JPH11326042A - ガスタービン火炎監視装置 - Google Patents

ガスタービン火炎監視装置

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JPH11326042A
JPH11326042A JP13901098A JP13901098A JPH11326042A JP H11326042 A JPH11326042 A JP H11326042A JP 13901098 A JP13901098 A JP 13901098A JP 13901098 A JP13901098 A JP 13901098A JP H11326042 A JPH11326042 A JP H11326042A
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JP
Japan
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flame
gas turbine
signal
detector
monitoring device
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Application number
JP13901098A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hiyama
和夫 檜山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】火炎の着火、失火を的確に検出できるようにす
るとともに、不安定状態の燃焼ガスを安定状態に調整で
きるようにしたガスタービン火炎監視装置を提供する。 【解決手段】本発明に係るガスタービン火炎監視装置
は、ガスタービン燃焼器5に、燃焼ガスの火炎状態量の
うち、紫外線を検出する火炎検出器6を設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンプラ
ント、コンバインドサイクルプラント等のガスタービン
燃焼器の燃焼状態を監視するガスタービン火炎監視装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンプラントやコンバインドサ
イクルプラント等に使用されるガスタービンは、高出力
化、高燃効率化が求められており、これに伴ってガスタ
ービン燃焼器で生成される燃焼ガス温度も高温化させる
傾向にある。
【0003】燃焼ガス温度を高温化させる場合、ガスタ
ービン燃焼器は、投入する燃料や空気に予め旋回流を与
えていても、燃焼ガスに偏流が発生し、必ずしもその温
度分布が一様ではなく、局所的に異常高温域を発生させ
ることがある。
【0004】燃焼ガスの局所的な異常高温域が発生する
と、ガスタービンは、燃焼ガスでガスタービン翼に膨張
仕事をさせる際、燃焼ガスの異常高温をまともに受けて
ガスタービン翼を焼損させることが往々にしてあった。
【0005】また、ガスタービン燃焼器は、起動運転
時、点火器で燃料を着火させて燃焼ガスを生成している
が、一旦、燃焼ガスを生成させたとしても、何らかの事
情でその火炎(保炎)が投入する燃料の全域に行きわた
らず、燃焼ガスが失火することがある。この場合、未燃
の燃料は、ガスタービン燃焼器からガスタービンを介し
て外部に放出され、火災発生の要因にもなり、非常に危
険状態になる。このように、ガスタービンでは、ガスタ
ービン翼の焼損や火災等の事故を未然に防止する点から
もガスタービン燃焼器の火炎状態を常に監視しておくこ
とが非常に重要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、ガスタービン燃
焼器の火炎を監視する手段には、光電管式火炎検出器が
使用されているが、光電管式火炎検出器には、いくつか
の問題点がある。
【0007】まず、第1に、光電管式火炎検出器は、火
炎の光波長レンジ幅が狭いために、燃焼ガスの幅広い光
波長分布に対応することができず、感度が低くなってい
る。
【0008】第2に、光電管式火炎検出器は、作動電圧
に300Vを超える電圧を印加する必要があるために、
ケーブルの被覆等に異常が発生した場合、火花を発生さ
せる可能性がある。火炎検出器は、設置環境が燃料等の
漏洩可能性の高い危険な領域であり、火花が発生した場
合、可燃物の点火源になる。
【0009】第3に、光電管式火炎検出器は、その寿命
が1年以下と短く、高頻度の変換が必要とされる。
【0010】第4に、光電管式火炎検出器は、故障の判
定が難しい。
【0011】この検出器では、火炎が発生していないに
