JPH11355750A - 光catvシステム - Google Patents
光catvシステムInfo
- Publication number
- JPH11355750A JPH11355750A JP10154797A JP15479798A JPH11355750A JP H11355750 A JPH11355750 A JP H11355750A JP 10154797 A JP10154797 A JP 10154797A JP 15479798 A JP15479798 A JP 15479798A JP H11355750 A JPH11355750 A JP H11355750A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- optical
- frequency
- broadband
- subcarrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の映像放送サービス網を利用して、個別
の加入者に向けたサービスを低コストで提供する。 【解決手段】 ヘッドエンド装置10において、従来の映
像放送サービスを提供するサブキャリア多重信号200を
広帯域FM変調器100で広帯域FM信号210に変換し、こ
の信号によって信号光230を強度変調する。一方、個別
の加入者に向けたサービスを提供するサブキャリア多重
信号300a,300bをFM変調器310a,310bでFM信号
320a,320bに変換し、このFM信号によって信号光34
0a,340bを強度変調する。信号光230と信号光340a,
340bをそれぞれ多重し光CATV端末20a,20bに伝
送する。光CATV端末20aでは、送られてきた信号光
230,340aを光受信器410aで高周波信号420aに変換
し、この高周波信号420aを広帯域FM復調器430aで復
調する。
の加入者に向けたサービスを低コストで提供する。 【解決手段】 ヘッドエンド装置10において、従来の映
像放送サービスを提供するサブキャリア多重信号200を
広帯域FM変調器100で広帯域FM信号210に変換し、こ
の信号によって信号光230を強度変調する。一方、個別
の加入者に向けたサービスを提供するサブキャリア多重
信号300a,300bをFM変調器310a,310bでFM信号
320a,320bに変換し、このFM信号によって信号光34
0a,340bを強度変調する。信号光230と信号光340a,
340bをそれぞれ多重し光CATV端末20a,20bに伝
送する。光CATV端末20aでは、送られてきた信号光
230,340aを光受信器410aで高周波信号420aに変換
し、この高周波信号420aを広帯域FM復調器430aで復
調する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM一括変調方式
を用いた光CATVシステムに関する。
を用いた光CATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PDS(Passive Double Star)
光伝送路によって多チャンネルの映像信号を伝送するた
めに、FM一括変換方式を用いた光伝送システムが注目
を集めている。これは、送信側でサブキャリア多重信号
を広帯域FM変調器よって広帯域FM信号に変換し、こ
の広帯域FM信号によって信号光を強度変調して光伝送
を行い、受信側では前記信号光を受光して得られた広帯
域FM信号を広帯域FM復調器によって再び元のサブキ
ャリア多重信号に変換するものである。
光伝送路によって多チャンネルの映像信号を伝送するた
めに、FM一括変換方式を用いた光伝送システムが注目
を集めている。これは、送信側でサブキャリア多重信号
を広帯域FM変調器よって広帯域FM信号に変換し、こ
の広帯域FM信号によって信号光を強度変調して光伝送
を行い、受信側では前記信号光を受光して得られた広帯
域FM信号を広帯域FM復調器によって再び元のサブキ
ャリア多重信号に変換するものである。
【0003】このFM一括変調方式は、FM変調による
信号対雑音強度比(SNR)改善効果のため、従来のサ
ブキャリア多重信号を直接光ファイバ伝送する方式に比
べ伝送路の許容光損失を大幅に増やすことができる。こ
のFM一括変換方式については、例えば桜井らによる
「光処理技術を用いた光映像分配システム」、電子情報
学会技術研究報告、SSE95−141(1995年)
等の文献に詳しく述べられている。
信号対雑音強度比(SNR)改善効果のため、従来のサ
ブキャリア多重信号を直接光ファイバ伝送する方式に比
べ伝送路の許容光損失を大幅に増やすことができる。こ
のFM一括変換方式については、例えば桜井らによる
「光処理技術を用いた光映像分配システム」、電子情報
学会技術研究報告、SSE95−141(1995年)
等の文献に詳しく述べられている。
【0004】上記のFM一括変換方式を用いた光伝送シ
ステムでは、サブキャリア多重信号を超広帯域のFM信
号に変換するために、光ヘテロダイン検波型広帯域FM
変調器を用いている。これはレーザダイオードの注入電
流にサブキャリア多重信号を印加することによって出力
光に超広帯域の光周波数変調をかけ、これに局部発振光
を混合してフォトダイオードで光ヘテロダイン検波を行
うものである。これによって非常に広帯域かつ線形性の
高いFM変調を行うことができる。
ステムでは、サブキャリア多重信号を超広帯域のFM信
号に変換するために、光ヘテロダイン検波型広帯域FM
変調器を用いている。これはレーザダイオードの注入電
流にサブキャリア多重信号を印加することによって出力
光に超広帯域の光周波数変調をかけ、これに局部発振光
を混合してフォトダイオードで光ヘテロダイン検波を行
うものである。これによって非常に広帯域かつ線形性の
高いFM変調を行うことができる。
【0005】例えば上述の桜井らの文献によると、40
波のVSB−AM信号が多重されたサブキャリア多重信
号を、この光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調器を用
いることによって、VSB−AM信号1波あたりの周波
