JPH11336815A - クラッチ/ブレ―キ・ユニット - Google Patents

クラッチ/ブレ―キ・ユニット

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JPH11336815A
JPH11336815A JP11115847A JP11584799A JPH11336815A JP H11336815 A JPH11336815 A JP H11336815A JP 11115847 A JP11115847 A JP 11115847A JP 11584799 A JP11584799 A JP 11584799A JP H11336815 A JPH11336815 A JP H11336815A
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JP
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armature
clutch
rotor disk
brake unit
pole
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JP11115847A
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James Alain Pardee
ジェイムズ、アレン、パーディー
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Dana Inc
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Dana Inc
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    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/14Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D59/02Self-acting brakes, e.g. coming into operation at a predetermined speed spring-loaded and adapted to be released by mechanical, fluid, or electromagnetic means
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキの解放とクラッチの係合とを従来の
ブレーキ/クラッチ・ユニットより一層有効に行なうブ
レーキ/クラッチ・ユニットを提供することにある。 【解決手段】 ブレーキ/クラッチ・ユニット10は、
ロータアセンブリ12とアーマチュアセンブリ16と界
磁殻アセンブリ18とを備える。ロータアセンブリは、
ロータ円板22を備える。アーマチュアアセンブリ16
は、アーマチュア24と、アーマチュアに連結した出力
部材26とを備える。界磁殻アセンブリ18は、界磁殻
30と1対の永久磁石32、34と低い磁気抵抗を持つ
第1及び第2の磁極片36、38と高い磁気抵抗を持つ
第3の磁極片40と界磁コイル42とを備える。第3の
磁極片40を第1及び第2の磁極片間に配置する。界磁
殻、永久磁石、磁極片及びアーマチュアは、第1の磁気
回路106を形成する。界磁コイルを付勢すると、第2
の磁気回路110が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搭乗芝刈機又は類似の
車両に使うクラッチ/ブレーキ・ユニット(clutc
h/brake unit)、ことに比較的低い磁気抵
抗を持つ1対の磁極片を互いに隔離する、比較的高い磁
気抵抗を持つ磁極片を備えブレーキの解放とクラッチの
係合とが比較的有効にできるユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】クラッチ/ブレーキ・ユニットは一般に
搭乗芝刈機(riding lawnmower)、農
耕トラクタ又は類似の車両に使い原動機からインプリメ
ント駆動装置[implement drive](た
とえば芝刈ブレード駆動装置[mower blade
drive])に駆動トルクを選択的に伝え又駆動ト
ルクを伝えていないときは確実な制動トルクを前記駆動
装置に加えるようにしてある。
【0003】従来のクラッチ/ブレーキ・ユニットは、
縦方向に延びる入力軸に一緒に回転するように連結した
入力部材又はハブと、この入力部材に取り付けたロータ
円板と、このロータ円板から軸線方向に間隔を置いたア
ーマチュアと、このアーマチュアに連結したプーリのよ
うな出力部材とを備える。アーマチュア及び出力部材
