JPH11350378A - 単列乾燥部を通るウェブを支持するためのドライヤフェルト装置 - Google Patents
単列乾燥部を通るウェブを支持するためのドライヤフェルト装置Info
- Publication number
- JPH11350378A JPH11350378A JP13563099A JP13563099A JPH11350378A JP H11350378 A JPH11350378 A JP H11350378A JP 13563099 A JP13563099 A JP 13563099A JP 13563099 A JP13563099 A JP 13563099A JP H11350378 A JPH11350378 A JP H11350378A
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- Japan
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- dryer
- vacuum
- cfm
- felt
- fabric
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F5/00—Dryer section of machines for making continuous webs of paper
- D21F5/02—Drying on cylinders
- D21F5/04—Drying on cylinders on two or more drying cylinders
- D21F5/042—Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F7/00—Other details of machines for making continuous webs of paper
- D21F7/08—Felts
Landscapes
- Paper (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製紙機械の単列乾燥部において、ウェブがド
ライヤシリンダから真空ロールへ移動されるときにウェ
ブが支持ドライヤフェルトから吹き離されるのを防止す
ること。 【解決手段】 製紙機械の単列乾燥部を通って走行する
ウェブを支持するためのドライヤフェルト装置が開示さ
れている。その装置は、90cfm より大きい通気性をも
つループがけフェルトを有している。
ライヤシリンダから真空ロールへ移動されるときにウェ
ブが支持ドライヤフェルトから吹き離されるのを防止す
ること。 【解決手段】 製紙機械の単列乾燥部を通って走行する
ウェブを支持するためのドライヤフェルト装置が開示さ
れている。その装置は、90cfm より大きい通気性をも
つループがけフェルトを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製紙機械の単列乾
燥部を通って走行するウェブを支持するためのドライヤ
フェルト装置に関する。
燥部を通って走行するウェブを支持するためのドライヤ
フェルト装置に関する。
【0002】より詳細には、本発明は、単列乾燥部の複
数個のドライヤシリンダのまわりを走行するループがけ
フェルトに関する。
数個のドライヤシリンダのまわりを走行するループがけ
フェルトに関する。
【0003】
【従来の技術】製紙を行う場合、プレスされたウェブ
は、単列に配設された複数個のドライヤシリンダのまわ
りを通すことによって残留水分を除去するよう、乾燥部
に搬送される。ベルチャンプ(BelChamp)型乾燥部の出
現によって乾燥速度は大幅に増加された。
は、単列に配設された複数個のドライヤシリンダのまわ
りを通すことによって残留水分を除去するよう、乾燥部
に搬送される。ベルチャンプ(BelChamp)型乾燥部の出
現によって乾燥速度は大幅に増加された。
【0004】より詳細には、ベロイト・テクノロジーズ
社へ譲渡された米国特許第4,934,067号は、単
列型のベルチャンプ型ドライヤを開示しており、毎分1
0,000フィートの乾燥速度を達成することを目論ん
でいる。既に、単列のパイロットマシンで毎分8,00
0フィートの機械速度が達成されつつある。
社へ譲渡された米国特許第4,934,067号は、単
列型のベルチャンプ型ドライヤを開示しており、毎分1
0,000フィートの乾燥速度を達成することを目論ん
でいる。既に、単列のパイロットマシンで毎分8,00
0フィートの機械速度が達成されつつある。
【0005】しかしながら、前述した構成では、相隣る
ドライヤシリンダの極く近くに真空ロールを配設して
も、ウェブがドライヤから真空ロールへ移動されるとき
