JPH11342442A - 鍛造された鉄―ニッケル系超合金を製造する方法 - Google Patents
鍛造された鉄―ニッケル系超合金を製造する方法Info
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- JPH11342442A JPH11342442A JP10808899A JP10808899A JPH11342442A JP H11342442 A JPH11342442 A JP H11342442A JP 10808899 A JP10808899 A JP 10808899A JP 10808899 A JP10808899 A JP 10808899A JP H11342442 A JPH11342442 A JP H11342442A
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- C22C1/04—Making non-ferrous alloys by powder metallurgy
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鉄−ニッケル系超合金の鍛造された物品を製
造する方法を提供する。 【解決手段】 あらかじめ合金化されたクロム、ニオ
ブ、チタン及びアルミニウムを含む鉄−ニッケル系超合
金の溶融物からの窒素微粒化粉末を、加熱均衡圧縮して
得られた完全に密な物品を、鍛造することにより該超合
金の鍛造物品を製造する。
造する方法を提供する。 【解決手段】 あらかじめ合金化されたクロム、ニオ
ブ、チタン及びアルミニウムを含む鉄−ニッケル系超合
金の溶融物からの窒素微粒化粉末を、加熱均衡圧縮して
得られた完全に密な物品を、鍛造することにより該超合
金の鍛造物品を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温静水圧圧縮さ
れ、あらかじめ合金化された窒素ガス微粉化された粒子
から作られた圧縮された物品からの鉄−ニッケル系超合
金の鍛造された物品の製造に関するものである。
れ、あらかじめ合金化された窒素ガス微粉化された粒子
から作られた圧縮された物品からの鉄−ニッケル系超合
金の鍛造された物品の製造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】良き耐腐食を持ち高温で良き機械的性質
を要求している適応物における使用に対する鍛造物生産
に対し高く合金化された鉄−ニッケル系超合金を使用す
ることは、知られている。これらの使用は、ガスタービ
ン成分の製造及び化学加工物使用を含んでいる。
を要求している適応物における使用に対する鍛造物生産
に対し高く合金化された鉄−ニッケル系超合金を使用す
ることは、知られている。これらの使用は、ガスタービ
ン成分の製造及び化学加工物使用を含んでいる。
【0003】現在、このタイプの合金の大きなインゴッ
トが、鋳込及び3重溶融操作の使用による加工した型に
おいて生産されている。この溶融は、真空誘導溶融(v
acuum induction melting..
VIM)。電気スラグ再溶融(electroslag
remelting..ESR)及び真空アーク再溶
融(vacuum arc remelting..V
AR)を含んでいる。この3重溶融操作は、時間がかか
り、高価であり、それから作られた鍛造物及び部品の全
コストを重大に増加するが、要素の偏析及びそれから生
じているクラック生長反応への場所の創作のような他の
問題を避ける必要がある。偏析を最小にするため、合金
含量が、減ぜられねばならぬか、普通にビレット化と呼
ばれる過剰の予備鍛造が、物品の望まれた配置に鍛造す
るに先立ち材料の均質化を促進するため必要である。こ
れは、高価な炉時間と要求された鍛造温度に加熱する鍛
造圧時間を生じる。これらの2つは、さらに最終鍛造製
品の全コストに添加する。
トが、鋳込及び3重溶融操作の使用による加工した型に
おいて生産されている。この溶融は、真空誘導溶融(v
acuum induction melting..