は、アーマチュアを第1の軸線方向にロータ円板から遠
ざかる向きに制動部材に対する制動位置に付勢する複数
個のばねにより互いに連結してある。このユニットはさ
らに、ロータ円板のアーマチュアとは反対の側に配置し
た電磁クラッチを備える。このクラッチは固定の界磁殻
内に配置した電気コイルを備える。このコイルに通電す
ることにより、界磁殻、ロータ円板及びアーマチュアの
間に磁気回路を生成しこのアーマチュアを第2の軸線方
向にロータ円板に向かいクラッチ係合位置に引付け、こ
れと同時にアーマチュアを制動材料との係合状態から解
放する。コイルの付勢停止により磁気回路を遮断し、ば
ねによりふたたびアーマチュアを第1の軸線方向に制動
部材に対する制動位置に引付ける。
【0004】本出願人の従来の米国特許第5,119,
918号明細書(以下「'918」号特許明細書と称す
る)−−この明細書の記述はすべて本説明に参照してあ
る−−に記載してあるように、前記したクラッチ/ブレ
ーキ・ユニットは著しい障害がある。これ等の従来のユ
ニットでは、アーマチュア及び出力部材を相互に連結す
るばねにより全制動力が生ずる。従ってこれ等のばねは
比較的強くなければならない。この場合ブレーキを解放
し、クラッチを係合させるように電磁クラッチにより比
較的高い電磁力を生じなければならない。さらにこれ等
のばねにより生ずる力は、アーマチュアを制動位置から
遠ざかる向きにロータ円板に対するクラッチ係合位置に
向かい引付けるのに伴って増大する。高い電磁力を必要
とするから、クラッチ/ブレーキ・ユニット自体内に又
このクラッチ/ブレーキ・ユニットを備えた任意の車両
又は機械内に一層大形の及び/又は一層高価な電気部品
を使わなければならない。
【0005】'918号特許明細書では本出願人は前記
した欠点を除くことのできるクラッチ/ブレーキ・ユニ
ットについて記載した。とくに本出願人は、制動作用を
生ずるのに複数個の永久磁石を使うクラッチ/ブレーキ
・ユニットについて述べた。界磁殻の半径方向に延びる
フランジと比較的低い磁気抵抗を持つ対応する複数個の
磁極片との間に複数個の磁石を配置する。各磁石は、各
磁石、磁極片、界磁殻及びアーマチュアの間にこのアー
マチュアを第1の軸線方向に各磁極片に対する制動位置
に引付ける磁気回路を生成する。アーマチュアが磁気吸
引作用により制動位置に引付けられるから、アーマチュ
ア及び出力部材を互いに連結するばねはトルクをアーマ
チュアから出力部材に伝えるのに十分なだけ強いだけで
よい。さらにこの磁気回路により生ずる制動力は、アー
マチュアが第2の軸線方向にロータ円板に向かいクラッ
チ係合位置に引付けられる(従来のばねセットブレーキ
の増大する力に逆らって)のに伴って低下する。ブレー
キを解放しアーマチュアをロータ円板との係合状態に持
来すのに必要とする力は一層低いから、このクラッチ/
ブレーキ・ユニットで又このクラッチ/ブレーキ・ユニ
ットを設ける車両又は機械で一層小形の及び/又は一層
安価な電気部品を使うことができる。
【0006】'918号特許明細書に記載してあるクラ
ッチ/ブレーキ・ユニットは従来の技術よりかなり勝っ
ているが、付加的な改良が望ましい。1つの望ましい改
良は、ブレーキを解放しクラッチを係合させるのに必要
な電磁力をさらに減らすことである。'918号特許明
細書に記載してあるクラッチ/ブレーキ・ユニットでは
磁石及び磁極片は界磁殻の周辺の半分より小さい角度的
距離を隔てる。従ってコイルを付勢すると、磁石から最
も離れたアーマチュア部分はロータ円板に急速に係合す
る。アーマチュア及びロータ円板間の磁気吸引作用が増
すに伴い、各磁石隣接するアーマチュア部分も又ロータ
円板に係合する。アーマチュアのこの部分をロータ円板
との係合状態に持来すのに必要な力はしかしなお所望値
以上である。
【0007】他の望ましい改良は、各磁極片の耐久性及
び寿命を増すように炭化クロムのような保護コーティン
グを1個又は複数個の磁極片に施すことができることで
ある。炭化クロムは高い磁気抵抗を持つ。従って従来の
クラッチ/ブレーキ・ユニットでは、アーマチュア及び
各磁極片間の磁気吸引作用従って制動トルクの著しい低
下を招かないようにするには各磁極片に比較的少量のコ
ーティングしか施すことができない。
【0008】すなわちブレーキでは1つ又は複数の前記
した欠点を最少にし又はなくすことが必要である。
【0009】
【発明の開示】本発明は、ブレーキを解放しクラッチを
係合させるのに従来のクラッチ/ブレーキ・ユニットに
比べて一層低い電磁力で済むクラッチ/ブレーキ・ユニ
ットを提供する。
【0010】本発明の目的は、ブレーキの解放とクラッ
チの係合とが従来のクラッチ/ブレーキ・ユニットより
一層有効に行われるクラッチ/ブレーキ・ユニットを提
