JPH1133125A - 障害電波警告装置及び障害電波警告システム - Google Patents
障害電波警告装置及び障害電波警告システムInfo
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- JPH1133125A JPH1133125A JP9194292A JP19429297A JPH1133125A JP H1133125 A JPH1133125 A JP H1133125A JP 9194292 A JP9194292 A JP 9194292A JP 19429297 A JP19429297 A JP 19429297A JP H1133125 A JPH1133125 A JP H1133125A
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 心臓ペースメーカ等の使用者が携帯し、誤動
作の元になる障害電波の存在を検知するための障害電波
警告装置、及び医療機器の使用者の近傍で携帯電話機等
の電波の発射を抑制させる障害電波警告システムを提供
する。 【解決手段】 アンテナ11を介してチューナ12に入
力された電波Fは、受信周波数制御部13からの走査信
号SCNで順次選択され,受信信号RCVが生成されて
BPF14に出力される。BPF14を通過した中間周
波信号IFは検波部15に入力され、その振幅に比例し
た検波信号DETが生成される。検波信号DETは、A
DC16においてディジタルの測定データDATに変換
され、比較部17において、レジスタ19に保持されて
いる基準値REFと比較される。測定データDATが基
準値REFを越えていると、比較部17から警報信号A
LMが出力され、警報部20及びスピーカ21によって
警告音が出力される。
作の元になる障害電波の存在を検知するための障害電波
警告装置、及び医療機器の使用者の近傍で携帯電話機等
の電波の発射を抑制させる障害電波警告システムを提供
する。 【解決手段】 アンテナ11を介してチューナ12に入
力された電波Fは、受信周波数制御部13からの走査信
号SCNで順次選択され,受信信号RCVが生成されて
BPF14に出力される。BPF14を通過した中間周
波信号IFは検波部15に入力され、その振幅に比例し
た検波信号DETが生成される。検波信号DETは、A
DC16においてディジタルの測定データDATに変換
され、比較部17において、レジスタ19に保持されて
いる基準値REFと比較される。測定データDATが基
準値REFを越えていると、比較部17から警報信号A
LMが出力され、警報部20及びスピーカ21によって
警告音が出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯電話
機等の発射する電波が心臓ペースメーカ等の医療機器に
対して障害を与えることを検出して警告するための障害
電波警告装置及び障害電波警告システムに関するもので
ある。
機等の発射する電波が心臓ペースメーカ等の医療機器に
対して障害を与えることを検出して警告するための障害
電波警告装置及び障害電波警告システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機等の携帯型の無線送受
信装置の普及が目覚ましい。携帯型であるがゆえに、い
つでも、どこでも利用が可能であり、利用者のモラルが
問題となってきている。特に、病院の医療機器や人体内
に埋め込む心臓ペースメーカのような、生命に関わる機
器の近傍で、強力な電波を発射することによって、これ
らの機器に対して誤動作を生じさせる等の問題が指摘さ
れている。これに対して、現在のところ、障害を受ける
側の機器の電波シールドを十分にするという方法と、携
帯電話機等の所有者に、病院内での使用の禁止を呼び掛
けたりする方法しか対応策が存在しない。特に、人体内
に埋め込む心臓ペースメーカは、電波シールドに限界が
あり、いつでも、どこでも、人間の五感では知覚し得な
い障害電波による危険に取り巻かれている、というのが
現状である。
信装置の普及が目覚ましい。携帯型であるがゆえに、い
つでも、どこでも利用が可能であり、利用者のモラルが
問題となってきている。特に、病院の医療機器や人体内
に埋め込む心臓ペースメーカのような、生命に関わる機
器の近傍で、強力な電波を発射することによって、これ
らの機器に対して誤動作を生じさせる等の問題が指摘さ
れている。これに対して、現在のところ、障害を受ける
側の機器の電波シールドを十分にするという方法と、携
帯電話機等の所有者に、病院内での使用の禁止を呼び掛
けたりする方法しか対応策が存在しない。特に、人体内
に埋め込む心臓ペースメーカは、電波シールドに限界が
あり、いつでも、どこでも、人間の五感では知覚し得な
い障害電波による危険に取り巻かれている、というのが
現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、障害電波に
対して誤動作のおそれのある医療機器を使用する人が携
帯して、障害電波の存在を検知するための障害電波警告
装置、及び医療機器を使用する人の近傍では携帯電話機
等の送信機の強力な電波の発射を抑制させるための障害
電波警告システムを提供するものである。
対して誤動作のおそれのある医療機器を使用する人が携
帯して、障害電波の存在を検知するための障害電波警告
装置、及び医療機器を使用する人の近傍では携帯電話機
等の送信機の強力な電波の発射を抑制させるための障害
