JPH11346199A - データ送出装置および受信装置 - Google Patents

データ送出装置および受信装置

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JPH11346199A
JPH11346199A JP10151439A JP15143998A JPH11346199A JP H11346199 A JPH11346199 A JP H11346199A JP 10151439 A JP10151439 A JP 10151439A JP 15143998 A JP15143998 A JP 15143998A JP H11346199 A JPH11346199 A JP H11346199A
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和昭 小原
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篤史 堀岡
Takashi Takeda
享司 竹田
Shinya Kusuhara
信哉 楠原
Tatsuro Kyoda
樹朗 経田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地上波VBIを利用したデータ放送におい
て、放送局側および受信機側の双方で圧縮,暗号化,ア
ーカイブさせたファイルを利用することにより、EPG
情報などのデータの送出,受信時間を短縮化するととも
に、EPG情報などのデータコンテンツ保護が可能なデ
ータ送出装置およびデータ受信装置を提供する。 【解決手段】 地上波データ放送によって放送されるデ
ータファイルを送出するデータ送出装置において、上記
データファイルを圧縮および暗号化するファイル圧縮暗
号化部108と、圧縮暗号化されたデータファイルをア
ーカイブ化してアーカイブファイルとするアーカイブフ
ァイル作成部113とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データファイル
を送受信するデータ送出装置,及びデータ受信装置に関
し、さらに詳しくは番組表(EPG)データファイルを
送出するデータ送出装置,及び番組表(EPG)データ
ファイルを受信して番組表を画面表示するデータ受信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送によって多くの情報が送
信できるようになったことに伴い、番組の多チャンネル
化が進み、電子番組ガイド(Electronic Program Guid
e:EPG)の必要性が高まっている。一般的な地上波
で放送される電子番組ガイドの番組情報(EPG情報)
は、放送局から文字多重放送の如く、テレビジョン放送
の垂直帰線期間(Vertical Blanking Interval:VB
I)に挿入されてテキストファイルとして送られてい
る。受信機は、EPG情報を受信し、記憶装置に記憶
し、一定期間の番組に関するEPG情報が全て受信され
たところで番組表(EPG)として表示装置に表示す
る。以上のようにEPG情報をVBIを使って放送する
ことによってデータを不特定多数の利用者に同時に伝送
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、番組表
(EPG)に記述される内容が豊富になったり,送出す
る局の数が多くなるなどしてEPG情報のファイル数が
多くなると、ファイルを放送局から放送する時間が長く
なり、受信側でも受信時間がかかるという問題がある。
また、通常のテキストファイルを受信するため、容易に
2次利用が可能であり、EPG情報のコンテンツ保護が
困難であるという問題もある。
【0004】本発明は、かかる問題を解決するためにな
されたもので、地上波VBIを利用したデータ放送にお
いて、放送局側および受信機側の双方で圧縮,暗号化,
アーカイブさせたファイルを採用することにより、EP
G情報などのデータの送出,受信時間を短縮化するとと
もに、EPG情報などのデータコンテンツ保護が可能な
データ送出装置およびデータ受信装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)にかかるデータ送出装置は、地
上波データ放送によって放送されるデータファイルを送
出するデータ送出装置において、上記データファイルを
圧縮および暗号化するファイル圧縮暗号化手段と、圧縮
暗号化されたデータファイルをアーカイブ化してアーカ
イブファイルとするアーカイブファイル作成手段とを備
えたものである。
【0006】また、本発明(請求項2)にかかるデータ
送出装置は、請求項1に記載のデータ送出装置におい
て、上記ファイル圧縮暗号化手段は、データファイルを
圧縮処理した後、暗号化するものである。
【0007】また、本発明(請求項3)にかかるデータ
送出装置は、請求項1に記載のデータ送出装置におい
て、上記ファイル圧縮暗号化手段は、データファイルの
ファイル種類を判定して、ファイル種類に応じて、圧縮
が必要なファイル種類のデータファイルのみを圧縮処理
し、すべてのデータファイルを暗号化するものであり、
上記アーカイブファイル作成手段は、上記ファイル圧縮
暗号化手段で処理されたデータファイルを上記ファイル
種類ごとにアーカイブ化するものである。
【0008】また、本発明(請求項4)にかかるデータ
送出装置は、請求項1に記載のデータ送出装置におい
て、上記データファイルは、複数の放送局から放送され
るテレビジョンまたはラジオの番組表(Electro
nic Program Guide:EPG)情報
が、放送局ごとに記述され、記述される番組表(EP
G)情報によって、ファイル種類を異にするものであ
る。
【0009】また、本発明(請求項5)にかかるデータ
送出装置は、請求項4に記載のデータ送出装置におい
て、上記ファイル圧縮暗号化手段は、上記データファイ
ルについて、放送局およびファイル種類を判定し、該放
送局に応じて、圧縮が必要なファイル種類のデータファ
イルのみを圧縮処理するとともに、すべてのデータファ
イルを暗号化するものであり、上記アーカイブファイル
作成手段は、上記ファイル圧縮暗号化手段で処理された
データファイルを、上記ファイル情報ごとにアーカイブ
化するものである。
【0010】また、本発明(請求項6)にかかるデータ
