JPH11332080A - Cvケ―ブル用プレハブ型接続部のケ―ブル抜け止め装置 - Google Patents

Cvケ―ブル用プレハブ型接続部のケ―ブル抜け止め装置

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JPH11332080A
JPH11332080A JP11052633A JP5263399A JPH11332080A JP H11332080 A JPH11332080 A JP H11332080A JP 11052633 A JP11052633 A JP 11052633A JP 5263399 A JP5263399 A JP 5263399A JP H11332080 A JPH11332080 A JP H11332080A
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JP
Japan
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connection
sleeve
cable
pressing
conductor
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JP11052633A
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Inventor
Shinji Kato
真次 加藤
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業の容易化と、軸方向寸法の短縮と、
絶縁不良の発生防止とを図ると共に、解体作業を容易に
する。 【解決手段】 CVケーブル1を構成する導体11の端
部と導体接続子9とを、接続スリーブ16aを介して導
通させる。この接続スリーブ16aを導体接続子9の接
続用凹部10aに挿入した状態で、係止片41と係止凹
部37とを係合させ、上記接続スリーブ16aの抜け止
めを図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るCVケーブル
用プレハブ型接続部のケーブル抜け止め装置は、地中送
電線として使用するCVケーブルの端部同士を接続する
為のプレハブ型接続部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】地中送電線を構成するCVケーブルの端
部同士を接続する為に従来から、図12に示す様なプレ
ハブ型接続部が使用されている。この図12に示したプ
レハブ型接続部は、1本のCVケーブル1を2本のCV
ケーブル1、1に(或は反対に2本のCVケーブル1、
1を1本のCVケーブル1に)接続する、Yジョイント
と呼ばれる構造を示している。先ず、このプレハブ型接
続部の構造に就いて説明する。
【0003】ケース2は、本体3と、第一の端板4と、
それぞれが接続すべきCVケーブル1、1の数に合わせ
て3個ずつの絶縁筒5、5及び第二の端板6、6とから
成る。このうちの本体3は、金属製で筒状に形成してお
り、この本体3の一端(図12の左端)開口部に、金属
製で円輪状の第一の端板4をねじ止め固定している。そ
して、この第一の端板4の中央部と、上記本体3の他端
部(図12の右端部)とに、それぞれ上記CVケーブル
1、1の接続端を挿入する為の、3個の円形の開口7、
7を設けている。それぞれをエポキシ樹脂等の絶縁材に
より短円筒状に形成した、上記各絶縁筒5、5は、それ
ぞれ上記各開口7、7の周囲部分にねじ止め固定してい
る。更に、上記各第二の端板6、6は、上記各絶縁筒
5、5の外端縁部(ケース2とは反対側の端縁部)にね
じ止め固定している。
【0004】上述の様に構成するケース2の内側には、
エポキシ樹脂等の絶縁材により造った絶縁成形物8を保
持固定している。即ち、この絶縁成形物8の端部を上記
各第二の端板6、6の内面内周寄り部分にねじ止めする
事により、上記絶縁成形物8を上記ケース2内に固定し
ている。この様な絶縁成形物8には、銅等の導電性の良
好な金属により造った導体接続子9を包埋支持してい
る。この導体接続子9には接続用凹部10、10を、上
記接続すべきCVケーブル1、1の数に合わせて3個
所、それぞれ上記各開口7、7に対向させて設けてい
る。図示の例では上記各接続用凹部10、10を、開口
部から奥に向かうに従って内径が小さくなるテーパ孔と
している。
【0005】上記各CVケーブル1、1は、それぞれ導
体11の周囲を絶縁層12により覆って成り、接続部に
於いては、この絶縁層12の端部から上記導体11の端
部を突出させている。又、この絶縁層12の周囲にはシ
ールド線13を被覆しており、このシールド線13の周
