JPH1138945A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JPH1138945A
JPH1138945A JP9198596A JP19859697A JPH1138945A JP H1138945 A JPH1138945 A JP H1138945A JP 9198596 A JP9198596 A JP 9198596A JP 19859697 A JP19859697 A JP 19859697A JP H1138945 A JPH1138945 A JP H1138945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
image
common
display
segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9198596A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Iwaki
実 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9198596A priority Critical patent/JPH1138945A/ja
Publication of JPH1138945A publication Critical patent/JPH1138945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】高速で回転画像を表示することができ、視認性
の向上を図ることのできる画像表示装置を提供する。 【解決手段】第1の表示方向で画像を表示する場合には
コモンセグメント共通ドライバ(106−1)をコモン
ドライバとして、コモンセグメント共通ドライバ(10
6−2)をセグメントドライバとして使用し、第2の表
示方向で画像を表示する場合にはコモンセグメント共通
ドライバ(106−2)をコモンドライバとして、コモ
ンセグメント共通ドライバ(106−1)をセグメント
ドライバとして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像表示装置に
関し、特に高速で回転画像を表示することができ、視認
性の向上を図ることのできる画像表示装置に関する。
【0002】
【従来技術】画像表示装置においては、縦長表示、横長
表示の双方の画像表示を可能にし、表示内容によって表
示方法を切り換えることで、表示内容の視認性を向上さ
せることができる。特に、携帯情報端末等の画像表示装
置本体を容易に回転させることのできる小型画像表示装
置に有効な視認性向上手段であるといえる。
【0003】図6に従来の画像表示装置の構成図を示
す。
【0004】図6に示す画像表示装置500は画像メモ
リ501、LCDコントローラ502、アドレス発生器
503、画像表示部504で構成される。
【0005】また、画像表示部504はLCDパネル5
05、LCDパネル505のコモン電極508を駆動制
御するコモンドライバ506、LCDパネル505のセ
グメント電極509を駆動制御するセグメントドライバ
507で構成される。
【0006】画像メモリ501にはLCDパネル505
に表示する画像データが格納されており、アドレス発生
器503はLCDコントローラ502が発生するフレー
ム同期信号、ライン同期信号、画素同期信号の各同期信
号に同期してメモリアドレスを発生し、画像メモリ50
1に格納されている画像データを読み出す。読み出され
た画像データはLCDコントローラ502が発生する各
種同期信号とともに画像表示部504に転送され、コモ
ンドライバ506とセグメントドライバ507によりL
CDパネル505に画像表示される。
【0007】画像メモリ501に格納されている画像デ
ータは2値画像のビットマップデータであり、8画素の
値が1バイトの画像データとして画像のラスタ方向の順
番に対応するように、画像メモリ501のアドレス順に
格納されている。この各々の画像データのMSB(mo
st significant bit:最上位ビッ
ト)からLSB(least significant
bit:最下位ビット)の順番の各画素の値が、画像
上の左から右の順番に対応している。
