JPH11350879A - 複数のセグメントから成る切削リングを備えた、トンネル掘削機用のロ―ラビット - Google Patents
複数のセグメントから成る切削リングを備えた、トンネル掘削機用のロ―ラビットInfo
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- JPH11350879A JPH11350879A JP11131694A JP13169499A JPH11350879A JP H11350879 A JPH11350879 A JP H11350879A JP 11131694 A JP11131694 A JP 11131694A JP 13169499 A JP13169499 A JP 13169499A JP H11350879 A JPH11350879 A JP H11350879A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B10/00—Drill bits
- E21B10/08—Roller bits
- E21B10/20—Roller bits characterised by detachable or adjustable parts, e.g. legs or axles
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B10/00—Drill bits
- E21B10/08—Roller bits
- E21B10/10—Roller bits with roller axle supported at both ends
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B10/00—Drill bits
- E21B10/46—Drill bits characterised by wear resisting parts, e.g. diamond inserts
- E21B10/50—Drill bits characterised by wear resisting parts, e.g. diamond inserts the bit being of roller type
- E21B10/52—Drill bits characterised by wear resisting parts, e.g. diamond inserts the bit being of roller type with chisel- or button-type inserts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローラビットの修理に要する手間、コスト及
び時間を短縮する。 【解決手段】 ローラベース体4と少なくとも1つの切
削リング1とを備えている形式の、トンネル掘削機用の
ローラビットにおいて、切削リング1が複数の個々のセ
グメント2から成っており、該セグメントがローラベー
ス体4に別体として交換可能に配置されている。
び時間を短縮する。 【解決手段】 ローラベース体4と少なくとも1つの切
削リング1とを備えている形式の、トンネル掘削機用の
ローラビットにおいて、切削リング1が複数の個々のセ
グメント2から成っており、該セグメントがローラベー
ス体4に別体として交換可能に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機用
のローラビット(Rollenmeissel)に関する。
のローラビット(Rollenmeissel)に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のトンネル掘削機は切削ヘッドとロ
ーラビットとを備えており、ローラビットには、例えば
ビットである切削エレメントを備えた切削リングが設け
られていて、この切削リングは1つの部分から成ってい
る。この切削リングは切削本体にプラス嵌め、締まり嵌
めによって又は固定リング及び溝を用いて固定されてい
る。さらに、切削リングのない切削ローラも公知であ
り、このような切削ローラでは、ビットが直接ローラビ
ットのベース体にろう接又は収縮固定されている。切削
リング及び、ビットを備えた切削ローラは、種々様々な
形状を有することができる。
ーラビットとを備えており、ローラビットには、例えば
ビットである切削エレメントを備えた切削リングが設け
られていて、この切削リングは1つの部分から成ってい
る。この切削リングは切削本体にプラス嵌め、締まり嵌
めによって又は固定リング及び溝を用いて固定されてい
