JPH11352363A - 光送受信装置と光送受信装置の組み立て方法 - Google Patents

光送受信装置と光送受信装置の組み立て方法

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JPH11352363A
JPH11352363A JP10160305A JP16030598A JPH11352363A JP H11352363 A JPH11352363 A JP H11352363A JP 10160305 A JP10160305 A JP 10160305A JP 16030598 A JP16030598 A JP 16030598A JP H11352363 A JPH11352363 A JP H11352363A
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JP
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optical
optical fiber
package
signal
monitor
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JP10160305A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Horie
和由 堀江
Yoichi Chokai
洋一 鳥海
Kenichi Okubo
賢一 大久保
Kuninori Shino
邦宣 篠
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光送受信装置の組み立てにおける調整箇所を
減らし、製品のコストを抑えた光送受信装置および光送
受信装置の組み立て方法を提供すること。 【解決手段】 光通信回路における通信回線となる光フ
ァイバ2を接続して、通信しようとする第1光信号を光
ファイバ2に入射させ、この光ファイバ2を介して送ら
れてくる第2光信号を受けるように構成されている光送
受信装置1a,1bであり、パッケージ6と、このパッ
ケージ6内に配置されて、第1光信号を発生し、第2光
信号を受光するための光学手段OPTと、光ファイバ2
を挿入して保持し、かつ光ファイバ2と光学手段OPT
との光学的結合を図る光学素子7が固定されており、光
ファイバ2とパッケージ6内の光学手段OPTとの光学
的結合を図るためにパッケージ6に対して位置調整をし
て固定される保持部Hとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば一芯双方
向光通信用の光送受信装置および光送受信装置の組み立
て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック光ファイバ(POF)の出
現により、光ファイバネットワークを安価に家庭やオフ
ィス内に構築することができるようになった。光ファイ
バネットワークにより、家庭電気製品や情報機器などを
相互に接続することが可能となる。これは、家庭電気製
品の高度利用分野における新規事業の創出につながる。
光通信により信号を伝送する方法として、二本の光ファ
イバのそれぞれ一本を送信用と受信用とに用いる二芯方
式の双方向光通信が通常用いられている。しかし、一本
の光ファイバだけで送受信を行う一芯方式の双方向光通
信は、光ファイバのコストを二芯方式のときと比べて、
半分にすることができる。二芯方式の場合には、送信用
の光ファイバと受信用の光ファイバとに区別されるため
に、光送受信装置と光ファイバとの連結には方向性が生
じることになる。二芯方式の光送受信装置の光ファイバ
接続部は光信号を送信する送信側接続部と光信号を受信
する受信側接続部とのふたつに分かれている。したがっ
て、光信号の送受信を行う場合には、二本の光ファイバ
各々を通る光信号の流れの向きは、必ず一方通行とな
る。つまり、第1の光送受信装置の送信側接続部と、第
1の光送受信装置と光ファイバで接続された第2の光送
受信装置の受信側接続部とが組み合わされる必要があ
る。同様に、第1の光送受信装置の受信側接続部と第2
の光送受信装置の送信側接続部とが光ファイバで接続さ
れる必要がある。これは、使い勝手の上で優れていると
は言えない。一方、一芯方式の双方向光通信の場合に
は、その光ファイバの接続には上述の様な方向性は生じ
