JPH11331011A - ダイレクトコンバージョン方式デジタルチューナ - Google Patents

ダイレクトコンバージョン方式デジタルチューナ

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JPH11331011A
JPH11331011A JP10126097A JP12609798A JPH11331011A JP H11331011 A JPH11331011 A JP H11331011A JP 10126097 A JP10126097 A JP 10126097A JP 12609798 A JP12609798 A JP 12609798A JP H11331011 A JPH11331011 A JP H11331011A
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frequency
signal
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local oscillator
conversion tuner
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JP10126097A
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Hitoshi Nitta
仁 新田
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交復調器を有するダイレクトコンバージョ
ン方式を用いたチューナにおいて、受信高周波信号の周
波数と局部発振周波数とを異なる周波数にして、電波妨
害又は雑音の発生を防ぐ。 【解決手段】 デジタル変調方式の放送電波を受信する
受信機において、局部発振器の局部発振信号を受信高周
波信号のN倍(Nは2以上の整数)にほぼ一致する周波
数とし、この局部発振信号を分周器によりN分周し、9
0゜移相器により該分周器の出力信号を互いに90゜位
相差を持つ2つの信号として出力する。2つのミキサが
前記90゜移相器出力からの2つの信号と受信高周波信
号をミキシングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送を受
信するためのダイレクトコンバージョンチューナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のダイレクトコンバージ
ョン受信機の構成例を示すブロック図である。高周波信
号入力端子1に入力された信号は、PLL4の選択する
周波数に連動して通過帯域が変化できるトラッキングバ
ンドパスフィルタ2により不要周波数成分が濾波された
のち、RFアンプ3で増幅され2信号に分けられる。そ
して、ミキサ6,7それぞれにおいて、局部発振器5か
らのPLL4によって受信RF信号と同じ周波数に選局
された高周波信号とミキシングされる。この局部発振器
5からミキサ6,7への入力に関しては経路に90゜移
相器8が挿入されているため、ミキサ6,7からはベー
スバンド信号に変換されて互いに90゜の位相関係が保
たれたI,Qの2つの信号が出力される。同出力は局部
発振信号の漏洩と後段のデジタル復調部からのサンプリ
ング基準信号の漏洩を濾波するローパスフィルタ9,1
0の通過の後デジタル復調部へ入力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなダイレクト
コンバージョン方式を用いたチューナは、受信高周波信
号の周波数と局部発振周波数が同じであるため以下の課
題が発生する。 課題1:局部発振器5の出力レベルは通常、受信機に入
力される高周波信号のレベルより著しく大きいため、局
部発振信号の漏洩が問題となる。局部発振器5から回路
経由(局部発振器5→ミキサ6,7→RFアンプ3→ト
ラッキングバンドパスフィルタ2→高周波信号入力端子
1)で漏洩する局部発振信号はミキサ6,7やRFアン
プ3のアイソレーションにより遮断できる。しかし、空
間やアースライン等を介して高周波信号入力端子1とR
Fアンプ3の間の回路への局部発振信号の漏洩はその周
波数が受信高周波信号の周波数と同じであるためトラッ
キングバンドパスフィルタ2による濾波ができない。そ
の結果として高周波信号入力端子1からチューナ外部へ
放射された局部発振信号は近隣に設置された同じ受信周
波数を持つチューナに対して妨害を引き起こす。
【0004】課題2:空間やアースライン等を経由する
ことによって、高周波信号入力端子1とミキサ6,7の
間の回路へ局部発振信号が漏洩して受信高周波信号に重
畳するとき、または課題1と同様にして起こるチューナ
外部への局部発振信号の漏洩が、アンテナのインピーダ
