JPH1136114A - 手術用ガウン - Google Patents
手術用ガウンInfo
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- A41D13/12—Surgeons' or patients' gowns or dresses
- A41D13/1209—Surgeons' gowns or dresses
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Abstract
き、動きやすく、着用動作が簡単な手術用ガウンの提供
を目的とする。 【解決手段】前身頃11と後身頃左右半部12a,12b とが一
体に形成された本体部13と、この本体部に縫着されたラ
グラン袖14とを備える手術用ガウンであって、前袖付け
線15の衿ぐり上の切り替え位置15a は、後袖付け線16の
切り替え位置16aも中心線P側に寄っている。また、こ
の手術用ガウンは、両袖14を身幅に折り畳んで前身頃11
の上に置く一方、後身頃左右半部12a,12b の端をガウン
の着丈方向に沿ってそれぞれ外向きに折り返して腕の差
入れ位置と方向を示すマーク30a,30b を露出させ、次い
で、本体部13を身幅方向に沿って谷折りと山折りとを交
互に繰り返して扇子状に畳んで前記袖14の上に重ね、さ
らに着丈方向に沿って前記マーク30a,30b を見せる方向
に折り畳まれて包装されている。
Description
介助者が着用する手術用ガウンに関する。
者と患者との間にバリアを形成して相互に菌の侵入を防
ぐことを目的とするものである。そのため、患者に接す
る胸側部分には明きや縫い目を作らず、背側で明ける形
状が一般的である。また、高度の緊張を要し、時には長
時間にわたる手術作業を妨げないために、適度なフィッ
ト感とゆとりとが要求される。また、このようなガウン
は厳しい衛生管理を行う必要上、菌の侵入を防ぐために
撥水性を付与した不織布などで製作され、滅菌された上
で折り畳まれて密封状態に包装され、使い捨てにされ
る。そして、着用動作の際にも菌に汚染されないよう
に、折り畳み方法や着用方法にも種々考慮がなされてい
る。
示す。
1)と該前身頃の両脇に続く後身頃左右半部(52a)
(52b)とが一枚布で形成された本体部(53)に、
本体部(53)の襟ぐりから脇に至る斜めの袖付け線
(55)でラグラン袖(54)が縫着されている。この
ようなラグラン袖(54)は、肩と腕を覆う部分が一体
化されているため、腕の付け根のまわりで切り替えた筒
袖よりも腕を動かし易いという特長がある。また、本体
部(53)を背側で閉じ合わせるために、左右の後ろ襟
ぐりに面テープ(56a)(56b)が取付けられると
ともに、後身頃左半部(52b)および右脇線うら面に
内側帯片(57a)(57b)、後身頃右半部(52
a)および左脇線おもて面に外帯片(58a)(58
b)が取付けられている。
理した上で折り畳まれて1着ずつ密封包装されている。
前述したように、着用動作の際にもガウンが菌に汚染さ
れないように、折り畳み方にも配慮がなされている。例
えば、特公昭63−19602号公報に記載されている
背明きのガウンの畳み方は、後ろ端部をそれぞれ左右に
開いてガウンの着丈方向に沿って折り、襟側から裾側に
向かってガウンの身幅方向にと平行に山折りと谷折りと
を交互に繰り返して扇子状に畳み、両袖は折り畳んだ身
頃の裾側に差し込んでおく。そしてさらに、身頃のうら
面が外面に露出した状態に折り畳む。このように畳むこ
とにより、畳んだ身頃を手で広げなくても、開口部から
腕を挿入すると同時に身頃が順次展開して拡がるという
ものである。
手術用ガウンには次のような様々な問題点あるいは改善
すべき点がある。
述したように、手術用ガウンには高度の緊張を要する作
業を妨げないように適度なゆとりとフィット感が必要で
ある。ラグラン袖の採用により、筒袖よりもアームホー
ルが大きくなって腕を動かしやすくなっているが、布と
いう平面で立体的な身体を覆うためにさらに改善の余地
がある。
ある。前述の特公昭63−19602号公報に記載され
ている折り畳み方は、身頃が扇子状に折り畳まれている