ないので、使い勝手が良い。以上の様な理由から、一芯
方式の双方向光通信の優位性が注目される。
【0003】光通信における伝送速度の高速化に伴っ
て、光送受信装置の受光部の面積は小さくなっていく。
受光部の面積が小さい方が受光部の周波数特性が上がる
ためである。ところが、受光部の面積が小さくなると、
光ファイバと受光部との光学的な結合効率が下がり、S
/N(Signal to Noise ratio)
が悪くなってしまう。このS/Nの低下を防止するため
に、光ファイバの端面と受光部との間にレンズなどを用
いて光学的な結合効率を上げる方法がとられる。また、
光信号を光ファイバへ送信する場合にも、光源と光ファ
イバとの結合効率を上げるためにレンズなどが使われ
る。これもS/Nの低下を防止するのが目的である。
【0004】一芯双方向の光通信を実現する光学装置
は、送信部の光学系と受光部の光学系とをひとつに組み
合わせる必要がある。したがって、二芯双方向光送受信
装置の光学装置と比べて、一芯双方向の光送受信装置の
光学装置は複雑になってしまう。光学装置が複雑になる
と、常に同じ品質の光学的特性を満足することが難しく
なる。つまり、組み立ての際に光学的な調整が必要にな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、光ファイバと光
学装置との間に結合レンズを設けて、この結合レンズを
動かすことで、光ファイバと光学装置の光学的な調整が
行われていた。この結合レンズは光送受信装置の筐体に
取り付けられている。ところが、この方式であると結合
レンズの調整を終えた後に、光ファイバ用のコネクタの
位置を決めるために、再度、このコネクタの調整を行わ
なければならなかった。つまり、光学的な調整が結合レ
ンズと光ファイバ用のコネクタの合計2箇所存在してい
た。そのため、従来の光送受信装置では組み立て作業が
複雑になり、その分だけ組み立てコストが高くなってい
た。このことから、光ファイバネットワークにおける一
芯双方向用の光送受信装置の組み立てコストを抑えるた
めには調整箇所をできるだけ減らすことが重要である。
そこで、本発明の目的は光送受信装置の組み立てにおけ
る調整箇所を減らし、製品のコストを抑えた光送受信装
置および光送受信装置の組み立て方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、光通信回路における通信回線となる光ファイバ
を接続して、通信しようとする第1光信号を光ファイバ
に入射させ、この光ファイバを介して送られてくる第2
光信号を受けるように構成されている光送受信装置であ
り、パッケージと、このパッケージ内に配置されて、第
1光信号を発生し、第2光信号を受光するための光学手
段と、光ファイバを挿入して保持し、かつ光ファイバと
光学手段との光学的結合を図る光学素子が固定されてお
り、光ファイバとパッケージ内の光学手段との光学的結
合を図るためにパッケージに対して位置調整をして固定
される保持部と、を備えることを特徴とする光送受信装
置により、達成される。
【0007】本発明では、光通信回路における通信回線
となる光ファイバを接続して通信しようとする第1光信
号を光ファイバに入射させ、この光ファイバを介して送
られてくる第2光信号を受けるように構成されている光
送受信装置であり、パッケージを有し、光学手段は、こ
のパッケージ内に配置されて第1光信号を発生し、第2
光信号を受光するようになっている。保持部は、光ファ
イバを挿入して保持し、かつ保持部には光ファイバと光
学手段との光学的結合を図るレンズが固定されている。
保持部は、光ファイバとレンズが固定されパッケージ内
の光学手段の光学的結合を光学素子を介して図るために
パッケージに対して位置調整をして固定されるものであ
る。これにより、光通信回路における光ファイバネット
ワークでの一芯双方向用の光送受信装置を組み立てる際
に、光ファイバが挿入され保持されレンズが固定されて
いる保持部を、パッケージに対して一度位置調整するだ
けで、光ファイバとパッケージ内の光学手段との光学的
結合を図ることができる。従って、光送受信装置の組み
立て時における調整箇所を減らして、光送受信装置の組
み立てコストを抑えることができる。
【0008】本発明において、好ましくは光ファイバ
は、保持部のコネクタに対して着脱可能に保持されてい
る。本発明において、好ましくは保持部はパッケージの
