JPH11355831A - Cdmaセルラシステムにおける異通信方式セルラシステム基地局へのハンドオフ方法およびセルラシステム - Google Patents

Cdmaセルラシステムにおける異通信方式セルラシステム基地局へのハンドオフ方法およびセルラシステム

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JPH11355831A
JPH11355831A JP11066089A JP6608999A JPH11355831A JP H11355831 A JPH11355831 A JP H11355831A JP 11066089 A JP11066089 A JP 11066089A JP 6608999 A JP6608999 A JP 6608999A JP H11355831 A JPH11355831 A JP H11355831A
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cellular system
cdma
handoff
system base
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Hiroyuki Kubota
浩之 窪田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMAセルラシステムと異なる方式のセル
ラシステムとを混在させてサービス提供する移動通信シ
ステムにおいて、CDMAセルラシステムから隣接する
異なる方式のセルラシステム基地局へのハンドオフの成
功率を向上させ、かつ、安定した通信品質を保つことが
できるハンドオフ方法を提供する。 【解決手段】 異なる方式のセルラシステム基地局から
送信されるパイロット信号の受信電界強度が予め設定し
たレベルを超えたとき、CDMAセルラシステム基地局
と通信中の移動端末がこれを測定して報告する。このパ
イロット信号の受信電界強度を、隣接する他のCDMA
方式のセルラシステム基地局から送信される信号の受信
電界強度との関連条件で比較する。この比較結果が予め
設定した異なる方式のセルラシステム基地局へハンドオ
フするに最適な条件と合致する場合に、異なる方式のセ
ルラシステム基地局へのハンドオフ処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMAセルラシ
ステムにおけるCDMA方式以外の異なる通信方式セル
ラシステム基地局へのハンドオフ方法とセルラシステム
に関し、特に、無線区間の通信方式がCDMAセルラシ
ステムと他の方式によるセルラシステムとが混在してサ
ービスを提供される移動通信システムにおいて、CDM
Aセルラシステム内で通信中の移動端末が、隣接する異
なる通信方式のセルラシステム基地局へハンドオフする
方法とその方法を用いたセルラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムに関わる技術の進歩に
はめざましいものがあり、基地局と移動端末との通信区
間の無線区間をアナログ信号でサービスエリアを提供す
るアナログセルラシステムにはじまり、現在では、同区
間をディジタル化したディジタルセルラシステムが一般
的となっている。また、ディジタルセルラシステムにお
いても、時分割多重化方式を用いたTDMAセルラシス
テムから符号分割多重化方式を用いたCDMAセルラシ
ステムに移行しつつある。
【0003】このような状況下において、移動通信シス
テムの設置、運用に関しても、アナログセルラシステム
が従来の移動通信システムとして既に導入されている地
域に、新たにCDMA技術による移動通信システムであ
るCDMAセルラシステムを導入して、アナログセルラ
システムでもCDMAセルラシステムでも通信を行うこ
とができる移動端末を用いてサービスを提供する場合が
考えられる。
【0004】このような場合、CDMAセルラシステム
のある基地局と通信を行っていた移動端末が隣接するア
ナログセルラシステムの基地局へハンドオフを行うとい
うような制御は、従来は、CDMAセルラシステム内で
ハンドオフ可能な隣接基地局が存在しない場合にのみ行
うとされていた。これは、CDMAセルラシステムにお
けるハンドオフは、移動端末の移動にともなう通信先基
地局の順次切り替えを行うだけでなく、可能であれば複
数の隣接する基地局との通信路を接続して、サイトダイ
バーシティー効果により通信品質の向上を図るというC
DMAシステムに特有の制御を行う必要があるからであ
る。すなわち、アナログ基地局に一旦ハンドオフしてし
まうと、たとえCDMAシステムでサートダイバーシテ
ィー効果を得られるような基地局が存在していたとして
も、アナログ方式に処理を切り替えてしまった後なので
そのような制御が行えなくなる。このような理由から、
従来の技術では、可能な限りCDMAシステムを優先的
に使用することを目的としている。そのため、アナログ
基地局へのハンドオフを実行する場合、CDMAセルラ
システムの境界ぎりぎりの場所でハンドオフ処理が開始
されるような制御方法となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、CDMAセルラシステムの境界ぎりぎりの場
所で、ハンドオフ元の基地局から送出された信号の移動
端末における受信電界強度が完全に劣化した後にハンド
オフ処理を指示したとしても、その直後に移動端末が電
波の届かないエリアに移動してしまうと、移動端末にて
ハンドオフ元の基地局からのハンドオフ指示を受信する
ことができなくなり、ハンドオフ処理が失敗し、呼切断
が生じてしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、CDMAセ
ルラシステムに隣接する異なる通信方式のセルラシステ
ムの基地局へのハンドオフの成功率を向上させ、かつ、