囲を絶縁材製の表面被覆14により覆っている。又、こ
のシールド線13は、後述するスタッド15、15及び
前記第二の端板6、6を介して接地している。
【0006】又、上記各CVケーブル1、1の導体11
の端部は、図13〜14に示す様な接続スリーブ16を
介して、上記導体接続子9に接続している。銅等の導電
性の良好な金属により造った、この接続スリーブ16
は、先半部(上記接続用凹部10への挿入方向前半部
で、図13の左半部)外周面を、上記接続用凹部10の
内周面と同方向に緩やかに傾斜した傾斜面とし、中間部
外周に基端縁に向う程外径が小さくなる受側傾斜面17
を形成している。又、上記接続スリーブ16には、前後
両端縁に開口する複数のスリット18、18を形成し
て、直径を弾性的に収縮自在としている。この様な接続
スリーブ16は、上記導体11の先端部に外嵌した状態
で、この導体11の先端部と共に、上記各接続用凹部1
0内に挿入している。
【0007】そして、これら各接続用凹部10の開口端
部に螺着した、図15〜16に示す様な押圧固定スリー
ブ19により、上記接続スリーブ16の内外両周面と導
体11の端部外周面及び上記接続用凹部10の内周面と
を、互いに密接させている。上記押圧固定スリーブ19
は、外周面に上記接続用凹部10の開口端部内周面に形
成した雌ねじと螺合する雄ねじを、先端面(図15の左
端面)に上記受側傾斜面17と係合する押し側傾斜面2
0を、それぞれ形成している。この様な押圧固定スリー
ブ19を上記各接続用凹部10の開口端部に螺合させ、
更に緊締すれば、この押圧固定スリーブ19が上記接続
スリーブ16を、上記各接続用凹部10の奥に向け押圧
する。そして、接続スリーブ16の先半部外周面と上記
接続用凹部10の内周面との係合、並びに上記受側傾斜
面17と押し側傾斜面20との係合に基づき、上記接続
スリーブ16が、直径を縮めつつ上記接続用凹部10の
奥に押し込まれる。この結果、上記接続スリーブ16の
内外両周面と導体11の端部外周面及び上記接続用凹部
10の内周面とが互いに密接して、上記導体11の端部
と前記導体接続子9との導通状態を確保する。
【0008】又、前記絶縁成形物8の一部で前記絶縁層
12の端部周囲に位置する部分には、上記各接続用凹部
10、10に向かう程内径が小さくなる方向に傾斜し
た、第一の内径側テーパ面22、22を形成している。
そして、上述の様に導体11の端部と導体接続子9とを
接続した状態で、これら第一の内径側テーパ面22、2
2と上記絶縁層12との間に存在する隙間を、プレモー
ルド絶縁体21、21により塞いでいる。これら各プレ
モールド絶縁体21、21は、EPゴム製の絶縁部とカ
ーボンを添加したEPゴム製の半導電部とを組み合わせ
たもので、算盤玉を軸方向に引き伸ばした如き形状を有
する。これら各プレモールド絶縁体21、21の軸方向
片半部には、上記各第一の内径側テーパ面22と密接自
在な、第一の外径側テーパ面23を形成している。又、
上記各プレモールド絶縁体21、21の軸方向他半部に
は、上記各接続用凹部10、10から離れるに従って外
径が小さくなる方向に傾斜した、第二の外径側テーパ面
24を形成している。
【0009】上述の様な各プレモールド絶縁体21、2
1は、それぞれ押圧スリーブ25により、上記第一の内
径側テーパ面22に向け押圧している。繊維強化プラス
チック等により造った、これら各押圧スリーブ25の内
周面は、上記第二の外径側テーパ面24と同方向に傾斜
した第二の内径側テーパ面26とし、この第二の外径側
テーパ面24の周囲に配置している。この様な各押圧ス
リーブ25は、それぞれ押圧手段27により、上記プレ
モールド絶縁体21に向け弾性的に押圧している。
【0010】上記各押圧手段27は、それぞれ前記第二
の端板6、6と上記押圧スリーブ25との間に設けてい
る。これら各第二の端板6、6には固定環28を、それ
ぞれ複数本ずつのスタッド15、15により支持してい
る。又、上記各押圧スリーブ25の基端面、即ち、上記
第二の内径側テーパ面26と反対側の端面の円周方向複
数個所には、それぞれ複数本ずつのガイドロッド29、
29の基端部を結合固定している。そして、これら各ガ
イドロッド29、29の先端部を、上記各固定環28の
内径寄り部分に形成した、図示しないガイド孔に挿通し
ている。更に、押圧ばねである圧縮コイルばね30、3
0を、上記各ガイドロッド29、29の周囲で上記各固
定環28と上記各押圧スリーブ25との間部分に設けて
いる。
【0011】それぞれが上述の様に構成される押圧手段
27、27により、上記各押圧スリーブ25、25を上
記各プレモールド絶縁体21、21に押圧している為、
前記第一の内径側テーパ面22と第一の外径側テーパ面
23とが、上記プレモールド絶縁体21の内周面と前記
