JPH11355840A - 無線通信システムおよびその制御方法 - Google Patents

無線通信システムおよびその制御方法

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JPH11355840A
JPH11355840A JP11102700A JP10270099A JPH11355840A JP H11355840 A JPH11355840 A JP H11355840A JP 11102700 A JP11102700 A JP 11102700A JP 10270099 A JP10270099 A JP 10270099A JP H11355840 A JPH11355840 A JP H11355840A
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interference
terminal
communication system
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Satoru Nakayama
哲 中山
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靖雄 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】隣接する無線エリアでの干渉の度合いを直接に
検出して回線品質を監視することができるようにすると
ともに、システムの運用、保守、管理を容易に行うこと
ができるようにした無線通信システムおよびその制御方
法を提供する。 【解決手段】基地局若しくは端末局は、通話もしくは制
御スロットの内の1つもしくは複数を予約することによ
って該当スロットを空きの状態とし、この空き状態のス
ロットの着信レベルを検出することによって自局におけ
る干渉状態を監視するとともに、該監視に基づき干渉波
の送信元を判別し、該判別した前記干渉波の送信元に対
して該干渉の存在を通知若しくは干渉を避ける各セルの
無線機の周波数配置を決定し、各セルに自動的に周波数
を割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、隣接する基地局
が同じ繰り返しパターンの周波数を用いて各基地局の無
線エリア内の複数の端末局との間で双方向通信を行なう
無線通信システムおよびその制御方法に関し、詳しく
は、この無線通信システムにおける回線品質の監視を基
地局若しくは端末局で容易に行うことができるようにす
るとともに、システムの運用、保守、管理を容易に行う
ことができるようにした無線通信システムおよびその制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ミリ波帯を用いた加入者無線シス
テムが注目されている。その中でも、P−MP(Point
to MultiPoint)システムは、マルチメディアユーザとい
う多数のユーザを対象にしたシステムとして注目されて
いる。
【0003】図12は、このP−MPシステムの概要を
示すシステム構成図であり、ATM網31等をバックボ
ーンとするネットワークと基地局32が接続され、その
1つの基地局32に複数の加入者端末局33、34が双
方向の無線回線で映像やデータ等の各種の情報を送受す
るものである。
【0004】このシステムでは、周波数帯域の有効利用
を図ることから、図13に示すように、1つのオムニセ
ルもしくは複数のセクタよりなるセル単位で、ある周期
的な繰り返し周波数パターンを用いて基地局32と各加
入者端末局33、34との間で通信を行なうようになっ
ている。図13では、F1〜F7という7つの周波数の
繰り返しで1つのオムニセル41を構成した場合を示し
ている。
【0005】基地局32と各加入者端末局33、34と
の間では、図14に示すようなフレーム構成で各種の情
報が送受される。
【0006】すなわち、基地局32から加入者端末局に
向かう下り方向については、図14(a)に示すよう
に、オーバヘッド(OH)501を先頭に、制御チャン
ネル(CC)502、加入者端末局単位の通話スロット
であるユーザデータ(DAT1〜DAT3)503〜5
06が1つのフレームとなって送信される。
【0007】これに対し、各加入者端末局33、34か
ら基地局32に向かう上り方向については、図11
(b)に示すように、ガードビット(G)511、オー
バヘッド(OH)512、制御チャンネル(CC)51
3から成るスロットを先頭に、ガードビット(G)51
4,オーバヘッド(OH)515,ユーザデータ516
から成る上り回線ユーザデータ(USR0〜USR3)
517〜520が1つのフレームとなって送信される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な加入者無線システムにおいては、図13に示したよう
に、1つのオムニセル41内での通信を1つの基地局が
カバーするのであるが、システム全体から見た場合、隣
接する基地局間では同一周波数で繰り返されるセルが存
在する。さらに、基地局32は、オムニセル41内の複
数の加入者端末局に電波を照射する必要性から、アンテ
ナの特性が水平方向にブロードな特性になるように設定
されている。
【0009】このため、基地局32は隣接する複数の基
地局方向からの干渉を受けることになり、その干渉によ
って回線品質が低下するという問題が生じする。
【0010】このような干渉を同避する方法としては、 1)周波数繰り返し数を極力多くとり、与干渉局と非干
渉局の距離を離す 2)基地局と加入者端末局との間に高低差を設け、基地
局側アンテナの垂直方向の指向性によって干渉波を抑圧
するなどの方法が考えられる。
【0011】しかし、システムが多数の加入者端末局を
対象としている関係で、上記のような対策を採用可能な
運用環境でない場合が多い。
【0012】そこで、従来においては、次善の策とし
て、送受信データの誤り率を監視し、その誤り率の監視
結果を参考にして干渉の度合いを間接的に検出するよう
にしていた。
【0013】しかし、従来の送受信データの誤り率を監
視する方法においては、回線品質が劣化しない限り、干
渉度合いが分からず、更には、機器故障によるものなの
か、干渉が原因であるのか、あるいは別の原因であるの
かが切り分けできないという問題があり、このため加入
者端末を新設する場合等においては、この新設する加入
