JPH11340842A - 誤り訂正方式 - Google Patents
誤り訂正方式Info
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- JPH11340842A JPH11340842A JP14326698A JP14326698A JPH11340842A JP H11340842 A JPH11340842 A JP H11340842A JP 14326698 A JP14326698 A JP 14326698A JP 14326698 A JP14326698 A JP 14326698A JP H11340842 A JPH11340842 A JP H11340842A
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- Japan
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- Error Detection And Correction (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディジタル信号伝送におけるインタリーブ技
術を用いた誤り訂正方式において、復号処理時間の短縮
化を図り、使用するメモリ領域を削減する。 【解決手段】 バースト誤りをランダム誤りに変換する
インタリーブ技術において、受信側のデインタリーブ処
理によって、データをその正規の順序に従ってメモリか
ら読み出した後、直ちに次の処理に必要な分だけのデー
タを入力する。即ち、デインタリーブ処理と次の処理の
連動操作とを、復号すべきデータ数分繰り返すことによ
り、極めて効率よく、受信データの誤り訂正処理を行う
ことが可能となる。
術を用いた誤り訂正方式において、復号処理時間の短縮
化を図り、使用するメモリ領域を削減する。 【解決手段】 バースト誤りをランダム誤りに変換する
インタリーブ技術において、受信側のデインタリーブ処
理によって、データをその正規の順序に従ってメモリか
ら読み出した後、直ちに次の処理に必要な分だけのデー
タを入力する。即ち、デインタリーブ処理と次の処理の
連動操作とを、復号すべきデータ数分繰り返すことによ
り、極めて効率よく、受信データの誤り訂正処理を行う
ことが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誤り訂正符号の復号
法に関するものである。
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル通信の飛躍的な進歩と
共に誤り訂正技術も目覚ましい発展を遂げている。中で
も、伝送データにあらかじめ冗長性を持たせ、受信側で
その冗長性を利用してデータの誤りを検出・訂正する誤
り訂正符号は、開発当初は、衛星通信などの特殊分野へ
の利用に限られていたが、IC技術の進歩により極めて
身近なもの、例えば携帯電話にまで盛んに用いられるよ
うになった。ここで、データの誤りを大別すると、デー
タ列の数カ所に点々と発生するランダム誤りと、ある一
部分に連続して発生するバースト誤りの二種類に分ける
ことができる。誤り訂正技術は、一般にこれらの各誤り
に対応して使い分ける。例えば、ランダム誤りに対して
訂正能力が大きい技術としては、最尤復号器のひとつで
あるビタビ復号器がある。ビタビ復号器に関する公知例
としては、特開平5−315976号に述べられている
ものなどがある。さて、先に述べた携帯電話などの移動
体通信においての問題点のひとつに、フェージングによ
るバースト誤りが発生することが挙げられる。この場
合、バースト誤りに対して訂正能力が大きい技術を用い
れば良いが、構成が繁雑になるなどの観点から、まずイ
ンタリーブ技術を用いてバースト誤りをランダム誤りに
変換し、その後にビタビ復号などのランダム誤りに対し
て訂正能力が大きい技術を用いるのが一般的である。す
なわち、データ送信時にインタリーブ処理を施し、デー
タ受信時にその対であるデインタリーブ処理を施す。こ
の結果、上記の例で言うと、受信側でデインタリーブ処
理→ビタビ復号という手順を踏むことにより、ランダム
誤り訂正技術によるバースト誤りの訂正が可能となるも
のである。
共に誤り訂正技術も目覚ましい発展を遂げている。中で
も、伝送データにあらかじめ冗長性を持たせ、受信側で
その冗長性を利用してデータの誤りを検出・訂正する誤
り訂正符号は、開発当初は、衛星通信などの特殊分野へ
の利用に限られていたが、IC技術の進歩により極めて
身近なもの、例えば携帯電話にまで盛んに用いられるよ
うになった。ここで、データの誤りを大別すると、デー
タ列の数カ所に点々と発生するランダム誤りと、ある一
