JPH11345215A - 移動型エージェントの状態管理方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 - Google Patents

移動型エージェントの状態管理方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体

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JPH11345215A
JPH11345215A JP15004298A JP15004298A JPH11345215A JP H11345215 A JPH11345215 A JP H11345215A JP 15004298 A JP15004298 A JP 15004298A JP 15004298 A JP15004298 A JP 15004298A JP H11345215 A JPH11345215 A JP H11345215A
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JP
Japan
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agent
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state management
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Application number
JP15004298A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takewaki
敏晃 武脇
Sumi Omura
寿美 大村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、エージェントが移動するときに取
得したデータを状態管理サーバで管理することによりエ
ージェントが保持すべきデータ量を削減すると共に、障
害発生時の復旧を容易にし、更に、エージェントに状態
通知レベルを設定することで、エージェントの状態管理
を容易にする。 【解決手段】 本発明は、エージェントが生成されたと
きにエージェントの状態管理テーブル53(54)にエ
ントリを作成し、エージェントから状態を通知されたと
きにエージェントの状態管理テーブルのエントリに状態
を保持し、エージェントが消滅したときにエージェント
の状態管理テーブルからエントリを削除し、エージェン
トの状態問合せ(56)時に、エージェントの管理テー
ブルに状態が保持されているときはその状態を取り出し
て問合せ先に返し、エージェントの管理テーブルに状態
が保持されれていないときは、エージェントに対してそ
の状態の取り出しを要求してその値を返す(57)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動型エージェン
トの状態管理方法ならびにシステム及び同方法がプログ
ラムされ記録される記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】移動型エージェントは、エージェント自
体のコードの移動と、データの移動を伴いながら、適切
な場所で適切な処理を行うことを目的としている。エー
ジェントが移動し、必要に応じてエージェント間で通信
を行いながら処理を続けていくことで、柔軟性の高いシ
ステムを構築することができる。
【0003】移動型エージェント技術に基づいて作成さ
れるアプリケーションシステムは、異なる計算機で動作
するプログラムの集合と見ることができる。従来からの
オブジェクト指向技術に基づいたオブジェクトに移動性
を持たせたものをエージェントと見ることもできる。
【0004】エージェントは、複数の計算機を移動しな
がら処理を進めていき、当初の作業が終了すると、結果
を保持して戻ってくるという動作をする。一般に、エー
ジェントは、各計算機から情報を収集したり、処理結果
を取得しながら移動する。つまり、徐々にデータがエー
ジェント内に貯えられていくため、移動する毎にエージ
ェントのサイズが大きくなる。
【0005】また、移動するエージェントを監視するた
めには、エージェント側から状態が変化する毎にエージ
ェントの操作者に通知するか、エージェントの操作者が
定期的にエージェントの状態をチェックする方法が取ら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、エージェントが保持しなければならないデータ
サイズが大きくなるために移動の作業負荷が高くなるこ
とや、途中でエージェントに障害が発生した場合、それ
までの移動によって得られたデータは無駄になる等の問
題があった。また、エージェントがどのような状態にあ
るかを知るためには、状態の変化を逐次報告する必要が
あり、エージェントにとっても負荷の高い作業であっ
た。このことは、高速に移動するエージェントを作成す
るための問題ともなっていた。
【0007】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、エージェントが移動するときに取得し
たデータを状態管理サーバで管理することによりエージ
ェントが保持すべきデータ量を削減すると共に、障害発
生時の復旧を容易にし、更に、エージェントに状態通知
レベルを設定することで、エージェントの状態管理を容
易にしエージェントを高速に移動させることのできる、
移動型エージェントの状態管理方法ならびにシステム、
及び、同方法がプログラムされ記録される記録媒体を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の移動型エージェ
ントの状態管理方法は、(1)複数の移動型エージェン
トによって構成されるエージェントシステムが複数、状
態管理サーバと共にネットワーク接続されて成る計算機
システムにおいて、エージェントが生成されたときにエ
ージェントの状態管理テーブルにエントリを作成し、エ
ージェントから状態を通知されたときにエージェントの
状態管理テーブルのエントリに状態を保持し、エージェ
ントが消滅したときにエージェントの状態管理テーブル
からエントリを削除し、エージェントの状態問合せ時
に、エージェントの管理テーブルに状態が保持されてい
るときはその状態を取り出して問合せ先に返し、エージ
ェントの管理テーブルに状態が保持されれていないとき
は、エージェントに対してその状態の取り出しを要求し
てその値を返すことを特徴とする。(2)エージェント
の種別として状態を通知するか否かを示す通知フラグを
有し、この通知フラグが真ならばエージェントの状態が
変化したときに状態管理サーバに対して通知し、通知フ
ラグが偽ならばエージェントの状態変化を状態管理サー
バに通知しないことも特徴とする。(3)エージェント
生成時、または移動先リストの変更時にエージェントが
持つ移動先リストを状態管理サーバにも保持し、エージ
ェントの位置を調べるときに、状態管理サーバで保持す
る移動先リスト含まれるエージェントマネージャに対し
て順にエージェントが存在するかを問合せすることでエ
ージェントの居場所を探すことも特徴する。(4)エー
ジェントが移動するときに、エージェントの状態を状態
管理サーバに送信し、エージェントが障害によって実行
不能になった時に、状態管理サーバよりエージェントの
状態を取り出し、移動の時点から状態を再開することで
障害復旧することも特徴する。更に、エージェントが移
動するときに、エージェントが保持するデータを状態管
理サーバに送信し、エージェントの処理が終了したとき
に、状態管理サーバで保持された全データを取り出し、
最終移動場所へ移動することも特徴する。(5)エージ
ェントの保持するデータ量がエージェントシステムの既
定値を超えたときに、エージェントが保持するデータを
状態管理サーバに送信し、エージェントの処理が終了し
たときに、状態管理サーバで保持された全データを取り
出し、エージェントの保持するデータとマージすること
で最終移動場所へ移動することも特徴する。(6)エー
