JPH11337050A - 固形燃料供給装置 - Google Patents
固形燃料供給装置Info
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- JPH11337050A JPH11337050A JP14593898A JP14593898A JPH11337050A JP H11337050 A JPH11337050 A JP H11337050A JP 14593898 A JP14593898 A JP 14593898A JP 14593898 A JP14593898 A JP 14593898A JP H11337050 A JPH11337050 A JP H11337050A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 石炭等固形燃料を燃焼するボイラ等へ安定し
た固形燃料供給を行うために、スクリューフィーダを用
いる固形燃料供給装置において石炭等固形燃料の払出量
の脈動を防ぎ一定化する。 【解決手段】 固形燃料バンカに設けられた複数の払出
口、同払出口にそれぞれ接続するスクリューフィーダの
複数のスクリュー、同複数のスクリューから払い出され
る固形燃料を合流する固形燃料供給路を有し、同複数の
スクリューの羽根の回転位置が相互に均等にずれて分布
するように配設され、同複数のスクリューを回転駆動し
たとき同羽根が順次各スクリューフィーダ出口において
下側に位置するように設定したことにより、固形燃料供
給装置からの払出量を一定化し、安定した固形燃料の供
給を可能とした。
た固形燃料供給を行うために、スクリューフィーダを用
いる固形燃料供給装置において石炭等固形燃料の払出量
の脈動を防ぎ一定化する。 【解決手段】 固形燃料バンカに設けられた複数の払出
口、同払出口にそれぞれ接続するスクリューフィーダの
複数のスクリュー、同複数のスクリューから払い出され
る固形燃料を合流する固形燃料供給路を有し、同複数の
スクリューの羽根の回転位置が相互に均等にずれて分布
するように配設され、同複数のスクリューを回転駆動し
たとき同羽根が順次各スクリューフィーダ出口において
下側に位置するように設定したことにより、固形燃料供
給装置からの払出量を一定化し、安定した固形燃料の供
給を可能とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は固形燃料を燃焼する
ボイラ等の固形燃料供給装置に関する。
ボイラ等の固形燃料供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】石炭等の固形燃料を燃焼するボイラ等で
用いられる従来の固形燃料供給装置１の例を図３に示
す。２は固形燃料バンカであり、その下部の払出口１０
にはスクリューフィーダ３が接続して設けられており、
同スクリューフィーダ３は同払出口１０から固形燃料４
を受け付けボイラ５へ供給している。
用いられる従来の固形燃料供給装置１の例を図３に示
す。２は固形燃料バンカであり、その下部の払出口１０
にはスクリューフィーダ３が接続して設けられており、
同スクリューフィーダ３は同払出口１０から固形燃料４
を受け付けボイラ５へ供給している。
【０００３】スクリューフィーダ３は概ね横向きに置か
れた管状ないしトラフ状の搬送部６の中に、回転軸にね
じ状の羽根７を取付けたスクリュー８を配し、同スクリ
ュー８をモータ９で回転させることにより、同搬送部６
内に送入された固形燃料４を同スクリュー８の回転軸方
向に搬送しスクリューフィーダの出口１１からボイラ５
への供給路１２へ払い出すものである。
れた管状ないしトラフ状の搬送部６の中に、回転軸にね
じ状の羽根７を取付けたスクリュー８を配し、同スクリ
ュー８をモータ９で回転させることにより、同搬送部６
内に送入された固形燃料４を同スクリュー８の回転軸方
向に搬送しスクリューフィーダの出口１１からボイラ５
への供給路１２へ払い出すものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来装置
においては、固形燃料４は上記のスクリューの羽根７に
よって搬送部６の底面に沿って押し出され搬送部６に開
けられたスクリューフィーダ３の出口１１から払い出さ
れるため、そのスクリュー８の回転位置、即ちスクリュ
