JPH11340641A - 電子機器の防水機構 - Google Patents

電子機器の防水機構

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JPH11340641A
JPH11340641A JP14563098A JP14563098A JPH11340641A JP H11340641 A JPH11340641 A JP H11340641A JP 14563098 A JP14563098 A JP 14563098A JP 14563098 A JP14563098 A JP 14563098A JP H11340641 A JPH11340641 A JP H11340641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な防水部材を用いずに、簡単な構造で優
れた防水機能を実現し、組立及び保守点検も容易にす
る。 【解決手段】 開示される電子機器の防水機構は、プラ
グ4の接点ピンカバー4a,4bが嵌合され、これらに
対応して内部に連絡する貫通孔1aに挿入された接点
6,7を支持すると共に、垂直方向に位置決め孔8aが
形成された接点支持部材8が表面に固着されたプリント
基板3と、周縁部に形成されたリブ2aを溝1eに嵌合
する際に、位置決め孔8aに嵌合され、根元の一方に形
成された押圧テーパ部22bが接点支持部材8をソケッ
ト1aの内部側面に押圧する位置決めピン2bが一体に
形成された上側ケース2とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器の防水
機構に係り、特に、医療用電子機器に用いて好適な電子
機器の防水機構に関する。
【0002】
【従来の技術】心電図等、人体において発生している電
気現象を観察したり、内視鏡等、人体内の患部を観察す
るためなどに用いられる医療用電子機器には、医師や看
護婦等による医療行為や被検体たる患者の動作・行為に
よって、誤って医薬品等の液体や患者の体液などが機器
本体に振りかけられたり、患者の患部に接触させるプロ
ーブの内部に侵入するおそれがある。そこで、通常、医
療用電子機器には、特に、信号が入出力される入出力部
に防水ないし防滴のための機構が設けられている。
【0003】この種の電子機器の防水機構としては、従
来から以下に示すものがあった。まず、プローブ側の防
水機構としては、例えば、実開昭61−168802号
公報に開示されたもの(以下、第1の従来例という)が
ある。すなわち、超音波振動子等のセンサが収納された
ケースには、機器本体に電気的に接続するケーブルの出
口部に円孔部が設けられており、この円孔部の内周端部
に形成された傾斜面に、弾性体からなり、端部に円孔部
の傾斜面に係合する係合部が形成され、ケーブルに外嵌
されたスリーブを、円孔部の外周部に形成されたネジ部
に螺合する押圧手段により押圧することにより、円孔部
とスリーブとによりケース内をシールする。
【0004】一方、機器本体側の防水機構としては、例
えば、実開平2−4512号公報に開示されたもの(以
下、第2の従来例という)がある。すなわち、機器本体
の側壁に形成された挿通孔には、中央に通孔を有し、そ
の径方向に変形自在な防水部材が取り付けられていると
共に、機器本体内部には、挿通孔に対向してコネクタ受
けが設けられている。そして、一端に内視鏡が接続され
たケーブルの他端に設けられているコネクタを防水部材
の通孔に挿入し、コネクタの挿入部をコネクタ受けに差
し込んで接続することにより、防水部材がコネクタの外
周に密着してコネクタとコネクタ受けとの間がシールさ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の電子機器の防水機構においては、以下に示す欠点が
あった。まず、第1の従来例においては、スリーブの材
質によっては経時変化により弾力性がなくなることもあ
り、また円孔部の外周部に形成されたネジ部と押圧手段
との噛み合わせが緩くなることもあるので、これらに起
因してシールが不完全になる恐れがある。また、ケーブ
ルは、それに外嵌されたスリーブの係合部が押圧手段に
より、ケースの円孔部の傾斜面に係合及び押圧されるこ