ジェントが移動するときに、現在のエージェントのサイ
ズを移動先のエージェントマネージャに通知し、エージ
ェントマネージャから受け入れ可能の通知を得たときに
エージェントを移動し、エージェントマネージャから受
け入れ不可の通知があったときに、エージェントが保持
するデータを状態管理サーバに送信した後にエージェン
トを移動し、エージェントの処理が終了したときに、状
態管理サーバで保持された全データを取り出し、エージ
ェントの保持するデータとマージすることで最終移動場
所へ移動することも特徴する。
【0009】本発明の移動型エージェントの状態管理シ
ステムは、(1)複数の移動型エージェントによって構
成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
いて、上記状態管理サーバは、エージェントの状態を保
持するエージェント状態保持部と、エージェントから送
られてくる状態をエージェント保持部に登録する状態登
録部と、エージェントへメッセージを送りそれらの状態
を取り出す状態問合せ部と、問合せのあったエージェン
トの状態をエージェント状態保持部から取り出し通知す
る状態通知部から成ることを特徴とする。(2)上記状
態管理サーバは、エージェントが動作するエージェント
マネージャの状態を保持するエージェントマネージャ状
態保持部と、エージェントの状態を保持するエージェン
ト状態保持部と、エージェント及びエージェントマネー
ジャから送られてくる状態をエージェント保持部および
エージェントマネージャ保持部に登録する状態登録部
と、エージェントおよびエージェントマネージャへメッ
セージを送り、それらの状態を取り出す状態問合せ部
と、問合せのあったエージェントおよびエージェントマ
ネージャの状態をエージェント状態保持部およびエージ
ェントマネージャ状態保持部から取り出し通知する状態
通知部から成ることも特徴とする。(3)ネットワーク
を介して接続される計算機間をエージェントが移動し、
必要に応じてエージェント間で通信を行いながら処理を
行なう計算機システムにおいて、上記エージェントが動
作する各計算機には少なくても1個のエージェントを管
理するエージェントマネージャがあって、このエージェ
ントマネージャは、エージェントの生成時または移動先
変更時にエージェントからの要求により移動先リストを
状態管理サーバに送信する移動先リスト送信部と、エー
ジェントの状態問合せに対して返答を行うエージェント
状態問合せ部から成り、エージェントの移動先といった
状態を管理するエージェント管理計算機は、エージェン
トマネージャから送られてきた移動先リストを受け取
り、保持する移動移動先リスト管理部と、移動先リスト
管理部に保持されている移動先リストを使って、各エー
ジェントマネージャにエージェントの存在を確認する現
在位置確認部から成ることも特徴とする。(4)エージ
ェントが動作する各計算機には少なくても1個のエージ
ェントを管理するエージェントマネージャがあり、この
エージェントマネージャは、エージェントのデータをエ
ージェント管理サーバに送信するデータ送信部と、エー
ジェント管理サーバで管理するデータを取り出し、内部
で保持するデータとマージするデータ構成部から成り、
エージェント状態を管理するエージェント管理サーバ
は、エージェントマネージャから送られてきたエージェ
ントのデータを受け取り、保持するデータ管理部と、デ
ータ管理部に保持されているをエージェントに渡すため
のエージェントデータ通信部から成ることも特徴とす
る。(5)エージェントが動作する各計算機には少なく
ても1個のエージェントを管理するエージェントマネー
ジャがあり、このエージェントマネージャは、エージェ
ントの状態をエージェント管理サーバに送信する状態送
信部と、エージェントの状態を監視し、障害発生時にエ
ージェント管理サーバに対してエージェントの再現を要
求するエージェント障害監視部とから成り、エージェン
ト状態を管理するエージェント管理サーバは、エージェ
ントマネージャから送られてきたエージェントの状態を
受け取り保持する状態管理部と、状態管理部に保持され
ているエージェントのデータからエージェントを再構成
してエージェントを発行するエージェント再現部とから
成ることも特徴とする。
【0010】本発明の記録媒体は、(1)複数の移動型
エージェントによって構成されるエージェントシステム
が複数、状態管理サーバと共にネットワーク接続されて
成る計算機システムにおいて用いられ、エージェントが
生成されたときにエージェントの状態管理テーブルにエ
ントリを作成するステップと、エージェントから状態を
通知されたときにエージェントの状態管理テーブルのエ
ントリに状態を保持するステップと、エージェントが消
滅したときにエージェントの状態管理テーブルからエン
トリを削除するステップと、エージェントの状態問合せ
時に、エージェントの管理テーブルに状態が保持されて
いるときはその状態を取り出して問合せ先に返すステッ
プと、エージェントの管理テーブルに状態が保持されれ
ていないときは、エージェントに対してその状態の取り
出しを要求してその値を返すステップがプログラムされ
記録されることを特徴とする。(2)エージェントの種
別として状態を通知するか否かを示す通知フラグを参照
するステップと、この通知フラグが真ならばエージェン
トの状態が変化したときに状態管理サーバに対して通知
するステップと、通知フラグが偽ならばエージェントの
状態変化を状態管理サーバに通知しないステップがプロ
グラムされ記録されることも特徴とする。(3)エージ
ェント生成時、または移動先リストの変更時にエージェ
ントが持つ移動先リストを状態管理サーバに保持するス
テップと、エージェントの位置を調べるときに、状態管
理サーバで保持する移動先リストに含まれるエージェン
トマネージャに対して順にエージェントが存在するかを
問合せすることでエージェントの居場所を探すステップ
がプログラムされ記録されることも特徴とする。(4)
エージェントが移動するときに、エージェントの状態を
状態管理サーバに送信するステップと、エージェントが
障害によって実行不能になった時に、状態管理サーバよ
りエージェントの状態を取り出し、移動の時点から状態
を再開することで障害復旧するステップがプログラムさ
れ記録されることも特徴する。(5)エージェントが移
動するときに、エージェントが保持するデータを状態管
理サーバに送信するステップと、エージェントの処理が
終了したときに、状態管理サーバで保持された全データ
を取り出し、最終移動場所へ移動するステップがプログ
ラムされ記録されることも特徴とする。(6)エージェ
ントの保持するデータ量がエージェントシステムの既定
値を超えたときに、エージェントが保持するデータを状
態管理サーバに送信するステップと、エージェントの処
理が終了したときに、状態管理サーバで保持された全デ
ータを取り出すステップと、エージェントの保持するデ
ータとマージすることで最終移動場所へ移動するステッ
プとがプログラムされ記録されることも特徴とする。
(7)エージェントが移動するときに、現在のエージェ
ントのサイズを移動先のエージェントマネージャに通知
するステップと、エージェントマネージャから受け入れ
可能の通知を得たときにエージェントを移動するステッ
プと、エージェントマネージャから受け入れ不可の通知
があったときに、エージェントが保持するデータを状態
管理サーバに送信した後にエージェントを移動するステ
ップと、エージェントの処理が終了したときに、状態管
理サーバで保持された全データを取り出すステップと、
エージェントの保持するデータとマージすることで最終
移動場所へ移動するステップとがプログラムされ記録さ
れることも特徴とする。
【0011】本発明によれば、エージェントが移動する
ときに取得したデータを状態管理サーバで管理すること
によりエージェントが保持すべきデータ量を削減すると
共に、障害発生時の復旧を容易にし、更に、エージェン
トに状態通知レベルを設定することで、エージェントの
状態管理を容易にしエージェントを高速に移動させるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の移動型エージェン