ンスミスマッチ等により反射して同じく受信高周波信号
に重畳するとき、これらの状況では漏洩した局部発振信
号は本来の局部発振信号と混合(自己混合)して直流オ
フセットとなる。その場合、周囲の環境の変化により漏
洩の反射量が変動しこの直流オフセットの大きさが変動
すると、低い周波数の雑音としてベースバンド信号にの
ることになる。ベースバンド信号は直流近辺の低い周波
数の信号であるため、この雑音をローパスフィルタ9,
10によって濾波することができず、ダイレクトコンバ
ージョン方式特有の問題となっている。
【0005】この問題の解決策として、例えば、特開平
7−321686号公報には、受信した高周波信号をベ
ースバンド周波数に周波数変換するミキサに対して、ロ
ーカル発振器から発生した高周波信号を、それぞれ位相
差(0、π/2、π、3π/2)をつけて供給し、各ミ
キサからの不要放射の振幅を打ち消すようにしたダイレ
クトコンバージョン受信機は既に開示されている。これ
に対し、本発明は前記公知の解決策と異なる手段によっ
て、つまり、デジタル変調方式の放送電波を受信する受
信機のダイレクトコンバージョン式デジタルチューナに
おいて、局部発振器とミキサの間に分周器,逓倍器或い
は分周・移相器を挿入する構成を採ることにより前記課
題を解決することを提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、デジ
タル変調方式の放送電波を受信する受信機において、受
信高周波信号の周波数と異なる周波数で発振する局部発
振器と、前記局部発振器からの局部発振信号に基づき受
信周波数とほぼ一致する周波数を発生させる手段と、該
手段の出力の信号を互いに90°位相差を持つ2つの信
号として出力する90°移相器と、前記90°移相器出
力からの2つの信号を受信高周波信号とミキシングする
2つのミキサと、からなる直交復調器を有するダイレク
トコンバージョンチューナである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載された
ダイレクトコンバージョンチューナにおいて、前記局部
発振器の周波数が受信高周波信号の周波数のN倍(Nは
2以上の整数)にほぼ一致する周波数であり、かつ、前
記局部発振器からの局部発振信号に基づき受信周波数と
ほぼ一致する周波数を発生させる手段が前記局部発振器
からの局部発振信号の周波数をN分周する分周器であ
る、ダイレクトコンバージョンチューナである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載された
ダイレクトコンバージョンチューナにおいて、前記局部
発振器の周波数が受信高周波信号の周波数のN分の1
(Nは2以上の整数)にほぼ一致する周波数であり、か
つ、前記局部発振器からの局部発振信号に基づき受信周
波数とほぼ一致する周波数を発生させる手段が前記局部
発振器からの局部発振信号の周波数をN倍周する逓倍器
である、ダイレクトコンバージョンチューナである。
【0009】請求項4の発明は、デジタル変調方式の放
送電波を受信する受信機において、受信高周波信号の周
波数と異なる周波数で発振する局部発振器と、前記局部
発振器からの局部発振信号に基づき受信周波数の2倍に
ほぼ一致する周波数を発生させる手段と、該手段の出力
の信号を1/2分周することで受信周波数とほぼ一致す
る周波数にして、互いに、90°位相差を持つ2つの信
号として出力する分周・移相器と、前記分周・移相器出
力からの2つの信号を受信高周波信号とミキシングする
2つのミキサと、からなる直交復調器を有するダイレク
トコンバージョンチューナである。
【0010】請求項5の発明は、請求項4に記載された
ダイレクトコンバージョンチューナにおいて、前記局部
発振器の周波数が受信高周波信号の周波数の2N倍(N
は2以上の整数)にほぼ一致する周波数であり、前記局
部発振器からの局部発振信号に基づき受信周波数の2倍
にほぼ一致する周波数を発生させる手段が、前記局部発
振器からの局部発振信号の周波数をN分周する分周器で
あるダイレクトコンバージョンチューナである。
【0011】請求項6の発明は、請求項4に記載された
ダイレクトコンバーションチューナにおいて、前記局部
発振器の周波数が受信高周波信号の周波数の2/N倍
(Nは3以上の整数)にほぼ一致する周波数であり、前
記局部発振器からの局部発振信号に基づき受信周波数の
2倍にほぼ一致する周波数を発生させる手段が、前記局
部発振器からの局部発振信号の周波数をN倍周する逓倍
器であるダイレクトコンバージョンチューナである。
【0012】請求項7の発明は、デジタル変調方式の放
送電波を受信する受信機において、受信高周波信号の周
波数の2倍にほぼ一致する周波数で発振する局部発振器
と、前記局部発振器出力の信号の周波数を1/2分周し
