JPH11332129A - バックアップ用バッテリ切り離し回路 - Google Patents

バックアップ用バッテリ切り離し回路

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JPH11332129A
JPH11332129A JP10132138A JP13213898A JPH11332129A JP H11332129 A JPH11332129 A JP H11332129A JP 10132138 A JP10132138 A JP 10132138A JP 13213898 A JP13213898 A JP 13213898A JP H11332129 A JPH11332129 A JP H11332129A
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JP
Japan
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converter
backup battery
circuit
output
input
Prior art date
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Application number
JP10132138A
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English (en)
Inventor
秀典 ▲高▼橋
Shusuke Takahashi
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップ用バッテリが電源回路に接続さ
れていると、DC/DCコンバータが動作停止しても電
流を流し続け、過放電となる。 【解決手段】 バックアップ用バッテリ1とDC/DC
コンバータ3の間にON/OFF回路6を設け、DC/
DCコンバータ3の出力が無い場合は、ON/OFF回
路6をオフさせてDC/DCコンバータ3からバックア
ップ用バッテリ1を切り離すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッテリバックアッ
プ機能を有する装置におけるバックアップ用バッテリ切
り離し回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バッテリバックアップ機能を有する装置
はコンピュータを初め多く存在するが、その電源回路は
図5に示すようにAC(交流)又はDC(直流)による
動作と、バックアップ用バッテリ1による動作を可能と
するため、AC/DCコンバータ2とDC/DCコンバ
ータ3をシリーズに接続する構成となっている。
【0003】バッテリバックアップ機能を有する装置
は、バックアップ用バッテリ1の劣化を防止するため、
過放電状態をさせない必要がある。そのため、装置がA
C入力による動作中はバックアップ用バッテリ1に充電
回路4を通して充電し続ける方式が一般に取られてい
る。
【0004】また装置が動作停止の場合は、バックアッ
プ用バッテリ1よりDC/DCコンバータ3へ流れる消
費電流を極力低くするため、DC/DCコンバータ3に
制御回路5によってON/OFF機能を設け、装置が動
作停止の状態の時にはDC/DCコンバータ3をオフ
し、バッテリ1の放電を抑えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、AC入
力が無く、装置がバックアップ用バッテリ1の入力によ
る動作を行っている状態で、バックアップ用バッテリ1
の電圧が低下し、動作が不可能の状態となると、装置は
動作停止の状態に移行する。この時のバックアップ用バ
ッテリ1は、放電終止電圧まで電圧低下している状態と
なっている。
【0006】しかしバックアップ用バッテリ1が電源回
路に接続されていると、DC/DCコンバータ3が動作
停止でもDC/DCコンバータ内部の抵抗分などで電流
を流し続ける。これによりバックアップ用バッテリ1
は、規定の放電終止電圧より深く放電するため過放電状
態となる。
【0007】このように過放電の状態になり続けると、
バックアップ用バッテリ1の劣化が進み、早期にバック
アップ用バッテリ1の容量低下が生じ、寿命が尽きた状
態となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、バックアップ用バッテリとDC/DCコ
ンバータの間にON/OFF回路を設け、DC/DCコ
ンバータの出力が無い場合は、ON/OFF回路をオフ
させてDC/DCコンバータからバックアップ用バッテ
リの電気的接続を切り離し、バックアップ用バッテリの
過放電を防止したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す回
路図で、AC又はDC入力により動作し、かつバックア
ップ用バッテリ1により動作する装置の電源回路部分を
示したものである。
【0010】AC入力は一般の商用電源等からのもの
で、従来と同様にAC/DCコンバータ2により直流に
変換され、DC/DCコンバータ3によって電圧変換さ
れて直流出力となり、バッテリバックアップ機能を有す
る装置に供給され、装置が駆動する。
【0011】充電回路4及び制御回路5も従来と同様で
あり、またVccは電源電圧、D1,D2は整流ダイオー
ドである。
【0012】本発明の特徴であるON/OFF回路6は
スイッチ素子と駆動用素子で構成され、バックアップ用
バッテリ1とDC/DCコンバータ3の間に設けられて
おり、ON/OFF回路6の端子T1がバックアップ用
バッテリ1に接続され、端子T2がDC/DCコンバー
タ3の入力に接続されている。また、DC/DCコンバ
ータ3の出力がON/OFF回路6の端子T3に入力さ
れるように接続されている。
【0013】図2は本発明の実施形態の動作波形図であ
る。
【0014】図3はON/OFF回路の第1の例を示す
図で、スイッチ素子である半導体スイッチQ1とこのス
イッチQ1の駆動用素子である駆動用トランジスタQ2
で構成されている。
【0015】半導体スイッチQ1はMOSFETを図示
しているが、トランジスタであっても良い。この場合は
ソースをエミッタ・ドレインをコレクタ、ゲートをベー
スとして接続すれば良い。
【0016】半導体スイッチQ1のソースを端子T1を
通してバックアップバッテリ1の放電ラインのプラス側
に接続し、ドレインを端子T2を通して放電ライン側の
DC/DCコンバータ3の入力に接続し、ゲートは駆動
用トランジスタQ2のコレクタに接続する。
【0017】駆動用抵抗R1,R2はゲート・ソース間
に半導体スイッチQ1がオンするための電圧を印加する
ためのものであり、R3,R4は駆動用トランジスタQ
