JPH11327277A - ラベル付トナー容器又は現像剤容器及びラベル取付け方法 - Google Patents

ラベル付トナー容器又は現像剤容器及びラベル取付け方法

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JPH11327277A
JPH11327277A JP10342504A JP34250498A JPH11327277A JP H11327277 A JPH11327277 A JP H11327277A JP 10342504 A JP10342504 A JP 10342504A JP 34250498 A JP34250498 A JP 34250498A JP H11327277 A JPH11327277 A JP H11327277A
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JP
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heat
label
toner container
shrinkable film
container
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JP10342504A
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Akihide Ito
彰英 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 破れ、吸湿してしわが生じないラベルを設け
たトナー容器又は現像剤容器を提供し、トナー付着によ
るラベル汚れのないトナー容器又は現像剤容器を提供
し、輸送中ラベルが容器本体からはずれ回転しないトナ
ー容器又は現像剤容器提供し、トナー及び現像剤の容器
を廃棄するときにラベルと容器を分別することなく廃棄
することのできるトナー容器又は現像剤容器を提供し、
新品のものか使用済みのものか外観により判別できるト
ナー容器又は現像剤容器を提供する。 【解決手段】 外周に熱収縮フィルムから成るラベルを
有する、外周に螺旋状の溝を有するトナー容器に於い
て、該トナー容器が螺旋状の溝の一部に非周期性部分を
有し、該非周期性部分を覆い、該非周期性部分に倣って
熱収縮させられた熱収縮フィルムラベルを有することを
特徴とする熱収縮フィルムラベル付きトナー容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナー容器用又は現
像剤容器に付設されるラベル、特に商品表示ラベルをト
ナー容器又は現像剤容器に取付ける方法、及び、該ラベ
ル付きトナー容器又は現像剤容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー又は現像剤の容器は樹脂材
料を用いて成形されており、このトナー又は現像剤の容
器のための商品表示ラベルは、上質紙を粘着加工し該容
器に貼り付けたものであった。この場合、粘着剤で貼り
付けること、紙であることより、次のような問題点があ
った。破れ、紙が吸湿してしわになり易い。紙のためト
ナーが付着し易く、ラベル汚れの原因となる。輸送中ラ
ベルが容器本体からはずれ回転してしまう。トナー及び
現像剤の容器廃棄時にラベルとトナーボトルの分別廃棄
ができない。トナーボトルが新品のものか使用済みのも
のか外観を見ただけでは分からない。印刷色の劣化、印
刷擦れ等が発生し易い。ボトル成形後に収縮があるた
め、成形後24時間経ってから粘着貼り付けを行なわな
ければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、破れ、吸湿してしわが生じないラベルを設けた
トナー容器又は現像剤容器を提供することにあり、トナ
ー付着によるラベル汚れのないトナー容器又は現像剤容
器を提供することにあり、輸送中ラベルが容器本体から
はずれ回転しないトナー容器又は現像剤容器を提供する
ことにあり、トナー及び現像剤の容器を廃棄するときに
ラベルと容器を分別することなく廃棄することのできる
トナー容器又は現像剤容器を提供することにあり、新品
のものか使用済みのものか外観により判別できるトナー
容器又は現像剤容器を提供することにあり、印刷色の劣
化、印刷擦れ等が発生し難いラベルの付いたトナー容器
又は現像剤容器を提供することにあり、また、ボトル成
形後の収縮がなくなる期間ボトルを放置することなくラ
ベル付けされたトナー容器又は現像剤容器を提供するこ
とにあり、さらに、このようなトナー容器又は現像剤容