受信装置は、地上波データ放送において、データファイ
ルが圧縮,暗号化,及びアーカイブ化されて、放送され
たアーカイブファイルを受信して、データを表示装置に
表示するデータ受信装置であって、受信したアーカイブ
ファイルを1つ以上のデータファイルに分解して蓄積す
るデアーカイブ手段と、外部から利用者のデータ表示要
求が入力されたとき、要求されたデータファイルについ
て、あらかじめ設定された解読・伸長コードに基づい
て、解読,伸長する暗号解読ファイル伸長手段とを備え
たものである。
【0011】また、本発明(請求項7)にかかるデータ
受信装置は、請求項6に記載のデータ受信装置におい
て、上記デアーカイブ手段は、該データ受信装置で利用
可能なファイル種類について記述した蓄積制御データに
基づいて、受信したアーカイブファイルのうち、利用可
能なアーカイブファイルのデータファイルのみを蓄積す
るものである。
【0012】また、本発明(請求項8)にかかるデータ
受信装置は、請求項6に記載のデータ受信装置におい
て、上記データファイルは、複数の放送局から放送され
るテレビジョンまたはラジオの番組表(Electro
nic Program Guide:EPG)情報
が、放送局ごとに記述され、記述される番組表(EP
G)情報によって、ファイル種類を異にするものであっ
て、該放送局および該ファイル種類によって、圧縮処理
され,或いは圧縮処理されず、暗号化されて、該ファイ
ル種類ごとにアーカイブ化されて送出されたものであ
る。
【0013】また、本発明(請求項9)にかかるデータ
受信装置は、請求項8に記載のデータ受信装置におい
て、上記デアーカイブ手段は、該データ受信装置で受信
可能な放送局について記述した蓄積制御データに基づい
て、受信したアーカイブファイルを構成するデータファ
イルのうち、受信可能な放送局のデータファイルのみを
蓄積するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1によるデー
タ送出装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、100は原データ作成部であり、外部の各放送局か
ら,当該放送局で放送する番組の番組表(Electronic P
rogram Guide:EPG)情報が入力され、これらの番組
表(EPG)情報を記述したデータファイルを作成す
る。101はファイル種別判定部であり、作成されたデ
ータファイルのファイル種類を判定する。102は放送
局判定部であり、作成されたデータファイルについて、
そのファイル名より当該データファイルに記述された番
組表(EPG)情報を提供した放送局を判断し、圧縮暗
号化に用いるコードを選択する。103は局圧縮コード
検索部であり、あらかじめ蓄積した各局ごとの圧縮プロ
グラムに基づいて、放送局判定部102で選択された圧
縮コードの圧縮プログラムを選択する。104は局暗号
化コード検索部であり、あらかじめ蓄積した各局ごとの
暗号化プログラムに基づいて、放送局判定部102で選
択された暗号化コードの暗号化プログラムを選択する。
105はファイル圧縮部であり、ファイル種別判定部1
01で判定されたファイル種類,及び局圧縮コード検索
部103で選択された圧縮プログラムに応じてファイル
を圧縮する。106はファイル暗号化部であり、圧縮処
理されたファイルを、そのファイル種類,及び局暗号化
コード検索部104で選択された暗号化プログラムに応
じて暗号化する。107はヘッダ情報付加部であり、圧
縮暗号化されたファイルに、当該ファイルのファイル
名,ファイルサイズ,圧縮方法,暗号化方法などの情報
をヘッダ情報として付加する。108はファイル圧縮暗
号化部であり、ファイル種別判定部101,放送局判定
部102,局圧縮コード検索部103,局暗号化コード
検索部104,ファイル圧縮部105,ファイル暗号化
部106,及びヘッダ情報付加部107により構成され
る。
【0015】また、109は圧縮暗号化ファイル保持部
であり、ファイル圧縮暗号化部108で作成されたファ
イルを一時保管する。110はファイル分類部であり、
圧縮暗号化されたファイルを同一種類のファイルごとに
分類して出力する。111はデータアーカイブ作成部で
あり、同一種類のファイルをアーカイブ化したアーカイ
ブファイルを作成する。112はアーカイブファイル蓄
積部であり、データアーカイブ作成部111で作成され
たアーカイブファイルを蓄積する。113はアーカイブ
ファイル作成部であり、圧縮暗号化ファイル保持部10
9,ファイル分類部110,データアーカイブ作成部1
11,及びアーカイブファイル蓄積部112により構成
される。114はデータ放送部であり、アーカイブファ
イル蓄積部112に蓄積されたアーカイブファイルを放
送スケジュールに従って放送する。
【0016】図2は、図1の原データ作成部で作成され
るデータファイルの一例を示す図である。図に示すよう
に、各放送局で1日に放送する番組についての番組表
(EPG)情報が、番組基本情報,番組付加情報,番組
基本画像情報,及び番組付加画像情報ごとに記述された
4種類のデータファイルが作成されている。該番組基本
情報は、新聞やテレビ情報誌などのTV番組あるいはラ
ジオ番組の一覧表の中に記載されるEPGテキスト情報
であり、該番組付加情報は、上記一覧表の外に記載され
る詳細な番組内容などのEPGテキスト情報である。ま
た、該番組基本画像情報は、EPGテキスト情報を補強
し、番組に付随する画像情報であって、番組の画像から
ハイライトを抽出するなどして作成された,番組内容を
簡単に示すEPG画像情報であり、該番組付加画像情報
は、番組内容に関連したEPG画像情報である。また、
各データファイルには、8文字の数字および拡張子から
なるファイル名が付され、数字の上位4文字が放送局ご
とにあらかじめ付与された放送局の識別番号を、その下
位4文字が放送月日を、拡張子が上記4種類の情報のう
ち,いずれの種類の情報が記述されたデータファイルか
を表している。さらに、拡張子は、4種類の情報のデー
タファイルを区別するだけでなく、テキストデータかバ
イナリデータかも表している。すなわち、番組基本情報
および番組付加情報のファイルの拡張子は『tt_』と
設定され、テキストデータであることを示し、番組基本
画像情報および番組付加画像情報のファイルには『gg
_』と設定され、バイナリデータであることを示してい
る。
【0017】なお、上記番組付加情報および番組付加画