とによりケースに固定されているだけであるので、医師
等の操作者が誤ってケーブルを引っ張った場合には、ス
リーブが破損することがあり、その場合にもシールが不
完全になる恐れがある。そこで、スリーブとして、経時
変化により弾力性が劣化せず、しかも強度も優れた材質
のものを用いる必要があるが、コストがかかるという問
題があった。さらに、第1の従来例においては、保守点
検する場合、例えば、ケーブルの断線等をチェックした
り、超音波振動子等の部品を交換する場合には、ケース
を解体しなければならないため、手間が掛かると共に、
保守点検のための解体及び組立がかえって故障の原因に
なってしまう恐れがある。
【0006】また、第2の従来例においては、防水部材
の通孔の中心軸とコネクタ受けの中心軸とが一致してい
ない場合でも、防水部材が通孔の径方向に変形するの
で、防水部材がコネクタの外周に密着したままであり、
機器本体内部に液体や患者の体液などが侵入することは
ない。しかし、コネクタを装着したままにしておくと、
防水部材は上記2つの中心軸がずれた分だけ変形した状
態が継続されるので、時間の経過により、防水部材の変
形した部分の強度が弱くなって破損しやすくなり、シー
ルが不完全になる恐れがある。そこで、防水部材とし
て、経時変化により弾力性が劣化せず、しかも強度も優
れた材質のものを用いる必要があるが、コストがかかる
という問題があった。さらに、第2の従来例において
は、コネクタが装着されていない状態では、防水部材の
通孔から液体等が機器内部に侵入する恐れがあるし、コ
ネクタの先端に液体等が付着していた場合には、コネク
タを防水部材の通孔から挿入する際にも液体等が機器内
部に侵入する恐れがある。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、優れた防水機能を、高価な防水部材を用いるこ
となく、簡単な構造で実現でき、しかも、保守点検が容
易な電子機器の防水機構を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る電子機器の防水機構は、
それぞれ周縁部に凹部又は凸部が形成され、一方に形成
された凹部に他方に形成された凸部が嵌合されて内部を
シールする第1及び第2のケースと、各種部品が搭載さ
れ、所定の電気的機能を有するプリント基板とからなる
電子機器の防水機構に係り、上記第1のケースの一側面
には、外部に対して信号を入出力するための複数のピン
が設けられたプラグが嵌合されると共に、上記複数のピ
ンに対応して内部に連絡する複数の貫通孔が形成された
ソケットが上記第1のケースと一体に形成され、上記プ
リント基板の一端部近傍の表面には、各一端部が上記プ
リント基板に形成された対応するパターンと電気的に接
続され、各他端部が上記プリント基板が上記第1のケー
スの所定の位置に収納された際に上記ソケットの対応す
る貫通孔から上記ソケットに挿入される複数の接点を支
持すると共に、上記プリント基板が上記第1のケースの
所定の位置に収納された際に上記ソケットの複数の貫通
孔の形成方向と直交することになる方向に孔が形成され
た接点支持部材が固着され、上記プリント基板が上記第
1のケースの所定の位置に収納された際に上記ソケット
の内部側の面と対向する上記接点支持部材の側面には、
弾性体からなり、上記複数の接点に嵌合する複数の孔が
形成された接点防水部材が上記複数の孔を対応する接点
の根元まで貫通させて設けられ、上記第2のケースの一
端部から所定距離隔てた内側には、上記プリント基板が
上記第1のケースの所定の位置に収納された状態で、上
記第1及び第2のケースの一方の周縁部に形成された凹
部に他方の周縁部に形成された凸部を嵌合する際に、上
記接点支持部材の上記孔に嵌合されると共に、上記第2
のケースの一端部側の根元に形成されたテーパ部が上記
接点支持部材を上記ソケットの内部側の側面に押圧する
ピンが上記第2のケースと一体に形成されていることを
特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電子機器の防水機構に係り、上記接点防水部材の上
記接点支持部材の側面に密着される面には、上記複数の
孔を囲むように、対応する孔の中心に向かって傾斜した
