JPH11331816A - 移動体光空間伝送システム - Google Patents

移動体光空間伝送システム

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Publication number
JPH11331816A
JPH11331816A JP10135184A JP13518498A JPH11331816A JP H11331816 A JPH11331816 A JP H11331816A JP 10135184 A JP10135184 A JP 10135184A JP 13518498 A JP13518498 A JP 13518498A JP H11331816 A JPH11331816 A JP H11331816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train
moving body
side light
ground side
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP10135184A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Ueno
勝也 植野
Yasuhiko Ito
康彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yagi Antenna Co Ltd filed Critical Yagi Antenna Co Ltd
Priority to JP10135184A priority Critical patent/JPH11331816A/ja
Publication of JPH11331816A publication Critical patent/JPH11331816A/ja
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】地上側と移動体側との間で双方向の情報伝達を
可能とし、地上側において移動体の状況を確認し、運行
管理の支援及び故障の早期発見に役立たせる。 【解決手段】監視カメラ2は、ホーム1の状況を撮像
し、地上側送光装置3より送出する。ホーム1に進入し
た列車5は、地上側送光装置3から送出される光ビーム
4を車上側受光装置6で受光し、復調して車上伝送路7
によりモニタTV8へ伝送して表示する。また、列車5
に設けられている情報処理装置10は、各車両の故障情
報を収集し、車両編成ナンバと共に車上側送光装置11
より光ビーム12として地上側受光装置13へ送信す
る。地上側受光装置13は、受光した光ビーム12を電
気信号に変換すると共に自己のID番号を付加し、伝送
線路14を介して列車運行管理センタ15へ送出する。
列車運行管理センタ15は、地上側受光装置13からの
情報により列車5の運行を管理すると共に故障を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上側に設置され
る固定局と列車等の移動体との間で光信号により情報を
送受信する移動体光空間伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光空間伝送方式を用いた移動体光
空間伝送システム、例えば対列車光空間伝送システム
は、主に駅のプラットホームの状況を監視カメラで撮像
し、その映像信号を送光装置により光ビーム信号として
列車側に送信し、列車側では受光装置により上記光ビー
ム信号を受信して復調し、モニタTVにホーム映像を表
示し、列車乗務員がホーム上の乗降客の安全確認を行な
うシステムとして利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の移
動体光空間伝送システムでは、地上側から列車側にのみ
ホーム映像を送信するようにしており、列車側から地上
側への情報伝達は行なっていない。このため地上側に設
けられている列車管理システムは、例えば列車があるポ
イントを通過したとき、「どの編成の車両が通過した
か」など、列車側の情報を確認することができず、列車
の運行状況を示す情報が充分に得られないという問題が
あった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、地上側と移動体側との間で双方向の情報伝
達を可能とし、地上側において移動体の状況を確実に確
認できる移動体光空間伝送システムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体が停止
するホームの状況を撮像する監視カメラと、この監視カ
メラによるホーム監視映像を光信号に変換して移動体側
に送出する地上側送光装置と、上記移動体に設けられ、
上記地上側送光装置から送出される光ビームを受光し、
電気信号に変換する受光装置と、上記移動体に設けら
れ、上記受光装置から出力されるホーム監視映像を表示
するモニタTVと、上記移動体に設けられ、該移動体の
状況を示す情報を収集する情報処理装置と、該移動体の
識別情報及び情報処理装置により収集された情報を光信
号に変換して地上側に送出する移動体側送光装置と、上
記移動体が走行する軌道に沿って設けられ、上記移動体
側送光装置から送出される光ビームを受光し、電気信号
に変換して運行管理センタに伝送する地上側受光装置と
を具備したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
移動体光空間伝送システムの構成図、図2は列車がポイ
ントを通過するときの情報伝送動作を説明するための図
である。
【0007】図1において、1は駅のプラットホーム
(以下、ホームと略称する)で、このホーム1には、乗
降客の状態を監視する例えば二つの監視カメラ2が設け
られている。この二つの監視カメラ2は、ホーム1の中
央から前方と後方をそれぞれ撮像している。この監視カ
メラ2により撮像した監視映像は、地上側送光装置3に
より光ビーム4として移動体である列車5へ送信され
る。上記地上側送光装置3は、ホーム1に停車した列車
5に対し、例えばその後方に位置するように設置され
る。
【0008】一方、列車5には、最後部に車上側受光装
置6が設けられ、列車5がホーム1に停車したときに地
上側送光装置3から送られてくる光ビーム4を受光する
ようになっている。上記車上側受光装置6は、受信した
