JPH11338681A - ビジュアルプログラミングシステム - Google Patents

ビジュアルプログラミングシステム

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JPH11338681A
JPH11338681A JP10143389A JP14338998A JPH11338681A JP H11338681 A JPH11338681 A JP H11338681A JP 10143389 A JP10143389 A JP 10143389A JP 14338998 A JP14338998 A JP 14338998A JP H11338681 A JPH11338681 A JP H11338681A
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JP
Japan
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program
graphic
debug
visual
debugging
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Application number
JP10143389A
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English (en)
Inventor
Yoshie Kimura
好江 木村
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NEC Informatec Systems Ltd
Original Assignee
NEC Informatec Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図形を変化させて処理の流れを表示するテ゛ハ゛
ック゛機能を搭載し、ヒ゛シ゛ュアルフ゜ロク゛ラム上で動作確認が行え
るヒ゛シ゛ュアルフ゜ロク゛ラミンク゛システムを提供する。 【解決手段】 スクリフ゜トフ゜ロク゛ラム対応実施部5は、作成され
たフ゜ロク゛ラムに対するテ゛ハ゛ック゛実行を行う前に、スクリフ゜トフ゜ロク゛
ラム3の行情報と、ヒ゛シ゛ュアルフ゜ロク゛ラム画面1の図形との対応表
を作成する。入力装置2は、フ゛レークホ゜イント設定/解除などのテ゛
ハ゛ック゛命令をテ゛ハ゛ック゛実行部4へ指示する。テ゛ハ゛ック゛インタフェース
部6は、テ゛ハ゛ック゛命令が入力された場合、テ゛ハ゛ック゛コア7と通信
し、作成されたスクリフ゜トフ゜ロク゛ラムに対するテ゛ハ゛ック゛を実行す
る。テ゛ハ゛ック゛コア7は、スクリフ゜トフ゜ロク゛ラム3の対応する行のテ゛ハ゛ッ
ク゛を実行する。ヒ゛シ゛ュアルフ゜ロク゛ラム画面1は、テ゛ハ゛ック゛実行部4
から出力されるスクリフ゜トフ゜ロク゛ラムに対するテ゛ハ゛ック゛の実行結
果のテ゛ータを表示する。テ゛ハ゛ック゛インタフェース部6は、ステッフ゜命令を
テ゛ハ゛ック゛コア7へ出力し、テ゛ハ゛ック゛コア7の停止位置情報からヒ゛シ
゛ュアルフ゜ロク゛ラム画面1の図形の形状または色を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基本的な動作が記
述された基本プログラム同士を繋いでプログラムを構築
ずるビジュアルプログラミングに関する。
【0002】
【従来の技術】ビジュアルプログラミングとは、図形と
して表現されたプログラム同士を繋いでプログラムを構
築する技術である。図3は、ビジュアルプログラミング
の操作画面の一例である。図3の例のプログラムには、
チャイルドウィンドウに配置されている比較ボタンを押
すと文字入力フィールド1と文字入力フィールド2に入
力された値を比較して、その結果を比較結果フィールド
に出力するという内容が記述されている。
【0003】このように、ビジュアルプログラムは、二
次元空間を利用して記述されるため、可読性が高いとい
う特長を持つ。また、ビジュアルプログラムは、ソフト
ウェア部品を一つの塊として扱うため、文字を単位とす
るテキスト言語をベースとしたプログラミングに比べ、
作成するプログラムの論理構造をシステムの表示画面上
で容易に把握できる。
【0004】ビジュアルプログラミングについて、以下
に関連する論文を示す。「1993年、アイ・イー・イ
ー・イー ビジュアルランゲージシンポジウム、93−
97頁(Ford L. and Tallis
D., actingVisual Abstract
ions of Programs,mposium
on Visual Languages, pp.