に、ウェブが支持ドライヤフェルトから吹き離される傾
向がある。
ドライヤシリンダの極く近くに真空ロールを配設して
も、ウェブがドライヤから真空ロールへ移動されるとき
に、ウェブが支持ドライヤフェルトから吹き離される傾
向がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高通気性
(permeability)をもつループがけドライヤフェルトを
設けることにより前記したウェブシートが吹き動かされ
るのを克服する。この高通気性によって、真空ロール内
の真空は、ウェブがドライヤから真空ロールへと通過す
る間、ウェブと反対側のフェルト面に負圧を発生させ
る。
(permeability)をもつループがけドライヤフェルトを
設けることにより前記したウェブシートが吹き動かされ
るのを克服する。この高通気性によって、真空ロール内
の真空は、ウェブがドライヤから真空ロールへと通過す
る間、ウェブと反対側のフェルト面に負圧を発生させ
る。
【0007】従って、本発明の主たる目的は、従来の装
置において発生していた前記問題点を解決し、ウェブの
乾燥技術に大きく貢献するドライヤフェルト装置を提供
することである。
置において発生していた前記問題点を解決し、ウェブの
乾燥技術に大きく貢献するドライヤフェルト装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、製紙機械の単
列乾燥部を通って走行するウェブを支持するためのドラ
イヤフェルト装置に関する。本発明による装置は、90
cfm (cubic feet perminute 毎分当りの立方フィー
ト)より大きい通気性をもつループがけフェルトを有し
ている。
列乾燥部を通って走行するウェブを支持するためのドラ
イヤフェルト装置に関する。本発明による装置は、90
cfm (cubic feet perminute 毎分当りの立方フィー
ト)より大きい通気性をもつループがけフェルトを有し
ている。
【0009】より詳細には、本発明による装置は、15
0cfm より大きい、好ましくは、少くとも600cfm の
通気性をもつドライヤフェルトを有している。
0cfm より大きい、好ましくは、少くとも600cfm の
通気性をもつドライヤフェルトを有している。
【0010】添付図面を用いた以下の説明から当業者は
種々の変形、変更を本発明に対し容易に加えうるであろ
う。しかしながら、そのような変形や変更は本出願の特
許請求の範囲によって限定された本発明の範囲に含まれ
るものである。
種々の変形、変更を本発明に対し容易に加えうるであろ
う。しかしながら、そのような変形や変更は本出願の特
許請求の範囲によって限定された本発明の範囲に含まれ
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図3は、ドライヤシリンダ12
と、隣接する真空ロール14とを有する従来の単列乾燥
部10の一部を示す側面図である。ドライヤシリンダ1
2と真空ロール14の間にはドライヤ織物又はドライヤ
フェルト16が走行しており、そのドライヤシリンダ1
2と真空ロール14の間を移動する間に、ウェブWがそ
の織物16から吹き離されていることを示している。
と、隣接する真空ロール14とを有する従来の単列乾燥
部10の一部を示す側面図である。ドライヤシリンダ1
2と真空ロール14の間にはドライヤ織物又はドライヤ
フェルト16が走行しており、そのドライヤシリンダ1
2と真空ロール14の間を移動する間に、ウェブWがそ
の織物16から吹き離されていることを示している。
【0012】図4は、図3と同様の図面であるが、真空
ロール14がドライヤシリンダ12に近づけられている
のを示している。
ロール14がドライヤシリンダ12に近づけられている
のを示している。
【0013】図1は、図3と同様の図面であるが、真空
ロール14Aがドライヤシリンダ12Aに、より近接さ
れ、かつ、本発明に従って高通気性のフェルトを有して
いる。
ロール14Aがドライヤシリンダ12Aに、より近接さ
れ、かつ、本発明に従って高通気性のフェルトを有して
いる。
【0014】図2は、製紙機械の乾燥部における第1の
ドライヤ部分18を示す側面図である。
ドライヤ部分18を示す側面図である。
【0015】図1に示されているように、製紙機械の単
列乾燥部18を通って走行しているウェブWAをドライ
ヤフェルト装置16Aが支持している。ドライヤフェル
ト装置16Aは、90cfm より大きい通気性をもつルー
プがけされたフェルト16Aを有している。
列乾燥部18を通って走行しているウェブWAをドライ
ヤフェルト装置16Aが支持している。ドライヤフェル
ト装置16Aは、90cfm より大きい通気性をもつルー