像情報は、番組表(EPG)を表示するための必須情報
ではないので、番組や放送局によっては作成されない場
合もある。また、情報の種類は、上記4種類に限定する
ものではない。したがって、放送局によって、作成する
データファイルの数が異なる場合もある。
【0018】次に、本発明の実施の形態1によるデータ
送出装置の動作について図1および図2により説明す
る。まず、放送局から、当該放送局が放送するTV番組
やラジオ番組の開始時刻,終了時刻,出演者名,放送チ
ャンネル,放送局名等のEPGテキスト情報や、番組に
付随するEPG画像情報,EPG音声情報などが原デー
タ作成部100に入力され、これらの情報が記述されフ
ァイル名が付された,図2に示した4種類のデータファ
イルが作成される。
【0019】次いで、ファイル種類判定部101では、
原データ作成部100で作成されたデータファイルにつ
いて、そのファイル名の拡張子に基づいて、そのファイ
ル種類を判断し、その結果を出力する。たとえば、拡張
子『gg2』でれば、番組付加画像情報のファイル種類
であることがわかる。
【0020】一方、放送局判定部102では、原データ
作成部100で作成されたデータファイルについて、そ
のファイル名から当該ファイルに記述された情報を提供
した放送局を判断して出力する。たとえば、ファイル名
が『00020422.gg2』であれば、B局の情報
であることがわかる。
【0021】次いで、局圧縮コード検索部103は、あ
らかじめ蓄積した各局ごとの圧縮プログラム(圧縮コー
ド)から、放送局判定部102で判定された放送局の圧
縮プログラムを選択して出力する。なお、圧縮プログラ
ムは、各局から指示されたものであってもよいし、該デ
ータ送出装置に各局ごとに割り振るようにしてもよい。
【0022】次いで、ファイル圧縮部105は、ファイ
ル種別判定部101からのファイル種類が判断されたフ
ァイル,及び局圧縮コード検索部103からの圧縮プロ
グラムを受けて、ファイル種類によって、該圧縮プログ
ラムに基づいて処理して,或いは圧縮しないで出力す
る。例えば、拡張子『tt1』あるいは『tt2』のフ
ァイル種類であればテキストファイルであるので、該テ
キストファイルを上記圧縮プログラムにより圧縮する
が、『gg1』あるいは『gg2』のファイル種類であ
ればバイナリファイルなので、圧縮処理を行うことなく
出力する。すなわち、圧縮アルゴリズムとしては公知の
LZ77系を採用するので、その圧縮効率はテキストデ
ータについては高いが、バイナリデータについてはテキ
ストデータ程効率よく圧縮できない。また、汎用される
画像ファイルフォーマットは圧縮データを扱っているの
で、さらに圧縮する効果はほとんどないという事実もあ
る。そこで、上記ファイルを、そのファイル種類に応じ
て処理することとし、テキストファイルであれば圧縮処
理し、バイナリファイルについては圧縮しないものとし
た。したがって、圧縮処理が省かれた非圧縮ファイル
は、続いてファイル暗号化部106に出力されて暗号化
が行われるので、ファイル圧縮処理の効率化を行うこと
が可能となる。
【0023】次いで、局暗号化コード検索部104は、
あらかじめ蓄積した各局ごとの暗号化プログラム(暗号
化コード)から、放送局判定部102で判定された放送
局の暗号化プログラムを選択して出力する。なお、暗号
化手法としては、公知のDES(Data Encryption Stan
dard)暗号化,排他的論理和等の公知の暗号化アルゴリ
ズムが利用可能である。また、暗号化プログラムについ
ても、各局から指示されたものであってもよいし、該デ
ータ送出装置で各局ごとに割り振るようにしてもよい。
次いで、ファイル暗号化部106は、ファイル圧縮部1
05からの圧縮処理されたファイル,及び局暗号化コー
ド検索部104からの暗号化プログラムを受けて、該暗
号化プログラムによって該ファイルを暗号化する。
【0024】ここで、圧縮されたファイルはバイナリデ
ータとなり、通常のテキストエディタ等では情報の閲覧
が不可能となるが、圧縮アルゴリズム自体は公知のアル
ゴリズムを採用するので、比較的容易にテキストファイ
ルに戻すことが可能であり、コンテンツの保護を行いた
い場合に問題が生じる。また、画像情報のバイナリファ
イルは圧縮処理しないため、容易に放送されたファイル
の2次利用が可能であり、コンテンツ保護ができないと
いう問題も生じる。そこで、圧縮されたデータを、さら
に暗号化することによって、該データのコンテンツ保護
を可能とした。
【0025】なお、上記ファイル圧縮部105でデータ
を圧縮した後に、上記ファイル暗号化部106で暗号化
するものとしたのは、圧縮アルゴリズムの特性によっ
て、テキストファイルは暗号化したランダムデータファ
イルよりも圧縮効率を高く維持できるからである 次いで、ヘッダ情報付加部107は、ファイル暗号化部
106からの圧縮暗号化されたファイルに、当該ファイ
ルのファイル名,ファイルサイズ,圧縮方法,暗号化方
法などの情報をヘッダ情報として付加して出力する。該
圧縮方法の情報としては、局圧縮コード検索部103に
あらかじめ設定された圧縮プログラムに識別番号などを
付けて、選択された圧縮プログラムの識別番号を用い
る。同様に、該暗号化方法の情報としても、局暗号化コ
ード検索部104にあらかじめ設定された暗号化プログ
ラムに識別番号などを付けて、選択された暗号化プログ
ラムの識別番号を用いる。
【0026】以上のようにして、ファイル種別判定部1
01,放送局判定部102,局圧縮コード検索部10
3,局暗号化コード検索部104,ファイル圧縮部10
5,ファイル暗号化部106,及びヘッダ情報付加部1
07からなるファイル圧縮暗号化部108で圧縮暗号化
ファイルが作成されて出力される。
【0027】次いで、圧縮暗号化ファイル保持部109
は、ファイル圧縮暗号化部108で作成されたファイル
を一時保管する。次いで、ファイル分類部110は、圧
縮暗号化ファイル保持部109に一時保管された圧縮暗
号化ファイルを同一種類のファイルごとに分類して出力
する。例えば、拡張子『tt1』,『tt2』,及び
『gg2』を有するファイルを、それぞれファイル種類
1,2,及びnに分類する。
【0028】次いで、データアーカイブ作成部111
は、ファイル分類部110で分類されたファイルから、
同一種類のファイルごとにアーカイブファイルを作成す
る。例えば、ファイル種類1のファイルが入力されるデ
