JPH11338907A - ネットワークを利用したｃａｄシステム - Google Patents
ネットワークを利用したｃａｄシステムInfo
- Publication number
- JPH11338907A JPH11338907A JP10158662A JP15866298A JPH11338907A JP H11338907 A JPH11338907 A JP H11338907A JP 10158662 A JP10158662 A JP 10158662A JP 15866298 A JP15866298 A JP 15866298A JP H11338907 A JPH11338907 A JP H11338907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- graphic
- server computer
- name
- client computer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予め図形データを用意する必要がなく、ユー
ザの望む図形データを簡易な手順で迅速に作成できるＣ
ＡＤシステムを提供する。 【解決手段】 本発明のCADシステムは、インターネッ
ト３を介して接続されたサーバ・コンピュータ１とクラ
イアント・コンピュータ２とを有する。サーバ・コンピ
ュータ１は、インターネット・サービス・インタフェー
ス部１１と、部品データベース・プログラム格納部１２
と、部品データリスト格納部１３と、変数プログラムフ
ァイル格納部１４と、実数データ格納部１５と、書式変
換プログラム格納部１６と、演算処理部１７とを有す
る。サーバ・コンピュータ１は、ユーザが選択した部品
に対応する変数プログラム中の各変数に、ユーザが選択
した型番に対応する実数データを代入して算術演算を行
い、その演算結果に基づいて、クライアント・コンピュ
ータ２に部品の図形データを提供する。
ザの望む図形データを簡易な手順で迅速に作成できるＣ
ＡＤシステムを提供する。 【解決手段】 本発明のCADシステムは、インターネッ
ト３を介して接続されたサーバ・コンピュータ１とクラ
イアント・コンピュータ２とを有する。サーバ・コンピ
ュータ１は、インターネット・サービス・インタフェー
ス部１１と、部品データベース・プログラム格納部１２
と、部品データリスト格納部１３と、変数プログラムフ
ァイル格納部１４と、実数データ格納部１５と、書式変
換プログラム格納部１６と、演算処理部１７とを有す
る。サーバ・コンピュータ１は、ユーザが選択した部品
に対応する変数プログラム中の各変数に、ユーザが選択
した型番に対応する実数データを代入して算術演算を行
い、その演算結果に基づいて、クライアント・コンピュ
ータ２に部品の図形データを提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークに接続されたサーバ・コンピュータから
クライアント・コンピュータに対して、ＣＡＤ用の図形
データを送信する技術に関する。
のネットワークに接続されたサーバ・コンピュータから
クライアント・コンピュータに対して、ＣＡＤ用の図形
データを送信する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常のＣＡＤシステムは、各種の部品を
表示するための図形データを予め備えている。ところ
が、機械設計用のＣＡＤシステムの場合、取り扱う部品
の種類が多く、また、同一の部品でも、正面図や側面図
など、複数の図形データが必要となるため、多種類の部
品の図形データを個々のコンピュータに格納するには、
膨大な容量の記録装置が必要になり、コスト上昇が避け
られない。
表示するための図形データを予め備えている。ところ
が、機械設計用のＣＡＤシステムの場合、取り扱う部品
の種類が多く、また、同一の部品でも、正面図や側面図
など、複数の図形データが必要となるため、多種類の部
品の図形データを個々のコンピュータに格納するには、
膨大な容量の記録装置が必要になり、コスト上昇が避け
られない。
【０００３】また、新規部品を登録したり、既存の部品
の図形データを更新する場合、部品１個当たり、複数の
図形データの追加や修正を行わなければならない。
の図形データを更新する場合、部品１個当たり、複数の
図形データの追加や修正を行わなければならない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】最近では、インターネ
ットを介して、各種の情報やデータを提供するサービス
が盛んに行われており、インターネットを利用したＣＡ
Ｄシステムも考えられる。
ットを介して、各種の情報やデータを提供するサービス
が盛んに行われており、インターネットを利用したＣＡ
Ｄシステムも考えられる。
【０００５】例えば、インターネットに接続されたサー
バに予めＣＡＤ用の図形データを格納しておき、ユーザ
側から要求があったときに、サーバからインターネット
を介してユーザ側に図形データを提供するようなシステ
ムも実現可能である。
バに予めＣＡＤ用の図形データを格納しておき、ユーザ
側から要求があったときに、サーバからインターネット
を介してユーザ側に図形データを提供するようなシステ
ムも実現可能である。
【０００６】このようなＣＡＤシステムの場合、ユーザ
側にＣＡＤ用の部品データを格納しておく必要がないと
いう利点はあるものの、サーバ側には各種の部品に対応
して多種類の部品データを予め格納しておく必要があ
る。
側にＣＡＤ用の部品データを格納しておく必要がないと
いう利点はあるものの、サーバ側には各種の部品に対応
して多種類の部品データを予め格納しておく必要があ
る。
【０００７】また、機械設計を行う場合、形状が同じで
寸法が異なる部品を使用することがあるが、寸法の異な
る全部品データを個別にサーバ側に格納しておくのはデ
ータ容量の点から不可能に近い。また、ユーザが使用す
るＣＡＤソフトウエアの種類が異なると、図形データの
データフォーマットも一般に異なるため、サーバ側では
予め各データフォーマットごとに図形データを用意して
おく必要があり、膨大な容量の記録装置が必要になる。
さらに、サーバ側にて、新規部品の追加や既存の図形デ
ータの更新を行う場合、多数の図形データを同時に変更
しなければならず、データの管理に手間とコストがかか
る。
寸法が異なる部品を使用することがあるが、寸法の異な
る全部品データを個別にサーバ側に格納しておくのはデ
ータ容量の点から不可能に近い。また、ユーザが使用す
るＣＡＤソフトウエアの種類が異なると、図形データの
データフォーマットも一般に異なるため、サーバ側では
予め各データフォーマットごとに図形データを用意して
おく必要があり、膨大な容量の記録装置が必要になる。
さらに、サーバ側にて、新規部品の追加や既存の図形デ
ータの更新を行う場合、多数の図形データを同時に変更
しなければならず、データの管理に手間とコストがかか
る。
【０００８】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、予め図形データを用意する必
要がなく、かつ、ユーザの望む図形データを簡易な手順
で迅速に提供できるネットワークを利用したＣＡＤシス
テムを提供することにある。
ものであり、その目的は、予め図形データを用意する必
要がなく、かつ、ユーザの望む図形データを簡易な手順