部分に連続して発生するバースト誤りの二種類に分ける
ことができる。誤り訂正技術は、一般にこれらの各誤り
に対応して使い分ける。例えば、ランダム誤りに対して
訂正能力が大きい技術としては、最尤復号器のひとつで
あるビタビ復号器がある。ビタビ復号器に関する公知例
としては、特開平5−315976号に述べられている
ものなどがある。さて、先に述べた携帯電話などの移動
体通信においての問題点のひとつに、フェージングによ
るバースト誤りが発生することが挙げられる。この場
合、バースト誤りに対して訂正能力が大きい技術を用い
れば良いが、構成が繁雑になるなどの観点から、まずイ
ンタリーブ技術を用いてバースト誤りをランダム誤りに
変換し、その後にビタビ復号などのランダム誤りに対し
て訂正能力が大きい技術を用いるのが一般的である。す
なわち、データ送信時にインタリーブ処理を施し、デー
タ受信時にその対であるデインタリーブ処理を施す。こ
の結果、上記の例で言うと、受信側でデインタリーブ処
理→ビタビ復号という手順を踏むことにより、ランダム
誤り訂正技術によるバースト誤りの訂正が可能となるも
のである。
【0003】このような処理を行う無線機の構成の一例
としては図2のようなものがある。図2において、20
1は入力端子、202は高周波部、203は復調部、2
04はメモリ、205はディジタル信号処理部であり、
205の中で215はデインタリーブ処理部、225は
誤り訂正処理部である。また、メモリ204の中で、2
14は復調されたデータを格納する部分であり、224
はデインタリーブ処理により正規の順序に変換されたデ
ータを格納する部分である。入力端子201で受信され
たディジタル信号は、高周波部202および復調部20
3で復調され、受信データとしてメモリ214に格納さ
れる。この受信データは、ディジタル信号処理を施すた
めに205に入力されるが、まずその始めとして、伝送
路上で誤ったデータを正しいデータに修正するために誤
り訂正処理を施す。すなわち、既に述べたようにデイン
タリーブ処理部215にてバースト誤りをランダム誤り
に変換し、その後にビタビ復号などのランダム誤りに対
して訂正能力が大きい誤り訂正処理を225で施した後
に以降のディジタル信号処理が施される。
としては図2のようなものがある。図2において、20
1は入力端子、202は高周波部、203は復調部、2
04はメモリ、205はディジタル信号処理部であり、
205の中で215はデインタリーブ処理部、225は
誤り訂正処理部である。また、メモリ204の中で、2
14は復調されたデータを格納する部分であり、224
はデインタリーブ処理により正規の順序に変換されたデ
ータを格納する部分である。入力端子201で受信され
たディジタル信号は、高周波部202および復調部20
3で復調され、受信データとしてメモリ214に格納さ
れる。この受信データは、ディジタル信号処理を施すた
めに205に入力されるが、まずその始めとして、伝送
路上で誤ったデータを正しいデータに修正するために誤
り訂正処理を施す。すなわち、既に述べたようにデイン
タリーブ処理部215にてバースト誤りをランダム誤り
に変換し、その後にビタビ復号などのランダム誤りに対
して訂正能力が大きい誤り訂正処理を225で施した後
に以降のディジタル信号処理が施される。
【0004】この誤りの種類を変換する処理であるイン
タリーブ技術について次に述べることにする。バースト
誤りをランダム誤りに変換するインタリーブ処理は、時
系列的な順序のデータを並び替えることにより可能にす
るものである。この様子を図3を用いて説明する。図3
において、301はインタリーブ処理される基本データ
列であって、〜12はその順序を表す。送信側におい
て、この状態からインタリーブ処理を施してデータを並
び替えた一例は、データ列302に示すようになり、こ
の例の場合、→→→→…→12の順序でデータが
送信される。ここで、送信されたデータが、伝送路にお
いてフェージング等の影響からバースト誤りが発生し、
データ列302の状態における・・11が誤ったデー
タになったものとする。このとき、[][][11]
が誤ったデータを表すものとして、受信されたデータは
データ列303に示すようになる。このデータは、図2
においてはまずメモリ214に格納されることになる。
受信側でメモリ214に格納されたデータは、デインタ
リーブ処理部215によって、その順序がデータ列30
4に示すように元の状態に戻される。このデータは、図
2において、メモリ224に格納されることになる。す
なわち、メモリ214内の詳細を示すデータ列303の
状態におけるデータを読み出して、メモリ224内の
詳細を示すデータ列304のAポイントへ格納する。次
に、データ列303の状態におけるデータを読み出し