光ビーム4を電気信号に変換し、運転室に設けられてい
るモニタTV8へ車上伝送路7を介して伝送する。モニ
タTV8は、車上側受光装置6から送られてくる信号、
すなわちホーム監視映像9を画面上に表示する。
【0009】また、上記列車5の最前部には車上側送光
装置11が設けられる。この車上側送光装置11には、
運転室に設けられている情報処理装置10から送信情報
が与えられる。上記情報処理装置10は、列車5に通常
設けられているもので、各車両に装備されている装置の
故障情報、例えばブレーキ、ドアの開閉機構、照明装
置、空調装置等に関する故障情報を収集する。そして、
上記情報処理装置10には、予めその列車を識別するた
めの列車編成ナンバを入力して記憶させる。上記情報処
理装置10は、予め記憶した列車編成ナンバと共に、上
記車両の故障情報を車上側送光装置11に出力する。
【0010】上記車上側送光装置11は、情報処理装置
10から入力される列車編成ナンバ及び故障情報を光信
号に変換し、光ビーム12として地上側に送信する。地
上側には、ホーム1に停車した列車5の前方に位置する
ように地上側受光装置13が設けられ、車上側送光装置
11から送られてくる光ビーム12を受光できるように
なっている。また、上記地上側受光装置13は、図2に
示すように軌道21に沿って各ポイント毎に、あるいは
所定の間隔で設けられ、それぞれID番号が設定されて
いる。
【0011】そして、上記地上側受光装置13は、列車
5側から送られてくる光ビーム12を受光して電気信号
に変換し、更に自己のID番号を付加し、図1に示すよ
うに例えば軌道に沿って設けられている伝送線路14を
介して列車運行管理センタ15へ送信する。この列車運
行管理センタ15は、地上側受光装置13から送られて
くる列車編成ナンバを列車運行管理の支援情報として利
用し、また、故障情報により列車5の故障を検出する。
【0012】次に上記実施形態の動作を説明する。図1
示すように駅のホーム1に設けられている監視カメラ2
は、ホーム1の状況を撮像し、地上側送光装置3へ出力
する。地上側送光装置3は、監視カメラ2から送られて
くるホーム監視映像を光信号に変換し、光ビーム4とし
て送出する。
【0013】一方、列車5が駅のホーム1に進入する
と、その最後部に設けられている車上側受光装置6が地
上側送光装置3から送出される光ビーム4を受光し、電
気信号に変換並びに復調して車上伝送路7によりモニタ
TV8へ伝送する。これによりモニタTV8は、車上側
受光装置6から伝送されたホーム監視映像9を画面上に
表示する。列車5の運転士は、モニタTV8に表示され
るホーム監視映像9からホーム1上における乗降客の安
全を確認する。上記モニタTV8には、列車5がホーム
1に進入してから最後尾がホーム1を抜けるまでホーム
監視映像9が表示される。
【0014】また、列車5の運転室に設けられている情
報処理装置10は、常時、列車5における故障情報を収
集しており、その列車5の車両編成ナンバ及び故障情報
を車上側送光装置11に出力する。車上側送光装置11
は、情報処理装置10から送られてくる車両編成ナンバ
及び故障情報を光信号に変換し、光ビーム12として地
上側受光装置13へ送信する。地上側受光装置13は、
受光した光ビーム12を電気信号に変換すると共に自己
のID番号を付加し、伝送線路14を介して列車運行管
理センタ15へ送出する。
【0015】また、列車5は、図2に示すように軌道2
1上を走行中、各ポイントを通過する際、各ポイント毎
に設けられている地上側受光装置13が列車5の車上側
送光装置11から送られてくる光ビーム12を受光し、
その受光した信号、すなわち車両編成ナンバ及び故障情
報を電気信号に変換し、自己のID番号を付加して列車
運行管理センタ15へ伝送する。
【0016】列車運行管理センタ15は、地上側受光装
置13から送られてくる列車編成ナンバにより、現在、
どの列車がどこの駅に到達したか、あるいはどのポイン
トを通過したか等を確認でき、運行管理用コンピュータ
による列車運行管理を支援することができる。また、列
車運行管理センタ15は、地上側受光装置13から送ら
れてくる故障情報により列車5が異常が発生しているか
否かを判断し、異常を検出した場合には、その異常の内
容に対応した処置を行なう。
【0017】なお、上記実施形態では、車両2がプラッ
トホームに停車したときに乗降客の状態をTVカメラに
より撮影して車両2側に送信する場合について示した
が、その他、車両2がプラットホームに進入する際にプ
ラットホームの状態をTVカメラにより撮影し車両2側
に送信して安全を確認する場合においても、同様にして
実施し得るものである。
【0018】また、図1に示した実施形態では、ホーム
1に停車した列車5の後方に地上側送光装置3を設けた
場合について示したが、地上側送光装置3は列車5の前
方に設けても良いことは勿論である。この場合、車上側
受光装置6は、地上側送光装置3の設置位置に対応して
設けるが、その他、例えば列車5の前部及び後部の両方
に車上側受光装置6を設け、信号の受信状態に応じて切
換えるようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ホ
ーム上の監視映像を移動体側に送信して運転席のモニタ
TVに表示すると共に、移動体側に移動体固有の識別情
報及び移動体の状況を示す情報を送信する送光装置を設
け、地上側に上記送光装置から光ビームを受光する受光
装置を設け、この受光装置で受光した信号を管理センタ
に伝送するようにしたので、管理センタでは移動体の運
行状態を確認して運行管理に役立たせることができ、ま
た、移動体に故障が発生した場合にはその故障を早期に
発見して対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る移動体光空間伝送シ
ステムの構成図。
【図2】同実施形態におけるポイント通過時の動作を説
明するための図。
【符号の説明】
1 ホーム 2 監視カメラ 3 地上側送光装置 4 光ビーム 5 列車 6 車上側受光装置 7 車上伝送路 8 モニタTV 9 ホーム監視映像 10 情報処理装置 11 車上側送光装置 12 光ビーム 13 地上側受光装置 14 伝送線路 15 列車運行管理センタ 21 軌道
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/24