で迅速に提供できるネットワークを利用したＣＡＤシス
テムを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項１の発明は、ネットワークに接続された
サーバ・コンピュータと、前記ネットワークを介して前
記サーバ・コンピュータとデータ伝送を行う少なくとも
１台のクライアント・コンピュータと、を備え、前記ク
ライアント・コンピュータからの要求に応じて、前記サ
ーバ・コンピュータから前記クライアント・コンピュー
タにＣＡＤ用の図形データを送信するＣＡＤシステムで
あって、前記サーバ・コンピュータは、それぞれ異なる
図形を描画するための複数の変数プログラムを格納する
変数プログラム格納部と、前記変数プログラム内の各変
数に代入する実数データを複数種類格納する実数データ
格納部と、前記クライアント・コンピュータからの要求
に応じて、前記描画プログラム格納部から所定の変数プ
ログラムを読み出すとともに、前記実数データ格納部か
ら所定の実数データを読み出し、前記所定の実数データ
を前記所定の変数プログラム内の各変数に代入して該プ
ログラムを実行させて図形データを作成する演算処理部
と、前記演算処理部により作成された図形データに基づ
いて、前記クライアント・コンピュータの表示装置に表
示可能な表示用データを作成する表示用データ作成手段
と、を有するものである。
ために、請求項１の発明は、ネットワークに接続された
サーバ・コンピュータと、前記ネットワークを介して前
記サーバ・コンピュータとデータ伝送を行う少なくとも
１台のクライアント・コンピュータと、を備え、前記ク
ライアント・コンピュータからの要求に応じて、前記サ
ーバ・コンピュータから前記クライアント・コンピュー
タにＣＡＤ用の図形データを送信するＣＡＤシステムで
あって、前記サーバ・コンピュータは、それぞれ異なる
図形を描画するための複数の変数プログラムを格納する
変数プログラム格納部と、前記変数プログラム内の各変
数に代入する実数データを複数種類格納する実数データ
格納部と、前記クライアント・コンピュータからの要求
に応じて、前記描画プログラム格納部から所定の変数プ
ログラムを読み出すとともに、前記実数データ格納部か
ら所定の実数データを読み出し、前記所定の実数データ
を前記所定の変数プログラム内の各変数に代入して該プ
ログラムを実行させて図形データを作成する演算処理部
と、前記演算処理部により作成された図形データに基づ
いて、前記クライアント・コンピュータの表示装置に表
示可能な表示用データを作成する表示用データ作成手段
と、を有するものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るＣＡＤシステ
ムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。以
下で説明するＣＡＤシステムは、ユーザがクライアント
・コンピュータ上で選択した機械部品に対応する部品デ
ータをサーバ・コンピュータ上で作成し、作成した部品
データをインターネットを介してクライアント・コンピ
ュータに送信することを特徴とする。
ムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。以
下で説明するＣＡＤシステムは、ユーザがクライアント
・コンピュータ上で選択した機械部品に対応する部品デ
ータをサーバ・コンピュータ上で作成し、作成した部品
データをインターネットを介してクライアント・コンピ
ュータに送信することを特徴とする。
【００１１】図１は本発明に係るＣＡＤシステムの概略
構成を示すブロック図である。図示のように、サーバ・
コンピュータ１とクライアント・コンピュータ２はイン
ターネット３を介して接続されている。サーバ・コンピ
ュータ１は、インターネット・サービス・インターフェ
ース・プログラム部１１と、部品データベース管理プロ
グラム格納部１２と、部品データリスト格納部１３と、
変数プログラムファイル格納部１４と、実数データ格納
部１５と、書式変換プログラム格納部１６と、演算処理
部１７とを有する。
構成を示すブロック図である。図示のように、サーバ・
コンピュータ１とクライアント・コンピュータ２はイン
ターネット３を介して接続されている。サーバ・コンピ
ュータ１は、インターネット・サービス・インターフェ
ース・プログラム部１１と、部品データベース管理プロ
グラム格納部１２と、部品データリスト格納部１３と、
変数プログラムファイル格納部１４と、実数データ格納
部１５と、書式変換プログラム格納部１６と、演算処理
部１７とを有する。
【００１２】インターネット・サービス・インターフェ
ース・プログラム部１１は、クライアント側からサーバ
側のプログラムを起動する事と双方のデータの受け渡し
を行う。
ース・プログラム部１１は、クライアント側からサーバ
側のプログラムを起動する事と双方のデータの受け渡し
を行う。
【００１３】部品データリスト格納部１３は、部品の型
番とそれに対応する実数データとがリスト形式に並べら
れた部品データリストを格納する。部品データベース管
理プログラム格納部１２は、ユーザが選択した部品の型
番リスト等の作成及びデータの入出力をするためのプロ
グラムを格納する。
番とそれに対応する実数データとがリスト形式に並べら
れた部品データリストを格納する。部品データベース管
理プログラム格納部１２は、ユーザが選択した部品の型
番リスト等の作成及びデータの入出力をするためのプロ
グラムを格納する。
【００１４】変数プログラムファイル格納部１４は、ユ
ーザが選択した部品に対応する図形データを作成するた
めの変数プログラムファイルを格納する。実数データ格
納部１５は、変数プログラムファイル中の各変数に代入
するための実数データを格納する。
ーザが選択した部品に対応する図形データを作成するた
めの変数プログラムファイルを格納する。実数データ格
納部１５は、変数プログラムファイル中の各変数に代入
するための実数データを格納する。
【００１５】書式変換プログラム格納部１６は、作成し
た図形データをユーザが指定したデータフォーマットに
変換するためのプログラムを格納する。
た図形データをユーザが指定したデータフォーマットに
変換するためのプログラムを格納する。
【００１６】演算処理部１７は、上述した各種プログラ
ムを実行して、その実行結果をクライアント・コンピュ
ータ２に送信する処理を行う。
ムを実行して、その実行結果をクライアント・コンピュ
ータ２に送信する処理を行う。
【００１７】図２〜図４は図１に示したＣＡＤシステム
の処理動作を示すフローチャートであり、以下、このフ
ローチャートに基づいて、本実施形態のＣＡＤシステム
の動作を説明する。
の処理動作を示すフローチャートであり、以下、このフ
ローチャートに基づいて、本実施形態のＣＡＤシステム
の動作を説明する。
【００１８】まず、図２のステップＳ１に示すように、
クライアント・コンピュータ２からインターネット３を
介してサーバ・コンピュータ１にアクセスする。クライ
アント・コンピュータ２の表示画面には、ステップＳ２
に示すように、部品データ管理リストが表示される。こ
のリストは、クライアント側で選択可能な部品の一覧を
示すものであり、リスト中の任意の部品をユーザはマウ
ス等で選択することができる。
クライアント・コンピュータ２からインターネット３を
介してサーバ・コンピュータ１にアクセスする。クライ
