JPH1136273A - 海上基地とその建設方法 - Google Patents
海上基地とその建設方法Info
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Abstract
設方法を提供する。 【解決手段】 プラント設備を設置する上部面を有し内
部から排水すると正の浮力を有し内部に注水すると負の
浮力を有する上部構造体10と、上部構造体の下部面と
接合する上部面を有し内部から排水すると正の浮力を有
し内部に注水すると負の浮力を有する下部構造体20と
を備え、上部構造体の上部面にプラント設備を設置す
る。
Description
等のプラント設備を海上に設置するための海上基地とそ
の建設方法に係り、更に詳しくは、水深の深い海でも容
易に建設でき、波浪中でも安全にプラントの運転ができ
る海上基地とその建設方法に関する。
の海岸付近に、或いはガス田から離れている場合は、長
いパイプラインを引いて海岸付近の地上に建設されてい
た。液化されたガスは、一時貯蔵タンクに貯蔵され、液
化ガス運搬船に積み込まれ受入基地に運ばれる。ガス田
が陸地奥部の場合でも、海底の場合でも、製造された液
化ガスは船によって運ばれるため、船の着桟設備が海上
又は海岸に必要となる。ある程度の水深が必要で、場合
によっては貯蔵タンクと桟橋が遠く離れることもあり、
配管が長くなり不経済であった。また、ガス田が海底の
場合は、ガス田から液化ガス製造設備まで長いガスパイ
プラインが必要であった。
スの消費地域に近い海岸付近に建設されていた。かかる
液化ガス貯蔵基地では、液化ガス運搬船が液化ガスを産
出地から運搬し、工業地区や居住地区等の液化ガス消費
地区近傍の海岸に接岸する。次いで、液化ガス運搬船内
の液化ガスは、ローディングアーム等で液化ガス貯蔵基
地へ移送され、一時貯蔵タンク内に貯蔵された後、液化
ガス消費地区の負荷要求に対応してガス化され供給され
る。
まりのため、大きな工業地区や居住地区等の大消費地域
の近くに液化ガス貯蔵基地を建設することが困難になっ
てきている。また、このような大消費地域の近くの土地
を入手するためには、コストがかさむ。
として海上基地が検討されるようになった。すなわち、
当初は液化ガス運搬船をそのまま流用する案が検討され
たが、維持費・改造費がかさむむことや、ボイルオフ比
が大きいことなどから、この案の実現は経済的に困難で
あった。そこで次案として液化ガス貯蔵設備を乗せる専
用の構造体が提案されている。その構造体の提案には大
きくわけて、浮体式構造体と定置式構造体とがある。ど
ちらの構造体も、コンクリート製が有望であるが、鋼材
等その他の材料で製造されていてもよい。
上基地の一例を示している。この浮体式構造体40は、
コンクリート製の外殻でできており、その内部に液化ガ
ス貯蔵タンク31を収めている。デッキの上には、プロ
セス設備32が乗っている。この浮体式構造体は海面に
浮かび、四隅からカテナリカーブを描いて海底に伸びた
アンカー(図示せず)で海底に係留される。回転式ガス
継手42を先端で支持している支持構造体41が、浮体
式構造体40から海上に伸びている。この回転式ガス継
手42も係留用アンカー44で係留される。高圧ガス管
43が、この回転式ガス継手42と海岸のプラント(図
示せず)をつないでいる。この浮体構造体は、荒れた状
態の海でもアンカーシステム44が有効に機能するため
に、一定の水深以上の海域に設置される。一般に水深5
0m程度の水深が適当であるといわれている。また、1
35000立方m級の液化ガス船を係留するには、最低
20mの水深があれば十分といわれており、浮体式構造
体の海上基地に液化ガス船を係留することは可能であ
る。
を採用した海上基地の一例を示している。この海上基地
の構造体10は、コンクリート製の潜凾(ケーソン)で
できており、その中に貯蔵タンク31を収めている。ケ
ーソンは底板と上板と側板で構成されている。またこの
ケーソンは、製造場所から据え付け場所まで運搬する時
は浮体となり、ケーソンの上板は液化ガス貯蔵タンク3
1の基礎となる。
するものと同様の構造をしている。ケーソンの上板に
は、液化ガス貯蔵タンクの他に、プロセス設備、運搬時
に使用する注排水パイプ、注排水ポンプ、及び曳航ブラ
ケットが設置される。プロセス設備地区と居住地区との
間および液化ガス貯蔵タンクとの間には必要に応じ隔壁