リング状の複数の第1の凸部が上記接点防水部材と一体
に形成されていると共に、上記接点防水部材のもう一方
の面には、上記複数の第1の凸部と同心円状であって、
上記ソケットの上記複数の貫通孔の径よりわずかに大き
な径を有し、対応する孔の中心に向かって傾斜したリン
グ状の複数の第2の凸部が上記接点防水部材と一体に形
成されていることを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の電子機器の防水機構に係り、上記第1のケー
ス内面の一側面に対向する側面近傍には、上記プリント
基板が載置され、それを支持すると共に、上記プリント
基板に形成された位置決め孔に嵌合される位置決め凸部
が形成された支柱が上記第1のケースと一体に形成され
ていることを特徴としている。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の電子機器の防水機構に係り、上記第2のケースの他
端部から所定距離隔てた内側には、上記プリント基板が
上記第1のケースの所定の位置に収納された状態で、上
記第1及び第2のケースの一方の周縁部に形成された凹
部に他方の周縁部に形成された凸部を嵌合する際に、上
記プリント基板を上記第1のケースの上記支柱に押圧す
る基板押圧ピンが上記第2のケースと一体に形成されて
いることを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の電子機器の防水機構に係り、上記位置決め凸部は、
上記プリント基板の上記位置決め孔に嵌合された際に上
記プリント基板の表面から突出するように形成されてい
ると共に、上記第2のケースの上記基板押圧ピンに孔が
形成されており、上記プリント基板が上記第1のケース
の所定の位置に収納された状態で、上記第1及び第2の
ケースの一方の周縁部に形成された凹部に他方の周縁部
に形成された凸部を嵌合する際に、上記第2のケースの
上記基板押圧ピンに形成された孔に上記位置決め凸部が
嵌合することを特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至5のいずれか1に記載の電子機器の防水機構に係り、
上記第1のケース内面の一側面に対向する側面内側に
は、上記プリント基板が上記第1のケースの所定の位置
に収納される際の案内となるガイドが上記第1のケース
と一体に形成されていることを特徴としている。
【0014】
【作用】この発明の構成によれば、優れた防水機能を、
高価な防水部材を用いることなく、簡単な構造で実現で
き、しかも、保守点検が容易である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である電
子機器の防水機構を適用した電子機器の上側ケース2を
はずした状態における機械的構成を示す正断面図、図2
は、同電子機器の一部拡大正断面図、また、図3は、同
電子機器を構成する接点防水部材9の断面図である。こ
の例の電子機器は、図1に示すように、下側ケース1
と、上側ケース2と、プリント基板3とから概略構成さ
れている。下側ケース1の一側面(以下、第1の側面と
いう)には、同図1に示すように、ソケット1aが一体
に形成されており、ソケット1aには、図示せぬケーブ
ルの一端に接続されたプラグ4の接点ピンカバー4a,
4bが嵌合される嵌合孔11a,11bが形成されてい
て、嵌合孔11a,11bの内径よりも小さい内径を有
すると共に、図2に示すように、対応する嵌合孔11
a,11bを機器内部に連絡する貫通孔12a,12b
が形成されている。上記プラグ4の接点ピンカバー4
a,4b内には、後述する接点6,7の各水平部の円周
を覆うと共に、図示せぬケーブルに接続された金属製の
接点ピン(メス)が設けられており、プラグ4の接点ピ
ンカバー4a,4bが嵌合孔11a,11bに嵌合され
ることにより、接点6,7の水平部の円周と上記接点ピ
ンとが機械的及び電気的に接触し、例えば、被検体たる
患者の人体において発生している電気現象に応じた微少
電流が患者の皮膚や患部等に接触された図示せぬプロー
ブ、図示せぬケーブル、プラグ4並びに接点6,7を介
して電子機器内に入力される。
【0016】また、下側ケース1内面のソケット1a近
