JPH11335993A - プレスロール及びその製造方法 - Google Patents

プレスロール及びその製造方法

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JPH11335993A JP14808498A JP14808498A JPH11335993A JP H11335993 A JPH11335993 A JP H11335993A JP 14808498 A JP14808498 A JP 14808498A JP 14808498 A JP14808498 A JP 14808498A JP H11335993 A JPH11335993 A JP H11335993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロールシェルの防食対策としてのNiメッキ
工程を省き、且つロールシェル表面へのアンダーコーテ
ィング層の密着強度を高めて電食の発生を防止する。 【解決手段】 鋳鋼製ロールシェル16の表面に、ハス
テロイを高密度溶射ガン24で厚み0.3〜0.5mmに
溶射して、気孔率が0.1%以下の緻密な防食被膜をア
ンダーコーティング層21として形成する。アンダーコ
ーティング層21の上に、Al2 3 にTiO2 を13
〜40%添加してなるセラミックス粉末を厚み0.5〜
1.0mmにプラズマ溶射して、セラミックス溶射被膜を
トップコーティング層22として形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抄紙機のプレスパー
トで用いるプレスロール及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】湿紙はワイヤパートにおいて大部分の水
分が取り去られるが、なお相当量の水分を含有している
ので、これを直ちにドライヤパートで加熱乾燥すると多
くの蒸気を要するほか、繊維のからみ合いが充分でな
く、強度的な問題が生じる。そのため、プレスパートに
て、湿紙を機械的に圧搾して脱水した後にドライヤパー
トに送るようにしている。
【0003】抄紙機のプレスパートとしては、紙の厚さ
や抄速等に関連して種々の型式がある。その一型式とし
てのストレートスルー型は、その一例を図2に示す如
く、上段プレスロール1と下段プレスロール2からなる
組み合わせを3組並べて、それぞれ第1プレス1P、第
2プレス2P、第3プレス3Pを形成し、上流から送ら
れてきた湿紙3を、フェルト11と共に、第1プレス1
P及び第2プレス2Pでは同方向に通し、第3プレス3
Pで方向変換して通過させた後、湿紙3だけをスムーザ
4を通して下流へ送り出すようにしてある。
【0004】又、他の型式としてのコンバインド型は、
その一例を図3に示す如く、上段プレスロール5と下段
プレスロール6とによって第1プレス1Pを形成し、該
第1プレス1Pの上段プレスロール5の横にセンターロ
ールとして用いるプレスロール7を配置して、プレスロ
ール5と7によって第2プレス2Pを形成し、該第2プ
レス2Pのプレスロール7の上部にプレスロール8を配
置して、プレスロール7と8によって第3プレス3Pを
形成し、更に、第3プレス3Pの下流に、上段プレスロ
ール9と下段プレスロール10とによる第4プレス4P
を形成し、上流から送られてきた湿紙3を、適宜掛け回
した無端状のフェルト11と共に各プレス1P,2P,
3P,4Pを順次通過させた後、スムーザ4を通して下
流へ送り出すようにしてある。
【0005】上記ストレートスルー型のプレスパートに
おける各プレス1P,2P,3Pの上段プレスロール1
や、コンバインド型のプレスパートにおける第2、第3
プレス2P,3P用のプレスロール7並びに第4プレス
4Pの上段プレスロール9には、湿紙3に対する良好な
濡れ特性、すなわち、ロール表面に手を触れても手が持
って行かれない程度にロール表面が濡れている状態、及
び剥離性等が要求されるため、従来より、主として、結
晶に極めて微細な気孔を有し濡れ特性に優れ且つ湿紙の
剥離性が良く、しかも、撓屈性が少なく更に錆が出ない
