る。
【図3】図2に示すデジタル・ゲート・コンピュータ・
バスの単一のチップ・バス・ビット・プロセッサの概略
図である。
【図4】4つの入力オア・ゲートによって実現されるチ
ップ・バス・ビット・プロセッサの概略図である。
【図5】4ビットのデジタル・ゲート・コンピュータ・
バスを形成するデジタル・ゲート・コンピュータ・バス
・パッケージを示す図である。
【図6】A、B及びCは、この発明のデジタル・ゲート
・コンピュータ・バスにしたがって実行される信号パイ
プライン処理を示す図である。
【図7】この発明に係る光バス・ビット・プロセスを示
す図である。
【図8】この発明に係る光コンピュータ・バスを形成す
る光バス・ビット・プロセッサのスタックを示す図であ
る。
【図9】この発明に係るコンピュータ・バスの均一な動
的帯域幅割り当てを証明する一組の波形図である。
【図10】この発明に係るコンピュータ・バスの無作為
の動的帯域幅割り当てを示す一組の波形図である。
【図11】この発明に係る入力光コネクタ・カードを示
す図である。
【図12】この発明に係る送信動的帯域幅割り当て器の
実施の形態を示す図である。
【図13】この発明に係る送信動的帯域幅割り当て器及
び受信動的帯域幅割り当て器の実施の形態を示す図であ
る。
フロントページの続き (71)出願人 597004720 2550 Garcia Avenue,MS PAL1−521,Mountain V iew,California 94043− 1100,United States of America

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ内で使用するための信号通
    信装置であって、 コンピュータの複数のコンピュータ・サブシステム要素
    間の光コンピュータ・バスを形成するよう構成された複
    数の光ファイバーと、 前記複数の光ファイバーに接続された複数の入力光コネ
    クタ・カードであって、それぞれの入力光コネクタ・カ
    ードが、一組のバス・タイム・スロットが各コンピュー
    タ・システム・クロック信号サイクル毎に利用可能であ
    るように、コンピュータ・システム・クロック信号の整
    数倍で動作する光バス・クロック信号に応答する動的送
    信帯域幅割り当て器を備えた入力光コネクタ・カード
    と、を具備し、前記動的送信帯域幅割り当て器は、動的
    に割り当てられたバス・タイム・スロットの期間に光信
    号を前記光コンピュータ・バスに印加させてなる信号通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の光ファイバーが、複数の入力
    光ファイバーと前記複数の入力光ファイバーに接続され
    た光ファイバー・リンクと前記光ファイバー・リンクに
    接続された複数の出力光ファイバーとを有する光バス・
    ビット・プロセッサを備え、前記複数の入力光ファイバ
    ーの任意の1つに印加された光信号が全部の前記複数の
    出力光ファイバー上に光信号を生成する、請求項1記載
    の信号通信装置。
  3. 【請求項3】 前記光バス・ビット・プロセッサの入力
    光ファイバーの数がバス・タイム・スロットの期間に前
    記光コンピュータ・バスによって処理されるワード数を
    規定する、請求項2記載の信号通信装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の光ファイバーが前記光バス・
    ビット・プロセッサのスタックを含む、請求項2記載の
    信号通信装置。
  5. 【請求項5】 前記スタックにおける前記光バス・ビッ
    ト・プロセッサの数がバス・タイム・スロットの期間に
    前記光コンピュータ・バスによって処理されるワードの
    ビット数を規定する、請求項4記載の信号通信装置。
  6. 【請求項6】 前記入力光コネクタ・カードのそれぞれ
    が、前記光コンピュータ・バスの選択された光ファイバ
    ーへ光信号を印加する光発生デバイスのアレイを備え
    る、請求項1記載の信号通信装置。
  7. 【請求項7】 前記光発生デバイスのアレイのうちの選
    択された光発生デバイスが動的に割り当てられたバス・
    タイム・スロットの期間に前記光コンピュータ・バスの
    選択された光ファイバーへ光信号を印加することができ
    るようにするため、前記入力光コネクタ・カードのそれ
    ぞれが、送信マスク信号を記憶する送信マスク・レジス
    タを備える、請求項6記載の信号通信装置。
  8. 【請求項8】 前記光発生デバイスのアレイと前記送信
    マスク・レジスタとの間に接続された複数の動的送信帯
    域幅割り当て器をさらに備える、請求項7記載の信号通
    信装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の動的送信帯域幅割り当て器の
    それぞれが、 前記複数のコンピュータ・サブシステム要素のうちのコ
    ンピュータ・サブシステム要素からデータ・ビット信号
    をフリップフロップ入力ノードにおいて受け取るフリッ
    プフロップと、 バス・クロック信号と前記送信マスク・レジスタからの
    送信マスク・ビット信号とを受け取り、選択された条件
    の下で前記フリップフロップに印加するためのフリップ
