JPH113751A - ケーブル用コネクタ - Google Patents
ケーブル用コネクタInfo
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- JPH113751A JPH113751A JP9153967A JP15396797A JPH113751A JP H113751 A JPH113751 A JP H113751A JP 9153967 A JP9153967 A JP 9153967A JP 15396797 A JP15396797 A JP 15396797A JP H113751 A JPH113751 A JP H113751A
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Abstract
く、嵌合時及び嵌合後にソケットコンタクトのケーブル
固定部にかかる負荷を軽減し、しかも、ソケットコンタ
クトがハウジングから抜けるのを厳重に防止する。 【解決手段】 板ばね製のソケットコンタクト1の一端
にピンコンタクト14との接触部2を、他端にケーブル
10の圧着部3及びケーブル保持部20を、中間に90
度のビームひねり部6をそれぞれ設ける。多数本のソケ
ットコンタクト1を1本毎に姿勢を反転して配列し、ソ
ケットコネクタ第1ハウジング11とソケットコネクタ
第2ハウジンク12に収容する。ソケットコンタクト1
に設けられた一対の後方抜け止め用突起8と二次抜け止
め用段差部9は、それぞれソケットコネクタ第1ハウジ
ングに設けられた一対のソケットコンタクト抜け止めラ
ッチ15とソケットコネクタ第2ハウジングに設けられ
たソケットコンタクト用二次抜け止め部18に係合す
る。
Description
とそれぞれ接続する多数本のソケットコンタクトを有す
るケーブル用コネクタに関するものである。
フラットな板ばね製のソケットコンタクトの一端にピン
コンタクトとの接触部を、他端にケーブルの固定部を、
中間部に抜け止め用突起をそれぞれ設け、多数本の前記
コンタクトを等間隔で配列し、前記抜け止め用突起に係
合する抜け止めラッチを有するハウジングに収容するこ
とにより構成される。
レスにより打ち抜いて製作され、ケーブルは、ソケット
コンタクトに圧接、圧着、半田付け、溶接等の手段で固
定される。
図11と図12に示す。多芯のコネクタの嵌合時のガイ
ド構造は、特にガイドピン等を用いない構造の場合、ピ
ンコネクタハウジング13が側壁21,21,22から
構成される箱型であり、この箱型の開口部23にソケッ
トコネクタ第1ハウジング11が嵌合するタイプとなる
ことが多い。
タクト14が、ピンコネクタハウジング13に収容され
て配列されている。
ル用コネクタのハウジングは、多数本のソケットコンタ
クト1の接触部を収容するソケットコネクタ第1ハウジ
ング11と、多数本のソケットコンタクト1の圧着部を
収容するソケットコネクタ第2ハウジング12とから構
成される。各ソケットコンタクト1は、各ケーブル10
を圧着され、各ピンコンタクト14は、各プリント基板
27に接続されている。
コネクタは、多数(N)本のフラットなソケットコンタ
クトを単純に配列して構成されるから、全幅が少なくと
も1本のソケットコンタクトの幅のN倍とならざるを得
ず、また、全厚が少なくともソケットコンタクトの高さ
(H1)と、ソケットコンタクトにケーブルを固定する
のに要する高さ(H2)との和(H1+H2)とならざ
るを得なかった。更に、ソケットコンタクトがケーブル
用コネクタのハウジングから抜けるのを防止する機構
は、一段が普通である。
で多数配置する場合、例えば図12に示すように厚み方
向にコネクタを積み重ねるときは、図11中のピンコネ
クタハウジング13の壁21が支障となり、長手方向に
直線状に並べるときは、壁22が支障となって、コネク
タの配置収容効率が低下する。
コネクタの箱部を形成している側壁21又は側壁22を
除去すれば足りるが、その場合は各ピンコンタクト14
が主なガイドとなる。各ピンコンタクト14が強固に造
られていると、各ピンコンタクト14のみのガイド方式
も成立するであろうが、狭ピッチのコネクタでは、各ピ
ンコンタクト14は細くならざるを得ず、各ピンコンタ
クト14の曲がり等の事故につながる恐れがある。
コネクタの欠点を改良し、ケーブル用コネクタの全幅を
狭く、全厚を薄く、嵌合時及び嵌合後にソケットコンタ
クトにおけるケーブル固定部にかかる負荷を軽減し、し
かも、ソケットコンタクトがケーブル用コネクタのハウ