数偏移量が220MHzという非常に広帯域のFM信号
に変換している。
波のVSB−AM信号が多重されたサブキャリア多重信
号を、この光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調器を用
いることによって、VSB−AM信号1波あたりの周波
数偏移量が220MHzという非常に広帯域のFM信号
に変換している。
【0006】この光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調
器は非常に高価であるため、これを多数の加入者で共有
する構成をとる。すなわち、光ヘテロダイン検波型広帯
域FM変調器から出力された広帯域FM信号によって信
号光を強度変調し、この信号光を光アンプで増幅したの
ち分岐し、多数の加入者に分配する。
器は非常に高価であるため、これを多数の加入者で共有
する構成をとる。すなわち、光ヘテロダイン検波型広帯
域FM変調器から出力された広帯域FM信号によって信
号光を強度変調し、この信号光を光アンプで増幅したの
ち分岐し、多数の加入者に分配する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年CATVシステム
では、従来の映像放送サービスに加えて、ビデオオンデ
マンド(VoD)やデータ通信等の個別の加入者に向けた
サービスが注目されている。このような個別加入者に対
応したサービスを提供するには、各加入者毎あるいは少
人数の加入者グループ毎に異なった信号を伝送する必要
がある。
では、従来の映像放送サービスに加えて、ビデオオンデ
マンド(VoD)やデータ通信等の個別の加入者に向けた
サービスが注目されている。このような個別加入者に対
応したサービスを提供するには、各加入者毎あるいは少
人数の加入者グループ毎に異なった信号を伝送する必要
がある。
【0008】ところが、FM一括変換方式を用いた光C
ATVシステムで個別加入者に対応したサービスを提供
する場合、高価な光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調
器が非常に多数必要になり、全体のコストが大幅に増大
するという問題がある。
ATVシステムで個別加入者に対応したサービスを提供
する場合、高価な光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調
器が非常に多数必要になり、全体のコストが大幅に増大
するという問題がある。
【0009】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、低コ
ストで個別加入者に対応したサービスを提供することの
できるFM一括変換方式を用いた光CATVシステムを
実現することにある。
ストで個別加入者に対応したサービスを提供することの
できるFM一括変換方式を用いた光CATVシステムを
実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の光CATV
システムは、N波(Nは2以上の整数)の搬送波信号が
多重された第1のサブキャリア多重信号によって周波数
変調された広帯域FM信号を出力する広帯域FM変調器
と、該広帯域FM信号によって変調された第1の信号光
を出力する第1の光送信器と、M波(Mは1以上の整
数)の搬送波信号が多重された第2のサブキャリア多重
信号によって変調された第2の信号光を出力する第2の
光送信器と、該第1および第2の信号光を合波する光合
波器を送信側で有することを特徴とする。
システムは、N波(Nは2以上の整数)の搬送波信号が
多重された第1のサブキャリア多重信号によって周波数
変調された広帯域FM信号を出力する広帯域FM変調器
と、該広帯域FM信号によって変調された第1の信号光
を出力する第1の光送信器と、M波(Mは1以上の整
数)の搬送波信号が多重された第2のサブキャリア多重
信号によって変調された第2の信号光を出力する第2の
光送信器と、該第1および第2の信号光を合波する光合
波器を送信側で有することを特徴とする。
【0011】第2の発明の光CATVシステムは、N波
(Nは2以上の整数)の搬送波信号が多重された第1の
サブキャリア多重信号によって周波数変調された広帯域
FM信号を出力する広帯域FM変調器と、M波(Mは1
以上の整数)の搬送波信号が多重された第2のサブキャ
リア多重信号と前記広帯域FM信号を多重して高周波信
号を出力する高周波多重器と、該高周波信号によって変
調された信号光を出力する光送信器を送信側で有するこ
とを特徴とする。
(Nは2以上の整数)の搬送波信号が多重された第1の
サブキャリア多重信号によって周波数変調された広帯域
FM信号を出力する広帯域FM変調器と、M波(Mは1
以上の整数)の搬送波信号が多重された第2のサブキャ
リア多重信号と前記広帯域FM信号を多重して高周波信
号を出力する高周波多重器と、該高周波信号によって変
調された信号光を出力する光送信器を送信側で有するこ
とを特徴とする。
【0012】第3の発明の光CATVシステムは、第1
および第2の発明の光CATVシステムにおいて、前記
第2のサブキャリア多重信号が周波数変調されているこ
とを特徴とする。
および第2の発明の光CATVシステムにおいて、前記
第2のサブキャリア多重信号が周波数変調されているこ
とを特徴とする。
【0013】第4の発明の光CATVシステムは、第3
の発明の光CATVシステムにおいて、光CATV端末
は、送信されてきた信号光を受光し高周波信号に変換す
る光受信器と、該高周波信号を一括してFM復調する広
帯域FM復調器を有することを特徴とする。
の発明の光CATVシステムにおいて、光CATV端末
は、送信されてきた信号光を受光し高周波信号に変換す
る光受信器と、該高周波信号を一括してFM復調する広
帯域FM復調器を有することを特徴とする。
【0014】第5の発明の光CATVシステムは、第1
から第3の発明の光CATVシステムにおいて、光CA
TV端末は、送信されてきた信号光を受光し高周波信号
に変換する光受信器と、該高周波信号のうちから前記第
2のサブキャリア多重信号の周波数成分を除去する帯域
阻止フィルタと、該帯域阻止フィルタからの出力をFM