VIM)。電気スラグ再溶融(electroslag
remelting..ESR)及び真空アーク再溶
融(vacuum arc remelting..V
AR)を含んでいる。この3重溶融操作は、時間がかか
り、高価であり、それから作られた鍛造物及び部品の全
コストを重大に増加するが、要素の偏析及びそれから生
じているクラック生長反応への場所の創作のような他の
問題を避ける必要がある。偏析を最小にするため、合金
含量が、減ぜられねばならぬか、普通にビレット化と呼
ばれる過剰の予備鍛造が、物品の望まれた配置に鍛造す
るに先立ち材料の均質化を促進するため必要である。こ
れは、高価な炉時間と要求された鍛造温度に加熱する鍛
造圧時間を生じる。これらの2つは、さらに最終鍛造製
品の全コストに添加する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的、即ち課
題は、鉄−ニッケル系超合金からこのタイプの鍛造物を
生産することに対する方法を与えることであり、それ
は、偏析が最小化され、最終製品の全コストに著しく添
加する従来技術で使用されたタイプの鍛造法及び特殊な
溶融を必要としないで均質性を増加している。
題は、鉄−ニッケル系超合金からこのタイプの鍛造物を
生産することに対する方法を与えることであり、それ
は、偏析が最小化され、最終製品の全コストに著しく添
加する従来技術で使用されたタイプの鍛造法及び特殊な
溶融を必要としないで均質性を増加している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により、鉄−ニッ
ケル系超合金から鍛造された物品を生産する方法が与え
られ、鉄−ニッケル系超合金の溶融物を生産することを
含んでいる。超合金は、クロム、ニオブ、チタン及びア
ルミニウムの合金添加を含んでいる。溶融物は、窒素ま
たはアルゴンを使用し微粒化され、この超合金組成のあ
らかじめ合金化された粒子を生産する。これらのあらか
じめ合金化された粒子は、高温静水圧にて圧縮され、そ
れから理論密度に限りなく近い完全に密な物品を作る。
それから、完全に密な物品は、鍛造され、望まれた鍛造
された物品を作る。
ケル系超合金から鍛造された物品を生産する方法が与え
られ、鉄−ニッケル系超合金の溶融物を生産することを
含んでいる。超合金は、クロム、ニオブ、チタン及びア
ルミニウムの合金添加を含んでいる。溶融物は、窒素ま
たはアルゴンを使用し微粒化され、この超合金組成のあ
らかじめ合金化された粒子を生産する。これらのあらか
じめ合金化された粒子は、高温静水圧にて圧縮され、そ
れから理論密度に限りなく近い完全に密な物品を作る。
それから、完全に密な物品は、鍛造され、望まれた鍛造
された物品を作る。
【0006】鍛造された物品は、好ましくはASTM
NO.7から9.5の粒子サイズを持つであろう。鍛造
された物品は、鍛造の後、物品の粒子境界でチタン、ニ
オブ及びチタン/ニオブ浸炭窒化物化合物を持つであろ
う。鍛造操作は、1204℃(2200°F)までの温
度で行われるであろう。鍛造された物品は、1204℃
(2200°F)までの温度で焼きなまされるであろ
う。焼きなましの後、鍛造された物品は、ASTM N
O.6から11の粒子サイズを示すであろう。
NO.7から9.5の粒子サイズを持つであろう。鍛造
された物品は、鍛造の後、物品の粒子境界でチタン、ニ
オブ及びチタン/ニオブ浸炭窒化物化合物を持つであろ
う。鍛造操作は、1204℃(2200°F)までの温
度で行われるであろう。鍛造された物品は、1204℃
(2200°F)までの温度で焼きなまされるであろ
う。焼きなましの後、鍛造された物品は、ASTM N
O.6から11の粒子サイズを示すであろう。
【0007】鉄−及びニッケル−系超合金の好ましい組
成は、重量%において、40から43ニッケル、15.
5から16.5クロム、2.8から3.2ニオブ、1.
5から1.8チタン、0.1から0.3アルミニウム、
0.1までの窒素、0.1までの炭素及び残り鉄であ
る。
成は、重量%において、40から43ニッケル、15.
5から16.5クロム、2.8から3.2ニオブ、1.
5から1.8チタン、0.1から0.3アルミニウム、
0.1までの窒素、0.1までの炭素及び残り鉄であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】〔例1〕合金706の窒素及びア
ルゴン微粒化粉末が、−60メッシュ(>250μm)
及び−140メッシュ(<106μm)サイズにふるわ
れ、引き続き、2つの異なる温度、1065℃(195
0°F)及び1130℃(2065°F)で高温静水圧圧
縮成形(ホットアイソレイテイングプレス..HIPと
いう)された。異なる加工条件の要約は、表1に与えら
れている。以下において、アルゴン微粒化材料は、A
7.6として記され、窒素微粒化材料は、N706とし
て記されるであろう。指名P/M706は、A706及
びN706両者を意味している。表2は、サンプルA7
06及びN706の化学組成を述べ、それは、窒素含量
