JPH1133062A - 支点移動式床ずれ防止マット - Google Patents
支点移動式床ずれ防止マットInfo
- Publication number
- JPH1133062A JPH1133062A JP9225503A JP22550397A JPH1133062A JP H1133062 A JPH1133062 A JP H1133062A JP 9225503 A JP9225503 A JP 9225503A JP 22550397 A JP22550397 A JP 22550397A JP H1133062 A JPH1133062 A JP H1133062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- patient
- mat
- gas
- prevention mat
- support point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 患者の身体部分の圧迫そのものを解消するこ
とによって床ずれを防止するとともに、患者の体臭が周
囲に拡散しにくいマットを提供する。 【解決手段】 気体または液体を通さない材質で作られ
たシート(1)の中を小区画室(2)に仕切り、それぞ
れの小区画室(2)についてそれぞれに管(3)を接続
して、それぞれの小区画室(2)について個別に気体ま
たは液体の充填と抜き取りをコントロールすることによ
って、患者の身体においてベットから圧迫されている部
分を圧迫から解放する。
とによって床ずれを防止するとともに、患者の体臭が周
囲に拡散しにくいマットを提供する。 【解決手段】 気体または液体を通さない材質で作られ
たシート(1)の中を小区画室(2)に仕切り、それぞ
れの小区画室(2)についてそれぞれに管(3)を接続
して、それぞれの小区画室(2)について個別に気体ま
たは液体の充填と抜き取りをコントロールすることによ
って、患者の身体においてベットから圧迫されている部
分を圧迫から解放する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床ずれを防止する
ためのマットに関する。
ためのマットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床ずれを防止、予防するためのマ
ットは、マット表面から空気を噴射して患者の身体に当
てるものである。
ットは、マット表面から空気を噴射して患者の身体に当
てるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式は、患者の
下に敷いたマットの全体から空気を噴射し、床ずれ患部
の通気性を良くして床ずれ防止、予防をはかるものであ
る。しかし、そもそも床ずれの主たる原因は、身体の特
定箇所が長時間にわたり体重で圧迫される事によりその
箇所の血液の循環が阻害される事にある。そのために、
より効果的に床ずれを防止するには、床に伏している患
者の姿勢をときどき変えてやって患者の、ベットから圧
迫されている身体の部分を圧迫から解放してやって血行
を促さなければならない。また、これまでのマット表面
から空気を噴射する方式では、患者の体臭が周辺に発散
するという問題があった。
下に敷いたマットの全体から空気を噴射し、床ずれ患部
の通気性を良くして床ずれ防止、予防をはかるものであ
る。しかし、そもそも床ずれの主たる原因は、身体の特
定箇所が長時間にわたり体重で圧迫される事によりその
箇所の血液の循環が阻害される事にある。そのために、
より効果的に床ずれを防止するには、床に伏している患
者の姿勢をときどき変えてやって患者の、ベットから圧
迫されている身体の部分を圧迫から解放してやって血行
を促さなければならない。また、これまでのマット表面
から空気を噴射する方式では、患者の体臭が周辺に発散
するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】気体または液体を通さな
い材質で作られたシート(3)の中を小区画室(4)に
仕切り、それぞれの小区画室(4)についてそれぞれに
管(5)を接続して、それぞれの小区画室(4)につい
て個別に気体または液体の充填と抜き取りをコントロー
ルすることによって、患者の身体においてベットから圧
迫されている部分を圧迫から解放する支点移動式床ずれ
防止マットである。
い材質で作られたシート(3)の中を小区画室(4)に
仕切り、それぞれの小区画室(4)についてそれぞれに
管(5)を接続して、それぞれの小区画室(4)につい
て個別に気体または液体の充填と抜き取りをコントロー
ルすることによって、患者の身体においてベットから圧
迫されている部分を圧迫から解放する支点移動式床ずれ
防止マットである。
【0005】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明すると、ビニールやゴムのような気体を通さない
材質で作られたシート(3)を、中を小区画室(4)に
仕切り、それぞれの小区画室(4)についてそれぞれ管
(5)を接続して、それぞれの小区画室(4)について
個別に気体の充填と抜き取りをコントロールすることに
よって患者の体重を支える箇所を変えられるようにした
支点移動式床ずれ防止マットを患者の下に敷き、そのマ
ットに接続したそれぞれの管(5)に、コントローラ