【0008】図7は、画像データの画像上での位置を示
した図である。
【0009】画像メモリ501上の画像データが格納さ
れている領域の先頭アドレスに格納される“DATA
1”からアドレス順に“DATA2”以降が格納されて
いる画像データは、画像上では“DATA1”が最左上
に対応し、以下の画像データはアドレス順にラスタ方向
に並び対応している。
【0010】また、各々の画像データの各画素の値はM
SBであるD7からLSBであるD0の順番に画像の左
から右の画素に対応する。
【0011】ここで、図8にLCDコントローラ502
が発生する制御信号のタイミングチャートを、図9にコ
モンドライバ506の構成を、図10にセグメントドラ
イバ507の構成を示す。
【0012】さて、アドレス発生器503はLCDコン
トローラ502が発生する画素同期信号の立ち上がりに
同期して画像データのアドレスを発生し、画像メモリ5
01上の画像データを1バイト単位で読み出してセグメ
ントドライバ507に転送する。
【0013】ここで、セグメントドライバ507内のカ
ウンタ513は、画素同期信号の立ち上がりに同期して
計数のカウントアップを行い、この計数はデコーダ51
4に入力される。デコーダ514は入力された計数に基
づきセレクト信号を発生しラッチ(1)515へ出力す
る。
【0014】ラッチ(1)515は、複数の1バイト単
位のラッチ回路で構成され、デコーダ514から入力さ
れたセレクト信号によってセレクトされたラッチ回路に
画像メモリ501から入力された画像データを保持す
る。この画像データの保持は、画素同期信号の立ち下が
りに同期して行われる。
【0015】1ライン分の画像データが転送され終わっ
た時点で、LCDコントローラ502はフレーム同期信
号とライン同期信号を図8に示すタイミングで発生す
る。
【0016】ラッチ(1)515の各々のラッチ回路に
保持されている1ライン分の画像データはライン同期信
号の立ち下がりに同期してラッチ(2)516で保持さ
れる。
【0017】ここで、セグメント電極駆動回路517
は、セグメント電極509のNo.1からNo.Mにラ
ッチ(2)516に保持されている1ライン分の画像デ
ータに基づいた所定の電圧を印加する。
【0018】このとき、コモンドライバ506において
は、シフトレジスタ511がライン同期信号の立ち上が
りでフレーム同期信号のハイレベルを取り込むので、シ
フトレジスタ511の1ビット目がハイレベルとなり、
コモン電極駆動回路512によってコモン電極508の
No.1に所定の電圧が印加される。つまり、LCDパ
ネル505の1ライン目に所定の電圧が印加され、1ラ
インのスキャンが終了する。
【0019】次に、同様にして2ライン目の画像データ
がセグメントドライバ507に転送された後、LCDコ
ントローラ502がライン同期信号を発生し、セグメン
ト電極509のNo.1からNo.Mに所定の電圧が印
加される。
【0020】このとき、コモンドライバ506において
は、シフトレジスタ511がライン同期信号の立ち上が
りでビットシフトおよびフレーム同期信号のローレベル
を取り込むので、シフトレジスタ511の2ビット目が
ハイレベルとなり、コモン電極駆動回路512によって
コモン電極508のNo.2に所定の電圧が印加され
る。
【0021】このようにして、Nライン目まで同様の動
作が繰り返され1フレーム分の表示動作が終了する。
【0022】ここで、図6に示す画像表示装置500を
例えば反時計回りに90度回転させて用いる場合、画像
を時計回りに90度回転させて表示する必要がある。
【0023】画像を時計回りに90度回転させて表示す
る場合、セグメントドライバ507に転送される1バイ
トの画像データは、画像メモリ501上に格納されてい
る画像データの1バイトに相当するのではなく、8バイ
トの画像データからそれぞれ必要な1ビットを抽出し合
成した1バイトとなる。
【0024】例えば、図7に示す画像を時計回りに90
度回転させて表示する場合には、最初にセグメントドラ
イバ507に転送される画像データは、“DATA
((N−1)K+1)”から“DATA((N−8)K
+1)”までの各“D7”で構成される1バイトの画像
データで、最後に転送される画像データは“DATA
(8K)”から“DATA(K)”までの各“D0”で
構成される1バイトの画像データである。
