JPH1132946A - 腰掛便座 - Google Patents
腰掛便座Info
- Publication number
- JPH1132946A JPH1132946A JP18829297A JP18829297A JPH1132946A JP H1132946 A JPH1132946 A JP H1132946A JP 18829297 A JP18829297 A JP 18829297A JP 18829297 A JP18829297 A JP 18829297A JP H1132946 A JPH1132946 A JP H1132946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- seat
- toilet seat
- suction cups
- projection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】位置ずれを効果的に防止出来る腰掛便座を提供
する。 【解決手段】開口部周縁に便座２が備えられた本体１の
下端部に、滑り止め体４が取着されてなり、該滑り止め
体４の接地面に、複数の吸盤41が千鳥状に配設されてな
る。
する。 【解決手段】開口部周縁に便座２が備えられた本体１の
下端部に、滑り止め体４が取着されてなり、該滑り止め
体４の接地面に、複数の吸盤41が千鳥状に配設されてな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、腰掛便座に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、固定された和風大便器もしくは和
風両用便器の上から被せて腰掛状態で排便可能とした腰
掛便座は、例えば、実開平７−1896号公報等に示されて
いるように、公知である。
風両用便器の上から被せて腰掛状態で排便可能とした腰
掛便座は、例えば、実開平７−1896号公報等に示されて
いるように、公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな腰掛便座に於いては、和風大便器もしくは和風両用
便器との固定は、睾隠しの内側を上下動可能な爪板で保
持することによってなされている。固定が一点でなされ
るので、左右へのずれは完全には防止出来ず、固定の作
業も煩雑であった。
うな腰掛便座に於いては、和風大便器もしくは和風両用
便器との固定は、睾隠しの内側を上下動可能な爪板で保
持することによってなされている。固定が一点でなされ
るので、左右へのずれは完全には防止出来ず、固定の作
業も煩雑であった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、位
置ずれを効果的に防止出来る腰掛便座を提供することを
目的とする。
置ずれを効果的に防止出来る腰掛便座を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の腰掛便座は、開
口部周縁に便座が備えられた本体の下端部に、滑り止め
体が取着されてなり、該滑り止め体の接地面に、複数の
吸盤が千鳥状に配設されてなることを特徴とする。
口部周縁に便座が備えられた本体の下端部に、滑り止め
体が取着されてなり、該滑り止め体の接地面に、複数の
吸盤が千鳥状に配設されてなることを特徴とする。
【０００６】本発明の腰掛便座に於いて、本体の材質
は、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン等の熱可
塑性樹脂が挙げられる。又、便座の材質は、特に限定さ
れず、例えば、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体（ＡＢＳ樹脂）、ポリプロピレン等の熱可塑
性樹脂が挙げられる。
は、特に限定されず、例えば、ポリプロピレン等の熱可
塑性樹脂が挙げられる。又、便座の材質は、特に限定さ
れず、例えば、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体（ＡＢＳ樹脂）、ポリプロピレン等の熱可塑
性樹脂が挙げられる。
【０００７】本発明の腰掛便座に於いて、本体の下端部
に取着される滑り止め体の材質は、特に限定されない
が、床面に密接可能なように硬度70度程度の柔軟性に富
む材料、例えば、軟質ポリ塩化ビニル、エラストマー、
合成ゴム等が挙げられる。
に取着される滑り止め体の材質は、特に限定されない
が、床面に密接可能なように硬度70度程度の柔軟性に富
む材料、例えば、軟質ポリ塩化ビニル、エラストマー、
合成ゴム等が挙げられる。
【０００８】滑り止め体の接地面に千鳥状に配設される
吸盤の大きさは、特に限定されないが、小さ過ぎると適
切な吸着力が得られず、大き過ぎると床面の凹凸に追随
し難く、特に、タイル床の場合には、タイルの目地を跨
ぐことになって、吸着が困難となるおそれがあるので、
直径３〜15mmの範囲で、例えば、直径６mm程度とするの
が好ましい。又、高さは２〜10mm、好ましくは３〜５mm
に形成するのが、嵩張らず、接地も安定する。
吸盤の大きさは、特に限定されないが、小さ過ぎると適
切な吸着力が得られず、大き過ぎると床面の凹凸に追随
し難く、特に、タイル床の場合には、タイルの目地を跨
ぐことになって、吸着が困難となるおそれがあるので、
直径３〜15mmの範囲で、例えば、直径６mm程度とするの
が好ましい。又、高さは２〜10mm、好ましくは３〜５mm
に形成するのが、嵩張らず、接地も安定する。
【０００９】吸盤の間隔は、特に限定されないが、小さ
過ぎると吸盤の大きさが小さくならざるを得ず、大き過
ぎると吸盤が疎らにならざるを得ず、何れにしても適切
な吸着力が得られないので、３〜10mm間隔に千鳥配置と
なし、単位面積当たり２個／cm2 程度とするのが好まし
い。
過ぎると吸盤の大きさが小さくならざるを得ず、大き過
ぎると吸盤が疎らにならざるを得ず、何れにしても適切
な吸着力が得られないので、３〜10mm間隔に千鳥配置と
なし、単位面積当たり２個／cm2 程度とするのが好まし
い。
【００１０】滑り止め体の本体への取着方法は、特に限
定されないが、余分な部品が不要で容易に抜け落ちない