供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、耐久性及び寿命を増
すように各ユニット部品に保護コーティングを施したク
ラッチ/ブレーキ・ユニットを提供することにある。
【0012】本発明によるクラッチ/ブレーキ・ユニッ
トは軸に一緒に回転するように連結したロータ円板を備
える。この軸は第1の軸線に沿って延び又ロータ円板は
この軸から半径方向外方に延びる。このクラッチ/ブレ
ーキ・ユニットは又、ロータ円板から軸線方向に間隔を
置いたアーマチュアと、このアーマチュアに連結した出
力部材と、アーマチュアからロータ円板により軸線方向
に間隔を置いた界磁殻とを備える。この界磁殻は半径方
向外方に延びるフランジを備える。このクラッチ/ブレ
ーキ・ユニットはさらに、相互に角度的に互いに間隔を
置いてフランジに連結した第1及び第2の磁極片を備え
る。第1及び第2の磁極片は比較的低い磁気抵抗を持
つ。このクラッチ/ブレーキ・ユニットは又、それぞれ
フランジと第1及び第2に磁極片との間に配置した第1
及び第2の永久磁石を備える。界磁殻、第1及び第2の
永久磁石、第1及び第2の磁極片及びアーマチュアは、
このアーマチュアを第1の軸線方向にロータ円板から遠
ざかる向きに引付け又アーマチュアの第1部分を引付け
て第1及び第2の磁極片に係合させる第1の磁気回路を
形成する。このようにしてアーマチュアは制動位置を占
める。このクラッチ/ブレーキ・ユニットはさらに、フ
ランジに連結され第1及び第2の磁極片間に配置した第
3の磁極片を備える。この第3磁極片は比較的高い磁気
抵抗を持つ。最後にこのクラッチ/ブレーキ・ユニット
は、界磁殻、ロータ及びアーマチュアの間に第2の磁気
回路を選択的に生成する界磁コイルのような生成手段を
備える。第2の磁気回路はアーマチュアを第2の軸線方
向にロータ円板に向かい吸引する。この場合アーマチュ
アの第1の部分に角度的に反対側の第2の部分は先ずロ
ータ円板に係合することにより、第1の部分を第1及び
第2の磁極片の一方から離れさせる。
【0013】'918号特許明細書に記載してあるクラ
ッチ/ブレーキ・ユニットでは、各磁極片に角度的に対
向するアーマチュアの部分が吸引され、ロータ円板に係
合した後にもアーマチュアは、第1及び第2の両磁極片
に係合したままになっていた。しかし第1及び第2の磁
極片の間に第3の磁極片を加えることにより、各磁極片
に角度的に対向するアーマチュア部分がロータ円板に係
合すると、アーマチュアが第1及び第2の磁極片の一方
だけに確実に係合したままになる。アーマチュア及び係
合してない磁極片の間のこのようにして生ずるエアギャ
ップは、制動トルクを生ずる磁気回路を弱め又は遮断す
る。従ってアーマチュアをロータ円板に十分に係合させ
るのに必要な電磁力が一層低くなる。
【0014】本発明によるクラッチ/ブレーキ・ユニッ
トは、このクラッチ/ブレーキ・ユニット内の制動トル
クに打勝つのに一層低い電磁力で済むから耐久性が増大
し寿命が一層長い。耐久性及び寿命は又、保護炭化クロ
ムコーティングが第3の磁極片に施してあるから増大す
る。'918号特許明細書に記載してあるクラッチ/ブ
レーキ・ユニットは、共に磁気制動回路の一部を形成す
る2個の磁極片だけしか使ってなかった。炭化クロムは
高い磁気抵抗を持つから、これ等の磁極片に炭化クロム
を施すとこのクラッチ/ブレーキ・ユニットの制動トル
クに著しい影響を及ぼす。しかし本発明によるクラッチ
/ブレーキ・ユニットでは、磁気制動回路の一部を形成
しない第3の磁極片にこのコーティングを施してもよ
い。第3の磁極片に炭化クロムコーティングを施すと全
部の磁極片の摩耗を減らし従って本発明クラッチ/ブレ
ーキ・ユニットの寿命が延びる。
【0015】本発明のこれ等の又その他の特徴及び目的
は、実施例により本発明の特徴を示す以下の詳細な説明
及び添付図面から当業者には明らかである。
【0016】
【実施例】添付図面では同様な参照数字を同様な部品を
表わすのに使ってある。図1及び図2は本発明によるク
ラッチ/ブレーキ・ユニット10を示す。クラッチ/ブ
レーキ・ユニット10は搭乗芝刈機、農耕トラクタ又は
類似の車両に使うように設けられ入力軸からインプリメ
ント駆動装置(たとえば芝刈機ブレード駆動装置)にト
ルクを選択的に伝える。クラッチ/ブレーキ・ユニット
10は又、インプリメント駆動装置にトルクが伝えられ
ていないときにこの駆動装置に確実な制動トルク(po
sitive braking torque)を加え
るようにしてある。クラッチ/ブレーキ・ユニット10
は、とくには前記してない広範囲の種類の車両及び用途
に利用されるのはもちろんである。
【0017】クラッチ/ブレーキ・ユニット10は、縦
方向に延びる軸14のまわりに配置したロータ・アセン
ブリ12とアーマチュア・アセンブリ16と界磁殻アセ
ンブリ18とを備える。ロータ・アセンブリ12は入力