トシステムの実施形態を示すブロック図である。具体的
には、エージェントが必要とするコードを管理するとき
の運用の形態を示す図である。図に示すように、エージ
ェントクライアント(C1,…,Cn)1,2、エージ
ェントプラットフォーム(P1,…,Pm)3,4がネ
ットワーク6によって接続されている。例えば、エージ
ェントクライアントC1(1)から発行されたエージェ
ントがいくつかのエージェントプラットフォーム3,4
をネットワーク6を経由して移動し、最後にエージェン
トクライアントC1(1)に戻ってくるような動作をす
る。
【0013】尚、エージェントクライアント1,2とエ
ージェントプラットフォーム3,4の違いは、ユーザが
直接操作をするか否かであり、両者を区別しない時に
は、総称してエージェントシステムと呼ぶことにする。
5はエージェント状態管理サーバである。エージェント
状態管理サーバ5は、エージェントの状態を管理するサ
ーバである。詳細は後述する。
【0014】図2は、エージェント状態管理サーバ5が
持つモジュール構造を示す。エージェント状態管理サー
バ5は、エージェントが動作するエージェントマネージ
ャの状態を保持するエージェントマネージャ状態保持部
53と、エージェントの状態を保持するエージェント状
態保持部54と、エージェント及びエージェントマネー
ジャから送られてくる状態をエージェント状態保持部5
4及びエージェントマネージャ状態保持部53に登録す
る状態登録部55と、エージェント及びエージェントマ
ネージャへメッセージを送り、それらの状態を取り出す
状態問合せ部56と、問合せのあったエージェントおよ
びエージェントマネージャの状態をエージェント状態保
持部54及びエージェントマネージャ状態保持部54か
ら取り出し通知する状態通知部57から構成される。
【0015】エージェントシステムには、実際の処理を
行うエージェントと、エージェントのライフサイクルを
管理するエージェントマネージャが存在する。エージェ
ントはエージェントマネージャによって生成される。エ
ージェントマネージャは、エージェントシステムが稼動
するときに生成しても、動的に生成されてもよい。
【0016】エージェントのライフサイクルに従ってエ
ージェント状態管理サーバ5の振る舞いにつき、図6に
示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0017】エージェントAが生成(ステップS61)
されるとき、エージェントマネージャは、状態登録部5
3に対して、エージェントAが生成されたことを通知す
る。状態登録部55はエージェント状態保持部54が持
つ状態管理テーブルに、エージェントA用のエントリを
作成(ステップS62)する。
【0018】エージェントAが状態を変化させたとき、
エージェントマネージャは、状態登録部53に対して、
エージェントAの状態が変更されたことを通知する。状
態登録部55は、エージェント状態保持部54の状態管
理テーブルのエージェントAのエントリに状態を保持
(ステップS65)する。エージェントAが消滅(ステ
ップS63)したとき、エージェントマネージャは、状
態登録部55に対して、エージェントAが消滅したこと
を通知する。状態登録部55は、エージェント状態保持
部54の状態管理テーブルからエージェントAのエント
リを削除(ステップS64)する。
【0019】次に、図示せぬエージェントモニタがエー
ジェントAの状態を監視する状況からエージェント管理
サーバ5の振る舞いにつき、図7に示すフローチャート
を参照しながら説明する。
【0020】エージェントモニタは、状態通知部57に
対してエージェントAの状態を問い合わせる。まず、状
態通知部57は、エージェント状態保持部54の管理テ
ーブルにエージェントAの状態が保持されているかを調
べ(ステップS71)、保持されているならば、その状
態を取り出す(ステップS73)。保持されていないと
きは、状態問合せ部56に対してエージェントAの状態
の調査を依頼する。状態問合せ部56は、エージェント
Aを管理するエージェントマネージャからエージェント
Aの状態を取り出し(ステップS72)、状態通知部5
7に返す。状態通知部57は、エージェントAの状態が
得られると。問合せ先にその値を返す。
【0021】状態管理サーバ5は、エージェントの状態
を保持していない場合のみエージェントに状態の問い合
わせ要求が行われるため、各エージェントが状態問合せ
の処理に忙殺されることを防ぐ。このことにより、エー
ジェントは本来の作業を効率よく行うことができる。
【0022】次に、エージェントマネージャのライフサ
イクルにしたがって状態管理サーバ5の振る舞いにつき
説明する。
【0023】エージェントマネージャMが生成されると
エージェントマネージャM自身が、状態登録部56に対
して、エージェントマネージャMが生成されたことを通
知する。状態登録部56は、エージェントマネージャ状
態保持部53の状態管理テーブルにエージェントマネー
ジャM用のエントリを作成する。
【0024】エージェントマネージャMが状態を変化さ
せたとき、状態登録部55に対して、エージェントマネ
ージャMの状態が変更されたことを通知する。状態登録
部55は、エージェントマネージャ状態保持部53の状
態管理テーブルのエージェントマネージャMのエントリ
に状態を保持する。
【0025】エージェントマネージャMが消滅したと
き、状態登録部55に対して、エージェントマネージャ
Mが消滅したことを通知する。状態登録部55は、エー
ジェントマネージャ状態保持部53の状態管理テーブル
からエージェントマネージャMのエントリを削除する。
【0026】次に、図示せぬエージェントモニタがエー
ジェントマネージャMの状態を監視する状況からエージ
ェント管理サーバ5の振る舞いについて説明する。
【0027】エージェントモニタは、状態通知部57に
対してエージェントマネージャMの状態を問い合わせ
る。状態通知部57は、エージェントマネージャ状態保
持部53の管理テーブルにエージェントマネージャMの
状態が保持されているか否かを調べ、保持されているな
らばその状態を取り出す。保持されていないときは、状
態問合せ部56に対してエージェントマネージャMの状
態の調査を依頼する。状態問合せ部56は、エージェン
トマネージャMから状態を取り出す。
【0028】状態通知部57は、エージェントマネージ
ャMの状態が得られると。問合せ先にその値を返す。
【0029】次に、エージェントに状態が変化した場
合、状態管理サーバ5に対して通知するか否かを示す
「エージェントモード」を設定する方法について説明す
る。
【0030】エージェントの状態の1つに状態通知モー
ドがある。これは、変化があったときに通知するのであ
れば、「on」、しないのであれば[off]になって
いるものとする。
【0031】例えば、エージェントの生成時にモードを
決定する。つまり、状態通知モードが[on]になって
いるときには、エージェントの状態が変化したときに状
態管理サーバ5に対して状態変更を通知する。一方で、
[off]になっているときにはエージェントの状態が
変化しても状態管理サーバ5に通知しないようになる。
【0032】また、モード決定の別の方法として、エー
ジェントマネージャがエージェントの負荷に応じてモー
ドを切り替えることを説明する。ここでは、エージェン
トの負荷がCPUの使用率から0から1で表現されてい
るものとする。ここで、モードの切り替える既定値を
0.5と設定する。つまり、エージェントの負荷が既定
値である0.5より高くなったときにエージェントの状
態通知モードを「off」にし、エージェントの負荷が
既定値0.5より低くなったときにエージェントの状態
通知モードを[on]にする。
【0033】このような方法をとることによって、エー
ジェントの負荷が高いときには状態変化を通知をしない
が、処理が軽いときには通知を行うことを自動的に変更
できるようになる。
【0034】図3は、エージェント状態管理システムの
一実施形態を示すブロック図である。エージェント管理
システムは、エージェントを管理するエージェントマネ
ージャを含むエージェント動作計算機31、いわゆる図