花崗岩質の天然ストンロールが採用されている。かかる
天然ストンロールを用いたプレスロールは、通常、図4
に示す如く、天然ストン製のロールシェル12を成形し
て、その両端面部に円盤状のヘッド13を配し、且つロ
ールシェル12の軸心部に通した軸14の両端部を上記
該両ヘッド13を貫通させて突出させ、該軸14の両端
部にナット15を螺着し、ナット15の締め付けにより
一体のロール形状とするようにしてある。
【0006】しかし、天然ストンロールをプレスロール
として用いる場合に、高速(1000m/min 以上)で且
つ広幅(5000mm以上)のニップ(100Kg/cm 以
上)で使用すると、ロールシェル12部に作用する引張
応力によってクラック発生や破壊等の問題が生じ、長時
間の使用に耐えられないという欠点があり、又、天然ス
トンロールは、天然ストン自体の世界的産地が限られて
きて入手が困難になってきていると共に、品質保証が困
難であるという欠点がある。
【0007】そのため、従来より上記天然ストンロール
の代替技術の開発が進められており、その一つとして、
セラミックス溶射ロールが提案されている。最近提案さ
れているセラミックス溶射ロールとしては、鋳鋼製のロ
ールシェルによりプレスロール本体を構成して、該プレ
スロール本体の鋳鋼製ロールシェルの防食(防錆)を図
るために、ロールシェルの表面部以外の個所にマスキン
グを施した状態にして、全体をメッキ槽内に入れ、電解
メッキ等にてNiメッキを施工し、このNiメッキ後、
プレスロール本体をメッキ槽内より取り出し、Niメッ
キした表面をショットブラストして下地処理をし、次い
で、該下地処理層の表面に、トップコーティング層とし
て施すセラミックス溶射被膜とロールシェルとの間の熱
膨張差を吸収させるためのバッファ層としてのアンダー
コーティング層として、たとえば、Ni−Alの合金
を、所要厚さにコーティングし、該アンダーコーティン
グ層の施工後、その表面に、Al2 3 にTiO2 を所
要量混入させてなるセラミックス粉末をガスプラズマ溶
射してセラミックス溶射被膜を形成させるようにしたも
のがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記最近提
案されているセラミックス溶射ロールの場合、濡れ特性
が良好で且つピッチトラブルもなく、湿紙の剥離性も良
好であるが、ロールシェルの防食対策として、手間のか
かるNiメッキ工程が必要であり、又、ロールシェル表
面のNiメッキとアンダーコーティング層との密着強度
が充分に得られないと、アンダーコーティング層中のア
ルミの不純物が白水と反応して電食等の腐食が発生して
しまうので、アンダーコーティング層に剥離の問題が生
じることになる。
【0009】そこで、本発明は、母材となるロールシェ
ルの防食対策として手間のかかるNiメッキ工程を省く
ことができるようにし、且つロールシェル表面へのアン
ダーコーティング層の密着強度を高めて、電食等による
剥離の問題を起すことがないようなプレスロール及びそ
の製造方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、鋳鋼製ロールシェルの表面にハステロイ
の溶射による防食被膜をアンダーコーティング層として
形成し、且つ該アンダーコーティング層の上に、Al2
3 にTiO2 を添加してなるセラミックス粉末の溶射
によるセラミックス溶射被膜をトップコーティング層と
して形成させてなる構成を有するプレスロールとし、
又、鋳鋼製ロールシェルの表面をショットブラストによ
り下地処理した後、該ロールシェルの表面に、ハステロ
イを高密度溶射ガンで厚み0.3〜0.5mmに溶射して
気孔率が0.1%以下の防食被膜をアンダーコーティン
グ層として形成し、次に、該アンダーコーティング層の
上に、Al2 3 にTiO2 を13〜40%添加してな
るセラミックス粉末を厚み0.5〜1.0mmにプラズマ
溶射してセラミックス溶射被膜をトップコーティング層
として形成し、しかる後、該トップコーティング層の表
面を、ダイヤモンド研磨と超精密研磨の併用により0.