に対するを除き、名目上同じ組成を持っている。
ルゴン微粒化粉末が、−60メッシュ(>250μm)
及び−140メッシュ(<106μm)サイズにふるわ
れ、引き続き、2つの異なる温度、1065℃(195
0°F)及び1130℃(2065°F)で高温静水圧圧
縮成形(ホットアイソレイテイングプレス..HIPと
いう)された。異なる加工条件の要約は、表1に与えら
れている。以下において、アルゴン微粒化材料は、A
7.6として記され、窒素微粒化材料は、N706とし
て記されるであろう。指名P/M706は、A706及
びN706両者を意味している。表2は、サンプルA7
06及びN706の化学組成を述べ、それは、窒素含量
に対するを除き、名目上同じ組成を持っている。
【0009】ミクロ構造研究に対するブランク及び機械
的テストは、溶体化され、2ステップエージング加熱処
理が行われた。粒子サイズ研究に対し、付加的HIPブ
ランクが、1135℃(2075°F)、1182℃
(2160°F)または1204℃(2200°F)で4
時間焼きなまされた。粒子サイズは、ASTM E11
2に従い測定された。張力及びシャルピー衝撃テスト
が、それぞれASTM E8及びE23に従い行われ
た。
的テストは、溶体化され、2ステップエージング加熱処
理が行われた。粒子サイズ研究に対し、付加的HIPブ
ランクが、1135℃(2075°F)、1182℃
(2160°F)または1204℃(2200°F)で4
時間焼きなまされた。粒子サイズは、ASTM E11
2に従い測定された。張力及びシャルピー衝撃テスト
が、それぞれASTM E8及びE23に従い行われ
た。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】微粒化された粉末の横断面が図1に示され
ている。大きな粉末粒子は、大変微細な繊維のミクロ構
造を持っている。電子分散X線試験(EDX)は、後方
散乱電子像において光輝と見えた細胞壁が、ニオブ及び
チタンに富み、合金の全組織に比し、クロムに乏しかっ
たが、細胞の内部部分は、ニオブ及びチタンに欠乏さ
れ、クロムに富んでいた。微細粉末粒子は、特徴なく現
れた。窒素微粒化粉末において、サイズにおいて約0.5
μmの微細黒色出現沈澱は、後方散乱電子像においても
見えた(図1)。EDXは、これらの沈澱がチタン及び
/またはニオブに富み、推定上窒化物または浸炭窒化物
であることを示した。
ている。大きな粉末粒子は、大変微細な繊維のミクロ構
造を持っている。電子分散X線試験(EDX)は、後方
散乱電子像において光輝と見えた細胞壁が、ニオブ及び
チタンに富み、合金の全組織に比し、クロムに乏しかっ
たが、細胞の内部部分は、ニオブ及びチタンに欠乏さ
れ、クロムに富んでいた。微細粉末粒子は、特徴なく現
れた。窒素微粒化粉末において、サイズにおいて約0.5
μmの微細黒色出現沈澱は、後方散乱電子像においても
見えた(図1)。EDXは、これらの沈澱がチタン及び
/またはニオブに富み、推定上窒化物または浸炭窒化物
であることを示した。
【0013】HIP(高温静水圧圧縮成形)の後、両合
金は、P/M加工材料に対し一般の大変微細なミクロ構
造タイプを示した(図2)。離散沈澱により外側をライ
ニングしている粒子が、N706に見られたが、A70
6には区別しがたかった。
金は、P/M加工材料に対し一般の大変微細なミクロ構
造タイプを示した(図2)。離散沈澱により外側をライ
ニングしている粒子が、N706に見られたが、A70
6には区別しがたかった。
【0014】全材料が大変微細な粒子サイズを示した
が、異なる加工条件は、表3に示したように粒子サイズ
を、ある違いに導いた。HIP材料の平均粒子サイズ
は、N706、−140メッシュHIP1065℃(1
950°F)に対する12μmからA706、−60メ
ッシュHIP1130℃(2065°F)に対する19
μmに範囲し、それはASTM NO.9.5及びN
O.8.1にそれぞれ対応している。低HIP温度10
65°(1950°F)は、同じメッシュサイズを持つ
材料に対し1130℃(2065°F)より微細粒子を
生じた。HIP条件において、−140メッシュの微細
粉末は、同じHIP温度で−60メッシュ部分より微細
粒子サイズを生じた。N706は、同じメッシュサイズ
及びHIP温度でA706より微細粒子サイズを持っ
た。
が、異なる加工条件は、表3に示したように粒子サイズ
を、ある違いに導いた。HIP材料の平均粒子サイズ
は、N706、−140メッシュHIP1065℃(1
950°F)に対する12μmからA706、−60メ
ッシュHIP1130℃(2065°F)に対する19
μmに範囲し、それはASTM NO.9.5及びN
O.8.1にそれぞれ対応している。低HIP温度10
65°(1950°F)は、同じメッシュサイズを持つ
材料に対し1130℃(2065°F)より微細粒子を
生じた。HIP条件において、−140メッシュの微細
粉末は、同じHIP温度で−60メッシュ部分より微細
粒子サイズを生じた。N706は、同じメッシュサイズ