【0025】このように、画像データを画素同期信号に
同期して1バイトづつセグメントドライバ507に転送
する際に、アドレス発生器503が画像メモリ501に
8回アクセスして8バイトの画像データを読み出し、得
られた8バイトの画像データのそれぞれ1ビットづつ必
要な画像データを取り出して1バイトに合成してから転
送することで画像を時計方向に90度回転させて表示す
ることができる。
【0026】この方法を第1の方法とすれば、画像を時
計回りに90度回転させて表示する第2の方法として、
画像メモリ501に格納されている画像データを図示し
ないシステム制御部によって時計回りに90度回転さ
せ、得られた画像データに対して通常の表示方法で画像
を表示する方法がある。
【0027】この第2の方法では、図示しないシステム
制御部が画像メモリ501に8回アクセスして得た8バ
イトの画像データからそれぞれ1ビットづつ必要な画像
データを取り出して1バイトに合成して、画像メモリ5
01の所定のアドレスに書き込み、この書き込まれた画
像データをセグメントドライバ507に転送し、画像を
表示する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の画像
表示装置において、画像を回転させて表示する場合に、
第1の方法では、アドレス発生器のアドレス制御が複雑
になり、さらに読み出した画像を演算する回路が別途必
要となる等、表示制御部の構成が複雑になってしまう。
【0029】また、第2の方法では画像データの演算が
必要であるため、回転させる画像データが大きいと画像
の回転に要する時間が長くなってしまう。
【0030】そこで、この発明は、高速で回転画像を表
示することができ、視認性の向上を図ることのできる画
像表示装置を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明では、第1のドライバと第2のドライバ
とを具備し、前記第1のドライバと前記第2のドライバ
とで表示部をマトリクス駆動して画像を表示する画像表
示装置において、前記表示部のX方向を駆動するXドラ
イバと前記表示部のY方向を駆動するYドライバを有す
る第1のドライバと、前記Xドライバと前記Yドライバ
を有する第2のドライバと、第1の表示方向で画像を表
示するときには、前記第1のドライバをXドライバとし
て動作させるとともに前記第2のドライバをYドライバ
として動作させ、第2の表示方向で画像を表示するとき
には、前記第1のドライバをYドライバとして動作させ
るとともに前記第2のドライバをXドライバとして動作
させる選択手段とを具備することを特徴とする。
【0032】ここで、前記Xドライバは、前記表示部の
セグメント電極を駆動するセグメントドライバであり、
前記Yドライバは、前記表示部のコモン電極を駆動する
コモンドライバであるように構成することができる。
【0033】また、前記画像表示装置は、表示する画像
の表示方向を切り換える際に、予め設定した電圧変換表
に基づき前記表示部の駆動電圧を切り換える手段をさら
に具備するように構成することができる。
【0034】さらに、前記画像表示装置は、表示する画
像の表示方向を切り換える際に、予め設定した電圧変換
式に基づき前記表示部の駆動電圧を切り換える手段をさ
らに具備するように構成することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる画像表示
装置の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0036】図1は、この発明に係わる画像装置の一実
施例を示す構成図である。
【0037】図1において画像表示装置100は画像メ
モリ101、LCDコントローラ102、アドレス発生
器103、画像表示部104で構成され、画像表示部1
04はLCDパネル105、コモンセグメント共通ドラ
イバ106−1および106−2、コモンセグメント共
通電極107−1および107−2で構成される。
【0038】ここで、コモンセグメント共通ドライバ1
06−1の構成を図2に、コモンセグメント共通ドライ
バ106−2の構成を図3に示す。
【0039】コモンセグメントドライバ106−1は、
カウンタ108−1、デコーダ109−1、ラッチ
(1)110−1、ラッチ(2)111−1、シフトレ