る。さらに、切削リングのない切削ローラも公知であ
り、このような切削ローラでは、ビットが直接ローラビ
ットのベース体にろう接又は収縮固定されている。切削
リング及び、ビットを備えた切削ローラは、種々様々な
形状を有することができる。
【0003】公知の構成における欠点としては次のこと
が挙げられる。すなわち公知の構成では、たとえ切削リ
ングの一部だけしか修理の必要がない場合でも、修理が
必要な場合には、ローラビット全体又はその切削リング
を全体的に交換しなくてはならない。その結果長い修理
時間と材料技術的にかなりの費用がかかってしまう。そ
れというのは、このような修理を行うためには、ローラ
ビットをドリルヘッドから完全に外さねばならないから
である。
が挙げられる。すなわち公知の構成では、たとえ切削リ
ングの一部だけしか修理の必要がない場合でも、修理が
必要な場合には、ローラビット全体又はその切削リング
を全体的に交換しなくてはならない。その結果長い修理
時間と材料技術的にかなりの費用がかかってしまう。そ
れというのは、このような修理を行うためには、ローラ
ビットをドリルヘッドから完全に外さねばならないから
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式のトンネル掘削機用のローラビッ
トを改良して、先行技術における欠点を排除すること、
すなわちローラビットの修理に要する手間、コスト及び
時間を短縮することである。
は、冒頭に述べた形式のトンネル掘削機用のローラビッ
トを改良して、先行技術における欠点を排除すること、
すなわちローラビットの修理に要する手間、コスト及び
時間を短縮することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、ローラベース体と少なくとも1つ
の切削リングとを備えている形式の、トンネル掘削機用
のローラビットにおいて、切削リングが複数の個々のセ
グメントから成っており、該セグメントがローラベース
体に別体として交換可能に配置されている。
に本発明の構成では、ローラベース体と少なくとも1つ
の切削リングとを備えている形式の、トンネル掘削機用
のローラビットにおいて、切削リングが複数の個々のセ
グメントから成っており、該セグメントがローラベース
体に別体として交換可能に配置されている。
【0006】
【発明の効果】本発明のように、切削リングが少なくと
も2つのセグメントから成っていて、該セグメントがロ
ーラベース体に交換可能に取り付けられていることによ
って、切削リング自体又は切削リングの摩耗した部分を
セグメント毎に交換することが可能になり、したがって
従来必要であった、ドリルヘッドからのローラビット全
体の取外し及び取付けが不要になり、これに伴ってロー
ラビット全体の搬送コストもかからなくなる。さらに、
切削リングのセグメントを現場において交換することが
できることに基づいて、修理時間が短縮されることによ
り、掘削にかかる時間全体が短くなる。さらにまた材料
コストも低減される。
も2つのセグメントから成っていて、該セグメントがロ
ーラベース体に交換可能に取り付けられていることによ
って、切削リング自体又は切削リングの摩耗した部分を
セグメント毎に交換することが可能になり、したがって
従来必要であった、ドリルヘッドからのローラビット全
体の取外し及び取付けが不要になり、これに伴ってロー
ラビット全体の搬送コストもかからなくなる。さらに、
切削リングのセグメントを現場において交換することが
できることに基づいて、修理時間が短縮されることによ
り、掘削にかかる時間全体が短くなる。さらにまた材料
コストも低減される。
【0007】切削リングのセグメントは成形ガイドもし
くは形状ガイドを用いて、形状結合的に、有利には鳩尾
状ガイド又はT溝又は嵌合部材で、ローラベース体に位
置を規定されて配置され、そして螺合可能なセグメント
保持部材及び/又はねじ山付リングを用いてローラベー
ス体と結合されていると、有利である。
くは形状ガイドを用いて、形状結合的に、有利には鳩尾
状ガイド又はT溝又は嵌合部材で、ローラベース体に位
置を規定されて配置され、そして螺合可能なセグメント
保持部材及び/又はねじ山付リングを用いてローラベー
ス体と結合されていると、有利である。
【0008】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
態を説明する。
【0009】図1には、4つのセグメント2から成る切
削リング1が例示されている。しかしながら本発明によ
ればセグメント2の数は、2つのセグメント2とその都