もかかわらず、あたかも着火が行われていると検知した
り、あるいは火炎が発生しているにもかかわらず、未着
火していると判定するなどの故障事例があり、信頼性の
低いものになっている。特に、この検出器から監視装置
に出力する信号は、火炎の有無を示す接点出力のみであ
り、接点が何らかの事情で不測の動作をした場合、燃焼
状態に異常が発生したのか、あるいは検出器自身に異常
が発生したのか判別することができず、その対応に短時
間のうちに処理しなければならない問題点があった。
【0012】第5に、燃焼ガスの監視が的確にできな
い。
【0013】この検出器は、上述のように、火炎の有無
を示す接点のみの作動が検出出力であり、この検出出力
を直接活用して燃焼ガスの不安定状態を安定化させる監
視体勢を採ることができない問題点があった。このた
め、従来の火炎監視装置では、ガスタービン出口側に複
数の検出器を設置し、複数の検出器から検出したガスタ
ービン排ガスの温度を基にガスタービン燃焼器の燃焼状
態を間接的に監視するにすぎなかった。もっとも、ガス
タービン出口側に設置した複数の検出器は、高い応答性
が要求されるために、熱容量を小さくする必要上、非常
に細いシース型のものになっており、機械的な強度が低
く、長期間の使用に対し、耐久性に乏しい不具合、不都
合がある。なお、ガスタービン燃焼器は、通常、火炎検
出器を一缶に対し、一つ設置しているが、最近では、N
Ox濃度を低く抑えるため、燃料ノズルの拡散燃焼に、
別の燃焼ノズルの予混合燃焼を加えているので、火炎検
出器を少なくとも二つ以上設置している。
【0014】このように、従来の火炎監視装置では、い
くつかの問題があり、高出力化、高燃効率の向上を図る
ガスタービンプラントにとってはガスタービン燃焼器の
火炎監視装置をより一層強化して燃焼ガスの安定性を維
持させる必要性に迫られている。
【0015】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、火炎の着火、失火を的確に検出できるよう
にするとともに、不安定状態の燃焼ガスを安定状態に調
整できるようにしたガスタービン火炎監視装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ン火炎監視装置は、上記目的を達成するために、請求項
1に記載したように、ガスタービン燃焼器に、燃焼ガス
の火炎状態量のうち、紫外線を検出する火炎検出器を設
けたものである。
【0017】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項2に記載した
ように、火炎検出器に、センサとしてSiCホトダイオ
ードを収容したものである。
【0018】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項3に記載した
ように、火炎検出器に、燃焼ガスの火炎から検出した実
光信号に予め設定された設定信号を突き合わせ、偏差が
出たとき、警報を発信する火炎監視演算装置を設けたも
のである。
【0019】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項4に記載した
ように、ガスタービン、可変案内翼を備えた空気圧縮
機、発電機を備えたガスタービンプラントのガスタービ
ン燃焼器に、燃焼ガスの火炎状態量のうち、紫外線を検
出する火炎検出器と、火炎検出器からの検出信号に予め
定められた設定信号を突き合わせ、偏差が出たとき、警
報を発信する火炎監視演算装置とを設ける一方、上記火
炎監視演算装置に組み込まれ、負荷信号、回転数信号、
燃料流量信号、空気流量信号のうち、いずれか三つの信
号を組み合わせて上記ガスタービン燃焼器の燃焼ガスの
火炎状態量を予測し、予測した演算信号に、上記火炎検
出器からの実検出信号を突き合わせ、偏差が出たとき、
その偏差に基づいて上記ガスタービン燃焼器に燃料を供
給する燃料流量調節弁を開閉制御するとともに、上記空
気圧縮機で吸い込む大気の流量を調整する可変案内翼を
開閉制御する火炎状態予測演算装置とを設けたものであ
る。
【0020】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項5に記載した
ように、火炎検出器を、少なくとも二つ以上ガスタービ
ン燃焼器に組み込んだものである。
【0021】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項6に記載した
ように、負荷信号を、発電機から検出したものである。
【0022】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項7に記載した