者端末による他の局への干渉を的確に判断することがで
きず、システムの運用、保守、管理が難しいという問題
があった。
【0014】そこで、この発明は、隣接する無線エリア
での干渉の度合いを直接に検出して回線品質を監視する
ことができるようにするとともに、システムの運用、保
守、管理を容易に行うことができるようにした無線通信
システムおよびその制御方法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、隣接する基地局が同じ繰り返し
パターンの周波数を用いて各基地局の無線エリア内の複
数の端末局との間で双方向通信を行なう無線通信システ
ムにおいて、前記基地局若しくは前記端末局は、通話も
しくは制御スロットの内の1つもしくは複数を予約する
ことによって該当スロットを空きの状態とし、この空き
状態のスロットの着信レベルを検出することによって自
局における干渉状態を監視する干渉状態監視手段を具備
することを特徴とする。
【0016】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記干渉状態監視手段は、予め定めた所定の
周期で自局の干渉状態を監視することを特徴とする。
【0017】請求項1記載の無線通信システム。
【0018】また、請求項3の発明は、請求項1または
2の発明において、前記干渉状態監視手段は、基地局若
しくは端末局を監視するセンタ局からの問い合わせによ
り、自局の干渉状態を監視し、該監視結果を前記センタ
局に通知する通知手段を具備することを特徴する。
【0019】また、請求項4の発明は、隣接する基地局
が同じ繰り返しパターンの周波数を用いて各基地局の無
線エリア内の複数の端末局との間で双方向通信を行なう
無線通信システムにおいて、前記基地局若しくは端末局
は、通話もしくは制御スロットの内の1つもしくは複数
を予約することによって該当スロットを空きの状態と
し、この空き状態のスロットの着信レベルを検出するこ
とによって自局における干渉状態を監視する干渉状態監
視手段と、前記干渉状態監視手段により監視に基づき干
渉波の送信元を判別する送信元判別手段と、前記送信元
判別手段により判別した前記干渉波の送信元に対して該
干渉の存在を通知する干渉通知手段とを具備することを
特徴とする。
【0020】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記干渉状態監視手段は、前記基地局に設け
られ、該基地局の無線エリア以外の他の基地局の無線エ
リアに属する端末局からの運用通知に対応して自局にお
ける該他の基地局の無線エリアに属する端末局からの干
渉状態を監視し、前記送信元判別手段は、前記他の基地
局の無線エリアに属する端末局を干渉波の送信元として
判別し、前記干渉通知手段は、前記送信元判別手段によ
り判別した前記干渉波の送信元に対して該干渉の存在を
前記基地局若しくは端末局を監視するセンタ局を介して
通知することを特徴とする。
【0021】また、請求項6の発明は、隣接する基地局
が同じ繰り返しパターンの周波数を用いて各基地局の無
線エリア内の複数の端末局との間で双方向通信を行なう
とともに、前記基地局若しくは端末局を監視するセンタ
局を設けた無線通信システムにおいて、前記基地局若し
くは端末局は、通話もしくは制御スロットの内の1つも
しくは複数を予約することによって該当スロットを空き
の状態とし、この空き状態のスロットの着信レベルを検
出することによって自局における干渉状態を監視する干
渉状態監視手段と、前記干渉状態監視手段により監視に
基づき干渉波の送信元を判別する送信元判別手段と、前
記送信元判別手段により判別した前記干渉波の送信元を
前記センタ局に通知する干渉通知手段とを具備し、前記
センタ局は、前記干渉通知手段による前記干渉波の送信
元の通知に基づき前記基地局および端末局に対して通信
に用いる周波数の変更を指示する周波数変更指示手段を
具備することを特徴とする。
【0022】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、前記センタ局は、前記周波数変更指示手段に
よる周波数の変更の指示の履歴を記憶管理する周波数変
更履歴管理手段を具備し、前記周波数変更指示手段は、
前記周波数変更履歴管理手段に記憶管理される周波数の
変更の指示の履歴を参照して前記基地局および端末局に
対して通信に用いる周波数の変更を指示することを特徴
とする。
【0023】また、請求項8の発明は、隣接する基地局
が同じ繰り返しパターンの周波数を用いて各基地局の無
線エリア内の複数の端末局との間で双方向通信を行なう
無線通信システムの制御方法において、前記基地局若し
くは前記端末局は、通話もしくは制御スロットの内の1
つもしくは複数を予約することによって該当スロットを
空きの状態とし、この空き状態のスロットの着信レベル
を検出することによって自局における干渉状態を監視す
ることを特徴とする。
【0024】また、請求項9の発明は、請求項8の発明
において、前記基地局若しくは前記端末局は、予め定め
た所定の周期で通話もしくは制御スロットの内の1つも
しくは複数を予約することによって該当スロットを空き
の状態とし、この空き状態のスロットの着信レベルを検
出することによって自局における干渉状態を監視するこ
とを特徴とする。
【0025】また、請求項10の発明は、請求項8の発
明において、前記基地局若しくは前記端末局は、基地局
若しくは端末局を監視するセンタ局からの問い合わせに
より、通話もしくは制御スロットの内の1つもしくは複
数を予約することによって該当スロットを空きの状態と
し、この空き状態のスロットの着信レベルを検出するこ
とによって自局における干渉状態を監視することを特徴
とする。
【0026】また、請求項11の発明は、隣接する基地
局が同じ繰り返しパターンの周波数を用いて各基地局の
無線エリア内の複数の端末局との間で双方向通信を行な
う無線通信システムの制御方法において、前記基地局若
しくは端末局は、通話もしくは制御スロットの内の1つ
もしくは複数を予約することによって該当スロットを空
きの状態とし、この空き状態のスロットの着信レベルを
検出することによって自局における干渉状態を監視する
とともに、該監視に基づき干渉波の送信元を判別し、該
判別した前記干渉波の送信元に対して該干渉の存在を通
知することを特徴とする。
【0027】また、請求項12の発明は、請求項11の