2の駆動用抵抗である。
【0018】駆動用トランジスタQ2のベースは抵抗3
を介してDC/DCコンバータ3の出力ラインに接続さ
れ、エミッタは接地される。
【0019】次に動作について、図1〜3を用いて説明
する。
【0020】図2に示すように、最初にAC入力が立上
ることで図1のAC/DCコンバータ2が立上がり、そ
の出力を受けて充電回路4及びDC/DCコンバータ3
が立上がる。
【0021】ON/OFF回路6はDC/DCコンバー
タ3の出力により、図3の駆動用トランジスタQ2をオ
ンし、半導体スイッチQ1のゲート電圧をロー(L)レ
ベルにする。これにより半導体スイッチQ1がオンし、
バックアップ用バッテリ1をDC/DCコンバータ3の
入力に接続する。
【0022】AC入力による動作時は図2に示すよう
に、AC/DCコンバータ2の出力が充電回路4やバッ
クアップ用バッテリ1より電圧が高いため、バックアッ
プ用バッテリ1は充電動作となる。
【0023】AC入力が無くなり、バックアップ用バッ
テリ1による動作に入ると、AC/DCコンバータ2が
停止し、充電回路4も停止する。DC/DCコンバータ
3は図2に示すように、バックアップ用バッテリ1の電
圧が動作可能な端子電圧である限り出力し続ける動作と
なる。
【0024】ON/OFF回路6もDC/DCコンバー
タ3の出力がオフしない限りオンし続けるため、バック
アップ用バッテリ1は充電開始からDC/DCコンバー
タ3の出力が停止するまでオンし続け、バックアップ用
バッテリ1の電圧がDC/DCコンバータ3の動作可能
な端子電圧よりも下がるようになるとオフとなる。
【0025】以上のように、従来の電源回路にON/O
FF回路6を追加することにより、バックアップ用バッ
テリ1を必要としないとき、即ちDC/DCコンバータ
3の出力がオフするとバックアップ用バッテリ1をDC
/DCコンバータ3から切り離すことができ、過放電を
防止することができる。
【0026】図4はON/OFF回路の第2の例を示す
図で、駆動用素子をホトカプラにしたものである。
【0027】半導体スイッチQ1、駆動用抵抗R1,R
2は図3と同じである。図3の駆動用トランジスタQ2
をホトカプラQ3に変更したもので、ホトカプラQ3
は、DC/DCコンバータ3の出力とは抵抗R5を介し
て端子T3を通して接続され、他方の端子T4はDC/
DCコンバータ3の直流出力のマイナス側へ接続され
る。
【0028】このようにホトカプラQ3を用いれば、バ
ックアップするDC/DCコンバータ3の出力とON/
OFF回路6の間で絶縁を必要とする場合であっても、
何ら問題なく適用することができる。
【0029】
【発明の効果】上記したように、本発明はバックアップ
用バッテリをDC/DCコンバータの出力にあわせて接
続、切り離しができ、不要な放電を防止することができ
る。これにより消費電力を零にし、バックアップ用バッ
テリの過放電による早期劣化を防ぐことができる。
【0030】また非常に簡単な回路構成により実現でき
るため、電源回路の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す回路図
【図2】本発明の実施形態の動作波形図
【図3】ON/OFF回路の第1の例を示す図
【図4】ON/OFF回路の第2の例を示す図
【図5】従来技術を示す回路図
【符号の説明】
1 バックアップ用バッテリ 2 AC/DCコンバータ 3 DC/DCコンバータ 4 充電回路 5 制御回路 6 ON/OFF回路 Q1 半導体スイッチ Q2 駆動用トランジスタ Q3 ホトカプラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC又はDC入力により動作し、かつバ
    ックアップ用バッテリにより動作する装置の電源回路に
    おいて、 スイッチ素子と、前記スイッチ素子の駆動用素子とで構
    成されたON/OFF回路を設け、 前記ON/OFF回路の入力端子が前記バックアップ用
    バッテリに接続され、出力端子がDC/DCコンバータ
    の入力に接続され、 前記DC/DCコンバータの出力が前記駆動用素子に入
    力され、 前記DC/DCコンバータの出力がある場合は、前記O
    N/OFF回路をオンさせて前記バックアップ用バッテ
    リを前記DC/DCコンバータの入力に接続し、 前記DC/DCコンバータの出力が無い場合は、前記O
    N/OFF回路をオフさせて前記バックアップ用バッテ
    リを前記DC/DCコンバータから切り離すことを特徴
    とするバックアップ用バッテリ切り離し回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ素子がMOSFETである
    ことを特徴とする請求項1記載のバックアップ用バッテ
    リ切り離し回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ素子がトランジスタである
    ことを特徴とする請求項1記載のバックアップ用バッテ
    リ切り離し回路。
  4. 【請求項4】 前記駆動用素子がトランジスタであるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバック
    アップ用バッテリ切り離し回路。
  5. 【請求項5】 前記駆動用素子がホトカプラであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバックア
    ップ用バッテリ切り離し回路。
JP10132138A 1998-05-14 1998-05-14 バックアップ用バッテリ切り離し回路 Pending JPH11332129A (ja)

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JP (1) JPH11332129A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102769340A (zh) * 2012-07-03 2012-11-07 阳光电源股份有限公司 一种接触器线包的供电电路
JP2015061588A (ja) * 2013-08-21 2015-04-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気掃除機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102769340A (zh) * 2012-07-03 2012-11-07 阳光电源股份有限公司 一种接触器线包的供电电路
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