安定した通信品質を保つことができるCDMAセルラシ
ステムにおける隣接する異なる通信方式のセルラシステ
ム基地局へハンドオフする方法とその方法を用いたセル
ラシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、無線区間の通信方式がCDMA方式のセル
ラシステムと、CDMA方式以外の異通信方式のセルラ
システムとが混在して通信サービスを提供する移動通信
システムにおける、CDMA方式のセルラシステム基地
局から異通信方式のセルラシステム基地局へハンドオフ
するハンドオフ方法であって、CDMA方式のセルラシ
ステム基地局と通信中の移動端末が測定する、異通信方
式のセルラシステム基地局から送信されるその基地局を
特定する情報を含むパイロット信号の受信電界強度が、
予め設定したレベルを超えたとき、パイロット信号の受
信電界強度と、移動端末と通信中のCDMA方式のセル
ラシステム基地局に隣接する他のCDMA方式のセルラ
システム基地局から送信される信号の受信電界強度との
関連条件が、予め設定してある異通信方式のセルラシス
テム基地局へハンドオフするに最適な条件と合致する場
合に、異通信方式のセルラシステム基地局へのハンドオ
フ処理を行うことを特徴とする。
【0008】また、本発明のハンドオフ方法は、(1)
CDMA方式のセルラシステム基地局のセル毎に、当該
セル内でCDMA方式以外の異通信方式のセルラシステ
ム基地局へハンドオフするに最適な条件をハンドオフ決
定データとして予め設定し、(2)CDMA方式のセル
ラシステム基地局と通信中の移動端末が測定する、異通
信方式のセルラシステム基地局から送信される当該基地
局を特定する情報を含むパイロット信号の受信電界強度
が、予め設定したレベルを超えたときハンドオフの実行
を要求し、(3)移動端末と通信中のCDMA方式のセ
ルラシステム基地局に該当するデータであって、異通信
方式のセルラシステム基地局に対応するハンドオフ決定
データが示す条件が、異通信方式のセルラシステム基地
局から送信されるパイロット信号の受信電界強度と、移
動端末と通信中のCDMA方式のセルラシステム基地局
に隣接する他のCDMA方式のセルラシステム基地局か
ら送信される信号の受信電界強度との関連条件と合致し
ている場合に異通信方式のセルラシステム基地局へのハ
ンドオフ処理を行う、ことを特徴とする。
【0009】また、本発明のハンドオフ方法は、(1)
CDMA方式のセルラシステム基地局のセル毎に、当該
セル内でCDMA方式以外の異通信方式のセルラシステ
ム基地局へハンドオフするに最適な条件を、当該セルに
隣接する他のCDMA方式のセルラシステム基地局から
送信される信号の受信電界強度との関連でハンドオフ決
定データとして予め設定し、(2)異通信方式のセルラ
システム基地局から当該基地局を特定する情報を含むパ
イロット信号を送信し、(3)CDMA方式のセルラシ
ステム基地局と通信中の移動端末が測定する、異通信方
式のセルラシステム基地局から送信されるパイロット信
号の受信電界強度が予め設定したレベルを超えたとき、
移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシステム基地
局に隣接する他のCDMA方式のセルラシステム基地局
から送信される信号の受信電界強度情報を含めてハンド
オフの実行を要求し、(4)移動端末と通信中のCDM
A方式のセルラシステム基地局に該当し、異通信方式の
セルラシステム基地局に対応する前記ハンドオフ決定デ
ータを抽出し、(5)異通信方式のセルラシステム基地
局から送信されるパイロット信号の受信電界強度と、前
記移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシステム基
地局に隣接する他のCDMA方式のセルラシステム基地
局から送信される信号の受信電界強度とを比較し、
(6)異通信方式のセルラシステム基地局から送信され
るパイロット信号の受信電界強度が、移動端末と通信中
のCDMA方式のセルラシステム基地局に隣接する他の
CDMA方式のセルラシステム基地局から送信される信
号の受信電界強度に対して、抽出したハンドオフ決定デ
ータが示す条件に合致している場合に異通信方式のセル
ラシステム基地局へのハンドオフ処理を行うこと、を特
徴とする。
【0010】更に、本発明のセルラシステムは、無線区
間の通信方式がCDMA方式のセルラシステムと、CD
MA方式以外の異通信方式のセルラシステムとが混在し
て通信サービスを提供する移動通信システムにおいて、
以下の移動端末と基地局制御装置を備えていることを特
徴とする。
【0011】移動端末は、CDMA方式のセルラシステ
ム基地局と通信中に測定している、CDMA方式以外の
異通信方式のセルラシステム基地局から送信される当該
基地局を特定する情報を含むパイロット信号の受信電界
強度の測定値が、予め設定したレベルを超えたときハン
ドオフの実行を要求する。
【0012】基地局制御装置は、パイロット信号の受信
電界強度と、移動端末と通信中のCDMA方式のセルラ
システム基地局に隣接する他のCDMA方式のセルラシ
ステム基地局から送信される信号の受信電界強度との関
連条件が、予め設定してある異通信方式のセルラシステ
ム基地局へハンドオフするに最適な条件と合致する場合
に、異通信方式のセルラシステム基地局へのハンドオフ
処理を行う。
【0013】また、本発明のセルラシステムは、以下の
移動端末と基地局制御装置を備えていることを特徴とす
る。
【0014】移動端末は、CDMA方式のセルラシステ
ム基地局と通信中に、CDMA方式以外の異通信方式の
セルラシステム基地局から送信される当該基地局を特定
する情報を含むパイロット信号の受信電界強度を測定
し、当該受信電界強度の測定値が予め設定したレベルを
超えたときハンドオフの実行を要求する。
【0015】基地局制御装置は、CDMA方式のセルラ