から、折り畳まれた身頃を手で広げなくても、開口部か
ら腕を入れると、前方に順次展開するといるものであ
る。しかし、この畳み方では袖が裾に近い部分で身頃の
間に折り込まれており、袖に腕を通すという動作と身頃
の展開が同時に進行するため、ガウンが滅菌していない
器物に触れて菌に汚染されないように袖と身頃の両方に
注意を払わなければならない。手術前の準備の際にこの
ようなことに注意を払っていると、手術に向けて高まっ
た緊張感や集中力がそがれてしまう。
ための縫製方法である。材料となる不織布には撥水処理
が施されて菌の侵入を阻止する優れた効果を有するが、
身頃と袖と身頃の接ぎ目、あるいは針穴から菌が侵入す
る可能性がある。即ち、図15(A)に示すように、本
体部(53)と袖(54)の2枚の布を重ねて単に地縫
いするだけでは、縫い目(60)に力がかかった時に縫
い代(53a)(54a)が割れて接ぎ目に隙間がで
き、その隙間から菌が侵入するおそれがある。そのた
め、図15(B)に示すように、オーバーロックミシン
で地縫いとともに縫い代(53a)(54a)が割れな
いようにかがり縫いをするというような工夫がなされて
いる。しかし、かがり縫いをしても縫い代(53a)
(54a)が完全に密着しているわけではないから縫い
目(61)に力がかかると接ぎ目が開き気味になり、完
全に菌の侵入を阻止することはできない。
たように、手術用ガウンは患者との間に菌バリアを形成
する必要上、背側で開閉するようにしなければならな
い。ところが、現状のガウンは、背中心またはその付近
で紐結びをしなければならず、腕を後ろにまわしての紐
結びは困難であり、また手術に向けて高まったや集中力
もそがれる。
者と患者との間に完全な菌バリアを形成でき、着心地が
良く、かつ着用動作が簡単な手術用ガウンの提供を目的
とする。
は、前記目的を達成するために、前身頃(11)と該前
身頃(11)の両脇に後身頃右半部(12a)および後
身頃左半部(12b)が一体に形成された本体部(1
3)と、この本体部(13)の衿ぐりから脇へ斜めに至
る袖付け線(15)(16)上に縫着されたラグラン袖
(14)(14)とを備え、前記本体部(13)の腰ま
わりに取り付けられた一対の帯片(25a)(25b)
を結ぶことにより左右の後身頃半部(12a)(12
b)を閉じて着用し、折り畳まれて包装用袋に封入され
る手術用ガウンであって、前記前身頃(11)のうら面
に、左右の腕を差し入れる位置と方向を示すマーク(3
0a)(30b)が標され、前記ラグラン袖(14)の
前身頃(11)における前袖付け線(15)の衿ぐり上
の切り替え位置(15a)は、後身頃左右半部(12
a)(12b)における後袖付け線(16)の衿ぐり上
の切り替え位置(16a)よりも中心線(P)側に寄
り、前記本体部(13)を左右の脇線(26a)(26
b)で外おもてに折り、両袖(14)(14)を身幅に
折り畳んで前身頃(11)の上に置く一方、後身頃左右
半部(12a)(12b)の端をガウンの着丈方向に沿
ってそれぞれ外向きにほぼ半幅に折り返して前記マーク
(30a)(30b)を露出させ、次いで、本体部(1
3)を身幅方向に沿って谷折りと山折りとを交互に繰り
返して扇子状に畳んで前記袖(14)(14)の上に重
ね、さらに着丈方向に沿って前記マーク(30a)(3
0b)を見せる方向に折り畳まれていることを特徴とす
る。
において、本体部(13)と袖(14)とは、互いの縫
い代(11a)(14b)をかみあわせるように折り伏
せて重ね、重なり部分に所定間隔で2本のステッチ(2
0)(20)をかけることにより、これら(13)(1
4)が縫着されていることが好ましい。
方(25a)が前身頃(11)に取り付けられているこ
とが好ましい。
かる手術用ガウン(1)の好ましい実施例を示す。この
手術用ガウン(1)は、この種の使い捨てガウン材料と
して汎用的に用いられる撥水性を付与した不織布を所要
形状に裁断し、縫製したものである。
(1)は、前身頃(11)と後身頃右半部(12a)お
よび後身頃左半部(12b)とが1枚布からなる本体部
(13)に、袖(14)(14)が縫着されてなる。ま
た、図2および図3に示すように、背側で閉じて着用す