ーフィーダ３の出口１１でのスクリュー８の羽根７の位
置が上に来た時と下に来た時とで払出量が異なり、スク
リュー８の回転にしたがって払出量が脈動する傾向があ
り、石炭等固形燃料の供給量が一定ではなく脈動等の変
動を生じ、スムーズな燃料供給が行えないという問題が
あった。
においては、固形燃料４は上記のスクリューの羽根７に
よって搬送部６の底面に沿って押し出され搬送部６に開
けられたスクリューフィーダ３の出口１１から払い出さ
れるため、そのスクリュー８の回転位置、即ちスクリュ
ーフィーダ３の出口１１でのスクリュー８の羽根７の位
置が上に来た時と下に来た時とで払出量が異なり、スク
リュー８の回転にしたがって払出量が脈動する傾向があ
り、石炭等固形燃料の供給量が一定ではなく脈動等の変
動を生じ、スムーズな燃料供給が行えないという問題が
あった。
【０００５】本発明の課題とするところは、石炭等固形
燃料を燃焼するボイラ等へ安定した固形燃料供給を行う
ために、スクリューフィーダを用いる固形燃料供給装置
においても石炭等固形燃料の払出量の脈動を防ぎ一定化
することにある。
燃料を燃焼するボイラ等へ安定した固形燃料供給を行う
ために、スクリューフィーダを用いる固形燃料供給装置
においても石炭等固形燃料の払出量の脈動を防ぎ一定化
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためになされたものであり、請求項１の発明は、固
形燃料バンカに設けられた複数の払出口、同払出口にそ
れぞれ接続するスクリューフィーダの複数のスクリュ
ー、同複数のスクリューから払い出される固形燃料を合
流する固形燃料供給路を有し、同複数のスクリューの羽
根のスクリューフィーダ出口における回転位置が相互に
均等にずれて分布するように配設され、同複数のスクリ
ューを回転駆動したとき同羽根が順次各スクリューフィ
ーダの出口において下側に位置するように設定されてな
ることを特徴とする固形燃料供給装置を供するものであ
る。
するためになされたものであり、請求項１の発明は、固
形燃料バンカに設けられた複数の払出口、同払出口にそ
れぞれ接続するスクリューフィーダの複数のスクリュ
ー、同複数のスクリューから払い出される固形燃料を合
流する固形燃料供給路を有し、同複数のスクリューの羽
根のスクリューフィーダ出口における回転位置が相互に
均等にずれて分布するように配設され、同複数のスクリ
ューを回転駆動したとき同羽根が順次各スクリューフィ
ーダの出口において下側に位置するように設定されてな
ることを特徴とする固形燃料供給装置を供するものであ
る。
【０００７】すなわち本発明によれば固形燃料バンカの
複数の払出口から固形燃料がそれぞれスクリューフィー
ダによって払い出されるとき個々のスクリューによる払
い出しに脈動があっても、各スクリューの羽根の回転位
置が相互に均等にずれて分布するように配設されている
ため各スクリューの羽根が順次それぞれのスクリューフ
ィーダ出口で下側に位置するように回転して各スクリュ
ーでの同脈動は順次ずれて生じることとなり、これを全
て合流してボイラへの供給路に接続しているので合流に
よって同脈動は相互に打ち消し合い固形燃料供給装置全
体としての払出量は一定化され、安定して固形燃料を供
給することができる。
複数の払出口から固形燃料がそれぞれスクリューフィー
ダによって払い出されるとき個々のスクリューによる払
い出しに脈動があっても、各スクリューの羽根の回転位
置が相互に均等にずれて分布するように配設されている
ため各スクリューの羽根が順次それぞれのスクリューフ
ィーダ出口で下側に位置するように回転して各スクリュ
ーでの同脈動は順次ずれて生じることとなり、これを全
て合流してボイラへの供給路に接続しているので合流に
よって同脈動は相互に打ち消し合い固形燃料供給装置全
体としての払出量は一定化され、安定して固形燃料を供
給することができる。
【０００８】請求項２の発明は、上記請求項１の発明に
おいて、複数のスクリューがそれぞれ接続する固形燃料
バンカの払出口とスクリューフィーダ出口とを有して直
列に同軸に設けられ連続したスクリューを構成し一つの
スクリューフィーダを形成するものであることを特徴と
するものであり、このため、一つのスクリューフィーダ
内に複数のスクリューが同軸直列につながって一本に構
成されるが、それぞれ別個にスクリューフィーダ出口を