発明において、前記基地局は、該基地局の無線エリア以
外の他の基地局の無線エリアに属する端末局からの運用
通知に対応して該運用通知を発した端末局からの干渉状
態を監視するとともに、該監視に基づき該運用通知を発
した端末局からの端末局の干渉波の有無を判別し、前記
干渉波があると判別された場合は、前記運用通知を発し
た端末局に対して該干渉の存在を前記基地局若しくは端
末局を監視するセンタ局を介して通知することを特徴と
する。
【0028】また、請求項13の発明は、隣接する基地
局が同じ繰り返しパターンの周波数を用いて各基地局の
無線エリア内の複数の端末局との間で双方向通信を行な
うとともに、前記基地局若しくは端末局を監視するセン
タ局を設けた無線通信システムの制御方法において、前
記基地局若しくは端末局は、通話もしくは制御スロット
の内の1つもしくは複数を予約することによって該当ス
ロットを空きの状態とし、この空き状態のスロットの着
信レベルを検出することによって自局における干渉状態
を監視するとともに、該監視に基づき干渉波の送信元を
判別し、該判別した前記干渉波の送信元を前記センタ局
に通知し、前記センタ局は、前記干渉波の送信元の通知
に基づき前記基地局および端末局に対して通信に用いる
周波数の変更を指示することを特徴とする。
【0029】また、請求項14の発明は、請求項13の
発明において、前記センタ局は、前記周波数の変更の指
示の履歴を記憶管理し、該管理した周波数の変更の指示
の履歴を参照して前記基地局および端末局に対して通信
に用いる周波数の変更を指示することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる無線通信
システムおよびその制御方法の実施の形態を添付図面を
参照して詳細に説明する。
【0031】なお、システム全体の構成は、図12のも
のと同じとし、また各無線エリアの周波数繰り返しパタ
ーンも図13のものと同じであるものとして説明する。
【0032】図1は、この発明に係わる無線通信システ
ムおよびその制御方法を適用した1つの加入者端末局3
3の構成を示すブロック図である。
【0033】図1において、この加入者端末局33は、
屋外装置(ODU)11と屋内装置(IDU)12とか
ら構成されている。
【0034】屋外装置11は、アンテナ111、送受分
波器112、高出力増幅器113、周波数混合器11
4、増幅器115a,115b、低雑音増幅器116、
周波数混合器117、分配器118、局部発振器11
9、送受IF信号分離器120とから構成されている。
【0035】屋内装置12は、送受IF信号分離器12
1、変調器122、復調器123、誤り訂正回路12
4、ベースバンド回路125、ディジタルサービスユニ
ット126、中央演算処理装置127とから構成されて
いる。
【0036】基地局も同様の構成になっており、その相
違点は、端末局においてはディジタルサービスユニット
126がユーザの情報機器に接続され、基地局において
はATM網などのネットワークに接続されていることで
ある。
【0037】アンテナ111で受信された基地局からの
無線信号は、送受分離器112を経て低雑音増幅器11
6で増幅された後、周波数混合器117で局部発振回路
119からの中間周波数信号と混合され、さらに増幅器
115bで増幅され、送受IF信号分離器120、12
1を経て復調器123に入力されることにより復調され
る。
【0038】復調されたデータは、誤り訂正回路124
でデータ誤りが訂正された後、ベースバンド回路125
でベースバンド信号に変換され、ディジタルサービスユ
ニット126を経てユーザ所有のパーソナルコンピュー
タや映像機器等の情報機器に入力される。
【0039】ここで、復調器123は、データを復調し
た際に、着信レベルを検出し、その着信レベルを示す着
信レベルインジケータ信号RSSIを中央演算処理装置
127に入力する。
【0040】また、誤り訂正回路124は、データの誤
り率を検出し、その検出結果の信号ERROR DET
ECTを中央演算処理装置127に入力する。
【0041】一方、上り方向のデータ、すなわち、ユー
ザ所有の情報機器から出力されたデータは、ディジタル
サービスユニット126、ベースバンド回路125、誤
り訂正回路124を経て変調器122に入力され、搬送
波信号によって変調された後、送受IF信号分離器12
1、120、増幅器115a、周波数混合器114、高
出力増幅器113、送受分波器112を経てアンテナ1
11から無線信号となって基地局に向けて送信される。
【0042】ここで、端末局33の中央演算処理装置1
27は、他の無線エリア(オムニセルム)から基地局3
2の干渉を検出するために、制御チャネルによって通達
される基地局32の中央演算処理装置127の指示に従
って、予め定めた周期で上り無線回線フレームの1つま
たは複数の通話スロット(各ユーザデータのスロット)
を予約するという形態で空きの状態にする。
【0043】すなわち、図2に示すように、タイミング
AではUSR3の通話スロットを予約して送信データが
全く無い空き状態を作り出し、同様に、タイミングBで
はUSR2の通話スロット,タイミングCではUSR1
の通話スロット,タイミングDではUSR0の通話スロ
ット,タイミングEでは制御チャンネルのスロットを順
次予約するという形態で送信データが全く無い空き状態
を作り出す。
【0044】そして、この空き状態における基地局32
の受信レベルをその復調器123に検出させる。
【0045】なお、制御チャンネルを予約状態とするタ
イミングでは、USR0のスロットに制御チャンネルを
移し、制御チャンネルの機能を維持させる。この場合、
制御チャンネルについては、回線制御の関係で予約状態
にする制御を行なわないようにすることもある。なお、
図2においては、予約状態のスロットを符号21で示し
ている。
【0046】本来であれば、他の無線エリアからの干渉
波が無い場合、着信レベルは機器固有の最低値を示す筈
であるが、干渉波が存在する場合、干渉波の着信レベル
が検出される。これによって、自局の干渉状態を直接に
判断することができる。自局の干渉状態が分かれば、通
常状態の回線品質を判断することが可能になる。
【0047】これは、各端末局においても同様であり、
各端末局は基地局からの指示に従い干渉度合いの検出動
作を実行するようにしてもよい。どのような時期に指示
を出すかは、通信状態の混み具合や電波伝播状態などを
考慮して決めるようにすればよい。