度の使用例に相応してそれよりも多くのセグメント2と
の間で選択することができる。切削リング1もしくはセ
グメント2の外周部には、切削エレメント3例えば硬質
合金ビットが挿入されている。切削リング1は、該切削
リング1が1条、2条又は多条に設けられているよう
に、配置されることができる。すなわち選択的に複数の
切削リング1を互いに平行に並べて、図2以下の図面に
示されているローラベース体4に配置することが可能で
ある。さらに付言すれば、この場合切削リング1の直径
は図示されていない形式で第1の切削リングから後続の
切削リングにまで上昇するように段付けされて選択する
ことが可能であり、その結果切削ロールは円錐形の構成
を有するようになる。
削リング1が例示されている。しかしながら本発明によ
ればセグメント2の数は、2つのセグメント2とその都
度の使用例に相応してそれよりも多くのセグメント2と
の間で選択することができる。切削リング1もしくはセ
グメント2の外周部には、切削エレメント3例えば硬質
合金ビットが挿入されている。切削リング1は、該切削
リング1が1条、2条又は多条に設けられているよう
に、配置されることができる。すなわち選択的に複数の
切削リング1を互いに平行に並べて、図2以下の図面に
示されているローラベース体4に配置することが可能で
ある。さらに付言すれば、この場合切削リング1の直径
は図示されていない形式で第1の切削リングから後続の
切削リングにまで上昇するように段付けされて選択する
ことが可能であり、その結果切削ロールは円錐形の構成
を有するようになる。
【0010】図2には、ローラベース体4に固定された
2条の切削体の配置形式が断面図で示されている。この
図2から分かるように、ローラベース体4の周囲には、
鳩尾状の切欠きが加工されている。この切欠きは中央領
域において、さらにくさび状に軸線に向かって段付けさ
れている。このくさび状の中央加工部にはねじ山5が設
けられており、このねじ山5には、切削リング1が両側
に加工された鳩尾状ガイドに挿入された後で、ねじ6が
緊締エレメント7を保持するようにねじ込まれている。
この配置形式では両切削リング1は面を介して緊締エレ
メント7によって、鳩尾状ガイドの内面に対して確実か
つ堅固に緊締されている。ねじ6を弛めて緊締エレメン
ト7を外すことによって、切削リング1のセグメント2
は、容易にわずかな手間で現場において取外し可能及び
交換可能である。
2条の切削体の配置形式が断面図で示されている。この
図2から分かるように、ローラベース体4の周囲には、
鳩尾状の切欠きが加工されている。この切欠きは中央領
域において、さらにくさび状に軸線に向かって段付けさ
れている。このくさび状の中央加工部にはねじ山5が設
けられており、このねじ山5には、切削リング1が両側
に加工された鳩尾状ガイドに挿入された後で、ねじ6が
緊締エレメント7を保持するようにねじ込まれている。
この配置形式では両切削リング1は面を介して緊締エレ
メント7によって、鳩尾状ガイドの内面に対して確実か
つ堅固に緊締されている。ねじ6を弛めて緊締エレメン
ト7を外すことによって、切削リング1のセグメント2
は、容易にわずかな手間で現場において取外し可能及び
交換可能である。
【0011】図3にはねじ結合部を備えた3条の切削体
の配置形式が示されている。外側の切削リング1はこの
実施例でも外側に向かって鳩尾状ガイド内に係合してい
て、さらにカラー8を有しており、このカラー8はロー
ラベース体4の外周部に接触している。外側の切削リン
グ1の内方に向かって延びる成形部は、連続的にくさび
状に構成されており、その結果、両側をくさび状に形成
されている中央の切削リング1′は、外側の両切削リン
グ1の間に配置されている。ビット3の受容部の代わり
に、ねじ6のための貫通孔が設けられており、このねじ
6によって外側の切削リング1は中央の切削リング1′
を介して、ローラベース体4の鳩尾状ガイドに堅固にか
つ確実に緊締される。緊締リング1,1′の形状によっ
てこの場合個々のセグメント2は固定されている。
の配置形式が示されている。外側の切削リング1はこの
実施例でも外側に向かって鳩尾状ガイド内に係合してい
て、さらにカラー8を有しており、このカラー8はロー
ラベース体4の外周部に接触している。外側の切削リン
グ1の内方に向かって延びる成形部は、連続的にくさび
状に構成されており、その結果、両側をくさび状に形成
されている中央の切削リング1′は、外側の両切削リン
グ1の間に配置されている。ビット3の受容部の代わり
に、ねじ6のための貫通孔が設けられており、このねじ
6によって外側の切削リング1は中央の切削リング1′