93−97,1993)」
【0005】「1994年、アイ・イー・イー・イー
ビジュアルランゲージシンポジウム、137−144頁
(Gorlick M. and Quilici
A.,Visual Programming−in−
the−Small,roceedings of t
he 1994 IEEE symposiumon
Visual Languages, pp. 137
−144, 1994)」
【0006】「1995年3月、アイ・イー・イー・イ
ー・コンピュータ、45−54頁(Burnett
M., Baker M.J., Bohus C.,
Carlson P., Yang S. and
Zee P., Scaling Up Visual
Programming Languages, I
EEE Computer, pp. 45−54,
March, 1995)」
【0007】「Koike Y., Maeda
Y., and Koseki Y.,ograms
with Multiple View Object
Representation,5 IEEE Sy
mposium on Visual Languag
es, pp. 37−44, 1995.」
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たこれまでのビジュアルプログラミングの分野では、デ
バッグ機能を初めとするプログラム開発支援機能が重要
視されていない欠点がある。この原因としては、ビジュ
アルプログラミングが実用に用いられる事例が少なく、
デバッグ機能の有無が問題となることが少なかったため
である。
【0009】また、多くのビジュアルプログラミングシ
ステムは、何らかのテキスト言語を使用し、ユーザがテ
キスト言語プログラム作成を可能にしている。このた
め、ビジュアルプログラム内において、複雑でエラーの
原因となり易い処理は、ビジュアルプログラム部ではな
く、テキスト言語で記述されているプログラム部である
事が多い。従って、テキスト言語のデバッグ機能があれ
ばビジュアルプログラムのデバッグ機能は必要とされて
いないため、ビジュアルプログラミングが実用的に利用
されるに従い、ビジュアルプログラムのデバッグ機能の
重要性が増してきた。
【0010】本発明は、このような背景の下になされた
もので、ビジュアルプログラミングに図形を変化させて
処理の流れを表示するデバッグ機能を搭載することによ
り、直接ビジュアルプログラム上で実行動作確認を可能
とするビジュアルプログラミングシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ビジュアルプログラミングシステムにおいて、プログラ
ムにおける処理単位毎の図形を表示する表示手段と、前
記図形の識別番号と前記プログラムの処理単位の行番号
との関連を求め、結果として関連表を出力する関連抽出
手段と、前記関連表のデータが格納される記憶手段と、
前記プログラムのデバッグを行うデバッグ手段と、前記
関連表に基づき、デバッグが行われている前記行番号に
対応する前記識別番号を有する図形の形状もしくは色を
変更する変更手段とを具備することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のビ
ジュアルプログラミングシステムにおいて、前記変更手
段がデバッグされている前記行番号に対応する識別番号
を有する前記図形を点滅させることを特徴とする請求項
1記載のビジュアルプログラミングシステム。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のビジュアルプログラミングシステムにおい
て、前記変更手段が前記図形と関連する他の図形とを関
連づけのため接続する線の形状もしくは色を、デバッグ
が進行している前記図形まで変更することを特徴とす
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載のビジュアルプログラミングシ
ステムにおいて、前記変更手段が前記図形と関連する他
の図形とを関連づけのため接続する線を、デバッグが進
行している前記図形まで点滅させることを特徴とする。
【0015】本発明は上記問題を解決するため、ビジュ
アルプログラミングに図形を変化させて処理の流れを表
示するデバッグ機能を搭載することにより、直接ビジュ
アルプログラム上で実行動作確認が可能とする。この結
果、実行時に通過した処理に対応する図形の形状を変化
させることによって、実行状況を把握しやすくする。従
って、プログラムの実行状態の検査を容易に行うことが
出来、プログラム開発の効率が大幅に向上する効果があ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の構成を、図面を参照して