ジングから抜けるのを厳重に防止しようとするものであ
る。
決するため、次の手段を採用する。
端にピンコンタクトとの接触部を、他端にケーブルの固
定部(圧着部ケーブル保持部)を、中間に90度のビー
ムひねり部をそれぞれ設け、多数本の前記ソケットコン
タクトを1本毎に姿勢を反転して配列し、ハウジングに
収容したケーブル用コネクタ。
前記(1)記載のケーブル用コネクタ。
用突起と抜け止め用段差部を設け、前記ハウジングを第
1ハウジングと第2ハウジングから構成し、前記抜け止
め用突起を前記第1ハウジングに設けた抜け止めラッチ
に係合させ、前記抜け止め用段差部を前記第2ハウジン
グに設けた抜け止め部に係合させた前記(1)記載のケ
ーブル用コネクタ。
けた凸部が、ソケットコネクタハウジングに設けた凹部
に嵌まることによって嵌合離脱のガイドとなるケーブル
用コネクタ。
コネクタハウジングの各嵌合ガイド部の形状を非対称に
構成して、コネクタを逆さまに嵌合することができない
ようにしたケーブル用コネクタ。
図1〜図8を参照して説明する。
用コネクタに用いられるソケットコンタクトについて図
1と図2を参照して説明する。
クト本体1A、接触部2、本体側ビーム5、90度のビ
ームひねり部6、圧着部側ビーム4、圧着部3及びケー
ブル保持部20から構成される。接触部2の中心線と圧
着部3の中心線とは、相互にずれている。ソケットコン
タクト本体1Aには、前方抜け止め用突起7、一対の後
方抜け止め用突起8及び二次抜け止め用段差部9が形成
されている。圧着部3とケーブル保持部20にケーブル
10が取り付けられる。
製板ばねをプレスにより打ち抜いて製作される音叉型形
状であり、圧着部3は、慣用されているクリンプ用開口
型バレルである。ソケットコンタクト1は、ソケットコ
ンタクト本体1から圧着部3に向かって板幅を狭く構成
され、板幅の狭い部分が90度ひねられてビームひねり
部6を構成する。このような構造にソケットコンタクト
1の接触部2と圧着部3を配置することにより、ソケッ
トコンタクト1の全幅Dを狭く抑えることができる。
ブル用コネクタの関連について図3〜図8を参照して説
明する。
ト1が樹脂成形のソケットコネクタ第1ハウジング11
とソケットコネクタ第2ハウジング12に収容されて配
列されたソケット側ケーブル用コネクタを示す。図3
(a)は、ピンコネクタハウジング13に多数本のピン
コンタクト14が設けられたピン側ケーブル用コネクタ
を示し、ピン側ケープル用コネクタとソケット側ケーブ
ル用コネクタが嵌合する。
用コネクタの三面図を示す。ソケットコネクタ第1ハウ
ジング11には、ピンコンタクト14のピンコンタクト
導入部16が設けられている。
収容部分の断面図である。ソケットコネクタ第1ハウジ
ング11には、ピンコンタクト誘い込み用テーパ部17
とソケットコンタクト抜け止めラッチ15が設けられ、
ソケットコネクタ第2ハウジング12には、ソケットコ
ンタクト用二次抜け止め部18が設けられている。
ケーブル側から見たときのソケットコンタクトの収容配
置前の状態を示す。多数本のソケットコンタクト1は、
それぞれケーブル10を圧着されて、相互に平行に等間
隔で配置される。多数本のソケットコンタクト1は、全
て同一のものを採用され、1本毎に上下を反転(180
度)され、正姿勢のソケットコンタクト1aと逆姿勢の
ソケットコンタクト1bのように交互に配置される。
平面図及びその諸断面図を示す。上述したとおり、多数
本のソケットコンタクト1を正姿勢のソケットコンタク
ト1aと逆姿勢のソケットコンタクト1bのように交互
に配置することにより、多数本のソケットコンタクト1
は、図7(b)〜(e)に示されるように、ソケットコ
ネクタ第2ハウジング12内にソケットコンタクト1の
本体側ビーム5より後方側(圧着部3のある方)が千鳥
状の配列で相互に接近して収容されることが可能とな
る。このため、ソケットコネクタ第2ハウジング12の
全幅を狭く構成することができる。
ソケットコンタクトの収容部を示す。ソケット側ケーブ
ル用コネクタのハウジングは、ソケットコンタクト1の
接触部2を収容するソケットコネクタ第1ハウジング1
1と、ソケットコンタクト1の圧着部3を収容するソケ
ットコネクタ第2ハウジング12とから構成される。ソ
ケットコネクタ第1ハウジング11とソケットコネクタ
第2ハウジング12は、多数本のソケットコンタクト1
を適正な位置に配置すると共に、隣接するソケットコン
タクト1の相互の接触を防止する。ソケットコネクタ第