ように、ガスタービン、可変案内翼を備えた空気圧縮
機、蒸気タービン、発電機を備えたコンバインドサイク
ルプラントのガスタービン燃焼器に、燃焼ガスの火炎状
態量のうち、紫外線を検出する火炎検出器と、火炎検出
器からの検出信号に予め定められた設定信号を突き合わ
せ、偏差が出たとき、警報を発信する火炎監視演算装置
とを設ける一方、上記火炎監視装置に組み込まれ、軸ト
ルク信号、回転数信号、燃料流量信号、空気流量信号の
うち、いずれか三つの信号を組み合わせて上記ガスター
ビン燃焼器の燃焼ガスの火炎状態を予測し、予測した演
算信号に、上記火炎検出器からの実検出信号を突き合わ
せ、偏差が出たとき、その偏差に基づいて上記ガスター
ビン燃焼器に燃料を供給する燃料流量調節弁を開閉制御
するとともに、上記空気圧縮機で吸い込む大気の流量を
調整する可変案内翼を開閉制御する火炎状態予測演算装
置とを設けたものである。
【0023】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項8に記載した
ように、軸トルク信号を、ガスタービン、空気圧縮機、
蒸気タービン、発電機を互いに軸結合させた回転軸に設
置した軸トルク検出器から検出したものである。
【0024】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項9に記載した
ように、軸トルク検出器に、軸トルク・負荷変換器を設
けたものである。
【0025】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項10に記載し
たように、軸トルク検出器を、少なくともガスタービン
の出口端および空気圧縮機の入口端との回転軸に設置し
たものである。
【0026】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、上記目的を達成するために請求項11に記載し
たように、ガスタービンの出口端および空気圧縮機の入
口端との回転軸に設置した軸トルク検出器に、正味軸ト
ルク信号算出部と、軸トルク・負荷変換器を設けたもの
である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
火炎監視装置の実施形態を図面および図中に付した符号
を引用して説明する。
【0028】図1は、例示としてシンプルサイクルガス
タービンプラント(オープンサイクルガスタービンプラ
ント)に適用した、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置の第1実施形態を示す概略系統図である。
【0029】例えば、発電用としてのシンプルサイクル
ガスタービンプラントは、互に軸直結させたガスタービ
ン1、大気の吸込み側に可変案内翼(IGV)2を備え
た空気圧縮機3、発電機4を備えるとともに、ガスター
ビン1と空気圧縮機3との間のガスタービン1側に環状
列に配置した、例えば16缶のガスタービン燃焼器5を
備え、空気圧縮機3の可変案内翼2で吸い込んだ大気を
圧縮して高圧化し、高圧空気を燃料とともにガスタービ
ン燃焼器5に供給し、ここで燃焼ガスを生成し、その燃
焼ガスをガスタービン1で膨張仕事をさせ、膨張仕事の
際に発生する回転トルクで空気圧縮機3および発電機4
を回転駆動するようになっている。
【0030】一方、ガスタービン燃焼器5には、少なく
とも一つ以上の火炎検出器6が組み込まれている。火炎
検出器6は、ステンレス製の筒体に、SiCホトダイオ
ードをセンサとして収容し、燃焼ガスの火炎状態量のう
ち、特に紫外線の光信号を検出し、その紫外線の光信号
を、例えば4〜20,m、DCの範囲の電気信号に変換
し、非常に応答性の高いものになっている。
【0031】また、ガスタービン燃焼器5は、火炎検出
器6で検出した紫外線の光信号を電気信号に変換した燃
焼ガス信号を火炎監視演算装置7に供給するようになっ
ている。
【0032】この火炎監視演算装置7は、火炎検出器6
を起動させる電源装置8、火炎検出器6から与えられた
電気信号を、予め定められた設定器9からの火炎の着火
・失火の有無の電気信号に突き合わせて比較する比較器
10、比較器10で実電気信号が設定電気信号を下廻っ
たときに警報する警報器11を組み合わせ、火炎の着火
・失火の有無はもとより、燃焼ガスの局所的高温化の有
無を的確に判断し、燃焼ガスに異常事態が発生した場
合、警報器11で作業者にアナウンスするようになって
いる。
【0033】このように、本実施形態では、ガスタービ
ン燃焼器5に、燃焼ガスの紫外線の光信号を検出し、そ