傍にプリント基板3が載置され、それを支持する支柱1
bが下側ケース1と一体に形成されている。一方、下側
ケース1内面の第1の側面に対向する側面(以下、第2
の側面という)近傍には、プリント基板3が載置され、
それを支持すると共に、プリント基板3に形成された位
置決め孔3aに嵌合される位置決め凸部11cが形成さ
れた支柱1cが下側ケース1と一体に形成されている。
下側ケース1の第2の側面内側には、プリント基板3が
支柱1b及び1cに載置され、プリント基板3の位置決
め孔3aが支柱1cの位置決め凸部11cに嵌合される
際の案内となるガイド1dが下側ケース1と一体に形成
されている。また、下側ケース1の周縁部には、弾性体
からなるケース防水部材5が挿入される溝1eが形成さ
れている。
【0017】プリント基板3には、図示せぬ各種部品が
搭載され、その裏面、あるいは裏面と表面の両方に形成
された銅箔等からなるパターン及び半田により各種部品
が電気的に接続されている。また、プリント基板3の一
端部近傍の表面には、逆L字状の接点6,7が一体に成
形された接点支持部材8が固着されている。接点6,7
の垂直部の各端部は、プリント基板3に形成された孔を
貫通してプリント基板3の裏面に突出し、裏面に形成さ
れたパターンのランドに半田付けされてパターンと電気
的に接続されていると共に、プリント基板3に機械的に
固定されている。接点支持部材8の略中央には、接点
6,7を避けて、垂直方向に位置決め孔8aが形成され
ている。
【0018】また、接点支持部材8の一側面では、接点
6,7の水平部が所定間隔を隔てて突出していると共
に、弾性体からなり、接点6,7の径よりわずかに小さ
い径の孔91a,91bが形成された接点防水部材9が
孔91a,91bに接点6,7を貫通させて密着されて
いる。接点防水部材9の接点支持部材8の側面に密着さ
れる面(以下、第1の面という)には、図3に示すよう
に、孔91a,91bを囲むように、対応する孔91
a,91bの中心に向かって傾斜したリング状の凸部9
2a,92bが接点防水部材本体と一体に形成されてい
る。一方、接点防水部材9のもう一方の面(以下、第2
の面という)には、凸部92a,92bと同心円状であ
って、ソケット1aの機器本体側の側面に形成された貫
通孔12a,12bの径よりわずかに大きな径を有し、
対応する孔91a,91bの中心に向かって傾斜したリ
ング状の凸部93a,93bが接点防水部材本体と一体
に形成されている。そして、ソケット1a、接点6,
7、接点支持部材8並びに接点防水部材9は、この電子
機器が組み立てられた状態で入出力部10を構成してい
る。ソケット1aは入出力部10の機械的機能部を構成
し、接点6,7並びに接点支持部材8は入出力部10の
電気的機能部を構成しており、機械的機能部と電気的機
能部とは完全に分離されている。
【0019】上側ケース2の周縁部には、ケース防水部
材5と共に下側ケース1の溝1eに押圧・嵌合されるこ
とにより、機器内部をシールするリブ2aが上側ケース
2と一体に形成されている。上側ケース2の一端部から
所定距離隔てた内側には、プリント基板3が下側ケース
1の所定の位置に固定されている状態で接点支持部材8
の位置決め孔8aに嵌合される位置決めピン2bが上側
ケース2と一体に形成されている。位置決めピン2bの
先端には、接点支持部材8の位置決め孔8aに嵌合する
際の案内となるガイドテーパ部21bが形成されてい
る。また、位置決めピン2bの上側ケース2の一端部側
の根元には、接点支持部材8の位置決め孔8aに嵌合さ
れた際に、プリント基板3、接点6,7、接点支持部材
8を図中矢印方向に押圧する押圧テーパ部22bが形成
されている。一方、上側ケース2の他端部から所定距離
隔てた内側、すなわち、下側ケース1の支柱1cに対応
する位置には、プリント基板3が下側ケース1の所定の
位置に固定されている状態で、プリント基板3を支柱1
cに押圧する基板押圧ピン2cが上側ケース2と一体に
形成されている。
【0020】次に、上記構成の電子機器を組み立てる手
順について説明する。まず、プリント基板3には、この
電子機器の電気的な機能(例えば、心電図)を実現する
ための各種部品(図示略)が搭載され、その裏面のみ、
あるいは裏面と表面の両方に形成されたパターン及び半