システム基地局のセル毎に、当該セル内で異通信方式の
セルラシステム基地局へハンドオフするに最適な条件を
設定したハンドオフ決定データを有しており、移動端末
からのハンドオフ実行の要求を受信すると、移動端末と
通信中のCDMA方式のセルラシステム基地局に該当す
るデータであって、異通信方式のセルラシステム基地局
に対応するハンドオフ決定データが示す条件が、異通信
方式のセルラシステム基地局から送信されるパイロット
信号の受信電界強度と、移動端末と通信中のCDMA方
式のセルラシステム基地局に隣接する他のCDMA方式
のセルラシステム基地局から送信される信号の受信電界
強度との関連条件と合致している場合に、異通信方式の
セルラシステム基地局へのハンドオフ処理を行う。
【0016】また、本発明のセルラシステムは、以下の
CDMA方式以外の異通信方式セルラシステム基地局と
移動端末と基地局制御装置を備えていることを特徴とす
る。
【0017】異通信方式のセルラシステム基地局は、異
通信方式のセルラシステムであることを示す情報を含む
パイロット信号送信装置を備えている。
【0018】移動端末は、CDMA方式のセルラシステ
ム基地局と通信中に、異通信方式のセルラシステム基地
局から送信されるパイロット信号の受信電界強度を測定
し、当該受信電界強度の測定値が予め設定したレベルを
超えたときハンドオフの実行を要求する。
【0019】基地局制御装置は、(1)CDMA方式の
セルラシステム基地局のセル毎に、当該セル内でCDM
A方式以外の異通信方式のセルラシステム基地局へハン
ドオフするに最適な条件を設定したハンドオフ決定デー
タと、(2)移動端末からのハンドオフ実行の要求を受
信すると、前記移動端末と通信中のCDMA方式のセル
ラシステム基地局に該当するデータであって、異通信方
式のセルラシステム基地局に対応するハンドオフ決定デ
ータを抽出するデータ抽出手段と、(3)CDMA方式
以外の異通信方式のセルラシステム基地局から送信され
るパイロット信号の受信電界強度と、移動端末と通信中
のCDMA方式のセルラシステム基地局に隣接する他の
CDMA方式のセルラシステム基地局から送信される信
号の受信電界強度との関連条件とを比較するデータ比較
手段と、(4)データ抽出手段が抽出したハンドオフ決
定データが示す条件が比較手段の比較結果と合致してい
る場合に、異通信方式のセルラシステム基地局へのハン
ドオフ処理を行うハンドオフ処理手段を有する。
【0020】また、本発明のセルラシステムは、以下の
CDMA方式以外の異通信方式セルラシステム基地局と
移動端末と基地局制御装置を備えていることを特徴とす
る。
【0021】CDMA方式以外の異通信方式のセルラシ
ステム基地局は、異通信方式のセルラシステムであるこ
とを示す情報を含むパイロット信号送信装置を備えてい
る。
【0022】移動端末は、CDMA方式のセルラシステ
ム基地局と通信中に、前記異通信方式のセルラシステム
基地局から送信されるパイロット信号の受信電界強度が
予め設定したレベルを超えたとき、通信中のCDMA方
式のセルラシステム基地局に隣接する他のCDMA方式
のセルラシステム基地局から送信される信号の受信電界
強度情報を含めてハンドオフの実行を要求する。
【0023】基地局制御装置は、(1)CDMA方式の
セルラシステム基地局のセル毎に、当該セル内でCDM
A方式以外の異通信方式のセルラシステム基地局へハン
ドオフするのに最適な条件を、当該セルに隣接する他の
CDMA方式のセルラシステム基地局から送信される信
号の受信電界強度との関連であらかじめ設定したハンド
オフ決定データと、(2)移動端末と通信中のCDMA
方式のセルラシステム基地局に該当し、異通信方式のセ
ルラシステム基地局に対応するハンドオフ決定データを
抽出するデータ抽出手段と、(3)CDMA方式以外の
異通信方式のセルラシステム基地局から送信されるパイ
ロット信号の受信電界強度と、移動端末と通信中のCD
MA方式のセルラシステム基地局に隣接する他のCDM
A方式のセルラシステム基地局から送信される信号の受
信電界強度との関連を比較する電界強度比較手段と、
(4)電界強度比較手段が示す、異通信方式のセルラシ
ステム基地局から送信されるパイロット信号の受信電界
強度と、移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシス
テム基地局に隣接する他のCDMA方式のセルラシステ
ム基地局から送信される信号の受信電界強度との関連
が、データ抽出手段が抽出したハンドオフ決定データが
示す条件に合致している場合に異通信方式のセルラシス
テム基地局へのハンドオフ処理を行うハンドオフ処理手
段、を有する。
【0024】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、CDMA方式によるデジタルセルラシステム
において、無線区間の通信方式が異なる他の方式(例え
ば、アナログセルラシステム)による隣接する基地局へ
ハンドオフを行う契機を、CDMAセルラシステムの基
地局のみを優先することなく、一定の条件さえ満足すれ
ば当該隣接基地局をハンドオフ先の基地局として選定す
る制御を行う。この一定の条件とは、当該隣接する基地
局から送出されたパイロット信号の移動端末における受
信電界強度があらかじめ設定したしきい値を超えた場合
であって、通信が最適になると判断された場合である。
このような場合には、たとえ周辺にCDMAセルラシス
テムの基地局が存在していても、当該隣接基地局をハン
ドオフ先の基地局として選定する制御を行う。
【0025】これにより、移動端末は、現在通信中の基
地局との電界強度が良好な状態でハンドオフ処理の指示
を受けるので、従来のようなハンドオフ指示を受信でき
なくなって、ハンドオフに失敗する可能性が極めて低く
なる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明のCDMAセルラシステム