ハブ20及びロータ円板22を備える。アーマチュア・
アセンブリ16は、アーマチュア24とプーリのような
出力部材26と板ばね28のように出力部材26をアー
マチュア24に連結する手段とを備える。界磁殻アセン
ブリ18は、界磁殻30と、1対の永久磁石32、34
と、比較的低い磁気抵抗を持つ対応する1対の磁極片3
6、38と、比較的高い磁気抵抗を持つ磁極片40と、
界磁殻(field shell)30、ロータ円板2
2及びアーマチュア24の間に磁気回路を生成する界磁
コイル42のような手段とを備え、アーマチュア24を
ロータ円板22に選択的に係合させるようにしてある。
【0018】入力ハブ20は普通の方法で使われクラッ
チ/ブレーキ・ユニット10の他の部品に対する構造骨
組及び構造支持体を形成する。ハブ20は粉末金属から
作る。ハブ20は軸14の半径方向外側に配置してあ
る。軸14は、軸線44に沿い縦方向に延び細くした直
径部分46を備える。ハブ20は、軸線方向に延びるキ
ー48を備え、軸14の部分46の周辺に沿って形成し
た軸線方向に延びるキーみぞ(図示してない)内にキー
48を挿入することにより軸14に結合してある。クラ
ッチ/ブレーキ・ユニット10は又、軸14の部分46
から軸線方向に間隔を置いてハブ20内に挿入したスペ
ーサ50を備える。スペーサ50は、アーマチュアア・
センブリ16をクラッチ/ブレーキ・ユニット10の他
の部品に組付けた関係に支えるのに使われ粉末金属を含
む普通の材料から作る。スペーサ50は、一般に円筒形
の外面52と、円筒形の貫通する穴54と、一方の縦方
向端部のフランジ56とを持つ。外面52は1条又は複
数条の軸線方向に延びるキーみぞ58を備えハブ20の
キー48を受入れる。穴54は、スペーサ50、ハブ2
0及び軸受64を軸14に対し組立てた関係に保持する
ように穴54を貫いて軸14の部分46の穴62内にね
じ込んだねじ60又はその他の締付け手段を受入れるよ
うに構成してある。軸受64の内レース66は、ハブ2
0の肩部68とスペーサ50のフランジ56との間に固
定してある。
【0019】ロータ円板22は、アーマチュア24に選
択的に係合してトルクを軸14から出力部材26に伝え
るようにしてある。ロータ円板22は、普通の金属又は
鋼を含む金属合金から作ればよい。ロータ円板22は、
入力ハブ20により軸14に連結され軸14から半径的
外方に延びる。本説明に全内容を参照した本出願人の従
来の米国特許第5,285,882号明細書(以下'8
82号明細書と称する)に前記したように、ロータ円板
22は複数の切欠き(図示してない)を備える。入力ハ
ブ20の角度的に互いに間隔を置いて半径方向外方に延
びる対応する複数の出張り(図示してない)は前記の切
欠き内に挿入されロータ円板22及び入力ハブ20の緊
密なはまり合いが生ずるように拡張させる。ロータ円板
22は、ロータ円板22の半径方向周辺のまわりに配置
した軸線方向に延びる環状部材74を備える。ロータ円
板22は又半径方向に互いに間隔を置いた複数列の角度
的に互いに間隔を置いたみぞ穴76を備える。これ等の
みぞ穴の目的はなお詳しく後述する。図示の実施例では
円板22は3列のみぞ穴76を備える。しかし列の数と
任意の列内のみぞ穴76の個数と各みぞ穴76の寸法及
び形状とは変えてもよいのはもちろんである。
【0020】アーマチュア24は、制動トルクを出力部
材26に伝え、軸14から部材26に駆動トルクを選択
的に伝えるように設ける。アーマチュア24は種種の普
通の金属と鋼を含む金属合金とから作る。アーマチュア
24は、軸14の半径方向外方に配置されロータ円板2
2からエアギャップ78により軸線方向に間隔を置いて
いる。ロータ円板22と同様にアーマチュア24は半径
方向に互いに間隔を置いた複数列の角度的に互いに間隔
を置いたみぞ穴80を備える。これ等のみぞ穴の目的は
さらに詳しく後述する。図示の実施例ではアーマチュア
24は2列のみぞ穴80を備える。アーマチュア24の
みぞ穴80の半径方向内側の列は、ロータ円板22のみ
ぞ穴76の半径方向内側列及び半径方向中央列の間に配
置してある。アーマチュア24のみぞ穴80の半径方向
外側の列は、円板22のみぞ穴76の半径方向中央列及
び半径方向外側列の間に配置してある。又アーマチュア
24のみぞ穴80の列数と任意の1列におけるみぞ穴8
0の個数とみぞ穴80の寸法及び形状とは変えてもよい
のはもちろんである。
【0021】出力部材26は芝刈機ブレード(図示して
ない)のような器具にトルクを伝えるように設けてあ
る。出力部材26は、プーリを備え又芝刈機ブレード又
はその他の従動装置に普通の方法で連結したベルト(図
示してない)を備える。出力部材26は種種の普通の金
属と鋼を含む金属合金とから作る。出力部材26は入力
ハブ20に対して回転するように軸受64により支え