穴に挿入して固定することができる。本発明において、
好ましくは光学素子はレンズであり、保持部の穴におい
て光ファイバに対面して配置されている。
【0009】上記目的は、本発明にあっては、光通信回
路における通信回線となる光ファイバを接続して、通信
しようとする第1光信号を光ファイバに入射させかつこ
の光ファイバを介して送られてくる第2光信号を受ける
光学手段を備える光送受信装置において光ファイバと光
学手段との間での光学的結合を調整して組み立てる組み
立て方法であり、光学的結合を調整して組み立てようと
する対象となる光送受信装置と、予め光学的結合が調整
ずみの参照用の光送受信装置とを光ファイバで光学的に
接続するための装置の接続ステップと、光ファイバを光
学手段に対して移動することで、対象となる光送受信装
置から発生した第1モニタ光信号を光ファイバを介して
参照用の光送受信装置で受信して、その受信した第1モ
ニタ光信号を最大にする第1モニタ光信号受信ステップ
と、参照用の光送受信装置から発生した第2モニタ光信
号を光ファイバを介して対象となる光送受信装置で受信
して、光ファイバを光学手段に対して移動することで、
その受信した第2モニタ光信号を最大にする第2モニタ
光信号受信ステップと、を有することを特徴とする光送
受信装置の組み立て方法により、達成される。
【0010】本発明では、光送受信装置において光ファ
イバと光学手段との間での光学的結合を調整して組み立
てる際に、装置の接続ステップでは、光学的結合を調整
して組み立てようとする対象となる光送受信装置と、あ
らかじめ光学的結合が調整済みの参照用の光送受信装置
とを光ファイバで光学的に接続する。第1モニタ光信号
受信ステップでは、光ファイバを光学手段に対し移動す
ることで、対象となる光送受信装置から発生した第1モ
ニタ光信号を光ファイバを介して参照用の光送受信装置
で受信して、その受信した第1モニタ光信号を最大にす
る。
【0011】第2モニタ光信号受信ステップでは、光フ
ァイバを光学手段に対し移動することで、参照用の光送
受信装置から発生した第2モニタ光信号を光ファイバを
介して対象となる光送受信装置で受信して、その受信し
た第2モニタ光信号を最大にする。このように第1モニ
タ光信号と第2モニタ光信号をともに最大にすることに
より、光学的結合を調整して組み立てようとする対象と
なる光送受信装置における、光ファイバと光学手段との
間での光学的結合を調整して簡単に組み立てることがで
きる。第1モニタ光信号受信ステップで得られた光ファ
イバの位置と、第2モニタ光信号受信ステップで得られ
た光ファイバの位置は、ある重なり合う範囲を持つの
で、それぞれの光信号の最大値を減らすことはない。
【0012】本発明において、好ましくは対象となる光
送受信装置は、光ファイバと、光ファイバと光学手段と
の光学的結合を図る光学素子を保持する保持部を有し、
光学手段はパッケージ内に配置されており、保持部とと
もに光ファイバをパッケージと光学手段に対して移動
し、第1モニタ光信号と第2モニタ光信号が共に最大に
なった位置で保持部をパッケージに対して固定する。こ
れにより、保持部とともに光ファイバとレンズのような
光学素子を、パッケージと光学手段に対して一度移動す
るだけで、第1モニタ光信号と第2モニタ光信号がとも
に最大になった位置で、保持部をパッケージに対して固
定することで、簡単に光ファイバと光学手段との間での
光学的結合を調整して、組み立てて固定することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0014】図1は本発明の光送受信装置および光送受
信装置の組み立て方法の好ましい実施の形態を適用する
ことができる対象として、たとえばホームネットワーク
の例を示している。家200は外部のネットワーク20
1と通信ケーブル202や人工衛星203などを介して
結ばれている。家200のなかには、電気機器や情報機
器などが配置されている。ホームサーバ205は外部ネ
ットワーク201からの情報を蓄積するためのものであ
る。家庭内の機器はホームサーバ205にアクセスする
ことで、いつでも素早く最新の情報をダウンロードする
ことができる。セットトップボックス210はアンテナ
204を介して人工衛星203からの情報をデータ処理
するためのものである。
【0015】図1の家200の中にある機器はたとえば
次のものである。TV受像機(テレビジョンセット)2