田により電気的に接続されており、その一端部近傍の表
面には、接点6,7が嵌合された接点支持部材8が固着
され、接点6,7の垂直部の各端部がプリント基板3の
孔を貫通してその裏面に突出し、裏面に形成されたパタ
ーンのランドに半田付けされてパターンと電気的に接続
されているものとする。また、接点支持部材8の一側面
には、接点6,7の水平部に接点防水部材9が挿入さ
れ、密着されているものとする。
【0021】作業者は、上記構成のプリント基板3を把
持し、接点6,7の水平部の各端部をソケット1aに形
成された貫通孔12a,12bに斜め上方から挿入しつ
つ、プリント基板3の一端の裏面を支柱1bの上部を下
側ケース1の第1の側面に向かってすべらせると共に、
プリント基板3の他端を、図1に符号3'で示すよう
に、下側ケース1の第2の側面内側に形成されたガイド
1dに案内させて下側ケース1の第1の側面に向かって
すべらせ、プリント基板3の位置決め孔3aを支柱1c
の位置決め凸部11cに嵌合させる。これにより、プリ
ント基板3が支柱1b及び1cに載置されると共に、接
点防水部材9の第1の面が接点支持部材8の側面に密着
され、接点防水部材9の第2の面がソケット1aの機器
本体側の側面に密着される。
【0022】この状態では、接点防水部材9の第1及び
第2の面が接点支持部材8の側面及びソケット1aの機
器本体側の側面に充分に圧接されていないので、接点防
水部材9がソケット1aと接点支持部材8との間を完全
にシールしないが、ソケット1a、接点6,7、接点支
持部材8並びに接点防水部材9は、入出力部10として
は充分に機能する。すなわち、プラグ4を取り付ける際
には、ガイド1dにプリント基板3の他端が当接して、
プラグ4の取り付けによる図中矢印と逆方向へに向けて
入出力部10に加えられる力をガイド1dが受けとめる
ため、入出力部10の機能を阻害せず、プラグ4を取り
外す際には、接点支持部材8の一側面が接点防水部材9
を介してソケット1aの機器本体側の側面に当接して、
プラグ4の取り外しによる図中矢印方向へに向けて入出
力部10に加えられる力をソケット1aが受けとめるた
め、入出力部10の機能を阻害することはない。したが
って、当該電子機器の組立時や保守点検時に、上側ケー
ス2を取り外した状態で装置各部を検査することができ
る。
【0023】そして、作業者は、下側ケース1の溝1e
にケース防水部材5を挿入した状態で、上側ケース2の
位置決めピン2bの先端を、接点支持部材8の位置決め
孔8aに挿入し、上側ケース2表面の位置決めピン2b
に対応する部分を下方に押圧すると共に、上側ケース2
のリブ2aを、下側ケース1の溝1eに合わせて押し込
む。これにより、上側ケース2の位置決めピン2bは、
ガイドテーパ部21bに案内されて接点支持部材8の位
置決め孔8aの下方に侵入し、押圧テーパ部22bの一
部が接点支持部材8の位置決め孔8aに挿入されるの
で、押圧テーパ部22bがプリント基板3、接点6,
7、接点支持部材8を図中矢印方向に押圧する。したが
って、接点防水部材9の第1及び第2の面が接点支持部
材8の側面及びソケット1aの機器本体側の側面に充分
に圧接され、接点防水部材9がソケット1aと接点支持
部材8との間を完全にシールする。特に、接点防水部材
9には、凸部93a,93b並びに凸部92a,92b
が形成されているので、ソケット1aの機器内部側の側
面において、貫通孔12a,12bの周辺には接点防水
部材9の凸部93a,93bがより強く押圧され、一
方、接点支持部材8の第1の面において、接点6,7の
水平部が突出した根元部分周辺には接点防水部材9の凸
部92a,92bがより強く押圧される。これにより、
ソケット1aの貫通孔12a,12bと接点支持部材8
の第1の側面との間のシールが完全となると共に、接点
支持部材8がソケット1aを介して下側ケース1により
支持され、位置決めピン2bを介して上側ケース2によ
り支持される。
【0024】また、上側ケース2の位置決めピン2bが
根元まで接点支持部材8の位置決め孔8aに挿入される
に伴って、上側ケース2の基板押圧ピン2cもプリント
基板3に当接し、プリント基板3を下方に押圧する。こ
の場合、下側ケース1の支柱1cの位置と、上側ケース