におけるCDMA方式以外の異通信方式セルラシステム
基地局へのハンドオフ方法に係る実施の一形態が用いら
れたセルラシステムの構成を示す図であり、異なる通信
方式としてアナログセルラシステムを例としている。
【0028】本形態が用いられたセルラシステムは図1
に示すように、CDMA方式でもアナログ方式でも基地
局との通信を可能とした移動端末10と、この移動端末
10とCDMAセルラシステムにおける無線回線を介し
て接続されたデジタル基地局(以降、CDMA基地局と
称する)20a〜20cと、移動端末10とアナログセ
ルラシステムにおける無線回線を介して接続されたアナ
ログ基地局30と、CDMA基地局20a〜20cを制
御する基地局制御装置40とから構成されている。な
お、アナログ基地局30内には、移動端末10が受信す
ることができる周波数を有するパイロット信号を移動端
末10に対して送信するパイロット信号送信装置31が
設けられており、パイロット信号送信装置31から送信
されたパイロット信号は、移動端末10において受信さ
れ、その受信電界強度は、CDMA基地局20a〜20
cの現在移動端末と通信中のいずれかの基地局を介して
基地局制御装置40に通知される。
【0029】また、移動端末10は、通信の開始時に通
信相手の基地局から指示された隣接基地局情報に基づい
て、現在通信中の基地局を含めてCDMA基地局20a
〜20cから送信された信号の受信電界強度が測定され
ており、現在通信中でないある基地局からの信号の測定
受信電界強度がハンドオフを行うに十分な強度を示した
時は、CDMA基地局20a〜20bのいずれかの通信
中の基地局を介して基地局制御装置40にハンドオフ実
施要求として通知される。そして、この基地局に対して
通信路が設定されて新たな通信中基地局に含められ、サ
イトダイバーシティー状態で通信を行うことができる。
また逆に、通信中のある基地局から送信される信号の受
信電界強度が、通信の継続を中止すべきレベルにまで下
がった場合には、ハンドオフ解除要求としてその情報が
移動端末10から基地局制御装置40に通知されて、そ
の基地局との通信路が切断される。
【0030】このように、CDMA方式におけるハンド
オフ制御は、通信可能な基地局であれば複数の基地局と
の通信路を設定し、通信が不可の状態となった基地局と
の通信路は順次開放してゆく制御を行う。
【0031】以下に、上記のように構成されたCDMA
セルラシステムにおけるアナログハンドオフ方法につい
て説明する。
【0032】図2は、図1に示したセルラシステムにお
けるアナログハンドオフ方法について説明するためのフ
ローチャートである。
【0033】移動端末10とCDMA基地局20a〜2
0cとの間において周波数Aで通信が行われている場合
(アクティブセット状態)、移動端末10は、通信中の
基地局から、アナログ基地局30から送信される周波数
Aのパイロット信号も隣接基地局情報として通知を受
け、常にこのパイロット信号の電界強度を測定してい
る。
【0034】隣接基地局情報とは、通信中の基地局から
報知されている各種情報の一つであり、どのような基地
局が隣接基地局に含まれるかを移動端末に知らせ、主に
ハンドオフ制御のために、常にそれらの隣接基地局から
の信号の受信電界強度を測定させるための情報である。
そして、ある基地局から送信される信号の受信電界強度
の変化が、あらかじめ設定してあるハンドオフを要求す
るレベルを越えた場合やハンドオフ中の基地局とのハン
ドオフ解除を要求するレベルから下がった場合には、そ
の制御のために移動端末10は通信中の基地局を介して
基地局制御装置40にその旨を報告する。なお、ここで
は、ある基地局から送信される信号の受信電界強度がハ
ンドオフ要求するレベルを超えた場合の制御のみに関し
て説明する。
【0035】基地局制御装置40は、移動端末10から
ハンドオフ要求の報告を受け、CDMA基地局20a〜
20cから送出された信号や、アナログ基地局30から
送出されたパイロット信号の受信電界強度が通知される
と(ステップS1)、対象となる基地局がアナログ基地
局30か否かの判断を行う(ステップS2)。
【0036】なお、アナログ基地局30から送出される
パイロット信号には、アナログ基地局であることを特定
することができるパイロット番号が付与されている。そ
のパイロット番号が、移動端末10から基地局制御装置
40に通知されるパイロット信号の受信電界強度情報に
付与されるので、基地局制御装置40は、それによりハ
ンドオフ要求の対象として通知された基地局がアナログ
基地局30かどうかを判断することができる。
【0037】ステップS2のパイロット番号振り分け処
理において、移動端末10から報告されたハンドオフ要
求の対照となる基地局に、アナログ基地局30が含まれ
ていると判断された場合は、アナログ基地局へのハンド
オフの妥当性を判断するステップS3及びステップS5
の処理を行う。一方、ステップS2において、ハンドオ
フ要求の対照となる基地局としてアナログ基地局30が
含まれていないと判断された場合は、ステップS4で、
通常のCDMAシステム内でのハンドオフ処理が実行さ
れる。
【0038】ステップS3及びステップS5の、アナロ
グ基地局を含めたハンドオフの妥当性を判断する処理は
次のようにして行われる。
【0039】基地局制御装置40は、アナログ基地局へ
のハンドオフを決定するための情報として、あらかじめ
設定されているハンドオフ決定データをデータベースと
して備えている。このハンドオフ決定データには、各セ
ル毎(基地局毎)に、当該セルに隣接するアナログ基地
局へのハンドオフに必要な条件が予め設定されており、
例えば、当該セルに隣接するCDMA基地局の存在を含
む地域条件、電波伝播条件を左右する地形条件等を考慮
した、隣接するアナログ基地局へのハンドオフの最適位
置を予め電界強度の実測により求め、その地点における