よう、例えば、滑り止め体の外周壁に、断面略半円形状
の水平な突条を、連続的もしくは断続的に突設し、本体
の底面に設けられた滑り止め体と略同形同大の下方開口
略箱状取着部に圧入すればよい。
定されないが、余分な部品が不要で容易に抜け落ちない
よう、例えば、滑り止め体の外周壁に、断面略半円形状
の水平な突条を、連続的もしくは断続的に突設し、本体
の底面に設けられた滑り止め体と略同形同大の下方開口
略箱状取着部に圧入すればよい。
【００１１】又、滑り止め体の下方開口略箱状取着部へ
の挿入を容易にするよう、滑り止め体の上端には面取り
が施されていてもよく、挿入時に水平方向に変形可能な
ように、略放射状に切れ目が設けられていても、中心部
に中空部分が設けられていても、何れでもよい。
の挿入を容易にするよう、滑り止め体の上端には面取り
が施されていてもよく、挿入時に水平方向に変形可能な
ように、略放射状に切れ目が設けられていても、中心部
に中空部分が設けられていても、何れでもよい。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下本発明の腰掛便座の実施例を
図面に基いて説明する。図１は本発明の腰掛便座の１例
の滑り止め体の１個を取り外した状態を示す斜視図、図
２は図１に示されている滑り止め体の底面斜視図、図３
は図１に示されている滑り止め体の腰掛便座本体への取
着状態を示す要部断面図である。
図面に基いて説明する。図１は本発明の腰掛便座の１例
の滑り止め体の１個を取り外した状態を示す斜視図、図
２は図１に示されている滑り止め体の底面斜視図、図３
は図１に示されている滑り止め体の腰掛便座本体への取
着状態を示す要部断面図である。
【００１３】図１に示されている本発明の腰掛便座に於
いて、１は略筒状の本体であって、長手方向の一端に
は、和風大便器もしくは和風両用便器の睾隠しを被覆す
る冠帽部11が延設されている。
いて、１は略筒状の本体であって、長手方向の一端に
は、和風大便器もしくは和風両用便器の睾隠しを被覆す
る冠帽部11が延設されている。
【００１４】本体１の開口部周縁には、便座２が上下方
向に回動可能に備えられ、便座２の上方には、蓋体３が
上下方向に回動可能に軸着されている。本体１の下端部
には、軟質ポリ塩化ビニル製の複数の滑り止め体４が取
着されている。
向に回動可能に備えられ、便座２の上方には、蓋体３が
上下方向に回動可能に軸着されている。本体１の下端部
には、軟質ポリ塩化ビニル製の複数の滑り止め体４が取
着されている。
【００１５】平面視略小判形の滑り止め体４の接地面に
は、図２に示されているように、10個の吸盤41が千鳥状
に並設され、他面には略直方体状の突起42が突設され、
突起42の外周には、断面略半円形状の水平な突条43が、
上下２段に断続的に突設されている。突起42の先端に
は、面取りが施されている。
は、図２に示されているように、10個の吸盤41が千鳥状
に並設され、他面には略直方体状の突起42が突設され、
突起42の外周には、断面略半円形状の水平な突条43が、
上下２段に断続的に突設されている。突起42の先端に
は、面取りが施されている。
【００１６】使用に際しては、本体１を和風大便器もし
くは和風両用便器の上方から被せ、本体１の滑り止め体
４の取着箇所を上方から順次押圧し、滑り止め体４の吸
盤41を床面に吸着させればよい。
くは和風両用便器の上方から被せ、本体１の滑り止め体
４の取着箇所を上方から順次押圧し、滑り止め体４の吸
盤41を床面に吸着させればよい。
【００１７】
【発明の効果】本発明の腰掛便座は、叙上の通り構成さ
れているので、吸盤を床面に吸着させて、位置ずれを効
果的に防止出来、タイル床面でも安定に使用出来る。
れているので、吸盤を床面に吸着させて、位置ずれを効
果的に防止出来、タイル床面でも安定に使用出来る。
【図１】本発明の腰掛便座の１例の滑り止め体の１個を
取り外した状態を示す斜視図
取り外した状態を示す斜視図
【図２】図１に示されている滑り止め体の底面斜視図。
【図３】図１に示されている滑り止め体の腰掛便座本体
への取着状態を示す要部断面図。
への取着状態を示す要部断面図。
１ 本体 ２ 便座 ３ 蓋体 ４ 滑り止め体 11 冠帽部 41 吸盤 42 突起 43 突条
Claims (1)
- 【請求項１】 開口部周縁に便座が備えられた本体の下
端部に、滑り止め体が取着されてなり、該滑り止め体の
接地面に、複数の吸盤が千鳥状に配設されてなることを
特徴とする腰掛便座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18829297A JPH1132946A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 腰掛便座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18829297A JPH1132946A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 腰掛便座 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1132946A true JPH1132946A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16221082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18829297A Pending JPH1132946A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 腰掛便座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1132946A (ja) |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP18829297A patent/JPH1132946A/ja active Pending
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