を介して、ローラベース体4の鳩尾状ガイドに堅固にか
つ確実に緊締される。緊締リング1,1′の形状によっ
てこの場合個々のセグメント2は固定されている。
【0012】図4には2条の切削体の別の実施例が示さ
れており、この実施例ではローラベース体4において鳩
尾状ガイドが下に配置されている。切削リング1のセグ
メント2は両側に鳩尾状ガイドのための切欠きを備えて
おり、その結果セグメント2の内方に向かって延びた面
は、対応成形部を備えた中間リング9を取り囲んでい
る。切削体の組立てのためには、まず初めに下側の切削
リング1がローラベース体4のガイドに接触させられ
る。次いで中間リング9と上側の切削リング1とが接続
される。フラットな側において上からローラベース体4
に螺合される緊締ナット10によって、該緊締ナット1
0が切削リング1のセグメント2を形状結合的(formsc
hluessig)にかつ摩擦結合的(kraftschluessig)に緊
締することにより、セグメント2はローラベース体4に
対して固定される。
れており、この実施例ではローラベース体4において鳩
尾状ガイドが下に配置されている。切削リング1のセグ
メント2は両側に鳩尾状ガイドのための切欠きを備えて
おり、その結果セグメント2の内方に向かって延びた面
は、対応成形部を備えた中間リング9を取り囲んでい
る。切削体の組立てのためには、まず初めに下側の切削
リング1がローラベース体4のガイドに接触させられ
る。次いで中間リング9と上側の切削リング1とが接続
される。フラットな側において上からローラベース体4
に螺合される緊締ナット10によって、該緊締ナット1
0が切削リング1のセグメント2を形状結合的(formsc
hluessig)にかつ摩擦結合的(kraftschluessig)に緊
締することにより、セグメント2はローラベース体4に
対して固定される。
【0013】切削リング1もしくはセグメント2の同様
な固定形式は、図5に示された1条の切削体においても
選択されている。図5の実施例において使用されている
切削リング1はしかしながら個々の切削エレメントを有
しているのではなく、個々のセグメント2をまとめた時
に環状の切削リムを形成している。個々のセグメント2
は同様に緊締ナット10を用いてローラベース体4に保
持されている。
な固定形式は、図5に示された1条の切削体においても
選択されている。図5の実施例において使用されている
切削リング1はしかしながら個々の切削エレメントを有
しているのではなく、個々のセグメント2をまとめた時
に環状の切削リムを形成している。個々のセグメント2
は同様に緊締ナット10を用いてローラベース体4に保
持されている。
【0014】図6及び図7には切削リング1の特別な構
成が示されており、この構成では個々の切削エレメント
3は、セグメント2にろう接又は収縮によって固定され
ているのではなく、セグメント2と解離可能に結合され
ている。これによって、個々のセグメント2の部分的な
摩耗をさらに良好に考慮することができる。すなわちこ
の場合セグメント2全体ではなく、摩耗した切削エレメ
ント3だけを交換することができる。その結果修理及び
保守時間はさらに減じられ、所要材料量もさらに減じら
れる。しかもこれによってローラビットの掘削時間をさ
らに短くすることができる。
成が示されており、この構成では個々の切削エレメント
3は、セグメント2にろう接又は収縮によって固定され
ているのではなく、セグメント2と解離可能に結合され
ている。これによって、個々のセグメント2の部分的な
摩耗をさらに良好に考慮することができる。すなわちこ
の場合セグメント2全体ではなく、摩耗した切削エレメ
ント3だけを交換することができる。その結果修理及び
保守時間はさらに減じられ、所要材料量もさらに減じら
れる。しかもこれによってローラビットの掘削時間をさ
らに短くすることができる。
【0015】図6及び図7に示された実施例では、セグ
メント2との切削エレメント3の着脱可能な結合は、切
削エレメント3がビットシャンク11を備えたビットの
形で形成されていて、ビットシャンク11がセグメント
2の対応する受容部12に係合していることによって、
達成されている。図6及び図7に示された実施例におけ
る切削エレメント3のビットシャンク11は、円筒形に
形成されていて、同様に円筒形の受容部12内において
クランプエレメントによって固定されている。これらの
クランプエレメントは、図示のようにクランプスリーブ
13として、ビットシャンク11に及び/又は受容部1
2に配置されていることができる。切削エレメント3を
解離するために、セグメント2には各受容部12の外側