ータアーカイブ作成部111は、拡張子『tt1』を有
する複数のファイル,すなわちA局,B局,X局などの
4月22日の番組基本情報のデータファイルをアーカイ
ブ化し、ファイル種類nのファイルが入力されるデータ
アーカイブ作成部111は、拡張子『gg2』を有する
複数のファイル,すなわちA局,B局,X局などの4月
22日の番組付加画像情報をアーカイブ化する。したが
って、複数の放送局の同一種類のファイルから、放送日
単位でアーカイブファイルを作成することとなる。ま
た、該アーカイブファイルのヘッダには、ヘッダ情報付
加部107で付加されたヘッダ情報に基づいて、アーカ
イブされた各ファイルのファイル種類(ファイル名),
ファイル容量,圧縮方法,暗号化方法などのファイル情
報が格納される。次いで、アーカイブファイル蓄積部1
12は、データアーカイブ作成部111で作成されたア
ーカイブファイルを蓄積する。
【0029】以上のようにして、圧縮暗号化ファイル保
持部109,ファイル分類部110,データアーカイブ
作成部111,及びアーカイブファイル蓄積部112か
らなるアーカイブファイル作成部113でアーカイブフ
ァイルが作成される。次いで、データ放送部114は、
アーカイブファイル作成部113で作成されたアーカイ
ブファイルを放送スケジュールに従って放送する。
【0030】このように、本発明の実施の形態1による
データ送出装置は、データ放送で放送するデータファイ
ルをファイル圧縮暗号化部で圧縮および暗号化し、圧縮
暗号化されたデータファイルをアーカイブファイル作成
部でアーカイブ化して送出するものとしたから、圧縮効
率を高く維持できる。
【0031】また、上記ファイル圧縮暗号化部で、デー
タファイルを、そのファイル種類に応じて圧縮処理し、
或いは圧縮処理することなく、暗号化して、上記アーカ
イブファイル作成部で、処理されたデータファイルを上
記ファイル種類ごとにアーカイブ化するものとしたか
ら、圧縮処理を必要としないファイルを処理の対象から
除外できるようになり、送出ファイルの処理を効率化で
きる。
【0032】また、上記データファイルは、複数の放送
局の番組表(EPG)情報が、放送局ごとに記述され、
記述される番組表(EPG)情報によって、ファイル種
類を異にするものとしたから、番組表(EPG)情報ご
とに各放送局のファイルをアーカイブ化して、まとまり
のあるアーカイブファイルとして送出することができ
る。
【0033】また、上記ファイル圧縮暗号化手段で、上
記データファイルの放送局に応じて、圧縮が必要なファ
イル種類のデータファイルのみを圧縮処理し、すべての
データファイルを暗号化して、上記アーカイブファイル
作成手段で、処理されたデータファイルを、上記ファイ
ル種類ごとにアーカイブ化するものとしたから、番組表
(EPG)データの送出時間を短縮化するとともに、圧
縮処理を必要としないファイルを処理の対象から除外で
きるようになり、送出ファイルの処理を効率化できる。
【0034】なお、本発明の実施の形態1においては、
番組表(EPG)データを圧縮暗号化およびアーカイブ
化してアーカイブファイルを作成する場合について説明
したが、データ放送のデータファイルについても同様に
アーカイブファイルを作成すれば、同様の効果を得るこ
とができる。
【0035】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2によるデータ受信装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、200はデータ受信部であり、実施の
形態1において送出される番組表(EPG)データのア
ーカイブファイル,及びデータ番組のファイルを含むデ
ータ放送コンテンツを受信する。201は蓄積制御デー
タ格納部であり、受信したアーカイブファイルを構成す
る各局のファイルのうち、受信可能な放送局の識別番号
を記述した蓄積制御データを格納する。202はアーカ
イブファイル蓄積判定部であり、蓄積制御データ格納部
201の蓄積制御データに従って、データ受信部200
で受信したアーカイブファイルを構成する各局のファイ
ルのうち、受信可能な放送局のファイルを判断する。2
03はアーカイブファイル分解部であり、アーカイブフ
ァイル蓄積判定部202からの必要なファイルが判断さ
れたアーカイブファイルを分解して、必要なファイルを
抽出するとともに、蓄積制御データ格納部201の蓄積
制御データを参照して、該データ受信装置で処理不可能
な不要なファイルを破棄する。204は圧縮暗号化ファ
イル蓄積部であり、アーカイブファイル分解部203で
抽出された圧縮暗号化ファイルを、当該圧縮暗号化ファ
イルのヘッダ情報に基づき、特定のディレクトリに、該
ヘッダ情報のファイル名を付して蓄積する。205は情
報表示指示部であり、外部入力された,利用者が閲覧を
所望するファイルを指示する。206は暗号解読ファイ
ル伸長部であり、情報表示指示部205から指示があっ
たとき、圧縮暗号化ファイル蓄積部204に蓄積された
圧縮暗号化ファイルのうち,指示された圧縮暗号化ファ
イルについて、暗号化を解いてファイル伸長を行う。2
07は解読・伸長コード選択部であり、あらかじめ設定
された複数の解読プログラムおよび伸長プログラムか
ら、暗号解読ファイル伸長部206で解読および伸長さ
れる圧縮暗号化ファイルのヘッダ情報の圧縮方法および
暗号化方法に対応するものを選択して出力する。208
は情報表示部であり、暗号化解読ファイル伸長部206
で解読,伸長されたファイルを表示する。
【0036】次に、本発明の実施の形態2によるデータ
受信装置の動作について図3により説明する。まず、実
施の形態1に示したデータ送出装置から放送されたアー
カイブファイルがデータ受信部200に到着すると、文
字多重放送受信機に代表される,VBIに重畳されたデ
ータを抽出可能な公知の手段で構成されたデータ受信部
200では、受信した電波のVBIに重畳されたデータ
からアーカイブファイルを抽出して出力する。なお、該
データからのアーカイブファイルの再構成は、VBIを
使ったデータ放送の規格である電波産業会の規格ARI
B−ST05に基づいて行う。
【0037】次いで、アーカイブファイル蓄積判定部2
02は、データ受信部200で受信したアーカイブファ
イルを構成する各局のファイルから、蓄積制御データ格
納部201に,あらかじめ設定された蓄積制御データ