有するので、請求項１の発明と同じ効果を奏すると同時
に構造のコンパクト化、駆動の簡易化が図られる。
おいて、複数のスクリューがそれぞれ接続する固形燃料
バンカの払出口とスクリューフィーダ出口とを有して直
列に同軸に設けられ連続したスクリューを構成し一つの
スクリューフィーダを形成するものであることを特徴と
するものであり、このため、一つのスクリューフィーダ
内に複数のスクリューが同軸直列につながって一本に構
成されるが、それぞれ別個にスクリューフィーダ出口を
有するので、請求項１の発明と同じ効果を奏すると同時
に構造のコンパクト化、駆動の簡易化が図られる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第１形態について
図１に基づいて説明する。
図１に基づいて説明する。
【００１０】石炭等の固体燃料バンカ２には２つの払出
口１０ａ、１０ｂが配設され、ともにスクリューフィー
ダ３’に接続している。スクリューフィーダ３’は、搬
送方向を逆にして中央に向けるようにした一対のスクリ
ュー８ａ、８ｂを同軸に構成して搬送部６’内に配設
し、モータ９’で回転駆動するものであり、両スクリュ
ー８ａ、８ｂの間の搬送部６’には出口１１’が設けら
れており、これはボイラ５への供給路１２に接続してい
る。なお、上記払出口１０ａ、１０ｂはそれぞれスクリ
ュー８ａ、８ｂ側の搬送部６’に接続されている。
口１０ａ、１０ｂが配設され、ともにスクリューフィー
ダ３’に接続している。スクリューフィーダ３’は、搬
送方向を逆にして中央に向けるようにした一対のスクリ
ュー８ａ、８ｂを同軸に構成して搬送部６’内に配設
し、モータ９’で回転駆動するものであり、両スクリュ
ー８ａ、８ｂの間の搬送部６’には出口１１’が設けら
れており、これはボイラ５への供給路１２に接続してい
る。なお、上記払出口１０ａ、１０ｂはそれぞれスクリ
ュー８ａ、８ｂ側の搬送部６’に接続されている。
【００１１】また、上記スクリュー８ａ、８ｂは出口１
１’でのスクリューの羽根７ａ、７ｂの回転位置が相互
に回転ピッチで半ピッチずれるように設定されている。
即ち、羽根７ａ、７ｂは１条ネジを形成しており相互に
１８０°位相がずらされており、スクリューの回転に対
し両方の羽根７ａ、７ｂの回転位置が相互に均等に分布
するように設定される。なお、羽根７ａ、７ｂが２条ネ
ジを形成するものであれば９０°位相をずらして設定さ
れる。
１’でのスクリューの羽根７ａ、７ｂの回転位置が相互
に回転ピッチで半ピッチずれるように設定されている。
即ち、羽根７ａ、７ｂは１条ネジを形成しており相互に
１８０°位相がずらされており、スクリューの回転に対
し両方の羽根７ａ、７ｂの回転位置が相互に均等に分布
するように設定される。なお、羽根７ａ、７ｂが２条ネ
ジを形成するものであれば９０°位相をずらして設定さ
れる。
【００１２】このように構成されているため、スクリュ
ーフィーダ３’が稼働しモータ９’がスクリュー８ａ、
８ｂを回転駆動すると、固形燃料バンカ２の払出口１０
ａ、１０ｂからそれぞれ搬送部６’に送入された固形燃
料４はスクリュー８ａ、８ｂによって搬送部６’の中央
の出口１１’へ向け送られ同出口１１’で合流しつつボ
イラーへの供給路１２に払い出される。
ーフィーダ３’が稼働しモータ９’がスクリュー８ａ、
８ｂを回転駆動すると、固形燃料バンカ２の払出口１０
ａ、１０ｂからそれぞれ搬送部６’に送入された固形燃
料４はスクリュー８ａ、８ｂによって搬送部６’の中央
の出口１１’へ向け送られ同出口１１’で合流しつつボ
イラーへの供給路１２に払い出される。
【００１３】この時、個々のスクリュー８ａ、８ｂから
出口１１’へ搬出される固形燃料４は、従来技術のスク
リューフィーダと同様に、スクリューフィーダ出口１
１’でのスクリューの羽根７ａ、７ｂの回転位置に従っ
てそれぞれ払出量が脈動するが、互いに羽根７ａ、７ｂ
の同回転位置が回転ピッチで半ピッチずらされているた
め一方の払い出しが増加する時他方は減少し相互に脈動
が逆となるので両方の払い出しが合流することでその脈
動を相互に打ち消し合い、固形燃料供給装置１全体とし
ての払出量が平準化し、より一定化する。
出口１１’へ搬出される固形燃料４は、従来技術のスク
リューフィーダと同様に、スクリューフィーダ出口１
１’でのスクリューの羽根７ａ、７ｂの回転位置に従っ