領域に切欠き16が設けられており、この切欠き16を
通して切削エレメント3の肩部領域14には、適当な工
具を後ろから係合させることができ、そして切削エレメ
ント3を押し出すことができる。
メント2との切削エレメント3の着脱可能な結合は、切
削エレメント3がビットシャンク11を備えたビットの
形で形成されていて、ビットシャンク11がセグメント
2の対応する受容部12に係合していることによって、
達成されている。図6及び図7に示された実施例におけ
る切削エレメント3のビットシャンク11は、円筒形に
形成されていて、同様に円筒形の受容部12内において
クランプエレメントによって固定されている。これらの
クランプエレメントは、図示のようにクランプスリーブ
13として、ビットシャンク11に及び/又は受容部1
2に配置されていることができる。切削エレメント3を
解離するために、セグメント2には各受容部12の外側
領域に切欠き16が設けられており、この切欠き16を
通して切削エレメント3の肩部領域14には、適当な工
具を後ろから係合させることができ、そして切削エレメ
ント3を押し出すことができる。
【0016】切削エレメント3と切削リング1との間に
おける解離可能な結合の別の可能性は、例えば図3に示
されている、円錐形のビットシャンク11と相応に円錐
形の受容部とを備えた形状である。このようにクランプ
作用をもって受容される切削エレメント3は、切削リン
グ1に相応に設けられた孔15を通して交換のために押
し出されることができる。
おける解離可能な結合の別の可能性は、例えば図3に示
されている、円錐形のビットシャンク11と相応に円錐
形の受容部とを備えた形状である。このようにクランプ
作用をもって受容される切削エレメント3は、切削リン
グ1に相応に設けられた孔15を通して交換のために押
し出されることができる。
【0017】また、切削エレメント3を切削リング1に
ねじ込むことも可能であり、そのためにビットシャンク
11と受容部12とには相応なねじ山が設けられてい
る。固定のためにビットシャンク11と受容部12と
は、選択されたすべての結合形式において、固定ピンの
ための互いに合わせられた孔を備えていることができ
る。この構成は、クランプエレメントのない円筒形のビ
ットシャンク11と受容部12とにおけるただ1つの結
合部であってもよい。
ねじ込むことも可能であり、そのためにビットシャンク
11と受容部12とには相応なねじ山が設けられてい
る。固定のためにビットシャンク11と受容部12と
は、選択されたすべての結合形式において、固定ピンの
ための互いに合わせられた孔を備えていることができ
る。この構成は、クランプエレメントのない円筒形のビ
ットシャンク11と受容部12とにおけるただ1つの結
合部であってもよい。
【0018】本発明におけるようにセグメントに分けら
れた切削リング1は、種々様々な材料例えば鋼、鋳鋼、
チルド鋳鉄又は硬質合金から成ることができる。また材
料の組合せも可能であり、例えば切削リング1を鋼から
製造し、これに結合される切削エレメント3を硬質合金
から製造することができる。ビットの形をした切削エレ
メント3では切削エレメント3は一体的に例えば硬質合
金から成っていてもよいし、又は異なった材料例えば鋼
製のビットシャンク11と硬質合金製のビットヘッドと
から成っていてもよい。
れた切削リング1は、種々様々な材料例えば鋼、鋳鋼、
チルド鋳鉄又は硬質合金から成ることができる。また材
料の組合せも可能であり、例えば切削リング1を鋼から
製造し、これに結合される切削エレメント3を硬質合金
から製造することができる。ビットの形をした切削エレ
メント3では切削エレメント3は一体的に例えば硬質合
金から成っていてもよいし、又は異なった材料例えば鋼
製のビットシャンク11と硬質合金製のビットヘッドと
から成っていてもよい。
【図1】4つの切削リングセグメントを備えた切削体の
配置形式を示す図である。
配置形式を示す図である。
【図2】ねじ結合を用いてロールベース体に固定され
た、セグメントに分けられた2条の切削体を示す断面図
である。
た、セグメントに分けられた2条の切削体を示す断面図
である。
【図3】ねじ結合を用いてロールベース体に固定され
た、セグメントに分けられた3条の切削体を示す断面図
である。
た、セグメントに分けられた3条の切削体を示す断面図
である。
【図4】緊締ナットによって固定されていて中間リング
を備えた、セグメントに分けられた2条の切削体を示す
断面図である。
を備えた、セグメントに分けられた2条の切削体を示す
断面図である。
【図5】緊締ナットによって固定された、切削リムを備