復調する広帯域FM復調器を有することを特徴とする。
から第3の発明の光CATVシステムにおいて、光CA
TV端末は、送信されてきた信号光を受光し高周波信号
に変換する光受信器と、該高周波信号のうちから前記第
2のサブキャリア多重信号の周波数成分を除去する帯域
阻止フィルタと、該帯域阻止フィルタからの出力をFM
復調する広帯域FM復調器を有することを特徴とする。
【0015】第6の発明の光CATVシステムは、第1
から第3の発明の光CATVシステムにおいて、光CA
TV端末は、送信されてきた信号光を受光し高周波信号
に変換する光受信器と、該高周波信号のうちから前記第
2のサブキャリア多重信号の周波数成分のみを通過させ
る帯域通過フィルタを有することを特徴とする。
から第3の発明の光CATVシステムにおいて、光CA
TV端末は、送信されてきた信号光を受光し高周波信号
に変換する光受信器と、該高周波信号のうちから前記第
2のサブキャリア多重信号の周波数成分のみを通過させ
る帯域通過フィルタを有することを特徴とする。
【0016】第7の発明の光CATVシステムは、第1
から第3の発明の光CATVシステムにおいて、前記広
帯域FM信号と前記第2のサブキャリア多重信号の周波
数帯が互いに異なり、光CATV端末は、送信されてき
た信号光を受光し高周波信号に変換する光受信器と、該
高周波信号のうちから前記広帯域FM信号を周波数分離
する第1のフィルタと、該第1のフィルタからの出力を
FM復調する広帯域FM復調器と、前記高周波信号のう
ちから前記第2のサブキャリア多重信号を周波数分離す
る第2のフィルタを有することを特徴とする。
から第3の発明の光CATVシステムにおいて、前記広
帯域FM信号と前記第2のサブキャリア多重信号の周波
数帯が互いに異なり、光CATV端末は、送信されてき
た信号光を受光し高周波信号に変換する光受信器と、該
高周波信号のうちから前記広帯域FM信号を周波数分離
する第1のフィルタと、該第1のフィルタからの出力を
FM復調する広帯域FM復調器と、前記高周波信号のう
ちから前記第2のサブキャリア多重信号を周波数分離す
る第2のフィルタを有することを特徴とする。
【0017】本発明において、第1のサブキャリア多重
信号は、すべての加入者に提供する従来の映像放送信号
に相当し、広帯域FM変調器として光ヘテロダイン検波
型広帯域FM変調器が用いられる。また、第2のサブキ
ャリア多重信号は、個別加入者に対応したサービスの信
号に相当する。
信号は、すべての加入者に提供する従来の映像放送信号
に相当し、広帯域FM変調器として光ヘテロダイン検波
型広帯域FM変調器が用いられる。また、第2のサブキ
ャリア多重信号は、個別加入者に対応したサービスの信
号に相当する。
【0018】すなわち、第1から第3の発明では、高価
な光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調器はすべての加
入者で共通に使用され、個別加入者に対応したサービス
は、光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調器を用いずに
第2のサブキャリア多重信号を光領域あるいは電気領域
で個別に多重することによって提供される。このため低
コストで個別加入者に対応したサービスが提供可能な光
CATVシステムを実現することができる。
な光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調器はすべての加
入者で共通に使用され、個別加入者に対応したサービス
は、光ヘテロダイン検波型広帯域FM変調器を用いずに
第2のサブキャリア多重信号を光領域あるいは電気領域
で個別に多重することによって提供される。このため低
コストで個別加入者に対応したサービスが提供可能な光
CATVシステムを実現することができる。
【0019】また、第4の発明では、光CATV端末の
光受信器から出力された高周波信号に含まれる広帯域F
M信号および第2のサブキャリア多重信号が、いずれも
FM変調がかけられている場合、この2種類の信号を1
つの広帯域FM復調器で一括して復調しているので、光
CATV端末の構成が簡単になる。
光受信器から出力された高周波信号に含まれる広帯域F
M信号および第2のサブキャリア多重信号が、いずれも
FM変調がかけられている場合、この2種類の信号を1
つの広帯域FM復調器で一括して復調しているので、光
CATV端末の構成が簡単になる。
【0020】第5の発明では、光CATV端末の光受信
器から出力された高周波信号のうち、帯域除去フィルタ
によって第2のサブキャリア多重信号の周波数成分のみ
を除去した後、残された広帯域FM信号をFM復調して
いるので、第2のサブキャリア多重信号による広帯域F
M信号への妨害を排除することができる。
器から出力された高周波信号のうち、帯域除去フィルタ
によって第2のサブキャリア多重信号の周波数成分のみ
を除去した後、残された広帯域FM信号をFM復調して
いるので、第2のサブキャリア多重信号による広帯域F
M信号への妨害を排除することができる。
【0021】第6の発明では、光CATV端末の光受信
器から出力された高周波信号のうち、帯域通過フィルタ
によって第2のサブキャリア多重信号の周波数成分のみ
を取り出しているので、広帯域FM信号による第2のサ
ブキャリア多重信号への妨害を排除することができる。
器から出力された高周波信号のうち、帯域通過フィルタ
によって第2のサブキャリア多重信号の周波数成分のみ
を取り出しているので、広帯域FM信号による第2のサ
ブキャリア多重信号への妨害を排除することができる。
【0022】第7の発明では、光CATV端末の光受信
器から出力された高周波信号のうち、広帯域FM信号と
第2のサブキャリア多重信号を周波数分離し、それぞれ
復調する構成となっているので、広帯域FM信号と第2
のサブキャリア多重信号間の相互妨害を排除することが
できる。
器から出力された高周波信号のうち、広帯域FM信号と
第2のサブキャリア多重信号を周波数分離し、それぞれ
復調する構成となっているので、広帯域FM信号と第2