    フロップ動作可能化信号を生成する論理回路と、を備
    え、前記フリップフロップが前記データ・ビット信号を
    フリップフロップ出力ノードへ駆動することにより前記
    フリップフロップ動作可能化信号に応答する、請求項8
    記載の信号通信装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の動的送信帯域幅割り当て器
    のそれぞれが、前記フリップフロップに接続されたデス
    キュー回路をさらに備える、請求項9記載の信号通信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記複数の動的送信帯域幅割り当て器
    のそれぞれが、前記デスキュー回路に接続された駆動回
    路をさらに備える、請求項10記載の信号通信装置。
  12. 【請求項12】 前記入力光コネクタ・カードのそれぞ
    れが、前記複数のコンピュータ・サブシステム要素の選
    択されたコンピュータ・サブシステム要素からの信号を
    記憶するバッファを備え、該バッファが前記複数の動的
    送信帯域幅割り当て器に接続されている、請求項8記載
    の信号通信装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の光ファイバーに接続された
    複数の出力光コネクタ・カードをさらに備え、前記複数
    の出力光コネクタ・カードのそれぞれが、前記光バス・
    クロック信号に応答する動的受信帯域幅割り当て器をさ
    らに備え、動的に割り当てられたバス・タイム・スロッ
    トの期間に前記動的受信帯域幅割り当て器により光信号
    が前記光コンピュータ・バスから読み出される、請求項
    1記載の信号通信装置。
  14. 【請求項14】 前記動的受信帯域幅割り当て器が、受
    信マスク信号を記憶する受信マスク・レジスタと、前記
    動的に割り当てられたバス・タイム・スロットの期間に
    前記光コンピュータ・バスから光信号を読み出すことが
    できるよう前記受信マスク信号に応答する受信回路とを
    備える、請求項13記載の信号通信装置。
  15. 【請求項15】 コンピュータ内での信号通信方法であ
    って、 各コンピュータ・システム・クロック信号サイクル毎に
    一組のバス・タイム・スロットが利用可能であるよう
    に、コンピュータ・システム・クロックの整数倍でバス
    ・クロックを動作させるステップと、 動的に割り当てられたバス・タイム・スロットの期間に
    コンピュータ・サブシステム要素からの信号をコンピュ
    ータ・バスに印加するステップと、を備える方法。
  16. 【請求項16】 印加する前記ステップが、単一のコン
    ピュータ・システム・クロック信号サイクルの期間に複
    数のコンピュータ・サブシステム要素に動的にバス・タ
    イム・スロットを割り当てるステップを含む、請求項1
    5記載の信号通信方法。
  17. 【請求項17】 印加する前記ステップが、前記複数の
    コンピュータ・サブシステム要素間でのバス・タイム・
    スロットの均一の、無作為の及び専用の分割を交互に生
    成するステップを含む、請求項15記載の信号通信方
    法。
  18. 【請求項18】 印加する前記ステップが、前記コンピ
    ュータ・サブシステム要素からの前記信号を光信号へ変
    換するステップを含む、請求項15記載の信号通信方
    法。
  19. 【請求項19】 印加する前記ステップが、前記光信号
    を光コンピュータ・バスに印加するステップを含む、請
    求項18記載の信号通信方法。
  20. 【請求項20】 印加する前記ステップが、前記動的に
    割り当てられたバス・タイム・スロットの期間にデスキ
    ュー済みの信号を前記コンピュータ・バスに印加するス
    テップを含む、請求項15記載の信号通信方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータ内で使用するための信号
    通信装置であって、 光送信装置と、一組のバス・タイム・スロットが各コン
    ピュータ・システム・クロック信号サイクル毎に利用可
    能であるように、コンピュータ・システム・クロック信
    号の整数倍で動作する光バス・クロック信号に応答する
    動的送信帯域幅割り当て器とを備え、該動的送信帯域幅
    割り当て器が動的に割り当てられたバス・タイム・スロ
    ットの期間に前記光送信装置を活性化する入力光コネク
    タ・カードと、 前記入力光コネクタ・カードの自由空間視野に位置する
    出力光コネクタ・カードであって、光受信装置と前記光
    バス・クロック信号に応答する動的受信帯域幅割り当て
    器とを備え、該動的受信帯域幅割り当て器が前記動的に
    割り当てられたバス・タイム・スロットの期間に前記光
    受信装置からの光信号を受け取る信号通信装置。
JP10079450A 1997-03-26 1998-03-26 動的な帯域幅割り当てを行う光コンピュータ・バス Pending JPH1139068A (ja)

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