互いに90゜位相差を持つ2つの信号として出力する分
周・移相器と、前記分周・移相器出力から2つの信号と
受信高周波信号をミキシングする2つのミキサと、から
成る直交復調器を有するダイレクトコンバージョンチュ
ーナである。
【0013】請求項8の発明は、請求項1又は4のいず
れかに記載されたダイレクトコンバージョンチューナに
おいて、受信高周波信号の周波数と同じ周波数の信号の
漏洩を減らすために、受信高周波信号と同じ周波数の信
号が流れる回路をIC化した、ダイレクトコンバージョ
ンチューナである。
【0014】請求項9の発明は、請求項2又は3に記載
されたダイレクトコンバージョンチューナにおいて、受
信高周波信号の周波数と同じ周波数の信号の漏洩を減ら
すために2つのミキサと90゜移相器と分周器又は逓倍
器とその周辺回路をIC化したダイレクトコンバージョ
ンチューナである。
【0015】請求項10の発明は、請求項5又は6に記
載されたダイレクトコンバージョンチューナにおいて、
受信高周波信号の周波数と同じ周波数の信号の漏洩を減
らすために、2つのミキサと分周・移相器と分周器又は
逓倍器とその周辺回路をIC化したダイレクトコンバー
ジョンチューナである。
【0016】請求項11の発明は、請求項7に記載され
たコンバージョンチューナにおいて、受信高周波信号の
周波数と同じ周波数の信号の漏洩を減らすために2つの
ミキサと分周・移相器とその周辺回路をIC化したダイ
レクトコンバージョンチューナである。
【0017】請求項12の発明は、請求項1乃至11の
いずれかに記載されたダイレクトコンバージョンチュー
ナにおいて、アンテナ等で受信した放送電波の信号の入
力部から前記ミキサまでの間の回路に、漏洩した局部発
振信号を濾波するためのバンドパスフィルタ或いはロー
パスフィルタを挿入した、ダイレクトコンバージョンチ
ューナである。
【0018】請求項13の発明は、請求項12に記載さ
れたダイレクトコンバージョンチューナにおいて、前記
挿入したフィルタの通過周波数帯域が選局周波数に連動
して変化する、ダイレクトコンバージョンチューナであ
る。
【0019】以上の各発明により、前記の課題は以下の
ように解決される。 課題1:局部発振信号の周波数が受信高周波信号の周波
数と異なるものとなるので、空間やアースライン等を介
しての高周波信号入力端子1とRFアンプ3の間の回路
への局部発振信号の漏洩のうち、トラッキングバンドパ
スフィルタ2とRFアンプ3の間の回路への漏洩は、高
周波信号入力端子1へ流れる途中にあるトラッキングバ
ンドパスフィルタ2で濾波できるようになる。また、高
周波信号入力端子1とトラッキングバンドパスフィルタ
2の間の回路への漏洩は濾波することができず、高周波
信号入力端子1からのチューナ外部への局部発振信号の
不要放射は避けられないが局部発振信号の周波数が受信
高周波信号の周波数と異なるため、同じ受信周波数を持
つ受信機に対して妨害とならなくなる。
【0020】課題2:空間やアースライン等を介して高
周波信号入力端子1とミキサ6,7の間の回路への局部
発振信号の漏洩のうち、高周波信号入力端子1とトラッ
キングバンドパスフィルタ2の間の回路への漏洩やチュ
ーナ外部のアンテナ等のインピーダンスミスマッチなど
の要因で反射されチューナに戻ってくる局部発振信号の
漏洩は、局部発振信号の周波数が受信高周波信号の周波
数と異なるためミキサ6,7への回路の途中にあるトラ
ッキングバンドパスフィルタ2で濾波されミキサに到達
しない。また、トラッキングバンドパスフィルタ2とミ
キサ6,7の間の回路への局部発振信号の漏洩はそのま
まミキサ6,7へ入力してしまうが、両波の周波数が異
なるために直流オフセットにはならずローパスフィルタ
9,10によって濾波されるので妨害にはならない。た
だし、以上の課題1,2に関して、トラッキングバンド
パスフィルタ2は一例に過ぎず、漏洩局部発振信号を濾
波できるフィルタであればよい。分周器や分周・移相器
を挿入した場合はトラッキングバンドパスフィルタの
他、通過帯域が変化しない通常のバンドパスフィルタ,
ローパスフィルタが適当である。また、逓倍器を挿入し
た場合はトラッキングバンドパスフィルタの他、トラッ
キングハイパスフィルタや通過帯域が変化しない通常の
バンドパスフィルタ,ハイパスフィルタが適当である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1から図10は、本発明による
ダイレクトコンバージョン方式チューナの実施例を説明
するためのブロック図である。なお、従来のダイレクト
コンバージョン方式チューナのブロック図11と同じ部
品には同じ番号を付している。 (実施例1)図1は、従来のダイレクトコンバージョン
方式チューナに対して分周器(分周比N)を挿入して改
良したチューナのブロック図で、図2はさらにIC化を