1ハウジング11の上下両面に設けられた一対のソケッ
トコンタクト抜け止めラッチ15は、ソケットコンタク
ト1の一対の後方抜け止め用突起8に係合し、ソケット
コンタクト1の後方抜けを防止する(図5も参照)。ソ
ケットコンタクト第2ハウジング12のソケットコンタ
クト用二次抜け止め部18は、ソケットコンタクト1の
二次抜け止め用段差部9に係合し、ソケットコンタクト
1の後方抜けを防止する(図5も参照)。ソケットコン
タクト第1ハウジング11には、ソケットコンタクト挿
入口19が設けられている。
ケーブル用コネクタのピンコンタクト導入部16には、
ピンコンタクト誘い込み用テーパ部17が設けられてお
り、また、ソケットコンタクト1の接触部2がソケット
コネクタ第1ハウジング11により囲まれているので、
ピン側ケーブル用コネクタとソケット側ケーブル用コネ
クタの嵌合時に、ピンコンタクト14はソケットコンタ
クト1に正常に接触することができる。
ング13は、厚み方向の側壁を有さず、ピンコネクタハ
ウジング13の両端に配置されているピンコネクタハウ
ジング突起24は、凸部(ガイド部)25を有する。
1は、図3(b)に示されるように、その長手方向両端
に溝部26が形成されている。ピンコネクタハウジング
13の凸部25とソケットコネクタ第1ハウジング11
の両側の溝部26によって、コネクタはガイドされなが
ら嵌合できる。この後、各ピンコンタクト14は、ソケ
ットコンタクト第1ハウジング11の各ピンコンタクト
誘い込み用テーパ部17にガイドされて嵌合する。各ピ
ンコンタクト14が剛性を有する場合は、各ピンコンタ
クト14も補助ガイドとして機能する。
ソケットコネクタ第1ハウジング11の両側の溝部26
間の上側の幅Aと下側の幅Bと、ピンコネクタハウジン
グ13の両側の凸部25間の上側の幅AAと下側の幅B
Bとが、A>B,AA>BB,A<AA,B<BBの関
係であれば、コネクタは正常に嵌合できる。そして、A
>BBの関係であれば、コネクタは嵌合できない。
す。これは、コネクタを厚み方向へ積み重ねた場合であ
る。ピンコネクタハウジング13は、図11のような側
壁21を有しないので、ピンコネクタハウジング13の
配置間隔P1は、ソケットコネクタハウジングの厚みW
Sに限り無く近づくことができる。図11と図12に示
される従来のコネクタの構造では、ピンコネクタハウジ
ング13の厚みW2は、本発明の第3実施の形態例のピ
ンコネクタハウジング13の厚みW1(図10)より大
である。このため、本発明の第3実施の形態例のピンコ
ネクタハウジング13の配置間隔P1は、従来のコネク
タのピンコネクタハウジング13の配置間隔P2より小
であるから、配置収容効率が向上する。
によれば、次の効果を奏することができる。
ムひねり部を設けたから、多数本のソケットコンタクト
を1本毎に姿勢を交互に反転し、隣接して狭いピッチで
配置できるので、ケーブル用コネクタの全幅を狭く構成
することができる。
のビームひねり部を設け、一端にケーブルの固定部を設
けたから、ケーブル用コネクタの全厚を薄く構成するこ
とができる。
重にしたから、ケーブル用コネクタの信頼性が向上す
る。
する一対のソケットコンタクト抜け止めラッチが対向し
てソケットコンタクトを挟むように配置されているの
で、嵌合時の挿入力は一対のソケットコンタクト抜け止
めラッチに均等にかかり、ソケットコンタクト本体や電
線結線部への負荷が軽減される。
いので、コネクタの配置収容効率が向上する。
ことができる。
に用いられるソケットコンタクトの斜視図である。
に用いられるソケットコンタクトを示し、(a)は平面
図、(b)は側面図である。
の斜視図であり、(a)はピン側のもの、(b)はソケ
ット側のものを、それぞれ示す。
ーブル用コネクタの三面図であり、(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図である。
の断面図である。
ーブル用コネクタにソケットコンタクトを挿入する前の
状態を示す斜視図である。
ーブル用コネクタの要部の平面図及び断面図であり、
(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A線拡大
断面図、(c)は(a)におけるB−B線拡大断面図、
(d)は(a)におけるC−C線拡大断面図、(e)は
(a)におけるD−D線拡大断面図である。
ーブル用コネクタの斜視図であり、(a)は一部を破断
したものを示し、(b)は全体を破断したものを示す。