及びHIP温度でA706より微細粒子サイズを持っ
た。
【0015】粒子サイズは、表3に示したように、11
35℃(2075°F)から1204℃(2200°F)
への温度で4時間焼きなまし加熱処理の間わずかに適度
に増加した。1204℃(2200°F)で4時間の
後、粒子サイズは、N706、−140メッシュHIP
1065℃(1950°F)に対する17μm及びA7
06、−60メッシュHIP1130℃(2065°
F)に対する28μmの間に変わった。それは、それぞ
れASTM NO.8.5及びNO.7.1に対応して
いる。焼きなましの間、HIP N706及びA706
に存在する微細メッシュサイズを持つ微細粒子サイズに
対する傾向は、全ての条件に対し広く行き渡ったが、低
HIP温度から生じている微細粒子サイズは、永続しな
かった。
35℃(2075°F)から1204℃(2200°F)
への温度で4時間焼きなまし加熱処理の間わずかに適度
に増加した。1204℃(2200°F)で4時間の
後、粒子サイズは、N706、−140メッシュHIP
1065℃(1950°F)に対する17μm及びA7
06、−60メッシュHIP1130℃(2065°
F)に対する28μmの間に変わった。それは、それぞ
れASTM NO.8.5及びNO.7.1に対応して
いる。焼きなましの間、HIP N706及びA706
に存在する微細メッシュサイズを持つ微細粒子サイズに
対する傾向は、全ての条件に対し広く行き渡ったが、低
HIP温度から生じている微細粒子サイズは、永続しな
かった。
【0016】
【表3】
【0017】HIP材料は、離散的沈澱物によるある度
合いの粉末粒子装飾を示し、離散沈澱物は、大きく、図
2に見られるようにA706に対するよりN706に対
しもっとしばしば生じた。沈澱物は、また従来の粉末内
にも存在し、A706におけるよりN706においても
っとそのようであった。EDXは、観察された沈澱物
が、チタン、ニオブ及びニオブ−チタン化合物、推定上
浸炭窒化物であることを示した。これらの沈澱物は、粒
子境界に存在し、粒子の成長を阻止し、粒子の肥大化を
防ぎ、粒子を微細な寸法とさせる。粒子境界に存在する
これら沈澱物が粒子の成長を阻止するという現象即ち粒
界ピン化が、特に、N706において高温にさらされて
いる間に生じた。
合いの粉末粒子装飾を示し、離散沈澱物は、大きく、図
2に見られるようにA706に対するよりN706に対
しもっとしばしば生じた。沈澱物は、また従来の粉末内
にも存在し、A706におけるよりN706においても
っとそのようであった。EDXは、観察された沈澱物
が、チタン、ニオブ及びニオブ−チタン化合物、推定上
浸炭窒化物であることを示した。これらの沈澱物は、粒
子境界に存在し、粒子の成長を阻止し、粒子の肥大化を
防ぎ、粒子を微細な寸法とさせる。粒子境界に存在する
これら沈澱物が粒子の成長を阻止するという現象即ち粒
界ピン化が、特に、N706において高温にさらされて
いる間に生じた。
【0018】溶体化されたHIP及び時効されたP/M
706の室温機械的性質は、表4に示されている。0.
2%降伏強さは、149及び165ksiの間に変わっ
たが、UTSは192及び199ksiの間に変わっ
た。強さにおけるこの変化は、異なるバッチにおける熱
処理に対し典型的である。張力伸長は、約20%で、面
積の減少は、約40%であった。シャルピー衝撃強さ
は、両メッシュ部分においてN706、HIP1130
℃(2065°F)に対し3.60kg−m(26ft
−1b)であった。N706 HIP1065℃(20
65°F)に対し、両メッシュ部分及び全A706は、
相違した。シャルピー衝撃強さは、2.77kg−m
(20ft−1b)であった。
706の室温機械的性質は、表4に示されている。0.
2%降伏強さは、149及び165ksiの間に変わっ
たが、UTSは192及び199ksiの間に変わっ
た。強さにおけるこの変化は、異なるバッチにおける熱
処理に対し典型的である。張力伸長は、約20%で、面
積の減少は、約40%であった。シャルピー衝撃強さ
は、両メッシュ部分においてN706、HIP1130
℃(2065°F)に対し3.60kg−m(26ft
−1b)であった。N706 HIP1065℃(20
65°F)に対し、両メッシュ部分及び全A706は、
相違した。シャルピー衝撃強さは、2.77kg−m
(20ft−1b)であった。
【0019】
【表4】
【0020】報告されたデータ及び上に論じられたデー
タは、P/M加工に固有の早い冷却速度が、偏析を消失
し、微粒化粉末において大変微細な細胞凝固に導いたこ
とを示している。圧密材料において、熱処理の間及び熱
機械的加工の間、離散浸炭窒化物沈澱による粒界ピン化
は、大変微細粒子サイズを生じた。多くの大きな浸炭窒
化物の存在により、N706は、強い流界ピン化を経験
し、それによりA706より、より微細な粒子サイズを
持った。尚、これらの微細に分散された沈澱は、表4か
ら明らかなように、シャルピー衝撃靱性または延性を劣