電波警告システムを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の内の第1の発明は、例えば、心臓ペースメ
ーカの使用者等が障害電波からの影響を避けるために携
帯する障害電波警告装置において、所定の周波数範囲の
無線信号を走査信号に基づいて順次受信する受信手段
と、前記受信手段で受信した無線信号の信号レベルを検
出するレベル検出手段と、前記レベル検出手段で検出さ
れた信号レベルをディジタル値に変換して測定データと
して出力するアナログ/ディジタル変換手段と、前記測
定データを予め設定された基準値と比較する比較手段
と、前記比較手段によって前記測定データの値が前記基
準値を越えていると判定されたときに、振動、音響、ま
たは合成音声によって警告を発する警告手段とを備えて
いる。第2の発明は、第1の発明の障害電波警告装置に
おける比較手段に、前記基準値を保持するための記憶部
と該記憶部に対して該基準値を設定するための入力部と
を設けている。
め、本発明の内の第1の発明は、例えば、心臓ペースメ
ーカの使用者等が障害電波からの影響を避けるために携
帯する障害電波警告装置において、所定の周波数範囲の
無線信号を走査信号に基づいて順次受信する受信手段
と、前記受信手段で受信した無線信号の信号レベルを検
出するレベル検出手段と、前記レベル検出手段で検出さ
れた信号レベルをディジタル値に変換して測定データと
して出力するアナログ/ディジタル変換手段と、前記測
定データを予め設定された基準値と比較する比較手段
と、前記比較手段によって前記測定データの値が前記基
準値を越えていると判定されたときに、振動、音響、ま
たは合成音声によって警告を発する警告手段とを備えて
いる。第2の発明は、第1の発明の障害電波警告装置に
おける比較手段に、前記基準値を保持するための記憶部
と該記憶部に対して該基準値を設定するための入力部と
を設けている。
【0005】第3の発明は、例えば、心臓ペースメーカ
の使用者等が携帯する障害電波警告装置と、この心臓ペ
ースメーカに障害電波を与える可能性のある無線送受信
装置とを備えた障害電波警告システムにおいて、該障害
電波警告装置は、基準値よりも低いレベルの特定の無線
周波数による警告信号を送信する送信手段を有してい
る。また、無線送受信装置は、所定の周波数範囲の無線
信号を送受信するための送受信手段と、前記警告信号を
受信するための受信手段と、前記警告信号が受信された
ときに、前記送受信手段から送信する無線信号のレベル
を所定のレベル以下に低減させ、または該送受信手段か
らの送信を禁止する送信制御手段とを有している。第4
の発明は、第3の発明における障害電波警告装置に、所
定の周波数範囲の無線信号を走査信号に基づいて順次受
信する受信手段と、前記受信手段で受信した無線信号の
信号レベルを検出するレベル検出手段と、前記レベル検
出手段で検出された信号レベルをディジタル値に変換し
て測定データとして出力するアナログ/ディジタル変換
手段と、前記測定データを予め設定された前記基準値と
比較する比較手段と、前記比較手段によって前記測定デ
ータの値が前記基準値を越えていると判定されれたとき
に、該基準値よりも低いレベルの特定の周波数による警
告信号を送信する前記送信手段とを設けている。
の使用者等が携帯する障害電波警告装置と、この心臓ペ
ースメーカに障害電波を与える可能性のある無線送受信
装置とを備えた障害電波警告システムにおいて、該障害
電波警告装置は、基準値よりも低いレベルの特定の無線
周波数による警告信号を送信する送信手段を有してい
る。また、無線送受信装置は、所定の周波数範囲の無線
信号を送受信するための送受信手段と、前記警告信号を
受信するための受信手段と、前記警告信号が受信された
ときに、前記送受信手段から送信する無線信号のレベル
を所定のレベル以下に低減させ、または該送受信手段か
らの送信を禁止する送信制御手段とを有している。第4
の発明は、第3の発明における障害電波警告装置に、所
定の周波数範囲の無線信号を走査信号に基づいて順次受
信する受信手段と、前記受信手段で受信した無線信号の
信号レベルを検出するレベル検出手段と、前記レベル検
出手段で検出された信号レベルをディジタル値に変換し
て測定データとして出力するアナログ/ディジタル変換
手段と、前記測定データを予め設定された前記基準値と
比較する比較手段と、前記比較手段によって前記測定デ
ータの値が前記基準値を越えていると判定されれたとき
に、該基準値よりも低いレベルの特定の周波数による警
告信号を送信する前記送信手段とを設けている。
【0006】第1の発明によれば、以上のように障害電
波警告装置を構成したので、次のような作用が行われ
る。受信手段によって所定の周波数範囲の無線信号が順
次受信され、レベル検出手段によって受信された無線信
号の信号レベルが検出され、更にアナログ/ディジタル
変換手段によってディジタル値に変換された測定データ
が得られる。比較手段によって測定データが予め設定さ
れた基準値と比較され、この測定データが基準値を越え
ていると判定されると、警告手段から振動、音響、また
は合成音声による警告が発せられる。第2の発明によれ
ば、次のような作用が行われる。入力部によって設定さ
れた基準値が記憶部に保持され、比較手段において、こ
の保持された基準値に基づいて測定データの判定が行わ
れる。第3の発明によれば、以上のように障害電波警告
システムを構成したので、次のような作用が行われる。
波警告装置を構成したので、次のような作用が行われ
る。受信手段によって所定の周波数範囲の無線信号が順
次受信され、レベル検出手段によって受信された無線信