11、ビデオカメラ212、ビデオレコーダ213、プ
リンタ・ファクシミリ214、コンピュータ215、デ
ィジタルスチルカメラ216などである。これらは光フ
ァイバにより相互に光学的に接続されていて、ホームネ
ットワークを介してそれぞれ互いに遠隔操作ができるよ
うになっている。
【0016】図2は、図1に示すホームネットワークの
機器同士が本発明の好ましい実施の形態である第1と第
2光送受信装置1a,1bを介してホームネットワーク
につながれている一例を示している。この第1と第2光
送受信装置1a,1bは、好ましくは一芯双方向光通信
回路に用いられるものであり、光ファイバ2は機器M1
と機器M2との間で光信号の伝送路として使われる。光
送受信装置1a,1bは、これらの機器M1,M2にそ
れぞれ設けられている。これらの機器M1,M2は図1
に示した家200の中の電気機器や情報機器である。光
ファイバ2はたとえばプラスチック光ファイバである。
【0017】図3と図4は、図2の第1光送受信装置1
aを示している。なお第1と第2光送受信装置1a,1
bともに構成は同じなので、ここでは光送受信装置1a
を例に説明する。この光送受信装置1a,1bは光ファ
イバ2を用いて、一芯双方向光通信を行う。この光ファ
イバ2の端部2aは、好ましくは光送受信装置1aの保
持部Hのコネクタ8の穴8aに着脱可能にはめ込むこと
ができる。この光送受信装置1aは、パッケージ(筐
体)6、一芯双方向光通信を実現する光学手段としての
光学部OPT、光ファイバ2と光学部OPTとを光学的
に結合させて結合効率を上げるためのレンズ7、光ファ
イバ2とレンズ7とを保持する保持部H等を有してい
る。
【0018】図4に示すように、光学部OPTは、発光
手段としてのレーザ発光源3、送受信の光路を分ける部
分反射ミラー4、受光手段としてのフォトダイオード5
から成り立っている。レーザ発光源3は、パッケージ6
内のホルダー3aにより固定されている。レーザ発光源
3の光軸は図4において水平方向である。このレーザ発
光源3は、たとえば650nmの波長のレーザ光Lを発
光する半導体レーザであり、このレーザ光Lはこれから
送信しようとする第1光信号S1である。このレーザ発
光源3の駆動は図示しないレーザ発光駆動回路により行
われ、このレーザ発光駆動回路が第1光信号S1を発光
するようにレーザ発光源3を駆動する。部分反射ミラー
4はフォトダイオード5の上部区間に45°の角度で配
置されている。フォトダイオード5はパッケージ6の内
底面に固定されている。
【0019】パッケージ6は図3に示すようにたとえば
直方体形のものであり上部の中央に穴6Aが形成されて
いる。保持部Hは、コネクタ8とリング状のストッパS
Pと、結合レンズ7を有する。穴8aはコネクタ8に円
筒形に形成されており、この穴8aには光ファイバ2の
端部2aが挿入される。この端部2aはストッパSPで
その挿入位置が決まる。結合レンズ7は、コネクタ8の
穴8Bに固定されている。すでに結合レンズ7と光ファ
イバ2の端部2aの光学的結合のための位置調整は完了
している。パッケージ6の穴6A、コネクタ8の穴8
b、8aは同芯状に形成されている。
【0020】次に、図2および図3を用いて、光送受信
装置1aの光学部OPTにおける第1光信号S1と第2
光信号S2とを用いた光送受信動作について説明する。
レーザ発光源3が発光した第1光信号S1は、部分反射
ミラー4の部分反射膜4aで反射される。反射されるこ
とにより第1光信号S1の光線B1は、結合レンズ7に
入射する。入射した光線B1は、結合レンズ7により集
光されながら光ファイバ2の端面2bのコア領域に入射
する。
【0021】一方、対向する光送受信装置1bから光フ
ァイバ2を介して送られてくる第2光信号S2は、光フ
ァイバ2の端面2bから出射される。出射された第2光
信号S2の光線B2は、結合レンズ7および部分反射ミ
ラー4を透過し、フォトダイオード5に入射する。これ
らの送受信動作を高いS/Nで行うためには、光学部O
PTと光ファイバ2と結合レンズ7の光学的な条件が最
適化されていることが不可欠である。図4では光学部O
PTから出射される光線B1の中心と光ファイバ2の中
心軸と結合レンズの中心の3つの中心は軸CLで一致し
ている。したがって、光学的な結合状態は最適なものに
なっている。これは、コネクタ8の位置を光学部OPT
に合わせて調整しているからである。
【0022】次に、図4を用いて、このコネクタ8の調