施したブロック図である。高周波信号入力端子1より入
力された受信高周波信号(周波数をf1とする)は、P
LL4の選択する周波数に連動して通過帯域が変化でき
るトラッキングバンドパスフィルタ2で不要周波数成分
が濾波された後、RFアンプ3を介してミキサ6,7に
送られる。一方、局部発振器5からはPLL4によって
周波数選択された高周波信号が出力され、挿入した分周
器11により周波数がN分の1(Nは2以上の整数)に
された局部発振信号は90゜移相器8により互いに90
゜位相差を持つ2つの信号としてミキサ6,7に送られ
る。ここで、ミキサに送られる信号は受信高周波信号に
等しい周波数でなければならないので、その周波数はf
1である。よって局部発振器5で発生させる信号の周波
数はN×f1(Nは2以上の整数)となり、受信高周波
信号と異なる周波数の信号とすることができる。
【0022】高周波信号入力端子1からミキサ6,7ま
での高周波信号が流れる回路へのこの信号の漏洩はトラ
ッキングバンドパスフィルタ2により部分的に濾波さ
れ、局部発振信号の不要放射による他のチューナへの妨
害や、自己混合によるベースバンド信号への雑音の発生
を減少させることになる。このトラッキングバンドパス
フィルタ2は使用フィルタの一例であり、トラッキング
ローパスフィルタや通過帯域が変化しない通常のバンド
パスフィルタや、ローパスフィルタもN×f1の周波数
の信号を濾波できるので適当である。ただし、分周器1
1からミキサ6,7までの回路については、受信高周波
信号の周波数と同じ周波数の信号が流れているため、こ
の回路から空中への信号の漏洩は、回路の短縮や図3に
示すようなミキサ6,7と90゜移相器8と分周器11
と、その周辺回路のワンチップIC化、等の対策により
極力減らすべきである。以上のようにして、ミキサ6,
7に送られた受信高周波信号と局部発振信号(共に周波
数f1)はミキシングされて直流近辺の周波数のベース
バンド信号I,Qに変換される。その後、両信号はベー
スバンド信号の通過帯域を有し、局部発振信号やサンプ
リング信号の漏洩を防ぐローパスフィルタを通過し、デ
ジタル復調部へ入力される。
【0023】(実施例2)図3は、従来のダイレクトコ
ンバージョン方式チューナに対して逓倍器(倍周比N)
を挿入して改良したチューナのブロック図で、図4はさ
らにIC化を施したブロック図である。分周器を挿入し
た場合と同様にして、逓倍器12(倍周比N)を挿入す
ると局部発振器5からの信号の周波数はN倍される。受
信高周波信号の周波数をf1とした場合、局部発振器5
で発生させる信号の周波数はf1/N(Nは2以上の整
数)となり、受信高周波信号と異なる周波数の信号とす
ることができる。フィルタは、図中のトラッキングバン
ドパスフィルタ2の他にf1/Nの周波数の信号を濾波
できるトラッキングハイパスフィルタ、又は、通過帯域
が変化しない通常のバンドパスフィルタやハイパスフィ
ルタが適当である。ただし、逓倍器12からミキサ6,
7までの回路については、受信高周波信号の周波数と同
じ周波数の信号が流れているため実施例1におけると同
様に回路の短縮や、図5に示すようなミキサ6,7と9
0゜移相器8と逓倍器12とその周辺回路のワンチップ
IC化、等の対策による空中への信号の漏洩の防止が必
要である。9,10はそれぞれミキサ6,7に接続さ
れ、局部発振信号やサンプリング信号の漏洩を防ぐロー
パスフィルタである。
【0024】(実施例3)図5は、従来のダイレクトコ
ンバージョン方式チューナに分周器11(分周比N)を
挿入し、また、90゜移相器の代わりに周波数が1/2
分周され互いに90゜の位相差を持つ2つの信号を出力
する分周・移相器13を用いて改良したチューナのブロ
ック図である。また、図6はさらにIC化を施したブロ
ック図である。実施例1におけると同様の分周器11
(分周比N)の挿入により局部発振器5からの信号は周
波数がN分の1にされる。さらに分周・移相器13によ
り周波数が1/2分周され、互いに90°位相差を持つ
周波数が得られる。局部発振器5からミキサ6,7への
入力までに信号の周波数は2N分の1になる。よって、
受信高周波信号の周波数をf1とした場合、局部発振器
5で発生させる信号の周波数は、2N×f1(Nは2以
上の整数)、即ち、受信高周波信号の周波数の2N倍と
なり、受信高周波信号と異なる周波数の信号とすること
ができる。フィルタは、図中のトラッキングバンドパス
フィルタ2の他に、2N×f1の周波数の信号を濾波で
きるトラッキングハイパスフィルタや通過帯域が変化し
ない通常のバンドパスフィルタやハイパスフィルタが適
当である。ただし、分周・移相器13からミキサ6,7
までの回路については、受信高周波信号の周波数と同じ
周波数の信号が流れているため実施例1と同様に回路の