絶縁層12の端部外周面とが、それぞれ隙間なく密接す
る。この為、この絶縁層12と前記絶縁成形物8との間
の絶縁が、隙間の存在に基づいて損なわれる事がない。
特に、上記各押圧手段27、27に圧縮コイルばね3
0、30を組み込んでいるので、温度変化に基づく構成
各部材の寸法変化に拘らず、上記プレモールド絶縁体2
1の内周面と絶縁層12の端部外周面との間に隙間が生
じる事を防止できる。尚、上記各押圧手段27、27が
上記各押圧スリーブ25、25を押圧する力は、上記各
スタッド15、15の先端部に螺合したナット31及び
ロックナット32の位置を変え、上記固定環28と前記
第二の端板6との距離を変えて、上記各圧縮コイルばね
30、30の圧縮量を変える事により調節する。
【0012】尚、前記各絶縁筒5、5は、前記ケース2
の本体3と、上記各押圧手段27、27を覆うカバー3
3、33とを絶縁し、絶縁不良等の故障が発生した場合
に、この故障の発生場所を特定できる様にする為のもの
である。この為に、上記本体3及び上記各カバー33、
33は、それぞれ独立して接地する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した様な従来構造
の場合、次の〜の様な不都合があった。 CVケーブル用プレハブ型接続部の組立作業性が悪
い。即ち、各CVケーブル1、1の導体11の端部と導
体接続子9とを接続する為に、この導体接続子9に対し
て押圧固定スリーブ19を螺合し更に緊締している。こ
の緊締作業は、上記導体11の端部をこの押圧固定スリ
ーブ19及び接続スリーブ16と共に上記導体接続子9
の接続用凹部10内に挿入した後、特殊な工具を使用し
て行なう必要があり、面倒で、CVケーブル用プレハブ
型接続部の組立作業性を悪化させる。
【0014】 上記導体11の端部と導体接続子9と
の接続作業に伴って、絶縁性を悪化させる可能性があ
る。即ち、上記押圧固定スリーブ19や上記工具を絶縁
成形物8内に挿入する際に、この絶縁成形物8に形成し
た第一の内径側テーパ面22に傷を付ける可能性があ
る。そして、傷が付いた場合には、この傷部分に微小な
隙間が形成されて、絶縁不良が発生する。又、上記押圧
固定スリーブ19を上記導体接続子9に螺合し更に緊締
する際に、微小な金属粉が発生し、この金属粉が上記第
一の内径側テーパ面22や上記CVケーブル1の絶縁層
12の端部外周面に付着する可能性がある。そして、付
着した場合には、当該部分の絶縁が不良になる。
【0015】 CVケーブル用プレハブ型接続部の全
長が長くなる。即ち、プレモールド絶縁体21は、上記
導体11の端部と導体接続子9とを上記接続用凹部10
に挿入するのに先立って、上記CVケーブル1の絶縁層
12の端部に外嵌しておく必要がある。この様に予め上
記絶縁層12の端部に外嵌しておいたプレモールド絶縁
体21は、上記押圧固定スリーブ19の螺合・緊締作業
の際に、上記絶縁層12に対し摺動させて、上記導体接
続子9から遠ざけておく必要がある。この為、この絶縁
層12をシールド線13及び表面被覆14から露出させ
る長さを、本来CVケーブル1、1同士を接続する為に
必要となる以上に長くする必要があり、その分、上記C
Vケーブル用プレハブ型接続部の全長が必要以上に長く
なる。本発明のCVケーブル用プレハブ型接続部のケー
ブル抜け止め装置は、上述した〜の様な不都合を何
れも解消すべく発明したものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のCVケーブル用
プレハブ型接続部のケーブル抜け止め装置は、絶縁成形
物中に包埋された導体接続子と、この導体接続子に設け
られた接続用凹部と、導体の端部を突出させたCVケー
ブルと、この導体の端部に外嵌固定し、この接続用凹部
に挿入する事によりこの導体と上記導体接続子とを導通
させる接続スリーブとを備えたCVケーブル用プレハブ
型接続部に組み込み、上記接続スリーブと共に上記接続
用凹部に挿入した上記導体がこの接続用凹部から抜け出
るのを防止するものである。尚、上記絶縁成形物は、ケ
ース内に保持する他、ケースを設けずに露出させる場合
もある。
【0017】この様な本発明のCVケーブル用プレハブ
型接続部のケーブル抜け止め装置は、上記接続用凹部の
内周面の開口寄り部分に形成した係止凹部と、上記接続
スリーブの周囲に、この接続スリーブの直径方向に亙る
変位自在に支持した、上記係止凹部に進入自在な係止片
と、この係止片を上記接続スリーブの直径方向内方に付
勢する弾性部材と、この接続スリーブの直径方向に関し
内側端部である、上記係止片の基端部を押圧する事によ
り、この係止片を上記弾性部材の弾力に抗して上記接続
スリーブの直径方向外方に押圧する押圧片と、この押圧
片が上記係止片の基端部から退避する方向に変位する事