プがけされたフェルト16Aを有している。
【0016】本発明の一実施形態において、そのドライ
ヤフェルトの通気性は、少くとも150cfm 、好ましい
実施形態では少くとも600cfm である。
ヤフェルトの通気性は、少くとも150cfm 、好ましい
実施形態では少くとも600cfm である。
【0017】従来のベルチャンプ型のドライヤ部におい
ては、通常、ドライヤフェルトは90cfm より小さい通
気性を有するものであった。このような低通気性の織物
は簡単に詰まって了い、しかも清掃するのが難しいもの
であった。
ては、通常、ドライヤフェルトは90cfm より小さい通
気性を有するものであった。このような低通気性の織物
は簡単に詰まって了い、しかも清掃するのが難しいもの
であった。
【0018】更に、低通気性の織物やフェルトを用いた
場合の問題点は、紙ウェブが真空ロールの上を通過する
ときに紙ウェブの表面に適用される有効な真空が減少す
ることであった。また、低通気性又は閉塞した織物を使
うと、紙ウェブの乾燥速度を低下させた。
場合の問題点は、紙ウェブが真空ロールの上を通過する
ときに紙ウェブの表面に適用される有効な真空が減少す
ることであった。また、低通気性又は閉塞した織物を使
うと、紙ウェブの乾燥速度を低下させた。
【0019】本発明は、少くとも90cfm 、通常は15
0cfm より大きい通気性をもつ開放された織物(open f
abric)又はドライヤフェルトを用いる。更に、パイロッ
ト単列ベルチャンプ型ドライヤ部で試したところ、60
0cfm の高通気性をもつ開放された織物は、ポケット部
分でシートを吹き動かさずに使用可能であることがわか
った。
0cfm より大きい通気性をもつ開放された織物(open f
abric)又はドライヤフェルトを用いる。更に、パイロッ
ト単列ベルチャンプ型ドライヤ部で試したところ、60
0cfm の高通気性をもつ開放された織物は、ポケット部
分でシートを吹き動かさずに使用可能であることがわか
った。
【0020】更に、そのような開放された織物は清掃す
るのが容易であり、また、乾燥速度を増大させることが
可能である。高通気性の織物を使用することによる更な
る利点は、その製造コストが低減されることである。
るのが容易であり、また、乾燥速度を増大させることが
可能である。高通気性の織物を使用することによる更な
る利点は、その製造コストが低減されることである。
【0021】高通気性の織物を用いる利点は、織物が開
放された状態を保ち、清掃が容易であることから、乾燥
部の乾燥能力を高めるので、製紙機械の操業性が改良さ
れることである。
放された状態を保ち、清掃が容易であることから、乾燥
部の乾燥能力を高めるので、製紙機械の操業性が改良さ
れることである。
【0022】本発明は、また、織物とドライヤシリンダ
の間に配置されたウェブ上に、その織物を通過させて加
熱エアを吹き付けるためにエアキャップを組み合せた製
紙機械で受けるような高温に耐えうる高通気性の織物を
採用することも目論んでいる。
の間に配置されたウェブ上に、その織物を通過させて加
熱エアを吹き付けるためにエアキャップを組み合せた製
紙機械で受けるような高温に耐えうる高通気性の織物を
採用することも目論んでいる。
【0023】前記したエアキャップ型乾燥部を用いるこ
とによる利点は、ドライヤ部の長さを減少可能な事で、
これにより投資を節減できることである。更に、このド
ライヤは、乾燥能力が可変であり、これは将来の多品種
機として重要である。エアキャップを用いてウェブシー
トの両面を乾燥させることによって、紙のカールの制御
を良好に行うことができ、かつ、底フェルトがけ部を無
くすることができる。
とによる利点は、ドライヤ部の長さを減少可能な事で、
これにより投資を節減できることである。更に、このド
ライヤは、乾燥能力が可変であり、これは将来の多品種
機として重要である。エアキャップを用いてウェブシー
トの両面を乾燥させることによって、紙のカールの制御
を良好に行うことができ、かつ、底フェルトがけ部を無
くすることができる。
【0024】本発明によるフェルトは、開放された構造
(open structure)を有し、かつ、小さい厚み(lower
caliper)で600cfm の通気性を有するのが好ましい。
(open structure)を有し、かつ、小さい厚み(lower
caliper)で600cfm の通気性を有するのが好ましい。
【0025】本発明による前記織物は、静置型又は回動
する(pivoting)真空ロールをもつ単列乾燥部に用いる
ことができる。
する(pivoting)真空ロールをもつ単列乾燥部に用いる
ことができる。
【0026】また、本発明による織物は、隣接する真空