化しなかった。類似の利益的効果が窒素微粒化合金62
5に観察されている。
タは、P/M加工に固有の早い冷却速度が、偏析を消失
し、微粒化粉末において大変微細な細胞凝固に導いたこ
とを示している。圧密材料において、熱処理の間及び熱
機械的加工の間、離散浸炭窒化物沈澱による粒界ピン化
は、大変微細粒子サイズを生じた。多くの大きな浸炭窒
化物の存在により、N706は、強い流界ピン化を経験
し、それによりA706より、より微細な粒子サイズを
持った。尚、これらの微細に分散された沈澱は、表4か
ら明らかなように、シャルピー衝撃靱性または延性を劣
化しなかった。類似の利益的効果が窒素微粒化合金62
5に観察されている。
【0021】焼きなまし熱処理及び定量的ミクロ構造研
究は、1204℃(2200°F)までの温度でP/M
に対し粒子生長に高い耐性を示した。微細メッシュサイ
ズ及び窒素微粒化は、低HIP温度でより大変微細な粒
子を得ることに対しもっと効果的であると発見された。
粒子生長に対し重要な減ぜられた傾向も、HIP及び鍛
造されたP/M706に観察された。これは、低鍛造力
に導く加工の間、高い鍛造温度を許し、それは、存在し
ている鍛造圧の限界がしばしば達せられるとき、大きな
作業片に特に重要である。また、微細粒子サイズは、減
ぜられたノイズレベルにより、改良された超音検査能力
に導く。ASTM NO.3からASTM NO.8の
粒子サイズにおける減少は、3から5倍の因子により超
音ノイズレベルを減じると発見されている。
究は、1204℃(2200°F)までの温度でP/M
に対し粒子生長に高い耐性を示した。微細メッシュサイ
ズ及び窒素微粒化は、低HIP温度でより大変微細な粒
子を得ることに対しもっと効果的であると発見された。
粒子生長に対し重要な減ぜられた傾向も、HIP及び鍛
造されたP/M706に観察された。これは、低鍛造力
に導く加工の間、高い鍛造温度を許し、それは、存在し
ている鍛造圧の限界がしばしば達せられるとき、大きな
作業片に特に重要である。また、微細粒子サイズは、減
ぜられたノイズレベルにより、改良された超音検査能力
に導く。ASTM NO.3からASTM NO.8の
粒子サイズにおける減少は、3から5倍の因子により超
音ノイズレベルを減じると発見されている。
【0022】〔例2〕P/M706粉末が、窒素及びア
ルゴンガス微粒化両者により作られた。窒素微粒化70
6は、−60メッシュサイズ(250μm)に、アルゴ
ン微粒化706は、−140メッシュサイズ(160μ
m)にふるいわけされた。両変体は、2つの異なる温
度、1065℃(1950°F)及び1130℃(20
65°F)で加熱均衡的に圧縮(HIP)され、引き続
き、3.8cm(1.5in)高さ及び14.0cm
(5.5in)直径の包装に鍛造された。以下に、アル
ゴン微粒化材料は、A706と、窒素微粒化材料は、N
706と名づけられるであろう。指名P/M706は、
N706及びA706両者を意味している。両変体の化
学組成は、表5に与えられている。N706とA706
は、主にその窒素含量において異なっている。
ルゴンガス微粒化両者により作られた。窒素微粒化70
6は、−60メッシュサイズ(250μm)に、アルゴ
ン微粒化706は、−140メッシュサイズ(160μ
m)にふるいわけされた。両変体は、2つの異なる温
度、1065℃(1950°F)及び1130℃(20
65°F)で加熱均衡的に圧縮(HIP)され、引き続
き、3.8cm(1.5in)高さ及び14.0cm
(5.5in)直径の包装に鍛造された。以下に、アル
ゴン微粒化材料は、A706と、窒素微粒化材料は、N
706と名づけられるであろう。指名P/M706は、
N706及びA706両者を意味している。両変体の化
学組成は、表5に与えられている。N706とA706
は、主にその窒素含量において異なっている。
【0023】
【表5】
【0024】ミクロ構造研究に対するブランクテスト及
び機械的テストは、溶体化され、2ステップエージング
加熱処理が行われた。粒子サイズは、ASTM E11
2を使用し決定された。張力、シャルピー衝撃及び破壊
靱性テストは、それぞれASTM E8、E23及びE
813を使用し行われた。LCFテストは、20サイク
ル/分の振動数及び1の比(28800サイクルの後5
Hzで付加制御に切り替えられた)で三角形の波形を使用
し0.7%塑性歪みで行われた。
び機械的テストは、溶体化され、2ステップエージング
加熱処理が行われた。粒子サイズは、ASTM E11
2を使用し決定された。張力、シャルピー衝撃及び破壊
靱性テストは、それぞれASTM E8、E23及びE
813を使用し行われた。LCFテストは、20サイク
ル/分の振動数及び1の比(28800サイクルの後5
Hzで付加制御に切り替えられた)で三角形の波形を使用
し0.7%塑性歪みで行われた。
【0025】鍛造シュミレータ試験の後典型的であるが
大変微細なパンケーキのミクロ構造が、図3に示されて
いる。部分的に再結晶された粒子構造は、当初のHIP
ミクロ構造と似ていない。焼きなまし熱処理の間、少量
の粒子生長が生じ、等軸粒子型を生じた(図4)。定量
分析が表6に与えられている。熱圧縮テストの後、平均
粒子サイズは、927℃(1700°F)で変形された
N706、−60メッシュ、1130℃(2065°
F)でのHIPに対する5μmから1038℃(190
0°F)で変形されたA706、−140メッシュ、1
130℃(2065°F)でのHIPに対する8μmで
あり、それは、それぞれASTM NO.11から12
に対応している。1093℃(2000°F)で付加的
に4時間の後、粒子サイズは、13μmから22μmに
増加した(ASTM NO.7.5から9.5に)。
大変微細なパンケーキのミクロ構造が、図3に示されて
いる。部分的に再結晶された粒子構造は、当初のHIP
ミクロ構造と似ていない。焼きなまし熱処理の間、少量
の粒子生長が生じ、等軸粒子型を生じた(図4)。定量
分析が表6に与えられている。熱圧縮テストの後、平均
粒子サイズは、927℃(1700°F)で変形された
N706、−60メッシュ、1130℃(2065°
F)でのHIPに対する5μmから1038℃(190
0°F)で変形されたA706、−140メッシュ、1
130℃(2065°F)でのHIPに対する8μmで
あり、それは、それぞれASTM NO.11から12
に対応している。1093℃(2000°F)で付加的
に4時間の後、粒子サイズは、13μmから22μmに
増加した(ASTM NO.7.5から9.5に)。
【0026】
【表6】
【0027】等温圧縮テストから得られた高温流れ応力
カーブは、P/M706の流れ応力が、温度が927℃
(1700°F)から1037℃(1900°F)に上昇
されたので、増加している温度で38ksiから22.
3ksiに重要に減じた。同じテスト条件を使用し、C
/W706材料に比較されるとき、P/M材料は、温度
及び歪み速度(0.05または0.5/秒)に依存し8
−22%低い流れ応力を示した。微粒化ガス、メッシュ
サイズまたはHIP温度が変化されると、P/M材料に
対する流れ応力挙動にいかなる違いも現れなかった。
カーブは、P/M706の流れ応力が、温度が927℃
(1700°F)から1037℃(1900°F)に上昇
されたので、増加している温度で38ksiから22.
3ksiに重要に減じた。同じテスト条件を使用し、C
/W706材料に比較されるとき、P/M材料は、温度
及び歪み速度(0.05または0.5/秒)に依存し8
−22%低い流れ応力を示した。微粒化ガス、メッシュ
サイズまたはHIP温度が変化されると、P/M材料に
対する流れ応力挙動にいかなる違いも現れなかった。
【0028】HIP、鍛造された、溶体処理された及び
時効されたP/Mの機械的性質は、表7及び8に与えら
れている。降伏強さ及び最終引っ張り強さ(UTS)
は、例1に記されたHIP P/M706に類似してい
るが、延性及び靱性は改良されている。
時効されたP/Mの機械的性質は、表7及び8に与えら
れている。降伏強さ及び最終引っ張り強さ(UTS)
は、例1に記されたHIP P/M706に類似してい
るが、延性及び靱性は改良されている。
【0029】
【表7】
【0030】
【表8】
【0031】ここに記されたように加工されたP/M7
06は、完全に密で、大変微細なミクロ構造を持った。
P/M加工に固定的な早い冷却速度は、微粒化粉末にお
いて大変微細な細胞凝固を生じたが、偏析は大きく存在
しなかった。また混在物サイズは粉末ふるい分けの間メ
ッシュサイズにより限定された。ここに観察された大変
小さい粒子サイズは、微細に分散された浸炭窒化物沈澱
による熱機械的加工による粒界ピン化によった。これ
は、浸炭窒化物の多くを持つ窒素微粒化P/M706に
対し最大に申し渡された。類似の効果が、窒素微粒化合
金625において観察されている。
06は、完全に密で、大変微細なミクロ構造を持った。
P/M加工に固定的な早い冷却速度は、微粒化粉末にお
いて大変微細な細胞凝固を生じたが、偏析は大きく存在
しなかった。また混在物サイズは粉末ふるい分けの間メ
ッシュサイズにより限定された。ここに観察された大変
小さい粒子サイズは、微細に分散された浸炭窒化物沈澱
による熱機械的加工による粒界ピン化によった。これ
は、浸炭窒化物の多くを持つ窒素微粒化P/M706に
対し最大に申し渡された。類似の効果が、窒素微粒化合
金625において観察されている。
【0032】熱鍛造P/M706の焼きなまし研究は、
鋳込及び加工された(C/W)706に比較し、この材
料において粒子生長に高い耐性を示す。P/M706
は、同じ高温暴露の後C/W706より5から8倍小さ
な粒子を持った(図5)。これは、P/M材料に対する
ASTM NO.8対C/W材料に対するNO.2また
はP/M材料に対するNO.9対C/W材料に対するN
O.5に対応している。粒子生長に対し重要な減ぜられ
た傾向は、加工の間高い鍛造温度を許し、それゆえ、低
鍛造力を要求した。また、微細粒子サイズは、減じたノ
イズレベルにより、改良された超音検査能力に導く。A