1におけるエージェントシステム1(2,3,4)と、
エージェントの移動先といった状態を管理するエージェ
ント管理計算機32、いわゆる図1における状態管理サ
ーバ5から構成され、両者はネットワーク30を介して
接続される。
【0035】エージェント動作計算機1(2,3,4)
内のエージェントマネージャは、エージェントからの要
求により移動先リストをエージェント管理計算機31に
送信する移動先リスト送信部311と、エージェントの
状態問合せに対して応答を行うエージェント状態応答部
312、そしてエージェントが格納されるエージェント
プール313から構成されている。
【0036】エージェント管理計算機32は、エージェ
ントマネージャから送られてきた移動先リストを受け取
り、保持する移動先リスト管理部321と、移動先リス
ト管理部321に保持されている移動先リストを使っ
て、各エージェントマネージャにエージェントの存在を
確認する現在位置確認部322と、エージェント位置応
答部323、そして、移動先リストテーブル324から
構成される。
【0037】ここで、図8に示すフローチャートを参照
しながら、エージェントAの現在地を移動先リストに従
って見つける方法について説明する。エージェントAの
生成時に、エージェントAは、生成時に指定された移動
先リストL1を移動先リスト送信部311に渡す。移動
先リスト送信部311は、エージェント管理計算機32
内の移動先リスト管理部321に移動先リストL1を送
信する。移動先リスト管理部321は、移動先リストL
1をエージェントA用のエントリに格納する。具体的に
は、エージェントから移動リストL1を取り出し(ステ
ップS81)、エージェントのエントリがあるか否かチ
ェック(ステップS82)する。ここで、エージェント
A用のエントリがないときにはエントリを作成(ステッ
プS83)し、移動先リストL1を格納する(ステップ
S84)。
【0038】また、エージェントAの処理中に移動先リ
ストを変更するときは、新しい移動先リストL2を移動
先リスト送信部11に渡す。以後の処理は前述した説明
と同様に行われる。
【0039】いま、エージェントモニターからエージェ
ントAの位置問合せが発せられた場合の動作につき、図
9に示すフローチャートを参照しながら説明する。 ま
ず、現在位置確認部322は、移動先リスト管理部32
1に保持されているエージェントAの移動先リストL2
を取り出す(ステップS92)。いま、L2には、[M
1,M2,M3]と3つの移動先が含まれているとす
る。移動先にはエージェントマネージャが指定されてい
る。そして、エージェントAがエージェントマネージャ
M2に存在するとして、以下の説明を進める。
【0040】現在位置確認部322は、移動先リストL
2に含まれる移動先の順にエージェントAが存在するか
否かを問い合わせる(ステップS96)。つまり、最初
に、エージェントマネージャM1のエージェント状態応
答部312にエージェントAが存在するか問い合わせ
る。M1のエージェント状態応答部312はエージェン
トAを管理していないので「不在」であることを返答
(ステップS99)する。従って、現在位置確認部32
2は、次の移動先であるエージェントマネージャM2に
同様の問合せを行う。
【0041】M2のエージェント状態応答部312はエ
ージェントAを管理してるので「存在」していることを
返答する。ここで、現在位置確認部322は、問合せ先
であるエージェントモニターに対してエージェントAが
エージェントマネージャM2にいることを通知(ステッ
プS98)する。
【0042】現在位置確認部322がエージェントマネ
ージャに対して問合せを行う順序としては、移動先リス
トを逆順にする方法もある。問合せの手順については、
前述の説明と同様になる。
【0043】また、逐次に問い合わせを行うのではな
く、移動先リストに含まれるエージェントマネージャに
対して、一斉にエージェントが存在するかを問合せする
こともできる。図10にその場合の処理の流れをフロー
チャートで示す。図9に示す逐次問い合わせを行う方法
との違いは、ステップS104にて一斉に問い合わせを
行い、結果から存在しているエージェントマネージャを
見つけることである。この場合の居場所の判断は、最初
に応答を返したエージェントとし、それ以降の応答は無
視することができる。
【0044】更に、移動先リストが登録されていないエ
ージェントに対して、現在地の問合せがあったときに
は、エージェントシステム内の全てのエージェントマネ
ージャに対して、一斉にエージェントが存在するかを問
合せすることもできる。この場合の居場所の判断は、最
初に応答を返したエージェントとし、それ以降の応答は
無視することができる。
【0045】エージェントの居場所はその時における状
態をチェックするためである。従って、現在位置確認部
57からエージェントマネージャへの問合せに対して時
間を指定する方法を取ることもできる。この場合には、
問合せを受け取ったエージェントマネージャは、指定さ
れた時間内にエージェントが存在していないことがわか
った時には、返答をしないようにする。つまり、問合せ
自体を無効にすることで、現在位置確認部322は、無
駄な応答を受け取らないようにできる。
【0046】図4は、エージェント状態管理システムの
他の実施形態を示すブロック図である。エージェント状
態管理システムは、エージェントを管理するエージェン
トマネージャを含むエージェント動作計算機41、いわ
ゆる図1におけるエージェントシステム1(2,3,
4)と、エージェントの移動先といった状態を管理する
エージェント管理計算機42、いわゆる図1におけるエ
ージェント状態管理サーバ5から構成され、両者は、ネ
ットワーク40を介して接続される。
【0047】エージェント動作計算機41内のエージェ
ントマネージャは、エージェントのデータをエージェン
ト管理計算機42に送信するデータ送信部411と、エ
ージェント管理計算機42で管理するデータを取り出
し、内部で保持するデータとマージするデータ構成部4
12とエージェントが格納されるエージェントプール4
13から構成される。
【0048】エージェント管理計算機42は、エージェ
ントマネージャから送られてきたエージェントのデータ
を受け取り、保持するデータ管理部421と、データ管
理部421に保持されているデータをエージェントに渡
すためのエージェントデータ通信部422、データ保持
テーブル423から構成されている。
【0049】エージェントAが移動するときに、データ
をエージェント管理計算機42に送信する場合のエージ
ェント状態管理方法について動作を説明する。
【0050】エージェントAは、処理によって得たデー
タとして、DataA_1を保持しているとする。この
データは、エージェントが収集したデータであり、エー
ジェントが最終目的地に到着するまで利用されないもの
とする。
【0051】エージェントAが最終移動先以外に移動す
るときに、これを管理するエージェントマネージャMの
データ送信部411は、エージェントAが保持するデー
タDataA_1を取り出し、エージェント管理計算機
42に送信する。エージェント管理計算機42のデータ
管理部421は、エージェントA用のエントリにDat
aA_1を追加する。各エージェントに対して複数のデ
ータを保持する必要があるため、たとえば、リストでデ
ータを保持する。
【0052】エージェントAが最終移動先に移動すると
きに、エージェントマネージャのデータ構成部412
は、エージェントデータ送信部411に対してエージェ
ントAのデータを要求する。エージェントデータ送信部
422では、データ管理部421のエージェントAのエ
ントリに保持されている全てのデータをデータ構成部4
12に返す。ここでは、「DataA_0,Data_
A1」が保持されていたとする。
【0053】データ構成部412は、エージェントAが
保持するデータDataA_2を取り出し、データ送信
部411から返されたデータ「DataA_0,Dat
a_A1」とマージし、新しいデータDataAを作成
する。そして、データDataAをエージェントに埋め
込む。その後、エージェントマネージャは、エージェン