【0048】また、基地局においても、上記と同様の手
法を用いることにより自局の干渉状態を直接に判断する
ことができる。
【0049】なお、上記手法においては、端末局若しく
は基地局において、通話もしくは制御スロットの内の1
つもしくは複数を予約することによって該当スロットを
空きの状態とし、この空き状態のスロットの着信レベル
を検出することによって自局における干渉状態を監視す
るように構成したので、干渉が発生している場合は、こ
の空き状態のスロットで受信している信号(干渉元の端
末局若しくは基地局のID)から干渉元の端末局若しく
は基地局を判別することができる。
【0050】図3は、この発明に係わる無線通信システ
ムおよびその制御方法を適用して構成した通信システム
の一実施の形態の全体構成を示すブロック図である。
【0051】図3において、この通信システムは、複数
の端末局100−1(端末局1)、端末局100−2
(端末局2)と、各端末局100−1、100−2と無
線で接続される複数の基地局200−1(基地局1)、
基地局200−2(基地局2)と、これら複数の基地局
200−1、200−2を収容するとともにネットワー
ク400に接続される無線設備収容設備300と、無線
設備収容設備300に接続され、この無線システム全体
を監視制御する監視制御センタ500を具備して構成さ
れる。
【0052】さて、上記構成をとる通信システムにおい
て、新たな無線局(基地局または端末局)を設置する場
合は、従来、干渉源となる他の無線局の有無や伝搬状況
の確認のために、現地調査を行い、実際に即した回線設
計を行うとともに、干渉の問題がある場合には対策を施
した上で現地に据え付けを行っていた。
【0053】ところで、最近、無線通信システムにおい
ては、無線局の計画から設置、サービスまでの期間短縮
のために無線免許の簡素化が進められる傾向にある。
【0054】しかしながら、干渉対策に関しては、上記
従来の手法に頼るしかなく、このために多大な時間を要
していた。
【0055】そこで、この通信システムにおいては、シ
ステム運用上で干渉を積極的に監視し、他の無線局の通
信に影響を与えるような干渉源となる無線局に対しては
これを通知することで、無線局設置時の干渉の発見と回
避対策を迅速に行うことができるように構成されてい
る。
【0056】図4は、上記無線局の干渉のイメージを示
す図である。
【0057】図4において、基地局1および2がサービ
スするサービスエリア1−1、2−1内にそれぞれ複数
の端末局が設置される。ここで、基地局1は、サービス
エリア1−1内の端末局1と通信するが、紺基地局1に
は、遠方の同一周波数を使用する端末局2からの干渉波
も着信する場合がある。
【0058】この端末局2からの干渉波が基地局1にお
ける端末局1の受信レベルに対して無視できないレベル
で基地局1に着信した場合、基地局1では端末局1との
通信が困難となり、干渉波の問題が発生する。
【0059】従来の手法においてはこの干渉波の問題が
発生しないように現地調査を行い、干渉が予測され回線
設計上問題となる場合にはその対策を施していたので、
このために多大な労力と期間を要していた。
【0060】図5は、セル間干渉を説明する図である。
図5においては、図13と同様に、6角セルを基本と
し、そのセル単位が1つの基地局のサービスエリアとな
る。
【0061】なお、図5においてF1〜F7は、各周波
数チャネルを示す。ここで、隣り合ったセルにおいて
は、同一周波数を使用しないように配置するが、使用周
波数が有限であるため、ある程度離れたセルでは同一周
波数を使用せざるを得ない。
【0062】図5においては中央のF4の周波数チャネ
ルを使用しているセルが同一周波数を使用する6つのセ
ルから干渉を受けている様相を示している。このように
無線局を多く設置した場合は干渉源の早期発見とその対
処が重要になる。
【0063】図6は、図3に示したこの発明に係わる通
信システムにおける干渉通知処理を示すシーケンス図で
ある。
【0064】図6においては、図4に示した設置形態を
想定し、端末局2が設置工事中である場合を考える。
【0065】図4に示す端末局2には、ノートブックパ
ソコン等の設置操作装置100aが接続される。
【0066】端末局2の設置工事が終了し、端末局2に
電源が投入されると、端末局2から基地局2に対して運
用開始通知が送出される。
【0067】基地局2は、この端末局2からの運用開始
通知を受信すると、端末局2が正規のものであるかを確
かめるために、監視制御センタ500に対して認証、す
なわち、端末局IDの照合を行う。ここで、端末局2か
ら送出された運用通知は、基地局1においても所定のし
きい値以上のレベルで着信され、基地局1においては、
この端末局2から送出された運用通知により干渉発生が
検出され、同時に、干渉源が端末局2であると特定され
る。
【0068】この基地局1における干渉検知と干渉源の
特定処理は、図1乃至図2において説明したように、通
話もしくは制御スロットの内の1つもしくは複数を予約
することによって該当スロットを空きの状態とし、この
空き状態のスロットの着信レベルを検出することによっ
て自局における干渉状態を監視するとともに、この空き
状態のスロットで受信している端末局IDから干渉源を
特定する手法を採用する。
【0069】監視制御センタ500では、端末局2の認
証応答に先立ち、基地局2に隣接する同一周波数を用い
る基地局に対して干渉通知要求を行う。この干渉通知要
求には、認証応答すべき端末局2の端末局IDが含まれ
ている。
【0070】この干渉通知要求に対して、基地局1にお
いては、端末局2の干渉を検出しているため、監視制御
センタ500に対して端末局2の端末局IDと基地局1
の基地局IDを付して干渉ありの干渉通知応答を行う。
【0071】また、基地局2においては、端末局2をサ
ービスしようとしているため、対象外の干渉通知応答を
監視制御センタ500に対して行う。
【0072】これにより、監視制御センタ500では、
端末局2は正規IDを有しているものの、基地局1に対
して干渉を与えているため、基地局2に対する認証応答
を基地局1の基地局IDを付して干渉通知ありで返答す
る。
【0073】干渉通知ありの認証応答を受けた基地局2
は、干渉ありの応答を端末局2に対して返答し、端末局
2は干渉ありを設置操作装置100aに通知する。
【0074】端末局2の設置工事者は、設置操作装置1
00aの画面表示を見て、干渉があることおよび干渉を