説明する。本発明はビジュアルプログラム部とビジュア
ルプログラム部に対応するソースをシームレスに繋ぐた
めに、デバッガのユーザインタフェース部分と実際にプ
ログラムを制御するデバッガのコア部分とが分離された
アーキテクチャを用いている。
【0017】以下、図面を参照して本発明の実施形態に
ついて説明する。図1は、本発明の一実施形態によるビ
ジュアルプログラミングシステムのデバッグ機能の構成
を示すブロック図である。この図において、スクリプト
プログラム対応実施部5は、作成されたスクリプトプロ
グラム3に対するデバッグ実行を行う前に、スクリプト
プログラム3から作成されたスクリプトプログラム3の
行情報と、ビジュアルプログラム画面1に示される、例
えば図形Z1、図形Z3および図形Z4との対応表を作
成する(図3参照)。
【0018】この対応表は、スクリプトプログラム3の
行番号と、図形Z1、図形Z3および図形Z4に付けら
れているID(Identification)番号に
より対応づけられている。これらの図形Z1、図形Z3
および図形Z4の上部に示されている「チャイルド1」
は、デバッグするスクリプトプログラム3のインスタン
ス名を示している。また、図形Z2は、図形Z1に対応
するスクリプトプログラム3の行が実行する処理が示さ
れている。線L1、線L2、線L3および線L4は、各
図形の処理の流れの関連を示している。
【0019】「チャイルド1」の構成を図3を用いて簡
単に説明する。図形Z1−1の領域の「Button
1」が図に示さないマウスにより、クリックされると、
線L1で接続されている図形Z2における処理が行われ
る。波線R1および波線R2は、図形Z2における処理
で使用されるデータを関連づけている。
【0020】図形Z2における処理において、波線R1
および波線R2で関連づけられているデータの処理結果
に基づき、線L1で関連づけられている図形Z3−1の
処理、または線L2で関連づけられている図形Z3−2
の処理のいずれかが選択されて実行される。例えば、図
形Z3−1の処理が選択されると、図形Z3−1の処理
の終了の後、線L3の関連づけられた処理、この場合図
形Z4の処理における「Image Height」で
あり、「GUI(Grafical UserInte
rface)カスタム2_1:GUI力スタム1_1:O
CX1」の処理が実行される。
【0021】また、図1において、スクリプトプログラ
ム対応実施部5は、この作成された対応表を記憶装置1
0のスクリプトプログラム/ビジュアルプログラム対応
情報8に格納する。入力装置2は、ユーザの操作により
ブレークポイント設定/解除、デバッグ実行などのデバ
ッグ命令をデバッグ実行部4へ指示する。デバッグ実行
部4は、デバッグインタフェース部6とデバッグコア7
とで構成されている。
【0022】デバッグインタフェース部6は、デバッグ
命令が入力された場合、デバッグコア7と通信し、作成
されたスクリプトプログラムに対するデバッグを実行す
る。デバッグコア7は、詳細な動作について後に説明す
るが、所定の規則に従って文法およびフロー等に対し
て、対応するスクリプトプログラムの対応する行番号の
行のデバッグを実行する。ビジュアルプログラム画面1
は、デバッグ実行部4から出力されるスクリプトプログ
ラム3に対するデバッグの実行結果のデータを表示す
る。
【0023】また、デバッグインタフェース部6は、ブ
レークポイント設定/解除の場合、ビジュアルプログラ
ム画面1上での指定位置をスクリプトプログラム/ビジ
ュアルプログラム対応情報部8からスクリプトプログラ
ム上の位置に変換し、スクリプトプログラムブレークポ
イント位置をデバッグコア7へ渡し、デバッグ処理にお
けるブレークポイントを設定する。
【0024】ブレークポイント位置情報部9は、スクリ
プトプログラムブレークポイント位置を記憶し、デバッ
グを行っているプログラムにおけるブレークポイントの
状態を保持する。また、デバッグインターフェイス部6
は、ユーザがデバッグ実行/停止/終了を命令した場
合、入力装置2からのユーザの命令を受け、入力される
実施命令をデバッグコア7へ送る。
【0025】デバッグコア7は、デバッグ実行時に、ブ
レークポイント個所で停止する場合、デバッグインタフ
ェース部6へデバッグ状態とデバッグ停止位置情報とを
出力する。また、デバッグインタフェース部6は、デバ
ッグ停止位置情報がスクリプトプログラム3上での位置
なので、スクリプトプログラム/ビジュアルプログラム
対応情報部8に記憶されているデバッグ停止位置情報を
ビジュアルプログラム画面1上に表示されているビジュ
アルプログラムの位置情報に変換し、デバッグ停止位置
をビジュアルプログラム画面1に表示する。
【0026】また、デバッグコア7は、デバッグにおけ
るステップ実行において、ステップイン、ステップオー