と、当該アーカイブファイルのヘッダ情報に基づいて、
受信可能な放送局の必要なファイルを判断する。すなわ
ち、番組表(EPG)データは、基本的に関東地方とか
関西地方などの地方単位で放送されるTV番組やラジオ
番組についてまとめて作成され、受信側に応じて送出さ
れるが、その地方にあっても場所によって受信できない
放送局もある。そこで、該データ受信装置を使用する場
所に応じて、受信可能な放送局の識別番号を記述した蓄
積制御データAをあらかじめ設定するものとした。
【0038】また、新たに放送局が設立された場合に対
応すべく、送出される番組表(EPG)データに記載さ
れたすべての放送局の識別番号を記述した蓄積制御デー
タBも格納しておく。すなわち、放送局が増えれば、そ
のとき送出される番組表(EPG)データに記載された
放送局も増えるので、蓄積制御データBの放送局と一致
しない放送局があれば、新たに設置された放送局と判断
できる。この場合、蓄積制御データBの放送局を更新す
る必要があることは言うまでもない。また、新たに設置
された放送局が、該データ受信装置で受信可能か否かに
ついては、利用者が判断して、受信可能であれば、外部
入力により蓄積制御データAを更新する必要がある。
【0039】次いで、アーカイブファイル分解部203
は、アーカイブファイル蓄積判定部202からの必要な
ファイルが判断されたアーカイブファイルを、当該アー
カイブファイルのヘッダ情報を解析した結果に基づいて
分解し、必要な圧縮暗号化ファイルを抽出するととも
に、蓄積制御データ格納部201の蓄積制御データを参
照して、抽出したファイルのうち,該データ受信装置で
処理不可能な不要なファイルを破棄する。例えば、該デ
ータ受信装置に画像表示機能がなければ、画像アーカイ
ブファイルは破棄する。したがって、蓄積制御データに
は、該データ受信装置で処理可能なファイル種類につい
て記述された蓄積制御データCも含まれる。
【0040】次いで、圧縮暗号化ファイル蓄積部204
は、アーカイブファイル分解部203で抽出された圧縮
暗号化ファイルを、当該圧縮暗号化ファイルのヘッダ情
報に基づき、特定のディレクトリに、該ヘッダ情報のフ
ァイル名を付して蓄積する。
【0041】次いで、外部より利用者が閲覧したいファ
イルを情報表示指示部205に入力すると、情報表示指
示部205は、該ファイルを表示する旨の指示を出力す
る。例えば、利用者が全放送局の4月22日の番組基本
画像情報からなる番組表の表示を所望して入力すると、
情報表示指示部205は、ファイル名『0001042
2.gg1』,『00020422.gg1』,『00
070422.gg1』などのファイルを表示する旨の
指示を出力する。
【0042】次いで、暗号解読ファイル伸長部206
は、情報表示指示部205からの指示を受けて、圧縮暗
号化ファイル蓄積部204に蓄積された圧縮暗号化ファ
イルのうち,指示された圧縮暗号化ファイルを抽出し、
当該圧縮暗号化ファイルの圧縮方法および暗号化方法を
解読・伸長コード選択部207に出力する。
【0043】次いで、解読・伸長コード選択部207
は、あらかじめ設定された解読プログラムおよび伸長プ
ログラムから、暗号解読ファイル伸長部206からの圧
縮方法(圧縮プログラムの識別番号)および暗号化方法
(暗号化プログラムの識別番号)に対応するものを選択
して出力する。すなわち、解読・伸長コード選択部20
7には、データ送出装置の局圧縮コード検索部103お
よび局暗号化コード検索部104に,それぞれ設定され
た圧縮プログラムおよび暗号化プログラムに対応する解
読プログラムおよび伸長プログラムが設定され、対応す
るプログラムには同じ識別番号が付されている。したが
って、解読・伸長コード選択部207では、上記圧縮プ
ログラムの識別番号と同じ識別番号の伸長プログラム,
及び上記暗号化プログラムの識別番号と同じ識別番号の
解読プログラムを選択して出力する。
【0044】ここで、実施の形態1において示したよう
に、データ送出装置の局圧縮コード検索部103および
局暗号化コード検索部104では、それぞれ放送局ごと
に圧縮,暗号化されているので、番組表(EPG)デー
タに課金したい放送局は、解読・伸長コード選択部20
7に、通常使用可能な解読および伸長プログラムを提供
しないで、課金に同意した利用者にだけ、例えばフロッ
ピーディスクやカードキーなどにより特別な解読および
伸長プログラムを提供するなどして、放送局ごとにEP
G放送を運用することも可能である。
【0045】次いで、暗号解読ファイル伸長部206
は、解読・伸長コード選択部207で選択された解読プ
ログラムおよび伸長プログラムに基づいて、抽出した圧
縮暗号化ファイルの暗号を解いたのちファイル伸長を行
う。次いで、情報表示部208は、暗号解読ファイル伸
長部206で解読,伸長されたデータから構成される番
組表を表示し、利用者の閲覧に供する。
【0046】このように、本発明の実施の形態2による
データ受信装置は、地上波データ放送において、データ
ファイルが圧縮,暗号化,及びアーカイブ化されて、放
送されたアーカイブファイルを受信して、デアーカイブ
手段で受信したアーカイブファイルを1つ以上のデータ
ファイルに分解し、外部から利用者のデータ表示要求が
入力されたとき、暗号解読ファイル伸長手段で、要求さ
れたデータファイルについて、あらかじめ設定された解
読・伸長コードに基づいて、解読,伸長するものとした
から、データの受信時間を短縮化することができ省エネ
を実現することが可能となるとともに、データの表示が
指示されたときに圧縮暗号化されたデータファイルを暗
号解読,ファイル伸長して表示することによってデータ
のコンテンツ保護が可能である。
【0047】また、上記デアーカイブ手段で、あらかじ
め設定された蓄積制御データに基づいて、受信したアー
カイブファイルのうち,該データ受信装置で利用可能な
データファイルを判定して蓄積するものとしたから、表
示できないデータを蓄積することなくメモリを確保する
ことができる。
【0048】また、上記データファイルは、複数の放送
局の番組表(EPG)情報が、放送局ごとに記述され、
記述される番組表(EPG)情報によって、ファイル種
類を異にするものであって、該放送局および該ファイル
種類によって、圧縮,暗号化されて、該ファイル種類ご
とにアーカイブ化されて送出されたものとしたから、番
組表(EPG)データの受信時間を短縮化することがで