る。出力部材26は、軸受64の軸線方向の動きを拘束
するのに役立つ1つ又は複数の肩部82を備える。
【0022】アーマチュア24から出力部材26にトル
クを伝えるように板ばね28を設けてある。各ばね28
は又、部材26に対しアーマチュア24をロータ円板2
2に対して近づき又遠ざかる向きに軸線方向に移動させ
るようにしてある。ばね28はステンレス鋼から作る。
ばね28は、リベット84又はその他の締付手段を使い
一端部をアーマチュア24に又第2端部を部材26に連
結してある。
【0023】界磁コイル42を納めるように界磁殻(f
ield shell)30を設けてある。界磁殻30
は又、なお詳しく後述するようにロータ円板22及びア
ーマチュア24を選択的に係合させる磁気回路の一部を
形成する。界磁殻30は普通の金属と鋼を含む金属合金
とから作る。界磁殻30は、横断面が一般にU字形でそ
れぞれ半径方向内側及び半径方向外側の環状部材86、
88を備える。内側部材86は、入力ハブ20に隣接し
その半径方向外側に配置してある。内側部材86は又軸
受92の外レース90に当てがってある。軸受92は、
界磁殻30を支えると共に軸14及び入力ハブ20を界
磁殻30の内側部材86内で回転させるのに使う。軸受
92は、軸受92の一方の軸線方向端部で軸14の肩部
94により又軸受92の他方の軸線方向端部で入力ハブ
20と内側部材86の肩部98とにより軸線方向に移動
しないように拘束してある。界磁殻30の外側部材88
はロータ円板22の部材74の半径方向外側に配置して
ある。界磁殻30は又、外側部材88と一体で部材88
から半径方向外方に延びるフランジ100を備える。フ
ァスナ(図示してない)は、フランジ100の切欠き1
02を貫いて延び、界磁殻30をエンジンブロック又は
その他の固定構造に固定し、界磁殻30が回転しないよ
うにする。
【0024】磁極片36、38はアーマチュア24に対
する制動面を形成する。磁極片36、38は普通の金属
及び鋼のような金属合金を含み、比較的低い磁気抵抗を
持つ材料で作る。磁極片36、38は、リベット104
又はその他の締付手段により界磁殻30のフランジ10
0に連結すればよい。各磁極片36、38の半径的内側
部分はアーマチュア24の半径方向外側部分に重なる。
【0025】図3に示すように永久磁石32、34は、
界磁殻30、永久磁石32、34、磁極片36、38及
びアーマチュア24の間に磁気回路106を形成するよ
うに設けてある。永久磁石32、34はセラミック材で
構成すればよい。永久磁石32、34は、それぞれ磁極
片36、38とフランジ100との間に配置されこれ等
の間にリベット104により固定してある。永久磁石3
2、34の半径方向内側及び外側の表面にはプラスチッ
ク材から成る薄い層を配置してある。図示の実施例では
2個の永久磁石32、34と2個の対応する磁極片3
6、38とを設けてある。永久磁石(及び対応する磁極
片)の個数は変えてもよい。しかし以下の説明から明ら
かなように永久磁石(及び磁極片)は、各永久磁石(及
び各磁極片)の間に角度的距離が界磁殻の円周の半分以
下になるように配置しなければならない。永久磁石3
2、34は、永久磁石32、34が互いに反対の極性を
持つ軸線方向に向き合う極を備えるように磁化しなけれ
ばならない。図示の実施例では永久磁石34の北極は界
磁殻30のフランジ100に軸線方向に一層近接するが
永久磁石32の南極はフランジ100に軸線方向に一層
近接する。しかし各永久磁石32、34の極性は、隣接
する永久磁石の同様な極が軸線方向に互いに反対の的に
向く限り変えてもよい。磁気回路106内では磁束は次
の回路、永久磁石32→磁極片36→アーマチュア24
→磁極片38→永久磁石34→界磁殻30のフランジ1
00→磁石32に沿って流れる。図1に示すようにコイ
ル42の通電を切るときはつねに、磁気回路106はア
ーマチュア24を第1の軸線方向にロータ円板22から
遠ざかる向きに制動位置に吸引し磁極片36、38に係
合させる。
【0026】図2に示すように磁極片40はなお詳しく
後述するようにアーマチュア24を各磁極片36、38
から一層容易に解放できるように設けてある。磁極片4
0は、各磁極片36、38間に配置され、粉末金属ステ
ンレス鋼のように比較的高い磁気抵抗を持つ材料から作
ればよい。磁極片40はアーマチュア24から磁極片3
6、38より軸線方向に一層遠い。磁極片40は、リベ
ット108、ねじ又は他の締付手段により界磁殻30の
フランジ100に連結してある。磁極片40の半径方向
外側部分は、アーマチュア24により覆った磁極片40
の半径方向内側部分より大きい軸線方向長さを持つ。
【0027】図4に示すように界磁コイル42は、当業
界には普通のもので界磁殻30、ロータ円板22及びア
ーマチュア24の間に磁気回路110を生成するように