8μm 以下の表面精度に仕上げ加工してプレスロールを
製造する方法とする。
【0011】アンダーコーティング層を、ハステロイの
溶射により形成することから、Niメッキ工程が不要と
なり、又、ロールシェル表面にハステロイを溶射してア
ンダーコーティング層を形成するため、ロールシェル表
面へのアンダーコーティング層の密着強度が高く、且つ
電食を起すことがなくて剥離が発生するおそれもない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1(イ)(ロ)は本発明の実施の一形態
を示すもので、円筒状に形成した所要肉厚の鋳鋼製のロ
ールシェル16の両端面部に、外側面の中心部に軸17
を突設した円盤状のヘッド18を嵌合させて、締付ボル
ト19により取り付けることにより、プレスロール本体
20を構成し、且つ該プレスロール本体20のロールシ
ェル16の表面に、耐熱性及び耐食性を有するハステロ
イの溶射による防食被膜をアンダーコーティング層21
として形成し、該アンダーコーティング層21の上に、
Al2 3 にTiO2 を所要量添加してなるセラミック
ス粉末の溶射によるセラミックス溶射被膜をトップコー
ティング層22として形成してなるプレスロール23と
する。
【0014】なお、上記アンダーコーティング層21と
しての防食被膜を形成するために用いるハステロイとし
ては、酸化性及び還元性雰囲気に対しての耐食性を有
し、且つ塩化第二鉄及び塩化第二銅、湿塩素ガス、次亜
塩素酸塩、二酸化塩素溶液等に対しても優れた耐食性を
有するものとして、たとえば、57%Ni−16.5%
Cr−17.0%Mo−4.5%W−5.0%Feの如
き成分を有するものを使用する。
【0015】次に、本発明のプレスロール23を製造す
る場合の具体的な手順を詳述する。
【0016】先ず、肉厚を30〜90mmとした鋳鋼製の
ロールシェル16によりプレスロール本体20を構成し
て、該プレスロール本体20のロールシェル16の表面
を、#20〜#26でショットブラストによる下地処理
を行った後、該ロールシェル16の表面に、ハステロイ
をHVOF(High Velocity Oxygen Fuel Spray :高速
フレーム溶射)の如き高密度溶射ガン24で厚み0.3
〜0.5mmに溶射して、気孔率が0.1%以下の緻密な
防食被膜をアンダーコーティング層21として形成す
る。
【0017】次に、該アンダーコーティング層21の上
に、Al2 3 にTiO2 を13〜40%添加してなる
セラミックス粉末を厚み0.5〜1.0mmにプラズマ溶
射して、セラミックス溶射被膜をトップコーティング層
22として形成する。
【0018】しかる後、該トップコーティング層22の
表面を、ダイヤモンド研磨と超精密研磨の併用により、
表面粗度Raが0.8μm 以下となるように仕上げ加工
する。
【0019】本発明のプレスロール23の場合、アンダ
ーコーティング層21を、ハステロイの溶射による防食
被膜により形成するようにしたことから、これまでの防
食対策としてのNiメッキ工程を不要とすることができ
る。又、ロールシェル16の表面に、ハステロイを直接
溶射してアンダーコーティング層21を形成するため、
母材としてのロールシェル16の表面へのアンダーコー
ティング層21の密着強度が高く、且つ電食を起すこと
がなくて剥離が発生するおそれもない。更に、ロールシ
ェル16となる鋳鋼の熱膨張係数は11×10-6(1/
℃)、ハステロイの熱膨張係数は11.3×10-6(1
/℃)とほとんど同じであることから、ロールシェル1
6とアンダーコーティング層21との間には熱歪が発生
することはなく、それに伴う割れが発生することもな
い。
【0020】なお、防食被膜としてのアンダーコーティ
ング層21の厚みを0.3〜0.5mmとしたのは、0.
3mm未満では防食性が完全に発揮されず、0.5mmを超
えても防食性は同じだからである。
【0021】
【実施例】次に、試験体を用いた塩水噴霧による腐食試
験の結果について説明する。
【0022】先ず、いずれも縦×横が100mm×100
mmで厚さが9mmのSS製としたプレート材を4枚用意
し、プレート材の表面に、アンダーコーティング層とし
てハステロイの溶射による厚さ0.3mmの防食被膜を形
成した後、その上に、トップコーティング層としてAl
2 3 にTiO2 を40%添加してなるセラミックス粉
末の溶射による厚さ0.7mmのセラミックス溶射被膜を
形成したものを第1試験体とし、プレート材の表面に、
厚さ0.2mmのNiメッキ層を形成した後、その上に、
Ni−5%Alによる厚さ0.3mmのアンダーコーティ
ング層と第1試験体と同様なトップコーティング層を順
次形成したものを第2試験体とし、プレート材の表面
に、第2試験体と同様なNiメッキ層を形成した後、そ
の上に、80%Ni−20%Crによる厚さ0.3mmの
アンダーコーティング層と第1試験体と同様なトップコ
ーティング層を順次形成したものを第3試験体とし、プ
レート材の表面に、Niメッキ層を形成せずに、Ni−
Alによる厚さ0.3mmのアンダーコーティング層と第
1試験体と同様なトップコーティング層を順次形成した
ものを第4試験体として採用した。
【0023】上記4種類の試験体に対し、塩化ナトリウ
ム溶液濃度を5±1(%)、塩水量を1.1〜1.9
(ml/80cm2 ・Hr)、噴霧室内温度を35.3〜3
5.6(℃)、塩水pHを6.8〜6.9、空気圧力を
0.9〜1.0(kgf /cm2 )として塩水噴霧を行った
ところ、第1、第2、第3試験体では、100時間経過
しても変化は見られなかったが、第4試験体では、48
時間経過した時点で数個所に錆が発生したことが確認さ
れた。
【0024】これらのことから、第2、第3試験体のよ
うにプレート材の表面にNiメッキ層がある場合は錆は
発生せず、第4試験体のようにプレート材の表面にNi
メッキ層がない場合は時間の経過と共に錆が発生する
が、第1試験体のように、プレート材の表面にNiメッ
キ層がなくてもハステロイの溶射による防食被膜がある
場合は錆が発生しない、という結果が得られた。
【0025】したがって、本発明のプレスロール23の
場合、ロールシェル16の表面にハステロイの溶射によ
る防食被膜としてのアンダーコーティング層21が形成
してあるので、Niメッキ層がなくても錆の発生を抑え
ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、鋳鋼
製ロールシェルの表面にハステロイの溶射による防食被
膜をアンダーコーティング層として形成し、且つ該アン
ダーコーティング層の上に、Al2 3 にTiO2 を添
加してなるセラミックス粉末の溶射によるセラミックス
溶射被膜をトップコーティング層として形成させてなる
構成を有するプレスロールとし、又、鋳鋼製ロールシェ
ルの表面をショットブラストにより下地処理した後、該
ロールシェルの表面に、ハステロイを高密度溶射ガンで
厚み0.3〜0.5mmに溶射して気孔率が0.1%以下
の防食被膜をアンダーコーティング層として形成し、次
に、該アンダーコーティング層の上に、Al2 3 にT
iO2 を13〜40%添加してなるセラミックス粉末を
厚み0.5〜1.0mmにプラズマ溶射してセラミックス
溶射被膜をトップコーティング層として形成し、しかる
後、該トップコーティング層の表面を、ダイヤモンド研
磨と超精密研磨の併用により0.8μm 以下の表面精度
に仕上げ加工してプレスロールを製造する方法としてあ
るので、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) アンダーコーティング層として、ハステロイの溶射
による防食被膜を採用したことから、防食対策としての
Niメッキ工程を省くことができ、これにより、ロール
製造日数の短縮が可能となり、コストダウンを図ること
ができる。 (2) 母材としてのロールシェル表面へのアンダーコーテ
ィング層の密着強度を高くすることができる。 (3) 電食が発生しないことから、剥離の問題もない。 (4) ハステロイは鋳鋼と熱膨張係数がほとんど同じであ
ることから、アンダーコーティング層に熱歪による割れ
等を起すおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレスロールの実施の一形態を示すも
ので、(イ)は概略断面図、(ロ)は(イ)の部分拡大
図である。
【図2】抄紙機プレスパートの一例を示すストレートス
ルー型の概要図である。
【図3】抄紙機プレスパートの他の例を示すコンバイン
ド型の概要図である。
【図4】天然ストンロールの概略断面図である。
【符号の説明】
16 ロールシェル 21 アンダーコーティング層 22 トップコーティング層 24 高密度溶射ガン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳鋼製ロールシェルの表面にハステロイ
    の溶射による防食被膜をアンダーコーティング層として
    形成し、且つ該アンダーコーティング層の上に、Al2
    3 にTiO2 を添加してなるセラミックス粉末の溶射
    によるセラミックス溶射被膜をトップコーティング層と
    して形成させてなる構成を有することを特徴とするプレ
    スロール。
  2. 【請求項2】 鋳鋼製ロールシェルの表面をショットブ
    ラストにより下地処理した後、該ロールシェルの表面
    に、ハステロイを高密度溶射ガンで厚み0.3〜0.5
    mmに溶射して気孔率が0.1%以下の防食被膜をアンダ
    ーコーティング層として形成し、次に、該アンダーコー
    ティング層の上に、Al2 3 にTiO 2 を13〜40
    %添加してなるセラミックス粉末を厚み0.5〜1.0
    mmにプラズマ溶射してセラミックス溶射被膜をトップコ
    ーティング層として形成し、しかる後、該トップコーテ
    ィング層の表面を、ダイヤモンド研磨と超精密研磨の併
    用により0.8μm 以下の表面精度に仕上げ加工してプ
    レスロールを製造することを特徴とするプレスロールの
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010057927A (ko) * 1999-12-23 2001-07-05 신현준 세라믹 코팅층을 갖는 제지용 롤
JP2008239389A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Honda Motor Co Ltd 高温耐酸化性炭素質成形体及びその製造方法
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CN112609148A (zh) * 2020-12-09 2021-04-06 中国南方电网有限责任公司超高压输电公司柳州局 一种新型输电铁塔用材Ni-Cu-AT13涂层的制备方法及Ni-Cu-AT13涂层

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