のサブキャリア多重信号間の相互妨害を排除することが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示す光CATVシステムの全体構成図である。図1
において、10は送信側に設けられたヘッドエンド装
置、20a、20bは光CATV端末、440a、44
0bはCATVチューナ、450a、450bはケーブ
ルモデムである。
態を示す光CATVシステムの全体構成図である。図1
において、10は送信側に設けられたヘッドエンド装
置、20a、20bは光CATV端末、440a、44
0bはCATVチューナ、450a、450bはケーブ
ルモデムである。
【0024】図1のヘッドエンド装置10において、サ
ブキャリア多重信号200が広帯域FM変調器100に
入力され広帯域FM信号210に変換される。本実施例
のサブキャリア多重信号200は、図2(a)に示され
るように、それぞれ映像信号によってVSB−AM変調
された40波の搬送波信号205で構成されている。こ
の搬送波信号205は、91.25MHzから325.
25MHzまでの間に6MHzの間隔で周波数多重され
ている。
ブキャリア多重信号200が広帯域FM変調器100に
入力され広帯域FM信号210に変換される。本実施例
のサブキャリア多重信号200は、図2(a)に示され
るように、それぞれ映像信号によってVSB−AM変調
された40波の搬送波信号205で構成されている。こ
の搬送波信号205は、91.25MHzから325.
25MHzまでの間に6MHzの間隔で周波数多重され
ている。
【0025】また、広帯域FM変調器100として非常
に広帯域かつ直線性の高いFM変調が可能な光ヘテロダ
イン検波型広帯域FM変調器が用いられる。この光ヘテ
ロダイン検波型広帯域FM変調器については、前述の桜
井らによる文献に詳しく述べられている。
に広帯域かつ直線性の高いFM変調が可能な光ヘテロダ
イン検波型広帯域FM変調器が用いられる。この光ヘテ
ロダイン検波型広帯域FM変調器については、前述の桜
井らによる文献に詳しく述べられている。
【0026】本実施例では、搬送波信号205の1波に
対する周波数偏移量は110MHz(ゼロ・ピーク値)
に設定している。この場合、サブキャリア多重信号20
0に対するトータルの周波数偏移量の実効値は約500
MHzとなり、カールソン則を考慮したFM信号帯域幅
は約1.6GHzになる。本実施例では、図2(c)に
示されるように、広帯域FM信号210の中心周波数を
1.4GHz(FM信号帯域は600MHz〜2.2G
Hz)に設定している。
対する周波数偏移量は110MHz(ゼロ・ピーク値)
に設定している。この場合、サブキャリア多重信号20
0に対するトータルの周波数偏移量の実効値は約500
MHzとなり、カールソン則を考慮したFM信号帯域幅
は約1.6GHzになる。本実施例では、図2(c)に
示されるように、広帯域FM信号210の中心周波数を
1.4GHz(FM信号帯域は600MHz〜2.2G
Hz)に設定している。
【0027】広帯域FM変調器100から出力された広
帯域FM信号210は光送信器220に入力され、ここ
から出力される信号光230を強度変調する。光送信器
220から出力される強度変調された信号光230は、
光増幅器240で増幅された後、光分配器250によっ
てパッシブに分岐される。光送信器230としては、例
えば1.5μm帯の分布帰還型レーザダイオード(DF
B−LD)が用いられ、光増幅器240としては、例え
ばエルビウムドープ光ファイバ増幅器が用いられる。
帯域FM信号210は光送信器220に入力され、ここ
から出力される信号光230を強度変調する。光送信器
220から出力される強度変調された信号光230は、
光増幅器240で増幅された後、光分配器250によっ
てパッシブに分岐される。光送信器230としては、例
えば1.5μm帯の分布帰還型レーザダイオード(DF
B−LD)が用いられ、光増幅器240としては、例え
ばエルビウムドープ光ファイバ増幅器が用いられる。
【0028】一方、光CATV端末20a,20bへ向
けたデータ信号によってそれぞれ変調されたサブキャリ
ア多重信号300a,300bは、FM変調器310
a,310bに入力され、FM信号320a,320b
に変換される。FM変調器310a,310bとして
は、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を用い
た通常の狭帯域FM変調器が用いられる。
けたデータ信号によってそれぞれ変調されたサブキャリ
ア多重信号300a,300bは、FM変調器310
a,310bに入力され、FM信号320a,320b
に変換される。FM変調器310a,310bとして
は、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を用い
た通常の狭帯域FM変調器が用いられる。
【0029】図2(b)に示されるように、本実施例に
おけるサブキャリア多重信号300aの中心周波数は3
50MHzであり、図2(d)に示されるように、FM
変調器310aによって中心周波数1.4GHz、周波
数偏移量10MHz(ゼロ・ピーク値)のFM信号32
0aに変換される。FM変調器310a,310bから
出力されたFM信号320a,320bは光送信器33
0a,330bに入力され、ここから出力される信号光
340a,340bを強度変調する。
おけるサブキャリア多重信号300aの中心周波数は3
50MHzであり、図2(d)に示されるように、FM
変調器310aによって中心周波数1.4GHz、周波
数偏移量10MHz(ゼロ・ピーク値)のFM信号32
0aに変換される。FM変調器310a,310bから
出力されたFM信号320a,320bは光送信器33
0a,330bに入力され、ここから出力される信号光
340a,340bを強度変調する。
【0030】強度変調された信号光340a,340b
は、それぞれ光合波器350a,350bによって前記
信号光230と多重され、光ファイバ伝送路30a,3
0bを通って光CATV端末20a,20bへと伝送さ
れる。光ファイバ伝送路30a,30bは例えば分岐数
が32、最大伝送距離が10kmのパッシブ光ファイバ
伝送路である。