11が設けられる。また、液化ガス貯蔵タンク31の外
部構造は定置式構造体10の一部とすることも可能であ
る。ローディングアーム34が定置式構造体のほぼ中央
の側版側に設置される。なお、構造体の全体寸法は建造
するのに使用される乾式ドックの大きさに影響され、例
えば、定置式構造体の幅は乾式ドックの幅により制限さ
れる。
として適している海域に設置される。一般に20m程度
の水深の海域が選ばれる。これは液化ガス船が係留する
のに都合がよい深さである。海底1は定置式構造体10
の重量を支えるのに十分な強度が要求される。定置式構
造体10の全高は水深と海域の波高に応じて決定され
る。
構造体40を採用した海上基地の問題点を説明する。
又は搬出時に、海上基地とそれに係留する液化ガス運搬
船の双方が波浪により動揺する。そのため、両者の相対
的な動揺量は、陸上基地の場合の2倍以上になる。現在
のローディングアーム34は液化ガス船と陸上基地との
間の搬入搬出を想定して製造されており、このローディ
ングアーム34を浮体式構造体40の海上基地にそのま
ま採用することはできないと考えられている。従って、
浮体式構造体40の海上基地のため、新たなローディン
グアーム34の開発が必要である。
スの陸上への払い出しのために回転式ガス継手42を必
要とし、安全上非常に重要な装置であり、メンテナンス
に多くの労力を必要とする。
蔵タンク31への液化ガスの受け入れ、払い出し時に複
数ある液化ガス貯蔵タンク内の液化ガス量が変化する。
液化ガス貯蔵タンクの液化ガス量が変化すると、浮力の
バランスがくずれて海上基地が傾く。そのため、海上基
地の姿勢を一定に維持するために、浮力の調整を逐次行
う装置が必要になり、そのための動力が消費される。
用した海上基地の問題点を説明する。従来の定置式構造
体50は、波浪の影響を受けないという利点があるにも
かかわらず以下のような課題を抱えている。
された後、乾式ドックから引き出される。乾式ドックか
ら引き出すために、乾式ドックに海水を引き入れて定置
式構造体50を浮かす。乾式ドックで製造した後、定置
式構造体を浮かせて乾式ドックから引き出すことが可能
なためには、浮かせた時の定置式構造体50の喫水は乾
式ドックの水深より浅くなければならない。この定置式
構造体50の総重量は浮かせた時の排水量に海水の比重
を乗じた値に等しい。したがって、乾式ドックの水深に
よって定置式構造体50の総重量は制限される。重量が
制限されると、強度上、構造上の理由から、定置式構造
体50の総高はおのずから制限される。
は、この定置式構造体50を建設現場に曳航し、海水を
構造体内部に引き入れ、沈めて海底に着座させる。喫水
面から定置式構造体50の上部までの高さは、波が入ら
ないように、海域の波高以上の十分な高さが求められ
る。したがってその海域で定置式構造体50を建設でき
る水深は一定の深さ以下に制限される。一般に乾式ドッ
クで建造する場合の定置式構造体が適応できる海域の深
さは20m程度と見積もられている。
海上基地を建設しよう時は、浮体式構造体40は採用で
きるが、従来の定置式構造体50は採用できないという
問題点があった。さらに、ある深さの海域で海上基地を
建設しようとすると、浮体式構造体40を採用するには
水深が浅すぎ、従来の定置式構造体50を採用するには
水深が深すぎるという問題も生じることがあった。
れたもので、波浪の影響を受けにくい海上基地を水深の
深い海域でも建設できるようにするものである。さら
に、従来の定置式構造体50を採用するには深すぎ、浮
体式構造体40を採用するには浅すぎる水深の海域に
も、海上基地を建設できるようにするものでもある。
本発明に係る海上基地は、プラント設備を設置する上部
面を有し、内部から排水すると正の浮力を有し、内部に
注水すると負の浮力を有する上部構造体と、上部構造体
の下部面と接合する上部面を有し、内部から排水すると
正の浮力を有し、内部に注水すると負の浮力を有する下
部構造体とを備えたものとした。
構造体とを備えている。下部構造体は、内部から排水す
ると正の浮力を有するので、海上に浮かせることがで
き、その内部に注水すると負の浮力を得るので、海に沈
めることができる。上部構造体も、内部から排水すると
正の浮力を有するので、海面に浮かせることができ、そ
の内部に注水すると負の浮力を得て、海に沈めることが
できる。この上部構造体は、その下部面と下部構造物の