アント・コンピュータ２の表示画面には、ステップＳ２
に示すように、部品データ管理リストが表示される。こ
のリストは、クライアント側で選択可能な部品の一覧を
示すものであり、リスト中の任意の部品をユーザはマウ
ス等で選択することができる。
【００１９】なお、部品データ管理リストは、予めクラ
イアント側の記録装置に格納しておいてもよいが、必要
なときにサーバ側から呼び出すようにしてもよい。
イアント側の記録装置に格納しておいてもよいが、必要
なときにサーバ側から呼び出すようにしてもよい。
【００２０】次に、ステップＳ３に示すように、ユーザ
がマウス等により部品データ管理リスト中から部品を選
択したか否かを判定する。ユーザが部品を選択した場合
にはステップＳ４に進み、選択部品の名称をサーバ・コ
ンピュータ１に送信する。サーバ・コンピュータ１は、
選択部品の名称を受信した後（ステップＳ５）、選択部
品をコマンド引数としてインターネット・サービス・イ
ンターフェース・プログラム部１１を起動する（ステッ
プＳ６）
がマウス等により部品データ管理リスト中から部品を選
択したか否かを判定する。ユーザが部品を選択した場合
にはステップＳ４に進み、選択部品の名称をサーバ・コ
ンピュータ１に送信する。サーバ・コンピュータ１は、
選択部品の名称を受信した後（ステップＳ５）、選択部
品をコマンド引数としてインターネット・サービス・イ
ンターフェース・プログラム部１１を起動する（ステッ
プＳ６）
【００２１】次に、サーバ・コンピュータ１は、ステッ
プＳ７に示すように、部品データベース管理プログラム
格納部１２に格納されている部品データベース管理プロ
グラムを起動する。部品データベース管理プログラム
は、ユーザが選択した部品に対応する部品データリスト
を部品データリスト格納部１３から読み出した後（ステ
ップＳ８）、その部品データリストに基づいて、HTML(H
yperText Markup Language)フォーマットの部品型番リ
ストを作成する。次に、サーバ・コンピュータ１は、ス
テップＳ10に示すように、作成した部品型番リストをイ
ンターネット・サービス・インターフェース・プログラ
ム部１１を介してクライアント・コンピュータ２に伝送
する。
プＳ７に示すように、部品データベース管理プログラム
格納部１２に格納されている部品データベース管理プロ
グラムを起動する。部品データベース管理プログラム
は、ユーザが選択した部品に対応する部品データリスト
を部品データリスト格納部１３から読み出した後（ステ
ップＳ８）、その部品データリストに基づいて、HTML(H
yperText Markup Language)フォーマットの部品型番リ
ストを作成する。次に、サーバ・コンピュータ１は、ス
テップＳ10に示すように、作成した部品型番リストをイ
ンターネット・サービス・インターフェース・プログラ
ム部１１を介してクライアント・コンピュータ２に伝送
する。
【００２２】クライアント・コンピュータ２は、部品型
番リストを受信すると、ステップＳ11に示すように、ブ
ラウザ等を用いて部品型番リストを表示する。次に、ク
ライアント・コンピュータ２は、ユーザがマウス等を用
いて部品型番リスト中からいずれかの型番を選択したか
否かを判断し（ステップＳ12）、ユーザが型番の選択を
行うと、次に、選択した型番に対応する変数データをユ
ーザが入力したか否かを判断する（図３のステップＳ1
3）。
番リストを受信すると、ステップＳ11に示すように、ブ
ラウザ等を用いて部品型番リストを表示する。次に、ク
ライアント・コンピュータ２は、ユーザがマウス等を用
いて部品型番リスト中からいずれかの型番を選択したか
否かを判断し（ステップＳ12）、ユーザが型番の選択を
行うと、次に、選択した型番に対応する変数データをユ
ーザが入力したか否かを判断する（図３のステップＳ1
3）。
【００２３】ユーザが変数データを入力した場合には、
ステップＳ14に示すように、ユーザが選択した型番名と
変数データとを組にした送信用データを作成した後、そ
のデータをサーバ・コンピュータ１に送信する（ステッ
プＳ15）。
ステップＳ14に示すように、ユーザが選択した型番名と
変数データとを組にした送信用データを作成した後、そ
のデータをサーバ・コンピュータ１に送信する（ステッ
プＳ15）。
【００２４】一方、ステップＳ13において、ユーザが変
数データを入力しなかったと判断した場合には、ユーザ
が選択した型番名をサーバ・コンピュータ１に送信する
（ステップＳ15）。
数データを入力しなかったと判断した場合には、ユーザ
が選択した型番名をサーバ・コンピュータ１に送信する
（ステップＳ15）。
【００２５】クライアント・コンピュータ２から送信さ
れたデータは、サーバ・コンピュータ１内のインターネ
ット・サービス・インターフェース・プログラム部１１
で受信された後（ステップＳ16）、部品データベース管
理プログラムに引き渡される（ステップＳ17）。
れたデータは、サーバ・コンピュータ１内のインターネ
ット・サービス・インターフェース・プログラム部１１
で受信された後（ステップＳ16）、部品データベース管
理プログラムに引き渡される（ステップＳ17）。
【００２６】部品データベース管理プログラムは、ユー
ザが選択した型番名に対応する実数データを部品データ
リストから読み出した後（ステップＳ18）、ユーザが選
択した部品名称に対応する変数プログラムファイルを変
数プログラムファイル格納部１４から読み出す（ステッ
プＳ19）。
ザが選択した型番名に対応する実数データを部品データ
リストから読み出した後（ステップＳ18）、ユーザが選
択した部品名称に対応する変数プログラムファイルを変
数プログラムファイル格納部１４から読み出す（ステッ
プＳ19）。
【００２７】次に、サーバ・コンピュータ１は、クライ
アント側から型番名とともに変数データが送られてきた
か否かを判断し（ステップＳ20）、変数データが送られ
てきた場合には、ステップＳ21に示すように、変数に代
入する。送られてきた変数データを変数プログラムファ
イル中の対応する変数に代入する。
アント側から型番名とともに変数データが送られてきた
か否かを判断し（ステップＳ20）、変数データが送られ
てきた場合には、ステップＳ21に示すように、変数に代
入する。送られてきた変数データを変数プログラムファ
イル中の対応する変数に代入する。
【００２８】次に、サーバ・コンピュータ１の演算処理
部１７は、ステップＳ22に示すように、変数プログラム
ファイル中の各変数に、ステップＳ18で読み出した実数
データを代入して図形データを作成する。より詳しく
は、変数プログラムファイルを１行ずつ読み込み、各行
に記述されたコマンドや関数を順に実行して部品の形状
を表す線分座標を算術演算し、その演算結果に基づいて
図形データを作成する。
部１７は、ステップＳ22に示すように、変数プログラム
ファイル中の各変数に、ステップＳ18で読み出した実数
データを代入して図形データを作成する。より詳しく
は、変数プログラムファイルを１行ずつ読み込み、各行
に記述されたコマンドや関数を順に実行して部品の形状
を表す線分座標を算術演算し、その演算結果に基づいて
図形データを作成する。
【００２９】なお、クライアント側から変数データが送
られて来なければ、実数データのみを用いて図形データ
を作成する。
られて来なければ、実数データのみを用いて図形データ
を作成する。
【００３０】次に、サーバ・コンピュータ１は、ステッ