トAを最終移動先に移動させる。
【0054】エージェントが保持するデータをエージェ
ント管理計算機42に送出するタイミングは、エージェ
ント移動させるときだけでなく、エージェントの保持す
るデータ量がエージェントシステムの既定値を超えたと
きに行うこともできる。
【0055】エージェントマネージャは、定期的または
不定期にエージェントの保持するデータ量を監視するも
のとする。これは、エージェントが状態を変化させるに
チェックを行ってもよい。エージェントの保持データ量
を監視するときに、エージェントマネージャはエージェ
ントAが保持するデータ量SAがエージェントシステム
の既定値Sを超えているかを調べる。超えていないとき
は、通常の処理を継続する。超えているときに、エージ
ェントマネージャMのデータ送信部411は、エージェ
ントAが保持するデータDataA_1を取り出し、エ
ージェント管理計算機42に送信するようにする。
【0056】上述した移動時にデータをエージェント管
理計算機42に送る方法と組み合わせることも可能であ
る。また、エージェントを移動させるときに、移動先の
エージェントマネージャがエージェントのサイズの問題
で受け入れができないときには、以下に説明する方法で
エージェントの保持するデータをエージェント管理計算
機42に送り、サーバのサイズを小さくすることもでき
る。
【0057】即ち、エージェントAが移動するときに、
エージェントAのエージェントマネージャM1は、エー
ジェントAの大きさを計算し、移動先のエージェントマ
ネージャM2に通知する。エージェントマネージャM2
は、自分のリソース情報からエージェントAを受け入れ
可能であるかを判断する。エージェントマネージャM1
がM2から受け入れ可能の通知を得たときには、エージ
ェントAをエージェントM1に移動させる。エージェン
トマネージャM2から受け入れ不可の通知があったとき
に、エージェントAが保持するデータDataAをエー
ドェントト管理計算機42、いわゆる状態管理サーバ5
に送信する。その後、エージェントAの大きさを再計算
し、移動先のエージェントマネージャM2に通知する。
その結果、受け入れ可能の通知を得たときはエージェン
トAをM2に移動する。そうでないときは、移動先を変
更する。移動先を変更する方法については、移動先リス
トの中から選択する方法などがある。
【0058】図5はエージェント状態管理システムの更
に他の実施形態を示すブロック図である。図において、
エージェント管理システムは、エージェントを管理する
エージェントマネージャを含むエージェント動作計算機
51、いわゆる図1におけるエージェントシステム1
(2,3,4)と、エージェントの移動先といった状態
を管理するエージェント管理計算機52、いわゆる図1
における状態管理サーバ5から構成され、両者はネット
ワーク50を介して接続される。
【0059】エージェント動作計算機51内のエージェ
ントマネージャは、エージェントの状態をエージェント
管理計算機52に送信する状態送信部511と、エージ
ェントの状態を監視し、障害発生時にエージェント管理
計算機52に対してエージェントの再現を要求するエー
ジェント障害監視部512、エージェントが格納される
エージェントプール513から構成されている。
【0060】エージェント管理計算機52は、エージェ
ントマネージャから送られてきたエージェントの状態を
受け取り、保持する状態管理部521と、状態管理部5
21に保持されているエージェントのデータからエージ
ェントを再構成しエージェントを発行するエージェント
再現部522、そして、状態保持テーブル523から構
成されている。ここで使用するエージェントの状態と
は、エージェントを再構成するために必要なデータの集
合である。
【0061】図11に示すフローチャートを参照しなが
らエージェントが状態を登録する手順について説明す
る。
【0062】エージェントAが移動するときに、これを
管理するエージェントマネージャMの状態送信部511
は、エージェントAの状態S1を取り出し(ステップS
111)、エージェント管理計算機52に送信する。エ
ージェント管理計算機52の状態管理部521は、エー
ジェントのエントリがあるか否かチエックし、ないとき
にエントリを作成(ステップS112,S113)して
エージェントA用のエントリに状態S1を保持(ステッ
プS114)する。各エージェントに対して最終状態だ
けを管理する。
【0063】図12に示すフローチャートを参照しなが
らエージェントに障害が発生したときに復旧手順につい
て説明する。エージェントAに障害が発生したときに、
エージェント障害監視部512は、エージェントAが異
常になったことを検出(ステップS121)する。そし
て、エージェントAの後処理(ステップS122)をし
た後に、エージェント再現部522に対してエージェン
トAの再生成(ステップS124)を依頼する。エージ
ェント再現部522では、エージェントAの状態を状態
管理部521から取り出し(ステップS123)、生成
したエージェントA1に状態を与える。そして、エージ
ェントA1をAの代わりにエージェントマネージャMに
移動させる。
【0064】尚上述した本発明の実施形態はいずれもミ
ドルウェアによって実現されるものであり、その内容
は、FD、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−R
OM、MO等の光ディスク、または、ネットワークを経
由した配布形式によって提供されるものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、エー
ジェントが移動するときに取得したデータを状態管理サ
ーバで管理することにより、エージェントが保持すべき
データ量を削減すると共に、障害発生時の復旧を容易に
し、更に、エージェントに状態通知レベルを設定するこ
とで、エージェントの状態管理を容易にしエージェント
を高速に移動させることができる。他、以下に列挙する
効果も得られる。
【0066】(1)エージェントの状態をサーバとして
一括管理するために、登録と検索を個別に行え、特定の
エージェントへの状態問合せが集中することを防ぐ。こ
のことにより、エージェントは本来の作業を効率よく行
うことができる。
【0067】(2)サーバで管理していない場合のみエ
ージェントに状態の問い合わせ要求するために、各エー
ジェントが状態問合せの処理に忙殺されることを防ぐ。
このことにより、エージェントは本来の作業を効率よく
行うことができる。
【0068】(3)サーバで管理していない場合のみ、
エージェントやエージェントマネージャに問い合わせ要
求するために、各エージェントやエージェントマネージ
ャが状態問合せの処理に忙殺されることを防ぐ。このこ
とにより、エージェントやエージェントマネージャは本
来の作業を効率よく行うことができる。
【0069】(4)通知しないモードのエージェントは
状態変化があったときにも変更の通知を行う必要がない
ため、高速に動作することが可能になる。
【0070】(5)エージェントの負荷が高いときには
通知をしないが、処理が軽いときには通知を行うことを
自動的に判断するため、重い処理のときには本業に注力
でき、それ以外では状態を管理できるため、効率よく処
理を行うことができる。
【0071】(6)エージェントの現在位置をエージェ
ントの移動先リストに従って追跡することができる。不
必要な計算機に問合せを行わないで効率的に追跡をする
ことができる。こうすることで、動的にエージェントの
状態を確認することが可能になる。
【0072】(7)移動先が固定されるエージェントに
おいて、移動先順に追跡を行うことでエージェントのあ
りかを効率的に見つけることができる。
【0073】(8)移動先が動的に決定されるエージェ
ントにおいて、同時に検索要求を出すことで高速に居場
所をみつけることができる。
【0074】(9)移動先が固定されるエージェントに
おいて、限定された移動先に対して同時に検索要求を出
すことで高速に居場所をみつけることができる。
【0075】(10)同時に検索要求を行うが、要求に
有効時間を設定することで、後からエージェントが到着