き省エネを実現することが可能となるとともに、放送局
毎の暗号化・圧縮手段を設けることによって各局毎に課
金を行うなどのEPG放送の運用が可能となる。
【0049】また、上記デアーカイブ手段で、蓄積制御
データに基づいて、受信したアーカイブファイルを構成
するデータファイルのうち、受信可能な放送局のデータ
ファイルのみを蓄積するものとしたから、受信できない
テレビジョン番組等に関する番組表(EPG)データを
蓄積することなくメモリを有効利用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)にか
かるデータ送出装置によれば、データ放送で放送するデ
ータファイルをファイル圧縮暗号化部で圧縮および暗号
化し、圧縮暗号化されたデータファイルをアーカイブフ
ァイル作成部でアーカイブ化して送出するものとしたか
ら、データの送出時間を短縮化できる効果がある。
【0051】また、本発明(請求項2)にかかるデータ
送出装置によれば、請求項1に記載のデータ送出装置に
おいて、上記ファイル圧縮暗号化部で、データファイル
を圧縮した後、暗号化するものとしたから、圧縮効率を
高く維持できる効果がある。
【0052】また、本発明(請求項3)にかかるデータ
送出装置によれば、請求項1に記載のデータ送出装置に
おいて、上記ファイル圧縮暗号化部で、データファイル
を、そのファイル種類に応じて圧縮処理し、或いは圧縮
処理することなく、暗号化して、上記アーカイブファイ
ル作成部で、処理されたデータファイルを上記ファイル
種類ごとにアーカイブ化するものとしたから、圧縮処理
を必要としないファイルを処理の対象から除外できるよ
うになり、送出ファイルの処理を効率化できる効果があ
る。
【0053】また、本発明(請求項4)にかかるデータ
送出装置によれば、請求項1に記載のデータ送出装置に
おいて、上記データファイルは、複数の放送局の番組表
(EPG)情報が、放送局ごとに記述され、記述される
番組表(EPG)情報によって、ファイル種類を異にす
るものとしたから、番組表(EPG )情報ごとに各放送局
のファイルをアーカイブ化して、まとまりのあるアーカ
イブファイルとして送出することができる効果がある。
【0054】また、本発明(請求項5)にかかるデータ
送出装置によれば、請求項1に記載のデータ送出装置に
おいて、上記ファイル圧縮暗号化手段で、上記データフ
ァイルの放送局に応じて、圧縮が必要なファイル種類の
データファイルのみを圧縮処理し、すべてのデータファ
イルを暗号化して、上記アーカイブファイル作成手段
で、処理されたデータファイルを、上記ファイル種類ご
とにアーカイブ化するものとしたから、番組表(EP
G)データの送出時間を短縮化するとともに、圧縮処理
を必要としないファイルを処理の対象から除外できるよ
うになり、送出ファイルの処理を効率化できる効果があ
る。
【0055】また、本発明(請求項6)にかかるデータ
受信装置によれば、地上波データ放送において、データ
ファイルが圧縮,暗号化,及びアーカイブ化されて、放
送されたアーカイブファイルを受信して、デアーカイブ
手段で受信したアーカイブファイルを1つ以上のデータ
ファイルに分類し、外部から利用者のデータ表示要求が
入力されたとき、暗号解読ファイル伸長手段で、要求さ
れたデータファイルについて、あらかじめ設定された解
読・伸長コードに基づいて、解読,伸長するものとした
から、データの受信時間を短縮化することができ省エネ
を実現することが可能となるとともに、データの表示が
指示されたときに圧縮暗号化されたデータファイルを暗
号解読,ファイル伸長して表示することによってデータ
のコンテンツ保護を可能とする効果がある。
【0056】また、本発明(請求項7)にかかるデータ
受信装置によれば、請求項6に記載のデータ受信装置に
おいて、上記デアーカイブ手段で、あらかじめ設定され
た蓄積制御データに基づいて、受信したアーカイブファ
イルのうち,該データ受信装置で利用可能なデータファ
イルを判定して蓄積するものとしたから、表示できない
データを蓄積することなくメモリを確保することができ
る効果がある。
【0057】また、本発明(請求項8)にかかるデータ
受信装置によれば、請求項6に記載のデータ受信装置に
おいて、上記データファイルは、複数の放送局の番組表
(EPG)情報が、放送局ごとに記述され、記述される
番組表(EPG)情報によって、ファイル種類を異にす
るものであって、該放送局および該ファイル種類によっ
て、圧縮,暗号化されて、該ファイル種類ごとにアーカ
イブ化されて送出されるものとしたから、番組表(EP
G)データの受信時間を短縮化することができ省エネを
実現できるとともに、各局毎に課金などのEPG放送の
運用が可能となる効果がある。
【0058】また、本発明(請求項9)にかかるデータ
受信装置によれば、請求項8に記載のデータ受信装置に
おいて、上記デアーカイブ手段で、蓄積制御データに基
づいて、受信したアーカイブファイルを構成するデータ
ファイルのうち、受信可能な放送局のデータファイルの
みを蓄積するものとしたから、受信できないテレビジョ
ン番組等に関する番組表(EPG)データを蓄積するこ
となくメモリを有効利用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるデータ送出装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の原データ作成部で作成されるデータファ
イルの一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるデータ受信装置の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 原データ作成部 101 ファイル種別判定部 102 放送局判定部 103 局圧縮コード検索部 104 局暗号化コード検索部 105 ファイル圧縮部 106 ファイル暗号化部 107 ヘッダ情報付加部 108 ファイル圧縮暗号化部 109 圧縮暗号化ファイル保持部 110 ファイル分類部 111 データアーカイブ作成部 112 アーカイブファイル蓄積部 113 アーカイブファイル作成部 114 データ放送部 200 データ受信部 201 蓄積制御データ格納部 202 アーカイブファイル蓄積判定部 203 アーカイブファイル分解部 204 圧縮暗号化ファイル蓄積部 205 情報表示指示部 206 暗号解読ファイル伸長部 207 解読・伸長コード選択部 208 情報表示部