プＳ23に示すように、作成した図形データに基づいて、
クライアント・コンピュータ２の表示装置に表示するた
めの表示用データを作成し、ファイル名を付けて記録装
置に格納する。表示用データは、例えば、GIFファイ
ル、DWFファイル、JPGファイルなど、WindowsやUNIX等
の汎用のＯＳ(Operating System)で処理可能なデータフ
ォーマットで作成される。
プＳ23に示すように、作成した図形データに基づいて、
クライアント・コンピュータ２の表示装置に表示するた
めの表示用データを作成し、ファイル名を付けて記録装
置に格納する。表示用データは、例えば、GIFファイ
ル、DWFファイル、JPGファイルなど、WindowsやUNIX等
の汎用のＯＳ(Operating System)で処理可能なデータフ
ォーマットで作成される。
【００３１】次に、サーバ・コンピュータ１は、ステッ
プＳ24に示すように、表示用データをクライアント・コ
ンピュータ２でダウンロードできるように、表示用デー
タのファイル名が記述されたHTML データを作成する。
プＳ24に示すように、表示用データをクライアント・コ
ンピュータ２でダウンロードできるように、表示用デー
タのファイル名が記述されたHTML データを作成する。
【００３２】次に、サーバ・コンピュータ１は、図４の
ステップＳ25に示すように、作成したHTML データをイ
ンターネット・サービス・インターフェース・プログラ
ム部１１を介してクライアント・コンピュータ２に送信
する。
ステップＳ25に示すように、作成したHTML データをイ
ンターネット・サービス・インターフェース・プログラ
ム部１１を介してクライアント・コンピュータ２に送信
する。
【００３３】クライアント・コンピュータ２は、ステッ
プＳ26に示すように、サーバ・コンピュータ１から送ら
れたHTML データを受信した後、表示用データをダウン
ロードする。次に、クライアント・コンピュータ２は、
ステップＳ27に示すように、ダウンロードした表示用デ
ータを表示装置に表示する。
プＳ26に示すように、サーバ・コンピュータ１から送ら
れたHTML データを受信した後、表示用データをダウン
ロードする。次に、クライアント・コンピュータ２は、
ステップＳ27に示すように、ダウンロードした表示用デ
ータを表示装置に表示する。
【００３４】次に、クライアント・コンピュータ２は、
ステップＳ28に示すように、表示装置に表示された図形
が意図通りのものか否かについて、ユーザに確認を求め
る。図形が意図通りのものでなければ、図２のステップ
Ｓ３に戻って部品の選択をやり直し、図形が意図通りの
ものであれば、ステップＳ29に示すように、ＣＡＤ図面
のデータフォーマットをユーザに選択させる。この処理
を設けた理由は、ＣＡＤソフトウエアのデータフォーマ
ットが統一されていないからであり、ステップＳ29で
は、DXFファイル、DWGファイル、IGESファイル、BMIフ
ァイルなど、ユーザが使用するＣＡＤソフトウエアに対
応するデータフォーマットを、ユーザに選択させる。
ステップＳ28に示すように、表示装置に表示された図形
が意図通りのものか否かについて、ユーザに確認を求め
る。図形が意図通りのものでなければ、図２のステップ
Ｓ３に戻って部品の選択をやり直し、図形が意図通りの
ものであれば、ステップＳ29に示すように、ＣＡＤ図面
のデータフォーマットをユーザに選択させる。この処理
を設けた理由は、ＣＡＤソフトウエアのデータフォーマ
ットが統一されていないからであり、ステップＳ29で
は、DXFファイル、DWGファイル、IGESファイル、BMIフ
ァイルなど、ユーザが使用するＣＡＤソフトウエアに対
応するデータフォーマットを、ユーザに選択させる。
【００３５】次に、クライアント・コンピュータ２は、
ステップＳ30に示すように、ユーザが選択したデータフ
ォーマット名をサーバ・コンピュータ１に送信する。
ステップＳ30に示すように、ユーザが選択したデータフ
ォーマット名をサーバ・コンピュータ１に送信する。
【００３６】サーバ・コンピュータ１は、インターネッ
ト・サービス・インターフェース・プログラム部１１で
データフォーマット名を受信した後（ステップＳ31）、
ユーザが選択したデータフォーマットに対応する書式変
換プログラムを書式変換プログラム格納部１６から読み
出し、読み出したプログラムを起動する（ステップＳ3
2）。
ト・サービス・インターフェース・プログラム部１１で
データフォーマット名を受信した後（ステップＳ31）、
ユーザが選択したデータフォーマットに対応する書式変
換プログラムを書式変換プログラム格納部１６から読み
出し、読み出したプログラムを起動する（ステップＳ3
2）。
【００３７】書式変換プログラムは、ステップＳ33に示
すように、ステップＳ22で作成した図形データを、ユー
ザが選択したデータフォーマットに変換して新たなファ
イル名を付けて記録装置に格納する。
すように、ステップＳ22で作成した図形データを、ユー
ザが選択したデータフォーマットに変換して新たなファ
イル名を付けて記録装置に格納する。
【００３８】次に、サーバ・コンピュータ１は、ステッ
プＳ34に示すように、フォーマット変換したＣＡＤ図形
データをクライアント・コンピュータ２でダウンロード
できるように、ＣＡＤ図形データのファイル名が記述さ
れたHTML データを作成する。
プＳ34に示すように、フォーマット変換したＣＡＤ図形
データをクライアント・コンピュータ２でダウンロード
できるように、ＣＡＤ図形データのファイル名が記述さ
れたHTML データを作成する。
【００３９】次に、サーバ・コンピュータ１は、ステッ
プＳ35に示すように、作成したHTMLデータをクライアン
ト・コンピュータ２に送信する。クライアント・コンピ
ュータ２は、ステップＳ36に示すように、サーバ・コン
ピュータ１から送られたHTML データを受信した後、Ｃ
ＡＤ図形データをダウンロードする。ダウンロードされ
たＣＡＤ図形データは、その後、ユーザの指示に応じ
て、ＣＡＤ画面上に表示される。
プＳ35に示すように、作成したHTMLデータをクライアン
ト・コンピュータ２に送信する。クライアント・コンピ
ュータ２は、ステップＳ36に示すように、サーバ・コン
ピュータ１から送られたHTML データを受信した後、Ｃ
ＡＤ図形データをダウンロードする。ダウンロードされ
たＣＡＤ図形データは、その後、ユーザの指示に応じ
て、ＣＡＤ画面上に表示される。
【００４０】以上、図２〜図４のフローチャートの処理
動作をまとめると、ステップＳ１〜Ｓ17では、ユーザが
部品の選択を行うと、その部品に対応する部品型番の一
覧を表示して、ユーザに部品の型番を選択させる。次
に、ステップＳ18〜Ｓ24では、ユーザが選択した部品に
対応する変数プログラムファイル中の各変数に、ユーザ
が選択した型番に対応する実数データを代入して算術演
算を行い、その演算結果に基づいて、クライアント・コ
ンピュータ２の表示装置に表示するための表示用データ
を作成する。次に、ステップＳ25〜Ｓ36では、表示用デ
ータを、クライアント・コンピュータ２が指定したデー
タフォーマットに変換した後、クライアント・コンピュ
ータ２でダウンロードする。
動作をまとめると、ステップＳ１〜Ｓ17では、ユーザが
部品の選択を行うと、その部品に対応する部品型番の一
覧を表示して、ユーザに部品の型番を選択させる。次
に、ステップＳ18〜Ｓ24では、ユーザが選択した部品に