ジスタ112−1、セレクタ113−1、コモンセグメ
ント共通電極駆動回路114−1で構成され、コモンセ
グメントドライバ106−2は、カウンタ108−2、
デコーダ109−2、ラッチ(1)110−2、ラッチ
(2)111−2、シフトレジスタ112−2、セレク
タ113−2、コモンセグメント共通電極駆動回路11
4−2で構成される。
【0040】コモンセグメント共通ドライバ106−1
と106−2は、同様の構成であるが、コモンセグメン
ト共通ドライバ106−2においては、セレクタ113
−2に入力されるモード選択信号を反転するためのイン
バータ120がセレクタ113−2と図示しないシステ
ム制御部の間に挿入されている。
【0041】また、画像メモリ101にはLCDパネル
105に表示する画像データが格納されており、アドレ
ス発生器103はLCDコントローラ102が発生する
フレーム同期信号、ライン同期信号、画素同期信号の各
同期信号に同期してメモリアドレスを発生し、画像メモ
リ101に格納されている画像データを読み出す。読み
出された画像データはLCDコントローラ102が発生
する各種同期信号とともに画像表示部104に転送さ
れ、コモンセグメント共通ドライバ106−1および1
06−2によりLCDパネル105に画像表示される。
【0042】画像メモリ101に格納されている画像デ
ータは2値画像のビットマップデータであり、8画素の
値が1バイトの画像データとして画像のラスタ方向の順
番に対応するように、画像メモリ101のアドレス順に
格納されている。この画像データの格納方法は図6に示
した従来の画像表示装置500内の画像メモリ501の
格納方法と同様である。
【0043】さて、画像表示装置100が画像を通常に
(回転させずに)表示する場合は、図示しないシステム
制御部はコモンドライバを選択するモード選択信号を出
力する。
【0044】したがって、コモンセグメント共通ドライ
バ106−1はモード選択信号がそのまま入力されるた
めコモンドライバとして動作し、コモンセグメント共通
ドライバ106−2はモード選択信号がインバータ12
0で反転されて入力されるためセグメントドライバとし
て動作する。
【0045】ここで、アドレス発生器103はLCDコ
ントローラ102が発生する画素同期信号の立ち上がり
に同期して画像データのアドレスを発生し、画像メモリ
101上の画像データを1バイト単位で読み出してコモ
ンセグメント共通ドライバ106−2に転送する。
【0046】コモンセグメント共通ドライバ106−2
内のカウンタ108−2は、画素同期信号の立ち上がり
に同期して計数のカウントアップを行い、この計数はデ
コーダ109−2に入力される。デコーダ109−2は
入力された計数に基づきセレクト信号を発生しラッチ
(1)110−2へ出力する。
【0047】ラッチ(1)110−2は、複数の1バイ
ト単位のラッチ回路で構成され、デコーダ109−2か
ら入力されたセレクト信号によってセレクトされたラッ
チ回路に画像メモリ101から入力された画像データを
保持する。この画像データの保持は、画素同期信号の立
ち下がりに同期して行われる。
【0048】1ライン分の画像データが転送され終わっ
た時点で、LCDコントローラ102はフレーム同期信
号とライン同期信号を図8に示すタイミングで発生す
る。
【0049】ラッチ(1)110−2の各々のラッチ回
路に保持されている1ライン分の画像データはライン同
期信号の立ち下がりに同期してラッチ(2)111−2
で保持される。
【0050】このとき、図示しないシステム制御部から
モード選択信号がインバータ120で反転され、セレク
タ113−2に入力される。
【0051】セレクタ113−2は入力された信号に基
づき、ラッチ(2)111−2の出力をコモンセグメン
ト共通電極駆動回路114−2に入力する。
【0052】コモンセグメント共通電極駆動回路114
−2は、コモンセグメント共通電極107−2のNo.
1からNo.Mにラッチ(2)111−2に保持されて
いる1ライン分の画像データに基づいた所定の電圧を印
加する。
【0053】このとき、コモンセグメント共通ドライバ
106−1においては、シフトレジスタ112−1がラ
イン同期信号の立ち上がりでフレーム同期信号のハイレ
ベルを取り込むのでシフトレジスタ112−1の1ビッ