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体が停止するホームの状況を撮像す
    る監視カメラと、この監視カメラによるホーム監視映像
    を光信号に変換して移動体側に送出する地上側送光装置
    と、上記移動体に設けられ、上記地上側送光装置から送
    出される光ビームを受光し、電気信号に変換する受光装
    置と、上記移動体に設けられ、上記受光装置から出力さ
    れるホーム監視映像を表示するモニタTVと、上記移動
    体に設けられ、該移動体の状況を示す情報を収集する情
    報処理装置と、該移動体の識別情報及び情報処理装置に
    より収集された情報を光信号に変換して地上側に送出す
    る移動体側送光装置と、上記移動体が走行する軌道に沿
    って設けられ、上記移動体側送光装置から送出される光
    ビームを受光し、電気信号に変換して運行管理センタに
    伝送する地上側受光装置とを具備したことを特徴とする
    移動体光空間伝送システム。
JP10135184A 1998-05-18 1998-05-18 移動体光空間伝送システム Pending JPH11331816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10135184A JPH11331816A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 移動体光空間伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10135184A JPH11331816A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 移動体光空間伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11331816A true JPH11331816A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15145810

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10135184A Pending JPH11331816A (ja) 1998-05-18 1998-05-18 移動体光空間伝送システム

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JP (1) JPH11331816A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6559760B2 (en) 2000-05-31 2003-05-06 Koito Industries, Ltd, Platform monitoring system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6559760B2 (en) 2000-05-31 2003-05-06 Koito Industries, Ltd, Platform monitoring system

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