て、メモリ224内の詳細を示すデータ列304のEポ
イントへ格納する。以降、同様の操作を繰り返すと、最
終的にメモリ224の内部は、データ列304に示すよ
うに、元の基本データ列の状態〜12の順序で格納され
ることになる。このとき、上記・・11の誤ったデー
タに着目すると、連続したものがデインタリーブ処理に
より分散される、つまり、バースト誤りがランダム誤り
へ変換されたことがデータ列304から理解できる。こ
の304の状態にあるデータ列を、ランダム誤り訂正能
力が大きい誤り訂正処理部225へ入力することによ
り、以降訂正されたデータにて、ディジタル信号処理が
引き続き施されることとなる。
タリーブ技術について次に述べることにする。バースト
誤りをランダム誤りに変換するインタリーブ処理は、時
系列的な順序のデータを並び替えることにより可能にす
るものである。この様子を図3を用いて説明する。図3
において、301はインタリーブ処理される基本データ
列であって、〜12はその順序を表す。送信側におい
て、この状態からインタリーブ処理を施してデータを並
び替えた一例は、データ列302に示すようになり、こ
の例の場合、→→→→…→12の順序でデータが
送信される。ここで、送信されたデータが、伝送路にお
いてフェージング等の影響からバースト誤りが発生し、
データ列302の状態における・・11が誤ったデー
タになったものとする。このとき、[][][11]
が誤ったデータを表すものとして、受信されたデータは
データ列303に示すようになる。このデータは、図2
においてはまずメモリ214に格納されることになる。
受信側でメモリ214に格納されたデータは、デインタ
リーブ処理部215によって、その順序がデータ列30
4に示すように元の状態に戻される。このデータは、図
2において、メモリ224に格納されることになる。す
なわち、メモリ214内の詳細を示すデータ列303の
状態におけるデータを読み出して、メモリ224内の
詳細を示すデータ列304のAポイントへ格納する。次
に、データ列303の状態におけるデータを読み出し
て、メモリ224内の詳細を示すデータ列304のEポ
イントへ格納する。以降、同様の操作を繰り返すと、最
終的にメモリ224の内部は、データ列304に示すよ
うに、元の基本データ列の状態〜12の順序で格納され
ることになる。このとき、上記・・11の誤ったデー
タに着目すると、連続したものがデインタリーブ処理に
より分散される、つまり、バースト誤りがランダム誤り
へ変換されたことがデータ列304から理解できる。こ
の304の状態にあるデータ列を、ランダム誤り訂正能
力が大きい誤り訂正処理部225へ入力することによ
り、以降訂正されたデータにて、ディジタル信号処理が
引き続き施されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で述べた
誤り訂正方式では、インタリーブ処理によって変更され
たデータの伝送順序をデインタリーブ処理によって元の
状態に戻す際に、データを正規の順序にして一度メモリ
に蓄える必要がある。しかし、この従来方式ではデイン
タリーブ処理単体を終了してから、次の誤り訂正処理を
行わねばならず、処理時間の増加につながり、また正規
の順序にした状態を記憶するメモリが必要であるなどの
問題点があった。本発明の目的は、インタリーブ技術を
用いた従来の誤り訂正方式において、使用するメモリ領
域を削減し、且つ復号処理時間を著しく高速化できる誤
り訂正方式を提供することにある。
誤り訂正方式では、インタリーブ処理によって変更され
たデータの伝送順序をデインタリーブ処理によって元の
状態に戻す際に、データを正規の順序にして一度メモリ
に蓄える必要がある。しかし、この従来方式ではデイン
タリーブ処理単体を終了してから、次の誤り訂正処理を
行わねばならず、処理時間の増加につながり、また正規
の順序にした状態を記憶するメモリが必要であるなどの
問題点があった。本発明の目的は、インタリーブ技術を
用いた従来の誤り訂正方式において、使用するメモリ領
域を削減し、且つ復号処理時間を著しく高速化できる誤
り訂正方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の誤り訂正方式
は、デインタリーブ処理によって正規の順序にされたデ
ータ列をメモリに格納せずに、直ちに次の処理に必要な
分だけのデータを入力することにより、メモリの削減お
よび処理の簡略化を図るものである。その結果、インタ
リーブ技術を用いた誤り訂正方式において、正規の順序
にした状態を記憶するメモリが省略できることとなる。
つまり使用メモリ領域が削減でき、それに伴い復号処理
が高速化されることになる。
は、デインタリーブ処理によって正規の順序にされたデ