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)にかかるデータ送出装置は、地
上波データ放送において、単数又は複数の放送局から放
送されるテレビジョンまたはラジオの番組表(Elec
tronic Program Guide:EPG)
情報が、放送局ごとに記述され、記述される番組表(E
PG)情報によってファイル種類を異にするデータファ
イルを送出するデータ送出装置において、上記データフ
ァイルについて、放送局およびファイル種類を判定し、
該放送局に応じて、圧縮が必要なファイル種類のデータ
ファイルのみを圧縮処理するとともに、すべてのデータ
ファイルを圧縮および暗号化するファイル圧縮暗号化手
段と、上記ファイル圧縮暗号化手段で圧縮暗号化された
データファイルを、上記ファイル情報ごとにアーカイブ
化してアーカイブファイルとするアーカイブファイル作
成手段と、を備え、上記アーカイブファイル作成手段に
より作成されたアーカイブファイル毎にデータ送信する
こと、を特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、本発明(請求項2)にかかるデータ
送出装置は、請求項1に記載のデータ送出装置におい
て、前記アーカイブファイル作成手段は、一の放送局に
よるデータファイルをアーカイブ化すること、を特徴と
するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、本発明(請求項3)にかかるデータ
受信装置は、地上波データ放送において、単数または複
数の放送局から放送されるテレビジョンまたはラジオの
番組表(Electronic Program Gu
ide:EPG)情報が、放送局ごとに記述され、記述
される番組表(EPG)情報によってファイル種類を異
にするデータファイルが、該放送局および該ファイル種
類によって、圧縮処理され、或いは圧縮処理されず、暗
号化されて、該ファイル種類ごとにアーカイブ化されて
送出されたアーカイブファイルを受信して、データを表
示装置に表示するデータ受信装置であって、該データ受
信装置で受信可能な放送局について記述した蓄積制御デ
ータに基づいて、受信したアーカイブファイルを1つ以
上のデータファイルに分解し、該データファイルのう
ち、受信可能な放送局のデータファイルのみを蓄積す
る、デアーカイブ手段と、外部から利用者のデータ表示
要求が入力されたとき、要求されたデータファイルにつ
いて、あらかじめ設定された解読・伸長コードに基づい
て、解読、伸長する暗号解読ファイル伸長手段と、を備
えたこと、を特徴とするものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】また、該データファイルは、複数の放送局
の番組表(EPG)情報が放送局ごとに記述され、記述
される番組表(EPG)情報によってファイル種類を異
にするものとしたから、番組表(EPG)情報ごとに各
放送局のファイルをアーカイブ化して、まとまりのある
アーカイブファイルとして送出することができる効果が
ある。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】さらに、該ファイル圧縮暗号化手段で、上
記データファイルの放送局に応じて、圧縮が必要なファ
イル種類のデータファイルのみを圧縮処理し、すべての
データファイルを暗号化して、上記アーカイブファイル
作成手段で、処理されたデータファイルを上記ファイ
ル種類ごとにアーカイブ化するものとしたから、番組表
(EPG)データの送出時間を短縮化するとともに、
縮処理を必要としないファイルを処理の対象から除外で
きるようになり、送出ファイルの処理を効率化できる効
果がある。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】本発明(請求項2)にかかるデータ送出装
置によれば、請求項1に記載のデータ送出装置におい
て、前記アーカイブファイル作成手段は、一の放送局に
よるデータファイルをアーカイブ化するものとしたか
ら、例えば一の放送局の送出するデータの中のテキスト
ファイルであって、EPGに必須のファイルのアーカイ
ブファイルと、そうでないデータのアーカイブファイル
とを同時に作成することができる効果がある。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】本発明(請求項3)にかかるデータ受信装
置によれば、地上波データ放送において、データファイ
ルが圧縮、暗号化、及びアーカイブ化されて、放送され
たアーカイブファイルを受信して、デアーカイブ手段で
受信したアーカイブファイルを1つ以上のデータファイ
ルに分類し、外部から利用者のデータ表示要求が入力さ
れたとき、暗号解読ファイル伸長手段で、要求されたデ
ータファイルについて、あらかじめ設定された解読・伸
長コードに基づいて、解読、伸長するものとしたから、
データの受信時間を短縮化することができ省エネを実現
することが可能となるとともに、データの表示が指示さ
れたときに圧縮暗号化されたデータファイルを暗号解
読、ファイル伸長して表示することによってデータのコ
ンテンツ保護を可能とする効果がある。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】また、該データファイルは、複数の放送局
の番組表(EPG)情報が、放送局ごとに記述され、記
述される番組表(EPG)情報によって、ファイル種類
を異にするものであって、該放送局および該ファイル種
類によって、圧縮、暗号化されて、該ファイル種類ごと
にアーカイブ化されて送出されるものとしたから、番組
表(EPG)データの受信時間を短縮化することができ
省エネを実現できるとともに、各局毎に課金などのEP
G放送の運用が可能となる効果がある。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】さらに、該デアーカイブ手段で、蓄積制御
データに基づいて、受信したアーカイブファイルを構成
するデータファイルのうち、受信可能な放送局のデータ
ファイルのみを蓄積するものとしたから、受信できない
テレビジョン番組等に関する番組表(EPG)データを
蓄積することなくメモリを有効利用することができる効