上部面を接合して、下部構造物の上部面に設置される。
この上部構造物の上部面にはプラント設備を設置するこ
とができる。
ができ、深い水深の海に波浪の影響を受けにくい海上基
地を建設できる。更に、下部構造物を複数段の構造物に
わけて、製造・運搬することもできる。
るための海上基地の建設方法は、プラント設備を設置す
る上部面を有し、内部から排水すると正の浮力を有し、
内部に注水すると負の浮力を有する上部構造体と、上部
構造体の下部面と接合する上部面を有し、内部から排水
すると正の浮力を有し、内部に注水すると負の浮力を有
する下部構造体とを準備し、この上部構造体と下部構造
体とを浮かせたまま建設現場に曳航する工程と、下部構
造体の内部に海水を注入して下部構造を沈め海底に着底
させる工程と、上部構造体をこの下部構造体の真上に位
置決めする工程と、この上部構造体の内部に注水し上部
構造体を沈めて上部構造体の下部面と下部構造体の上部
面とを接合し、上部構造体を下部構造体に乗せる工程と
からなる。
る上部面を有し、内部から排水すると正の浮力を有し、
内部に注水すると負の浮力を得る上部構造体と、上部構
造体の下部面と接合する上部面を有し、内部から排水す
ると正の浮力を得て、内部に注水すると負の浮力を得る
下部構造体とを準備する。そして、この上部構造体と下
部構造体とを、浮かせたまま建設現場に曳航する。建設
現場に到着すると、下部構造体の内部に注水して、下部
構造を沈め、海底に着底させる。次に、上部構造体をこ
の下部構造体の真上に位置決めする。この上部構造体の
内部に注水して上部構造体を沈め、上部構造体の下部面
と下部構造体の上部面とを接合し、上部構造体を下部構
造体に乗せる。下部構造物と上部構造物が一体となった
海上基地は、喫水が深い。
着底した下部構造物の上にさらに下部構造物を沈めての
せてもよい。この建築方法によりさらに水深の深い海に
も海上基地を建築できる。
て図面を参照しつつ説明する。図1、図2、及び図3
は、本発明に係る海上基地を液化ガス製造基地に採用し
た外観図である。
着座しており、上部構造物10が下部構造物20の上に
乗っている。また、液化ガスプラント設備30が、上部
構造物10の上に乗っている。海底1は、ほぼ水平で海
上基地の重さを支えるのに十分な強度を有している。ま
た下部構造物20が1個の場合、海の深度は40〜50
m程度であり、液化ガス運搬船3が安全に係留できる深
度である20mより十分に深い。
製の潜函(ケーソン)である。上部構造体10の内部に
は水密された空洞があり、空洞のなかは海水を注水した
り排水したりできるようになっている。上部構造物10
単体で空洞から海水を排水すると、正の浮力を得て、海
面に浮かぶことができる。図1に図示する状態では、空
洞の内部には海水が充満しおり、上部構造物10は下部
構造物20の上部面に乗っている。
設備30が乗っている。この液化ガス設備30は、数個
の液化ガス貯蔵タンク31とプロセスユニット32で構
成される。波浪の影響がないので、地上基地で使用され
る貯蔵タンクとプロセスユニットがほぼそのまま使用さ
れる。海上基地特有の設備として、曳航時の浮力調整の
ための注排水設備(図示せず)が設置されている。この
海上基地の周囲には波がえし12が設けられ、海が荒れ
たときでも海水が海上基地に入り込まないようになって
いる。上部構造体10の上部面13が、液化ガスタンク
の底床になっている。液化ガスタンクの周囲14は高い
土手になっており、液化ガスタンク相互の周囲には間仕
切11が設けられ、液化ガスが事故で漏れたときの液だ
めになっている。液化ガス貯蔵タンク31から液化ガス
貯蔵船3へ液化ガスを移送するために、ローデイングア
ーム32が液化ガス運搬船3が係留する側の上部構造体
中央に設けられている。液化ガス運搬船3が波浪で揺れ
たときの、上部構造体10と液化ガス運搬船3の相対的
移動量は地上基地ともぼ同じなので、このローディング
アーム3には、従来地上基地で使用されているものと同
等のものが使用される。
製のケーソンである。下部構造体20の内部には水密さ
れた空洞があり、空洞のなかは海水を注水したり排水し
たりできるようになっている。上部構造物10を下部構
造体20からどけて、内部の空洞から排水すると、下部
構造物の総重量は小さくなり、下部構造物20は正の浮
力をえて、海面に浮かぶことができる。図示した状態で