てそれぞれ払出量が脈動するが、互いに羽根７ａ、７ｂ
の同回転位置が回転ピッチで半ピッチずらされているた
め一方の払い出しが増加する時他方は減少し相互に脈動
が逆となるので両方の払い出しが合流することでその脈
動を相互に打ち消し合い、固形燃料供給装置１全体とし
ての払出量が平準化し、より一定化する。
【００１４】次に本発明の実施の第２形態について図２
に基づいて説明する。石炭等の固体燃料バンカ２には払
出口１０ａ、１０ｂが配設され、それぞれが個別のスク
リューフィーダ３ａ、３ｂに接続している。 スクリュ
ーフィーダ３ａはモータ９ａに回転駆動されるスクリュ
ー８ａ’が搬送部６ａ内に配設されており、同搬送部６
ａには払出口１０ａから送入された固形燃料４をスクリ
ュー８ａ’で払い出す出口１１ａが設けられている。同
様にスクリューフィーダ３ｂにはモータ９ｂに回転駆動
されるスクリュー８ｂ’が搬送部６ｂ内に配設されてお
り、同搬送部６ｂには払出口１０ｂから送入された固形
燃料４をスクリュー８ｂ’で払い出す出口１１ｂが設け
られている。
に基づいて説明する。石炭等の固体燃料バンカ２には払
出口１０ａ、１０ｂが配設され、それぞれが個別のスク
リューフィーダ３ａ、３ｂに接続している。 スクリュ
ーフィーダ３ａはモータ９ａに回転駆動されるスクリュ
ー８ａ’が搬送部６ａ内に配設されており、同搬送部６
ａには払出口１０ａから送入された固形燃料４をスクリ
ュー８ａ’で払い出す出口１１ａが設けられている。同
様にスクリューフィーダ３ｂにはモータ９ｂに回転駆動
されるスクリュー８ｂ’が搬送部６ｂ内に配設されてお
り、同搬送部６ｂには払出口１０ｂから送入された固形
燃料４をスクリュー８ｂ’で払い出す出口１１ｂが設け
られている。
【００１５】そして、出口１１ａはボイラー５への固形
燃料の供給路１２ａに接続され、出口１１ｂはボイラー
５への固形燃料の供給路１２ｂに接続されており、両供
給路１２ａ、１２ｂは合流して供給路１２’となってい
る。
燃料の供給路１２ａに接続され、出口１１ｂはボイラー
５への固形燃料の供給路１２ｂに接続されており、両供
給路１２ａ、１２ｂは合流して供給路１２’となってい
る。
【００１６】また、上記スクリュー８ａ’、８ｂ’はそ
れぞれ出口１１ａ、１１ｂでのスクリューの羽根７
ａ’、７ｂ’の回転位置が相互に回転ピッチで半ピッチ
ずれて維持されるように設定されており、このためスク
リューの回転に対し両方の羽根７ａ’、７ｂ’の回転位
置が相互に均等に分布するように設定される。 この回
転ピッチのずれの設定と維持は両スクリュー８ａ’、８
ｂ’の図示しない機械的連動機構ないし回転位置制御、
またはモータ９ａ，９ｂ相互の同期駆動等によって行う
ことができる。
れぞれ出口１１ａ、１１ｂでのスクリューの羽根７
ａ’、７ｂ’の回転位置が相互に回転ピッチで半ピッチ
ずれて維持されるように設定されており、このためスク
リューの回転に対し両方の羽根７ａ’、７ｂ’の回転位
置が相互に均等に分布するように設定される。 この回
転ピッチのずれの設定と維持は両スクリュー８ａ’、８
ｂ’の図示しない機械的連動機構ないし回転位置制御、
またはモータ９ａ，９ｂ相互の同期駆動等によって行う
ことができる。
【００１７】このように構成されているため、スクリュ
ーフィーダ３ａ、３ｂが稼働しモータ９ａ、９ｂがスク
リュー８ａ’、８ｂ’を回転駆動すると、固形燃料バン
カ２の払出口１０ａ、１０ｂからそれぞれ搬送部６ａ、
６ｂに送入された固形燃料４はスクリュー８ａ’、８
ｂ’によって搬送部６ａ、６ｂをそれぞれ出口１１ａ、
１１ｂへ向け送られ、ボイラー５への供給路１２ａ、１
２ｂに払い出される。
ーフィーダ３ａ、３ｂが稼働しモータ９ａ、９ｂがスク
リュー８ａ’、８ｂ’を回転駆動すると、固形燃料バン
カ２の払出口１０ａ、１０ｂからそれぞれ搬送部６ａ、
６ｂに送入された固形燃料４はスクリュー８ａ’、８
ｂ’によって搬送部６ａ、６ｂをそれぞれ出口１１ａ、
１１ｂへ向け送られ、ボイラー５への供給路１２ａ、１
２ｂに払い出される。
【００１８】この時、各スクリュー８ａ’、８ｂ’から
出口１１ａ、１１ｂへ搬出される固形燃料４は、従来技
術のスクリューフィーダと同様に、スクリューフィーダ
出口１１ａ、１１ｂでの羽根７ａ’、７ｂ’の回転位置
に従ってそれぞれ払出量が脈動するが、互いに羽根７
ａ’、７ｂ’の同回転位置が回転ピッチで半ピッチずら