を阻止する為のストッパとを備える。
【0018】
【作用】上述の様に構成する本発明のCVケーブル用プ
レハブ型接続部のケーブル抜け止め装置によれば、接続
スリーブ側に支持した係止片と導体接続子の接続用凹部
側に設けた係止凹部との係合により、上記接続スリーブ
及びこの接続スリーブを外嵌固定したCVケーブルの導
体の端部が上記接続用凹部から抜け出る事を防止する。
尚、上記導体と上記導体接続子とは、上記接続スリーブ
を介して接続する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、CVケー
ブル1を構成する導体11の端部と導体接続子9とを結
合すると共に電気的に導通し、更に、上記導体11の端
部が上記導体接続子9に設けた接続用凹部10aから不
用意に抜け出るのを防止する部分の構造に関する。CV
ケーブル用プレハブ型接続部の全体構造に就いては、例
えば前述の図12に示した従来構造と同様であるから、
重複する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以
下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
【0020】上記接続用凹部10aの内周面は、前述の
図12に示した従来構造とは異なり、開口部から奥端部
までほぼ内径が変化しない、単なる円筒面としている。
又、上記導体11の端部には、マルチバンド或はマルチ
コンタクト等と呼ばれる、多点接触型の接続金具である
接続スリーブ16aを外嵌固定している。この接続スリ
ーブ16aは、互いに同心に組み合わされたアウタース
リーブ34及びインナースリーブ35と、このアウター
スリーブ34の端部に螺合させた抑えスリーブ36とか
ら成る。このうちのアウタースリーブ34には、このア
ウタースリーブ34の外周面から弾性的に突出する複数
の通電用弾性片(図示省略)を設けて、上記導体接続子
9との間の電気的導通を確保する様にしている。又、上
記アウタースリーブ34の内周面と上記インナースリー
ブ35の外周面とは、互いにくさび状に係合させてい
る。
【0021】又、上記抑えスリーブ36の先端部(図1
の左端部)外周面と上記アウタースリーブ34の基端部
(図1の右端部)内周面とには、互いに螺合する雄ねじ
及び雌ねじを形成している。上記接続スリーブ16aを
上記導体11の端部外周に、図1に示す様に組み付けた
状態で、上記抑えスリーブ36と上記アウタースリーブ
34とを螺合させ更に緊締すれば、上記インナースリー
ブ35が上記導体11の先端に向け(図1の左方に)押
圧される。そして、このインナースリーブ35の内外両
周面が、上記アウタースリーブ34の内周面及び上記導
体11の端部外周面に密接し、これらアウタースリーブ
34と導体11との間の電気的導通を確保する。尚、こ
の様な導体11の端部への上記接続スリーブ16aの組
み付け、及び上記抑えスリーブ36と上記アウタースリ
ーブ34との螺合・緊締は、これら導体11の端部及び
接続スリーブ16aを前記接続用凹部10a内に挿入す
る以前に行なっておく。従って、上記導体11の端部へ
の接続スリーブ16aの装着作業に伴い、絶縁成形物8
に傷を付けたり、或は金属粉が絶縁すべき個所に付着し
たりする事はない。この為、CVケーブル用プレハブ型
接続部の組立作業に伴って、絶縁不良の原因を造る事が
ない。
【0022】又、上記抑えスリーブ36には、互いに平
行な1対の平坦面部38、38を形成して、この抑えス
リーブ36と上記アウタースリーブ34との螺合・緊締
時に、スパナ等の工具を係止自在としている。尚、この
アウタースリーブ34の先端部外周面にも、上記螺合・
緊締時に工具を係止する為の係止部40を形成してい
る。
【0023】一方、前記接続用凹部10aの内周面の開
口寄り部分には、全周に亙り、或は円周方向複数個所
(例えば反対側2個所位置)に、係止凹部37を形成し
ている。又、上記接続スリーブ16aを構成する上記抑
えスリーブ36の基半部(図1の右半部)周囲の円周方
向複数個所(例えば反対側2個所位置)には、それぞれ
上記各係止凹部37に進入自在な係止片41を支持して
いる。即ち、上記抑えスリーブ36の基半部外周面に、
弾性部材である板ばね42の基端部を、ねじ、リベット
等により結合固定し、この板ばね42の先端部に上記係
止片41を、やはりねじ、リベット等により結合固定し
ている。そして、これら各板ばね42により上記各係止
片41を、上記接続スリーブ16aの直径方向に亙る変
位自在に支持すると共に、この係止片41にこの接続ス
リーブ16aの直径方向内方に向く弾力を付与してい
る。従って上記各係止片41は、外力が加わらない状態
では、図2に実線で示す位置に存在するが、外力が付与