与えている基地局IDを知ることができる。
【0075】これにより、端末局2の設置工事者は、端
末局2のアンテナ交換等の干渉対策を実施し、再度、端
末局2の運用を開始する。
【0076】端末局2は、基地局2に対して運用開始通
知を送出し、基地局2は、この端末局2からの運用開始
通知を受信すると、監視制御センタ500に対して端末
局IDを照合する認証を行う。
【0077】監視制御センタ500では、端末局2の認
証応答に先立ち、基地局2に隣接する同一周波数を用い
る基地局に対して端末局2の端末局IDが付された干渉
通知要求を行う。
【0078】ここで、基地局1が端末局2の干渉を検出
していないと、監視制御センタ500に対して基地局1
の基地局IDを付して干渉なしの干渉通知応答を行い、
また、基地局2においては、端末局2をサービスしよう
としているため、対象外の干渉通知応答を監視制御セン
タ500に対して行う。
【0079】これにより、監視制御センタ500では、
端末局2は正規IDを有しておりかつ干渉もないことか
ら基地局2に対する認証応答を干渉通知なしで返答す
る。
【0080】干渉通知なしの認証応答を受けた基地局2
は、運用許可の応答を端末局2に対して返答し、端末局
2は運用開始を設置操作装置100aに通知する。
【0081】そして、端末局2の設置工事者は、設置操
作装置100aの画面表示を見て、端末局2の運用開始
を知ることができる。
【0082】このようにこの実施の形態の通信システム
においては、システム運用上で干渉を積極的に監視し、
他の無線局の通信に影響を与えるような干渉源となる無
線局に対してはこれを通知するように構成したので、迅
速な干渉検出、対策が可能になり、システムの運用、保
守、管理を容易に行うことができる。
【0083】図7は、この発明に係わる無線通信システ
ムおよびその制御方法を適用して構成した通信システム
の他の実施の形態の全体構成を示すブロック図である。
【0084】なお、図7においては、図3に示す構成と
同一の機能を有する部分には説明の便宜上図3で用いた
符号と同一の符号を付する。
【0085】図7において、この通信システムは、複数
の端末局100−1(端末局1)、端末局100−2
(端末局2)と、各端末局100−1、100−2と無
線で接続される複数の基地局200−1(基地局1)、
基地局200−2(基地局2)と、これら複数の基地局
200−1、200−2を収容するとともにネットワー
ク400に接続される無線設備収容設備300と、無線
設備収容設備300に接続され、この無線システム全体
を監視制御する監視制御センタ500と、監視制御セン
タ500に接続され、干渉検出された周波数配置の履歴
を格納するデータベース600を具備して構成される。
【0086】この図7に示す通信システムにおいては、
システム運用上で干渉を監視制御センタで監視し、干渉
が発生したセルやその周辺のセルにおいて干渉が問題と
ならないように、各セルの基地局、端末の周波数配置を
決定し、各セルに自動的に周波数を割り当てることで、
干渉の回避を迅速に行うことができるように構成されて
いる。
【0087】図8は、図7に示したこの発明に係わる通
信システムにおける干渉回避処理を示すシーケンス図で
ある。
【0088】図8においても、図4に示した設置形態を
想定し、端末局2が設置工事中である場合を考えてい
る。
【0089】図8に示す端末局2には、ノートブックパ
ソコン等の設置操作装置100aが接続される。
【0090】端末局2の設置工事が終了し、端末局2に
電源が投入されると、端末局2から基地局2に対して運
用開始通知が送出される。
【0091】基地局2は、この端末局2からの運用開始
通知を受信すると、端末局2が正規のものであるかを確
かめるために、監視制御センタ500に対して認証、す
なわち、端末局IDの照合を行う。ここで、端末局2か
ら送出された運用通知は、基地局1においても所定のし
きい値以上のレベルで着信され、基地局1においては、
この端末局2から送出された運用通知により干渉発生が
検出され、同時に、干渉源が端末局2であると特定され
る。
【0092】この基地局1における干渉検知と干渉源の
特定処理は、図1乃至図2において説明したように、通
話もしくは制御スロットの内の1つもしくは複数を予約
することによって該当スロットを空きの状態とし、この
空き状態のスロットの着信レベルを検出することによっ
て自局における干渉状態を監視するとともに、この空き
状態のスロットで受信している端末局IDから干渉源を
特定する手法を採用する。
【0093】監視制御センタ500では、端末局2の認
証応答に先立ち、基地局2に隣接する同一周波数を用い
る基地局に対して干渉通知要求を行う。この干渉通知要
求には、認証応答すべき端末局2の端末局IDが含まれ
ている。
【0094】この干渉通知要求に対して、基地局1にお
いては、端末局2の干渉を検出しているため、監視制御
センタ500に対して端末局2の端末局IDと基地局1
の基地局IDを付して干渉ありの干渉通知応答を行う。
【0095】また、基地局2においては、端末局2をサ
ービスしようとしているため、対象外の干渉通知応答を
監視制御センタ500に対して行う。
【0096】これにより、監視制御センタ500では、
端末局2は正規IDを有しているものの、基地局1に対
して干渉を与えているため、基地局1を中心として、あ
る範囲にある全てのセルに対して干渉の計算を行い、該
干渉を避けるべく各セルの基地局、端末の周波数配置を
決定する。
【0097】ここで、上記干渉の計算は以下のようにし
て行われる。すなわち、ある基地局での干渉を計算する
ときは、そこからある距離以内にある全てのセルからの
干渉を考慮する。
【0098】例えば、図5において、中央の周波数F4
の周波数チャネルを使用しているセルは、同一周波数を
使用する隣接した6つのセルからの干渉を受けている。
この6つの干渉による搬送波対干渉雑音電力比の総合C
/Nは、式(1)のようになる。
【0099】
【式1】 このi番目の干渉波からの搬送波対干渉雑音電力比C/
Uiは、式(2)から求めることができる。
【0100】
【式2】 ここで D/Ui;希望波対干渉波電力比 であり、D/Uiは、式(3)から求めることができ
る。
【0101】
【式3】 ここで、 Pr ;希望波受信電力(dBm) Pti ;与干渉局送信電力(dBm) Lfti ;与干渉局送信フィーダ損失(dB) Gati ;与干渉局送信アンテナ利得(dBi) Ldi ;与干渉局から被干渉局への干渉波伝搬損失(d