整方法について説明する。図4において光ファイバ2の
中心軸と結合レンズ7の中心軸は、コネクタ8の中心軸
CCLと一致するように組み立てられている。これら3
つの中心軸を一致させることは、たとえばボール盤のよ
うな工作機械を用いれば容易に作ることが可能である。
結合レンズ7をコネクタ8のレンズ鏡筒部7a(穴8b
に相当)に入れて、接着して固定するだけで結合レンズ
7の中心軸と光ファイバ2の中心軸とが一致したコネク
タ8を生産することができる。
【0023】レーザ発光源3から出射される第1光信号
S1の光線Lの強度中心の光軸が図5に示すようにLC
Lとする。この光軸LCLはいくつかの理由でパッケー
ジ6から出射する位置が変化することがある。その理由
は例えば、部分反射ミラー4の位置が図6に示すHT方
向(水平方向)に沿った範囲で、取り付け誤差が生じる
と光軸LCLも図6に示した範囲を移動することにな
る。同様に、図7に示すようにレーザ発光源3の取り付
け位置がC方向(垂直方向)に沿って変化した場合にも
光軸LCLの位置が変化することになる。図6と図7に
示す光軸LCLのずれをコネクタ8をパッケージ6と光
学部OPTに対して動かすことで吸収することが本発明
の1つの目的である。
【0024】図4の保持部Hのコネクタ8の調整方法の
説明に戻る。このコネクタ8の調整はいわゆる「アクテ
ィブ・アラインメント」で行う。「アクティブ・アライ
ンメント」とは、レーザ発光源3を発光させ、フォトダ
イオード5を受信状態にして、光学部OPTとパッケー
ジ6に対する保持部Hのコネクタ8の位置の調整を行う
方法である。図8はアクティブ・アラインメントを行う
ための調整システムの説明図である。この調整システム
では、参照となる光送受信装置101と、これからコネ
クタ8の調整を行う光送受信装置1aとで、第1モニタ
光信号MS1および第2モニタ光信号MS2のやりとり
を行うことで、コネクタ8の調整の状況を調整者がモニ
タすることができる。
【0025】以下に、図3、図4、図8を用いて、コネ
クタ8の調整の詳しい動作説明をする。光学的結合の調
整をこれから行なおうとする光送受信装置1aは駆動回
路DRにより作動される。つまり、駆動回路DRは、レ
ーザ発光源3に第1モニタ光信号MS1を発光させ、フ
ォトダイオード5を受信状態にさせている。一方、参照
用光送受信装置101も同様に、モニタ回路MDRによ
り作動される。つまり、モニタ回路MDRは、レーザ発
光源103にモニタ光信号MS2を発光させ、フォトダ
イオード105を受信状態にさせている。参照用の光送
受信装置101は、あらかじめ適切に組み立てられてい
るため、最適な光学的な条件を得ることができる。
【0026】ここで、図8〜図10を参照して、光学的
結合を調整して組み立てようとする対象となる光送受信
装置1aに関して、光ファイバ2と光学部OPTの光学
的結合の調整方法の例について説明する。図8に示すよ
うに、光学的結合を調整して組み立てようとする対象と
なる光送受信装置1aと、参照用の光送受信装置101
を用意し、さらに駆動回路DR、オシロスコープOSC
およびモニタ回路MDRを用意する。
【0027】まず調整に際しては、パッケージ6の上に
保持部Hが置かれており、保持部Hはパッケージ6の上
に対して仮止めされている。保持部Hは、パッケージ6
に対して図8に示すD1,D2およびD3,D4の方向
に適宜移動することにより位置調整を行う。このような
4つの方向へ保持部Hを微小に移動する装置としては、
たとえば図9のような移動装置300を用いることがで
きる。移動装置300は、2つのモータ301,303
と、2つのスプリング305,307を有している。モ
ータ301の送りねじ301Aが回転すると、移動体3
01BがD1方向またはD2方向に微小移動する。同様
にしてモータ303が作動すると、送りねじ303Aが
回転してこの送りねじ303Aの回転により移動体30
3BがD3あるいはD4の方向に微小移動する。モータ
301が作動することでスプリング305の力に抗し
て、保持部Hをパッケージ6に対してD1あるいはD2
の方向に微小移動して位置決めすることができる。同様
にしてモータ303が作動することにより、スプリング
307の力に抗して保持部Hをパッケージ6に対して微
小移動して位置決めすることができる。保持部Hがパッ
ケージ6から浮かないようにするために、保持部Hは固
定部309のスプリング310によりパッケージ側に軽