隣接CDMA基地局の数やその隣接する各CDMA基地
局から放射される電波の電界強度、そしてアナログ基地
局の電界強度をもとに作成されたデータベースとなって
いる。
【0040】すなわち、ハンドオフ決定データは、どの
ような条件であれば隣接するアナログ基地局にハンドオ
フしても良いかを判断するための判断基準が示されてい
る。従って、アナログ基地局30からのパイロット信号
の移動端末10における受信電界強度がハンドオフ要求
のレベルを超えたとしても、その周辺に隣接するCDM
A基地局とのハンドオフを継続したほうが通信品質の確
保に有利と判断されるような条件のセルではアナログ基
地局へのハンドオフ条件は厳しい条件となっており、ま
た、周辺のCDMA基地局と通信するよりもアナログ基
地局と通信を切り替えたほうが通信品質の確保に有利と
判断されるような条件のセルでは比較的容易にアナログ
基地局にハンドオフする条件が設定されていることにな
る。
【0041】具体的には、当該セルからのハンドオフに
際してアナログ基地局へのハンドオフを行う条件とし
て、「何番目」の強さの電界強度でアナログ基地局から
のパイロット信号を受信していればハンドオフを行うか
という、「何番目」という条件が設定されている。そし
て、ステップS3の処理では、現在、移動端末10と通
信が行われている(アクティブセット状態)CDMA基
地局のセル番号とアナログ基地局30のパイロット番号
とをキーにしてこのハンドオフ決定データが検索される
(ステップS3)。
【0042】ステップS3においてハンドオフ決定デー
タが検索されると、アナログ基地局30から送出された
パイロット信号の移動端末10における受信電界強度と
アクティブセット状態にある他の隣接CDMA基地局か
ら送出された信号の移動端末10における受信電界強度
とが比較される。この比較により、アナログ基地局30
から送出されたパイロット信号の移動端末10における
受信電界強度が、アクティブセット状態にある他の隣接
CDMA基地局から送出された信号の移動端末10にお
ける受信電界強度を含めてハンドオフ決定データの順位
以内であるかどうかがステップS5の処理で判断され
る。
【0043】ステップS5の比較処理において、アナロ
グ基地局30から送出されたパイロット信号の移動端末
10における受信電界強度が、ハンドオフ決定データの
順位以内であると判断された場合は、パイロット信号を
送出したアナログ基地局30へのハンドオフが決定さ
れ、移動端末10に対してアナログ基地局30へのハン
ドオフが指示される(ステップS6)。すなわち、この
場合は、周辺のCDMA基地局と通信を継続するよりも
アナログ基地局と通信を継続したほうが有利と判断され
る地域である。
【0044】一方、ステップS5の比較処理においてア
ナログ基地局30から送出されたパイロット信号の移動
端末10における受信電界強度がハンドオフ決定データ
の順位以内ではないと判断された場合は、ハンドオフ要
求の他の候補としてCDMA基地局があるか否かを判定
して、他のCDMA基地局にハンドドフ候補が存在して
いれば通常のCDMAシステム内でのハンドオフ処理が
ステップS8で実行される。すなわち、この場合は、ア
ナログ基地局もハンドオフの候補として存在するが、周
辺のCDMA基地局と通信を継続したほうが有利と判断
される地域である。
【0045】以下に、上述したハンドオフ決定データに
ついて詳細に説明する。
【0046】図3は、ハンドオフ決定データのデータベ
ースの一例を示す図である。
【0047】アクティブセット状態にあるCDMA基地
局が複数存在する場合、それらのうちで、移動端末10
における信号の受信電界強度が最も大きなCDMA基地
局のセル番号をキーとして、当該セルのハンドオフ決定
データテーブルを索引する。これは、複数のCDMA基
地局とアクティブ状態にある場合に、実際に移動端末1
0が在圏していると判断されるセルを特定するためで、
在圏している基地局からの信号の受信電界強度が一番強
いであろうとの判断のもとに行う処理である。
【0048】索引されたハンドオフ決定データテーブル
から、当該セルが有している近隣セル情報のうち、アナ
ログ基地局30のパイロット番号に対応するハンドオフ
決定データ値を抽出する。この抽出したハンドオフ決定
データ値と、移動端末10から報告された隣接基地局か
ら送信されている信号の受信電界強度情報のうちでアナ
ログ基地局に対応するパイロット信号の受信電界強度が
何番目の強度であるかとを比較して、その比較結果に基
づいて前述したハンドオフの実施を判断する。
【0049】以下に、上述したハンドオフ処理について
具体例を挙げて説明する。
【0050】移動端末10がCDMA基地局20aのセ
ルに在圏していて、アナログ基地局30に近付く方向に
移動しているものとする。そして、アナログ基地局30
から送信されるパイロット信号の移動端末10における
受信電解強度が、あらかじめ決めてあるハンドオフ要求
を行うレベルを超えると、移動端末10は、CDMA基
地局20aを介して基地局制御装置40に対してハンド
オフの要求を行う。
【0051】図2に示したステップS3における処理に
おいて、移動端末10が在圏しているセルのCDMA基
地局20aから送出された信号の受信電界強度が最も大
きな値となっているので、図3に示したハンドオフ決定
データテーブルは、CDMA基地局20a情報を索引キ
ーとして検索され、CDMA基地局20aに対応するデ
ータが使用される。
【0052】アナログ基地局30から送出されたパイロ
ット信号に付与されたパイロット番号を「12」と仮定
すると、図3に示すように、ハンドオフ決定データは
“2”となっている。この“2”とは、隣接基地局情報
に含まれるアナログ基地局30をも含めた各基地局から
の信号を移動端末10で受信した時の受信電界強度のう
ち、アナログ基地局30からのパイロット信号(番号1
2)の受信電界強度が2番目以上に強いものであった場