は、それぞれ光合波器350a,350bによって前記
信号光230と多重され、光ファイバ伝送路30a,3
0bを通って光CATV端末20a,20bへと伝送さ
れる。光ファイバ伝送路30a,30bは例えば分岐数
が32、最大伝送距離が10kmのパッシブ光ファイバ
伝送路である。
【0031】光CATV端末20aでは、光ファイバ伝
送路30aによって送られてきた信号光230,340
aが光受信器410aで受信され、高周波信号420a
に変換される。この高周波信号420aには、図2
(e)に示されるように広帯域FM信号210およびF
M信号320aが多重されている。
送路30aによって送られてきた信号光230,340
aが光受信器410aで受信され、高周波信号420a
に変換される。この高周波信号420aには、図2
(e)に示されるように広帯域FM信号210およびF
M信号320aが多重されている。
【0032】この高周波信号420aは広帯域FM復調
器430aで復調され、サブキャリア多重信号200,
300aが出力される。このうちサブキャリア多重信号
200はCATVチューナ440aに入力され、従来の
映像放送サービスを提供する。またサブキャリア多重信
号300aはケーブルモデム450aに入力され、イン
ターネットアクセス等の個別加入者に対応したサービス
が提供される。
器430aで復調され、サブキャリア多重信号200,
300aが出力される。このうちサブキャリア多重信号
200はCATVチューナ440aに入力され、従来の
映像放送サービスを提供する。またサブキャリア多重信
号300aはケーブルモデム450aに入力され、イン
ターネットアクセス等の個別加入者に対応したサービス
が提供される。
【0033】光CATV端末20bも光CATV端末2
0aと同様の構成を有しており、光CATV端末20b
から復調されたサブキャリア多重信号200,300b
が出力される。このうちサブキャリア多重信号200は
CATVチューナ440bに入力され、従来の映像放送
サービスを提供する。またサブキャリア多重信号300
bはケーブルモデム450bに入力され、インターネッ
トアクセス等の個別加入者に対応したサービスが提供さ
れる。
0aと同様の構成を有しており、光CATV端末20b
から復調されたサブキャリア多重信号200,300b
が出力される。このうちサブキャリア多重信号200は
CATVチューナ440bに入力され、従来の映像放送
サービスを提供する。またサブキャリア多重信号300
bはケーブルモデム450bに入力され、インターネッ
トアクセス等の個別加入者に対応したサービスが提供さ
れる。
【0034】図3は、本発明の第2の実施の形態を示す
光CATVシステムの全体構成図である。図3のヘッド
エンド装置10においては、光ヘテロダイン検波方式を
用いた広帯域FM変調器100から出力された広帯域F
M信号210は、高周波分波器360によってパッシブ
に分波される。
光CATVシステムの全体構成図である。図3のヘッド
エンド装置10においては、光ヘテロダイン検波方式を
用いた広帯域FM変調器100から出力された広帯域F
M信号210は、高周波分波器360によってパッシブ
に分波される。
【0035】一方、FM変調器310a,310bから
出力されたFM信号320a,320bは、高周波合波
器370a,370bによって前記広帯域FM信号21
0と合波され、高周波信号420a,420bとなって
光送信器220a,220bへ出力される。
出力されたFM信号320a,320bは、高周波合波
器370a,370bによって前記広帯域FM信号21
0と合波され、高周波信号420a,420bとなって
光送信器220a,220bへ出力される。
【0036】光送信器220a,220bから出力され
る信号光230a,230bは、それぞれ前記高周波信
号420a,420bによって強度変調され、光ファイ
バ伝送路30a,30bを通って光CATV端末20
a,20bへと伝送される。
る信号光230a,230bは、それぞれ前記高周波信
号420a,420bによって強度変調され、光ファイ
バ伝送路30a,30bを通って光CATV端末20
a,20bへと伝送される。
【0037】光CATV端末20aでは、光ファイバ伝
送路30aによって送られてきた信号光230aが光受
信器410aで受信され、高周波信号420aに変換さ
れる。この高周波信号420aは2分岐され、一方は帯
域阻止フィルタ460aに、他方は帯域通過フィルタ4
70aに入力される。帯域阻止フィルタ460aは周波
数1.4GHzを中心としてプラスマイナス10MHz
の阻止帯域をもち、高周波信号420aに含まれるFM
信号320aの周波数成分を除去し、広帯域FM信号2
10のみを出力する。この広帯域FM信号210は広帯
域FM復調器430aで復調され、サブキャリア多重信
号200に変換される。
送路30aによって送られてきた信号光230aが光受
信器410aで受信され、高周波信号420aに変換さ
れる。この高周波信号420aは2分岐され、一方は帯
域阻止フィルタ460aに、他方は帯域通過フィルタ4
70aに入力される。帯域阻止フィルタ460aは周波
数1.4GHzを中心としてプラスマイナス10MHz
の阻止帯域をもち、高周波信号420aに含まれるFM
信号320aの周波数成分を除去し、広帯域FM信号2
10のみを出力する。この広帯域FM信号210は広帯
域FM復調器430aで復調され、サブキャリア多重信
号200に変換される。
【0038】なお帯域阻止フィルタ460aから出力さ
れた広帯域FM信号210は、図4(b)に示されるよ
うに1.4GHzを中心としたプラスマイナス10MH
zのスペクトルが欠損しているが、全体のスペクトルと
比較するとこのスペクトル欠損量はわずかであり、FM
復調の際にほとんど影響を与えない。復調されたサブキ
ャリア多重信号200はCATVチューナ440aに入
力され、従来の映像放送サービスを提供する。
れた広帯域FM信号210は、図4(b)に示されるよ
うに1.4GHzを中心としたプラスマイナス10MH
zのスペクトルが欠損しているが、全体のスペクトルと
比較するとこのスペクトル欠損量はわずかであり、FM
復調の際にほとんど影響を与えない。復調されたサブキ