設けられ、ロータ円板22及びアーマチュア24を互い
に係合させることにより入力軸14から出力部材26に
トルクを伝えるようにしてある。界磁コイル42は、一
般に環状でプラスチック材内に封入すればよい。コイル
42は、界磁殻30の内側部材86及び外側部材88の
間に配置され車両蓄電池のような給電源(図示してな
い)に電気的に接続してある。コイル42に通電する
と、界磁殻30、ロータ円板22及びアーマチュア24
の間に磁気回路110が生成する。磁束は、殻30の外
側部材88からエアギャップを横切りロータ円板22の
部材74に流れる。ロータ円板22のみぞ穴76の列と
アーマチュア24のみぞ穴80の列とはこの場合図示の
ように磁束をエアギャップ78を横切りロータ円板22
及びアーマチュア24の間に前後に移動させる。この構
造により、ギャップ78の軸線方向距離が極めて大きく
ても円板22及びアーマチュア24間に高トルクの係合
状態を生じさせる。最後に磁束はロータ円板22から界
磁殻30の内側部材86に戻る。
【0028】磁気回路110はアーマチュア24を第2
の軸線方向にロータ円板22に向かいクラッチ係合位置
に引付ける。とくに各永久磁石32、34に角度的に対
向するアーマチュア24の部分112は先ずロータ円板
22に係合する。前記したように永久磁石32、34
(及び対応する磁極片36、38)は界磁殻30の円周
の半分以下の角度的距離にわたるのがよい。従って磁気
回路106内の磁束は界磁殻30の一部だけを経て移行
しそして磁気回路110及び磁気回路106間の干渉は
最少になる。さらに永久磁石32、34及び磁極片3
6、38の配置によりアーマチュア24の部分112を
ロータ円板22に急速に係合させる。図5に明らかなよ
うにアーマチュア24の部分112がロータ円板22に
係合すると、アーマチュア24の部分114は磁極片3
6、38の一方から離れる。図示の実施例ではアーマチ
ュア24が磁極片38から離れる。'918号明細書に
記載してあるクラッチ/ブレーキ・ユニットでは、アー
マチュア24の係合を離脱するのに十分な磁力が磁気回
路110内に生成するまではアーマチュア24は両磁極
片36、38に係合したままになっていた。アーマチュ
ア24の部分114はロータ円板22に急速に係合する
が、アーマチュア24をロータ円板22に十分に係合す
る状態に持来すのに必要な磁力をさらに減らすことが望
ましい。各磁極片36、38間に磁極片40を加えるこ
とにより、アーマチュアエア24の部分112がロータ
円板22に係合するとアーマチュア24は磁極片36、
38の一方だけに(磁極片40のほかに)接触したまま
になることができる。アーマチュア24及び係合してな
い磁極片38の間に得られるエアギャップは、磁気回路
106を弱め又は遮断もする。従って磁極片36からア
ーマチュア24の係合を離脱しアーマチュア24をロー
タ円板22に十分に係合した状態に持来すのに必要な電
磁力が一層弱くて済む。従ってクラッチ/ブレーキ・ユ
ニット10は一層有効に作動する。
【0029】磁極片40を加えることにより付加的な利
点が得られる。各磁極片36、38、40の耐久性及び
寿命を増すには磁極片36、38、40の1個又は複数
個の少なくとも一部分に炭化クロムのような保護コーテ
ィングを施すことが望ましい。炭化クロムはしかし高い
磁気抵抗を持つ。従って磁極片36、38にコーティン
グを施すと、アーマチュア24及び磁極片36、38間
の磁気吸引作用従って制動トルクの著しい低下が生ず
る。しかし本発明では炭化クロムコーティング116
は、このコーティングが磁気回路106の一部ではない
から、磁極片40に施してもよい(図2に明らかであ
る)。磁極片40にコーティング116を施すと、磁極
片36、38、40の摩耗を減らすのに役立つことによ
りユニット10の耐久性を高めその寿命を延ばす。
【0030】本発明をとくにその好適な実施例について
述べたが、本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクラッチ/ブレーキ・ユニットの
1実施例を制動位置で示す横断面図である。
【図2】図1のクラッチ/ブレーキ・ユニットの図1の
2−2線に沿う断面図である。
【図3】図1及び図2のクラッチ/ブレーキ・ユニット
の図2の3−3線に沿い矢印の向きに見た側面図であ
る。
【図4】本発明によるクラッチ/ブレーキ・ユニットを
部分的クラッチ係合位置で示す部分横断面図である。
【図5】図4のクラッチ/ブレーキ・ユニットの5−5
線に沿う部分を拡大して示す側面図である。
【符号の説明】
10 クラッチ/ブレーキ・ユニット 14 軸 20 入力ハブ 22 ロータ円板 24 アーマチュア 26 出力部材 30 界磁殻 32、34 永久磁石 36、38、40 磁極片 42 界磁コイル(生成手段) 76、80 みぞ穴 100 フランジ 106、110 磁気回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸線に沿って延びる軸に、この軸