された場合には上記板ばね42の弾力に抗して、同図に
鎖線で示す様に、上記抑えスリーブ36の直径方向外方
に変位する。尚、上記係止片41の基端面で上記板ばね
42の先端部内周側面から突出した部分には、半球状の
凸部43を形成している。
【0024】又、上記抑えスリーブ36の基端部外周面
の円周方向複数個所(例えば反対側2個所位置)で上記
各係止片41と整合する位置には、それぞれ押圧片44
を、上記抑えスリーブ36の軸方向(図1の左右方向、
図3の上下方向)に亙る変位自在に設けている。即ち、
上記抑えスリーブ36の基端面(図1の右端面)に、断
面L字形の抑え板45をねじ止め固定し、この抑え板4
5の庇板部46の内周側面と上記抑えスリーブ36の基
端部外周面との間で、上記押圧片44の基端部を、軸方
向に亙る変位自在に案内している。又、この押圧片44
の基端面に一端(図1の左端)を結合した押圧ロッド4
7の中間部を、上記抑え板45に形成したガイド孔48
に、軸方向に亙る変位自在に緩く挿通している。そし
て、上記押圧ロッド47の他端部で上記抑え板45より
も前記接続用凹部10aと反対側に突出した部分を、円
環状のストッパ49に対向させている。更に、上記押圧
片44と上記抑え板45との間には別の板ばね59等の
ばねを設けて、この押圧片44に、上記係止片41と抑
えスリーブ36との間から退避する方向(図3の下向)
の弾力を付与している。
【0025】上記各押圧片44の先端部外周側面はカム
面50としている。即ち、この押圧片44の先端部の厚
さを、先端縁に向かう程小さくなる様にして、上記先端
部外周側面を、上記接続用凹部10aの奥に向かう程前
記係止凹部37から離れる方向に傾斜したカム面50と
している。従って、上記ストッパ49を上記接続用凹部
10aに向け押圧すると、上記カム面50と上記凸部4
3との係合により、上記板ばね59の弾力に抗して上記
押圧片44の先半部が上記係止片41と上記抑えスリー
ブ36の外周面との間に入り込み、この係止片41をこ
の抑えスリーブ36の直径方向外方に変位させて、この
係止片41を前記係止凹部37に進入させる。この状態
では、上記抑えスリーブ36を含む接続スリーブ16a
及びこの接続スリーブ16aを固定した導体11が、上
記接続用凹部10aから抜け出る事がなくなる。
【0026】上述の様な本例の構造を組み立てる場合に
は、予め前記接続スリーブ16aを外嵌固定した前記導
体11の端部を、上記接続用凹部10a内に挿入する。
この挿入作業時には、未だ上記押圧片44の先半部を上
記係止片41と上記抑えスリーブ36の外周面との間に
入り込ませず、上記押圧片44を、図2に実線で示す様
に、上記接続スリーブ16aの直径方向内方に位置させ
ておく。そして、上記係止片41と前記係止凹部37と
が整合する位置にまで、上記接続スリーブ16aを上記
接続用凹部10a内に挿入したならば、上記ストッパ4
9を上記接続用凹部10a側に変位させ、上記係止片4
1を係止凹部37内に進入させてから、プレモールド絶
縁体21(図12)等の組付けを行なう。上記導体11
と導体接続子9との接続作業は、上記接続スリーブ16
aを上記接続用凹部10a内に挿入するのみで良い。従
って、接続作業を容易に行なえる。又、接続作業時に上
記プレモールド絶縁体21を上記接続スリーブ16aか
ら大きく遠ざけておく必要はなく、その分、CVケーブ
ル用プレハブ型接続部の軸方向寸法を短くできる。
【0027】上述の様にしてCVケーブル用プレハブ型
接続部の組立を完了した状態では、上記ストッパ49の
外側面(図1の右側面)をプレモールド絶縁体21の端
面が抑え付け、このストッパ49が上記接続用凹部10
aから遠ざかる方向に変位するのを阻止する。この為、
上記係止片41が係止凹部37から抜け出る事がなく、
上記接続スリーブ16a及び導体11が、上記接続用凹
部10aから抜け出る事を確実に防止できる。又、この
状態で上記導体11と前記導体接続子9とは、上記接続
スリーブ16aを介して接続され、上記CVケーブル用
プレハブ型接続部を介して互いに接続された複数本のC
Vケーブル1の導体11同士を確実に導通させる。
【0028】これに対して、上記CVケーブル用プレハ
ブ型接続部を分解する際には、上記プレモールド絶縁体
21を上記ストッパ49より退避させ(図1の右方に移
動させ)てから、このストッパ49を上記接続用凹部1
0aから遠ざかる方向に変位させれば、上記接続スリー
ブ16a及び導体11を、上記接続用凹部10aから抜
き出せる。即ち、上記ストッパ49を接続用凹部10a
から遠ざけ、前記板ばね59の弾力に基づいて前記押圧
片44を前記係止片41の基端部から退避させれば、前
記板ばね42の弾力に基づいてこの係止片41が、前記
係止凹部37から抜け出る。この状態で上記CVケーブ