合には、アナログ基地局30へのハンドオフを実行する
という意味を持っている。
【0053】次に、ステップS5の処理においてハンド
オフ決定データによってアナログ基地局30へのハンド
オフを実行するかが決定されるが、移動端末10と現在
通信中のCDMA基地局を、移動端末10における受信
電界強度が大きな順に並べた場合にCDMA基地局20
a>CDMA基地局20b>CDMA基地局20cであ
ったとする。
【0054】ここで、アナログ基地局30から送出され
たパイロット信号の移動端末10における受信電界強度
が、CDMA基地局20bから送出された信号の移動端
末10における受信電界強度よりも大きければ、ハンド
オフ決定データの“2”以内の条件を満たす。したがっ
て、このときはアナログ基地局30へのハンドオフ処理
が実行される。
【0055】アナログ基地局30へのハンドオフ処理が
実行される時、CDMA基地局20aから送出されたハ
ンドオフ指示に関わる信号は、移動端末10において十
分な強度の信号として受信されるので、移動端末10に
てハンドオフ指示を受信できなくなることなく、ハンド
オフ処理が確実に実行される。
【0056】また、アナログ基地局30から送出された
パイロット信号の移動端末10における受信電界強度
が、CDMA基地局20bから送出された信号の移動端
末10における受信電界強度よりも小さければ、ハンド
オフ決定データの“2”以内の条件が満たされない。し
たがって、このときはアナログ基地局30へのハンドオ
フ処理は実行されず、他にハンドオフの候補がCDMA
システム内に存在しなければハンドオフ処理は実行され
ず、それまでの通話状態が継続される。
【0057】以上の説明においては、CDMAセルラシ
ステムとアナログセルラシステムを例にして説明してき
たが、本発明の適用範囲はこれに限られること無く、移
動端末が複数の通信方式に適用可能な限りにおいて、他
の方式によるセルラシステム、例えば、TDMA方式や
周波数ホッピング方式によるセルラシステムの基地局へ
のハンドオフであってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CDMA
セルラシステムに隣接する他の方式によるセルラシステ
ムの基地局へのハンドオフを、基地局制御装置に保持さ
れている予め設定されたデータベースに基づいて、移動
端末が確実に通信を継続できる電界強度を保ったままで
実行できるようにしたため、基地局から送信されるハン
ドオフ指示信号の電界強度が劣化することなく、確実に
移動端末においてハンドオフ指示を受信することができ
る移動通信システムを提供することができる。
【0059】このことは、CDMAセルラシステムに隣
接する他の方式を用いたセルラシステムの基地局へのハ
ンドオフの成功率を向上させることができ、それによ
り、CDMAセルラシステムと他の方式によるセルラシ
ステムとが混在した移動通信システム全体で安定した通
信品質を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCDMAセルラシステムにおける異通
信方式セルラシステム基地局へのハンドオフ方法の一実
施形態が用いられたセルラシステムの構成を示す図であ
る。
【図2】図1に示したセルラシステムにおけるアナログ
基地局へのハンドオフ方法について説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】ハンドオフ決定データのデータベースの一例を
示す図である。
【符号の説明】
10 移動端末 20a〜20b 基地局 30 アナログ基地局 31 パイロット信号送信装置 40 基地局制御装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線区間の通信方式がCDMA方式のセ
    ルラシステムと、CDMA方式以外の異通信方式のセル
    ラシステムとが混在して通信サービスを提供する移動通
    信システムにおける、CDMA方式のセルラシステム基
    地局から前記異通信方式のセルラシステム基地局へハン
    ドオフするハンドオフ方法であって、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局と通信中の移
    動端末が測定する、前記異通信方式のセルラシステム基
    地局から送信される当該基地局を特定する情報を含むパ
    イロット信号の受信電界強度が、予め設定したレベルを
    超えたとき、前記パイロット信号の受信電界強度と、前
    記移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシステム基
    地局に隣接する他のCDMA方式のセルラシステム基地
    局から送信される信号の受信電界強度との関連条件が、
    予め設定してある前記異通信方式のセルラシステム基地
    局へハンドオフするに最適な条件と合致する場合に、前
    記異通信方式のセルラシステム基地局へのハンドオフ処
    理を行うことを特徴とするCDMAセルラシステムにお
    けるハンドオフ方法。
  2. 【請求項2】 無線区間の通信方式がCDMA方式のセ
    ルラシステムと、CDMA方式以外の異通信方式のセル
    ラシステムとが混在して通信サービスを提供する移動通
    信システムにおける、CDMA方式のセルラシステム基
    地局から前記異通信方式のセルラシステム基地局へハン
    ドオフするハンドオフ方法であって、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局のセル毎に、
    当該セル内で前記異通信方式のセルラシステム基地局へ
    ハンドオフするに最適な条件をハンドオフ決定データと
    して予め設定し、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局と通信中の移