ト目がハイレベルとなる。
【0054】また、セレクタ113−1は図示しないシ
ステム制御部から入力されるモード選択信号に基づき、
シフトレジスタ112−1の出力をコモンセグメント共
通電極駆動回路114−1に入力する。
【0055】1ビット目がハイレベルであるシフトレジ
スタ112−1の出力に基づき、コモンセグメント共通
電極駆動回路114−1はコモンセグメント共通電極1
07−1のNo.1に所定の電圧を印加する。つまり、
LCDパネル105の1ライン目に所定の電圧が印加さ
れ、1ラインのスキャンが終了する。
【0056】次に、同様にして2ライン目の画像データ
がコモンセグメント共通ドライバ106−2に転送され
た後、LCDコントローラ102がライン同期信号を発
生し、コモンセグメント共通電極107−2のNo.1
からNo.Mに所定の電圧が印加される。
【0057】このとき、コモンセグメント共通ドライバ
106−1においては、シフトレジスタ112−1がラ
イン同期信号の立ち上がりでビットシフトおよびフレー
ム同期信号のローレベルを取り込むので、シフトレジス
タ112−1の2ビット目がハイレベルとなり、コモン
セグメント共通電極駆動回路114−1によってコモン
セグメント共通電極107−1のNo.2に所定の電圧
が印加される。
【0058】このようにして、Nライン目まで同様の動
作が繰り返され1フレーム分の表示動作が終了する。
【0059】つまり、画像表示装置100が画像を通常
に(回転させずに)表示する場合はコモンセグメント共
通電極107−1をコモン電極として、コモンセグメン
ト共通電極107−2をセグメント電極として使用し、
LCDパネル105に画像を表示する。
【0060】ここで、この画像表示装置100の画像表
示部104を反時計回りに90度回転させて使用する場
合は、表示する画像を時計回りに90度回転させる必要
がある。
【0061】画像表示装置100が画像を時計回りに9
0度回転させて表示する場合は、図示しないシステム制
御部はセグメントドライバを選択するモード選択信号を
出力し、コモンセグメント共通ドライバ106−1はモ
ード選択信号がそのまま入力されるためセグメントドラ
イバとして動作し、コモンセグメント共通ドライバ10
6−2はモード選択信号がインバータ120で反転され
て入力されるためコモンドライバとして動作する。
【0062】したがって、コモンセグメント共通電極1
07−1がセグメント電極として動作し、コモンセグメ
ント共通電極107−2がコモン電極として動作し、L
CDパネル105に時計回りに90度回転した画像が表
示される。
【0063】詳述すれば、アドレス発生器103はLC
Dコントローラ102が発生する画素同期信号の立ち上
がりに同期して画像データのアドレスを発生し、画像メ
モリ101上の画像データを1バイト単位で読み出して
コモンセグメント共通ドライバ106−1に転送する。
【0064】ここで、コモンセグメント共通ドライバ1
06−1内のカウンタ108−1は、画素同期信号の立
ち上がりに同期して計数のカウントアップを行い、この
計数はデコーダ109−1に入力される。デコーダ10
9−1は入力された計数に基づきセレクト信号を発生し
ラッチ(1)110−1へ出力する。
【0065】ラッチ(1)110−1は、複数の1バイ
ト単位のラッチ回路で構成され、デコーダ109−1か
ら入力されたセレクト信号によってセレクトされたラッ
チ回路に画像メモリ101から入力された画像データを
保持する。この画像データの保持は、画素同期信号の立
ち下がりに同期して行われる。
【0066】1ライン分の画像データが転送され終わっ
た時点で、LCDコントローラ102はフレーム同期信
号とライン同期信号を図8に示すタイミングで発生す
る。
【0067】ラッチ(1)110−1の各々のラッチ回
路に保持されている1ライン分の画像データはライン同
期信号の立ち下がりに同期してラッチ(2)111−1
で保持される。
【0068】このとき、図示しないシステム制御部から
モード選択信号がセレクタ113−1に入力される。
【0069】セレクタ113−1は入力された信号に基
づき、ラッチ(2)111−1の出力をコモンセグメン
ト共通電極駆動回路114−1に入力する。
【0070】コモンセグメント共通電極駆動回路114
−1は、コモンセグメント共通電極107−1のNo.