したときに要求もとにレスポンスを返さないことで効率
的に追跡を行うことができる。
【0076】(11)エージェントのデータをサーバで
管理するため、処理途中で得たデータを持ちまわる必要
がなくなるため、軽量で移動に適したエージェントにす
ることができる。
【0077】(12)エージェントの状態をサーバで管
理するため、途中で障害が発生してもすばやく復旧する
ことが可能である。
【0078】(13)移動する毎に状態をサーバで管理
するため、途中で障害が発生してもすばやく復旧するこ
とが可能である。
【0079】(14)単一のマシンで作成されたデータ
を順に状態管理サーバに貯えるため、エージェントは軽
量のまま移動をおこなうことができる。
【0080】(15)一定量のデータがエージェント内
に保持されるとデータを順に状態管理サーバに貯えるた
め、エージェントの最大メモリ消費量を限定することが
でき、軽量のまま移動をおこなうことができる。特に、
特定のマシンで大量のデータが生成される場合に有効で
ある。
【0081】(16)移動先の計算機のリソースが少な
いときに、エージェント内に保持されるデータを状態管
理サーバに貯えるため、移動先で使用できるリソースに
応じてエージェントのメモリ消費量を限定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエージェント状態管理システムの接続
形態を示すブロック図、
【図2】図1におけるエージェント管理サーバの内部構
成を示すブロック図、
【図3】本発明のエージェント状態管理システムにおけ
るモジュール構成の一実施形態を示すブロック図、
【図4】本発明のエージェント状態管理システムにおけ
るモジュール構成の他の実施形態を示すブロック図、
【図5】本発明のエージェント状態管理システムにおけ
るモジュール構成の更に他の実施形態を示すブロック
図、
【図6】図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説明
するために引用したフローチャート、
【図7】図1、図2に示す本発明実施形態の動作を説明
するために引用したフローチャート、
【図8】図3に示す本発明実施形態の動作を説明するた
めに引用したフローチャート、
【図9】図3に示す本発明実施形態の動作を説明するた
めに引用したフローチャート、
【図10】図4に示す本発明実施形態の動作を説明する
ために引用したフローチャート、
【図11】図4に示す本発明実施形態の動作を説明する
ために引用したフローチャート、
【図12】図5に示す本発明実施形態の動作を説明する
ために引用したフローチャート、
【符号の説明】
1(2)エージェントクライアント、3(4)エージェ
ントプラットフォーム、5エージェント状態管理サー
バ、6(30,40,50)ネットワーク、31(4
1,51)エージェント動作計算機、32(42,5
2)エージェント管理計算機、53エージェントマネー
ジャ状態保持部、54エージェント状態保持部、55状
態登録部、56状態問い合わせ部、57状態通知部、3
11移動先リスト送信部、312エージェント状態応答
部、313(413,513)エージェントプール、3
21移動先リスト管理部、322現在位置確認部、32
3エージェント位置応答部、324移動リストテーブ
ル、411データ送信部、412データ構成部、421
データ管理部、422エージェントデータ送信部、42
3データ保持テーブル、511状態送信部、512エー
ジェント障害監視部、521状態管理部、522エージ
ェント再現部、523状態保持テーブル、

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動型エージェントによって構成
    されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバと
    共にネットワーク接続されて成る計算機システムにおい
    て、エージェントが生成されたときにエージェントの状
    態管理テーブルにエントリを作成し、エージェントから
    状態を通知されたときにエージェントの状態管理テーブ
    ルのエントリに状態を保持し、エージェントが消滅した
    ときにエージェントの状態管理テーブルからエントリを
    削除し、エージェントの状態問合せ時に、エージェント
    の管理テーブルに状態が保持されているときはその状態
    を取り出して問合せ先に返し、エージェントの管理テー
    ブルに状態が保持されれていないときは、エージェント
    に対してその状態の取り出しを要求してその値を返すこ
    とを特徴とする移動型エージェントの状態管理方法。
  2. 【請求項2】 エージェントマネージャが生成されたと
    きにエージェントマネージャの状態管理テーブルにエン
    トリを作成し、エージェントマネージャから状態を通知
    されたときにエージェントマネージャの状態管理テーブ
    ルのエントリに状態を保持し、エージェントマネージャ
    が消滅したときにエージェントマネージャの状態管理テ
    ーブルからエントリを削除し、エージェントマネージャ
    の状態問合せ時に、エージェントマネージャの管理テー
    ブルに状態が保持されているときはその状態を取り出し
    て問合せ先に返し、エージェントマネージャの管理テー
    ブルに状態が保持されていないときは、エージェントの
    に対して状態を取り出しを要求し、その値を返すことを
    特徴とする請求項1記載の移動型エージェントの状態管
    理方法。
  3. 【請求項3】 複数の移動型エージェントによって構成
    されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバと
    共にネットワーク接続されて成る計算機システムにおい
    て、エージェントの種別として状態を通知するか否かを
    示す通知フラグを有し、この通知フラグが真ならばエー
    ジェントの状態が変化したときに状態管理サーバに対し
    て通知し、通知フラグが偽ならばエージェントの状態変
    化を状態管理サーバに通知しないことを特徴とする移動
    型エージェントの状態管理方法。
  4. 【請求項4】 エージェントマネージャがエージェント
    の負荷を監視し、エージェントの負荷が既定値より高く
    なったときに上記エージェントの通知フラグを偽に変更
    し、エージェントの負荷が既定値より低くなったときに
    エージェントの通知フラグを真に設定することを特徴と
    する請求項3記載の移動型エージェントの状態管理方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の移動型エージェントによって構成
    されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバと
    共にネットワーク接続されて成る計算機システムにおい
    て、エージェント生成時、または移動先リストの変更時
    にエージェントが持つ移動先リストを状態管理サーバに
    も保持し、エージェントの位置を調べるときに、状態管
    理サーバで保持する移動先リスト含まれるエージェント
    マネージャに対して順にエージェントが存在するかを問
    合せすることでエージェントの居場所を探すことを特徴
    する移動型エージェントの状態管理方法。
  6. 【請求項6】 エージェントシステム内に存在する全て
    のエージェントマネージャに対して一斉にエージェント
    が存在するかを問合せすることでエージェントの居場所
    を探すことを特徴する請求項5記載の移動型エージェン
    トの状態管理方法。
  7. 【請求項7】 エージェント生成時または移動先リスト
    の変更時にエージェントが持つ移動先リストを状態管理
    サーバに保持し、エージェントの位置を調べるときに、
    状態管理サーバで保持する移動先リスト含まれるエージ
    ェントマネージャに対して一斉にエージェントが存在す