く押されている。
【0028】図8に示すように、調整しようとする対象
となる光送受信装置1aと、参照用の光送受信装置10
1は、対面して配置され、図10の装置の接続ステップ
ST1において光ファイバ2により光学的に結合され
る。光送受信装置1aのレーザ発光源3からは、第1モ
ニタ光信号MS1(第1光信号S1に相当)が光ファイ
バ2を通して参照用の光送受信装置101側に送られ
る。同様にして参照用の光送受信装置のレーザ光源10
3からは、ハーフミラー104とレンズ107を介して
第2モニタ光信号MS2が光ファイバ2を通して光送受
信装置1a側に送られる。
【0029】参照用の光送受信装置101は、パッケー
ジ101Aの中に、フォトダイオード105、ハーフミ
ラー104、レーザ光源103およびレンズ107を有
している。駆動回路DRは、レーザ発光源3を駆動させ
てレーザ光を発生させるとともにフォトダイオード5で
受光する光を電気信号DETに変換する。モニタ回路M
DRは、参照用の光送受信装置101のレーザ光源10
3を駆動して第2モニタ光信号MS2を発生させるとと
もに、フォトダイオード105で受信する第1モニタ光
信号MS1を、電気信号SENに変換する。これら電気
信号DETと電気信号SENは、オシロスコープOSC
に送られるようになっている。
【0030】図10のステップST2では、第1モニタ
光信号受信ステップが開始する。すなわち、図9に示す
ような移動装置300を用いて、図8の保持部Hがパッ
ケージ6に対してD1〜D4のいずれか少なくとも1つ
の方向に移動されることにより、光送受信装置1aから
光ファイバ2に送信される第1モニタ光信号MS1の光
量が変化する。この第1モニタ光信号MS1の光量の変
化量は、参照用の光送受信装置101のフォトダイオー
ド105で検知することができる。これにより、モニタ
回路MDRは、この第1モニタ光信号MS1の変化量を
電気信号SENに信号化して、オシロスコープOSCに
送る。
【0031】一方、図10のステップST3では、参照
用の光送受信装置101から光ファイバ2を介して送ら
れてくる第2モニタ光信号MS2の受光光量も、図9の
移動装置300を用いて上述したように図8の保持部H
をパッケージ6に対して移動することによりフォトダイ
オード5において変化する。この第2モニタ光信号MS
2の変化量は、駆動回路DRで電気信号DETに信号化
される。この変化した電気信号DETと、電気信号SE
NはともにオシロスコープOSCでモニタすることがで
きる。
【0032】電気信号SENと電気信号DETが、とも
に最大になるように、オペレータがオシロスコープOS
Cを見ながら、保持部Hのパッケージ6に対する位置を
移動しながら調整する。このように電気信号SENと電
気信号DETがともに最大になるように、保持部Hの位
置を調整するのは、光信号の送受信を高いS/Nで行な
える様にするためである。
【0033】図10のステップST2の第1モニタ光信
号受信ステップと、ステップST3の第2モニタ光信号
受信ステップは同時又はどちらかを先に行って両モニタ
作業が終了して、保持部Hのパッケージ6に対する最適
な位置が決まったら、図10のステップST4において
その位置で、たとえば紫外線硬化樹脂(UV樹脂)のよ
うな接着剤を用いて、保持部Hはパッケージ6に対して
固定される。このパッケージ6と保持部Hの固定方式と
しては、UV接着剤に限らず、他の種類の接着剤を用い
てもよい。このような接着剤は、あらかじめ保持部Hと
パッケージ6の間に塗布しておくのが望ましい。しかし
接着剤を用いるのに限らず、他の種類の固定手段たとえ
ばねじ等を用いることも可能である。
【0034】いずれにしても上述したような図10に示
すようなステップST1(装置の接続ステップ)、ステ
ップST2(第1モニタ光信号受信ステップ)、ステッ
プST3(第2モニタ光信号受信ステップ)、そしてス
テップST4(接着)を行うことにより、保持部Hの光
ファイバ2と、パッケージ6内の光学手段OPTの光学
的な正確な結合調整を行ないながら組み立てを行うこと
ができる。
【0035】光ファイバ2としては、たとえば、プラス
チック光ファイバなどが用いられる。このプラスチック
光ファイバの特性の一例を示す。図11はプラスチック
光ファイバの特性の一例を示しており、光ファイバの外
径は、たとえば1000μmであり、内訳はコア径が9
80μmで残りをクラッド層が占める。被覆外径は2.
