JPH11327424A - エレベータの安全作業訓練模擬装置 - Google Patents

エレベータの安全作業訓練模擬装置

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JPH11327424A
JPH11327424A JP13842398A JP13842398A JPH11327424A JP H11327424 A JPH11327424 A JP H11327424A JP 13842398 A JP13842398 A JP 13842398A JP 13842398 A JP13842398 A JP 13842398A JP H11327424 A JPH11327424 A JP H11327424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
elevator
safety work
work training
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13842398A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoharu Sugita
智治 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP13842398A priority Critical patent/JPH11327424A/ja
Publication of JPH11327424A publication Critical patent/JPH11327424A/ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守員が複数の対象部品を指差し呼称しなが
ら各部品の動作を実行する安全作業訓練を容易に行なえ
るエレベータの安全作業訓練模擬装置の提供。 【解決手段】 壁に取付可能な盤体2を有し、この盤体
2の表面の上部に、エレベータ機械室に設けられるもの
に対応する対象部品、例えばナイフスイッチ5、6、お
よびヒューズブレーカ7を配列するとともに、盤体2の
表面の下部に、乗かごや昇降路内に設けられるものに対
応する他の対象部品、例えば乗かご上の操作ボックス
8、乗かご内の操作盤9、リミットスイッチ10などを
配列する。これにより、例えば1人のリーダに合わせて
保守員が全員でナイフスイッチ5、6、ヒューズブレー
カ7の順に指差し呼称しながら各対象部品の動作を実行
した後、操作ボックス8、操作盤9およびリミットスイ
ッチ10の順に指差し呼称しながら各対象部品の動作を
実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ安全作
業訓練時に用いられるエレベータの安全作業訓練模擬装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータ保守作業を行なう場
合には、保守作業を担当する保守員が対象部品を指差し
呼称しながら各部品の動作を実行することにより、エレ
ベータ保守作業の安全性を確保するようになっている。
そして、上記のように保守員がエレベータの対象部品を
指差し呼称しながら各部品の動作を実行するため、定期
的に、例えば毎日の朝礼で安全作業訓練を行なうことが
望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の技術では、エレベータ保守を行なう際に対象となる
複数の対象部品が機械室、乗かごおよび昇降路内に分散
して設けられているため、保守員が毎日の朝礼にて前記
の対象部品を指差し呼称しながら各部品の動作を実行す
る訓練、すなわち安全作業訓練を行なうことが実際には
難しいという問題があった。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、保守員が複数の
対象部品を指差し呼称しながら各部品の動作を実行する
訓練を容易に行なうことのできるエレベータの安全作業
訓練模擬装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、壁に取付可能な盤体と、この盤体の表面
に設けられ、エレベータ安全作業訓練時に指差し呼称す
る対象部品群とを備えたエレベータの安全作業訓練模擬
装置において、エレベータ機械室に設けられるものに対
応する前記対象部品群の一部を前記盤体表面の上部に配
置するとともに、乗かごおよび昇降路内に設けられるも
のに対応する前記対象部品群の残りの部分を前記盤体表
面の下部に配置した構成にしてある。
【0006】上記のように構成した本発明では、壁に取
付可能な盤体上に対象部品群をまとめて設けたので、例
えば1人のリーダに合わせて保守員が全員でエレベータ
機械室に設けられるものに対応する対象部品群の一部を
順に指差し呼称しながら、これらの対象部品群の一部の
動作を実行した後、乗かごおよび昇降路内に設けられる
ものに対応する対象部品群の残りの部分を順に指差し呼
称しながら、これらの対象部品群の残りの部分の動作を
実行する。これによって、毎日の朝礼などの際に保守員
が安全作業訓練を容易に行なえる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータの安全
作業訓練模擬装置の実施の形態を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施形態に係るエレベータの安全
作業訓練模擬装置を示す正面図、図2は図1の安全作業
訓練模擬装置を矢印Pの方向から見た側面図、図3は図
1の安全作業訓練模擬装置を矢印Qの方向から見た側面
図である。
【0008】図1に示す本実施形態の安全作業訓練模擬
装置1は、合成樹脂製の長方形状合板からなる盤体2
と、この盤体2の表面に着脱可能に設けられ、エレベー
タ安全作業訓練時に指差し呼称する模擬的な対象部品群
3と、盤体2の上部に取付けられ、図示しない壁より吊
下げられる吊しひも4とからなっている。
【0009】対象部品群3は、図示しないエレベータ機
械室に設けられるものに対応する対象部品、例えばナイ
フスイッチ5、6、およびヒューズブレーカ7と、図示
しない乗かごおよび昇降路内に設けられるものに対応す
る他の対象部品、例えば乗かご上の操作ボックス8、乗
かご内の操作盤9、リミットスイッチ10、安全帯取付
金具11、および投入禁止札12とを含んでいる。ナイ
フスイッチ5、6、およびヒューズブレーカ7は、盤体
2の表面の上部に横一列に配列されており、一方、残り
の操作ボックス8、操作盤9、リミットスイッチ10、
安全帯取付金具11および投入禁止札12は、盤体2の
表面の下部に配列されている。
【0010】また、操作ボックス8は、盤体2に固定し
た引掛け具13に引掛けるフック14を有するととも
に、投入禁止札12は吊しひも15を有し、この吊しひ
も15を盤体2に固定した他の引掛け具16に引掛ける
ようになっている。
【0011】この実施形態の安全作業訓練模擬装置1で
は、例えば1人のリーダに合わせて保守員が全員でエレ
ベータ機械室に設けられるものに対応する対象部品、す
なわちナイフスイッチ5、6、ヒューズブレーカ7の順
に指差し呼称しながら、これらの対象部品の動作を実行
した後、同様に1人のリーダに合わせて保守員が全員で
乗かごおよび昇降路内に設けられるものに対応する対象
部品、すなわち操作ボックス8、操作盤9およびリミッ
トスイッチ10の順に指差し呼称しながら、これらの対
象部品の動作を実行する。
【0012】このように構成した実施形態では、壁に取
付可能な盤体2上に対象部品群3をまとめて設けたの
で、毎日の朝礼などの際に、保守員が対象部品群3を順
に指差し呼称しながら各部品の動作を実行する訓練を容
易に行なえる。
【0013】また、本実施形態では、1人のリーダに合
わせて保守員が全員でエレベータ機械室に設けられるも
のに対応する対象部品の訓練を行なった後、乗かごおよ
び昇降路内に設けられるものに対応する他の対象部品の
訓練を行なうことにより、実際のエレベータ設置現場に
沿った安全作業訓練とし、その際の作業効率を向上でき
る。また、対象部品群3を操作しながら訓練できるので
その訓練が実践的なものであり、この点からも安全作業
訓練の効率を向上できる。
【0014】なお、本実施形態では、対象部品群3に投
入禁止札12および乗かご内の操作盤9を含めたが、本
発明はこれに限定されず、対象部品群3に投入禁止札1
2および乗かご内の操作盤9を必ずしも含めなくてもよ
い。
【0015】さらに、本実施形態では合成樹脂製の盤体
2を設けたが、合成樹脂製の代わりに木製であってもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明の安
全作業訓練模擬装置は、エレベータ保守員が容易に安全
作業訓練、すなわち複数の対象部品を順に指差し呼称し
ながら各部品の動作を実行する訓練を行なえるので、当
該安全作業訓練模擬装置を毎日の朝礼などの際に用いる
ことによりエレベータ保守作業の安全性を確保できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベータの安全作
業訓練模擬装置を示す正面図である。
【図2】図1の安全作業訓練模擬装置を矢印Pの方向か
ら見た側面図である。
【図3】図1の安全作業訓練模擬装置を矢印Qの方向か
ら見た側面図である。
【符号の説明】
1 安全作業訓練模擬装置 2 盤体 3 対象部品群 4 吊しひも 5、6 ナイフスイッチ 7 ヒューズブレーカ 8 操作ボックス 9 操作盤 10 リミットスイッチ 11 安全帯取付金具 12 投入禁止札 13 引掛け具 14 フック 15 吊しひも 16 他の引掛け具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に取付可能な盤体と、この盤体の表面
    に設けられ、エレベータ安全作業訓練時に指差し呼称す
    る対象部品群とを備えたエレベータの安全作業訓練模擬
    装置において、 エレベータ機械室に設けられるものに対応する前記対象
    部品群の一部を前記盤体表面の上部に配置するととも
    に、乗かごおよび昇降路内に設けられるものに対応する
    前記対象部品群の残りの部分を前記盤体表面の下部に配
    置したことを特徴とするエレベータの安全作業訓練模擬
    装置。
  2. 【請求項2】 前記盤体は、長方形状の合板からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータの安全作業訓
    練模擬装置。
JP13842398A 1998-05-20 1998-05-20 エレベータの安全作業訓練模擬装置 Pending JPH11327424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13842398A JPH11327424A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 エレベータの安全作業訓練模擬装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13842398A JPH11327424A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 エレベータの安全作業訓練模擬装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11327424A true JPH11327424A (ja) 1999-11-26

Family

ID=15221627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13842398A Pending JPH11327424A (ja) 1998-05-20 1998-05-20 エレベータの安全作業訓練模擬装置

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JP (1) JPH11327424A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210621A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Idec Corp 安全機器教育用ツール及びその組み立てキット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210621A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Idec Corp 安全機器教育用ツール及びその組み立てキット

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