ル1を上記導体接続子9から遠ざかる方向に引けば、上
記接続スリーブ16a及び導体11を上記接続用凹部1
0aから抜き出して、上記CVケーブル用プレハブ型接
続部の分解を容易に行なえる。
【0029】次に、図4〜6は、本発明の実施の形態の
第2例を示している。本例の場合には、押圧片44を接
続スリーブ16aの直径方向内方に付勢する弾性部材と
して、圧縮コイルばね51を使用している。即ち、上記
押圧片44を、金属板をクランク形に曲げ形成して成る
支持板52の片半部(図5〜6の左半部)外周側面に固
定すると共に、この支持板52の他半部(図5〜6の右
半部)を、上記接続スリーブ16aを構成する抑えスリ
ーブ36の外周面に植設したガイドピン53により、こ
の抑えスリーブ36の直径方向に亙る変位自在に支持し
ている。そして、上記支持板52の他半部外周側面と抑
え板45の庇板部46との間に、上記圧縮コイルばね5
1を設けている。
【0030】又、本例の場合には、上記押圧片44を係
止片41の基端面と上記抑えスリーブ36の外周面との
間から退避する方向に付勢するばねにも、圧縮コイルば
ね56を使用している。即ち、上記押圧片44の一部に
固設した押し板部54と、上記抑えスリーブ36の中間
部外周面に固設した外向フランジ状の立壁部55との間
に別の圧縮コイルばね56を設け、この圧縮コイルばね
56により、上記押圧片44に上記退避方向の弾力を付
与している。又、上記立壁部55にはガイドピン57の
基端部を、上記押し板部54にはガイドチューブ58の
基端部を、それぞれ結合固定している。これらガイドピ
ン57及びガイドチューブ58は、それぞれ上記抑えス
リーブ36の軸方向に亙り配設しており、このうちのガ
イドピン57の先半部は、ガイドチューブ58内に摺動
自在に挿入している。又、このガイドチューブ58は、
上記抑え板部45に形成した通孔60を、摺動自在に挿
通している。又、上記別の圧縮コイルばね56は、上記
ガイドピン57の基半部周囲に配置している。更に、本
例の場合にストッパ49は、上記ガイドチューブ58の
先端面に対向させている。
【0031】上述の様に構成する本例の場合には、CV
ケーブル用プレハブ型接続部の組立を完了した状態で
は、上記ストッパ49の外側面(図4の右側面)をプレ
モールド絶縁体21(図12)の端面が抑え付け、この
ストッパ49が接続用凹部10aから遠ざかる方向に変
位するのを阻止する。そして、このストッパ49が上記
ガイドチューブ58及び押し板部54を介して、上記押
圧片44を係止片41と上記抑えスリーブ36の外周面
との間に入り込ませ、この係止片41をこの抑えスリー
ブ36の直径方向外方に変位させて、この係止片41を
係止凹部37に進入させる。この為、上記接続スリーブ
16a及び導体11が、上記接続用凹部10aから抜け
出る事を確実に防止できる。
【0032】CVケーブル用プレハブ型接続部を分解す
る際には、上記プレモールド絶縁体21を上記ストッパ
49から退避させる。すると、上記別の圧縮コイルばね
56の弾力に基づき、上記押圧片44が係止片41と上
記抑えスリーブ36の外周面との間から抜け出て、前記
圧縮コイルばね51の弾力に基づいて上記係止片41
が、上記係止凹部37から抜け出る。この為、上記CV
ケーブル用プレハブ型接続部の分解を容易に行なえる。
その他の構成及び作用は、前述した第1例の場合と同様
である。
【0033】次に、図7〜11は、請求項2に対応す
る、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の
場合には、アウタースリーブ34の開口部内周面に螺合
固定した抑えスリーブ36aの外周縁部の直径方向反対
側2個所位置に、それぞれ部分円筒状の庇板部46aを
設けている。これら両庇板部46aが、請求項2に記載
した外周壁に相当する。又、上記抑えスリーブ36aの
内周縁には、外周面に雄ねじを形成したねじ筒部61
を、上記各庇板部46aと反対方向に形成している。
又、軸方向から見た形状が、上記抑えスリーブ36aと
同様に略小判形である、抑え板45aの内周縁部に、円
筒部62を形成している。この様な抑え板45aと上記
抑えスリーブ36aとは、この円筒部62と上記ねじ筒
部61とを同心に配置し、この円筒部62の先端縁を上
記抑えスリーブ36aの軸方向片面に突き当てた状態
で、結合ねじ63、63により結合固定している。即
ち、これら各結合ねじ63、63を、上記抑えスリーブ
36aの四隅部分に形成した通孔に挿通し、これら各結
合ねじ63、63の先端部を上記抑え板45aの四隅部
分に形成したねじ孔64、64に螺合し、更に緊締して
いる。
【0034】又、上記各庇板部46aの中央部には、そ
れぞれ円形の支持孔65を形成している。そして、これ