は、空洞の内部には水が充満して、下部構造物20の負
の浮力がは大きくなっており、下部構造物20は海底に
着底している。
上部面にのっている。下部構造体20の上部面と上部構
造体10の下部面とは接触している。下部構造体20は
上部構造体10を支えるのに十分な強度を有している。
接合面の摩擦力により、通常は相互の構造体は横方向に
ずれることはない。海上基地周辺の海域の波浪条件が極
端に悪いなどの特別の条件が有る場合は、機械装置・土
木工事等の物理的手段(図示せず)で結合される。下部
構造体20の下部面は海底に着底している。海底の砂利
等との接触摩擦力により、通常は海上基地は横方向にず
れることはない。海上基地周辺の海域の波浪条件が極端
に悪いなどの特別の条件が有る場合は、土木工事、機械
装置等の物理的手段で海底に固定される。
実施形態である。この海上基地は1つの上部構造物と複
数のの下部構造物20a、20bで構成される。上部構
造物が第1の下部構造物20aの上部面に設置され、そ
の第1の下部構造物20aが第2の下部構造物20bの
上部面に設置されている。第2の下部構造物20bの下
部面は海底に着底している。
1つの実施形態を示している。図3において矢印は各工
程の順番を示している。(A)まず、上部構造物10と
下部構造物20が乾式ドック4の中で製造される。上部
構造物10には、液化ガス貯蔵タンク31、プロセス設
備32、その他の設備が、上部構造物10の上面に設置
される。上部構造物10と下部構造物20との寸法はこ
の乾式ドック4の寸法により制限される。例えば、両構
造物の幅寸法は乾式ドックの内のり寸法より小さくなけ
れば、乾式ドックでの製造は不可能になる。また、建造
後、乾式ドックに水を導入し両構造物を浮かせるために
は、両構造物が浮いたときの喫水は乾ドックの深度より
浅くなければならない。したがって、構造物が浮いたと
きの排水量に海水の比重をかけた値はその重量に等しい
ので、構造物の重量は乾ドックの深さにより制限を受け
る。
の内部の空間に水が入らないようにし、乾式ドック3に
海水を入れる。上部構造体10と下部構造体20とが海
面2に浮かぶ。浮いた両構造体10、20を曳航船で引
きだし、浮かせたまま海上基地の建設現場まで曳航す
る。その他の実施の態様として、自力航行装置をつけ、
自力で建設現場までいく。建設現場の海域の海底1は、
ほぼ水平になっている。水平度が十分でない場合は、あ
らかじめ水中ブルドーザ等でならしておく。
設現場の海面に位置決めし、内部の空間に注水する。内
部空間は複数の部屋に別れており、下部構造体20の水
平を維持できるように各部屋にゆっくり均等に注水す
る。下部構造体20が海底に着底したら、すべての内部
空間に注水する。
置・姿勢を確認し、その上部の海面に上部構造体10を
位置決めし、内部の空間に注水する。内部空間は複数の
部屋に別れており、上部構造体10の水平を維持できる
ように各部屋にゆっくり均等に注水する。上部構造体1
0を下部構造体20の上部面に設置する。上部構造体1
0の下部面と下部構造体20の上部面が接合したのを確
認したら、すべての内部空間に注水する。必要な場合
は、上部構造体10と下部構造体20とを機械的又は土
木的に結合する。また、必要に応じ下部構造体20及び
上部構造体10にさらにウエイトを積み、海上基地を安
定させる。
構造体10が一体となって海底に着底し、更にその上に
液化ガス設備30をのせた海上基地が建設される。その
後、地上からガスを供給するガス配管(図示せず)を設
置する。液化ガス船3がきたら、液化ガス船を海上基地
に舫う。ローディングアーム34により液化ガス貯蔵タ
ンクから液化ガス運搬船へ液化ガスを移送する。
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。例えば、下部構造物は小さな構造物を
水平に並べたものでもよい。
地は、下部構造体20の高さと数とを設置場所の深度に
合わせて調整することで、任意の高さの海上基地を建設
することができ、浮体式構造体の海上基地しか採用でき
なかった深い海にも建設できる。
きない浅い深度の海や、従来の定置式構造体の海上基地
では建設できなかった深い深度の海にも海上基地を建設
できる。
の搬入時や搬出時に、海上基地が波浪により動揺しな
い。そのため、両者の相対的な動揺量は、陸上基地と同
様になる。そのため、現在のローディングアームをこの