    動端末が測定する、前記異通信方式のセルラシステム基
    地局から送信される当該基地局を特定する情報を含むパ
    イロット信号の受信電界強度が、予め設定したレベルを
    超えたときハンドオフの実行を要求し、 前記移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシステム
    基地局に該当するデータであって、前記異通信方式のセ
    ルラシステム基地局に対応する前記ハンドオフ決定デー
    タが示す条件が、前記異通信方式のセルラシステム基地
    局から送信されるパイロット信号の受信電界強度と、前
    記移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシステム基
    地局に隣接する他のCDMA方式のセルラシステム基地
    局から送信される信号の受信電界強度との関連条件と合
    致している場合に前記異通信方式のセルラシステム基地
    局へのハンドオフ処理を行うことを特徴とするCDMA
    セルラシステムにおけるハンドオフ方法。
  3. 【請求項3】 無線区間の通信方式がCDMA方式のセ
    ルラシステムと、CDMA方式以外の異通信方式のセル
    ラシステムとが混在して通信サービスを提供する移動通
    信システムにおける、CDMA方式のセルラシステム基
    地局から前記異通信方式のセルラシステム基地局へハン
    ドオフするハンドオフ方法であって、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局のセル毎に、
    当該セル内で前記異通信方式のセルラシステム基地局へ
    ハンドオフするに最適な条件を、当該セルに隣接する他
    のCDMA方式のセルラシステム基地局から送信される
    信号の受信電界強度との関連でハンドオフ決定データと
    して予め設定し、 前記異通信方式のセルラシステム基地局から当該基地局
    を特定する情報を含むパイロット信号を送信し、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局と通信中の移
    動端末が測定する、前記異通信方式のセルラシステム基
    地局から送信されるパイロット信号の受信電界強度が予
    め設定したレベルを超えたとき、前記移動端末と通信中
    のCDMA方式のセルラシステム基地局に隣接する他の
    CDMA方式のセルラシステム基地局から送信される信
    号の受信電界強度情報を含めてハンドオフの実行を要求
    し、 前記移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシステム
    基地局に該当し、前記異通信方式のセルラシステム基地
    局に対応する前記ハンドオフ決定データを抽出し、 前記異通信方式のセルラシステム基地局から送信される
    パイロット信号の受信電界強度と、前記移動端末と通信
    中のCDMA方式のセルラシステム基地局に隣接する他
    のCDMA方式のセルラシステム基地局から送信される
    信号の受信電界強度とを比較し、 前記異通信方式のセルラシステム基地局から送信される
    パイロット信号の受信電界強度が、前記移動端末と通信
    中のCDMA方式のセルラシステム基地局に隣接する他
    のCDMA方式のセルラシステム基地局から送信される
    信号の受信電界強度に対して、抽出した前記ハンドオフ
    決定データが示す条件に合致している場合に前記異通信
    方式のセルラシステム基地局へのハンドオフ処理を行う
    ことを特徴とするCDMAセルラシステムにおけるハン
    ドオフ方法。
  4. 【請求項4】 無線区間の通信方式がCDMA方式のセ
    ルラシステムと、CDMA方式以外の通信方式のセルラ
    システムとが混在して通信サービスを提供する移動通信
    システムにおいて、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局と通信中に測
    定している、前記異通信方式のセルラシステム基地局か
    ら送信される当該基地局を特定する情報を含むパイロッ
    ト信号の受信電界強度の測定値が、予め設定したレベル
    を超えたときハンドオフの実行を要求する移動端末と、 前記パイロット信号の受信電界強度と、前記移動端末と
    通信中のCDMA方式のセルラシステム基地局に隣接す
    る他のCDMA方式のセルラシステム基地局から送信さ
    れる信号の受信電界強度との関連条件が、予め設定して
    ある前記異通信方式のセルラシステム基地局へハンドオ
    フするに最適な条件と合致する場合に、前記異通信方式
    のセルラシステム基地局へのハンドオフ処理を行う基地
    局制御装置を備えたことを特徴とするセルラシステム。
  5. 【請求項5】 無線区間の通信方式がCDMA方式のセ
    ルラシステムと、CDMA方式以外の異通信方式のセル
    ラシステムとが混在して通信サービスを提供する移動通
    信システムにおいて、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局と通信中に、
    前記異通信方式のセルラシステム基地局から送信される
    当該基地局を特定する情報を含むパイロット信号の受信
    電界強度を測定し、当該受信電界強度の測定値が予め設
    定したレベルを超えたときハンドオフの実行を要求する
    移動端末と、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局のセル毎に、
    当該セル内で前記異通信方式のセルラシステム基地局へ