2の基板押圧ピン2cの位置とが一致しているので、プ
リント基板3は、支柱1cを介して下側ケース1により
支持され、基板押圧ピン2cを介して上側ケース2によ
り支持される。なお、支柱1cの位置決め凸部11cを
プリント基板3の表面よりわずかに突出するように形成
すると共に、基板押圧ピン2cに位置決め凸部11cが
嵌合される孔を形成することにより、当該電子機器組立
完成時には、プリント基板3を挟んで支柱1cの位置決
め凸部11cが基板押圧ピン2cの孔に嵌合されるの
で、プリント基板3の下側ケース1及び上側ケース2に
よる支持がより強固になる。そして、上側ケース2のリ
ブ2aが下側ケース1の溝1eに嵌合されることによ
り、リブ2a及びケース防水部材5により、当該電子機
器の内部が完全にシールされる。
【0025】上記組立が完成した状態において、プラグ
4を取り付ける際には、プラグ4の接点ピンカバー4
a,4bが嵌合孔11a,11bに嵌合されることによ
りソケット1aに図中矢印と逆方向へに向けて加えられ
る力は、ソケット1aを介して下側ケース1が、溝1e
に嵌合されたリブ2aを介して上側ケース2がそれぞれ
受けとめると共に、ソケット1a及び接点防水部材9を
介して接点支持部材8に加えられる力は、接点支持部材
8の位置決め孔8aに嵌合された上側ケース2の位置決
めピン2bを介して上側ケース2が受けとめる。また、
プラグ4の取り付けによる図中矢印と逆方向へに向けて
ソケット1a、接点防水部材9及び接点支持部材8を介
してプリント基板3に加えられる力は、支柱1c及び基
板押圧ピン2cを介して下側ケース1及び上側ケース2
がそれぞれ受けとめる。したがって、プラグ4の取り付
け時に接点6,7に過剰に力が加えられることがないの
で、接点6,7の垂直部の端部とプリント基板3とを電
気的及び機械的に接続する半田が剥離するなど入出力部
10の機能が阻害されることはない。一方、プラグ4を
取り外す際にソケット1aその他に図中矢印方向へに向
けて加えられる力は、プラグ4を取り付ける際と同様、
最終的に下側ケース1及び上側ケース2が受けとめるた
め、接点6,7に過剰に力が加えられることがなく、入
出力部10の機能が阻害されることはない。
【0026】このように、この例の構成によれば、プリ
ント基板3の一端部近傍の表面には、接点6,7が嵌合
された接点支持部材8が固着され、接点6,7の垂直部
の各端部が半田付けされていると共に、接点支持部材8
の一側面には、接点6,7の水平部に接点防水部材9が
挿入され、密着されている。これにより、プリント基板
3、接点6,7、接点支持部材8並びに接点防水部材9
をひとまとまりの部品として取り扱うことができるの
で、接点防水部材9をソケット1aの機器本体側の側面
や接点支持部材8の側面に接着したり、ネジ止めしたり
する工程を省略できると共に、右接着やネジ止めに用い
る接着剤やネジ等の部品を省略することができる。した
がって、その分部品コスト、組立コストを削減すること
ができる。また、保守点検時や部品交換時でも、下側ケ
ース1からプリント基板3、接点6,7、接点支持部材
8並びに接点防水部材9をひとまとまりの部品として簡
単に取り外すことができるので、作業に時間がかから
ず、その分検査コストを削減することができる。なお、
下側ケース1に入出力部10のうち、ソケット1aだけ
でなく、接点6,7、接点支持部材8も一体に形成すれ
ば、接点防水部材9は不要となるが、その場合には、接
点6,7の端部とプリント基板3表面に形成されたパタ
ーンのランドとを電気的に接続するための接続ケーブル
及びそれらを半田付けする工程が必要となる。これによ
り、部品コスト、組立コストが増大してしまう。また、
このような構成では、保守点検時や部品交換時には接点
6,7の端部と接続ケーブルとを分離したり再び接続し
たりするための半田付け作業が必要であり、手間がかか
る。これにより、検査コストが増大してしまう。これに
対して、この例の構成によれば、このような問題が発生
しないことは、既述したように明かである。
【0027】また、この例の構成によれば、上側ケース
2の位置決めピン2bに押圧テーパ部22bを設けるこ
とにより、当該電子機器の組立完成時に押圧テーパ部2
2bがプリント基板3、接点6,7、接点支持部材8を