の光信号を電気信号に変換するSiCホトダイオードを
備えた火炎検出器6を組み込むとともに、火炎検出器6
からの電気信号を、予め火炎の着火・失火の有無を判別
する設定器9からの設定信号に突き合わせ、偏差が出た
とき、警報を発信する比較器を組み込んだ火炎監視演算
装置を設けたので、燃焼ガスの火炎状態を的確に判別す
ることができ、信頼性の高いガスタービン火炎監視装置
を実現することができる。
【0034】図2は、例示として、シンプルサイクルガ
スタービンプラントに適用した本発明に係るガスタービ
ン火炎監視装置の第2実施形態を示す概略系統図であ
る。なお、第1実施形態の構成部分と同一部分には同一
符号を付し、その重複説明を省略する。
【0035】本実施形態に係るガスタービン火炎監視装
置は、第1実施形態で示した火炎監視演算装置7に、燃
焼ガスの火炎状態量のうち、特に紫外線の光信号を予測
し、予測した光信号が実光信号との間に偏差が出たと
き、その偏差に基づいてガスタービン燃焼器5に燃料を
供給する燃料流量調節弁12a,12bに弁開閉信号を
与えるとともに、空気圧縮機3の入口側に設けた可変案
内翼2の可変案内翼駆動装置13に駆動信号を与える火
炎状態予測演算装置14を組み込んだものである。
【0036】この火炎状態予測演算装置14は、燃焼ガ
スの火炎状態のうち、特に紫外線の光信号を予測する光
信号予測演算部15、光信号予測演算部15からの演算
信号と、火炎検出器6,6からの実光信号とを突き合わ
せて比較する火炎信号比較器16、火炎信号比較器16
で偏差が出た場合、その偏差に基づいて燃料流量信号に
変換する燃料流量信号変換器17および空気流量信号に
変換する空気流量信号変換器18を組み合わせた構成に
なっている。
【0037】光信号予測演算部15には、発電機4に設
けた負荷(出力)検出器19からの負荷信号、回転軸に
設けた回転数検出器20からの回転数信号、ガスタービ
ン燃焼器5に燃料を供給する燃料系に設けた燃料流量検
出器21からの燃料流量信号および空気圧縮機3の大気
吸込み側に設けた空気流量検出器22からの空気流量信
号のそれぞれが入力される。
【0038】ここで、火炎の状態量と「燃料流量」、
「空気流量」との関係および「燃料流量」、「空気流
量」と「負荷(出力)」、「回転数」との関係は次のよ
うになっている。
【0039】(1)火炎の状態量と「燃料流量」、「空
気流量」との関係 火炎の状態量変化とは、火炎の光の波長分布のうち、ピ
ーク波長と光の強さの変化をいう。この火炎の状態量変
化は、ガスタービン燃焼器5に投入する燃料流量Q
F と、空気圧縮機3から大気を吸い込んだ空気流量のう
ち、ガスタービン燃焼器5の燃焼ガス用に振り分けられ
る空気流量QA との燃空比QF /QA に依存する。つま
り、燃空比QF /QA が定まれば、その状態における火
炎の波長分布と強さが一義的に定まる関係になってい
る。
【0040】したがって、ガスタービン1に投入する燃
料流量を計測するとともに、空気圧縮機3から大気を吸
い込んだ空気流量(空気圧縮機3からガスタービン燃焼
器5に供給される空気は、燃焼ガス用と燃焼器ランナ等
の冷却用とに区分けされるが、冷却用空気は少ないので
無視しても実質的な影響はない)を計測し、これら計測
値から燃空比QF /QA を算出し、算出した燃空比QF
/QF から逆算して火炎の状態量を予測することができ
る。
【0041】(2)「燃料流量」、「空気流量」と「負
荷(出力)」、「回転数」との関係 「燃料流量」、「空気流量」と「負荷(出力)」、「回
転数」との関係は、ガスタービンの起動から、昇速まで
の運転過程と定格運転とで取り扱いを異にしている。
【0042】 起動から昇速までの運転過程 ガスタービン1は、起動装置(図示せず)により数10
0rpmまで回転上昇すると、ガスタービン燃焼器5に
投入される燃料を着火させる。燃料着火後、ガスタービ
ン1は、予め定められた加速率に基づく昇速パターンで
定格回転まで昇速する。
【0043】このため、空気圧縮機3が大気を吸い込む
「空気流量」は、ガスタービン1の「回転数」の関数に
なっている。もっとも、ガスタービン1の「回転数」と
空気圧縮機3の「空気流量」との関係を今少し詳しく説
明すると、この「空気流量」は、空気圧縮機3の入口に
設けた可変案内翼2の開口面積に置き換えることができ
る。すなわち、ガスタービン1の「回転数」および可変
案内翼2の開口面積は、ともに上述の加速率に基づいて
増速・増開するので、昇速運転過程に関して言えば、ガ
スタービン1の「回転数」と可変案内翼2の吸い込む
「空気流量」とは一対一対に対応する。
【0044】また、ガスタービン燃焼器5に投入する
「燃料流量」も、上述の加速率に合わせて増量させてい