バー、ステップアウトの処理を有している。ここで、ス
テップインは、プログラム内の命令を1つずつ実行し、
関数が呼び出されている場合、この呼び出された関数の
内部の命令を1つずつ実行する。また、ステップオーバ
ーは、プログラム内の命令を1つずつ実行し、関数が呼
び出されている場合、その関数をデバッグの対象から外
す。さらに、ステップアウトは、呼び出された関数にお
ける処理から呼び出し側の処理に戻る。
【0027】デバッグインタフェース部6は、ステップ
実行時において、ユーザが入力装置2から入力したステ
ップ命令をデバッグコア7へ出力する。また、デバッグ
コア7は、ステップ実行した結果をデバッグインタフェ
ース部6へ停止位置(ブレークポイント)情報として出
力する。また、デバッグインタフェース部6は、デバッ
グコア7から入力される停止位置情報からビジュアルプ
ログラム画面1に表示されているビジュアルプログラム
上の位置情報への変換を行う。
【0028】さらに、デバッグインタフェース部6は、
スクリプトプログラム3上の停止位置を示す停止位置情
報から該当する、ビジュアルプログラム画面1に表示さ
れているビジュアルプログラム上の位置情報への変換が
出来るまでデバックコア7へのステップ実行命令を繰り
返す。
【0029】次に、図1、図2および図3を参照し、上
述した一実施形態によるビジュアルプログラミングシス
テムの動作例を説明する。例えば、利用するビジュアル
プログラミングシステムは、オブジェクトOB1、OB
2およびOB3を図3に示すように四角形で表現してい
る。また、オブジェクト間の制御とデータの流れとを線
L1、L2およびL3で表現している。
【0030】図3は、ビジュアルプログラム画面1の図
形Z1−1におけるボタンが押されたら(図に示さない
マウスでクリックする)、所定の文章を示す「text
string」がフィールドに表示される処理が表現
されている。ここで、デバッグするスクリプトプログラ
ム3がボタンB1を図に示さないマウスによりクリック
することで表示されるテーブルから選択して、ビジュア
ルプログラム画面に呼び出す。
【0031】このとき、デバック実行開始前に、スクリ
プトプログラム対応実施部5は、ビジュアルプログラム
上での線L1、L2、L3、L4およびL5で関連づけ
られている図形Z1、図形Z3および図形Z4のID番
号と、スクリプトプログラム3から生成されたスクリプ
トプログラム3の行番号との対応表を作成する。
【0032】そして、ユーザがデバッグ実行停止したい
個所を入力装置2から指定すると、デバッグインターフ
ェース部6は、例えば図に示さないマウスによりブレー
クポイントとする処理の図形Z3をクリックする事で選
択し、ボタンB2を図に示さないマウスでクリックする
と、図形Z3の処理をブレークポイントとして認識す
る。
【0033】これにより、デバッグインターフェース部
6は、スクリプトプログラム/ビジュアルプログラム対
応情報部8に記憶されている対応表に基づき、指定され
たビジュアルプログラム画面1に表示されているビジュ
アルプログラムID番号からスクリプトプログラム3の
行番号で示す停止位置情報へ変換する。
【0034】次に、デバッグインターフェース部6は、
変換された停止位置情報に基づき、ビジュアルプログラ
ム画面1上のプログラムにおける停止指定個所を変形さ
せる。ここで言う変形とは、たとえば色を変える、プロ
グラムを示す表示図形の形状を変更するなどのデバッグ
停止位置であることが表現される状態を示している。そ
して、ブレークポイント位置情報部9には、ビジュアル
プログラム画面1におけるビジュアルプログラム上と、
スクリプトプログラム3上との両方のデバッグ停止位置
情報が保持される。
【0035】次に、図2に示すフローチャートに従い、
スクリプトプログラム3に対するデバッグ処理が行われ
る。ステップS1において、ビジュアルプログラム画面
1上でデバッグ実行が開始されると、デバッグコア7
は、ビジュアルプログラムのベースとなるテキスト言語
プログラム(スクリプトプログラム3)上で実際にデバ
ッグ処理を行う。そして、デバッグコア7は、デバッグ
処理におけるデバッグ実行状態の情報をデバッグインタ
ーフェース部6へ出力する。
【0036】次に、ステップS2において、デバッグイ
ンタフェース部6は、入力されるデバッグ実行状態の情
報に基づき、テキスト言語プログラムの実ソース上での
デバッグ状態がビジュアルプログラム画面1のビジュア
ルプログラム上のプログラム図形として表現できるか否
かの判定を行う。そして、判定の結果、デバッグ状態が
ビジュアルプログラム画面1のビジュアルプログラム上
のプログラム図形として表現できると判定された場合、
処理はステップS3へ進められる。
【0037】次に、ステップS3において、デバッグイ