対応する変数プログラムファイル中の各変数に、ユーザ
が選択した型番に対応する実数データを代入して算術演
算を行い、その演算結果に基づいて、クライアント・コ
ンピュータ２の表示装置に表示するための表示用データ
を作成する。次に、ステップＳ25〜Ｓ36では、表示用デ
ータを、クライアント・コンピュータ２が指定したデー
タフォーマットに変換した後、クライアント・コンピュ
ータ２でダウンロードする。
【００４１】このように、本実施形態では、ユーザが必
要とする図形データを、その都度、サーバ・コンピュー
タ１からクライアント・コンピュータ２にダウンロード
するため、クライアント・コンピュータ２に予め図形デ
ータを用意しておく必要がない。また、サーバ・コンピ
ュータ１は、ユーザから要求があったときに、変数プロ
グラムファイルと実数データとを用いて図形データを作
成するため、サーバ・コンピュータ１にも予め図形デー
タを用意しておく必要がない。
要とする図形データを、その都度、サーバ・コンピュー
タ１からクライアント・コンピュータ２にダウンロード
するため、クライアント・コンピュータ２に予め図形デ
ータを用意しておく必要がない。また、サーバ・コンピ
ュータ１は、ユーザから要求があったときに、変数プロ
グラムファイルと実数データとを用いて図形データを作
成するため、サーバ・コンピュータ１にも予め図形デー
タを用意しておく必要がない。
【００４２】ユーザは、画面上に表示された部品表から
所望の部品を選択するだけで、その部品に対応する図形
データを得ることができる。また、ユーザは、部品の寸
法値等の変数データを予め入力できるため、特殊な部品
の図形データも、簡易な手順で得ることができる。ま
た、サーバ・コンピュータ１は、変数プログラムファイ
ル中の各変数に実数データを代入して図形データを作成
するため、寸法の異なる図形データを容易に作成でき、
高精度で信頼性の高い図形データを提供できる。
所望の部品を選択するだけで、その部品に対応する図形
データを得ることができる。また、ユーザは、部品の寸
法値等の変数データを予め入力できるため、特殊な部品
の図形データも、簡易な手順で得ることができる。ま
た、サーバ・コンピュータ１は、変数プログラムファイ
ル中の各変数に実数データを代入して図形データを作成
するため、寸法の異なる図形データを容易に作成でき、
高精度で信頼性の高い図形データを提供できる。
【００４３】さらに、ユーザは、クライアント・コンピ
ュータ２にダウンロードした図形データを利用して独自
の図形データベースを極めて低コストに構築できる。こ
のようなデータベースを構築すれば、ダウンロードした
図形データの再利用や修正等が可能となり、使い勝手が
よく無駄のないデータベースが得られる。
ュータ２にダウンロードした図形データを利用して独自
の図形データベースを極めて低コストに構築できる。こ
のようなデータベースを構築すれば、ダウンロードした
図形データの再利用や修正等が可能となり、使い勝手が
よく無駄のないデータベースが得られる。
【００４４】図５はクライアント・コンピュータ２の表
示装置に表示される画面表示例を示す図である。図５の
画面は、階層構造になった部品を選択して表示する例を
示している。画面内の表示領域Ｗ１には第１階層の部品
選択を行う第１部品表が表示され、表示領域Ｗ２には第
１部品表で選択した部品を対象として第２階層の部品選
択を行う第２部品表が表示され、表示領域Ｗ３には第２
部品表で選択した部品を対象として第３階層の部品選択
を行う第３部品表が表示され、表示領域Ｗ４には第３部
品表で選択した部品を対象として第４階層の部品選択を
行う第４部品表が表示される。これら第１〜第４部品表
の部品選択は、図２のステップＳ３の処理に対応する。
示装置に表示される画面表示例を示す図である。図５の
画面は、階層構造になった部品を選択して表示する例を
示している。画面内の表示領域Ｗ１には第１階層の部品
選択を行う第１部品表が表示され、表示領域Ｗ２には第
１部品表で選択した部品を対象として第２階層の部品選
択を行う第２部品表が表示され、表示領域Ｗ３には第２
部品表で選択した部品を対象として第３階層の部品選択
を行う第３部品表が表示され、表示領域Ｗ４には第３部
品表で選択した部品を対象として第４階層の部品選択を
行う第４部品表が表示される。これら第１〜第４部品表
の部品選択は、図２のステップＳ３の処理に対応する。
【００４５】また、図５の画面内の表示領域Ｗ５には選
択部品に対応する部品型番の一覧が表示され、その右側
の表示領域Ｗ６には、各部品型番に対応する変数データ
が表示される。これら表示領域Ｗ５，Ｗ６は、図２のス
テップＳ11の処理を行うことにより表示される。
択部品に対応する部品型番の一覧が表示され、その右側
の表示領域Ｗ６には、各部品型番に対応する変数データ
が表示される。これら表示領域Ｗ５，Ｗ６は、図２のス
テップＳ11の処理を行うことにより表示される。
【００４６】また、図５の画面内の表示領域Ｗ７には、
図４のステップＳ26の処理によりクライアント・コンピ
ュータ２がダウンロードした表示用データが表示され
る。
図４のステップＳ26の処理によりクライアント・コンピ
ュータ２がダウンロードした表示用データが表示され
る。
【００４７】一方、図６は汎用のブラウザを利用して部
品の選択および表示を行う例を示す図である。図６の画
面に表示される内容は図５と基本的には同じであり、表
示領域Ｗ11〜Ｗ14にはそれぞれ第１〜第４部品表が表示
され、表示領域Ｗ15には選択部品の型番の一覧が表示さ
れ、表示領域Ｗ16にはクライアント・コンピュータ２が
ダウンロードした表示用データが表示される。
品の選択および表示を行う例を示す図である。図６の画
面に表示される内容は図５と基本的には同じであり、表
示領域Ｗ11〜Ｗ14にはそれぞれ第１〜第４部品表が表示
され、表示領域Ｗ15には選択部品の型番の一覧が表示さ
れ、表示領域Ｗ16にはクライアント・コンピュータ２が
ダウンロードした表示用データが表示される。
【００４８】図５、図６に示すように、ユーザは、クラ
イアント・コンピュータ２の画面に表示されたメニュー
に従って部品の選択することで、所望の部品に対応する
図形データを簡易かつ迅速に手に入れることができる。
イアント・コンピュータ２の画面に表示されたメニュー
に従って部品の選択することで、所望の部品に対応する
図形データを簡易かつ迅速に手に入れることができる。
【００４９】上述した実施形態では、２次元の図形デー
タを作成する例を説明したが、変数プログラムファイル
や実数データを変更することにより、３次元の図形デー
タを作成することも可能である。
タを作成する例を説明したが、変数プログラムファイル
や実数データを変更することにより、３次元の図形デー
タを作成することも可能である。
【００５０】また、上述した実施形態では、機械部品の
図形データを作成する例を説明したが、本発明は、トラ
ンジスタやダイオード等の電気部品の図形データや、建
築用部材の図形データを作成する場合にも、同様に適用
可能である。
図形データを作成する例を説明したが、本発明は、トラ
ンジスタやダイオード等の電気部品の図形データや、建
築用部材の図形データを作成する場合にも、同様に適用
可能である。
【００５１】また、上述した実施形態では、サーバ・コ
ンピュータ１とクライアント・コンピュータ２がインタ
ーネット３を介して接続される例を説明したが、サーバ