ャリア多重信号200はCATVチューナ440aに入
力され、従来の映像放送サービスを提供する。
【0039】一方、帯域通過フィルタ470aは周波数
1.4GHzを中心としてプラスマイナス10MHzの
通過帯域をもち、高周波信号420aに含まれる広帯域
FM信号210を除去し、FM信号320aのみを出力
する。このFM信号320aはFM復調器480aで復
調され、サブキャリア多重信号300aに変換される。
1.4GHzを中心としてプラスマイナス10MHzの
通過帯域をもち、高周波信号420aに含まれる広帯域
FM信号210を除去し、FM信号320aのみを出力
する。このFM信号320aはFM復調器480aで復
調され、サブキャリア多重信号300aに変換される。
【0040】なお、図4(c)に示されるように、帯域
通過フィルタ470aからの出力には、FM信号320
a以外に広帯域FM信号210の一部が含まれるが、漏
れ込んだ広帯域FM信号210の強度は非常に小さく、
FM信号320aを復調する際にほとんど影響を与えな
い。復調されたサブキャリア多重信号300aはケーブ
ルモデム450aに入力され、インターネットアクセス
等の個別加入者に対応したサービスが提供される。
通過フィルタ470aからの出力には、FM信号320
a以外に広帯域FM信号210の一部が含まれるが、漏
れ込んだ広帯域FM信号210の強度は非常に小さく、
FM信号320aを復調する際にほとんど影響を与えな
い。復調されたサブキャリア多重信号300aはケーブ
ルモデム450aに入力され、インターネットアクセス
等の個別加入者に対応したサービスが提供される。
【0041】図5は、本発明の第3の実施の形態を示す
光CATVシステムの全体構成図である。図5のヘッド
エンド装置10において、サブキャリア多重信号300
a,300bは、光ヘテロダイン検波方式を用いた広帯
域FM変調器100から出力された広帯域FM信号21
0と高周波合波器370a,370bによって直接合波
され、高周波信号420a,420bとなる。
光CATVシステムの全体構成図である。図5のヘッド
エンド装置10において、サブキャリア多重信号300
a,300bは、光ヘテロダイン検波方式を用いた広帯
域FM変調器100から出力された広帯域FM信号21
0と高周波合波器370a,370bによって直接合波
され、高周波信号420a,420bとなる。
【0042】光送信器220a,220bから出力され
た信号光230a,230bは、それぞれ前記高周波信
号420a,420bによって強度変調されており、光
ファイバ伝送路30a,30bを通って光CATV端末
20a,20bに伝送される。
た信号光230a,230bは、それぞれ前記高周波信
号420a,420bによって強度変調されており、光
ファイバ伝送路30a,30bを通って光CATV端末
20a,20bに伝送される。
【0043】光CATV端末20aでは、光ファイバ伝
送路30aによって送られてきた信号光230aが光受
信器410aで受信され、高周波信号420aに変換さ
れる。この高周波信号420aは2分岐され、一方は高
域通過フィルタ490aに、他方は低域通過フィルタ5
00aに入力される。
送路30aによって送られてきた信号光230aが光受
信器410aで受信され、高周波信号420aに変換さ
れる。この高周波信号420aは2分岐され、一方は高
域通過フィルタ490aに、他方は低域通過フィルタ5
00aに入力される。
【0044】高域通過フィルタ490aの遮断周波数は
400MHzであり、高周波信号420aに含まれる3
50MHzのサブキャリア多重信号300aの周波数成
分を除去し、600MHz〜2.2GHzの広帯域FM
信号210のみを出力する。この広帯域FM信号210
は、広帯域FM復調器430aでサブキャリア多重信号
200に変換されたのちCATVチューナ440aに入
力され、従来の映像放送サービスを提供する。
400MHzであり、高周波信号420aに含まれる3
50MHzのサブキャリア多重信号300aの周波数成
分を除去し、600MHz〜2.2GHzの広帯域FM
信号210のみを出力する。この広帯域FM信号210
は、広帯域FM復調器430aでサブキャリア多重信号
200に変換されたのちCATVチューナ440aに入
力され、従来の映像放送サービスを提供する。
【0045】一方、低域通過フィルタ500aの遮断周
波数は400MHzであり、高周波信号420aに含ま
れる広帯域FM信号210を除去し、サブキャリア多重
信号300aのみを出力する。このサブキャリア多重信
号300aはケーブルモデム450aに入力され、イン
ターネットアクセス等の個別加入者に対応したサービス
が提供される。
波数は400MHzであり、高周波信号420aに含ま
れる広帯域FM信号210を除去し、サブキャリア多重
信号300aのみを出力する。このサブキャリア多重信
号300aはケーブルモデム450aに入力され、イン
ターネットアクセス等の個別加入者に対応したサービス
が提供される。
【0046】なお、ヘッドエンド装置10と光CATV
端末20の構成及びその組合せ方は、上記の実施の形態
だけでなく適宜組み合わせることができる。例えば、図
1において、周波数変調器310a、310bを除き、
図5の光CATV端末20と組み合わせてもよい。
端末20の構成及びその組合せ方は、上記の実施の形態
だけでなく適宜組み合わせることができる。例えば、図
1において、周波数変調器310a、310bを除き、
図5の光CATV端末20と組み合わせてもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、従来の映像放送サービ
スに加えて、個別加入者に対応したサービスを提供する
ことのできるFM一括変換方式を用いた光CATVシス
テムを低コストで実現することができる。
スに加えて、個別加入者に対応したサービスを提供する
ことのできるFM一括変換方式を用いた光CATVシス
テムを低コストで実現することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における各部の信号
スペクトルを示す図である。