ンタフェース部6は、表現可能の場合、対象プログラム
図形の形状を上述したように変化させ、変化した図形を
ビジュアルプログラム画面1に表示する。そして、この
操作が終了すると、処理は終了される。
【0038】また、ステップS2において、判定の結
果、デバッグ状態がビジュアルプログラム画面1のビジ
ュアルプログラム上のプログラム図形として表現できな
いと判定された場合、処理はステップS4へ進められ
る。
【0039】次に、ステップS4において、デバッグイ
ンタフェース部6は、ビジュアルプログラム画面1上で
デバッグ状態の表現が出来ない場合、デバッグコア7へ
デバッグ状態の更新依頼メッセージを出力する。そし
て、デバッグコア7は、入力された更新依頼メッセージ
に基づき、停止した時点からデバッグ実行を再開し、新
たなデバッグ状態情報をデバッグインタフェース部6へ
出力する。そして、処理は、ステップS3へ進められ
る。
【0040】以上のステップ処理の繰り返しによりビジ
ュアルプログラム上でのデバッグ処理が実現される。デ
バッグ処理の具体例として、図2のステップS3におけ
る「プログラム図形の形状の変更」処理内部において、
図形をハイライトすると図3に示す線L1と線L2とが
実行状況に合わせて輝度が大きくなったり、点滅した
り、色が変化したりする。すなわち、デバッグインタフ
ェース部6は、現在デバッグ処理がどの図形まで進んで
いるかを分かりやすくするため、ビジュアルプログラム
画面1において関連づけを行っている線の色を変えた
り、または点滅させたりする。
【0041】また、ステップS3において、デバッグイ
ンタフェース部6は、実行時の通過回数に応じて図形の
形状を変化させることで、どの図形の処理がデバッグさ
れているかのデバッグ状態を示す操作もある。以下に、
図形の形状を変化させる処理を図4を用いて説明する。
【0042】ステップS3−1において、デバッグコア
7は、図形通過回数「count」が1より大きいかま
たは小さいかの判定を行う。ここで、図形通過回数「c
ount」が1より大きいと判断された場合、処理はス
テップS3−2へ進む。
【0043】次に、ステップS3−2において、デバッ
グインタフェース部6は、ビジュアルプログラム画面1
上の図形の大きさを1ランク大きくする。そして、処理
はステップS3−4へ進む。
【0044】一方、図S3−1において、図形通過回数
「count」が1より小さいと判断された場合、処理
はステップS3−3へ進む。
【0045】次に、ステップS3−3において、デバッ
グインタフェース部6は、図1のS3にあたる処理の内
容をデバッグ実行通過時に通過したプログラム図形の配
色(たとえば、赤)をデバッグコア7からのデバッグ状
態情報に基づき一時的に変更する。これは、例えば図形
Z3の処理がブレークポイントとなったことを示してい
る。すなわち、デバッグ実行時に実行されたプログラム
図形がハイライトされることにより、明示的にプログラ
ムのどの個所が実行されたかを知ることができる。そし
て、処理はステップS3−4へ進む。
【0046】次に、ステップS3−4において、デバッ
グコア7は、「count=count+1」の演算処
理を行い、図形通過回数を加算する。そして、図形の大
きさを元に戻し、ステップS3の処理を終了する。
【0047】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、図5に
示す場合は、実行された処理項目の図形Z1−1、図形
Z3−2および図形Z3に枠が付き、通過した線L1、
線L2および線L3の線の幅がが太くなることで、スク
リプトプログラム3の各行に対応するID番号を有する
ビジュアルプログラム画面1上の図形の変形が行われて
いる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プログラ
ムにおける処理単位毎の図形を表示する表示手段と、前
記図形の識別番号と前記プログラムの処理単位の行番号
との関連を求め、結果として関連表を出力する関連抽出
手段と、前記関連表のデータが格納される記憶手段と、
前記プログラムのデバッグを行うデバッグ手段と、前記
関連表に基づき、デバッグが行われている前記行番号に
対応する前記識別番号を有する図形の形状もしくは色を
変更する変更手段とを具備するため、高い可読性を持つ
ビジュアルプログラム上で処理の流れを見せることによ
って、処理が複数の個所に点在し処理の流れが掴みにく
いテキスト言語に対して、実行される処理の流れの順番
とその状態が一目で確認できる効率の高いデバッグ機能
を提供できるので、高いデバッグ効率が得られる効果が
ある。
【0049】請求項2記載の発明によれば、前記変更手
段がデバッグされている前記行番号に対応する識別番号
を有する前記図形を点滅させるため、処理が複数の個所
に点在し処理の流れが掴みにくいテキスト言語に対し