器を製造する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の
(1)「外周に熱収縮フィルムから成るラベルを有す
る、外周に螺旋状の溝を有するトナー容器に於いて、該
トナー容器が螺旋状の溝の一部に非周期性部分を有し、
該非周期性部分を覆い、該非周期性部分に倣って熱収縮
させられた熱収縮フィルムラベルを有することを特徴と
する熱収縮フィルムラベル付きトナー容器」、(2)
「前記非周期性部分が螺旋状の溝と溝の間の幅がふくら
んだ部分又はへこんだ部分から成ることを特徴とする前
記第(1)項に記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー
容器」、(3)「前記非周期性部分が溝でない外周部に
設けられた少なくとも一個の突起部から成ることを特徴
とする前記第(1)項に記載の熱収縮フィルムラベル付
きトナー容器」、(4)「前記非周期性部分が前記螺旋
状の溝の一部に設けられた突起部から成ることを特徴と
する前記第(1)項に記載の熱収縮フィルムラベル付き
トナー容器」、(5)「前記非周期性部分が前記螺旋状
の溝の一部が切れた部分から成ることを特徴とする前記
第(1)項記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容
器」、(6)「トナー容器が開口部と胴体部から成り開
口部と胴体部に渡ってラベルが覆っており、開口部と胴
体部の境界にテアテープ又は点線穴が明いた易切裂部が
設けられたことを特徴とする前記第(1)項乃至前記第
(5)項のいずれか1に記載の熱収縮フィルムラベル付
きトナー容器」、(7)「前記熱収縮フィルムラベルの
内面が印刷面であることを特徴とする前記第(1)項乃
至前記第(6)項のいずれか1に記載の熱収縮フィルム
ラベル付きトナー容器」、(8)「前記トナー容器の胴
体部の螺旋状の溝が胴体の上面部及び底面部迄達してお
らず、途中で終わっており、該上下端では端部に行くに
したがって溝が徐々に浅くなっていることを特徴とする
前記第(1)項乃至前記第(7)項のいずれか1に記載
の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器」、(9)「前
記熱収縮フィルムラベルが収縮時、前記胴体部の螺旋状
の溝に倣って窪み、該窪みの深さが前記溝の深さ又は幅
の内どちらか小さい方の1/3以下であることを特徴と
する前記第(1)項乃至前記第(8)項のいずれか1に
記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器」、(1
0)「前記熱収縮フィルムラベルが少なくとも幅10m
m以上の画像印刷していない余白部を上下端に有し、該
上下端余白部が熱吸収性のよい黒色となされていること
を特徴とする前記第(1)項乃至前記第(9)項のいず
れか1に記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器」
により達成される。ここで、本発明に於いてトナー容器
と呼ぶものはトナーを収納する容器であるが、トナーの
他、現像剤やキャリアを収納する容器も含む。
【0005】以下、詳細に本発明を説明する。上記のよ
うに、本発明に於いてはラベルがシュリンクフィルム
(熱収縮フィルム)で形成されており、破れ、吸湿時の
しわ発生がなく、トナー等の付着による汚れがなく、輸
送中等にラベルが本体からはがれ、回転してしまうこと
がなく、廃棄時容器本体と一緒に廃棄でき、(ラベル自
体がフィルムであるため、分別廃棄の必要がなく、)新
品か使用済み品かどうかの判断が容器を見ただけで容易
にでき、印刷面の劣化、擦れが発生しにくく、紙ラベル
の場合、ボトルの成形後の24時間内の収縮期間経過後
に、のり付けであり、のりの付き方が均一ではないの
で、不均一に引っ張られしわとなるのに対して、シュリ
ンクフィルムのラベルを用いた場合には粘着されていな
いので引っ張りは生じず、したがってしわが寄らないと
いう優れた利点が発揮されるものである。そして、本発
明により前記第3の課題、すなわちラベルの回転につい
ての改良がシュリンクフィルムの使用になされる点は重
要である。また本発明においてシュリンクラベルの使用
により、前記第1の課題(破れ)、第2の課題(汚れ)
も解決される。
【0006】外周に螺旋状(スパイラル)の溝を有する
トナー容器(スパイラルボトル)がよく知られており、
この容器は、回転により中に何のアジテーターがなくと
も自分自身でトナーを口に搬送することができるという
優れた利点を有している。しかしながら、シュリンクフ
ィルムを容器に付設する場合、容器に凹凸のない平坦な
ものに限らず、上記スパイラルボトルに於いても回転
し、最終には離脱してしまう。これは溝が周期的である
ためである。この問題は本発明においてスパイラル溝を
非周期的なものにすることによって解決される。特に、
溝と溝のピッチを均一ピッチのものに比べ部分的に大き
く(ふくらみ)または小さく(へこみ)した非周期性部
分を設け、この部分にシュリンクフィルムをかぶせ、へ
こみ、ふくらみに倣って収縮させることにより、スパイ
ラルに対し右へも左へも移動しないように固定できる。
また、この非周期性部分は溝でない外周部に設けられた
少なくとも1個の突起部から成っていてもよく、前記ス
パイラル溝の1部に設けられた突起部からなっていても
よく、これら外形(外周)部または溝部の突起にかぶせ
て倣って収縮させる。さらに、該非周期性部分はスパイ
ラル溝の一部が切れた部分からなっていてもよく、この
溝の一部が切れた部分にフィルムをかぶせることによ
り、回転を防ぎ固定させることができる。
【0007】本明細書においては、前記「環状構造」と
は必ずしも円形であることを意味するものではなく、例
えば容器が、例えば断面矩形の柱部分を有するものであ
ればその周囲に設けられた矩形構造をも意味し、断面六
角形の柱部分を有するものであればその周囲に設けられ
た矩形構造をも意味する。
【0008】前記シュリンクフィルムは透明であること
が有利であり、そして、本発明における透明フィルム
は、内側から表示部にグラビア印刷をしたものとするこ
とにより、ラベルの擦れ等による印刷部の劣化をなく
し、耐久性のあるラベルを供給することができる。余白
部を熱吸収性に優れた黒色とする場合にもシルクスクリ
ーン印刷に代えてグラビア印刷を用いることができる。
グラビア印刷には各種のものが知られているが、図8に
て示されるように、グラビアの製版法として、文字及び
ロゴ等の階調性を出すために、コンベンショナル版、ダ
ルジャン版、ヘリオクリショ版等の印刷濃度が網点の大
小によりインキポケットの深度(以下の実施例はすべて
28μm深さ)が変わる製版法を用い、地の白色はボト
ルの地色、黒色の影響をなくし、白の隠蔽性を上げるた
めに、ダイレクト網版(直焼網版)のように網点の大小
に関係なくインキポケットが深いもの(以下の実施例は
すべて33μm深さ)を使用することが好ましい。また
は、更に地の隠蔽性を上げるために、白の2度塗りを行
なうのも有効である。
【0009】本発明においては、トナー容器又は現像剤
容器の開口部と胴体部の間のラベル部分に、熱収縮フィ
ルムを用いたラベルの易切裂部としてのテアテープ又は
点線穴が空いているようにラベルを取付ける。このよう
にすることにより、接着剤を使用することなく、基材ラ
ベルを容器にしっかりと取付けることができ、容器の美
観を損なわず、また、容器が新品であるか否かを直ちに
判別可能になる。
【0010】本発明におけるラベルは、上下に少なくと
も10mm以上の印刷していない余白部が設けられてい
てもよく、容器内容物等を表示するための表示部を該余
白部の間に設けることが好ましい。ラベルの前記上下余
白部は、熱吸収性のよい黒色にすることが好ましい。上
下余白部を熱吸収性のよい黒色にすることにより、ラベ
ルを容器に簡単に取付けることができ、ラベルを上下余
白部にて容器に、よりしっかりと取付けることができる
ようになる。この部分は容器にラベルを取付けるのに効
果的である。余白部の幅が10mm未満の場合には、容
器にラベルをしっかり取付けできないことがある。
【0011】また本発明におけるラベルの前記表示部
は、透明材質の前記熱収縮フィルムの内側に設けられる
ことが、美観に優れた表示部を作成し、かつ、表示部の
耐擦れや耐劣化、化学品等に対する耐性を保持する観点
から好ましい。グラビア印刷は、本発明のトナー容器及
び現像剤容器に美観に優れた表示部を作成するために特
に適していることが確認された。
【0012】前記した例の他に次のような好ましい例を
挙げることもできる。本発明における容器には、ラベル
の端面が当接して該ラベルの廻り又は滑抜けが防止され
るのに充分な高さを有するラベル滑動防止部位が設けら
れている。図4に示されるように、このラベル滑動防止
部位も凸形状のもの、或いは突起物であってよく、これ
らは、容器の胴体部の上下にラベルを間に置ける距離を
介して設けられる。これにより、左右(上下)のラベル
の移動を抑え結果的に固定される。また同図にて示され
るように、これらは、凸形状体、特にそのラベル上下の
端面が当接する内側部は鋭角となっていて、外側は曲
面、又は円周面となっている凸形状体であることが好ま
しい。図2に示される例と図4に示される例とを比較す
ると明らかなように、ラベルの端面が当接して該ラベル
の廻り又は滑抜けが防止されるのに充分な高さを有する
ラベル滑動防止部位が設けられる場合(図4の場合)に
は、ラベルは容器の胴部分のみに取付けられるが、一
方、ラベルの裏面が当接したときに該ラベルの廻り又は
滑抜けが防止されるのに充分な高摩擦係数のラベル滑動
防止部位が設けられる場合(図2の場合)には、ラベル
は容器の胴部分のみに取付けられても、或いはキャップ
を含む容器全体を覆うように取付けられてもよい。
【0013】さらに、本発明における容器は、胴体部に
環状又は螺旋状構造の溝を有する円筒状胴体部を有し、
該胴体部の環状又は螺旋構造の溝が、容器円筒状胴体部
の上下端まで達してないか又は上下端では浅くなった形
状であることが好ましい。例えば螺旋構造の溝が、容器
円筒状胴体部の上下端まで達してないか又は上下端では
浅くなっていることにより、トナー容器及び現像剤容器
としての利便性を損なうことなく、ラベルが廻ること又
は容器から離脱することをより確実に防止できる。この
とき上下面の両側が上記形状でなければラベルは回る。
これは片側だけ途中で切れていると、その面をラベルが
離れる方向には回るためである。
【0014】本発明におけるラベルを本発明における容
器に取付けたときには、該容器の前記溝に倣って出現す
る窪みが、溝を含む凹凸の深さ又は巾の1/3のうちど
ちらか小さい方以下となるようにすることが好ましい。
窪みをこのように制限することにより、例えば表示部の
裏面に印刷された情報の視認性を確保することができ、
かつ容器の美観を損なうこともなくなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0016】実施例1 トナーボトル(図1参照)の商品表示ラベル部上下にボ
トル螺旋の幅と同等の幅の余白部分(印刷なしの透明部
分)を設け、具体的には30mm幅、その余白部に対す
るボトルにラベル廻り防止の凸部を上下各々2ヵ所ずつ
設けた。このトナーボトルの商品表示ラベル部100m
mと上下各30mm幅、合計160mm幅のシュリンク
フィルムの筒をボトル上から被せ、余白部がボトル廻り
防止の凸部に、会社ロゴ印字が歪まない位置にくるよう
に位置決めする。また、この時の凸部は内側に鋭角にな
っているが、外側はフィルムが挿入し易いように、円弧
状面、又は曲状面になっている。この状態でボトルを回
転させ、まず上下の余白部に熱風を当てる。余白部が十
分に収縮したところで、胴体部分に熱風を当て全体を収
縮させる。この時のラベル印刷はフィルム内側になされ
ている。ボトルの口が付いている肩にある2ヵ所の突起
はボトルの非互換機能を付与するためのものである。
(実施例2以下も同様である。)
【0017】実施例2 実施例1のシュリンクフィルムをボトル全長以上の長さ
とし、キャップ部と胴体部の間にテアテープ又は点線穴
が空いていることにより易切裂部を設けることにより、
トナーボトル全体を包装することができ、また、新品ボ
トルとの識別が可能となること以外は、実施例1と同様
である。(図2参照) 実施例3 実施例1のシュリンクフィルムの余白部を黒色にする。
これにより、加熱時の熱収縮が通常の透明時、又は白色
時より早くなり、余白部の収縮が効率よく行なうことが
できること以外は、実施例1と同様である。(図3参
照)
【0018】実施例4 実施例1のシュリンクフィルム廻り防止凸部が、余白部
の両外側にあり、フィルム端部が、この凸部にぶつかる
ことによりストッパーの効果をもつこと以外は、実施例
1と同様である。凸部の外側面がR面又はC面になって
いることは他の実施例と同様である。(図4参照)
【0019】実施例5 実施例1のシュリンクフィルムをボトルキャップ部まで
の長さとし、キャップ部と胴体部の間にテアテープ又は
点線穴が空いていることにより、易切裂部を設ける。こ
れにより、新品ボトルとの識別が可能となること以外
は、実施例1と同様である。(図5参照)
【0020】実施例6 図6のように円筒状で、先端部口部へいくほど径が小さ
くなるトナーボトルにおいて、胴体部周状に溝を有し、
この溝部に沿ってシュリンクラベルを熱収縮させラベル
の固定を行なう。この場合、ラベルは周方向には自由に
回転するが、問題はない。
【0021】実施例7 図7のように四角柱状トナーボトルにおいて、胴体部周
状に溝を有し、この溝部に沿ってシュリンクラベルを熱
収縮させラベルの固定を行なう。この場合、ラベルは四
角柱の角と溝で固定されているため、周方向にも上下方
向にもズレない。
【0022】実施例8 図9のように溝と溝の間の幅がふくらんだ部分(1a)
を設けこの部分を非周期性部分(1a)とした、円筒状
で外周に螺旋状(スパイラル)の溝を有するトナー容器
(スパイラルボトル)にシュリンクラベルをこの非周期
性部分(1a)を含む外周に沿って熱収縮させラベルの
固定を行なう。この場合、この非周期性部分(1a)に
よりシュリンクラベルの回転、移動等は確実に阻止され
る。
【0023】実施例9 図10のように溝と溝の間の幅がへこんだ部分(1b)
を設けこの部分を非周期性部分(1b)とした、円筒状
で外周に螺旋状(スパイラル)の溝を有するトナー容器
(スパイラルボトル)にシュリンクラベルをこの非周期
性部分(1b)を含む外周に沿って熱収縮させラベルの
固定を行なう。この場合、この非周期性部分(1b)に
よりシュリンクラベルの回転、移動等は確実に阻止され
る。
【0024】実施例10 図11のように溝以外の外周が突起環部(1c)を設け
この部分を非周期性部分(1c)とした、円筒状で外周
に螺旋状(スパイラル)の溝を有するトナー容器(スパ
イラルボトル)にシュリンクラベルをこの非周期性部分
(1c)を含む外周に沿って熱収縮させラベルの固定を
行なう。この場合、この非周期性部分(1c)によりシ
ュリンクラベルの回転、移動等は確実に阻止される。
【0025】実施例11 図12のように溝以外の外周が突起部(1d)を設けこ
の部分を非周期性部分(1d)とした、円筒状で外周に
螺旋状(スパイラル)の溝を有するトナー容器(スパイ
ラルボトル)にシュリンクラベルをこの非周期性部分
(1d)を含む外周に沿って熱収縮させラベルの固定を
行なう。この場合、この非周期性部分(1d)によりシ
ュリンクラベルの回転、移動等は確実に阻止される。
【0026】実施例12 図13のように溝中に突起部(1e)を設けこの部分を
非周期性部分(1e)とした、円筒状で外周に螺旋状
(スパイラル)の溝を有するトナー容器(スパイラルボ
トル)にシュリンクラベルをこの非周期性部分(1e)
を含む外周に沿って熱収縮させラベルの固定を行なう。
この場合、この非周期性部分(1e)によりシュリンク
ラベルの回転、移動等は確実に阻止される。
【0027】実施例13 図14のように溝の一部が切れた部分(1f)を設けこ
の部分を非周期性部分(1f)とした、円筒状で外周に
螺旋状(スパイラル)の溝を有するトナー容器(スパイ
ラルボトル)にシュリンクラベルをこの非周期性部分
(1f)を含む外周に沿って熱収縮させラベルの固定を
行なう。この場合、この非周期性部分(1f)によりシ
ュリンクラベルの回転、移動等は確実に阻止される。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細且つ具体的な説明から明らか
なように、本発明は、破れ、吸湿してしわが生じないラ
ベルを設けることができ、トナー付着によるラベル汚れ
がなく、輸送中ラベルが容器本体からはずれ回転するこ
とがなく、トナー及び現像剤の容器を廃棄するときにラ
ベルと容器を分別することなく廃棄するができ、新品の
ものか使用済みのものか外観により判別でき、印刷色の
劣化、印刷擦れ等が発生し難く、また、ボトル成形後の
収縮がなくなる期間ボトルを放置することなくラベル付
けができるというきわめて優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像剤容器の1例、及びそのためのラ
ベル例を示したものである。
【図2】本発明の現像剤容器の他の1例、及びそのため
のラベル例を示したものである。
【図3】本発明の現像剤容器のまた他の1例、及びその
ためのラベル例を示したものである。
【図4】本発明の現像剤容器のさらに他の1例、及びそ
のためのラベル例を示したものである。
【図5】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例、及び
そのためのラベル例を示したものである。
【図6】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例、及び
そのためのラベル例を示したものである。
【図7】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例、及び
そのためのラベル例を示したものである。
【図8】本発明で使用するラベルの表示部作成に適した
各種グラビア版を説明する図である。
【図9】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例を示す
図である。
【図10】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例を示
す図である。
【図11】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例を示
す図である。
【図12】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例を示
す図である。
【図13】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例を示
す図である。
【図14】本発明の現像剤容器の更にまた他の1例を示
す図である。
【符号の説明】
1a 非周期性部分(溝のふくらみ部分) 1b 非周期性部分(溝のへこみ部分) 1c 非周期性部分(溝以外の外周の突起環部) 1d 非周期性部分(溝以外の外周の突起部) 1e 非周期性部分(溝中に設けられた突起部) 1f 非周期性部分(溝の一部が切れた部分)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に熱収縮フィルムから成るラベルを
    有する、外周に螺旋状の溝を有するトナー容器に於い
    て、該トナー容器が螺旋状の溝の一部に非周期性部分を
    有し、該非周期性部分を覆い、該非周期性部分に倣って
    熱収縮させられた熱収縮フィルムラベルを有することを
    特徴とする熱収縮フィルムラベル付きトナー容器。
  2. 【請求項2】 前記非周期性部分が螺旋状の溝と溝の間
    の幅がふくらんだ部分又はへこんだ部分から成ることを
    特徴とする前記請求項1記載の熱収縮フィルムラベル付
    きトナー容器。
  3. 【請求項3】 前記非周期性部分が溝でない外周部に設
    けられた少なくとも一個の突起部から成ることを特徴と
    する前記請求項1記載の熱収縮フィルムラベル付きトナ
    ー容器。
  4. 【請求項4】 前記非周期性部分が前記螺旋状の溝の一
    部に設けられた突起部から成ることを特徴とする前記請
    求項1記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器。
  5. 【請求項5】 前記非周期性部分が前記螺旋状の溝の一
    部が切れた部分から成ることを特徴とする前記請求項1
    記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器。
  6. 【請求項6】 トナー容器が開口部と胴体部から成り開
    口部と胴体部に渡ってラベルが覆っており、開口部と胴
    体部の境界にテアテープ又は点線穴が明いた易切裂部が
    設けられたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1に記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器。
  7. 【請求項7】 前記熱収縮フィルムラベルの内面が印刷
    面であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1
    に記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器。
  8. 【請求項8】 前記トナー容器の胴体部の螺旋状の溝が
    胴体の上面部及び底面部迄達しておらず、途中で終わっ
    ているか、または該上下端では端部に行くにしたがって
    溝が徐々に浅くなっていることを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれか1に記載の熱収縮フィルムラベル付きト
    ナー容器。
  9. 【請求項9】 前記熱収縮フィルムラベルが収縮時、前
    記胴体部の螺旋状の溝に倣って窪み、該窪みの深さが前
    記溝の深さ又は幅の内どちらか小さい方の1/3以下で
    あることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記
    載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器。
  10. 【請求項10】 前記熱収縮フィルムラベルが少なくと
    も幅10mm以上の画像印刷していない余白部を上下端
    に有し、該上下端余白部が熱吸収性のよい黒色となされ
    ていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に
    記載の熱収縮フィルムラベル付きトナー容器。
JP10342504A 1997-12-03 1998-12-02 ラベル付トナー容器又は現像剤容器及びラベル取付け方法 Pending JPH11327277A (ja)

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