短縮や、図7に示すようなミキサ6,7と分周・移相器
13と分周器11とその周辺回路のワンチップIC化、
等の対策による空中への信号の漏洩の防止が必要であ
る。9,10はそれぞれそれぞれミキサ6,7に接続さ
れ、局部発振信号やサンプリング信号の漏洩を防ぐロー
パスフィルタである。
【0025】(実施例4)図7は、従来のダイレクトコ
ンバージョン方式チューナに逓倍器12(倍周比N)を
挿入し、90゜移相器の代わりに周波数が1/2分周さ
れ互いに90゜の位相差を持つ2つの信号を出力する分
周・移相器13を用いて改良したチューナのブロック図
である。また、図8はさらにIC化を施したブロック図
である。実施例2におけると同様の逓倍器12(倍周比
N)の挿入により局部発振器5からの信号は周波数がN
倍にされる。さらに分周・移相器13により周波数が1
/2分周されるので、局部発振器5からミキサ6,7へ
の入力までに信号の周波数は2分のNになる。よって、
受信高周波信号の周波数をf1とした場合、局部発振器
5で発生させる信号の周波数は(2/N)×f1(Nは
3以上の整数)となり、受信高周波信号と異なる周波数
の信号とすることができる。フィルタは、図中のトラッ
キングバンドパスフィルタ2の他に(2/N)×f1
周波数の信号を濾波できるトラッキングハイパスフィル
タや通過帯域が変化しない通常のバンドパスフィルタや
ハイパスフィルタが適当である。ただし、分周・移相器
13からミキサ6,7までの回路については、受信高周
波信号の周波数と同じ周波数の信号が流れているため、
実施例1におけると同様に回路の短縮や、図8に示すよ
うなミキサ6,7と分周・移相器13と逓倍器12とそ
の周辺回路のワンチップIC化、等の対策による空中へ
の信号の漏洩の防止が必要である。9,10はそれぞれ
ミキサ6,7に接続され、局部発振信号やサンプリング
信号の漏洩を防ぐローパスフィルタである。
【0026】(実施例5)図9は、従来のダイレクトコ
ンバージョン方式チューナに対して90゜移相器の代わ
りに周波数が1/2分周され、互いに90゜の位相差を
持つ2つの信号を出力する分周・移相器を用いて改良し
たチューナのブロック図である。また、図10はさらに
IC化を施したブロック図である。挿入された分周・移
相器13により周波数が1/2分周されるので、局部発
振器5で発振する信号の周波数はミキサ6,7への入力
までに2分の1になる。よって、受信高周波信号の周波
数をf1とした場合、局部発振器5で発生させる信号の
周波数は2×f1となり、受信高周波信号と異なる周波
数の信号とすることができる。フィルタは、図中のトラ
ッキングバンドパスフィルタ2の他に2×f1の周波数
の信号を濾波できるトラッキングローパスフィルタや、
通過帯域が変化しない通常のバンドパスフィルタやロー
パスフィルタが適当である。ただし、分周・移相器13
からミキサ6,7までの回路については、受信高周波信
号の周波数と同じ周波数の信号が流れているため実施例
1におけると同様に回路の短縮や、図10に示すように
ミキサ6,7と分周・移相器13とその周辺回路のワン
チップIC化、等の対策による空中への信号の漏洩の防
止が必要である。9,10はそれぞれミキサ6,7に接
続され局部発振信号やサンプリング信号の漏洩を防ぐロ
ーパスフィルタである。
【0027】以上、実施例1乃至実施例5に関連して、
局部発振器の発振周波数が受信高周波信号の周波数より
低い周波数である場合には、局部発振器の設計が容易に
なるという利点はあるが、局部発振信号の高調波成分と
受信高周波信号のミキシングによる直流オフセットの発
生も考慮しなければならない。
【0028】
【発明の効果】請求項1乃至13に対応する効果: (1)局部発振信号の周波数が受信高周波信号の周波数
と異なるものとなるので、空間やアースライン等を介し
ての高周波信号入力端子1とRFアンプ3の間の回路へ
の局部発振信号の漏洩のうち、トラッキングバンドパス
フィルタ2とRFアンプ3の間の回路への漏洩は、高周
波信号入力端子1へ流れる途中にあるトラッキングバン
ドパスフィルタ2で濾波できるようになる。また、高周
波信号入力端子1とトラッキングバンドパスフィルタ2
の間の回路への漏洩は濾波することができず、高周波信
号入力端子1からのチューナ外部への局部発振信号の不
要放射は避けられないが局部発振信号の周波数が受信高
周波信号の周波数と異なるため、同じ受信周波数を持つ
受信機に対して妨害とならなくなる。
【0029】(2)空間やアースライン等を介して高周
波信号入力端子1とミキサ6,7の間の回路への局部発
振信号の漏洩のうち、高周波信号入力端子とトラッキン
グバンドパスフィルタの間の回路への漏洩やチューナ外
部のアンテナ等のインピーダンスミスマッチなどの要因
で反射されチューナに戻ってくる局部発振信号の漏洩
は、局部発振信号の周波数が受信高周波信号の周波数と