号の信号レベルが検出され、更にアナログ/ディジタル
変換手段によってディジタル値に変換された測定データ
が得られる。比較手段によって測定データが予め設定さ
れた基準値と比較され、この測定データが基準値を越え
ていると判定されると、警告手段から振動、音響、また
は合成音声による警告が発せられる。第2の発明によれ
ば、次のような作用が行われる。入力部によって設定さ
れた基準値が記憶部に保持され、比較手段において、こ
の保持された基準値に基づいて測定データの判定が行わ
れる。第3の発明によれば、以上のように障害電波警告
システムを構成したので、次のような作用が行われる。
【0007】障害電波警告装置の送信手段から、基準値
よりも低いレベルの無線周波数による警告信号が送信さ
れる。そして、無線送受信装置の受信手段がこの警告信
号を受信すると、送信制御手段によって、送受信手段か
ら送信される無線信号のレベルを所定のレベル以下に低
減させられ、または、送受信手段から送信される無線信
号が禁止される。第4の発明によれば、次のような作用
が行われる。障害電波警告装置の受信手段によって所定
の周波数範囲の無線信号が順次受信され、レベル検出手
段によって受信された無線信号の信号レベルが検出さ
れ、更にアナログ/ディジタル変換手段によってディジ
タル値に変換された測定データが得られる。比較手段に
よって測定データが予め設定された基準値と比較され、
この測定データが基準値を越えていると判定されると、
警告手段から基準値よりも低いレベルの無線周波数によ
る警告信号が送信される。そして、無線送受信装置の受
信手段がこの警告信号を受信すると、送信制御手段によ
って、送受信手段から送信される無線信号のレベルを所
定のレベル以下に低減させられ、または、送受信手段か
ら送信される無線信号が禁止される。
よりも低いレベルの無線周波数による警告信号が送信さ
れる。そして、無線送受信装置の受信手段がこの警告信
号を受信すると、送信制御手段によって、送受信手段か
ら送信される無線信号のレベルを所定のレベル以下に低
減させられ、または、送受信手段から送信される無線信
号が禁止される。第4の発明によれば、次のような作用
が行われる。障害電波警告装置の受信手段によって所定
の周波数範囲の無線信号が順次受信され、レベル検出手
段によって受信された無線信号の信号レベルが検出さ
れ、更にアナログ/ディジタル変換手段によってディジ
タル値に変換された測定データが得られる。比較手段に
よって測定データが予め設定された基準値と比較され、
この測定データが基準値を越えていると判定されると、
警告手段から基準値よりも低いレベルの無線周波数によ
る警告信号が送信される。そして、無線送受信装置の受
信手段がこの警告信号を受信すると、送信制御手段によ
って、送受信手段から送信される無線信号のレベルを所
定のレベル以下に低減させられ、または、送受信手段か
ら送信される無線信号が禁止される。
【0008】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示す障害電波警告装
置の構成図である。この障害電波警告装置は、例えば、
心臓ペースメーカを使用している人が、強力な電磁波に
よる心臓ペースメーカの誤動作等の危険を回避するため
に携帯するものである。この障害電波警告装置は、障害
となる電波Fを受けるためのアンテナ11を有してい
る。アンテナ11には、受信手段(例えば、チューナ1
2及び受信周波数制御部13)が接続されている。チュ
ーナ12は、アンテナ11で受けた電波Fの中から特定
の周波数の電波を選択するためのものであり、例えば、
携帯電話等で使用される800MHz帯や、1.9GH
z帯等の周波数を走査信号SCNに基づいて選択するよ
うになっている。即ち、チューナ12には受信周波数制
御部13が接続されており、この受信周波数制御部13
から与えられる走査信号SCNに基づいて、アンテナ1
1から入力された電波Fを中間周波数(例えば、10.
7MHz)の受信信号RCVに変換して出力するもので
ある。チューナ12の出力側には、帯域通過フィルタ
(以下、「BPF」という)14が接続されている。B
PF14は、チューナ12から与えられた受信信号RC
Vの内の、特定の周波数範囲(例えば、10.7±0.
1MHz)の信号のみを中間周波信号IFとして通過さ
せるものであり、この出力側にレベル検出手段(例え
ば、検波部)15が接続されている。
置の構成図である。この障害電波警告装置は、例えば、
心臓ペースメーカを使用している人が、強力な電磁波に
よる心臓ペースメーカの誤動作等の危険を回避するため
に携帯するものである。この障害電波警告装置は、障害
となる電波Fを受けるためのアンテナ11を有してい
る。アンテナ11には、受信手段(例えば、チューナ1
2及び受信周波数制御部13)が接続されている。チュ
ーナ12は、アンテナ11で受けた電波Fの中から特定
の周波数の電波を選択するためのものであり、例えば、
携帯電話等で使用される800MHz帯や、1.9GH
z帯等の周波数を走査信号SCNに基づいて選択するよ
うになっている。即ち、チューナ12には受信周波数制
御部13が接続されており、この受信周波数制御部13
から与えられる走査信号SCNに基づいて、アンテナ1
1から入力された電波Fを中間周波数(例えば、10.
7MHz)の受信信号RCVに変換して出力するもので
ある。チューナ12の出力側には、帯域通過フィルタ
(以下、「BPF」という)14が接続されている。B
PF14は、チューナ12から与えられた受信信号RC
Vの内の、特定の周波数範囲(例えば、10.7±0.