ロールに近いために負圧を生ずる受身の(passive) 真空
ボックスをもつ単列乾燥部に用いてもよい。
ロールに近いために負圧を生ずる受身の(passive) 真空
ボックスをもつ単列乾燥部に用いてもよい。
【0027】本発明による高通気性の織物を用いた試験
では、ウェブは全てのポケットで毎分3,000フィー
トで良好に走行した。同様に、毎分3,500フィート
では、前記した型式の受身の真空ボックスを組み合せた
ポケットでウェブは良好に走行した。
では、ウェブは全てのポケットで毎分3,000フィー
トで良好に走行した。同様に、毎分3,500フィート
では、前記した型式の受身の真空ボックスを組み合せた
ポケットでウェブは良好に走行した。
【0028】図2に示されているように、第2ドライヤ
24と第3ドライヤ26、及び第3ドライヤ26と第4
ドライヤ28の間のポケットに、それぞれ真空ボックス
20及び22が配設された。第3ポケット内の真空ボッ
クス22は、固定された幾何学的配置のために簡単な設
計のフェルトシールを有していた。
24と第3ドライヤ26、及び第3ドライヤ26と第4
ドライヤ28の間のポケットに、それぞれ真空ボックス
20及び22が配設された。第3ポケット内の真空ボッ
クス22は、固定された幾何学的配置のために簡単な設
計のフェルトシールを有していた。
【0029】第2真空ロール30と第3真空ロール32
における中心軸とシールは、それぞれ、反時計方向に4
インチ及び2.5インチ回転され、真空ボックス22内
により高い真空を与えるようにされた。試験では、90
cfm の通気性をもつ従来のベルチャンプ型の織物と、6
00cfm の通気性をもつ開放された織物とを比較するこ
とが計画された。
における中心軸とシールは、それぞれ、反時計方向に4
インチ及び2.5インチ回転され、真空ボックス22内
により高い真空を与えるようにされた。試験では、90
cfm の通気性をもつ従来のベルチャンプ型の織物と、6
00cfm の通気性をもつ開放された織物とを比較するこ
とが計画された。
【0030】その試験では次の数値が用いられた。
【0031】
【表1】
【0032】上記試験から、90cfm の通気性をもつ従
来のベルチャンプ織物は、毎分3,000フィートの速
度で真空ボックスなしには重大なシート吹き問題を起こ
した。図3に示されているように、ドライヤシリンダ1
2と真空ロール14の間の隙間が増加すると、シートの
はためきとシート吹き問題は更に悪くなった。
来のベルチャンプ織物は、毎分3,000フィートの速
度で真空ボックスなしには重大なシート吹き問題を起こ
した。図3に示されているように、ドライヤシリンダ1
2と真空ロール14の間の隙間が増加すると、シートの
はためきとシート吹き問題は更に悪くなった。
【0033】ドライヤシリンダ12と真空ロール14の
間に0.5インチの間隙をもつ図4に示す小間隙の配置
でもウェブシートWは、織物16から少し離れ、ドライ
ヤシリンダ12につれられようとした。しかしながら、
第2及び第3ポケットでは、ウェブシートは、受け身の
真空ボックス20と22のために、この真空ボックス内
の真空が非常に小さくても良好に走行し、織物16Aに
はり付いた。第2ロール30と第3ロール32内の真空
は、それらのボックス内の低真空が走行性に与える影響
を観察するために変化された。真空ロール30と32内
の真空がゼロでも、真空ボックス20と22内には幾分
かの負圧が存在し、それはウェブシートWAを織物16
Aに対し保持するのに十分であった。
間に0.5インチの間隙をもつ図4に示す小間隙の配置
でもウェブシートWは、織物16から少し離れ、ドライ
ヤシリンダ12につれられようとした。しかしながら、
第2及び第3ポケットでは、ウェブシートは、受け身の
真空ボックス20と22のために、この真空ボックス内
の真空が非常に小さくても良好に走行し、織物16Aに
はり付いた。第2ロール30と第3ロール32内の真空
は、それらのボックス内の低真空が走行性に与える影響
を観察するために変化された。真空ロール30と32内
の真空がゼロでも、真空ボックス20と22内には幾分
かの負圧が存在し、それはウェブシートWAを織物16
Aに対し保持するのに十分であった。
【0034】以上の事は、クロスマシンシールのフォイ
ル効果(foil effect )のせいだと考えられた。真空ロ
ール30と32及び真空ボックス20と22内の真空レ
ベルは表2に示されている。
ル効果(foil effect )のせいだと考えられた。真空ロ
ール30と32及び真空ボックス20と22内の真空レ
ベルは表2に示されている。
【0035】第3の真空ボックス22内の真空は、シー
ルが良いため第2の真空ボックス20より高かった。真
空ボックス20と22内の真空レベルは走行性に影響し