    と一緒に回転するように連結され、この軸から半径方向
    外方にのびるロータ円板と、 このロータ円盤から軸線方向に間隔を置いたアーマチュ
    アと、 このアーマチュアに連結した出力部材と、 半径方向外方に延びるフランジを備え、前記ロータ円板
    により前記アーマチュアから軸線方向に間隔を置いた界
    磁殻と、 それぞれ比較的低い磁気抵抗を持ち、角度的に相互に間
    隔を置いて前記フランジに連結した第1及び第2の磁極
    片と、 それぞれ前記フランジと、前記第1及び第2の磁極片と
    の間に配置された第1及び第2の永久磁石であって、前
    記界磁殻、前記第1及び第2の磁極片及び前記アーマチ
    ュアと共に、このアーマチュアを第1の軸線方向に前記
    ロータ円板と前記アーマチュアの第1の部分とから遠ざ
    かる向きに引付け前記第1及び第2の磁極片に係合させ
    る第1の磁気回路を形成する第1及び第2の永久磁石
    と、 前記フランジに連結され、前記第1及び第2の磁極片の
    間に配置され、比較的高い磁気抵抗を持つ第3の磁極片
    と、 前記アーマチュアを第2の軸線方向に前記ロータ円板に
    向かい引付ける第2の磁気回路を前記界磁殻と、前記ロ
    ータ円板と、前記アーマチュアとの間において、選択的
    に生成する生成手段であって、前記アーマチュアの前記
    第1の部分に角度的に対向する第2の部分が先ず前記ロ
    ータ円板に係合することにより、前記第1の部分を前記
    第1及び第2の磁極片のうちの一方から係合を離脱する
    ようにする生成手段と、を包含するクラッチ/ブレーキ
    ・ユニット。
  2. 【請求項2】 前記ロータ円板に、半径方向に互いに間
    隔を置いた複数の列の角度的に互いに間隔置いたみぞ穴
    を設けた請求項1のクラッチ/ブレーキ・ユニット。
  3. 【請求項3】 前記アーマチュアに、半径方向に互いに
    間隔を置いた複数の列の角度的に互いに間隔を置いたみ
    ぞ穴を設けた請求項1のクラッチ/ブレーキ・ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記アーマチュアを複数個の板ばねによ
    り前記出力部材に連結した請求項1のクラッチ/ブレー
    キ・ユニット。
  5. 【請求項5】 前記界磁殻に、半径方向外側の環状部材
    を設け、前記ロータ円板に、前記半径方向外側の環状部
    材の半径方向内方に配置した環状部材を設けた請求項1
    のクラッチ/ブレーキ・ユニット。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の永久磁石の間の角度
    的距離を前記界磁殻の円周の半分以下にした請求項1の
    クラッチ/ブレーキ・ユニット。
  7. 【請求項7】 前記第1の永久磁石の北極が前記第1の
    軸線方向に向き、前記第2の永久磁石の北極が前記第2
    の軸線方向に向くようにした請求項1のクラッチ/ブレ
    ーキ・ユニット。
  8. 【請求項8】 前記第3の磁極片に炭化クロムコーティ
    ングを設けた請求項1のクラッチ/ブレーキ・ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 半径方向に互いに間隔を置いた第1の複
    数の列の角度的に互いに間隔を置いたみぞ穴を備え、第
    1の軸線に沿って延びる軸に、この軸と一緒に回転する
    ように連結され、この軸から半径方向外方に延びるロー
    タ円板と、 半径方向に互いに間隔を置いた第2の複数の列の角度的
    に互いに間隔を置いたみぞ穴を備え、前記ロータ円板か
    ら軸線方向に間隔を置いたアーマチュアと、 このアーマチュアに連結した出力部材と、 半径方向外方に延びるフランジを備え、前記ロータ円板
    により前記アーマチュアから軸線方向に間隔を置いた界
    磁殻と、 それぞれ比較的低い磁気抵抗を持ち、角度的に相互に間
    隔を置いて前記フランジに連結した第1及び第2の磁極
    片と、 それぞれ前記フランジと、前記第1及び第2の磁極片と
    の間に配置された第1及び第2の永久磁石であって、前
    記界磁殻、前記第1及び第2の磁極片及び前記アーマチ
    ュアと共に、このアーマチュアを第1の軸線方向に前記
    ロータ円板と前記アーマチュアの第1の部分とから遠ざ
    かる向きに引付け前記第1及び第2の磁極片に係合させ
    る第1の磁気回路を形成する第1及び第2の永久磁石