ータ列をメモリに格納せずに、直ちに次の処理に必要な
分だけのデータを入力することにより、メモリの削減お
よび処理の簡略化を図るものである。その結果、インタ
リーブ技術を用いた誤り訂正方式において、正規の順序
にした状態を記憶するメモリが省略できることとなる。
つまり使用メモリ領域が削減でき、それに伴い復号処理
が高速化されることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0008】まず、図1に本発明を適用した無線機の構
成の一例を示す。図1において、101は入力端子、1
02は高周波部、103は復調部、104はメモリ、1
05はディジタル信号処理部であり、105の中で11
5はデインタリーブ処理部、125は誤り訂正処理部で
ある。また、メモリ104の中で、114は復調された
データを格納する部分を表す。入力端子101で受信さ
れたディジタル信号は、高周波部102および復調部1
03で復調され、受信データとしてメモリ114に格納
される。この受信データは、ディジタル信号処理を施す
ために105に入力されるが、まずその始めとして、伝
送路上で誤ったデータを正しいデータに修正するために
誤り訂正処理が施される。すなわち、デインタリーブ処
理部115にてバースト誤りをランダム誤りに変換し、
その後にビタビ復号などのランダム誤りに対して訂正能
力が大きい誤り訂正処理を誤り訂正処理部125で施し
た後に、以降のディジタル信号処理が施される。
成の一例を示す。図1において、101は入力端子、1
02は高周波部、103は復調部、104はメモリ、1
05はディジタル信号処理部であり、105の中で11
5はデインタリーブ処理部、125は誤り訂正処理部で
ある。また、メモリ104の中で、114は復調された
データを格納する部分を表す。入力端子101で受信さ
れたディジタル信号は、高周波部102および復調部1
03で復調され、受信データとしてメモリ114に格納
される。この受信データは、ディジタル信号処理を施す
ために105に入力されるが、まずその始めとして、伝
送路上で誤ったデータを正しいデータに修正するために
誤り訂正処理が施される。すなわち、デインタリーブ処
理部115にてバースト誤りをランダム誤りに変換し、
その後にビタビ復号などのランダム誤りに対して訂正能
力が大きい誤り訂正処理を誤り訂正処理部125で施し
た後に、以降のディジタル信号処理が施される。
【0009】この誤りの種類を変換する処理であるイン
タリーブ技術について、次に述べることにする。バース
ト誤りをランダム誤りに変換するインタリーブ処理は、
時系列的な順序のデータを並び替えることにより可能に
するものである。この様子を図4を用いて説明する。図
4において、401はインタリーブ処理される基本デー
タ列であって、〜12はその順序を表す。送信側におい
て、この状態からインタリーブ処理を施してデータを並
び替えた一例は402に示すようになり、この例の場
合、→→→→…→12の順序でデータが送信され
る。ここで、送信されたデータが、伝送路においてフェ
ージング等の影響からバースト誤りが発生し、データ列
402の状態における・・11が誤ったデータになっ
たものとする。このとき、[][][11]が誤った
データを表すものとして、受信されたデータは403に
示すようになる。このデータは、図1において、メモリ
114に格納されることになる。ここで、デインタリー
ブ処理部115と誤り訂正処理部125の入出力の連動
操作について述べる。デインタリーブ処理による、デー
タの正規の順序への変換作業のために、まずメモリ11
4に格納された受信データを基本データの順序通りに第
1時点、第2時点、第3時点、…と読み出す。すなわ
ち、メモリ114の内部詳細図であるデータ列403を
用いると、その読み出し順序を正規の順序に従って→
→→…12の順序で読み出す。
タリーブ技術について、次に述べることにする。バース
ト誤りをランダム誤りに変換するインタリーブ処理は、
時系列的な順序のデータを並び替えることにより可能に
するものである。この様子を図4を用いて説明する。図
4において、401はインタリーブ処理される基本デー
タ列であって、〜12はその順序を表す。送信側におい
て、この状態からインタリーブ処理を施してデータを並
び替えた一例は402に示すようになり、この例の場
合、→→→→…→12の順序でデータが送信され
る。ここで、送信されたデータが、伝送路においてフェ
ージング等の影響からバースト誤りが発生し、データ列
402の状態における・・11が誤ったデータになっ
たものとする。このとき、[][][11]が誤った
データを表すものとして、受信されたデータは403に
示すようになる。このデータは、図1において、メモリ