ら各支持孔65の内側に係止片41aを、接続用凹部1
0aの直径方向に亙る変位自在に支持している。この係
止片41aは、上記支持孔65にがたつきなくしかも摺
動自在に嵌合する円柱部66と、この円柱部66の基端
部外周面に形成した、外向フランジ状の鍔部67と、基
端面に形成した係合凸部68とを備える。そして、この
鍔部67と上記庇板部46aの内周側面との間に、第一
のばねである圧縮コイルばね69を設けて、上記係止片
41aを、上記接続用凹部10aの直径方向に関し内方
に付勢している。
【0035】又、上記抑えスリーブ36aの内側で円周
方向に亙る位相が上記各支持孔65と一致する部分、即
ち、上記各庇板部46aの内周面と上記円筒部62の外
周面との間で、円周方向に関して上記各庇板部46aの
中央部には、押圧片44aを、それぞれ上記抑えスリー
ブ36aの軸方向(図7〜8の左右方向)に亙る変位自
在に設けている。上記押圧片44aの外周側面は、上記
接続用凹部10aの奥に向かう程、導体接続子9の内周
面に形成した係止凹部37から離れる方向に傾斜したカ
ム面50としている。そして、このカム面50と上記係
止片41aの基端面に形成した係合凸部68との係合に
より、上記抑えスリーブ36aの軸方向に亙る上記押圧
片44aの変位に基づいて上記係止片41aを、上記接
続用凹部10aの直径方向に変位自在としている。
【0036】又、上記押圧片44aには、押圧ロッド4
7a、47aの基端部(図7〜8の左端部)を結合して
いる。これら各押圧ロッド47a、47aは、前記抑え
板45aの両端部外周寄り部分に形成した通孔70を通
じて、上記抑えスリーブ36a外に突出させている。そ
して、上記各押圧ロッド47a、47aの先端部(図7
〜9の右端部)に形成した頭部71、71と上記抑え板
45aとの間に、第二のばねである圧縮コイルばね7
2、72を設けて、上記各押圧片44aに、上記接続用
凹部10aから抜け出る方向の弾力を付与している。
【0037】CVケーブル用プレハブ型接続部のケーブ
ル抜け止め装置を組み立てた状態で、上記各押圧ロッド
47a、47aの先端面は、CVケーブル1の端部に外
嵌したプレモールド絶縁体21の端面で押圧されるスト
ッパ49により、上記接続用凹部10aの奥に向け押圧
される。そして、上記カム面50と上記係合凸部68と
の係合により、上記係止片41aを上記係止凹部37内
に押し込んで、上記抑えスリーブ36aを含む接続スリ
ーブ16aが、上記接続用凹部10aから抜け出る事を
防止する。これに対して、上記ストッパ49をCVケー
ブル1の中央寄りに変位させた状態では、上記押圧片4
4aが、上記圧縮コイルばね72、72の弾力により、
上記各押圧片44aの基端部から退避する。そして、こ
れら各押圧片44aが前記圧縮コイルばね69の弾力に
より上記係止凹部37から抜け出る。この結果、上記抑
えスリーブ36aを含む接続スリーブ16aを、上記接
続用凹部10aから抜き取り自在となる。
【0038】
【発明の効果】本発明のCVケーブル用プレハブ型接続
部のケーブル抜け止め装置は、以上に述べた通り構成さ
れ作用するので、次の〜の様な効果を得られる。 CVケーブル用プレハブ型接続部の組立作業性を向
上できる。 導体の端部と導体接続子との接続作業に伴って、絶
縁性を悪化させる事がない。 CVケーブル用プレハブ型接続部の全長を短くでき
る。 CVケーブル用プレハブ型接続部の解体作業が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す部分断面
図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA−A断面図。
【図3】一部を省略して示す、図2の上方から見た部分
断面図。
【図4】本発明の実施の形態の第2例を示す部分断面
図。
【図5】一部を省略して示す、図4のB−B断面図。
【図6】一部を省略して図4の上方から見た部分断面
図。
【図7】本発明の実施の形態の第3例を示す部分断面
図。
【図8】抑えスリーブ及び係止片等この抑えスリーブに
支持された部材を取り出して図7と同方向から見た状態
で示す、半部切断面図。
【図9】図8の上方から見た図。
【図10】図8の左方から見た図。
【図11】同じく右方から見た図。
【図12】従来構造のプレモールド絶縁体押圧装置を組
み込んだ送電線用プレハブ型接続部の1例を示す断面
図。
【図13】接続スリーブの断面図。
【図14】図13の右方から見た端面図。
【図15】押圧固定スリーブの断面図。
【図16】図15の右方から見た端面図。
【符号の説明】