されているため一方の払い出しが増加する時他方は減少
し相互に脈動が逆となるので両方の払い出しがボイラー
５への供給路１２’で合流することでその脈動を相互に
打ち消し合い、固体燃料供給装置１全体としての払出量
が平準化し、より一定化する。
出口１１ａ、１１ｂへ搬出される固形燃料４は、従来技
術のスクリューフィーダと同様に、スクリューフィーダ
出口１１ａ、１１ｂでの羽根７ａ’、７ｂ’の回転位置
に従ってそれぞれ払出量が脈動するが、互いに羽根７
ａ’、７ｂ’の同回転位置が回転ピッチで半ピッチずら
されているため一方の払い出しが増加する時他方は減少
し相互に脈動が逆となるので両方の払い出しがボイラー
５への供給路１２’で合流することでその脈動を相互に
打ち消し合い、固体燃料供給装置１全体としての払出量
が平準化し、より一定化する。
【００１９】なお、図２に示す上記の第２形態を参照
し、さらに実施の第３形態を説明すると、各スクリュー
８ａ’、８ｂ’をそれぞれが接続する払出口１０ａ、１
０ｂ、および、出口１１ａ、１１ｂを有した状態で直列
に同軸に繋ぎ設け、連続したスクリューを構成させて一
つのスクリューフィーダを形成するものである。
し、さらに実施の第３形態を説明すると、各スクリュー
８ａ’、８ｂ’をそれぞれが接続する払出口１０ａ、１
０ｂ、および、出口１１ａ、１１ｂを有した状態で直列
に同軸に繋ぎ設け、連続したスクリューを構成させて一
つのスクリューフィーダを形成するものである。
【００２０】この場合、一つのスクリューフィーダ内に
複数のスクリュー８ａ’、８ｂ’が同軸に直列につなが
って１本に構成され同じモータで回転駆動されるが、そ
れぞれ別個にスクリューフィーダ出口１１ａ、１１ｂを
有するので、上記の第１形態または第２形態と同じ効果
を奏することができると同時に、構造のコンパクト化、
駆動の簡易化を図ることができる。
複数のスクリュー８ａ’、８ｂ’が同軸に直列につなが
って１本に構成され同じモータで回転駆動されるが、そ
れぞれ別個にスクリューフィーダ出口１１ａ、１１ｂを
有するので、上記の第１形態または第２形態と同じ効果
を奏することができると同時に、構造のコンパクト化、
駆動の簡易化を図ることができる。
【００２１】以上本発明の３つの実施形態を説明した
が、これからも明らかなように、本発明においては、固
体燃料バンカの払出口１０ａ、１０ｂとスクリューフィ
ーダのスクリュー８ａ、８ｂ（または８ａ’、８ｂ’）
との組み合わせ数はここに示す２つの場合に限るもので
はなく適宜の複数を設置してよい。
が、これからも明らかなように、本発明においては、固
体燃料バンカの払出口１０ａ、１０ｂとスクリューフィ
ーダのスクリュー８ａ、８ｂ（または８ａ’、８ｂ’）
との組み合わせ数はここに示す２つの場合に限るもので
はなく適宜の複数を設置してよい。
【００２２】上記第１形態の場合、上記の組み合わせ数
はスクリューが２個で対になっているから偶数が適切で
あるが、上記第２形態または第３形態の場合、上記の組
み合わせ数は適宜設定され得るものである。また、第１
形態、第２形態、第３形態を適宜組み合わせてもよい。
はスクリューが２個で対になっているから偶数が適切で
あるが、上記第２形態または第３形態の場合、上記の組
み合わせ数は適宜設定され得るものである。また、第１
形態、第２形態、第３形態を適宜組み合わせてもよい。
【００２３】どの場合においても、固形燃料供給装置１
として払い出しを合流するスクリューフィーダの複数の
スクリューのグループを設定し、同グループ内の各スク
リューの羽根の回転位置を相互に均等に分布するように
配設し、各スクリューの羽根がそれぞれのスクリューフ
ィーダの出口において順次下側に位置するように全スク
リューが回転駆動されるように設定することが肝要であ
る。 なお、実施形態としては固形燃料バンカ２が１つ
ある場合の例で示したが、固形燃料バンカ２は複数であ
ってもよい。
として払い出しを合流するスクリューフィーダの複数の
スクリューのグループを設定し、同グループ内の各スク
リューの羽根の回転位置を相互に均等に分布するように
配設し、各スクリューの羽根がそれぞれのスクリューフ
ィーダの出口において順次下側に位置するように全スク
リューが回転駆動されるように設定することが肝要であ
る。 なお、実施形態としては固形燃料バンカ２が１つ
ある場合の例で示したが、固形燃料バンカ２は複数であ
ってもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上、請求項１の発明によれば、固形燃
料供給装置を、固形燃料バンカに設けられた複数の払出
口、同払出口にそれぞれ接続するスクリューフィーダの
複数のスクリュー、同複数のスクリューから払い出され
る固形燃料を合流する固形燃料供給路を有し、同複数の
スクリューの羽根のスクリューフィーダ出口における回
転位置が相互に均等にずれて分布するように配設され、
同複数のスクリューを回転駆動したとき同羽根が順次各
スクリューフィーダ出口において下側に位置するように
設定されてなるように構成したので、固形燃料バンカの
複数の払出口から固形燃料がそれぞれスクリューフィー
ダによって払い出されるとき個々のスクリューによる払
い出しに脈動があっても、各スクリューの羽根の回転位
置が相互に均等にずれて分布するように配設されている
ため各スクリューの羽根が順次それぞれのスクリューフ
ィーダ出口で下側に位置するように回転して各スクリュ
ーでの同脈動は順次ずれて生じることとなり、これを全
て合流してボイラへの供給路に接続しているので合流に
よって同脈動は相互に打ち消し合い固形燃料供給装置全
体としての払出量は一定化され、安定して固形燃料を供
給することができる。
料供給装置を、固形燃料バンカに設けられた複数の払出
口、同払出口にそれぞれ接続するスクリューフィーダの
複数のスクリュー、同複数のスクリューから払い出され
る固形燃料を合流する固形燃料供給路を有し、同複数の
スクリューの羽根のスクリューフィーダ出口における回
転位置が相互に均等にずれて分布するように配設され、
同複数のスクリューを回転駆動したとき同羽根が順次各
スクリューフィーダ出口において下側に位置するように
設定されてなるように構成したので、固形燃料バンカの
複数の払出口から固形燃料がそれぞれスクリューフィー
ダによって払い出されるとき個々のスクリューによる払
い出しに脈動があっても、各スクリューの羽根の回転位
置が相互に均等にずれて分布するように配設されている
ため各スクリューの羽根が順次それぞれのスクリューフ
ィーダ出口で下側に位置するように回転して各スクリュ
ーでの同脈動は順次ずれて生じることとなり、これを全
て合流してボイラへの供給路に接続しているので合流に
よって同脈動は相互に打ち消し合い固形燃料供給装置全
体としての払出量は一定化され、安定して固形燃料を供
給することができる。
【００２５】また請求項２の発明によれば、上記請求項
１の発明において、複数のスクリューがそれぞれ毎に接
続する固形燃料バンカの払出口とスクリューフィーダ出
口とを有して直列に同軸に設けられ連続したスクリュー
を構成し一つのスクリューフィーダを形成するものであ
ることを特徴とするものであり、このため、一つのスク
リューフィーダ内に複数のスクリューが同軸直列につな
がって一本に構成されるが、それぞれ別個にスクリュー
フィーダ出口を有するので、請求項１の発明と同じ効果
を奏すると同時に構造のコンパクト化、駆動の簡易化が
図られる。
１の発明において、複数のスクリューがそれぞれ毎に接
続する固形燃料バンカの払出口とスクリューフィーダ出
口とを有して直列に同軸に設けられ連続したスクリュー
を構成し一つのスクリューフィーダを形成するものであ
ることを特徴とするものであり、このため、一つのスク
リューフィーダ内に複数のスクリューが同軸直列につな
がって一本に構成されるが、それぞれ別個にスクリュー
フィーダ出口を有するので、請求項１の発明と同じ効果
を奏すると同時に構造のコンパクト化、駆動の簡易化が
図られる。
【図１】本発明の実施の第１形態に係る固形燃料供給装
置全体の説明図である。
置全体の説明図である。
【図２】本発明の実施の第２形態に係る固形燃料供給装
置全体の説明図である。
置全体の説明図である。
【図３】従来の固形燃料供給装置の一例の説明図であ
る。
る。
１ 固形燃料供給装置 ２ 固形燃料バンカ ３ スクリューフィーダ ４ 固形燃料 ５ ボイラ ６ 搬送部 ６’ 搬送部 ６ａ，６ｂ 搬送部 ７ 羽根 ７ａ，７ｂ 羽根 ７ａ’，７ｂ’ 羽根 ８ スクリュー ８ａ，８ｂ スクリュー ８ａ’，８ｂ’ スクリュー ９ モータ ９’ モータ ９ａ，９ｂ モータ １０ 払出口 １０ａ，１０ｂ 払出口 １１ 出口 １１’ 出口 １１ａ，１１ｂ 出口 １２ ボイラへの供給路 １２ａ，１２ｂ ボイラへの供給路 １２’ ボイラへの供給路