B) である。ここで、Ldiは式(4)から求めることができ
る。
【0102】
【式4】 ここで、 di;干渉距離(m) λ ;波長(m) である。
【0103】また、 Gar ;被干渉局受信アンテナ利得(dBi) Lfr ;被干渉局受信フィーダ損失(dB) δGai;与干渉局および被干渉局双方で見込むことので
きるアンテナによる干渉波抑圧量(dB) である。ここで、端末局のアンテナの指向性と建物の遮
蔽により、δGaiは+数dB見込むことができる。
【0104】監視制御センタ500は、上記干渉の計算
に基づき該干渉を避けるべく各セルの基地局、端末の周
波数配置を決定する。そして、各基地局に対してこの周
波数配置になるように周波数の切り替えを指令する周波
数配置通知を行う。
【0105】各基地局では、この監視制御センタ500
から通知された周波数配置通知に基づき周波数の切り替
えを行う。
【0106】その後、監視制御センタ500では、基地
局2に隣接する同一周波数を用いる基地局に対して端末
局2の端末局IDが付された干渉通知要求を行う。
【0107】ここで、基地局1が端末局2の干渉を検出
していないと、監視制御センタ500に対して基地局1
の基地局IDを付して干渉なしの干渉通知応答を行い、
また、基地局2においては、端末局2をサービスしよう
としているため、対象外の干渉通知応答を監視制御セン
タ500に対して行う。
【0108】これにより、監視制御センタ500では、
端末局2は正規IDを有しておりかつ干渉もないことか
ら基地局2に対する認証応答を干渉通知なしで返答す
る。
【0109】干渉通知なしの認証応答を受けた基地局2
は、運用許可の応答を端末局2に対して返答し、端末局
2は運用開始を設置操作装置100aに通知する。
【0110】そして、端末局2の設置工事者は、設置操
作装置100aの画面表示を見て、端末局2の運用開始
を知ることができる。
【0111】なお、監視制御センタ500では、上記干
渉によって周波数配置の変更が行われた場合は、この変
更が行われた周波数配置をデータベース600に蓄えて
おき、この周波数配置の変更の履歴を次の干渉計算のと
きに用いる。この周波数配置の変更の履歴を干渉計算に
用いることによって、干渉計算の計算結果の精度が向上
する。
【0112】次に、この発明の更に他の実施の形態につ
いて説明する。
【0113】この実施の形態においては、図4に示した
設置形態を想定し、またシステム構成は図7に示した構
成を想定している。また、この実施の形態においては図
5に示したオムニセルの7周波繰り返しセル構成を採用
し、図9に示すように7周波+予備の3周波を用いてい
る。
【0114】さて、図4に示した設置形態において、端
末局1および端末局2のアンテナは、パラボラアンテナ
であるため、鋭い指向性を有している。そのため例え
ば、端末局1が被干渉局となるのは、端末局1が通信す
る基地局1と与干渉基地局2が同一方向にある場合にの
み干渉問題が発生する。更に、端末局2が与干渉基地局
1の正面になる場合は、端末局2からの電波は基地局2
が設置されている建物により遮蔽されると考えられる。
また逆に基地局1が被干渉局となる場合も同様である。
これにより、端末局1および2のアンテナの指向性と建
物の遮蔽によりほとんど場合干渉は発生しない。
【0115】このように図5のセル配置では、端末局の
鋭い指向性を考慮して干渉計算することにより、所要C
/Iを満足している。しかし、ごくまれに建物の形状等
により、干渉が発生する場合がある。
【0116】そこで、この実施の形態においては、各基
地局で干渉を監視し、干渉が発生した場合は、各基地局
の周波数配置を自動的に変更するように構成されてい
る。
【0117】図10は、この実施の形態による干渉通知
による周波数自動変更処理を示すシーケンス図である。
【0118】また、図11は、図10に示すシーケンス
処理による周波数変更過程を示す図である。
【0119】図9において、図4に示した基地局1の方
向を向いている端末局2が基地局2と通信し、端末局2
が基地局1への与干渉局となり、その干渉波レベルがあ
る値以上になった場合を考える(図11(a)参照)。
【0120】この場合、基地局1はこの干渉を検出し、
監視制御センタ500へ干渉検出を通知する。この干渉
検出通知には、基地局1の基地局IDおよび与干渉局で
ある端末局2の端末局IDが含まれている。
【0121】監視制御センタ500では、この干渉検出
通知を受信すると、データベース600に蓄積されてい
る過去の周波数配置履歴を参照して干渉計算を行う。こ
こでは、データベース600に蓄積されている過去の周
波数配置履歴が空なので、予備周波数F8を基地局1に
割り当てる。そしてこの結果をデータベース600に保
存する。
【0122】監視制御センタ500は、その後、基地局
1に周波数変更を通知する。この周波数変更通知には、
変更すべき周波数F8を示す情報が含まれている。この
周波数変更通知を受けた基地局1は、今まで使用してい
た周波数F4を周波数F8に変更する(図11(b)参
照)。そして、基地局1はこの周波数変更を完了したら
監視制御センタ500に対して周波数設定完了通知を返
す。この結果、このシステムの周波数配置は図11
(a)から図11(b)に変更される。
【0123】次に、図11(b)の状態で、基地局2の
方向を向いている端末局3が基地局3と通信し、端末局
3が基地局2への与干渉局となり、その干渉波レベルが
ある値以上になった場合を考える(図11(c)参
照)。
【0124】この場合、基地局2はこの干渉を検出し、
監視制御センタ500へ干渉検出を通知する。この干渉
検出通知には、基地局2の基地局IDおよび与干渉局で
ある端末局3の端末局IDが含まれている。
【0125】監視制御センタ500では、この干渉検出
通知を受信すると、データベース600に蓄積されてい
る過去の周波数配置履歴を参照して干渉計算を行う。こ
こでは、予備周波数をできるだけ残すように与干渉側の
基地局3に基地局1で使用している予備の周波数F8を
割り当てて干渉計算を行い、基地局1に影響がないかを
検証する。そして、影響がある場合は、基地局2に次の
予備周波数F9を割り当てる。そしてこの結果をデータ
ベース600に保存する。
【0126】監視制御センタ500は、その後、基地局
2に周波数変更を通知する。この周波数変更通知には、