図中矢印方向に押圧するので、接点防水部材9がソケッ
ト1aと接点支持部材8との間を完全にシールする。し
たがって、ソケット1aの機器本体側の側面に接点防水
部材9を介して接点支持部材8を押圧するための部品や
工程が不要となるので、その分部品コスト、組立コスト
を削減することができる。以上説明したように、この例
の構成によれば、部品コスト、組立コスト、検査コスト
を削減することができるので、それらを合わせた電子機
器全体のコストを削減することができる。
【0028】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の実施例においては、プラグ4がメスでソケット1aが
オスである例を示したが、これに限定されず、プラグ4
がオスでソケット1aがメスであっても良い。また、上
述の実施例においては、接点の数は2本である例を示し
たが、これに限定されず、接点の数は何本であっても良
い。さらに、上述の実施例においては、入出力部10を
電子機器の側面に形成する場合について述べたが、これ
に限定されず、入出力部10を電子機器の正面、背面、
上面、あるいは下面に設けても良く、また1つの面だけ
でなく複数の面に設けても良い。また、上述の実施例に
おいては、下側ケース1の周縁部に溝1eを設けると共
に、上側ケース2の周縁部にリブ2aを設け、リブ2e
をケース防水部材5と共に溝1eに嵌合する場合につい
て述べたが、これに限定されず、下側ケース1の周縁部
にリブを設けると共に、上側ケース2の周縁部に溝を設
けるように構成しても良い。また、ケースの形状も、ソ
ケット1aが形成されている面が平面であれば、図1及
び図2に示す略立方体状の他、略円筒状、略多角形体
状、略円錐状、略多角錐状など、どのような形状でも良
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、高価な防水部材を用いることなく、構造が簡単
で、しかも組立及び保守点検が容易であり、優れた防水
機能を実現することができる。したがって、部品コス
ト、組立コスト、検査コストを削減することができるの
で、それらを合わせた電子機器全体のコストを削減する
ことができる。また、部品数及び組立工数の削減によ
り、生産性や信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である電子機器の防水機構
を適用した電子機器の上側ケースをはずした状態におけ
る機械的構成を示す正断面図である。
【図2】同電子機器の一部拡大正断面図である。
【図3】同電子機器を構成する接点防水部材の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 下側ケース 1a ソケット 11a,11b 嵌合孔 12a,12b 貫通孔 1b,1c 支柱 11c 位置決め凸部 1d ガイド 1e 溝(凹部) 2 上側ケース 2a リブ(凸部) 2b 位置決めピン 21b ガイドテーパ部 22b 押圧テーパ部 2c 基板押圧ピン 3,3' プリント基板 3a 位置決め孔 4 プラグ 4a,4b 接点ピンカバー 5 ケース防水部材 6,7 接点 8 接点支持部材 8a 位置決め孔 9 接点防水部材 91a,91b 孔 92a,92b,92a,92b 凸部 10 入出力部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ周縁部に凹部又は凸部が形成さ
    れ、一方に形成された凹部に他方に形成された凸部が嵌
    合されて内部をシールする第1及び第2のケースと、各
    種部品が搭載され、所定の電気的機能を有するプリント
    基板とからなる電子機器の防水機構であって、 前記第1のケースの一側面には、外部に対して信号を入
    出力するための複数のピンが設けられたプラグが嵌合さ
    れると共に、前記複数のピンに対応して内部に連絡する
    複数の貫通孔が形成されたソケットが前記第1のケース
    と一体に形成され、 前記プリント基板の一端部近傍の表面には、各一端部が
    前記プリント基板に形成された対応するパターンと電気
    的に接続され、各他端部が前記プリント基板が前記第1