1MHz)の信号のみを中間周波信号IFとして通過さ
せるものであり、この出力側にレベル検出手段(例え
ば、検波部)15が接続されている。
【0009】検波部15は、BPF14を通過した中間
周波信号IFを検波して、その振幅に比例した検波信号
DETを生成するものである。検波部15の出力側は、
アナログ/ディジタル変換手段(例えば、アナログ/デ
ィジタル変換器、以下、「ADC」という)16の入力
側に接続されている。ADC16は、入力された検波信
号DETを一定周期でサンプリングし、そのサンプリン
グした電圧値をディジタル値に変換して測定データDA
Tとして出力するものである。ADC16の出力側は、
比較手段(例えば、比較部)17の第1の入力側に接続
されている。この障害電波警告装置は、受信した電波F
の強度が安全な値であるか危険な値であるかを判定する
基準値REFを設定するための入力部18を有してい
る。入力部18は、例えば、押しボタンスイッチ等によ
って、複数の基準値REFの中から使用環境等に応じて
適切な値を選択することができるような機能を有してい
る。入力部18で設定された基準値REFは、記憶部
(例えば、レジスタ)19に保持されるようになってい
る。レジスタ19の出力側は、前記比較部17の第2の
入力側に接続されている。比較部17は、ADC16か
ら与えられる測定データDATをレジスタ19に保持さ
れた基準値REFと比較するものであり、この測定デー
タDATが基準値REFを越えていると判定されたとき
に、警報信号ALMを出力するようになっている。比較
部17の出力側は、警告手段(例えば、警報部20及び
スピーカ21)に接続されている。警報部20は、比較
部17から与えられる警報信号ALMに基づいて警告信
号を出力するものである。警報部20の出力側には、こ
の障害電波警告装置を携帯している人に対して警告音を
出力するためのスピーカ21が接続されている。
周波信号IFを検波して、その振幅に比例した検波信号
DETを生成するものである。検波部15の出力側は、
アナログ/ディジタル変換手段(例えば、アナログ/デ
ィジタル変換器、以下、「ADC」という)16の入力
側に接続されている。ADC16は、入力された検波信
号DETを一定周期でサンプリングし、そのサンプリン
グした電圧値をディジタル値に変換して測定データDA
Tとして出力するものである。ADC16の出力側は、
比較手段(例えば、比較部)17の第1の入力側に接続
されている。この障害電波警告装置は、受信した電波F
の強度が安全な値であるか危険な値であるかを判定する
基準値REFを設定するための入力部18を有してい
る。入力部18は、例えば、押しボタンスイッチ等によ
って、複数の基準値REFの中から使用環境等に応じて
適切な値を選択することができるような機能を有してい
る。入力部18で設定された基準値REFは、記憶部
(例えば、レジスタ)19に保持されるようになってい
る。レジスタ19の出力側は、前記比較部17の第2の
入力側に接続されている。比較部17は、ADC16か
ら与えられる測定データDATをレジスタ19に保持さ
れた基準値REFと比較するものであり、この測定デー
タDATが基準値REFを越えていると判定されたとき
に、警報信号ALMを出力するようになっている。比較
部17の出力側は、警告手段(例えば、警報部20及び
スピーカ21)に接続されている。警報部20は、比較
部17から与えられる警報信号ALMに基づいて警告信
号を出力するものである。警報部20の出力側には、こ
の障害電波警告装置を携帯している人に対して警告音を
出力するためのスピーカ21が接続されている。
【0010】次に、動作を説明する。複数の周波数成分
を有する電波Fは、障害電波警告装置のアンテナ11を
介してチューナ12に入力される。チューナ12におい
て、入力された電波Fの内の特定の周波数成分が受信周
波数制御部13から与えられる走査信号SCNによって
選択され、一定の中間周波数(10.7MHz)の受信
信号RCVに変換されてBPF14に出力される。BP
F14において、10.7MHzの中間周波数を中心と
する一定範囲(±100kHz)の周波数成分のみが通
過され、中間周波信号IFとして検波部15に出力され
る。中間周波信号IFは検波部15において検波され、
その振幅に比例した検波信号DETが生成される。検波
信号DETは、ADC16に与えられてディジタル値に
変換され、測定データDATとして比較部17に与えら
れる。
を有する電波Fは、障害電波警告装置のアンテナ11を
介してチューナ12に入力される。チューナ12におい
て、入力された電波Fの内の特定の周波数成分が受信周
波数制御部13から与えられる走査信号SCNによって
選択され、一定の中間周波数(10.7MHz)の受信
信号RCVに変換されてBPF14に出力される。BP
F14において、10.7MHzの中間周波数を中心と
する一定範囲(±100kHz)の周波数成分のみが通
過され、中間周波信号IFとして検波部15に出力され
る。中間周波信号IFは検波部15において検波され、
その振幅に比例した検波信号DETが生成される。検波
信号DETは、ADC16に与えられてディジタル値に
変換され、測定データDATとして比較部17に与えら
れる。
【0011】比較部17において、ADC16から与え
られた測定データDATと、レジスタ19に保持されて
いる基準値REFとが比較され、この測定データDAT
が基準値REFを越えていると判定されたときに、警報
信号ALMが出力される。警報信号ALMは警報部20
に与えられ、この警報部20からスピーカ21を介して
警告音が出力される。受信周波数制御部13からチュー
ナ12に与えられる走査信号SCNは、例えば、携帯電
話で使用される800MHz帯や、1.9GHz帯等の
周波数範囲を順次走査して受信するような信号になって
いる。従って、一定周期毎にこれらの帯域がサーチされ
て、基準値REFを越える強度の電波Fが存在するか否
かが判定される。もしも、アンテナ11に入力される電
波Fのレベルが、800MHz帯や、1.9GHz帯等
の周波数範囲内において、すべて基準値REF以下であ