タの正面図であり、(a)はソケットコネクタ第1ハウ
ジングのもの、(b)はピンコネクタハウジングのもの
である。
クタの側面図であり、(a)は積み重ねられた状態を、
一部破断して示し、(b)は一段のみを示す。
クタハウジングを、一部破断して示す斜視図である。
(a)は積み重ねられた状態を、一部破断して示し、
(b)は一段のみの断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 板ばね製のソケットコンタクトの一端に
ピンコンタクトとの接触部を、他端にケーブルの固定部
を、中間に90度のビームひねり部をそれぞれ設け、多
数本の前記ソケットコンタクトを1本毎に姿勢を反転し
て配列し、ハウジングに収容したことを特徴とするケー
ブル用コネクタ。 - 【請求項2】 前記接触部を音叉型形状に構成したこと
を特徴とする請求項1記載のケーブル用コネクタ。 - 【請求項3】 前記ソケットコンタクトに抜け止め用突
起と抜け止め用段差部を設け、前記ハウジングを第1ハ
ウジングと第2ハウジングから構成し、前記抜け止め用
突起を前記第1ハウジングに設けた抜け止めラッチに係
合させ、前記抜け止め用段差部を前記第2ハウジングに
設けた抜け止め部に係合させたことを特徴とする請求項
1記載のケーブル用コネクタ。 - 【請求項4】 ピンコネクタハウジングの側面に設けた
凸部が、ソケットコネクタハウジングに設けた凹部に嵌
まることによって嵌合離脱のガイドとなるようにしたこ
とを特徴とするケーブル用コネクタ。 - 【請求項5】 ピンコネクタハウジングとソケットコネ
クタハウジングの各嵌合ガイド部の形状を非対称に構成
して、コネクタを逆さまに嵌合することができないよう
にしたことを特徴とするケーブル用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15396797A JP3250033B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ケーブル用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15396797A JP3250033B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ケーブル用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH113751A true JPH113751A (ja) | 1999-01-06 |
JP3250033B2 JP3250033B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=15573994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15396797A Expired - Fee Related JP3250033B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ケーブル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3250033B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013187083A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Furukawa Electric Co Ltd:The | メス端子、メスコネクタ、及びメス端子の製造方法 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15396797A patent/JP3250033B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013187083A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Furukawa Electric Co Ltd:The | メス端子、メスコネクタ、及びメス端子の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3250033B2 (ja) | 2002-01-28 |
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