スペクトルを示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における各部の信号
スペクトルを示す図である。
スペクトルを示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における各部の信号
スペクトルを示す図である。
スペクトルを示す図である。
10 ヘッドエンド装置 20a,20b 光CATV端末 30a,30b 光ファイバ伝送路 100 広帯域FM変調器 200,300a,300b サブキャリア多重信号 205 搬送波信号 210 広帯域FM信号 220,330a,330b 光送信器 230,230a,230b,340a,340b 信
号光 240 光増幅器 250 光分配器 310a,310b FM変調器 320a,320b FM信号 350a,350b 光合波器 360 高周波分波器 370a,370b 高周波合波器 410a 光受信器 420a 高周波信号 430a 広帯域FM復調器 440a,440b CATVチューナ 450a,450b ケーブルモデム 460a 帯域阻止フィルタ 470a 帯域通過フィルタ 480a FM復調器 490a 高域通過フィルタ 500a 低域通過フィルタ
号光 240 光増幅器 250 光分配器 310a,310b FM変調器 320a,320b FM信号 350a,350b 光合波器 360 高周波分波器 370a,370b 高周波合波器 410a 光受信器 420a 高周波信号 430a 広帯域FM復調器 440a,440b CATVチューナ 450a,450b ケーブルモデム 460a 帯域阻止フィルタ 470a 帯域通過フィルタ 480a FM復調器 490a 高域通過フィルタ 500a 低域通過フィルタ
Claims (7)
- 【請求項1】 N波(Nは2以上の整数)の搬送波信号
が多重された第1のサブキャリア多重信号によって周波
数変調された広帯域FM信号を出力する広帯域FM変調
器と、前記広帯域FM信号によって変調された第1の信
号光を出力する第1の光送信器と、M波(Mは1以上の
整数)の搬送波信号が多重された第2のサブキャリア多
重信号によって変調された第2の信号光を出力する第2
の光送信器と、該第1および第2の信号光を合波して光
CATV端末側へ出力する光合波器を有していることを
特徴とする光CATVシステム。 - 【請求項2】 N波(Nは2以上の整数)の搬送波信号
が多重された第1のサブキャリア多重信号によって周波
数変調された広帯域FM信号を出力する広帯域FM変調
器と、M波(Mは1以上の整数)の搬送波信号が多重さ
れた第2のサブキャリア多重信号と前記広帯域FM信号
を多重して高周波信号を出力する高周波多重器と、前記
高周波信号よって変調された信号光を光CATV端末側
へ出力する光送信器を有していることを特徴とする光C
ATVシステム。 - 【請求項3】 前記第2のサブキャリア多重信号が周波
数変調されていることを特徴とする請求項1および請求
項2記載の光CATVシステム。 - 【請求項4】 前記光CATV端末は、送信されてきた
信号光を受光し高周波信号に変換する光受信器と、該高
周波信号を一括してFM復調する広帯域FM復調器を有
することを特徴とする請求項3記載の光CATVシステ
ム。 - 【請求項5】 前記光CATV端末は、送信されてきた
信号光を受光し高周波信号に変換する光受信器と、該高
周波信号から前記第2のサブキャリア多重信号の周波数
成分を除去する帯域阻止フィルタと、該帯域阻止フィル
タからの出力をFM復調する広帯域FM復調器を有する
ことを特徴とする請求項1から請求項3記載の光CAT
Vシステム。 - 【請求項6】 前記光CATV端末は、送信されてきた
信号光を受光し高周波信号に変換する光受信器と、該高
周波信号のうちから前記第2のサブキャリア多重信号の
周波数成分のみを通過させる帯域通過フィルタを有する
ことを特徴とする請求項1から請求項3記載の光CAT
Vシステム。 - 【請求項7】 前記広帯域FM信号と前記第2のサブキ
ャリア多重信号の周波数帯が互いに異なり、前記光CA
TV端末は、送信されてきた信号光を受光し高周波信号
に変換する光受信器と、前記高周波信号のうちから前記
広帯域FM信号を周波数分離する第1のフィルタと、該
第1のフィルタからの出力をFM復調する広帯域FM復
調器と、前記高周波信号のうちから前記第2の搬送波信
号を周波数分離する第2のフィルタを有することを特徴
とする請求項1から請求項3記載の光CATVシステ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154797A JPH11355750A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 光catvシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154797A JPH11355750A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 光catvシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11355750A true JPH11355750A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15592108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10154797A Pending JPH11355750A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 光catvシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11355750A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004120694A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Synclayer Inc | 光伝送装置、中継装置及びそれを用いた光伝送システム |