るので、「空気流量」と同様に、「燃料流量」もガスタ
ービン1の「回転数」の関数になっている。
【0045】したがって、昇速運転過程においては、
「空気流量」、「燃料流量」ともに、ガスタービン1の
「回転数」の関数になっているので、ガスタービン1の
「回転数」を計測し、計測値から逆算して燃焼ガスの火
炎の状態量を予測することができる。
【0046】なお、「空気流量」は、厳密に考えると、
気温の高低により、空気圧縮機3が吸い込む大気の体積
流量が変化する。このため、図2に示した空気流量検出
器22には、気温の高低に対応させてその比重量を補正
する補正関数器(図示せず)を設け、吸い込んだ大気の
体積流量を重量流量に変換して光信号予測演算部15に
入力している。
【0047】 定格運転 ガスタービン1が定格回転数になると、その回転数は一
定になるので、基本的には「空気流量」は一定となり、
負荷(出力)の増減指令信号に基づき、「燃料流量」は
増減する。但し、ガスタービン1が部分負荷運転に入る
と、ガスタービン燃焼器5で生成される燃焼ガスの温度
をが過度に高くなることを防止するために「空気流量」
を制御する必要があり、「空気流量」は、可変案内翼2
により制御される。
【0048】このように、ガスタービン1の部分負荷運
転を除けば、定格運転における「燃料流量」、「空気流
量」と「負荷(出力)」の関係は、一対一に対応し、
「燃料流量」、「空気流量」と「回転数」とは無関係に
なり、「回転数」を用いて燃焼ガスの火炎の状態量を予
測することができなくなる。このため、ガスタービン1
の定格運転においては、「負荷(出力)」が「燃料流
量」、「空気流量」の関数になっているので、「負荷
(出力)」を計測し、計測値から逆算して燃焼ガスの火
炎の状態量を予測することができる。
【0049】本実施形態は、火炎の状態量を計算して予
測する場合、火炎の状態量と「燃料流量」、「空気流
量」、「負荷(出力)」、「回転数」とが上述の関係に
なっていることに着目したもので、光信号予測演算部1
5に、負荷検出器19からの負荷信号、回転数検出器2
0からの回転数信号、燃料流量検出器21からの燃料流
量信号、空気流量検出器22からの空気流量信号を入力
させる。この場合、ガスタービン1の昇速運転過程にお
いては、燃料流量信号、空気流量信号および回転数信号
が使用され、また、定格運転においては、燃料流量信
号、空気流量信号および負荷(出力)信号が使用され
る。
【0050】光信号予測演算部15は、上述の信号のう
ち、三つの信号に基づいて火炎の状態量、特に紫外線の
光信号を演算して火炎信号比較器16に入力し、ここで
ガスタービン燃焼器5に組み込んだ少なくとも二つ以上
の火炎検出器6,6で検出した火炎の実光信号と突き合
わせ、偏差が出た場合、その偏差を燃料流量信号変換器
17および空気流量信号変換器18のそれぞれに与え、
燃料流量信号変換器17および空気流量信号変換器18
のそれぞれで燃料流量信号および空気流量信号に変換し
た後、各変換信号を空気流量信号演算部23および燃料
流量信号演算部24のそれぞれに入力する。
【0051】空気流量演算部23は、空気流量信号変換
器18からの変換信号に基づいて可変案内翼駆動信号を
演算し、その演算信号を可変案内翼駆動装置13に与え
て可変案内駆動装置13を駆動し、可変案内翼2を開閉
させ、吸い込んだ大気の流量を制御する。
【0052】また、燃料流量信号演算部24は、燃料流
量信号変換器17からの変換信号に基づいて弁開度信号
を演算し、その演算信号を燃料流量調節弁12a,12
bに与えて燃料流量調節弁12a,12bを開閉させ、
ガスタービン燃焼器5に供給する燃料を制御する。
【0053】なお、ガスタービン燃焼器5に少なくとも
二つ以上の火炎検出器6,6を組み込んだのは次の理由
になっている。
【0054】従来、ガスタービン燃焼器5は、生成され
た燃焼ガスのNOx濃度を、法律規制値以内に収めるた
めに、拡散燃焼と予混合燃焼とを組み合わせることが多
い。この場合、拡散燃焼を行う燃料ノズルと予混合燃焼
を行うと燃料ノズルとは、それぞれ個々に燃料流量制御
を行っている。このため、各燃料ノズルから噴出される
燃料に基づく火炎の位置、大きさ、波長分布、光の強さ
は負荷状態によって変化し、負荷の増加と火炎の光の強
さとは比例関係になく、任意に変化する。
【0055】本実施形態は、このような点を考慮したも
ので、少なくとも二つ以上の火炎検出器6,6をガスタ
ービン燃焼器5に組み込み、火炎の光信号の検出精度を
高めている。
【0056】このように、本実施形態では、火炎監視演
算装置7に火炎状態予測演算装置14を組み込み、負荷