・コンピュータ１とクライアント・コンピュータ２がイ
ンターネット３以外の各種のネットワークに接続されて
いる場合にも、本発明は適用可能である。
ンピュータ１とクライアント・コンピュータ２がインタ
ーネット３を介して接続される例を説明したが、サーバ
・コンピュータ１とクライアント・コンピュータ２がイ
ンターネット３以外の各種のネットワークに接続されて
いる場合にも、本発明は適用可能である。
【００５２】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ユーザからの要求に応じて、所定の変数プログラ
ム内の各変数に所定の実数データを代入して図形データ
を作成し、作成した図形データをサーバ・コンピュータ
からクライアント・コンピュータに送信するため、サー
バ・コンピュータやクライアント・コンピュータ内に予
め図形データを用意しておく必要がなくなる。これによ
り、システム全体のコストを低減でき、また、多種類の
図形データを簡易かつ迅速にユーザに提供することがで
きる。
れば、ユーザからの要求に応じて、所定の変数プログラ
ム内の各変数に所定の実数データを代入して図形データ
を作成し、作成した図形データをサーバ・コンピュータ
からクライアント・コンピュータに送信するため、サー
バ・コンピュータやクライアント・コンピュータ内に予
め図形データを用意しておく必要がなくなる。これによ
り、システム全体のコストを低減でき、また、多種類の
図形データを簡易かつ迅速にユーザに提供することがで
きる。
【００５３】特に、多数のユーザに、ネットワークを介
して、各ユーザが希望するＣＡＤデータフォーマットで
任意の図形データを提供できるため、使い勝手がよく性
能の優れたＣＡＤシステムを提供することができる。
して、各ユーザが希望するＣＡＤデータフォーマットで
任意の図形データを提供できるため、使い勝手がよく性
能の優れたＣＡＤシステムを提供することができる。
【００５４】また、ユーザが寸法値等の変数データを入
力すれば、そのデータを加味して図形データを作成する
ため、高精度で信頼性の高い図形データを簡易な手順で
提供ことができる。
力すれば、そのデータを加味して図形データを作成する
ため、高精度で信頼性の高い図形データを簡易な手順で
提供ことができる。
【００５５】また、実数データや変数プログラムを更新
することにより、新規部品の図形データを多数のユーザ
に迅速に提供することができる。
することにより、新規部品の図形データを多数のユーザ
に迅速に提供することができる。
【図１】本発明に係るＣＡＤシステムの概略構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図２】図１に示したＣＡＤシステムの処理動作を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図３】図２に続くフローチャート。
【図４】図３に続くフローチャート。
【図５】クライアント・コンピュータの表示装置に表示
される画面表示例を示す図。
される画面表示例を示す図。
【図６】汎用のブラウザを利用して部品の選択および表
示を行う例を示す図。
示を行う例を示す図。
１ サーバ・コンピュータ ２ クライアント・コンピュータ ３ インターネット １１ インターネット・サービス・インターフェース・
プログラム部 １２ 部品データベース管理プログラム格納部 １３ 部品データリスト格納部 １４ 変数プログラムファイル格納部 １５ 実数データ格納部 １６ 書式変換プログラム格納部 １７ 演算処理部 Ｗ１〜Ｗ７，Ｗ11〜Ｗ16 表示領域
プログラム部 １２ 部品データベース管理プログラム格納部 １３ 部品データリスト格納部 １４ 変数プログラムファイル格納部 １５ 実数データ格納部 １６ 書式変換プログラム格納部 １７ 演算処理部 Ｗ１〜Ｗ７，Ｗ11〜Ｗ16 表示領域
Claims (7)
- 【請求項１】ネットワークに接続されたサーバ・コンピ
ュータと、 前記ネットワークを介して前記サーバ・コンピュータと
データ伝送を行う少なくとも１台のクライアント・コン
ピュータとを備え、 前記クライアント・コンピュータからの要求に応じて、
前記サーバ・コンピュータから前記クライアント・コン
ピュータにＣＡＤ用の図形データを送信するＣＡＤシス
テムであって、 前記サーバ・コンピュータは、 それぞれ異なる図形を描画するための複数の変数プログ
ラムを格納する変数プログラム格納部と、 前記変数プログラム内の各変数に代入する実数データを
複数種類格納する実数データ格納部と、 前記クライアント・コンピュータからの要求に応じて、
前記描画プログラム格納部から所定の変数プログラムを
読み出すとともに、前記実数データ格納部から所定の実
数データを読み出し、前記所定の実数データを前記所定
の変数プログラム内の各変数に代入して該プログラムを
実行させて図形データを作成する演算処理部と、 前記演算処理部により作成された図形データに基づい
て、前記クライアント・コンピュータの表示装置に表示
可能な表示用データを作成する表示用データ作成手段
と、を有することを特徴とするネットワークを利用した
ＣＡＤシステム。 - 【請求項２】前記クライアント・コンピュータは、 前記サーバ・コンピュータから図形データの提供を受け
られる図形の一覧を表示装置に表示させる図形一覧表示
制御部と、 前記図形の一覧から選択された図形の名称を前記サーバ
・コンピュータに送信する選択図形名称送信部と、を有
し、 前記サーバ・コンピュータ内の前記演算処理部は、前記
選択図形名称送信部から送信された図形の名称に基づい
て、前記所定の変数プログラムと前記所定の実数データ
とを読み出すことを特徴とする請求項１に記載のネット
ワークを利用したＣＡＤシステム。 - 【請求項３】前記サーバ・コンピュータは、 図形描画が可能な部品のそれぞれについて、部品型番
と、各型番に対応する前記実数データとを組にして格納
する部品データリスト格納部と、 前記部品データリスト格納部に格納されたデータに基づ
いて、前記クライアント・コンピュータ内の前記選択図
形名称送信部から送信された図形の名称に対応する部品
型番リストを作成して前記クライアント・コンピュータ
に送信する部品型番リスト送信部と、を備え、 前記クライアント・コンピュータは、 前記部品型番リスト送信部から送信された部品型番リス
トを表示装置に表示させる型番リスト表示制御部と、 表示された部品型番リストの中から選択された部品型番
の名称を前記サーバ・コンピュータに送信する選択型番
名称送信部と、を有し、 前記サーバ・コンピュータ内の前記演算処理部は、前記
選択型番名称送信部から送信された型番名に対応する前
記実数データを前記部品データリスト格納部から読み出
し、読み出した実数データを、前記選択図形名称送信部
から送信された図形の名称に対応する変数プログラム内
の各変数に代入して図形データを作成することを特徴と
するネットワークを利用した請求項２に記載のＣＡＤシ
ステム。 - 【請求項４】前記クライアント・コンピュータ内の前記
選択型番名称送信部は、選択された部品型番に対応する
変数データがユーザにより入力された場合には、選択型
番名称とそれに対応する変数データとを共に前記サーバ
・コンピュータに送信し、 前記サーバ・コンピュータ内の前記演算処理部は、前記
部品データリスト格納部から読み出した前記実数データ
と、前記選択型番名称送信部から送信された前記変数デ