1からNo.Nにラッチ(2)111−1に保持されて
いる1ライン分の画像データに基づいた所定の電圧を印
加する。
【0071】このとき、コモンセグメント共通ドライバ
106−2においては、シフトレジスタ112−2がラ
イン同期信号の立ち上がりでフレーム同期信号のハイレ
ベルを取り込むのでシフトレジスタ112−2の1ビッ
ト目がハイレベルとなる。
【0072】また、セレクタ113−2は図示しないシ
ステム制御部から出力され、インバータ120で反転さ
れ入力されるモード選択信号に基づき、シフトレジスタ
112−2の出力をコモンセグメント共通電極駆動回路
114−2に入力する。
【0073】1ビット目がハイレベルであるシフトレジ
スタ112−2の出力に基づき、コモンセグメント共通
電極駆動回路114−2はコモンセグメント共通電極1
07−2のNo.1に所定の電圧を印加する。つまり、
LCDパネル105を反時計回りに90度回転させたと
きの1ライン目に所定の電圧が印加され、1ラインのス
キャンが終了する。
【0074】次に、同様にして2ライン目の画像データ
がコモンセグメント共通ドライバ106−1に転送され
た後、LCDコントローラ102がライン同期信号を発
生し、コモンセグメント共通電極107−1のNo.1
からNo.Nに所定の電圧が印加される。
【0075】このとき、コモンセグメント共通ドライバ
106−2においては、シフトレジスタ112−2がラ
イン同期信号の立ち上がりでビットシフトおよびフレー
ム同期信号のローレベルを取り込むので、シフトレジス
タ112−2の2ビット目がハイレベルとなり、コモン
セグメント共通電極駆動回路114−2によってコモン
セグメント共通電極107−2のNo.2に所定の電圧
が印加される。
【0076】このようにして、Mライン目まで同様の動
作が繰り返され1フレーム分の表示動作が終了する。
【0077】上述したように、モード選択信号によりコ
モンセグメント共通ドライバ106−1および106−
2の動作を切り換えることで、第1の表示方向とこれを
時計回りに90度回転した第2の表示方向の両者の表示
方向で画像を表示することが可能となる。
【0078】ところで、LCDパネル105の表示デュ
ーティは、第1の表示方向で画像を表示する場合には1
/N、第2の表示方向で画像を表示する場合には1/M
となる。表示デューティが変わるとLCDパネル105
の表示コントラストは変化するので、表示方向を切り換
えた際にコントラストを調整する必要がある。
【0079】LCDパネル105の表示コントラスト
は、LCD駆動電圧を変化させることで調整できる。そ
のため、LCDパネル105の画像表示方向を切り換え
た際にLCD駆動電圧を変化させるように制御すること
で表示コントラストを一定に保つことができる。
【0080】ここで、図4にLCD駆動電源電圧制御部
の構成を示す。
【0081】図4において、LCD駆動電源電圧制御部
は電圧変換回路201、抵抗器202、可変抵抗器20
3で構成される。電圧変換回路201に入力される電圧
VINは、例えば画像表示装置100の図示しないロジ
ック電圧源であり、電圧変換回路201から出力される
電圧VOUTはLCD駆動電圧である。
【0082】また、電圧変換回路201のフィードバッ
ク端子FBは、出力電圧VOUTの出力側と抵抗器20
2を介して接続されるとともに、可変抵抗器203を介
して接地される。可変抵抗器203は図示しないシステ
ム制御部から入力されるLCD駆動電圧制御信号により
抵抗値が変化する。
【0083】ここで、抵抗器202の抵抗値をR、可変
抵抗器203の抵抗値をVRとすれば、フィードバック
端子FBに入力される電圧VFBは式(1)に示すよう
になる。したがって、LCD駆動電圧VOUTを式
(2)に示すように設定すれば、VFBは式(3)に示
すようになる。
【0084】 VFB=VOUT×(VR/(R+VR)) ・・・(1) VOUT=VIN×(1+(R/VR)) ・・・(2) VFB=VIN ・・・(3) 電圧変換回路201は入力電圧VINとフィードバック
電圧VFBを比較し、式(3)を満たすように出力電圧
VOUTを調整する動作をすることで、安定した出力電
圧VOUTを得ることができる。
【0085】また、電圧変換回路201の出力電圧VO
UTは式(2)に示すように可変抵抗器203の抵抗値
VRを変化させることで調整できる。この場合、VRの
変化に伴いVOUTが変化するが、式(1)、(2)か
ら明らかなようにVFBは変化しないため、式(3)の
関係は常に保たれることになる。
【0086】可変抵抗器203は、図示しないシステム
制御部から入力されるLCD駆動電圧制御信号、例えば
8ビットの制御信号で、その抵抗値VRを変えるので電
圧変換回路201の出力電圧VOUTを任意に変えるこ
とができる。
【0087】LCDパネル105の最適な表示コントラ
ストを実現するLCD駆動電圧は、表示デューティおよ
び環境の温度に依存するが、様々に温度での最適な表示
コントラストを実現するLCD駆動電圧制御信号の値
を、第1の表示方向、第2の表示方向の各々の場合につ
いて実験で確かめることで様々な温度での各々の表示方
向に最適な表示コントラストを実現するLCD駆動電圧
制御信号の組み合わせを得ることができる。
【0088】図5にLCD駆動電圧制御信号の組み合わ
せの一例を示す。
【0089】この図5に示すLCD駆動電圧変換テーブ
ルに基づき、表示方向を切り換えた場合にもLCDパネ
ル105の表示コントラストが変わらないようにするこ
とができる。
【0090】例えば、第1の表示方向で画像が表示さ
れ、表示コントラストが画像表示装置100の使用者に
よって設定されている場合、図示しないシステム制御部
はこのときのLCD駆動電圧制御信号の値を管理してい
る。この値が「50」であった場合、図5に示すLCD
駆動電圧変換テーブルを参照することによって、第2の