    るかを問合せすることでエージェントの居場所を探すこ
    とを特徴する請求項6記載の移動型エージェントの状態
    管理方法。
  8. 【請求項8】 問合せ要求に対して一定時間内にエージ
    ェントが存在しないときにレスポンスを要求元に返さな
    いことを特徴する請求項7記載の移動型エージェントの
    状態管理方法。
  9. 【請求項9】 複数の移動型エージェントによって構成
    されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバと
    共にネットワーク接続されて成る計算機システムにおい
    て、エージェントが移動するときに、エージェントの状
    態を状態管理サーバに送信し、エージェントが障害によ
    って実行不能になった時に、状態管理サーバよりエージ
    ェントの状態を取り出し、移動の時点から状態を再開す
    ることで障害復旧することを特徴する移動型エージェン
    トの状態管理方法。
  10. 【請求項10】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて、エージェントが移動するときに、エージェントが
    保持するデータを状態管理サーバに送信し、エージェン
    トの処理が終了したときに、状態管理サーバで保持され
    た全データを取り出し、最終移動場所へ移動することを
    特徴する移動型エージェントの状態管理方法。
  11. 【請求項11】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて、エージェントの保持するデータ量がエージェント
    システムの既定値を超えたときに、エージェントが保持
    するデータを状態管理サーバに送信し、エージェントの
    処理が終了したときに、状態管理サーバで保持された全
    データを取り出し、エージェントの保持するデータとマ
    ージすることで最終移動場所へ移動することを特徴する
    移動型エージェントの状態管理方法。
  12. 【請求項12】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて、エージェントが移動するときに、現在のエージェ
    ントのサイズを移動先のエージェントマネージャに通知
    し、エージェントマネージャから受け入れ可能の通知を
    得たときにエージェントを移動し、エージェントマネー
    ジャから受け入れ不可の通知があったときに、エージェ
    ントが保持するデータを状態管理サーバに送信した後に
    エージェントを移動し、エージェントの処理が終了した
    ときに、状態管理サーバで保持された全データを取り出
    し、エージェントの保持するデータとマージすることで
    最終移動場所へ移動することを特徴する移動型エージェ
    ントの状態管理方法。
  13. 【請求項13】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されてなる計算機システムにお
    いて、上記状態管理サーバは、エージェントの状態を保
    持するエージェント状態保持部と、エージェントから送
    られてくる状態をエージェント保持部に登録する状態登
    録部と、エージェントへメッセージを送りそれらの状態
    を取り出す状態問合せ部と、問合せのあったエージェン
    トの状態をエージェント状態保持部から取り出し通知す
    る状態通知部から成ることを特徴とする移動型エージェ
    ントの状態管理システム。
  14. 【請求項14】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて、上記状態管理サーバは、エージェントが動作する
    エージェントマネージャの状態を保持するエージェント
    マネージャ状態保持部と、エージェントの状態を保持す
    るエージェント状態保持部と、エージェント及びエージ
    ェントマネージャから送られてくる状態をエージェント
    保持部およびエージェントマネージャ保持部に登録する
    状態登録部と、エージェントおよびエージェントマネー
    ジャへメッセージを送り、それらの状態を取り出す状態
    問合せ部と、問合せのあったエージェントおよびエージ
    ェントマネージャの状態をエージェント状態保持部およ
    びエージェントマネージャ状態保持部から取り出し通知
    する状態通知部から成ることを特徴とする移動型エージ
    ェントの状態管理システム。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介して接続される計算
    機間をエージェントが移動し、必要に応じてエージェン
    ト間で通信を行いながら処理を行なう計算機システムに
    おいて、上記エージェントが動作する各計算機には少な
    くても1個のエージェントを管理するエージェントマネ
    ージャがあって、このエージェントマネージャは、エー
    ジェントの生成時または移動先変更時にエージェントか
    らの要求により移動先リストを状態管理サーバに送信す
    る移動先リスト送信部と、エージェントの状態問合せに
    対して返答を行うエージェント状態問合せ部から成り、
    エージェントの移動先といった状態を管理するエージェ
    ント管理計算機は、エージェントマネージャから送られ
    てきた移動先リストを受け取り、保持する移動移動先リ
    スト管理部と、移動先リスト管理部に保持されている移
    動先リストを使って、各エージェントマネージャにエー
    ジェントの存在を確認する現在位置確認部から成ること
    を特徴とする移動型エージェントの状態管理システム。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して接続される計算
    機間をエージェントが移動し、必要に応じてエージェン
    ト間で通信を行いながら処理を行なう計算機システムに
    おいて、エージェントが動作する各計算機には少なくて
    も1個のエージェントを管理するエージェントマネージ
    ャがあり、このエージェントマネージャは、エージェン
    トのデータをエージェント管理サーバに送信するデータ
    送信部と、エージェント管理サーバで管理するデータを
    取り出し、内部で保持するデータとマージするデータ構
    成部から成り、エージェント状態を管理するエージェン
    ト管理サーバは、エージェントマネージャから送られて
    きたエージェントのデータを受け取り、保持するデータ
    管理部と、データ管理部に保持されているをエージェン
    トに渡すためのエージェントデータ通信部から成ること
    を特徴とする移動型エージェントの状態管理システム。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して接続される計算
    機間をエージェントが移動し、必要に応じてエージェン
    ト間で通信を行いながら処理を行なう計算機システムに
    おいて、エージェントが動作する各計算機には少なくて
    も1個のエージェントを管理するエージェントマネージ
    ャがあり、このエージェントマネージャは、エージェン
    トの状態をエージェント管理サーバに送信する状態送信
    部と、エージェントの状態を監視し、障害発生時にエー
    ジェント管理サーバに対してエージェントの再現を要求
    するエージェント障害監視部とから成り、エージェント
    状態を管理するエージェント管理サーバは、エージェン
    トマネージャから送られてきたエージェントの状態を受
    け取り保持する状態管理部と、状態管理部に保持されて
    いるエージェントのデータからエージェントを再構成し
    てエージェントを発行するエージェント再現部とから成
    ることを特徴とする移動型エージェントの状態管理シス
    テム。