ータとを、対応する前記変数プログラム内の各変数に代
入して図形データを作成することを特徴とする請求項３
に記載のネットワークを利用したＣＡＤシステム。 - 【請求項５】前記クライアント・コンピュータは、ユー
ザが選択したＣＡＤソフトウエアのデータフォーマット
名を前記サーバ・コンピュータに送信する選択データフ
ォーマット名称送信部を有し、 前記サーバ・コンピュータは、前記演算処理部が作成し
た図形データを書式変換して、前記前記選択データフォ
ーマット送信部から送信されたデータフォーマットのＣ
ＡＤ図形データを作成するＣＡＤ図形データ作成部を有
することを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の
ネットワークを利用したＣＡＤシステム。 - 【請求項６】前記サーバ・コンピュータは、前記ＣＡＤ
図形データのファイル名が記述された第１のHTML デー
タを作成して前記クライアント・コンピュータに送信す
る第１のHTML データ送信手段を有し、 前記クライアント・コンピュータは、前記第１のHTML
データ中に記述されたファイル名に基づいて、対応する
前記ＣＡＤ図形データを前記サーバ・コンピュータから
ダウンロードするＣＡＤ図形データ・ダウンロード手段
を有することを特徴とする請求項５に記載のネットワー
クを利用したＣＡＤシステム。 - 【請求項７】前記サーバ・コンピュータは、前記表示用
データのファイル名が記述された第２のHTML データを
作成して前記クライアント・コンピュータに送信する第
２のHTML データ送信手段を有し、 前記クライアント・コンピュータは、前記第２のHTML
データ中に記述されたファイル名に基づいて、対応する
前記表示用データを前記サーバ・コンピュータからダウ
ンロードして表示装置に表示させる表示用データ表示制
御手段を有することを特徴とする請求項１〜６のいずれ
かに記載のネットワークを利用したＣＡＤシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10158662A JPH11338907A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ネットワークを利用したｃａｄシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10158662A JPH11338907A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ネットワークを利用したｃａｄシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11338907A true JPH11338907A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15676621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10158662A Pending JPH11338907A (ja) | 1998-05-25 | 1998-05-25 | ネットワークを利用したｃａｄシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11338907A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010000809A (ko) * | 2000-10-20 | 2001-01-05 | 송용대 | 인터넷을 통한 3차원 부품정보 라이브러리 제공 시스템 |
| KR20010074595A (ko) * | 2001-05-09 | 2001-08-04 | 김용범 | 인터넷을 이용한 3차원 모델링 라이브러리 공급시스템 |
| WO2001057727A1 (fr) * | 2000-01-31 | 2001-08-09 | J.C. Systems, Inc. | Systeme de recherche/distribution pour cao |
| JP2002149703A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ｗｗｗデータサーバ装置 |
| KR20020055452A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-09 | 오길록 | 주문형 맞춤 설계를 위한 데이터베이스 공유형 제품 설계시스템 및 그 방법 |
| JP2002334118A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | A I Soft Inc | 三次元画像表示システム及びモデルデータ構築方法 |
| KR20030003157A (ko) * | 2002-11-19 | 2003-01-09 | 최진익 | 인터넷 기반의 플랜트 제작을 위한 계산 및 설계자동화 시스템 비즈니스 모델. |
| KR100383211B1 (ko) * | 2000-11-03 | 2003-05-12 | (주)부품디비 | 파라메트릭 정보를 갖는 3차원 ｃａｄ 모델의 모델링 데이터를 디지털 카탈로그의 형태로써 제공하기 위한 부품 정보 제공 시스템 |
| KR20030049921A (ko) * | 2001-12-17 | 2003-06-25 | 엘지전자 주식회사 | 네트워크망을 이용한 형상 설계시스템 및 그 방법 |
| KR100399568B1 (ko) * | 2000-04-01 | 2003-09-26 | 이서비스엔지니어링(주) | 인터넷을 이용한 엔지니어링 업무 자동화 서비스 장치 및방법 |
| KR20030092505A (ko) * | 2002-05-30 | 2003-12-06 | 기장근 | 반도체 실험을 위한 브레드보드 시스템 |
| KR20030092503A (ko) * | 2002-05-30 | 2003-12-06 | 기장근 | 인터넷을 이용한 전자회로 설계 시스템 |
| KR100639870B1 (ko) * | 2001-12-14 | 2006-10-27 | 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 | 금형용 부품설계 지원방법과 그 시스템 |
| CN115686384A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-02-03 | 北京探索者软件股份有限公司 | Cad客户端的数据传输方法、装置和存储介质及电子装置 |
-
1998
- 1998-05-25 JP JP10158662A patent/JPH11338907A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001057727A1 (fr) * | 2000-01-31 | 2001-08-09 | J.C. Systems, Inc. | Systeme de recherche/distribution pour cao |
| KR100399568B1 (ko) * | 2000-04-01 | 2003-09-26 | 이서비스엔지니어링(주) | 인터넷을 이용한 엔지니어링 업무 자동화 서비스 장치 및방법 |