異なるためミキサへの回路の途中にあるトラッキングバ
ンドパスフィルタで濾波されミキサに到達しない。ま
た、トラッキングバンドパスフィルタとミキサの間の回
路への局部発振信号の漏洩はそのままミキサへ入力して
しまうが、両波の周波数が異なるために直流オフセット
にはならずローパスフィルタによって濾波されるので妨
害にはならない。請求項9乃至11に対応する効果:受
信高周波信号の周波数と同一の周波数の信号の漏洩を低
減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のダイレクトコンバージ
ョンチューナの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すダイレクトコンバージョンチューナ
における信号漏洩対策としてのIC化を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第2の実施例のダイレクトコンバージ
ョンチューナの構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すダイレクトコンバージョンチューナ
における信号漏洩対策としてのIC化を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第3の実施例のダイレクトコンバージ
ョンチューナの構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示すダイレクトコンバージョンチューナ
における信号漏洩対策としてのIC化を示すブロック図
である。
【図7】本発明の第4の実施例のダイレクトコンバージ
ョンチューナの構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すダイレクトコンバージョンチューナ
における信号漏洩対策としてのIC化を示すブロック図
である。
【図9】本発明の第5の実施例のダイレクトコンバージ
ョンチューナの構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示すダイレクトコンバージョンチュー
ナにおける信号漏洩対策としてのIC化を示すブロック
図である。
【図11】従来のダイレクトコンバージョンチューナの
構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…高周波信号入力端子、2…トラッキングバンドパス
フィルタ、3…RFアンプ、4…PLL(フェイズロッ
クドループ)、5…局部発振器、6,7…ミキサ(混合
器)、8…90゜移相器、9,10…ローパスフィル
タ、11…分周器、12…逓倍器、13…分周・移相
器。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル変調方式の放送電波を受信する
    受信機において、受信高周波信号の周波数と異なる周波
    数で発振する局部発振器と、前記局部発振器からの局部
    発振信号に基づき受信周波数とほぼ一致する周波数を発
    生させる手段と、該手段の出力の信号を互いに90°位
    相差を持つ2つの信号として出力する90°移相器と、
    前記90°移相器出力からの2つの信号を受信高周波信
    号とミキシングする2つのミキサと、からなる直交復調
    器を有することを特徴とするダイレクトコンバージョン
    チューナ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたダイレクトコンバ
    ージョンチューナにおいて、前記局部発振器の周波数が
    受信高周波信号の周波数のN倍(Nは2以上の整数)に
    ほぼ一致する周波数であり、かつ、前記局部発振器から
    の局部発振信号に基づき受信周波数とほぼ一致する周波
    数を発生させる手段が前記局部発振器からの局部発振信
    号の周波数をN分周する分周器であることを特徴とす
    る、ダイレクトコンバージョンチューナ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたダイレクトコンバ
    ージョンチューナにおいて、前記局部発振器の周波数が
    受信高周波信号の周波数のN分の1(Nは2以上の整
    数)にほぼ一致する周波数であり、かつ、前記局部発振
    器からの局部発振信号に基づき受信周波数とほぼ一致す
    る周波数を発生させる手段が前記局部発振器からの局部
    発振信号の周波数をN倍周する逓倍器であることを特徴
    とする、ダイレクトコンバージョンチューナ。
  4. 【請求項4】 デジタル変調方式の放送電波を受信する
    受信機において、受信高周波信号の周波数と異なる周波