れば、比較部17から警報信号ALMは出力されず、ス
ピーカ21から警告音は出力されない。
られた測定データDATと、レジスタ19に保持されて
いる基準値REFとが比較され、この測定データDAT
が基準値REFを越えていると判定されたときに、警報
信号ALMが出力される。警報信号ALMは警報部20
に与えられ、この警報部20からスピーカ21を介して
警告音が出力される。受信周波数制御部13からチュー
ナ12に与えられる走査信号SCNは、例えば、携帯電
話で使用される800MHz帯や、1.9GHz帯等の
周波数範囲を順次走査して受信するような信号になって
いる。従って、一定周期毎にこれらの帯域がサーチされ
て、基準値REFを越える強度の電波Fが存在するか否
かが判定される。もしも、アンテナ11に入力される電
波Fのレベルが、800MHz帯や、1.9GHz帯等
の周波数範囲内において、すべて基準値REF以下であ
れば、比較部17から警報信号ALMは出力されず、ス
ピーカ21から警告音は出力されない。
【0012】しかし、障害電波警告装置を携帯している
人の近傍で、例えば、他人が携帯電話機を使用すると、
その携帯電話機から発射された電波Fは、基準値REF
以上の強度でこの障害電波警告装置のアンテナ11に入
力される。そして、受信周波数制御部13からの走査信
号SCNによって、チューナ12がこの基準値REFを
越える強度の電波Fの周波数に同調したときに、比較部
17から警報信号ALMが出力され、スピーカ21から
警告音が出力される。障害電波警告装置を携帯している
人は、その警告音によって強力な電波Fが存在すること
を知り、携帯電話機の使用者から離れる等の危険回避を
することができる。以上のように、この第1の実施形態
の障害電波警告装置は、携帯電話等で使用される周波数
範囲を走査して、その電波Fの強度を測定するためのチ
ューナ11、受信周波数制御部13、検波部15、AD
C16、及び比較部17を有しているので、障害電波の
存在を警告音によって知ることができる。これにより、
障害電波による心臓ペースメーカ等の誤動作を回避する
ための防護策を講じることが可能になる。
人の近傍で、例えば、他人が携帯電話機を使用すると、
その携帯電話機から発射された電波Fは、基準値REF
以上の強度でこの障害電波警告装置のアンテナ11に入
力される。そして、受信周波数制御部13からの走査信
号SCNによって、チューナ12がこの基準値REFを
越える強度の電波Fの周波数に同調したときに、比較部
17から警報信号ALMが出力され、スピーカ21から
警告音が出力される。障害電波警告装置を携帯している
人は、その警告音によって強力な電波Fが存在すること
を知り、携帯電話機の使用者から離れる等の危険回避を
することができる。以上のように、この第1の実施形態
の障害電波警告装置は、携帯電話等で使用される周波数
範囲を走査して、その電波Fの強度を測定するためのチ
ューナ11、受信周波数制御部13、検波部15、AD
C16、及び比較部17を有しているので、障害電波の
存在を警告音によって知ることができる。これにより、
障害電波による心臓ペースメーカ等の誤動作を回避する
ための防護策を講じることが可能になる。
【0013】第2の実施形態 図2は、本発明の第2の実施形態を示す障害電波警告シ
ステムの構成図であり、図1中の要素と共通の要素には
共通の符号が付されている。この障害電波警告システム
は、例えば、心臓ペースメーカを使用している人が、強
力な電磁波による心臓ペースメーカの誤動作等の危険を
回避するために携帯する障害電波警告装置10と、障害
電波の発生源である携帯電話機等の無線送受信装置30
とで構成されている。障害電波警告装置10は、図1に
示す第1の実施形態の障害電波警告装置とほぼ同様の構
成であるが、図1中の警報部20及びスピーカ21に代
えて、送信手段(例えば、警報送信部22及びアンテナ
23)が設けられている。警報送信部22は、比較部1
7から警報信号ALMが与えられたときに、特定の無線
周波数により基準値REFよりレベルの低い微弱な警告
信号fALM を出力するものであり、アンテナ23は、そ
の警告信号fALM を周囲に発信するためのものである。
その他の構成は、図1の障害電波警告装置と同様であ
る。
ステムの構成図であり、図1中の要素と共通の要素には
共通の符号が付されている。この障害電波警告システム
は、例えば、心臓ペースメーカを使用している人が、強
力な電磁波による心臓ペースメーカの誤動作等の危険を
回避するために携帯する障害電波警告装置10と、障害
電波の発生源である携帯電話機等の無線送受信装置30
とで構成されている。障害電波警告装置10は、図1に
示す第1の実施形態の障害電波警告装置とほぼ同様の構
成であるが、図1中の警報部20及びスピーカ21に代
えて、送信手段(例えば、警報送信部22及びアンテナ
23)が設けられている。警報送信部22は、比較部1
7から警報信号ALMが与えられたときに、特定の無線
周波数により基準値REFよりレベルの低い微弱な警告
信号fALM を出力するものであり、アンテナ23は、そ
の警告信号fALM を周囲に発信するためのものである。
その他の構成は、図1の障害電波警告装置と同様であ
る。
【0014】一方、無線送受信装置30は、例えば、8
00MHz帯や、1.9GHz帯等の帯域の周波数を送
受信するための送受信手段(例えば、送信部31及び受
信部32)を有している。送信部31は、送信制御手段
(例えば、送信制御部)33を介してアンテナ34に接
続されており、このアンテナ34には、受信部32が接
続されている。送信制御部33は、送信部31とアンテ
ナ34との間の接続を、送信制御信号TCSに基づいて
オン/オフ制御するものであり、この送信制御信号TC
Sが与えられている間、アンテナ34が送信部31から
切り離されるようになっている。また、無線送受信装置
30は、警告信号fALM 受信用のアンテナ36を有して
おり、このアンテナ36に受信手段(例えば、警報受信
部)37が接続されている。警報受信部37は、アンテ
ナ36から与えられた無線信号の中から警告信号fALM