る。
よび後身頃左右半部(12a)(12b)おいて襟ぐり
から左右の脇へ斜めに切欠かれ、それぞれ前袖付け線
(15)および後袖付け線(16)が形成されている。
一方、前記袖(14)は、前身頃(11)に縫着される
前袖と後身頃(12a)(12b)に縫着される後袖と
が袖下で続いた一枚布からなり、前記前後袖付け線(1
5)(16)において本体部(13)に縫着されるとと
もに、襟ぐりから肩線を通り袖口に至る袖山線(17)
で筒状に縫合され、実質的に着用者の肩と腕を覆うラグ
ラン袖である。また、袖口には伸縮自在の編地(18)
が縫着され、手首にフィットするようになされている。
5)と後袖付け線(16)とは、傾斜の角度が異なる。
前袖付け線(15)の衿ぐり上の切り替え位置(15
a)は、後袖付け線(16)の衿ぐり上の切り替え位置
(16a)よりも本体部(13)の中心線(P)側に寄
り、前袖付け線(15)の方が中心線(P)に対して緩
やかな角度に形成されている。そのため、左右の袖付け
線(15)(15),(16)(16)間の寸法は前身
頃(11)よりも後身頃(12a)(12b)の方が広
く、換言すれば胸幅よりも背幅が広くなるとともに、腕
を通す開口部であるアームホールも大きくなっている。
このような前後差を付けることにより、単にアームホー
ルにゆとりが生じるだけでなく、腕が前方に出る人体形
状に適合し、腕を前に出して手先を使う動作がしやすく
なる。
5)(16)は、例えば立体裁断により得られる。立体
裁断とは、採寸により得られた寸法にもとづいて平面製
図される平面裁断に対し、人体に直接布地を当てて裁断
する手法であり、布地という平面から人体という立体形
状をより的確に表現することができる。図14に示す従
来の手術用ガウン(50)のラグラン袖は平面裁断によ
り形成されたものであり、袖付け線は前後とも同じ角度
に形成されていた。平面裁断では、袖幅を大きくするな
どゆるみを多くとっても、それが立体に適したものでな
ければ単にだぶついた状態となり、必ずしも動きやすい
形状とはならない。この発明においては、立体裁断を採
用した結果、袖付け線角度に前後差が生じ、適正な位置
に適正なゆとりがあって、立体である人体、特に肩から
腕の形状にフィットして動きやすいものとなっている。
を接ぎ合わせる袖付け線(15)(16)、袖(14)
を筒状に形成するために前袖と後袖とを接ぎ合わせる袖
山線(17)は、図5に示すようなダブルステッチによ
り縫製されている。図5では、前身頃(11)と袖(1
4)とを接ぎ合わせる前袖付け線(15)における縫製
を例示している。この縫製方法は、互いの縫い代(11
a)(14b)をかみあわせるように折り伏せて重ね、
この重なり部分に所定間隔で2本のステッチ(20)
(20)をかけて、前身頃(11)に袖(14)を縫着
するとともに縫い代(11a)(14a)が浮き上がら
ないように押さえている。また、後袖付け線(16)や
袖山線(17)も同様の方法で縫製されている。このよ
うな縫製方法では、裁ち目が内部に縫い込まれ、かつ布
が重なりあった状態で縫製されているから、接ぎ目に力
が加わっても隙間が生じることはなく、菌の侵入を阻止
することができる。また、針穴は発生するが、前記重な
り部分で布が四重になっているため、図15(A)
(B)に示す単なる重ね縫いよりもはるかにバリア効果
は大きい。また、ステッチ(20)のミシン目は細かく
するほどバリア効果が大きい。
示すように、後身頃右半部(12a)を後身頃半部(1
2b)の上に重ねて閉じるようになされている。
襟ぐりにおいては、後身頃左半部(12b)のおもて側
にメス側面ファスナ(21a)、後身頃右半部(12
a)うら側にオス側面ファスナ(21b)が縫着される
とともに、襟ぐりのパイピング(22)が後身頃右半部
(12a)側で延長して紐(23a)を形成し、左半部
の襟ぐりパイピング(22)上に別途紐(23b)が縫
着されている。また、腰まわりにおいては、2対の帯片
が縫着されている。内側帯片(24a)(24b)は本
体部(13)右脇うら面と後身頃左半部(12b)の端
とに縫着されている。また、外側帯片(25a)(25
b)は前身頃(11)のおもて側の左脇よりも前寄りの