表示方向における最適なLCD駆動電圧制御信号の値で
ある「60」を得ることができる。したがって、表示方
向を第2の表示方向に切り換える際に、図示しないシス
テム制御部が、LCD駆動電圧を再設定することで表示
コントラストが変わらないようにすることができる。
【0091】この例においては、画像表示装置100は
温度を検出する必要はなく、使用者の表示コントラスト
設定に基づきLCD駆動電圧変換テーブルが参照され
る。したがって、使用者は画像の表示方向を切り換えた
後に表示コントラストを再調整する必要はない。
【0092】また、LCD駆動電圧の変換はLCD駆動
電圧変換テーブルではなく、近似式であるLCD駆動電
圧変換式を設定し、これに基づいて変換を行うことも可
能である。
【0093】尚、本実施例においては画像表示装置に表
示する画像はモノクロの2値画像であるが、同様の方法
でカラー画像を表示することができる。カラー画像を表
示する場合には、LCDパネルはカラー対応のものであ
ることは言うまでもなく、コモンセグメント共通ドライ
バは、XドライバとYドライバの両者の機能を有するX
Y共通ドライバに置き換えることになる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コモンドライバとセグメントドライバの両者の機能
を有するコモンセグメント共通ドライバを、LCDパネ
ルを駆動する縦方向のドライバと横方向のドライバと
し、各ドライバの動作を切り換えることによって表示画
像の表示方向を切り換えることができ、表示画像の視認
性を向上させることができる。
【0095】また、表示画像の表示方向を切り換える際
にLCD駆動電圧変換テーブルまたはLCD駆動電圧変
換式に基づいてLCD駆動電圧を変更することで、表示
方向の切り換えに伴う表示コントラストの再調整を行う
必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる画像表示装置の一実施例を示
す構成図。
【図2】コモンセグメント共通ドライバの構成図。
【図3】コモンセグメント共通ドライバの構成図。
【図4】LCD駆動電源電圧制御部の構成図。
【図5】LCD駆動電圧変換テーブル。
【図6】従来の画像表示装置の構成図。
【図7】画像データの画像上での位置を示した図。
【図8】LCDコントローラが発生する制御信号のタイ
ミングチャート。
【図9】コモンドライバの構成図。
【図10】セグメントドライバの構成図。
【符号の説明】
100 画像表示装置 101 画像メモリ 102 LCDコントローラ 103 アドレス発生器 104 画像表示部 105 LCDパネル 106−1、106−2 コモンセグメント共通ドラ
イバ 107−1、107−2 コモンセグメント共通電極 108−1、108−2 カウンタ 109−1、109−2 デコーダ 110−1、110−2 ラッチ(1) 111−1、111−2 ラッチ(2) 112−1、112−2 シフトレジスタ 113−1、113−2 セレクタ 114−1、114−2 コモンセグメント共通電極
駆動回路 120 インバータ 201 電圧変換回路 202 抵抗器 203 可変抵抗器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のドライバと第2のドライバとを具
    備し、前記第1のドライバと前記第2のドライバとで表
    示部をマトリクス駆動して画像を表示する画像表示装置
    において、 前記表示部のX方向を駆動するXドライバと前記表示部
    のY方向を駆動するYドライバを有する第1のドライバ
    と、 前記Xドライバと前記Yドライバを有する第2のドライ
    バと、 第1の表示方向で画像を表示するときには、前記第1の
    ドライバをXドライバとして動作させるとともに前記第
    2のドライバをYドライバとして動作させ、第2の表示
    方向で画像を表示するときには、前記第1のドライバを
    Yドライバとして動作させるとともに前記第2のドライ
    バをXドライバとして動作させる選択手段とを具備する
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記Xドライバは、 前記表示部のセグメント電極を駆動するセグメントドラ
    イバであり、 前記Yドライバは、前記表示部のコモン電極を駆動する
    コモンドライバであることを特徴とする請求項1記載の
    画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画像表示装置は、 表示する画像の表示方向を切り換える際に、予め設定し
    た電圧変換表に基づき前記表示部の駆動電圧を切り換え
    る手段をさらに具備することを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画像表示装置は、 表示する画像の表示方向を切り換える際に、予め設定し
    た電圧変換式に基づき前記表示部の駆動電圧を切り換え
    る手段をさらに具備することを特徴とする請求項1また
    は2記載の画像表示装置。