えた切削体を示す断面図である。
えた切削体を示す断面図である。
【図6】交換可能な切削エレメントを備えた切削リング
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】図6に示された切削リングを示す平面図であ
る。
る。
1,1′ 切削リング、 2 セグメント、 3 切削
エレメント(ビット)、 4 ローラベース体、 5
ねじ山、 6 ねじ、 7 緊締エレメント、8 カラ
ー、 9 中間リング、 10 緊締ナット、 11
ビットシャンク、 12 受容部、 13 スランプス
リーブ、 14 肩部領域、 15孔、 16 切欠き
エレメント(ビット)、 4 ローラベース体、 5
ねじ山、 6 ねじ、 7 緊締エレメント、8 カラ
ー、 9 中間リング、 10 緊締ナット、 11
ビットシャンク、 12 受容部、 13 スランプス
リーブ、 14 肩部領域、 15孔、 16 切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギュンター フェネル ドイツ連邦共和国 ブルクハウン アウゲ ッツダー シュトラーセ 1 (72)発明者 エルンスト ハイデリッヒ ドイツ連邦共和国 ホーエンローダ シュ タインブルーフ 25 (72)発明者 ベルント リース ドイツ連邦共和国 ヒュンフェルト フェ ルスターシュトラーセ 1 (72)発明者 ラインホルト ヴァルター ドイツ連邦共和国 ロスドルフ ハウプト シュトラーセ 46
Claims (11)
- 【請求項1】 トンネル掘削機用のローラビットであっ
て、ローラベース体(4)と少なくとも1つの切削リン
グ(1)とを備えている形式のものにおいて、切削リン
グ(1)が複数の個々のセグメント(2)から成ってお
り、該セグメントがローラベース体(4)に別体として
交換可能に配置されていることを特徴とする、トンネル
掘削機用のローラビット。 - 【請求項2】 切削リング(1)のセグメント(2)
が、鳩尾状ガイドや嵌合キーのような成形結合部を用い
て、ローラベース体(4)に位置を規定されて配置され
ている、請求項1記載のローラビット。 - 【請求項3】 切削リング(1)のセグメント(2)
が、螺合可能なセグメント保持装置(6,7)を用い
て、ローラベース体(4)と摩擦力結合的に及び/又は
形状結合的に結合されている、請求項1又は2記載のロ
ーラビット。 - 【請求項4】 切削リング(1)のセグメント(2)が
緊締ナット(10)を用いてローラベース体(4)と結
合されている、請求項1から3までのいずれか1項記載
のローラビット。 - 【請求項5】 直径の異なった複数の切削リング(1)
が設けられていて、該切削リングがローラビットに円錐
形の形状を与えている、請求項1から4までのいずれか
1項記載のローラビット。 - 【請求項6】 切削リングが複数の切削エレメント
(3)を有していて、該切削エレメント(3)が切削リ
ング(1)に着脱可能に取り付けられている、請求項1
から5までのいずれか1項記載のローラビット。 - 【請求項7】 切削エレメント(3)が、ビットヘッド
とビットシャンク(11)とを備えたビットとして構成
されており、この場合ビットシャンク(11)が切削リ
ング(1)の受容部(12)において保持されている、
請求項6記載のローラビット。 - 【請求項8】 ビットシャンク(11)及び受容部(1
2)が円錐形に構成されている、請求項7記載のローラ
ビット。 - 【請求項9】 ビットシャンク(11)と受容部(1
2)とが、互いに合わせられたねじ山を備えている、請
求項7記載のローラビット。 - 【請求項10】 ビットシャンク(11)及び受容部
(12)が円筒形に構成されており、ビットシャンク
(11)及び/又は受容部(12)がクランプエレメン
トを有している、請求項7記載のローラビット。 - 【請求項11】 ビットシャンク(11)と受容部(1
2)とが、固定ピンのための互いに合わせられた孔を有
している、請求項7から10までのいずれか1項記載の
ローラビット。
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- 1999-05-12 JP JP11131694A patent/JPH11350879A/ja active Pending
- 1999-05-13 US US09/310,764 patent/US6343842B1/en not_active Expired - Fee Related
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