位置と後身頃右半部(12a)の端とに縫着されてい
る。そして、これらの2対の帯片は、各対で色がわりの
布で形成されている。
ウン(1)の前身頃(11)の襟ぐり近くのうら面に
は、次に示す折り畳み状態において腕を通す位置と方向
を示すために、左右の掌をかたどったハンドマーク(3
0a)(30b)が押印されている。
た上で図7乃至図13に示すように次の順序で折り畳ま
れ、包装用袋に封入されている。
a)(25b)の先端部をホルダー(27)に挟んで前
身頃(12)上に置く。
左右の脇線(26a)(26b)で外おもてに折り、さ
らに左右の袖(14)(14)を身幅に折り畳んで前身
頃(11)の上に置く。
(12a)(12b)の端をガウンの着丈方向に沿って
それぞれ外向きに、袖山線(17)の衿ぐり(22)側
端であるネックポイント(17a)(17b)で折り返
し、後身頃左右半部(12a)(12b)をほぼ半幅に
折り畳む。このように折り畳むことにより、前身頃(1
1)のうら面に押印したハンドマーク(30a)(30
b)が露出した状態となる。
を身幅方向に沿って山折りと谷折りを数回繰り返して扇
子状に折り畳み、で畳んだ袖(14)(14)の上に
載せる。さらに図11に示すように、肩の飛び出した部
分(28)を扇子状に折り畳んだ本体部(13)の上に
載せるように折り曲げて、全体を横長の長方形に整え
る。即ち、図12に示すように、袖(14)および本体
部(13)を前身頃(11)側に載せて前記ハンドマー
ク(26a)(26b)を露出させた状態に折り畳む。
(26a)(26b)が印刷された面が外向きになるよ
うに、四等分線(Q1)(Q2)で左右から中央に向け
て折り、さらに中心線(Q3)で半分に折って、四つ折
りにする。図13に示すこの折り畳み状態においては、
一方の面において左ハンドマーク(26b)が印刷され
た前身頃(11)のうら面と後身頃左半部(12b)の
うら面とが見え、他方の面に右ハンドマーク(26a)
が印刷された前身頃(11)のうら面と後身頃右半部
(12a)のうら面とが見える。図13は、右ハンドマ
ーク(30a)が見える面を示している。そして、この
ように折り畳まれた状態で包装用袋内に封入されてい
る。
序で着用する。
(1)を、ハンドマーク(30a)(30b)を正面視
する方向に手に取り(図12の状態)、ガウンの肩と折
り畳んだ袖を持つ。すると、扇子状に折り畳まれた本体
部(13)が前方に展開して拡がる。次に、左右ハンド
マーク(30a)(30b)の指示に従って、前身頃
(12)のうら面と折り畳んだ後身頃左右半部(12
a)(12b)との間に手を入れ、袖(14)(14)
を展開させながら腕を通し、さらに肩を入れる。このよ
うに、本体部(13)と袖(14)とは別々に、本体部
(13)、袖(14)の順で展開するから、滅菌してい
ない器物に触れないようにするための注意は、展開中の
部分にのみ向けていれば良く、手術に向けて高まった緊
張感や集中力は損なわれない。そして、襟ぐりにおいて
は、介助者が着用者の首まわり寸法に合わせて面ファス
ナ(21a)(21b)と閉じ、さらに、紐(23a)
(23b)を結ぶ。また、腰まわりにおいては、介助者
が内側帯片(24a)(24b)どうしを結んだのち、
後身頃左半部(12b)に後身頃右半部(12a)を重
ね、介助者がホルダー(27)から外側帯片(25a)
(25b)を外して着用者に手渡し、着用者自身がこれ
ら(25a)(25b)を結ぶ。なお、このとき、外側
帯片の一方(25a)は、左脇よりも前寄りの位置にあ
るので、手を後に回さなくても少し体をねじるだけで簡
単に結ぶことができ、結び目は左脇付近となる(図2お
よび図3)。なお、前記内側帯片(24a)(24b)
と外側帯片(25a)(25b)とは異なる色の布で形
成されているため、着用に際して、内側帯片(24a)
(24b)を結ぶ前に外側帯片(25a)(25b)を
ホルダーから外してしまっても、帯片の組み合わせを取
り違えるおそれはない。
は、前袖付け線(15)の衿ぐり上の切り替え位置(1
5a)が後袖付け線(16)の切り替え位置(16a)
よりも中心線(P)側に寄っているため、腕が前方に出
る人体形状に適合し、またアームホールも大きくなり、
肩や腕の動きが楽である。また、着用に際しては、折り
畳んだ状態からまず本体部(13)、次に袖(14)と
いう順序で展開するため、注意力を分散させることなく
広げることができる。また、左右の腕を差し入れる位置
と方向を示すマーク(30a)(30b)は、折り畳み
状態において露出しているので、腕を差し込む位置が明
確であり展開方向を間違えることもない。従って、手術
に向けて高まった緊張感や集中力をそぐことなく着用で
きる。
互いの縫い代(11a)(14a)を折り伏せて重ねた
上で2本のステッチ(20)(20)により縫着されて
いる場合は、縫い目に力がかかっても隙間ができず、か
つ本体部(11)と袖(14)およびこれらの縫い代
(11a)(14a)の合計4枚の布が重なっているた
め、菌の侵入に対して極めてバリア効果が高い。
左半部(12b)とを閉じる際には、腰回りの帯片の少
なくとも一方(25a)が前身頃(11)に取り付けら
れているため、他方の帯片(25b)とは胸側ないしは
脇の辺りで結ぶこととなり、背側で結ぶ従来のものに比
べて楽に結ぶことができ、着用動作が簡単である。
ある。
ある。
拡大斜視図である。
方法を示す部分断面斜視図である。
斜視図であり、外側帯片をホルダーに差し込んで保持し
た状態を示している。
斜視図であり、袖を折り畳んだ状態を示している。
斜視図であり、後身頃左右半部を折り返した状態を示し
ている。
す斜視図であり、本体部を扇子状に折り畳んでいる状態
を示す。
す斜視図であり、扇子状に畳んだ本体部の上に畳み残し
た肩部を載せる状態を示す。
す斜視図であり、全体を長方形に形を整えた状態を示
す。
を示す斜視図である。
す部分断面斜視図であり、(A)は重ね縫い、(B)は
オーバーロック縫いを示している。
Claims (3)
- 【請求項1】 前身頃(11)と該前身頃(11)の両
脇に後身頃右半部(12a)および後身頃左半部(12
b)が一体に形成された本体部(13)と、この本体部
(13)の衿ぐりから脇へ斜めに至る袖付け線(15)
(16)上に縫着されたラグラン袖(14)(14)と
を備え、前記本体部(13)の腰まわりに取り付けられ
た一対の帯片(25a)(25b)を結ぶことにより左
右の後身頃半部(12a)(12b)を閉じて着用し、
折り畳まれて包装用袋に封入される手術用ガウンであっ
て、 前記前身頃(11)のうら面に、左右の腕を差し入れる
位置と方向を示すマーク(30a)(30b)が標さ
れ、 前記ラグラン袖(14)の前身頃(11)における前袖
付け線(15)の衿ぐり上の切り替え位置(15a)
は、後身頃左右半部(12a)(12b)における後袖
付け線(16)の衿ぐり上の切り替え位置(16a)よ
りも中心線(P)側に寄り、 前記本体部(13)を左右の脇線(26a)(26b)
で外おもてに折り、両袖(14)(14)を身幅に折り
畳んで前身頃(11)の上に置く一方、後身頃左右半部
(12a)(12b)の端をガウンの着丈方向に沿って
それぞれ外向きにほぼ半幅に折り返して前記マーク(3
0a)(30b)を露出させ、次いで、本体部(13)
を身幅方向に沿って谷折りと山折りとを交互に繰り返し
て扇子状に畳んで前記袖(14)(14)の上に重ね、
さらに着丈方向に沿って前記マーク(30a)(30
b)を見せる方向に折り畳まれていることを特徴とする
手術用ガウン。 - 【請求項2】 前記前後袖付け線(15)(16)にお
いて、本体部(13)と袖(14)とは、互いの縫い代
(11a)(14b)をかみあわせるように折り伏せて
重ね、重なり部分に所定間隔で2本のステッチ(20)
(20)をかけることにより、これら(13)(14)
が縫着されている請求項1に記載の手術用ガウン。 - 【請求項3】 前記一対の帯片は、少なくとも一方(2
5a)が前身頃(11)に取り付けられている請求項1
または2に記載の手術用ガウン。
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Family Applications (1)
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