なかった。従って、中心軸とシール回転はボックス内に
より高い真空を得るのに必要がない。引張りの変化は走
行性に対しあまり影響がなかった。
ルが良いため第2の真空ボックス20より高かった。真
空ボックス20と22内の真空レベルは走行性に影響し
なかった。従って、中心軸とシール回転はボックス内に
より高い真空を得るのに必要がない。引張りの変化は走
行性に対しあまり影響がなかった。
【0036】開放された織物16Aでは、閉塞された織
物を使うよりも毎分3,000フィートの機械速度でウ
ェブシートWAは良好に走行した。ドライヤシリンダと
真空ロールの間に3インチの間隙をもつ開放位置での真
空ロールを用いた紙通しは、真空ロールが0.5インチ
間隙の閉じられた位置での真空ロールを使った紙通しと
同様に良好であった。ウェブシートWAは、ポケット3
4,36,38及び40で織物16Aから約3/8イン
チだけ離されたが安定していてはためきは起こさなかっ
た。従って、開放性、即ち通気性又はcfm 値が、ウェブ
シートのはためきを減少させる上で主に影響することが
明らかになった。ウェブシートは、第2ポケットと第3
ポケットで良好に走行し、真空レベルとフェルト張力を
減少させることによってシートのマーキングが減少され
た。
物を使うよりも毎分3,000フィートの機械速度でウ
ェブシートWAは良好に走行した。ドライヤシリンダと
真空ロールの間に3インチの間隙をもつ開放位置での真
空ロールを用いた紙通しは、真空ロールが0.5インチ
間隙の閉じられた位置での真空ロールを使った紙通しと
同様に良好であった。ウェブシートWAは、ポケット3
4,36,38及び40で織物16Aから約3/8イン
チだけ離されたが安定していてはためきは起こさなかっ
た。従って、開放性、即ち通気性又はcfm 値が、ウェブ
シートのはためきを減少させる上で主に影響することが
明らかになった。ウェブシートは、第2ポケットと第3
ポケットで良好に走行し、真空レベルとフェルト張力を
減少させることによってシートのマーキングが減少され
た。
【0037】
【表2】
【0038】機械速度の影響を調べるために、停止の3
0分前に速度が毎分3,500フィートに増加された。
受身でない(non-passive) 真空ボックスポケットでは、
速度が増すとシートの吹き動かされと、はためきが相当
に増加した。受け身の真空ボックスポケットにおける走
行性は速度によって影響されなかった。
0分前に速度が毎分3,500フィートに増加された。
受身でない(non-passive) 真空ボックスポケットでは、
速度が増すとシートの吹き動かされと、はためきが相当
に増加した。受け身の真空ボックスポケットにおける走
行性は速度によって影響されなかった。
【0039】従って、ベルチャンプ又は単列設計で開放
された織物を用いると、ドライヤ部を操作可能な速度が
大きく増加されることが結論された。
された織物を用いると、ドライヤ部を操作可能な速度が
大きく増加されることが結論された。
【図1】本発明による高通気性のドライヤ織物を用いた
場合の、ドライヤシリンダの一部と真空ロールを示す側
面図。
場合の、ドライヤシリンダの一部と真空ロールを示す側
面図。
【図2】本発明によるドライヤ織物を用いた単列乾燥部
の第1のドライヤ部分を示す側面図。
の第1のドライヤ部分を示す側面図。
【図3】ウェブがドライヤ織物から吹き離されている状
態を示す、ドライヤシリンダの一部と真空ロールを示す
側面図。
態を示す、ドライヤシリンダの一部と真空ロールを示す
側面図。
【図4】真空ロールが隣接するドライヤに近づけられて
いる図3と同様の図面。
いる図3と同様の図面。
10 単列乾燥部 12,12A ドライヤシリンダ 14,14A 真空ロール 16,16A ドライヤフェルト(織物) 18 第1のドライヤ部分 20,22 真空ボックス 24 第2ドライヤ 26 第3ドライヤ 28 第4ドライヤ 30 第2真空ロール 32 第3真空ロール 34,36,38,40 ポケット
Claims (4)
- 【請求項1】 90cfm より大きい通気性をもつループ
がけフェルトを有することを特徴とする製紙機械の単列
乾燥部を通って走行するウェブを支持するためのドライ
ヤフェルト装置。 - 【請求項2】 前記通気性が少くとも150cfm である
ことを特徴とする請求項1記載のドライヤフェルト装
置。 - 【請求項3】 前記通気性が少くとも400cfm である
ことを特徴とする請求項1記載のドライヤフェルト装
置。 - 【請求項4】 前記通気性が少くとも600cfm である
ことを特徴とする請求項1記載のドライヤフェルト装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US8238998A | 1998-05-20 | 1998-05-20 | |