JP9198596A 1997-07-24 1997-07-24 画像表示装置 Pending JPH1138945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9198596A JPH1138945A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9198596A JPH1138945A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1138945A true JPH1138945A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16393830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9198596A Pending JPH1138945A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1138945A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046226B2 (en) 2002-05-28 2006-05-16 Seiko Epson Corporation Semiconductor integrated circuit
JP2007093681A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Citizen Watch Co Ltd メモリ性液晶表示装置
KR100859469B1 (ko) * 2002-05-28 2008-09-23 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치 및 구동방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046226B2 (en) 2002-05-28 2006-05-16 Seiko Epson Corporation Semiconductor integrated circuit
KR100859469B1 (ko) * 2002-05-28 2008-09-23 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치 및 구동방법
JP2007093681A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Citizen Watch Co Ltd メモリ性液晶表示装置
JP4695476B2 (ja) * 2005-09-27 2011-06-08 シチズンホールディングス株式会社 メモリ性液晶表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8237733B2 (en) Page transition on electronic paper display
US6801178B2 (en) Liquid crystal driving device for controlling a liquid crystal panel and liquid crystal display apparatus
US5828367A (en) Display arrangement
US7495643B2 (en) Method and apparatus for driving liquid crystal display
US7724269B2 (en) Device for driving a display apparatus
CN106531110B (zh) 驱动电路、驱动方法和显示装置
JP3516268B2 (ja) アクティブマトリックスディスプレイを制御するための装置及び方法
CN100541591C (zh) 显示装置用驱动装置
JP2003228347A (ja) 表示装置およびその駆動方法
JPH11109921A (ja) 液晶表示装置における画像表示方法及び液晶表示装置
US20090207118A1 (en) Data driving unit and liquid crystal display
TW200426764A (en) Liquid crystal display including data drivers in master-slave configuration and driving method thereof
JP3836721B2 (ja) 表示装置、情報処理装置、表示方法、プログラム、及び記録媒体
KR100435114B1 (ko) 액정디스플레이장치
JP2007531044A (ja) マトリックス表示器のピクセルのオーバードライブ
JPH1138945A (ja) 画像表示装置
JP2506582B2 (ja) アクティブ液晶表示装置
US7283113B2 (en) Method and apparatus for driving liquid crystal display
JP2849010B2 (ja) 表示装置の駆動回路
KR101197222B1 (ko) 액정표시장치용 구동회로 및 그 구동방법
JP4830424B2 (ja) 駆動装置
JPH06175622A (ja) 液晶駆動回路
JP2000122616A (ja) スイッチ回路を備えた液晶表示装置
JPH11296142A (ja) 液晶表示装置
JP2007178509A (ja) 電気光学装置の駆動方法、表示ドライバ、電気光学装置及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Written amendment

Effective date: 20050218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050414

A521 Written amendment

Effective date: 20050610

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20050918

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081007

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 9