変更すべき周波数F9を示す情報が含まれている。この
周波数変更通知を受けた基地局2は、今まで使用してい
た周波数F4を周波数F9に変更する(図11(d)参
照)。そして、基地局2はこの周波数変更を完了したら
監視制御センタ500に対して周波数設定完了通知を返
す。この結果、このシステムの周波数配置は図11
(c)から図11(d)に変更される。
【0127】このようにこの実施の形態の通信システム
においては、システム運用上で干渉を監視制御センタで
監視し、干渉が発生したセルやその周辺のセルにおいて
干渉が問題とならないように、各セルの無線機の周波数
配置を決定し、各セルに自動的に周波数を割り当てるよ
うに構成したので、干渉の回避を迅速に行うことが可能
になり、システムの運用、保守、管理を容易に行うこと
ができる。
【0128】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ある周
期で予約スロットを設け、そのスロットにおける干渉波
着信レベルから自局の干渉状態を検出するように構成す
るとともに、システム運用上で干渉を積極的に監視し、
他の無線局の通信に影響を与えるような干渉源となる無
線局に対してはこれを通知若しくは干渉を避ける周波数
配置を自動決定して各セルに自動的に周波数を割り当て
るように構成したので、干渉の回避を迅速に行うことが
可能になり、システムの運用、保守、管理を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した加入者端末局の一実施の形
態を示すブロック図。
【図2】干渉波検出動作の手順を説明する無線回線フレ
ーム構成図。
【図3】この発明に係わる無線通信システムおよびその
制御方法を適用して構成した通信システムの一実施の形
態の全体構成を示すブロック図。
【図4】図3に示した無線通信システムにおける無線局
の干渉のイメージを示す図。
【図5】図3に示した無線通信システムにおけるセル間
干渉を説明する図。
【図6】図3に示した無線通信システムにおける干渉通
知処理を示すシーケンス図。
【図7】この発明に係わる無線通信システムおよびその
制御方法を適用して構成した通信システムの他の実施の
形態の全体構成を示すブロック図。
【図8】図7に示した無線通信システムにおける干渉回
避処理を示すシーケンス図。
【図9】この発明で形態で採用する周波繰り返しパター
ンを示す図。
【図10】この発明に係わる無線通信システムおよびそ
の制御方法を適用して構成した通信システムにおける干
渉通知による周波数自動変更のシーケンス図。
【図11】図10に示すシーケンス処理による周波数変
更過程を示す図。
【図12】この発明が対象とする無線システムの全体構
成図。
【図13】オムニセルの周波数繰り返しパターンの例を
示す図。
【図14】基地局と加入者端末局の無線回線フレーム構
成図。
【符号の説明】
11 屋外装置(ODU) 12 屋内装置(IDU) 31 ATM網 32 基地局 33、34 加入者端末局 41 オムニセル 111 アンテナ(ANT) 112 送受分波器(DPLX) 113 高出力増幅器(PA) 114 周波数混合器 115a,115b 増幅器(AMP) 116 低雑音増幅器(LNA) 117 周波数混合器 118 分配器(H) 119 局部発振器 120 送受IF信号分離器(SP) 121 送受IF信号分離器(SP) 122 変調器(MOD) 123 復調器(DEM) 124 誤り訂正回路(FEC) 125 ベースバンド回路(BB) 126 ディジタルサービスユニット(DSU) 127 中央演算処理装置(CPU) RSSI 着信レベルインジケータ 100−1 端末局(端末局1) 100−2 端末局(端末局2) 100a 設置操作装置 200−1 基地局(基地局1) 200−2 基地局(基地局2) 300 無線設備収容設備 400 ネットワーク 500 監視制御センタ 600 データベース

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する基地局が同じ繰り返しパターン
    の周波数を用いて各基地局の無線エリア内の複数の端末
    局との間で双方向通信を行なう無線通信システムにおい
    て、 前記基地局若しくは前記端末局は、 通話もしくは制御スロットの内の1つもしくは複数を予
    約することによって該当スロットを空きの状態とし、こ
    の空き状態のスロットの着信レベルを検出することによ
    って自局における干渉状態を監視する干渉状態監視手段
    を具備することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記干渉状態監視手段は、 予め定めた所定の周期で自局の干渉状態を監視すること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記干渉状態監視手段は、 基地局若しくは端末局を監視するセンタ局からの問い合
    わせにより、自局の干渉状態を監視し、該監視結果を前
    記センタ局に通知する通知手段を具備することを特徴す
    る請求項1または2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 隣接する基地局が同じ繰り返しパターン
    の周波数を用いて各基地局の無線エリア内の複数の端末
    局との間で双方向通信を行なう無線通信システムにおい
    て、 前記基地局若しくは端末局は、 通話もしくは制御スロットの内の1つもしくは複数を予
    約することによって該当スロットを空きの状態とし、こ
    の空き状態のスロットの着信レベルを検出することによ
    って自局における干渉状態を監視する干渉状態監視手段
    と、 前記干渉状態監視手段により監視に基づき干渉波の送信
    元を判別する送信元判別手段と、 前記送信元判別手段により判別した前記干渉波の送信元
    に対して該干渉の存在を通知する干渉通知手段とを具備
    することを特徴とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記干渉状態監視手段は、 前記基地局に設けられ、該基地局の無線エリア以外の他
    の基地局の無線エリアに属する端末局からの運用通知に
    対応して自局における該他の基地局の無線エリアに属す
    る端末局からの干渉状態を監視し、 前記送信元判別手段は、 前記他の基地局の無線エリアに属する端末局を干渉波の