    ハンドオフするに最適な条件を設定したハンドオフ決定
    データを有し、前記移動端末からのハンドオフ実行の要
    求を受信すると、前記移動端末と通信中のCDMA方式
    のセルラシステム基地局に該当するデータであって、前
    記異通信方式のセルラシステム基地局に対応する前記ハ
    ンドオフ決定データが示す条件が、前記異通信方式のセ
    ルラシステム基地局から送信されるパイロット信号の受
    信電界強度と、前記移動端末と通信中のCDMA方式の
    セルラシステム基地局に隣接する他のCDMA方式のセ
    ルラシステム基地局から送信される信号の受信電界強度
    との関連条件と合致している場合に、前記異通信方式の
    セルラシステム基地局へのハンドオフ処理を行う基地局
    制御装置を備えたことを特徴とするセルラシステム。
  6. 【請求項6】 無線区間の通信方式がCDMA方式のセ
    ルラシステムと、CDMA方式以外の異通信方式のセル
    ラシステムとが混在して通信サービスを提供する移動通
    信システムにおいて、 前記異通信方式のセルラシステムであることを示す情報
    を含むパイロット信号送信装置を備えた前記異通信方式
    のセルラシステム基地局と、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局と通信中に、
    前記異通信方式のセルラシステム基地局から送信される
    パイロット信号の受信電界強度を測定し、当該受信電界
    強度の測定値が予め設定したレベルを超えたときハンド
    オフの実行を要求する移動端末と、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局のセル毎に、
    当該セル内で前記異通信方式のセルラシステム基地局へ
    ハンドオフするに最適な条件を設定したハンドオフ決定
    データと、 前記移動端末からのハンドオフ実行の要求を受信する
    と、前記移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシス
    テム基地局に該当するデータであって、前記異通信方式
    のセルラシステム基地局に対応する前記ハンドオフ決定
    データを抽出するデータ抽出手段と、 前記異通信方式のセルラシステム基地局から送信される
    パイロット信号の受信電界強度と、前記移動端末と通信
    中のCDMA方式のセルラシステム基地局に隣接する他
    のCDMA方式のセルラシステム基地局から送信される
    信号の受信電界強度との関連条件とを比較するデータ比
    較手段と、 前記データ抽出手段が抽出したハンドオフ決定データが
    示す条件が前記比較手段の比較結果と合致している場合
    に、前記異通信方式のセルラシステム基地局へのハンド
    オフ処理を行うハンドオフ処理手段を有する基地局制御
    装置を備えたことを特徴とするセルラシステム。
  7. 【請求項7】 無線区間の通信方式がCDMA方式のセ
    ルラシステムと、CDMA方式以外の異通信方式のセル
    ラシステムとが混在して通信サービスを提供する移動通
    信システムにおいて、 前記異通信方式のセルラシステムであることを示す情報
    を含むパイロット信号送信装置を備えた前記異通信方式
    のセルラシステム基地局と、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局と通信中に、
    前記異通信方式のセルラシステム基地局から送信される
    パイロット信号の受信電界強度が予め設定したレベルを
    超えたとき、通信中のCDMA方式のセルラシステム基
    地局に隣接する他のCDMA方式のセルラシステム基地
    局から送信される信号の受信電界強度情報を含めてハン
    ドオフの実行を要求する移動端末と、 前記CDMA方式のセルラシステム基地局のセル毎に、
    当該セル内で前記異通信方式のセルラシステム基地局へ
    ハンドオフするに最適な条件を、当該セルに隣接する他
    のCDMA方式のセルラシステム基地局から送信される
    信号の受信電界強度との関連であらかじめ設定したハン
    ドオフ決定データと、 前記移動端末と通信中のCDMA方式のセルラシステム
    基地局に該当し、前記異通信方式のセルラシステム基地
    局に対応する前記ハンドオフ決定データを抽出するデー
    タ抽出手段と、 前記異通信方式のセルラシステム基地局から送信される
    パイロット信号の受信電界強度と、前記移動端末と通信
    中のCDMA方式のセルラシステム基地局に隣接する他
    のCDMA方式のセルラシステム基地局から送信される
    信号の受信電界強度との関連を比較する電界強度比較手
    段と、 前記電界強度比較手段が示す、前記異通信方式のセルラ
    システム基地局から送信されるパイロット信号の受信電
    界強度と、前記移動端末と通信中のCDMA方式のセル
    ラシステム基地局に隣接する他のCDMA方式のセルラ
    システム基地局から送信される信号の受信電界強度との
    関連が、前記データ抽出手段が抽出した前記ハンドオフ
    決定データが示す条件に合致している場合に前記異通信
    方式のセルラシステム基地局へのハンドオフ処理を行う
    ハンドオフ処理手段を有する基地局制御装置を備えたこ
    とを特徴とするセルラシステム。
JP11066089A 1998-04-10 1999-03-12 Cdmaセルラシステムにおける異通信方式セルラシステム基地局へのハンドオフ方法およびセルラシステム Pending JPH11355831A (ja)

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