    のケースの所定の位置に収納された際に前記ソケットの
    対応する貫通孔から前記ソケットに挿入される複数の接
    点を支持すると共に、前記プリント基板が前記第1のケ
    ースの所定の位置に収納された際に前記ソケットの複数
    の貫通孔の形成方向と直交することになる方向に孔が形
    成された接点支持部材が固着され、前記プリント基板が
    前記第1のケースの所定の位置に収納された際に前記ソ
    ケットの内部側の面と対向する前記接点支持部材の側面
    には、弾性体からなり、前記複数の接点に嵌合する複数
    の孔が形成された接点防水部材が前記複数の孔を対応す
    る接点の根元まで貫通させて設けられ、 前記第2のケースの一端部から所定距離隔てた内側に
    は、前記プリント基板が前記第1のケースの所定の位置
    に収納された状態で、前記第1及び第2のケースの一方
    の周縁部に形成された凹部に他方の周縁部に形成された
    凸部を嵌合する際に、前記接点支持部材の前記孔に嵌合
    されると共に、前記第2のケースの一端部側の根元に形
    成されたテーパ部が前記接点支持部材を前記ソケットの
    内部側の側面に押圧するピンが前記第2のケースと一体
    に形成されていることを特徴とする電子機器防水機構。
  2. 【請求項2】 前記接点防水部材の前記接点支持部材の
    側面に密着される面には、前記複数の孔を囲むように、
    対応する孔の中心に向かって傾斜したリング状の複数の
    第1の凸部が前記接点防水部材と一体に形成されている
    と共に、前記接点防水部材のもう一方の面には、前記複
    数の第1の凸部と同心円状であって、前記ソケットの前
    記複数の貫通孔の径よりわずかに大きな径を有し、対応
    する孔の中心に向かって傾斜したリング状の複数の第2
    の凸部が前記接点防水部材と一体に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器の防水機構。
  3. 【請求項3】 前記第1のケース内面の一側面に対向す
    る側面近傍には、前記プリント基板が載置され、それを
    支持すると共に、前記プリント基板に形成された位置決
    め孔に嵌合される位置決め凸部が形成された支柱が前記
    第1のケースと一体に形成されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の電子機器の防水機構。
  4. 【請求項4】 前記第2のケースの他端部から所定距離
    隔てた内側には、前記プリント基板が前記第1のケース
    の所定の位置に収納された状態で、前記第1及び第2の
    ケースの一方の周縁部に形成された凹部に他方の周縁部
    に形成された凸部を嵌合する際に、前記プリント基板を
    前記第1のケースの前記支柱に押圧する基板押圧ピンが
    前記第2のケースと一体に形成されていることを特徴と
    する請求項3記載の電子機器の防水機構。
  5. 【請求項5】 前記位置決め凸部は、前記プリント基板
    の前記位置決め孔に嵌合された際に前記プリント基板の
    表面から突出するように形成されていると共に、前記第
    2のケースの前記基板押圧ピンに孔が形成されており、
    前記プリント基板が前記第1のケースの所定の位置に収
    納された状態で、前記第1及び第2のケースの一方の周
    縁部に形成された凹部に他方の周縁部に形成された凸部
    を嵌合する際に、前記第2のケースの前記基板押圧ピン
    に形成された孔に前記位置決め凸部が嵌合することを特
    徴とする請求項4記載の電子機器の防水機構。
  6. 【請求項6】 前記第1のケース内面の一側面に対向す
    る側面内側には、前記プリント基板が前記第1のケース
    の所定の位置に収納される際の案内となるガイドが前記
    第1のケースと一体に形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか1に記載の電子機器の防水機
    構。
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