て、処理の流れの順番とその状態が一目で確認できる効
率の高いデバッグ機能を提供できるので、高いデバッグ
効率が得られる効果がある。
【0050】請求項3記載の発明によれば、前記変更手
段が前記図形と関連する他の図形とを関連づけのため接
続する線の形状もしくは色を、デバッグが進行している
前記図形まで変更するため、処理が複数の個所に点在し
処理の流れが掴みにくいテキスト言語に対して、処理の
流れの順番とその状態が一目で確認できる効率の高いデ
バッグ機能を提供できるので、高いデバッグ効率が得ら
れる効果がある。
【0051】請求項4記載の発明によれば、前記変更手
段が前記図形と関連する他の図形とを関連づけのため接
続する線を、デバッグが進行している前記図形まで点滅
させるため、処理が複数の個所に点在し処理の流れが掴
みにくいテキスト言語に対して、処理の流れの順番とそ
の状態が一目で確認できる効率の高いデバッグ機能を提
供できるので、高いデバッグ効率が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるビジュアルプログ
ラミングシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すビジュアルプログラミングシステ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図3】 ビジュアルプログラミングシステムの表示画
面である。
【図4】 図1に示すビジュアルプログラミングシステ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図5】 ビジュアルプログラミングシステムの表示画
面である。
【符号の説明】
1 ビジュアルプログラム画面 2 入力装置 3 スクリプトプログラム 4 デバッグ実行部 5 スクリプトプログラム対応実施部 6 デバッグインターフェース部 7 デバッグコア 8 スクリプトプログラム/ビジュアルプログラム対応
情報部 9 ブレークポイント位置情報部 10 記憶装置 B1、B2 ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムにおける処理単位毎の図形を
    表示する表示手段と、 前記図形の識別番号と前記プログラムの処理単位の行番
    号との関連を求め、結果として関連表を出力する関連抽
    出手段と、 前記関連表のデータが格納される記憶手段と、 前記プログラムのデバッグを行うデバッグ手段と、 前記関連表に基づき、デバッグが行われている前記行番
    号に対応する前記識別番号を有する図形の形状もしくは
    色を変更する変更手段とを具備することを特徴とするビ
    ジュアルプログラミングシステム。
  2. 【請求項2】 前記変更手段がデバッグされている前記
    行番号に対応する識別番号を有する前記図形を点滅させ
    ることを特徴とする請求項1記載のビジュアルプログラ
    ミングシステム。
  3. 【請求項3】 前記変更手段が前記図形と関連する他の
    図形とを関連づけのため接続する線の形状もしくは色
    を、デバッグが進行している前記図形まで変更すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のビジュアル
    プログラミングシステム。
  4. 【請求項4】 前記変更手段が前記図形と関連する他の
    図形とを関連づけのため接続する線を、デバッグが進行
    している前記図形まで点滅させることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載のビジュアルプロ
    グラミングシステム。
JP10143389A 1998-05-25 1998-05-25 ビジュアルプログラミングシステム Pending JPH11338681A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10143389A JPH11338681A (ja) 1998-05-25 1998-05-25 ビジュアルプログラミングシステム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4187336A1 (en) 2021-11-30 2023-05-31 Seiko Epson Corporation Program generation device and non-transitory computer-readable storage medium storing program

Cited By (2)

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