  18. 【請求項18】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて用いられ、エージェントが生成されたときにエージ
    ェントの状態管理テーブルにエントリを作成するステッ
    プと、エージェントから状態を通知されたときにエージ
    ェントの状態管理テーブルのエントリに状態を保持する
    ステップと、エージェントが消滅したときにエージェン
    トの状態管理テーブルからエントリを削除するステップ
    と、エージェントの状態問合せ時に、エージェントの管
    理テーブルに状態が保持されているときはその状態を取
    り出して問合せ先に返すステップと、エージェントの管
    理テーブルに状態が保持されれていないときは、エージ
    ェントに対してその状態の取り出しを要求してその値を
    返すステップがプログラムされ記録されるコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 エージェントマネージャが生成された
    ときにエージェントマネージャの状態管理テーブルにエ
    ントリを作成するステップと、エージェントマネージャ
    から状態を通知されたときにエージェントマネージャの
    状態管理テーブルのエントリに状態を保持するステップ
    と、エージェントマネージャが消滅したときにエージェ
    ントマネージャの状態管理テーブルからエントリを削除
    するステップと、エージェントマネージャの状態問合せ
    時に、エージェントマネージャの管理テーブルに状態が
    保持されているときはその状態を取り出して問合せ先に
    返すステップと、エージェントマネージャの管理テーブ
    ルに状態が保持されれていないときは、エージェントの
    に対して状態を取り出しを要求し、その値を返すステッ
    プがプログラムされ記録される請求項18記載のコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて用いられ、エージェントの種別として状態を通知す
    るか否かを示す通知フラグを参照するステップと、この
    通知フラグが真ならばエージェントの状態が変化したと
    きに状態管理サーバに対して通知するステップと、通知
    フラグが偽ならばエージェントの状態変化を状態管理サ
    ーバに通知しないステップがプログラムされ記録される
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 エージェントの負荷を監視するステッ
    プと、エージェントの負荷が既定値より高くなったとき
    に上記エージェントの通知フラグを偽に変更するステッ
    プと、エージェントの負荷が既定値より低くなったとき
    にエージェントの通知フラグを真に設定するステップが
    プログラムされ記録ざる請求項20記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて用いられ、エージェント生成時、または移動先リス
    トの変更時にエージェントが持つ移動先リストを状態管
    理サーバに保持するステップと、エージェントの位置を
    調べるときに、状態管理サーバで保持する移動先リスト
    に含まれるエージェントマネージャに対して順にエージ
    ェントが存在するかを問合せすることでエージェントの
    居場所を探すステップがプログラムされ記録されるコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 エージェントシステム内に存在する全
    てのエージェントマネージャに対して一斉にエージェン
    トが存在するかを問合せすることでエージェントの居場
    所を探すステップがプログラムされ記録される請求項2
    2記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  24. 【請求項24】 エージェント生成時または移動先リス
    トの変更時にエージェントが持つ移動先リストを状態管
    理サーバに保持するステップと、エージェントの位置を
    調べるときに、状態管理サーバで保持する移動先リスト
    含まれるエージェントマネージャに対して一斉にエージ
    ェントが存在するかを問合せすることでエージェントの
    居場所を探すステップがプログラムされ記録される請求
    項23記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 問合せ要求に対して一定時間内にエー
    ジェントが存在しないときにレスポンスを要求元に返さ
    ないステップがプログラムされ記録される請求項24記
    載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 【請求項26】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて用いられ、エージェントが移動するときに、エージ
    ェントの状態を状態管理サーバに送信するステップと、
    エージェントが障害によって実行不能になった時に、状
    態管理サーバよりエージェントの状態を取り出し、移動
    の時点から状態を再開することで障害復旧するステップ
    がプログラムされ記録されることを特徴するコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  27. 【請求項27】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて用いられ、エージェントが移動するときに、エージ
    ェントが保持するデータを状態管理サーバに送信するス
    テップと、エージェントの処理が終了したときに、状態
    管理サーバで保持された全データを取り出し、最終移動
    場所へ移動するステップがプログラムされ記録されるコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 【請求項28】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて、エージェントの保持するデータ量がエージェント
    システムの既定値を超えたときに、エージェントが保持
    するデータを状態管理サーバに送信するステップと、エ
    ージェントの処理が終了したときに、状態管理サーバで
    保持された全データを取り出すステップと、エージェン
    トの保持するデータとマージすることで最終移動場所へ
    移動するステップとがプログラムされ記録されるコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  29. 【請求項29】 複数の移動型エージェントによって構
    成されるエージェントシステムが複数、状態管理サーバ
    と共にネットワーク接続されて成る計算機システムにお
    いて用いられ、エージェントが移動するときに、現在の
    エージェントのサイズを移動先のエージェントマネージ
    ャに通知するステップと、エージェントマネージャから
    受け入れ可能の通知を得たときにエージェントを移動す
    るステップと、エージェントマネージャから受け入れ不
    可の通知があったときに、エージェントが保持するデー
    タを状態管理サーバに送信した後にエージェントを移動
    するステップと、エージェントの処理が終了したとき
    に、状態管理サーバで保持された全データを取り出すス
    テップと、エージェントの保持するデータとマージする
    ことで最終移動場所へ移動するステップとがプログラム
    され記録されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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