114に格納されることになる。ここで、デインタリー
ブ処理部115と誤り訂正処理部125の入出力の連動
操作について述べる。デインタリーブ処理による、デー
タの正規の順序への変換作業のために、まずメモリ11
4に格納された受信データを基本データの順序通りに第
1時点、第2時点、第3時点、…と読み出す。すなわ
ち、メモリ114の内部詳細図であるデータ列403を
用いると、その読み出し順序を正規の順序に従って→
→→…12の順序で読み出す。
【0010】この時、次の処理への入力データを考慮し
て、誤り訂正処理部125にて出力されるデータに必要
な分だけの受信データを、誤り訂正処理部125への入
力データとして入力する。例えば、誤り訂正処理部12
5に用いられるものが、符号化率1/2のビタビ復号と
すれば、時系列的に125の1データ復号(出力)に必
要な125への入力、つまり必要とされるデインタリー
ブ処理部115の出力は2データなので、デインタリー
ブ処理の第1時点()および第2時点()の2デー
タ読み出し後、ただちに誤り訂正処理部(この場合符号
化率1/2のビタビ復号)125へ入力するものとす
る。また、誤り訂正処理部125に用いられるものが、
符号化率2/3のビタビ復号とすれば、時系列的に12
5の2データ復号(出力)に必要な125への入力、つま
り必要とされるデインタリーブ処理部115の出力は3
データなので、デインタリーブ処理の第1時点()・
第2時点()・第3時点()の3データ読み出し
後、ただちに誤り訂正処理部(この場合符号化率2/3
のビタビ復号)125へ入力するものとする。この操作
を復号すべきデータ数分、すなわち「デインタリーブ処
理部115+誤り訂正処理部125」の連動操作を復号
すべきデータ数分繰り返すことによって、極めて効率よ
くバースト誤りをランダム誤りへ変換しながらの受信デ
ータの誤り訂正が可能となる。このように本実施例によ
れば、マイクロコンピュータやDSPのようなソフトウ
ェア処理による構成で誤り訂正の実現を図る際に、正規
の順序にした状態を記憶するメモリを使用することな
く、なおかつプログラムが短縮できる点で利点がある。
て、誤り訂正処理部125にて出力されるデータに必要
な分だけの受信データを、誤り訂正処理部125への入
力データとして入力する。例えば、誤り訂正処理部12
5に用いられるものが、符号化率1/2のビタビ復号と
すれば、時系列的に125の1データ復号(出力)に必
要な125への入力、つまり必要とされるデインタリー
ブ処理部115の出力は2データなので、デインタリー
ブ処理の第1時点()および第2時点()の2デー
タ読み出し後、ただちに誤り訂正処理部(この場合符号
化率1/2のビタビ復号)125へ入力するものとす
る。また、誤り訂正処理部125に用いられるものが、
符号化率2/3のビタビ復号とすれば、時系列的に12
5の2データ復号(出力)に必要な125への入力、つま
り必要とされるデインタリーブ処理部115の出力は3
データなので、デインタリーブ処理の第1時点()・
第2時点()・第3時点()の3データ読み出し
後、ただちに誤り訂正処理部(この場合符号化率2/3
のビタビ復号)125へ入力するものとする。この操作
を復号すべきデータ数分、すなわち「デインタリーブ処
理部115+誤り訂正処理部125」の連動操作を復号
すべきデータ数分繰り返すことによって、極めて効率よ
くバースト誤りをランダム誤りへ変換しながらの受信デ
ータの誤り訂正が可能となる。このように本実施例によ
れば、マイクロコンピュータやDSPのようなソフトウ
ェア処理による構成で誤り訂正の実現を図る際に、正規
の順序にした状態を記憶するメモリを使用することな
く、なおかつプログラムが短縮できる点で利点がある。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、復号器に関わるメモリ
の削減に貢献するだけでなく、復号処理の高速化も図れ
ることになる。
の削減に貢献するだけでなく、復号処理の高速化も図れ
ることになる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】従来の無線機の構成例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】インタリーブおよびデインタリーブ処理の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】インタリーブおよびデインタリーブ処理の一例
を示す図である。
を示す図である。
101,201:入力端子、 102,20
2:高周波部、103,203:復調部、
104,204:メモリ、105,205:ディジタ
ル信号処理部、114,214:復調された受信データ