2mmで、被覆材質はポリエチレンである。一般に光フ
ァイバは屈折率の高いコアと屈折率の低いクラッドから
構成されていて、コアとクラッドとの境界で全反射を繰
返しながら光を伝搬させる。光ファイバのクラッドの外
周囲は上述したポリエチレンのような被覆材質で作られ
たジャケットで覆われている。レーザ発光源の光の波長
が650nmの単色平行光である場合には、光ファイバ
2の伝送損失はたとえば14dB/100mであり、そ
の帯域は160MHzである。
【0036】図12には、その光ファイバの損失スペク
トルの例を示しており、この中で励振NA=0.1と
は、第1光信号を開口数NA=0.1で光ファイバの端
面に入射させたという意味である。伝送損失は、波長4
50nmから600nm、そして650nmのところで
比較的小さく抑えることができる。
【0037】次に、本発明の別の実施例の形態について
説明する。なお、以下に説明する本発明の別の実施の形
態については図1〜図7の実施の形態と異なる部分を説
明し、図1〜図7に示す実施の形態と同様の箇所には同
じ符号を記して、その説明を援用する。
【0038】図13の光送受信装置1a(1b)用のコ
ネクタ8は、光ファイバ2が着脱可能なのではなく、結
合レンズ7まで含めた保持部Hのコネクタ8とパッケー
ジ6とが着脱可能なものを示している。つまり、コネク
タ8はパッケージ6の穴6Dにはめこむことができる。
図5に示した光送受信装置1から出射される光軸LCL
の位置を精度良く設計値に合わせることのできる場合
に、この方式が実現できる。この方式は例えば光送受信
装置の光学部を変えることなく、光ファイバのコア径を
変えたい場合に有利である。すなわち、結合レンズを変
えることで最適な結合効率が得られるからである。本発
明では、一芯双方向光通信の分野において、光ファイバ
のコネクタと結合レンズとを一体化させたことで、光送
受信装置の光学部と光ファイバとの光学的結合の調整を
容易にできる。
【0039】本発明は上記実施の形態に限定されない。
上述した実施の形態では、光ファイバ2と光送受信装置
の光学部OPTとの結合をレンズ7を用いた。しかし、
例えばホログラム素子を用いることで代用することもで
きる。また、本発明である光送受信装置が家庭内のLA
N(Local AreaNetowork)、つまり
ホームネットワークやオフィスLANに用いられた例を
示した。しかし、これに限らず、自動車や飛行機などの
移動体内における各種情報のやり取りを行うための通信
系統等にも本発明を適用することができる。
【0040】発光手段として、レーザ発光源を用いてい
るが、そのレーザ発光源の使用する波長は、650nm
に限らず他の波長領域を用いることももちろん可能であ
る。そして、発光手段としてはレーザ発光源に限らず他
の種類の発光源を用いることももちろん可能である。光
ファイバをパッケージに対して取り付ける場合に、光フ
ァイバの軸方向に光ファイバが動かないようにする保持
手段をパッケージに設けることはもちろんである。光送
受信装置だけでなく、例えば調整を要する何らかの光学
装置と光ファイバなどの光導波路などと光学的に結合す
る際にも本発明を利用することが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光送受信装置の組み立てにおける調整箇所を減らし、製
品のコストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた光送受信装置が適用できる一例
として、家庭内における情報機器や電気機器に用いられ
ている例を示す図。
【図2】本発明の光送受信装置の好ましい実施の形態が
機器と機器との間に配置されている一例を簡単に示す
図。
【図3】本発明の光送受信装置の好ましい実施の形態を
示す斜視図。
【図4】本発明の光送受信装置の好ましい実施の形態を
示す断面図。
【図5】図4の実施の形態において、コネクタの中心と
発光源の光軸とがずれた場合を示す図。
【図6】図4の実施の形態において、折曲げミラーの位
置ずれによる光軸の変化を示す図。
【図7】図4の実施の形態において、発光源の位置ずれ
による光軸の変化を示す図。
【図8】アクティブ・アラインメントを行う調整システ
ムを示す図。
【図9】光送受信装置の組み立て調整例を示す図。
【図10】光送受信装置の組み立て調整を示すフロー
図。
【図11】光ファイバの特性の一例を示す図。
【図12】光ファイバの損失スペクトルの一例を示す
図。
【図13】本発明の光送受信装置の別の実施の形態を示
す図。
【符号の説明】
1a,1b・・・調整しようとする光送受信装置、2・
・・光ファイバ、3・・・発光手段、4・・・折曲げミ