果がある。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠原 信哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 経田 樹朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上波データ放送によって放送されるデ
    ータファイルを送出するデータ送出装置において、 上記データファイルを圧縮および暗号化するファイル圧
    縮暗号化手段と、 圧縮暗号化されたデータファイルをアーカイブ化してア
    ーカイブファイルとするアーカイブファイル作成手段と
    を備えたことを特徴とするデータ送出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ送出装置におい
    て、 上記ファイル圧縮暗号化手段は、データファイルを圧縮
    処理した後、暗号化するものであることを特徴とするデ
    ータ送出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ送出装置におい
    て、 上記ファイル圧縮暗号化手段は、データファイルのファ
    イル種類を判定して、ファイル種類に応じて、圧縮が必
    要なファイル種類のデータファイルのみを圧縮処理し、
    すべてのデータファイルを暗号化するものであり、 上記アーカイブファイル作成手段は、上記ファイル圧縮
    暗号化手段で処理されたデータファイルを上記ファイル
    種類ごとにアーカイブ化するものであることを特徴とす
    るデータ送出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータ送出装置におい
    て、 上記データファイルは、複数の放送局から放送されるテ
    レビジョンまたはラジオの番組表(Electroni
    c Program Guide:EPG)情報が、放
    送局ごとに記述され、記述される番組表(EPG)情報
    によって、ファイル種類を異にするものであることを特
    徴とするデータ送出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータ送出装置におい
    て、 上記ファイル圧縮暗号化手段は、上記データファイルに
    ついて、放送局およびファイル種類を判定し、該放送局
    に応じて、圧縮が必要なファイル種類のデータファイル
    のみを圧縮処理するとともに、すべてのデータファイル
    を暗号化するものであり、 上記アーカイブファイル作成手段は、上記ファイル圧縮
    暗号化手段で処理されたデータファイルを、上記ファイ
    ル情報ごとにアーカイブ化するものであることを特徴と
    するデータ送出装置。
  6. 【請求項6】 地上波データ放送において、データファ
    イルが圧縮,暗号化,及びアーカイブ化されて、放送さ
    れたアーカイブファイルを受信して、データを表示装置
    に表示するデータ受信装置であって、 受信したアーカイブファイルを1つ以上のデータファイ
    ルに分解して蓄積するデアーカイブ手段と、 外部から利用者のデータ表示要求が入力されたとき、要
    求されたデータファイルについて、あらかじめ設定され
    た解読・伸長コードに基づいて、解読,伸長する暗号解
    読ファイル伸長手段とを備えたことを特徴とするデータ
    受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のデータ受信装置におい
    て、 上記デアーカイブ手段は、該データ受信装置で利用可能
    なファイル種類について記述した蓄積制御データに基づ
    いて、受信したアーカイブファイルのうち、利用可能な
    アーカイブファイルのデータファイルのみを蓄積するも
    のであることを特徴とするデータ受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のデータ受信装置におい
    て、 上記データファイルは、複数の放送局から放送されるテ
    レビジョンまたはラジオの番組表(Electroni
    c Program Guide:EPG)情報が、放
    送局ごとに記述され、記述される番組表(EPG)情報
    によって、ファイル種類を異にするものであって、該放
    送局および該ファイル種類によって、圧縮処理され,或
    いは圧縮処理されず、暗号化されて、該ファイル種類ご
    とにアーカイブ化されて送出されたものであることを特
    徴とするデータ受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のデータ受信装置におい
    て、 上記デアーカイブ手段は、該データ受信装置で受信可能
    な放送局について記述した蓄積制御データに基づいて、
    受信したアーカイブファイルを構成するデータファイル
    のうち、受信可能な放送局のデータファイルのみを蓄積
    するものであることを特徴とするデータ受信装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001061896A1 (fr) * 2000-02-16 2001-08-23 Sony Corporation Dispositif et procede pour emettre des donnees
JP2001282634A (ja) * 2000-03-29 2001-10-12 Fujitsu Ltd ファイル送受信システムおよびファイル送受信プログラム記憶媒体
JP2001318768A (ja) * 2000-03-02 2001-11-16 Sony Computer Entertainment Inc エンタテインメント装置及びその部品、エンタテインメント装置によるディジタル情報のローディング方法、コンピュータプログラム
JP2019033402A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 三菱電機株式会社 通信装置

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