を検出するものであり、この警告信号fALM が検出され
たときに、送信制御信号TCSを送信制御部33に出力
する機能を有している。次に、動作を説明する。無線送
受信装置30が通信を開始し、送信部31から送信制御
部33及びアンテナ34を介して電波Fが発射される
と、その無線送受信装置30の近傍の障害電波警告装置
10で、この電波Fが受信される。
00MHz帯や、1.9GHz帯等の帯域の周波数を送
受信するための送受信手段(例えば、送信部31及び受
信部32)を有している。送信部31は、送信制御手段
(例えば、送信制御部)33を介してアンテナ34に接
続されており、このアンテナ34には、受信部32が接
続されている。送信制御部33は、送信部31とアンテ
ナ34との間の接続を、送信制御信号TCSに基づいて
オン/オフ制御するものであり、この送信制御信号TC
Sが与えられている間、アンテナ34が送信部31から
切り離されるようになっている。また、無線送受信装置
30は、警告信号fALM 受信用のアンテナ36を有して
おり、このアンテナ36に受信手段(例えば、警報受信
部)37が接続されている。警報受信部37は、アンテ
ナ36から与えられた無線信号の中から警告信号fALM
を検出するものであり、この警告信号fALM が検出され
たときに、送信制御信号TCSを送信制御部33に出力
する機能を有している。次に、動作を説明する。無線送
受信装置30が通信を開始し、送信部31から送信制御
部33及びアンテナ34を介して電波Fが発射される
と、その無線送受信装置30の近傍の障害電波警告装置
10で、この電波Fが受信される。
【0015】障害電波警告装置10において、受信され
た電波Fの強度が基準値REF以上であると、比較部1
7から出力される警報信号ALMに基づいて、警報送信
部22からアンテナ23を介して、警告信号fALM が送
信される。警告信号fALM は、微弱な電波であるが、例
えば、障害電波警告装置10の数mの近傍にある無線送
受信装置30の警報受信部37によって、確実に受信さ
れるような強度になっている。無線送受信装置30で
は、警報受信部37によって警告信号fALM が受信され
ると、送信制御信号TCSが送信制御部33に出力され
る。これにより、送信部31とアンテナ34との接続が
切られ、アンテナ34からの電波Fの出力は停止させら
れる。以上のように、この第2の実施形態の障害電波警
告システムは、障害電波警告装置10側に障害となる電
波Fを検出したときに警告信号fALM を送信するための
警報送信部22及びアンテナ23を設け、無線送受信装
置30側にこの警告信号fALM を受信したときに電波F
の送信を停止させるための送信制御部33を設けてい
る。これにより、障害となる電波Fを停止することがで
きるので、障害電波による被害を確実に防止することが
できる。なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、
種々の変形が可能である。この変形例としては、例え
ば、次の(a)〜(h)のようなものがある。
た電波Fの強度が基準値REF以上であると、比較部1
7から出力される警報信号ALMに基づいて、警報送信
部22からアンテナ23を介して、警告信号fALM が送
信される。警告信号fALM は、微弱な電波であるが、例
えば、障害電波警告装置10の数mの近傍にある無線送
受信装置30の警報受信部37によって、確実に受信さ
れるような強度になっている。無線送受信装置30で
は、警報受信部37によって警告信号fALM が受信され
ると、送信制御信号TCSが送信制御部33に出力され
る。これにより、送信部31とアンテナ34との接続が
切られ、アンテナ34からの電波Fの出力は停止させら
れる。以上のように、この第2の実施形態の障害電波警
告システムは、障害電波警告装置10側に障害となる電
波Fを検出したときに警告信号fALM を送信するための
警報送信部22及びアンテナ23を設け、無線送受信装
置30側にこの警告信号fALM を受信したときに電波F
の送信を停止させるための送信制御部33を設けてい
る。これにより、障害となる電波Fを停止することがで
きるので、障害電波による被害を確実に防止することが
できる。なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、
種々の変形が可能である。この変形例としては、例え
ば、次の(a)〜(h)のようなものがある。
【0016】(a) 基準値REFの設定変更をする必
要が無ければ、入力部18を設ける必要はない。これに
より、図1の障害電波警告装置や図2の障害電波警告装
置10の簡素化が可能になる。 (b) 図1の障害電波警告装置の携帯者に対する警告
の方法は、警告音に限定されず、振動や合成音声で行う
ようにしても良い。 (c) チューナ12による受信周波数は、携帯電話の
800MHz帯や、1.9GHz帯等に限定されず、例
えば、27MHz帯の市民バンド等も受信するようにし
ても良い。これにより、広い範囲の周波数の障害電波に
対して警告することが可能になる。 (d) 送信制御部33は、送信部31とアンテナ34
の間の接続をオン/オフ制御するようになっているが、
送信部31からの送信電力を所定のレベル以下に低減さ
せるものでも良い。
要が無ければ、入力部18を設ける必要はない。これに
より、図1の障害電波警告装置や図2の障害電波警告装
置10の簡素化が可能になる。 (b) 図1の障害電波警告装置の携帯者に対する警告
の方法は、警告音に限定されず、振動や合成音声で行う
ようにしても良い。 (c) チューナ12による受信周波数は、携帯電話の
800MHz帯や、1.9GHz帯等に限定されず、例
えば、27MHz帯の市民バンド等も受信するようにし
ても良い。これにより、広い範囲の周波数の障害電波に
対して警告することが可能になる。 (d) 送信制御部33は、送信部31とアンテナ34
の間の接続をオン/オフ制御するようになっているが、
送信部31からの送信電力を所定のレベル以下に低減さ
せるものでも良い。
【0017】(e) 送信制御部33と送信部31とを