    数で発振する局部発振器と、前記局部発振器からの局部
    発振信号に基づき受信周波数の2倍にほぼ一致する周波
    数を発生させる手段と、該手段の出力の信号を1/2分
    周することで受信周波数とほぼ一致する周波数にして、
    互いに、90°位相差を持つ2つの信号として出力する
    分周・移相器と、前記分周・移相器出力からの2つの信
    号を受信高周波信号とミキシングする2つのミキサと、
    からなる直交復調器を有することを特徴とするダイレク
    トコンバージョンチューナ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されたダイレクトコンバ
    ージョンチューナにおいて、前記局部発振器の周波数が
    受信高周波信号の周波数の2N倍(Nは2以上の整数)
    にほぼ一致する周波数であり、前記局部発振器からの局
    部発振信号に基づき受信周波数の2倍にほぼ一致する周
    波数を発生させる手段が、前記局部発振器からの局部発
    振信号の周波数をN分周する分周器であることを特徴と
    するダイレクトコンバージョンチューナ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載されたダイレクトコンバ
    ーションチューナにおいて、前記局部発振器の周波数が
    受信高周波信号の周波数の2/N倍(Nは3以上の整
    数)にほぼ一致する周波数であり、前記局部発振器から
    の局部発振信号に基づき受信周波数の2倍にほぼ一致す
    る周波数を発生させる手段が、前記局部発振器からの局
    部発振信号の周波数をN倍周する逓倍器であることを特
    徴とするダイレクトコンバージョンチューナ。
  7. 【請求項7】 デジタル変調方式の放送電波を受信する
    受信機において、受信高周波信号の周波数の2倍にほぼ
    一致する周波数で発振する局部発振器と、前記局部発振
    器出力の信号の周波数を1/2分周し互いに90゜位相
    差を持つ2つの信号として出力する分周・移相器と、前
    記分周・移相器出力から2つの信号と受信高周波信号を
    ミキシングする2つのミキサと、から成る直交復調器を
    有することを特徴とするダイレクトコンバージョンチュ
    ーナ。
  8. 【請求項8】 請求項1又は4のいずれかに記載された
    ダイレクトコンバージョンチューナにおいて、受信高周
    波信号の周波数と同じ周波数の信号の漏洩を減らすため
    に、受信高周波信号と同じ周波数の信号が流れる回路を
    IC化したことを特徴とする、ダイレクトコンバージョ
    ンチューナ。
  9. 【請求項9】 請求項2又は3に記載されたダイレクト
    コンバージョンチューナにおいて、受信高周波信号の周
    波数と同じ周波数の信号の漏洩を減らすために2つのミ
    キサと90゜移相器と分周器又は逓倍器とその周辺回路
    をIC化したことを特徴とするダイレクトコンバージョ
    ンチューナ。
  10. 【請求項10】 請求項5又は6に記載されたダイレク
    トコンバージョンチューナにおいて、受信高周波信号の
    周波数と同じ周波数の信号の漏洩を減らすために、2つ
    のミキサと分周・移相器と分周器又は逓倍器とその周辺
    回路をIC化したことを特徴とするダイレクトコンバー
    ジョンチューナ。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載されたコンバージョン
    チューナにおいて、受信高周波信号の周波数と同じ周波
    数の信号の漏洩を減らすために2つのミキサと分周・移
    相器とその周辺回路をIC化したことを特徴とするダイ
    レクトコンバージョンチューナ。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載さ
    れたダイレクトコンバージョンチューナにおいて、アン
    テナ等で受信した放送電波の信号の入力部から前記ミキ
    サまでの間の回路に、漏洩した局部発振信号を濾波する
    ためのバンドパスフィルタ或いはローパスフィルタを挿
    入したことを特徴とする、ダイレクトコンバージョンチ
    ューナ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載されたダイレクトコ
    ンバージョンチューナにおいて、前記挿入したフィルタ
    の通過周波数帯域が選局周波数に連動して変化すること
    を特徴とする、ダイレクトコンバージョンチューナ。
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