    と、 前記フランジに連結され、前記第1及び第2の磁極片の
    間に配置され、比較的高い磁気抵抗を持つ第3の磁極片
    と、 前記アーマチュアを第2の軸線方向に前記ロータ円板に
    向かい引付ける第2の磁気回路を前記界磁殻、ロータ円
    板及びアーマチュアの間において、選択的に生成する生
    成手段であって、前記アーマチュアの前記第の1部分に
    角度的に対向する第2の部分が先ず前記ロータ円板に係
    合することにより、前記第1の部分を前記第1及び第2
    の磁極片のうちの一方から係合を離脱するようにする生
    成手段と、を包含するクラッチ/ブレーキ・ユニット。
  10. 【請求項10】 前記アーマチュアを、複数個の板ばね
    により前記出力部材に連結した請求項9のクラッチ/ブ
    レーキ・ユニット。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2の永久磁石の間の角
    度的距離を前記界磁殻の円周の半分以下にした請求項9
    のクラッチ/ブレーキ・ユニット。
  12. 【請求項12】 前記第の1永久磁石の北極が前記第1
    の軸線方向に向き、前記第2の永久磁石の北極が前記第
    2の軸線方向に向くようにした請求項9のクラッチ/ブ
    レーキ・ユニット。
  13. 【請求項13】 前記第3の磁極片に炭化クロムコーテ
    ィングを設けた請求項9のクラッチ/ブレーキ・ユニッ
    ト。
  14. 【請求項14】 第1の軸線に沿って延びる軸に、この
    軸と一緒に回転するように連結した入力ハブと、 この入力ハブの半径方向外方に配置され、この入力ハブ
    に回転できるように連結したロータ円板と、 このロータ円板から軸線方向に間隔を置いたアーマチュ
    アと、 出力部材と、 この出力部材を前記アーマチュアに連結する連結手段
    と、 半径方向外方に延びるフランジを備え、前記ロータ円板
    により前記アーマチュアから軸線方向に間隔を置いた界
    磁殻と、 それぞれ比較的低い磁気抵抗を持ち、角度的に相互に間
    隔を置いて前記フランジに連結した第1及び第2の磁極
    片と、 それぞれ前記フランジと、前記第1及び第2の磁極片と
    の間に配置された第1及び第2の永久磁石であって、前
    記界磁殻、前記第1及び第2の磁極片及び前記アーマチ
    ュアと共に、このアーマチュアを第1の軸線方向に前記
    ロータ円板と前記アーマチュアの第1の部分とから遠ざ
    かる向きに引付け前記第1及び第2の磁極片に係合させ
    る第1の磁気回路を形成する第1及び第2の永久磁石
    と、 前記フランジに連結され、前記第1及び第2の磁極片の
    間に配置され、比較的高い磁気抵抗を持つ第3の磁極片
    と、 前記アーマチュアを第2の軸線方向に前記ロータ円板に
    向かい引付ける第2の磁気回路を前記界磁殻と、前記ロ
    ータ円板と、前記アーマチュアとの間において、選択的
    に生成する生成手段であって、前記アーマチュアの前記
    第1の部分に角度的に対向する第2の部分が先ず前記ロ
    ータ円板に係合することにより、前記第1の部分を前記
    第1及び第2の磁極片のうちの一方から係合を離脱する
    ようにする生成手段と、を包含するクラッチ/ブレーキ
    ・ユニット。
  15. 【請求項15】 前記ロータ円板に、半径方向に互いに
    間隔を置いた複数の列の角度的に互いに間隔を置いたみ
    ぞ穴を設けた請求項14のクラッチ/ブレーキ・ユニッ
    ト。
  16. 【請求項16】 前記アーマチュアに、半径方向に互い
    に間隔を置いた複数の列の角度的に互いに間隔を置いた
    みぞ穴を設けた請求項14のクラッチ/ブレーキ・ユニ
    ット。
  17. 【請求項17】 前記界磁殻に、半径方向外側の環状部
    材を設け、前記ロータ円板に、前記半径方向外側環状部
    材の半径方向内方に配置した環状部材を設けた請求項1
    4のクラッチ/ブレーキ・ユニット。
  18. 【請求項18】 前記第1及び第2の永久磁石の間の角
    度的距離を前記界磁殻の円周の半分以下にした請求項1
    4のクラッチ/ブレーキ・ユニット。
  19. 【請求項19】 前記第1の永久磁石の北極が前記第1
    の軸線方向に向き、前記第2の永久磁石の北極が前記第
    2の軸線方向に向くようにした請求項14のクラッチ/
    ブレーキ・ユニット。
  20. 【請求項20】 前記第3の磁極片に炭化クロムコーテ
    ィングを設けた請求項14のクラッチ/ブレーキ・ユニ
    ット。
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