一体化した構成とし、送信制御信号TCSによって送信
電力の低減または停止を行うようにしても良い。これに
より、送信制御時の消費電力を抑えることができる。 (f) 障害電波警告装置10のアンテナ11,23、
または無線送受信装置30のアンテナ34,36は、そ
れぞれ個別に設ける必要はなく、装置毎に共用すること
ができる。 (g) 障害電波警告装置10は、警報送信部22とア
ンテナ23のみを有するものでも良い。これにより、近
傍の無線送受信装置30に対して、電波Fの発射の有無
に関係なく事前に送信を制御することが可能になり、確
実に障害電波を回避することができる。 (h) 図2の障害電波警告装置10に、図1の障害電
波警告装置と同様の警報部20及びスピーカ21を追加
しても良い。これにより、従来の携帯電話機等のよう
に、警報受信部37や送信制御部33を持たない無線送
受信装置からの電波Fを警告音によって警告することが
可能になる。
一体化した構成とし、送信制御信号TCSによって送信
電力の低減または停止を行うようにしても良い。これに
より、送信制御時の消費電力を抑えることができる。 (f) 障害電波警告装置10のアンテナ11,23、
または無線送受信装置30のアンテナ34,36は、そ
れぞれ個別に設ける必要はなく、装置毎に共用すること
ができる。 (g) 障害電波警告装置10は、警報送信部22とア
ンテナ23のみを有するものでも良い。これにより、近
傍の無線送受信装置30に対して、電波Fの発射の有無
に関係なく事前に送信を制御することが可能になり、確
実に障害電波を回避することができる。 (h) 図2の障害電波警告装置10に、図1の障害電
波警告装置と同様の警報部20及びスピーカ21を追加
しても良い。これにより、従来の携帯電話機等のよう
に、警報受信部37や送信制御部33を持たない無線送
受信装置からの電波Fを警告音によって警告することが
可能になる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、所定の周波数範囲の無線信号を走査して順次
受信する受信手段と、その受信した信号レベルを基準値
と比較する比較手段と、比較結果に基づいて警告を発す
る警告手段を有している。これにより、基準値以上の無
線信号の存在が警告されるので、必要な対応策を講じる
ことが可能になる。第2の発明によれば、基準値を設定
するための入力部と記憶部を有しているので、使用環境
に応じて適切な基準値を設定することが可能になる。第
3の発明によれば、警告信号を送信する障害電波警告装
置と、この警告信号を受信したときに送信する無線信号
のレベルを低減または停止させるための送信制御手段を
有する無線送受信装置とを備えている。これにより、障
害電波を確実に停止させることが可能になる。第4の発
明によれば、受信した電波の強度が基準値を越えたとき
にのみ警告信号を送信する障害電波警告装置と、この警
告信号を受信したときに、送信する無線信号のレベルを
低減または停止させるための送信制御手段を有する無線
送受信装置とを備えている。これにより、不必要に無線
送受信装置の送信を制御することが無くなり、無線送受
信装置側に対する影響を少なくすることができる。
によれば、所定の周波数範囲の無線信号を走査して順次
受信する受信手段と、その受信した信号レベルを基準値
と比較する比較手段と、比較結果に基づいて警告を発す
る警告手段を有している。これにより、基準値以上の無
線信号の存在が警告されるので、必要な対応策を講じる
ことが可能になる。第2の発明によれば、基準値を設定
するための入力部と記憶部を有しているので、使用環境
に応じて適切な基準値を設定することが可能になる。第
3の発明によれば、警告信号を送信する障害電波警告装
置と、この警告信号を受信したときに送信する無線信号
のレベルを低減または停止させるための送信制御手段を
有する無線送受信装置とを備えている。これにより、障
害電波を確実に停止させることが可能になる。第4の発
明によれば、受信した電波の強度が基準値を越えたとき
にのみ警告信号を送信する障害電波警告装置と、この警
告信号を受信したときに、送信する無線信号のレベルを
低減または停止させるための送信制御手段を有する無線
送受信装置とを備えている。これにより、不必要に無線
送受信装置の送信を制御することが無くなり、無線送受
信装置側に対する影響を少なくすることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す障害電波警告装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す障害電波警告シ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
10 障害電波警告装置 11,23,34,36 アンテナ 12 チューナ 13 受信周波数制御部 14 BPF(帯域通過フィル
タ) 15 検波部 16 ADC(アナログ/ディ
ジタル変換器) 17 比較器 18 入力部 19 レジスタ 20 警報部 21 スピーカ 22 警報送信部 30 無線送受信装置 31 送信部 32 受信部 33 送信制御部 35 制御部 37 警報受信部
タ) 15 検波部 16 ADC(アナログ/ディ
ジタル変換器) 17 比較器 18 入力部 19 レジスタ 20 警報部 21 スピーカ 22 警報送信部 30 無線送受信装置 31 送信部 32 受信部 33 送信制御部 35 制御部 37 警報受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 7/26 H04B 17/00 K 17/00 7/26 K
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の周波数範囲の無線信号を走査信号
に基づいて順次受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した無線信号の信号レベルを検出す
るレベル検出手段と、 前記レベル検出手段で検出された信号レベルをディジタ