格納部、224:正規の順序に変換されたデータ格納
部、115,215:デインタリーブ処理部、125,
225:誤り訂正処理部、301,401:インタリー
ブ処理される前の状態のデータ列、302,402:イ
ンタリーブ処理された後の状態のデータ列、303,4
03:デインタリーブ処理される前の状態のデータ列
(誤りデータを含む)、304:デインタリーブ処理さ
れた後の状態のデータ列(誤りデータ含む)。
2:高周波部、103,203:復調部、
104,204:メモリ、105,205:ディジタ
ル信号処理部、114,214:復調された受信データ
格納部、224:正規の順序に変換されたデータ格納
部、115,215:デインタリーブ処理部、125,
225:誤り訂正処理部、301,401:インタリー
ブ処理される前の状態のデータ列、302,402:イ
ンタリーブ処理された後の状態のデータ列、303,4
03:デインタリーブ処理される前の状態のデータ列
(誤りデータを含む)、304:デインタリーブ処理さ
れた後の状態のデータ列(誤りデータ含む)。
Claims (4)
- 【請求項1】 ディジタル信号伝送におけるバースト誤
りをランダム誤りに変換するインタリーブ手段を有する
送受信装置の誤り訂正方式において、 メモリに記憶されているデータの読み出しをしながら、
次の処理を同時に並行して行うことを特徴とする誤り訂
正方式。 - 【請求項2】 請求項1に記載の誤り訂正方式におい
て、 メモリに記憶されているデータの読み出し順序が正規の
データ順序であることを特徴とする誤り訂正方式。 - 【請求項3】 請求項2に記載の誤り訂正方式におい
て、 次の処理に必要なデータ数を読み出すことを特徴とする
誤り訂正方式。 - 【請求項4】 請求項3に記載の誤り訂正方式におい
て、 メモリから読み出した後、直ちにそのデータを次の処理
へ入力することを特徴とする誤り訂正方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14326698A JPH11340842A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 誤り訂正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14326698A JPH11340842A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 誤り訂正方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11340842A true JPH11340842A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15334758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14326698A Pending JPH11340842A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | 誤り訂正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11340842A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100396832B1 (ko) * | 2000-07-26 | 2003-09-02 | 학교법인 청석학원 | 세미랜덤 인터리버의 데이터 처리방법 |
KR100645730B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2006-11-13 | 주식회사 케이티 | 매직 매트릭스를 이용한 인터리빙 방법 |
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1998
- 1998-05-25 JP JP14326698A patent/JPH11340842A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100645730B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2006-11-13 | 주식회사 케이티 | 매직 매트릭스를 이용한 인터리빙 방법 |
KR100396832B1 (ko) * | 2000-07-26 | 2003-09-02 | 학교법인 청석학원 | 세미랜덤 인터리버의 데이터 처리방법 |
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