STM NO.1.3からASTM NO.8へ粒子サ
イズにおける減少は、3から5倍の因子により超音ノイ
ズレベルを減じると発見されている。
鋳込及び加工された(C/W)706に比較し、この材
料において粒子生長に高い耐性を示す。P/M706
は、同じ高温暴露の後C/W706より5から8倍小さ
な粒子を持った(図5)。これは、P/M材料に対する
ASTM NO.8対C/W材料に対するNO.2また
はP/M材料に対するNO.9対C/W材料に対するN
O.5に対応している。粒子生長に対し重要な減ぜられ
た傾向は、加工の間高い鍛造温度を許し、それゆえ、低
鍛造力を要求した。また、微細粒子サイズは、減じたノ
イズレベルにより、改良された超音検査能力に導く。A
STM NO.1.3からASTM NO.8へ粒子サ
イズにおける減少は、3から5倍の因子により超音ノイ
ズレベルを減じると発見されている。
【0033】HIPプラス鍛造されたP/M706の低
サイクル疲労(LCF)結果は、優れ(表8)、3から
5の因子によりC/W706のものを越した。良き低サ
イクル疲労耐性は、大変微細なミクロ構造から一部生じ
た。全て報じられた「メッシュサイズ」は、アメリカ標
準である。明細書に記された全組成は、他に示さないな
ら、重量%である。ASTMは、テスト材料に対してア
メリカ協会(American Society fo
r Testing Materials)において関
係され、公表されたテスト標準及び方法を意味してい
る。
サイクル疲労(LCF)結果は、優れ(表8)、3から
5の因子によりC/W706のものを越した。良き低サ
イクル疲労耐性は、大変微細なミクロ構造から一部生じ
た。全て報じられた「メッシュサイズ」は、アメリカ標
準である。明細書に記された全組成は、他に示さないな
ら、重量%である。ASTMは、テスト材料に対してア
メリカ協会(American Society fo
r Testing Materials)において関
係され、公表されたテスト標準及び方法を意味してい
る。
【図1】図1a及びbは、ここに記された特定の例のサ
ンプル合金A706及びN706の微粒化粉末の顕微鏡
写真である。
ンプル合金A706及びN706の微粒化粉末の顕微鏡
写真である。
【図2】図2a及びbは、HIP条件において、表3に
示されたサンプル合金A706、−140メッシュ、1
130℃(2065°F)でHIP及びN706、−6
0メッシュ、1065℃(1950°F)でHIPの横
断面の顕微鏡写真である。
示されたサンプル合金A706、−140メッシュ、1
130℃(2065°F)でHIP及びN706、−6
0メッシュ、1065℃(1950°F)でHIPの横
断面の顕微鏡写真である。
【図3】図3a及びbは、1038℃(1900°F)
で変形されたA706、−140メッシュ、1130℃
(2065°F)でHIP及び1038℃(1900°
F)で変形されたN706、−60メッシュ、574℃
(1065°F)でHIPの横断面の顕微鏡写真であ
る。
で変形されたA706、−140メッシュ、1130℃
(2065°F)でHIP及び1038℃(1900°
F)で変形されたN706、−60メッシュ、574℃
(1065°F)でHIPの横断面の顕微鏡写真であ
る。
【図4】図4a及びbは、サンプル合金の横断面の顕微
鏡写真であり、それは、圧縮され、それから1093℃
(2000°F)で4時間焼きなまされている。表7に
記されたように、サンプルは、それぞれ1038℃(1
900°F)で変形されたA706、−140メッシ
ュ、1130℃(2065°F)でHIP及び1038
℃(1900°F)で変形されたN706、−60メッ
シュ、1130℃(2065°F)でHIPである。
鏡写真であり、それは、圧縮され、それから1093℃
(2000°F)で4時間焼きなまされている。表7に
記されたように、サンプルは、それぞれ1038℃(1
900°F)で変形されたA706、−140メッシ
ュ、1130℃(2065°F)でHIP及び1038
℃(1900°F)で変形されたN706、−60メッ
シュ、1130℃(2065°F)でHIPである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク ジェイ. リッツオ アメリカ合衆国、ペンシルヴアニア 15317 マクマーレイ ドッグウッド サ ークル 105 (72)発明者 ウルリケ ハベル アメリカ合衆国、ペンシルヴアニア 15208 ピツツバーグ カーネギー プレ イス 332
Claims (12)
- 【請求項1】 鉄−ニッケル系超合金から鍛造された物
品を製造する方法であった、該方法が、クロム、ニオ
ブ、チタン及びアルミニウムを含む鉄−ニッケル系超合
金の溶融物を作り、該溶融物を窒素ガス微粒化して該超
合金のあらかじめ合金化された粒子を作り、該粒子を高
温静水圧圧縮して、それから完全に密な物品を作り、該
完全に密な物品を鍛造して該鍛造された物品を生産する
ことを特徴とする製造方法。 - 【請求項2】 該鍛造された物品が、ASTM NO.