    送信元として判別し、 前記干渉通知手段は、 前記送信元判別手段により判別した前記干渉波の送信元
    に対して該干渉の存在を前記基地局若しくは端末局を監
    視するセンタ局を介して通知することを特徴とする請求
    項4記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 隣接する基地局が同じ繰り返しパターン
    の周波数を用いて各基地局の無線エリア内の複数の端末
    局との間で双方向通信を行なうとともに、前記基地局若
    しくは端末局を監視するセンタ局を設けた無線通信シス
    テムにおいて、 前記基地局若しくは端末局は、 通話もしくは制御スロットの内の1つもしくは複数を予
    約することによって該当スロットを空きの状態とし、こ
    の空き状態のスロットの着信レベルを検出することによ
    って自局における干渉状態を監視する干渉状態監視手段
    と、 前記干渉状態監視手段により監視に基づき干渉波の送信
    元を判別する送信元判別手段と、 前記送信元判別手段により判別した前記干渉波の送信元
    を前記センタ局に通知する干渉通知手段とを具備し、 前記センタ局は、 前記干渉通知手段による前記干渉波の送信元の通知に基
    づき前記基地局および端末局に対して通信に用いる周波
    数の変更を指示する周波数変更指示手段を具備すること
    を特徴とする無線通信システム。
  7. 【請求項7】 前記センタ局は、 前記周波数変更指示手段による周波数の変更の指示の履
    歴を記憶管理する周波数変更履歴管理手段を具備し、 前記周波数変更指示手段は、 前記周波数変更履歴管理手段に記憶管理される周波数の
    変更の指示の履歴を参照して前記基地局および端末局に
    対して通信に用いる周波数の変更を指示することを特徴
    とする請求項6記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 隣接する基地局が同じ繰り返しパターン
    の周波数を用いて各基地局の無線エリア内の複数の端末
    局との間で双方向通信を行なう無線通信システムの制御
    方法において、 前記基地局若しくは前記端末局は、通話もしくは制御ス
    ロットの内の1つもしくは複数を予約することによって
    該当スロットを空きの状態とし、 この空き状態のスロットの着信レベルを検出することに
    よって自局における干渉状態を監視することを特徴とす
    る無線通信システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記基地局若しくは前記端末局は、予め
    定めた所定の周期で通話もしくは制御スロットの内の1
    つもしくは複数を予約することによって該当スロットを
    空きの状態とし、この空き状態のスロットの着信レベル
    を検出することによって自局における干渉状態を監視す
    ることを特徴とする請求項8記載の無線通信システムの
    制御方法。
  10. 【請求項10】 前記基地局若しくは前記端末局は、基
    地局若しくは端末局を監視するセンタ局からの問い合わ
    せにより、通話もしくは制御スロットの内の1つもしく
    は複数を予約することによって該当スロットを空きの状
    態とし、この空き状態のスロットの着信レベルを検出す
    ることによって自局における干渉状態を監視することを
    特徴とする請求項8記載の無線通信システムの制御方
    法。
  11. 【請求項11】 隣接する基地局が同じ繰り返しパター
    ンの周波数を用いて各基地局の無線エリア内の複数の端
    末局との間で双方向通信を行なう無線通信システムの制
    御方法において、 前記基地局若しくは端末局は、通話もしくは制御スロッ
    トの内の1つもしくは複数を予約することによって該当
    スロットを空きの状態とし、 この空き状態のスロットの着信レベルを検出することに
    よって自局における干渉状態を監視するとともに、該監
    視に基づき干渉波の送信元を判別し、 該判別した前記干渉波の送信元に対して該干渉の存在を
    通知することを特徴とする無線通信システムの制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記基地局は、該基地局の無線エリア
    以外の他の基地局の無線エリアに属する端末局からの運
    用通知に対応して該運用通知を発した端末局からの干渉
    状態を監視するとともに、該監視に基づき該運用通知を
    発した端末局からの端末局の干渉波の有無を判別し、 前記干渉波があると判別された場合は、前記運用通知を
    発した端末局に対して該干渉の存在を前記基地局若しく
    は端末局を監視するセンタ局を介して通知することを特
    徴とする請求項11記載の無線通信システムの制御方
    法。
  13. 【請求項13】 隣接する基地局が同じ繰り返しパター
    ンの周波数を用いて各基地局の無線エリア内の複数の端
    末局との間で双方向通信を行なうとともに、前記基地局
    若しくは端末局を監視するセンタ局を設けた無線通信シ
    ステムの制御方法において、 前記基地局若しくは端末局は、 通話もしくは制御スロットの内の1つもしくは複数を予
    約することによって該当スロットを空きの状態とし、 この空き状態のスロットの着信レベルを検出することに
    よって自局における干渉状態を監視するとともに、該監
    視に基づき干渉波の送信元を判別し、 該判別した前記干渉波の送信元を前記センタ局に通知
    し、 前記センタ局は、前記干渉波の送信元の通知に基づき前
    記基地局および端末局に対して通信に用いる周波数の変
    更を指示することを特徴とする無線通信システムの制御
    方法。
  14. 【請求項14】 前記センタ局は、前記周波数の変更の
    指示の履歴を記憶管理し、 該管理した周波数の変更の指示の履歴を参照して前記基
    地局および端末局に対して通信に用いる周波数の変更を
    指示することを特徴とする請求項13記載の無線通信シ
    ステムの制御方法。
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