(6)によって制御しながらコンプレッサー(7)から
気体を圧送したりまたは抜き取りしたりする。シート
(3)を、液体を通さない材質で作れば、小区画室
(4)に充填、抜き取りする物質を液体でおこなう事が
できる。
て説明すると、ビニールやゴムのような気体を通さない
材質で作られたシート(3)を、中を小区画室(4)に
仕切り、それぞれの小区画室(4)についてそれぞれ管
(5)を接続して、それぞれの小区画室(4)について
個別に気体の充填と抜き取りをコントロールすることに
よって患者の体重を支える箇所を変えられるようにした
支点移動式床ずれ防止マットを患者の下に敷き、そのマ
ットに接続したそれぞれの管(5)に、コントローラ
(6)によって制御しながらコンプレッサー(7)から
気体を圧送したりまたは抜き取りしたりする。シート
(3)を、液体を通さない材質で作れば、小区画室
(4)に充填、抜き取りする物質を液体でおこなう事が
できる。
【0006】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0007】患者の体重を支えている点が変わるので、
それまで圧迫されていた患者の身体の箇所が圧迫から解
放されて血行が促されて、床ずれができにくくなる。
それまで圧迫されていた患者の身体の箇所が圧迫から解
放されて血行が促されて、床ずれができにくくなる。
【0008】これまでのマット表面から空気を噴射する
方式では、患者の体臭が周辺に発散するが、本発明では
そのような事がない。
方式では、患者の体臭が周辺に発散するが、本発明では
そのような事がない。
【0009】小区画室(4)に充填する物質が気体の場
合には患者の体重をソフトに支持出来るとともに患者の
体温に与える影響が少ないという特徴があると同時に、
気体が空気の場合には万一シートが破損しても周囲に液
体をまき散らすという事が無いという利点がある。
合には患者の体重をソフトに支持出来るとともに患者の
体温に与える影響が少ないという特徴があると同時に、
気体が空気の場合には万一シートが破損しても周囲に液
体をまき散らすという事が無いという利点がある。
【0010】小区画室(4)に充填する物質が液体の場
合には患者の体重を支えている点と支えていない場所と
をより明確に分ける事が出来ると同時に、気体に比べて
より多くの熱量を患者の体に与えたり逆に取り除いたり
する効果もあるという特徴がある。
合には患者の体重を支えている点と支えていない場所と
をより明確に分ける事が出来ると同時に、気体に比べて
より多くの熱量を患者の体に与えたり逆に取り除いたり
する効果もあるという特徴がある。
【図1】支点移動式床ずれ防止マットの使用状態を示す
側面図。
側面図。
【図2】支点移動式床ずれ防止マットの要部断面図。
1 患者 2 支点移動式床ずれ防止マット 3 シート 4 小区画室 5 管 6 コントローラ 7 コンプレッサー
Claims (2)
- 【請求項1】 気体を通さない材質で作られたシート
(3)を、中を小区画室(4)に仕切り、それぞれの小
区画室(4)についてそれぞれ管(5)を接続して、そ
れぞれの小区画室(4)について個別に気体の充填と抜
き取りをコントロールすることによって患者の体重を支
える箇所を変えられるようにした支点移動式床ずれ防止
マット。 - 【請求項2】 液体を通さない材質で作られたシート
(3)を、中を小区画室(4)に仕切り、それぞれの小
区画室(4)についてそれぞれ管(5)を接続して、そ
れぞれの小区画室(4)について個別に液体の充填と抜
き取りをコントロールすることによって患者の体重を支
える箇所を変えられるようにした支点移動式床ずれ防止
マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9225503A JPH1133062A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 支点移動式床ずれ防止マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9225503A JPH1133062A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 支点移動式床ずれ防止マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1133062A true JPH1133062A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16830348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9225503A Pending JPH1133062A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 支点移動式床ずれ防止マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1133062A (ja) |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP9225503A patent/JPH1133062A/ja active Pending
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