ル値に変換して測定データとして出力するアナログ/デ
ィジタル変換手段と、 前記測定データを予め設定された基準値と比較する比較
手段と、 前記比較手段によって前記測定データの値が前記基準値
を越えていると判定されたときに、振動、音響、または
合成音声によって警告を発する警告手段とを、 備えたことを特徴とする障害電波警告装置。 - 【請求項2】 前記比較手段は、前記基準値を保持する
ための記憶部と該記憶部に対して該基準値を設定するた
めの入力部とを有することを特徴とする請求項1記載の
障害電波警告装置。 - 【請求項3】 基準値よりも低いレベルの特定の周波数
による警告信号を送信する送信手段を有する障害電波警
告装置と、無線送受信装置とを備え、 前記無線送受信装置は、 所定の周波数範囲の無線信号を送受信するための送受信
手段と、 前記警告信号を受信するための受信手段と、 前記警告信号が受信されたときに、前記送受信手段から
送信する無線信号のレベルを所定のレベル以下に低減さ
せ、または該送受信手段からの送信を禁止する送信制御
手段とを有することを特徴とする障害電波警告システ
ム。 - 【請求項4】 請求項3記載の障害電波警告システムに
おける障害電波警告装置は、 所定の周波数範囲の無線信号を走査信号に基づいて順次
受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した無線信号の信号レベルを検出す
るレベル検出手段と、 前記レベル検出手段で検出された信号レベルをディジタ
ル値に変換して測定データとして出力するアナログ/デ
ィジタル変換手段と、 前記測定データを予め設定された基準値と比較する比較
手段と、 前記比較手段によって前記測定データの値が前記基準値
を越えていると判定されたときに、該基準値よりも低い
レベルの特定の周波数による警告信号を送信する前記送
信手段とを有することを特徴とする障害電波警告システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9194292A JPH1133125A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 障害電波警告装置及び障害電波警告システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9194292A JPH1133125A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 障害電波警告装置及び障害電波警告システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1133125A true JPH1133125A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16322175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9194292A Withdrawn JPH1133125A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 障害電波警告装置及び障害電波警告システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1133125A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1294589A1 (en) * | 2000-06-27 | 2003-03-26 | Wireless Avionics Ltd. | An electromagnetic radiation alerting device for use with a cellular telephone |
WO2017005144A1 (zh) * | 2015-07-09 | 2017-01-12 | 深圳市中兴微电子技术有限公司 | 数字中频处理系统检测方法、装置和计算机存储介质 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP9194292A patent/JPH1133125A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1294589A1 (en) * | 2000-06-27 | 2003-03-26 | Wireless Avionics Ltd. | An electromagnetic radiation alerting device for use with a cellular telephone |
EP1294589A4 (en) * | 2000-06-27 | 2004-03-24 | Wireless Avionics Ltd | ALARM DEVICE FOR ELECTROMAGNETIC RADIATION FOR USE WITH A CELLLULAR TELEPHONE |
US6934515B2 (en) | 2000-06-27 | 2005-08-23 | Wireless Avionics Ltd. | Electromagnetic radiation alerting device for use with a cellular telephone |
WO2017005144A1 (zh) * | 2015-07-09 | 2017-01-12 | 深圳市中兴微电子技术有限公司 | 数字中频处理系统检测方法、装置和计算机存储介质 |
US10243595B2 (en) | 2015-07-09 | 2019-03-26 | Sanechips Technology Co. Ltd. | Detection method and device for digital intermediate frequency processing system, and computer storage medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |