JPH11332667A - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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JPH11332667A
JPH11332667A JP10141666A JP14166698A JPH11332667A JP H11332667 A JPH11332667 A JP H11332667A JP 10141666 A JP10141666 A JP 10141666A JP 14166698 A JP14166698 A JP 14166698A JP H11332667 A JPH11332667 A JP H11332667A
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JP
Japan
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partition member
drawer
chest
opening
drawers
Prior art date
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Pending
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JP10141666A
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English (en)
Inventor
Takashi Nishihara
隆志 西原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の要望などに応じて引出しの配置を変
更可能な収納家具を提供する。 【解決手段】 整理箪笥10の箪笥本体18には、複数
段の引出し収容部21〜27が形成され、これらの引出
し収容部21〜27に、それぞれ引出し11〜17が出
し入れ自在に装着されている。また、箪笥本体18の最
上部分にある引出し収容部21を複数の区画に仕切る仕
切り部材19は、他の引出し収容部21〜27に対して
も着脱自在である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整理箪笥あるいは
収納キャビネットなどのように、物品収納用の引出しを
備えた収納家具に関する。
【0002】
【従来の技術】整理箪笥などの収納家具については、従
来より、様々なデザインやサイズのものが開発されてい
るが、一般的な整理箪笥としては、例えば、図5に示す
ようなものがある。この整理箪笥50は、出し入れ自在
な複数段の引出し51〜57を備え、それぞれの中に物
品を収納することができる。
【0003】このような整理箪笥50の使い方について
は特に制約はないが、下方に位置する引出し56,57
は比較的大きな物品あるいは重い物品などの収納用とし
て使用され、上方に位置する引出し52,53は比較的
軽い物品の収納用として使用されることが多い。
【0004】また、整理箪笥の最上部分に横方向に並列
して配置されている小幅の引出し51は、毎日のように
出し入れすることの多い、靴下やハンカチなどの日常用
品、あるいは装身具などの小物類を収納するために使用
されることが多い。
【0005】このように、従来の整理箪笥50は、収納
する物品の大きさや重さ、あるいは種類などに応じて、
これらの引出し51〜57が使い分けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の整理箪笥50の
場合、引出し51〜57の配列は最初から定められてい
るため、購入後、使用者が簡単に変更することはできな
い。特に、小物類や日常用品の収納用として使われるこ
との多い小幅の引出し51は、整理箪笥50のように最
上部分に位置していることが多いが、これらの引出し5
1の位置を移動することはできない。したがって、この
整理箪笥50を、身長の小さな人や腰の曲がった老人な
どが使用する場合、最上部分にある小幅の引出し51に
手が届きにくいため、一日のうちに何度も出し入れする
ことの多い日常用品の収納用として使うには不便であ
る。
【0007】一方、これらの小幅の引出し51は比較的
軽い力で引出し可能であるため、幼児の居る家庭などの
場合、幼児が誤って引き出すことのないように、前述と
は逆に、手の届かない高い位置にあることが望ましい。
【0008】このように、整理箪笥などにおける引出し
の配置、特に小幅の引出しの配置位置については、使用
者によって異なる様々な要望があるにもかかわらず、従
来の整理箪笥50の場合、引出し51〜57の位置は最
初から固定されており、購入後の変更は殆ど不可能であ
るため、使用者にとって不便である。
【0009】そこで、本発明が解決しようする課題は、
使用者の要望などに応じて引出しの配置を変更可能な収
納家具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、複数段の引出しを備えた収納家具におい
て、家具本体の複数段の引出し収容部のいずれかに、引
出し収容部を複数の区画に仕切る仕切り部材を着脱自在
に設けたことを特徴とする。このような構成とすること
により、複数段の引出し収容部のうちのいずれかを選択
して仕切り部材を装着すれば、複数の区画に仕切られる
引出し収容部の位置を自由に変えることが可能となるた
め、使用者の要望などに応じて、引出しの配置状態を変
更することができるようになる。
【0011】また、本発明の収納家具では、仕切り部材
を、引出し収容部に着脱可能に固定するための係止手段
を設けることができる。このような構造とすることによ
り、使用中に離脱しないように、仕切り部材を引出し収
容部に確実に固定することが可能となるとともに、仕切
り部材の着脱性も向上する。なお、係止手段としては、
引出し収容部に形成された係合部に対して係合する出没
自在な弾性部材や突起部材などを仕切り部材に設けた構
造、あるいはマグネットやビスなどにより仕切り部材を
引出し収容部に固定する構造などを好適に採用すること
ができる。
【0012】一方、本発明の収納家具では、仕切り部材
に、一部が外部に開口した中空部を設けることができ
る。このような構造とすることにより、目立たない位置
にある仕切り部材の中空部を利用して物品を収納するこ
とができるようになるため、秘匿すべき物品を収納する
場合などの利便性が向上する。
【0013】また、本発明の収納家具では、中空部の開
口に開閉可能なカバーを設けることにより、収納した物
品の離脱を防止することが可能となるため、仕切り部材
を家具本体に着脱する場合、あるいは家具本体から取り
外した仕切り部材を移動する場合などにおける、収納中
の物品の脱落や紛失を防止することができる。
【0014】この場合、中空部の開口のカバーとして、
開口に沿ってスライド可能な可撓性部材を採用すること
ができる。このようなカバーを設けることによって、開
閉操作が容易となり、開口時、仕切り部材から突出した
カバーを折り曲げて嵩張らない状態することが可能とな
るため、取り扱い性も向上する。なお、無負荷状態では
カールする性質を有する可撓性部材でカバーを形成すれ
ば、開口時、仕切り部材から突出したカバーは自然に丸
まった状態となるため、嵩張らず、取り扱い易いものと
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は実施の形態である整理箪笥
を示す斜視図、図2は前記整理箪笥の一部切欠側面図、
図3は前記整理箪笥を示す斜視図である。
【0016】図1に示すように、本実施形態の整理箪笥
10においては、箪笥本体18に複数段の引出し収容部
21〜27が形成され、これらの引出し収容部21〜2
7に、それぞれ引出し11〜17が出し入れ自在に装着
されている。また、箪笥本体18の最上部分にある引出
し収容部21は、仕切り部材19によって複数の区画に
仕切られ、それぞれに引出し11が装着される。
【0017】さらに、この仕切り部材19は、各々の引
出し収容部21〜27に対して着脱自在であるため、引
出し収容部21から取り外して、他の引出し収容部22
〜27のうちのいずれかに装着することができる。
【0018】一方、図2に示すように、仕切り部材19
の上面には、弾性体で上方に付勢された上下動可能な係
合車輪28が設けられ、この係合車輪28は、箪笥本体
18の棚板29に形成された係合凹部30に係合可能で
ある。したがって、仕切り部材19を引出し収容部21
〜27のいずれかに差し込み、係合車輪28を係合凹部
30に係合させることによって、仕切り部材19が動か
ないように固定することができる。
【0019】仕切り部材19を引出し収容部21〜27
に着脱する場合、仕切り部材19に設けられた把持孔3
1に手指を挿入して作業を行うことが可能であり、収容
部21〜27に対して仕切り部材19を差し込んだり、
引き出したりする際には、係合車輪28が棚板29に沿
って回転するので、着脱作業は容易である。なお、仕切
り部材19を引出し収容部21〜27に着脱可能に固定
する手段としては、係合車輪28と係合凹部30との組
み合わせのほかに、マグネットやビスなどを採用するこ
ともできる。
【0020】このように整理箪笥10の場合、複数段の
引出し収容部21〜27のうちのいずれかを選択して仕
切り部材19を装着することにより、複数の区画に仕切
られる引出し収容部の位置を自由に変えることが可能で
ある。したがって、使用者の要望などに応じて小幅の引
出し11の位置を自由に変更することが可能であり、例
えば、図3(a)に示すように、小幅の引出し11を箪
笥本体18の中間部分に配置したり、同(b)に示すよ
うに、箪笥本体18の下方部分に引出し11を配置する
ことができる。
【0021】このように、整理箪笥10の場合、小幅の
引出し11の位置を自由に変更することができるため、
身長の低い人や腰の曲がった老人が使用する場合、ある
いは幼児の居る家庭で使用する場合などにおいても好適
に使用することができる。また、成長中の子供の居る家
庭においては、子供の成長に合わせて、子供自身が使い
やすい高さとなるように、引出し11の位置を順次上げ
ていくことも可能であるため、子供の自主性を養うこと
ができるという効果もある。
【0022】ここで、図4を参照して、仕切り部材19
について説明する。図4は整理箪笥10を構成する仕切
り部材19を示す斜視図である。
【0023】図4に示すように、仕切り部材19には、
中空部32および開口部33が形成され、開口部33に
は、開口部33に沿ってスライド自在なカバー34が設
けられている。したがって、目立たない位置にある仕切
り部材19の中空部32の中に物品を収納することが可
能であり、例えば、秘匿すべき物品などを収納する場合
に便利である。なお、開口部33は、仕切り部材19の
下面に設けられているため、関係者以外には発見されに
くく、好都合である。
【0024】また、仕切り部材19の開口部33には開
閉自在なカバー34が設けられているため、仕切り部材
19を箪笥本体18に着脱する場合、あるいは箪笥本体
18から取り外した仕切り部材19を移動する場合など
に、収納中の物品が開口部33から脱落したり、紛失す
ることがない。
【0025】さらに、このカバー34は、開口部33に
沿ってスライド自在な可撓性シートで形成されているた
め、フック35を手指で摘んでスライドさせるだけで簡
単に開閉することができる。また、カバー34を構成す
る可撓性シートは無負荷状態ではカールする性質を有し
ているため、開口時、仕切り部材19から突出したカバ
ー34は自然に丸まった状態となるため、嵩張らず、取
扱性も良好である。
【0026】なお、本実施形態の整理箪笥10は、一つ
の仕切り部材19を備えた構造であるが、複数の仕切り
部材19を備えた構造とすることも可能であり、また、
引出し収容部21〜27のうちの一つに対して複数の仕
切り部材19を装着可能な構造とすることもできる。ま
た、本実施形態は整理箪笥に関するものであるが、本発
明はこれに限定するものではないので、複数段の引出し
を備えた他の収納家具や収納キャビネットなどに広く応
用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0028】(1)複数段の引出しを備えた収納家具に
おいて、家具本体の複数段の引出し収容部のいずれか
に、引出し収容部を複数の区画に仕切る仕切り部材を着
脱自在に設けることにより、複数段の引出し収容部のい
ずれかを選択して仕切り部材を装着すれば、複数の区画
に仕切られる引出し収容部の位置を変えることが可能と
なるため、使用者の要望などに応じて、引出しの配置状
態を変更することができるようになる。
【0029】(2)仕切り部材を引出し収容部に着脱可
能に固定するための係止手段を設けることにより、使用
中に離脱しないように、仕切り部材を引出し収容部に確
実に固定することが可能となるとともに、仕切り部材の
着脱性も向上する。
【0030】(3)仕切り部材に、一部が外部に開口し
た中空部を設けることにより、目立たない位置にある仕
切り部材の中空部を利用して物品を収納することが可能
となるため、秘匿すべき物品を収納する場合などの利便
性が向上する。
【0031】(4)中空部の開口に開閉可能なカバーを
設けることにより、収納した物品の離脱を防止すること
が可能となるため、仕切り部材を家具本体に着脱する場
合、あるいは家具本体から取り外した仕切り部材を移動
する場合などにおける、収納中の物品の脱落や紛失を防
止することができる。
【0032】(5)中空部の開口のカバーとして、開口
に沿ってスライド可能な可撓性部材を用いることによ
り、開閉操作が容易となり、開口時、仕切り部材から突
出したカバーを折り曲げて嵩張らないようにすることが
可能となるため、取り扱い性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態である整理箪笥を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す整理箪笥の一部切欠側面図である。
【図3】図1に示す整理箪笥の斜視図である。
【図4】図1に示す整理箪笥を構成する仕切り部材の斜
視図である。
【図5】従来の整理箪笥を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 整理箪笥 11〜17 引出し 18 箪笥本体 19 仕切り部材 21〜27 引出し収容部 28 係合車輪 29 棚板 30 係合凹部 31 把持孔 32 中空部 33 開口部 34 カバー 35 フック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の引出しを備えた収納家具におい
    て、家具本体の複数段の引出し収容部のいずれかに、引
    出し収容部を複数の区画に仕切る仕切り部材を着脱自在
    に設けたことを特徴とする収納家具。
  2. 【請求項2】 前記仕切り部材を前記引出し収容部に着
    脱可能に固定するための係止手段を設けた請求項1記載
    の収納家具。
  3. 【請求項3】 前記仕切り部材に、一部が外部に開口し
    た中空部を設けた請求項1,2記載の収納家具。
  4. 【請求項4】 前記中空部の開口に、開閉可能なカバー
    を設けた請求項1〜3記載の収納家具。
  5. 【請求項5】 前記カバーが、前記開口に沿ってスライ
    ド可能な可撓性部材である請求項1〜4記載の収納家
    具。
JP10141666A 1998-05-22 1998-05-22 収納家具 Pending JPH11332667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10141666A JPH11332667A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 収納家具

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JP10141666A JPH11332667A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 収納家具

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JP10141666A Pending JPH11332667A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 収納家具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2401306A (en) * 2002-02-06 2004-11-10 Lori Greiner Jewellery organiser

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2401306A (en) * 2002-02-06 2004-11-10 Lori Greiner Jewellery organiser
GB2401306B (en) * 2002-02-06 2005-04-13 Lori Greiner Jewelry organizer

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