US09/082389 | 1998-05-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11350378A true JPH11350378A (ja) | 1999-12-21 |
JP3236997B2 JP3236997B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=22170889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13563099A Expired - Fee Related JP3236997B2 (ja) | 1998-05-20 | 1999-05-17 | 単列乾燥部を通るウェブを支持するためのドライヤフェルト装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0960973B1 (ja) |
JP (1) | JP3236997B2 (ja) |
CA (1) | CA2270755A1 (ja) |
DE (1) | DE69934630T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005026310A1 (de) * | 2005-06-08 | 2006-12-14 | Voith Patent Gmbh | Papiermaschine |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4579771A (en) * | 1984-08-10 | 1986-04-01 | Asten Group, Inc. | Laminated spiral mesh papermakers fabric |
CA1221614A (en) * | 1984-08-10 | 1987-05-12 | Asten, Inc. | Laminated soft faced-spiral woven papermakers fabric |
US4934067A (en) | 1987-02-13 | 1990-06-19 | Beloit Corporation | Apparatus for drying a web |
US5933977A (en) * | 1995-09-12 | 1999-08-10 | Beloit Technologies, Inc. | Curl control with dryer aircaps |
US5709735A (en) * | 1995-10-20 | 1998-01-20 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | High stiffness nonwoven filter medium |
US5873180A (en) * | 1996-09-25 | 1999-02-23 | Beloit Technologies, Inc. | Papermaking dryer section with partitioned vacuum box for threading |
-
1999
- 1999-05-04 CA CA 2270755 patent/CA2270755A1/en not_active Abandoned
- 1999-05-07 DE DE69934630T patent/DE69934630T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-05-07 EP EP99630046A patent/EP0960973B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-05-17 JP JP13563099A patent/JP3236997B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69934630T2 (de) | 2007-10-04 |
EP0960973A2 (en) | 1999-12-01 |
JP3236997B2 (ja) | 2001-12-10 |
EP0960973A3 (en) | 2000-07-05 |
EP0960973B1 (en) | 2007-01-03 |
DE69934630D1 (de) | 2007-02-15 |
CA2270755A1 (en) | 1999-11-20 |
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