JP2008148306A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-26 | Nec Lab America Inc | 光源なしの光ネットワークユニットを有する波長分割多重パッシブ光ネットワークアーキテクチャ |
JP2009296486A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | Pon放送システムおよびpon放送方法 |
WO2020158911A1 (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-06 | 日本電信電話株式会社 | 光伝送システム、及びキャリア監視装置 |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP10154797A patent/JPH11355750A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004120694A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Synclayer Inc | 光伝送装置、中継装置及びそれを用いた光伝送システム |
JP2008148306A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-26 | Nec Lab America Inc | 光源なしの光ネットワークユニットを有する波長分割多重パッシブ光ネットワークアーキテクチャ |
JP2009296486A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | Pon放送システムおよびpon放送方法 |
WO2020158911A1 (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-06 | 日本電信電話株式会社 | 光伝送システム、及びキャリア監視装置 |
JP2020127092A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | 日本電信電話株式会社 | 光伝送システム、及びキャリア監視装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5107360A (en) | Optical transmission of RF subcarriers in adjacent signal bands | |
CA1107821A (en) | Digital frequency-translated, plural-channel vestigial sideband television communication system | |
JP3003575B2 (ja) | サブキャリア多重信号の光伝送方法と光伝送装置 | |
JPH05110513A (ja) | 光通信経路へ振幅変調信号を伝送する方法とその装置 | |
US20070212073A1 (en) | Apparatus, System And Method For Optical Signal Transmission | |
JPH11331089A (ja) | 光伝送システムならびにそれに用いられる光送信装置および光受信装置 | |
AU624208B2 (en) | Broadband optical communication system | |
US5896216A (en) | AM/PM converter and optical signal transmission system | |
US8463124B2 (en) | Passive optical network with sub-octave transmission | |
US6362903B1 (en) | Use of higher order modulation techniques to transmit information on passbands of a dispersion-limited fiber link | |
JP2785456B2 (ja) | サブキャリア多重光伝送方法 | |
JPH11355750A (ja) | 光catvシステム | |
JP3970303B2 (ja) | 光信号送信機 | |
US20130156431A1 (en) | System and method for multiple sub-octave band transmissions | |
JP3339031B2 (ja) | 光伝送装置 | |
JP3371355B2 (ja) | 変調方式変換回路及び光信号伝送装置 | |
JP2775692B2 (ja) | 光通信方式 | |
JP2003198486A (ja) | 双方向光伝送システム及び光送信装置並びに光受信装置 | |
JP4374011B2 (ja) | 光信号送信機及び光信号伝送システム | |
Fent et al. | Distributed CATV inputs in FTTH-PON system | |
JPS63178632A (ja) | 高速広帯域信号の光伝送装置 | |
WO2022185400A1 (ja) | 光送信装置及び送信方法 | |
Freeman et al. | Intermodulation distortion for a hybrid AM-VSB/digital system using a 1.55-μm laser and an optical amplifier | |
JPH1013352A (ja) | 広帯域位相,周波数変調方法及びその装置 | |
Borelli et al. | CATV fibre‐optic supertrunking: A comparison of parameters and topologies using analog and/or digital techniques |