| KR20010000809A (ko) * | 2000-10-20 | 2001-01-05 | 송용대 | 인터넷을 통한 3차원 부품정보 라이브러리 제공 시스템 |
| KR100383211B1 (ko) * | 2000-11-03 | 2003-05-12 | (주)부품디비 | 파라메트릭 정보를 갖는 3차원 ｃａｄ 모델의 모델링 데이터를 디지털 카탈로그의 형태로써 제공하기 위한 부품 정보 제공 시스템 |
| JP2002149703A (ja) * | 2000-11-15 | 2002-05-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ｗｗｗデータサーバ装置 |
| KR20020055452A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-09 | 오길록 | 주문형 맞춤 설계를 위한 데이터베이스 공유형 제품 설계시스템 및 그 방법 |
| JP2002334118A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | A I Soft Inc | 三次元画像表示システム及びモデルデータ構築方法 |
| KR20010074595A (ko) * | 2001-05-09 | 2001-08-04 | 김용범 | 인터넷을 이용한 3차원 모델링 라이브러리 공급시스템 |
| KR100639870B1 (ko) * | 2001-12-14 | 2006-10-27 | 후다바 덴시 고교 가부시키가이샤 | 금형용 부품설계 지원방법과 그 시스템 |
| KR20030049921A (ko) * | 2001-12-17 | 2003-06-25 | 엘지전자 주식회사 | 네트워크망을 이용한 형상 설계시스템 및 그 방법 |
| KR20030092505A (ko) * | 2002-05-30 | 2003-12-06 | 기장근 | 반도체 실험을 위한 브레드보드 시스템 |
| KR20030092503A (ko) * | 2002-05-30 | 2003-12-06 | 기장근 | 인터넷을 이용한 전자회로 설계 시스템 |
| KR20030003157A (ko) * | 2002-11-19 | 2003-01-09 | 최진익 | 인터넷 기반의 플랜트 제작을 위한 계산 및 설계자동화 시스템 비즈니스 모델. |
| CN115686384A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-02-03 | 北京探索者软件股份有限公司 | Cad客户端的数据传输方法、装置和存储介质及电子装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7728838B2 (en) | Method and system for animating graphical user interface elements via a manufacturing/process control portal server | |
| JPH11338907A (ja) | ネットワークを利用したｃａｄシステム | |
| EP1703381A2 (en) | Rich data-bound applications | |
| US20030101211A1 (en) | Execution of dynamically configured application service in access method-independent exchange | |
| US20020066073A1 (en) | Method and system for implementing process-based Web applications | |
| EP2256624A1 (en) | Application development support device, program and recording medium | |
| KR19990067537A (ko) | 대화식 하이퍼미디윰을 작성하기 위한 방법 및 그 장치 | |
| US20020095436A1 (en) | System for providing information associated with software package and supporting test therefor | |
| Wasson et al. | Exploiting wsrf and wsrf. net for remote job execution in grid environments | |
| JPH10187512A (ja) | データベース構築及びデータベース操作用プログラム生成方法 | |
| CN116415321B (zh) | 一种云端cad处理系统及其构建方法 | |
| Szykman | Architecture and implementation of a design repository system | |
| US20120117496A1 (en) | Declarative and multi-mode wizard framework | |
| US7120663B2 (en) | Method and apparatus for updating XML data | |
| Wentzlaff et al. | Pattern-based development of user-friendly web applications | |
| JPH10171755A (ja) | 業務システム | |
| JP2000215178A (ja) | シミュレ―ション装置およびシミュレ―ション方法 | |
| JP2007272444A (ja) | コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法およびコンテンツ管理プログラム | |
| JP2001076028A (ja) | ネットワークを利用したｃａｄシステム | |
| JP2002259469A (ja) | Ｃａｄデータを管理するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラム | |
| JP2001318888A (ja) | 計算システム | |
| JP2007035021A (ja) | サーバー装置及びデータ取得方法 | |
| Zateishchikov | Scaling a software platform using micro frontends | |
| Kalawsky et al. | A grid-enabled lightweight computational steering client: a. NET PDA implementation | |
| US20010049735A1 (en) | Calculation service providing system |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031224 |