海上基地にそのまま採用することができる。そのため、
浮体式構造体の海上基地のため、新たなローディングア
ームの開発を必要としない。
の液化ガスの受け入れ、払い出し時に複数ある貯蔵タン
ク内の液化ガス量が変化しても、海上基地の姿勢が一定
に保たれる。更に、本発明に係る海上基地を液化ガス製
造基地に適用すると、海底にあるガス田の近くに設置す
ることができ、ガス配管の流れを短くすることができ
る。
である。
面図である。
る。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 プラント設備を設置するための海上基地
であって、プラント設備を設置する上部面を有し、内部
から排水すると正の浮力を有し、内部に注水すると負の
浮力を有する上部構造体と、上部構造体の下部面と接合
する上部面を有し、内部から排水すると正の浮力を有
し、内部に注水すると負の浮力を有する下部構造体とを
備えた、ことを特徴とする海上基地。 - 【請求項2】 プラント設備を設置するための海上基地
の建設方法であって、プラント設備を設置する上部面を
有し、内部から排水すると正の浮力を有し、内部に注水
すると負の浮力を有する上部構造体と、上部構造体の下
部面と接合する上部面を有し、内部から排水すると正の
浮力を有し、内部に注水すると負の浮力を有する下部構
造体とを準備し、 前記上部構造体と下部構造体とを浮かせたまま建設現場
に曳航する工程と、下部構造体の内部に海水を注入して
下部構造体を沈めて海底に着底させる工程と、上部構造
体を下部構造体の真上に位置決めする工程と、上部構造
体の内部に注水して上部構造体を沈め、上部構造体の下
部面と下部構造体の上部面とを接合して、上部構造体を
下部構造体に乗せる工程とからなる海上基地の建設方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19730397A JP3849731B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 海上基地の建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19730397A JP3849731B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 海上基地の建設方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1136273A true JPH1136273A (ja) | 1999-02-09 |
JP3849731B2 JP3849731B2 (ja) | 2006-11-22 |
Family
ID=16372225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19730397A Expired - Fee Related JP3849731B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | 海上基地の建設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3849731B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011521818A (ja) | 2008-04-25 | 2011-07-28 | ナショナル ユニバーシティ オブ シンガポール | 海上の燃料貯蔵施設 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP19730397A patent/JP3849731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011521818A (ja) | 2008-04-25 | 2011-07-28 | ナショナル ユニバーシティ オブ シンガポール | 海上の燃料貯蔵施設 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3849731B2 (ja) | 2006-11-22 |
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