1 CVケーブル 2 ケース 3 本体 4 第一の端板 5 絶縁筒 6 第二の端板 7 開口 8 絶縁成形物 9 導体接続子 10、10a 接続用凹部 11 導体 12 絶縁層 13 シールド線 14 表面被覆 15 スタッド 16、16a 接続スリーブ 17 受側傾斜面 18 スリット 19 押圧固定スリーブ 20 押し側傾斜面 21 プレモールド絶縁体 22 第一の内径側テーパ面 23 第一の外径側テーパ面 24 第二の外径側テーパ面 25 押圧スリーブ 26 第二の内径側テーパ面 27 押圧手段 28 固定環 29 ガイドロッド 30 圧縮コイルばね 31 ナット 32 ロックナット 33 カバー 34 アウタースリーブ 35 インナースリーブ 36、36a 抑えスリーブ 37 係止凹部 38 平坦面部 40 係止部 41、41a 係止片 42 板ばね 43 凸部 44、44a 押圧片 45、45a 抑え板 46、46a 庇板部 47、47a 押圧ロッド 48 ガイド孔 49 ストッパ 50 カム面 51 圧縮コイルばね 52 支持板 53 ガイドピン 54 押し板部 55 立壁部 56 圧縮コイルばね 57 ガイドピン 58 ガイドチューブ 59 板ばね 60 通孔 61 ねじ筒部 62 円筒部 63 結合ねじ 64 ねじ孔 65 支持孔 66 円柱部 67 鍔部 68 係合凸部 69 圧縮コイルばね 70 通孔 71 頭部 72 圧縮コイルばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁成形物中に包埋された導体接続子
    と、この導体接続子に設けられた接続用凹部と、導体の
    端部を突出させたCVケーブルと、この導体の端部に外
    嵌固定し、この接続用凹部に挿入する事によりこの導体
    と上記導体接続子とを導通させる接続スリーブとを備え
    たCVケーブル用プレハブ型接続部に組み込み、上記接
    続スリーブと共に上記接続用凹部に挿入した上記導体が
    この接続用凹部から抜け出るのを防止するCVケーブル
    用プレハブ型接続部のケーブル抜け止め装置であって、
    上記接続用凹部の内周面の開口寄り部分に形成した係止
    凹部と、上記接続スリーブの周囲に、この接続スリーブ
    の直径方向に亙る変位自在に支持した、上記係止凹部に
    進入自在な係止片と、この係止片を上記接続スリーブの
    直径方向内方に付勢する弾性部材と、この接続スリーブ
    の直径方向に関し内側端部である、上記係止片の基端部
    を押圧する事により、この係止片を上記弾性部材の弾力
    に抗して上記接続スリーブの直径方向外方に押圧する押
    圧片と、この押圧片が上記係止片の基端部から退避する
    方向に変位する事を阻止する為のストッパとを備えたC
    Vケーブル用プレハブ型接続部のケーブル抜け止め装
    置。
  2. 【請求項2】 接続用凹部内に押し込んだ接続スリーブ
    を構成するインナースリーブがこの接続スリーブを構成
    するアウタースリーブから抜け出るのを防止する為、こ
    のアウタースリーブの開口部内周面に螺合固定された抑
    えスリーブを備え、係止片はこの抑えスリーブの外周壁
    に形成された支持孔の内側に、上記接続用凹部の直径方
    向に亙る変位自在に支持された状態で、第一のばねによ
    りこの直径方向に関して内方に付勢されており、上記抑
    えスリーブの内側で円周方向に亙る位相が上記支持孔と
    一致する部分には押圧片が、この抑えスリーブの軸方向
    に亙る変位自在に、且つ第二のばねにより上記接続用凹
    部から抜け出る方向の弾力を付与された状態で設けられ
    ており、上記押圧片の外周側面は上記接続用凹部の奥に
    向かう程係止凹部から離れる方向に傾斜したカム面であ
    って、このカム面と上記係止片の基端部との係合によ
    り、上記抑えスリーブの軸方向に亙る上記押圧片の変位
    に基づいて上記係止片を上記接続用凹部の直径方向に変
    位自在としており、上記押圧片にその基端部を結合した
    押圧ロッドの先端部を、上記スリーブよりも上記接続用
    凹部外に突出する方向に設けており、上記押圧ロッドの
    先端面をCVケーブルの端部に外嵌したプレモールド絶
    縁体の端面で押圧されるストッパにより上記接続用凹部
    の奥に向け押圧する事で、上記係止片を上記係止凹部内
    に押し込み自在とした、請求項1に記載したCVケーブ
    ル用プレハブ型接続部のケーブル抜け止め装置。
JP11052633A 1998-03-16 1999-03-01 Cvケ―ブル用プレハブ型接続部のケ―ブル抜け止め装置 Pending JPH11332080A (ja)

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