ラー、5・・・フォトダイオード(受光手段)、6・・
・パッケージ、7・・・結合レンズ(光学素子)、8・
・・コネクタ、101・・・参照用の光送受信装置、3
00・・・保持部の移動装置、H・・・保持部、OPT
・・・光学部(光学手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠 邦宣 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光通信回路における通信回線となる光フ
    ァイバを接続して、通信しようとする第1光信号を光フ
    ァイバに入射させ、この光ファイバを介して送られてく
    る第2光信号を受けるように構成されている光送受信装
    置であり、 パッケージと、 このパッケージ内に配置されて、第1光信号を発生し、
    第2光信号を受光するための光学手段と、 光ファイバを挿入して保持し、かつ光ファイバと光学手
    段との光学的結合を図る光学素子が固定されており、光
    ファイバとパッケージ内の光学手段との光学的結合を図
    るためにパッケージに対して位置調整をして固定される
    保持部と、を備えることを特徴とする光送受信装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバは、保持部のコネクタに対し
    て着脱可能に保持される請求項1に記載の光送受信装
    置。
  3. 【請求項3】 保持部はパッケージの穴に挿入して固定
    する請求項1に記載の光送受信装置。
  4. 【請求項4】 光学素子はレンズであり、保持部の穴に
    おいて光ファイバに対面して配置されている請求項1に
    記載の光送受信装置。
  5. 【請求項5】 光通信回路における通信回線となる光フ
    ァイバを接続して、通信しようとする第1光信号を光フ
    ァイバに入射させかつこの光ファイバを介して送られて
    くる第2光信号を受ける光学手段を備える光送受信装置
    において光ファイバと光学手段との間での光学的結合を
    調整して組み立てる組み立て方法であり、 光学的結合を調整して組み立てようとする対象となる光
    送受信装置と、予め光学的結合が調整ずみの参照用の光
    送受信装置とを光ファイバで光学的に接続するための装
    置の接続ステップと、 光ファイバを光学手段に対して移動することで、対象と
    なる光送受信装置から発生した第1モニタ光信号を光フ
    ァイバを介して参照用の光送受信装置で受信して、その
    受信した第1モニタ光信号を最大にする第1モニタ光信
    号受信ステップと、 参照用の光送受信装置から発生した第2モニタ光信号を
    光ファイバを介して対象となる光送受信装置で受信し
    て、光ファイバを光学手段に対して移動することで、そ
    の受信した第2モニタ光信号を最大にする第2モニタ光
    信号受信ステップと、を有することを特徴とする光送受
    信装置の組み立て方法。
  6. 【請求項6】 対象となる光送受信装置は、光ファイバ
    と、光ファイバと光学手段との光学的結合を図るレンズ
    を保持する保持部を有し、光学手段はパッケージ内に配
    置されており、保持部とともに光ファイバをパッケージ
    と光学手段に対して移動し、第1モニタ光信号と第2モ
    ニタ光信号が共に最大になった位置で保持部をパッケー
    ジに対して固定する請求項5に記載の光送受信装置の組
    み立て方法。
JP10160305A 1998-06-09 1998-06-09 光送受信装置と光送受信装置の組み立て方法 Pending JPH11352363A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1325950C (zh) * 2003-09-22 2007-07-11 捷耀光通讯股份有限公司 双向光收发模组的固定结构
JP2008026406A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Hamamatsu Photonics Kk 光リンクモジュールおよびその製造方法
US7606499B2 (en) 2005-08-01 2009-10-20 Massachusetts Institute Of Technology Bidirectional transceiver assembly for POF application

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