Claims (2)
- 【請求項１】 固形燃料バンカに設けられた複数の払出
口、同払出口にそれぞれ接続するスクリューフィーダの
複数のスクリュー、同複数のスクリューから払い出され
る固形燃料を合流する固形燃料供給路を有し、同複数の
スクリューの羽根のスクリューフィーダ出口における回
転位置が相互に均等にずれて分布するように配設され、
同複数のスクリューを回転駆動したとき同羽根が順次各
スクリューフィーダ出口において下側に位置するように
設定されてなることを特徴とする固形燃料供給装置。 - 【請求項２】 複数のスクリューがそれぞれ毎に接続す
る固形燃料バンカの払出口とスクリューフィーダ出口と
を有して直列に同軸に設けられ連続したスクリューを構
成し一つのスクリューフィーダを形成するものであるこ
とを特徴とする請求項１に記載の固形燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14593898A JPH11337050A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 固形燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14593898A JPH11337050A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 固形燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11337050A true JPH11337050A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15396540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14593898A Pending JPH11337050A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 固形燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11337050A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100704871B1 (ko) * | 2005-10-31 | 2007-04-09 | 한국전력공사 | 미량의 미분탄 정량 공급장치 |
| KR100901365B1 (ko) * | 2002-12-13 | 2009-06-05 | 삼성엔지니어링 주식회사 | 고형 물질 공급 장치 |
| CN103557531A (zh) * | 2013-11-09 | 2014-02-05 | 鸡西市圣火锅炉制造有限公司 | 反烧锅炉用自动松散给煤通风助燃器 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14593898A patent/JPH11337050A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100901365B1 (ko) * | 2002-12-13 | 2009-06-05 | 삼성엔지니어링 주식회사 | 고형 물질 공급 장치 |
| KR100704871B1 (ko) * | 2005-10-31 | 2007-04-09 | 한국전력공사 | 미량의 미분탄 정량 공급장치 |
| CN103557531A (zh) * | 2013-11-09 | 2014-02-05 | 鸡西市圣火锅炉制造有限公司 | 反烧锅炉用自动松散给煤通风助燃器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060320 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060404 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060829 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |