JPH113264A - ファイルの使用者優先順位設定によるファイル保護方式 - Google Patents

ファイルの使用者優先順位設定によるファイル保護方式

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JPH113264A
JPH113264A JP9156366A JP15636697A JPH113264A JP H113264 A JPH113264 A JP H113264A JP 9156366 A JP9156366 A JP 9156366A JP 15636697 A JP15636697 A JP 15636697A JP H113264 A JPH113264 A JP H113264A
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JP
Japan
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file
user
priority
group
access
Prior art date
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Pending
Application number
JP9156366A
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English (en)
Inventor
Shinichi Haniyuda
新一 羽生田
Hiroshi Sugishima
博 杉島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH113264A publication Critical patent/JPH113264A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザ/グループ間の優先順位設定により、フ
ァイルアクセス権を動的に変更し、ファイルを保護す
る。 【解決手段】業務上、複数ユーザ/グループで共有する
必要のあるファイルにおいて、その個々のファイルにつ
いてユーザ別、グループ別優先順位を確定し、優先順位
テーブルに格納しておく。ユーザによってファイル処理
が発生した場合、予め定義された優先順位テーブルを参
照し、そのステータスがユーザより下位レベルであった
場合、同レベルであった場合、上位レベルであった場合
についてそれぞれ権限を設定し、ファイルを保護するこ
とにより一連の業務プロセスにおける整合性をたもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データファイルに
関する使用者アクセス権の動的変更によるファイル保護
方法に係わり、特に一連の業務プロセスが形成されるよ
うな業務活動において共有ファイルのアクセス権限を動
的に変更するのに好適なファイル保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インタネット、グループウェアの拡大に
伴い、企業における様々な業務活動において、コンピュ
ータ及びネットワークを利用した電子的なデータのやり
取りによる業務処理が増加の傾向にある。こうした電子
的なデータのやり取りにおいては、担当部門が電子的な
データとして伝票や帳票類を作成し、その電子伝票/帳
票をサーバによって共有資源として利用することにより
業務処理を実現している。この共有資源であるファイル
の保護としては、例えば特開平5−81114に記載さ
れているように、ユーザ/グループを管理する機能とキ
ャビネット、フォルダ・文書からなる電子ファイリング
機能を持つアクセス権判定装置により、コマンド発行者
であるユーザとそのコマンドの対象であるキャビネッ
ト、フォルダ・文書に対するアクセスレベルを判定する
アクセスレベル判定手段とアクセスレベル毎の権利を定
義するアクセステーブルによってアクセス権の有無を判
定する方法で電子ファイルに対するユーザ/グループ別
のアクセス制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のファイル保護
は、事前のユーザ/グループ別アクセス権の設定により
実現され、ファイルに対し静的にアクセス権を変更しな
い限り、固定的にアクセス権が割当てられる為、ある複
数ユーザが共有ファイル上で処理を行う場合、ある優先
順位の高いユーザがファイル更新処理を行った後、優先
順位の低いユーザによりデータを更新される可能性があ
り、優先順位によるファイル保護ができないという欠点
がある。また一定処理後のアクセス権を特定のユーザ/
グループに限定する場合、管理者によって静的にアクセ
ス権の変更が必要になり、処理の流れとアクセス権の変
更にタイムラグが発生するという欠点がある。従って、
同一ファイルアクセスにおける業務上の権限等のユーザ
/グループ別優先順位によるアクセス権の変更や、業務
処理の進行状況に沿ったアクセス権の動的変更に伴うフ
ァイル保護ができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では一連の業務プロセスにおいて共有する必
要があるファイルの新規作成時に、ファイルを利用する
ユーザ/グループの優先順位データを付加した優先順位
テーブルと、該当ファイルのアクセス権の基準となるス
テータスを付加したファイルステータステーブルを作成
し、これを共通DBに蓄積するステップと、ファイル更
新/削除時に、予め定義された該当ファイルのアクセス
優先順位テーブルからそのユーザ/グループに割当てら
れた優先度を抽出し、現在の該当ファイルステータスと
照合した上でユーザアクセス優先度がファイルステータ
スより上位又は同位である場合には更新/削除処理とア
クセス権の決定を許可するステップと、参照処理時に、
上記同様該当ファイルステータスとユーザ/グループの
アクセス優先度を照合し、ユーザアクセス優先度がファ
イルステータスより上位又は同位である場合には参照処
理を許可するステップを有する事を特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面により詳細に説明する。
【0006】図1は本発明を適用したファイル保護方式
の実施の形態のブロック図を示したものである。図1に
おいて11はユーザ優先順位格納DB、12はファイル
ID管理テーブル、13はユーザアクセス優先度テーブ
ル、14はファイル格納HD、15は共用ファイル、1
6はサーバ装置、17は入出力装置である。本発明の実
施の形態では、端末機は3台しか示されていないが、勿
論、実際にはこれ以上の端末機がLANによって接続さ
れていることはいうまでもない。また、本ブロック図で
は、ユーザ優先順位格納DB、ファイル格納HD、サー
バ装置が別々に示されているが、同一筐体内に収納され
ていても可能であるし、ユーザ優先順位テーブルと共用
ファイルは同一HD内に格納されていても問題はない。
【0007】入出力装置よりユーザ/グループがファイ
ル資源14にアクセスする時は、必ずユーザ優先順位テ
ーブル12を参照し、該当ファイルのステータスとその
ファイルにアクセスするユーザ/グループの優先度の比
較を実施する。ユーザ優先順位テーブルはファイルの新
規作成と同時にそのファイルに関するユーザ優先順位情
報を付加し、ファイル削除時にユーザ優先順位情報も同
時に削除される。
【0008】次にファイルアクセス権を決定するテーブ
ルについて説明する。図2はファイルのステータスを管
理するテーブルである。図2において21はファイル毎に
付与されるユニークなファイル識別ID、22はユーザ/
グループが付けるファイル固有の名称、23はファイルア
クセス権をユーザの優先度と比較して決定する為のファ
イルステータス番号である。図3がユーザの優先度を管
理するテーブルである。図3において31は21と同様にフ
ァイル識別IDを示し、このIDによって図2テーブル
と図3テーブルが関係付けられている。また、32はその
システム上でユーザ/グループが使用するユーザ/グルー
プ名称、33は各ファイルに対する個々のユーザ/グルー
プのアクセス優先度である。優先度は一定の規則で重み
付けされ、該当ファイルにアクセスするユーザの優先度
とそのファイルステータスの重みの大きさの比較により
アクセスの許可を判断する。
【0009】次に本ファイル保護方式による処理を図
4、図5、図6にフローチャートに従って説明する。図
4はファイル資源の新規作成時フローである。ファイル
の新規作成時は、判定文によりファイルの新規作成と判
断され(ステップ41)、ファイル格納HD14内に共
用ファイル15が作成される(ステップ42)。つづい
てファイルID管理テーブル12にファイル識別ID2
1、ファイル名称22、ステータス23を格納する(ス
テップ43)。同時にユーザアクセス優先度テーブル1
3に、本ファイルの情報31とユーザ情報32、各ユー
ザ/グループ別アクセス権情報33を付加しDBに格納
する(ステップ44)。
【0010】図5は更新/削除処理時フローである。フ
ァイル更新/削除時は、判定文によりファイルの更新/
削除処理と判断され(ステップ51)、図2テーブルよ
り更新/削除を実行しようとする該当ファイルの現在の
ステータス23を抽出し、該当ファイルのファイルID
から図3テーブルよりファイルにアクセスしようとして
いる該当ユーザのユーザIDから抽出したユーザ優先度
33とをレベル比較し、ユーザに許可する処理の権限を
判断する(ステップ52)。ユーザ優先度33の方が上
位であればファイル更新/削除処理の実施を許可し(ス
テップ55)、該当ファイルのステータスを変更するか
の判定を行い(ステップ57)、ステータスを該当ユー
ザのユーザ優先度と同格に昇格する(ステップ5A)
か、下位レベルに降格する(ステップ59)。ステップ
52の判定文によりステータス23とユーザ優先度33
が同レベルであれば更新/削除処理を実施を許可し(ス
テップ54)、同時に該当ファイルのステータスを変更
する場合には下位レベルにのみ降格を許可し(ステップ
56)、下位レベルに降格する場合は降格処理を行う
(ステップ58)。ステップ52の判定文によりユーザ
優先度が下位であれば、該当ユーザにいずれの処理も許
可せずに参照処理ステップへと移行する(ステップ5
3)。
【0011】図6は参照処理時フローである。ファイル
参照時は更新/削除時と同様、判定文によりファイルの
参照処理と判断され(ステップ61)、図2テーブルよ
り参照しようとする該当ファイルの現在のステータス23
を抽出し、該当ファイルのファイルIDから図3テーブ
ルよりファイルにアクセスしようとしている該当ユーザ
のユーザIDから抽出したユーザ優先度33とをレベル
比較し(ステップ62)、ユーザ優先度の方が上位又は
同レベルであればファイル参照処理を実施を許可し(ス
テップ64)、下位であればいずれの処理も許可せずに
終了する(ステップ63)。
【0012】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
優先度の設定はユーザ単位、グループ単位でも可能であ
り、又更新/削除、参照その他権限別に個別のアクセス
優先権を設ける事もできる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザ/グループのファイル資源へのアクセス権を動的
に変更できる為、対象ユーザの権限、業務進行状況、業
務権限、時期によるファイル保護が可能となり、業務の
機密性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すシステム構成ブロッ
ク図。
【図2】ファイル名と管理IDを示すテーブルの構成
図。
【図3】ファイル別ユーザアクセス優先度を示すテーブ
ルの構成図。
【図4】ファイルアクセスにおける新規作成処理のフロ
ーチャート。
【図5】ファイルアクセスにおける更新/削除処理のフ
ローチャート。
【図6】ファイルアクセスにおける参照処理のフローチ
ャート。
【符号の説明】
11…ユーザ優先順位テーブル格納DB、 12…ファイ
ルID管理テーブル、13…ユーザアクセス優先度テーブ
ル、 14…ファイル格納HD、15…共用ファイル、
16…サーバ装置、 17…入出力装置、21…ファイル
識別ID、22…ファイル名称、23…ファイルステータス
番号、31…ファイル識別ID、32…システム登録ユーザ
ID、33…ファイル別ユーザアクセス優先度。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のユーザ又はグループが、ある一連の
    業務プロセスにおいて複数のデータ入出力装置を介して
    特定のファイルを共有し処理を行う環境において、事前
    にそのファイル固有のユーザ/グループの優先順位を示
    すテーブルを作成するか、又は新規ファイル作成時に該
    当ファイルに関するユーザ/グループ優先順位テーブル
    を同時に作成し、該当ファイルに添付若しくは別ファイ
    ルとして保存し、ユーザ/グループの使用時にその優先
    順位テーブルを参照することにより、ファイルへのアク
    セス権を取得し、ファイルへの一連の作業が終了した時
    点で優先順位テーブルにユーザ/グループのアクセス状
    況を書き込むことにより、ファイルへのアクセス権を動
    的に変化さるファイル保護方式。
JP9156366A 1997-06-13 1997-06-13 ファイルの使用者優先順位設定によるファイル保護方式 Pending JPH113264A (ja)

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