7から12の粒子サイズを持つ請求項1の方法。 - 【請求項3】 該鍛造された物品が、その粒界でチタ
ン、ニオブ及びチタン/ニオブ浸炭窒化物化合物を持つ
請求項2の方法。 - 【請求項4】 該鍛造物品が、1204℃(2200°
F)までの温度でその該鍛造を行うことにより製造され
ている請求項3の方法。 - 【請求項5】 該鍛造された物品が、1204℃(22
00°F)までの温度で焼きなましされている請求項4
の方法。 - 【請求項6】 該焼きなましの後、該鍛造された物品
が、ASTM NO.6から11の粒子サイズを示す請
求項5の方法。 - 【請求項7】 鉄−ニッケル系超合金から鍛造された物
品を製造する方法であって、該方法が、本質的に、重量
%で、40から43%のニッケル、15.5から16.
5%のクロム、2.8から3.2%のニオブ、1.5か
ら1.8%のチタン、0.1から0.3%のアルミニウ
ム、0.1%までの窒素、0.1%までの炭素及び残り
鉄よりなる鉄及びニッケル系超合金の溶融物を作り、該
溶融物を窒素ガス微粒化して該超合金のあらかじめ合金
化された粒子を作り、該粒子を高温静水圧圧縮して完全
に密な物品を作り、該完全に密な物品を鍛造して該鍛造
物品を作ることを特徴とする方法。 - 【請求項8】 該鍛造された物品が、ASTM NO.
7から12の粒子サイズを持つ請求項7の方法。 - 【請求項9】 該鍛造された物品が、その粒界でチタ
ン、ニオブ及びチタン/ニオブ浸炭窒化物化合物を持つ
請求項8の方法。 - 【請求項10】 該鍛造された物品が、1204℃(2
200°F)までの温度でその該鍛造を行うことにより
製造されている請求項9の方法。 - 【請求項11】 該鍛造された物品が、1204℃(2
200°F)までの温度で焼きなまされている請求項1
0の方法。 - 【請求項12】 該焼きなましの後、該鍛造された物品
がASTM NO.6から11の粒子サイズを示す請求
項11の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US6258598A | 1998-04-20 | 1998-04-20 | |
US09/062585 | 1998-04-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11342442A true JPH11342442A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=22043449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10808899A Pending JPH11342442A (ja) | 1998-04-20 | 1999-04-15 | 鍛造された鉄―ニッケル系超合金を製造する方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0953653A1 (ja) |
JP (1) | JPH11342442A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113290178A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-08-24 | 东莞市诺德金属科技有限公司 | 一种高Nb含量Ti-Nb合金铸锭开坯锻造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113969380B (zh) * | 2020-07-23 | 2022-07-15 | 宝武特种冶金有限公司 | 一种核级镍基合金高性能棒材的制造方法、棒材及应用 |
WO2023144592A1 (en) * | 2022-01-31 | 2023-08-03 | Arcelormittal | Ferrous alloy powder for additive manufacturing |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4731117A (en) * | 1986-11-04 | 1988-03-15 | Crucible Materials Corporation | Nickel-base powder metallurgy alloy |
FR2744046B1 (fr) * | 1996-01-30 | 1998-04-30 | Framatome Sa | Procede de fabrication d'un materiau metallique de grande durete et utilisations |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10808899A patent/JPH11342442A/ja active Pending
- 1999-04-20 EP EP99810326A patent/EP0953653A1/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113290178A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-08-24 | 东莞市诺德金属科技有限公司 | 一种高Nb含量Ti-Nb合金铸锭开坯锻造方法 |
CN113290178B (zh) * | 2021-05-21 | 2022-04-19 | 东莞市诺德金属科技有限公司 | 一种高Nb含量Ti-Nb合金铸锭开坯锻造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0953653A1 (en) | 1999-11-03 |
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