(出力)信号、回転数信号、燃料流量信号および空気流
量信号のうち、いずれか三つの信号を組み合わせて燃焼
ガスの火炎の状態量を予測し、予測した演算信号に火炎
検出器6,6からの実光信号を突き合わせ、偏差が出た
場合、その偏差に基づいて燃料流量調節弁12a,12
bを弁開閉制御させるとともに、可変案内翼2を開閉制
御させ、ガスタービン燃焼器5に適正量の燃料および空
気を供給したので、燃焼ガスを安定状態に維持すること
ができ、燃焼ガスの自動監視を行うことができる。
【0057】図3は、例示としてコンバインドサイクル
プラントに適用した本発明に係るガスタービン火炎監視
装置の第3実施形態を示す概略系統図である。なお、第
1実施形態および第2実施形態の構成部分と同一部分に
は同一符号を付す。
【0058】本実施形態に係るガスタービン火炎監視装
置は、ガスタービン1、空気圧縮機3、蒸気タービン2
5、発電機4を互に軸直結させた回転軸26に、軸トル
ク検出器27を設置するとともに、軸トルク検出器27
で検出した軸トルク信号を負荷(出力)に変換する軸ト
ルク・負荷変換器28を、第2実施形態で示した火炎状
態予測演算装置14に組み込んだものである。なお、他
の構成部分は、第1実施形態および第2実施形態の構成
部分と同一なので、その説明を省略する。
【0059】このように、本実施形態では、火炎状態予
測演算装置14で演算処理する信号として軸トルク信
号、回転数信号、燃料流量信号および空気流量信号のう
ち、いずれか三つの信号を組み合わせて燃焼ガスの火炎
の状態量を予測し、予測した演算信号に火炎検出器6,
6からの実光信号を突き合わせ、偏差が出た場合、その
偏差に基づいて燃料流量調節弁12a,12bおよび可
変案内翼2のそれぞれを開閉制御させ、ガスタービン燃
焼器5に適正量の燃料および空気を供給したので、燃焼
ガスを安定状態に維持することができ、燃焼ガスの自動
監視の下、コンバインドサイクルプラントに高出力・高
熱効率の運転を行わせることができる。
【0060】図4は、例示としてコンバインドサイクル
プラントに適用した本発明に係るガスタービン火炎監視
装置の第4実施形態を示す概略系統図である。なお、第
1実施形態および第2実施形態の構成部分と同一部分に
は同一符号を付す。
【0061】本実施形態に係るガスタービン火炎監視装
置は、回転軸26にガスタービン1、空気圧縮機3、蒸
気タービン25、発電機4を軸結合させてガスタービン
1と蒸気タービン25との間のトルク伝達軸部の軸捩り
を利用したトルク計でガスタービン1の単体の出力トル
クを計測する場合、計測の分解性能を高めるために、ト
ルク伝達軸部の捩れ角を大きくする必要が生じ、その結
果、トルク伝達軸部の軸長を伸ばしたり、剛性を弱めた
りするという構造上の工夫をしなければならない不具合
がある点に着目したもので、ガスタービン1の出口端お
よび空気圧縮機3の入口端のそれぞれに、軸トルク検出
器29a,29bを設置するとともに、各軸トルク検出
器29a,29bから検出された軸トルク信号を演算し
て正味軸トルク信号を算出する正味軸トルク信号算出部
30と正味軸トルク信号算出部30で算出した正味軸ト
ルク信号を負荷(出力)に変換する軸トルク・負荷変換
器28を、第2実施形態で示した火炎状態予測演算装置
14に組み込んだものである。なお、他の構成部分は、
第1実施形態および第2実施形態の構成部分と同一なの
で、その説明を省略する。
【0062】このように、本実施形態では、ガスタービ
ン1の出口端および空気圧縮機3の入口端のそれぞれに
設置した軸トルク検出器29a,29bで検出した軸ト
ルク信号から正味軸トルク信号を算出する正味軸トルク
信号算出部30を設けるとともに、正味軸トルク信号算
出部30からの正味軸トルク信号を負荷信号に変換する
軸トルク・負荷変換器28を火炎状態予測演算装置14
に組み込み、より的確な信号で燃料流量調整弁12a,
12bおよび可変案内翼2を開閉制御させ、ガスタービ
ン燃焼器5に適正量の燃料および空気を供給したので、
燃焼ガスを安定状態に維持することができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係るガス
タービン火炎監視装置は、ガスタービン燃焼器に組み込
んだ火炎検出器に、センサとして燃焼ガスの紫外線の光
信号を検出し、その光信号を電気信号に変換するSiC
ホトダイオードを備えたので、火炎の着火・失火の有無
を的確に判別することができ、ガスタービンに信頼性の
高い運転を行わせることができる。
【0064】また、本発明に係るガスタービン火炎監視
装置は、負荷信号、軸トルク信号、回転数信号、燃料流
量信号、空気流量信号のうち、いずれか三つの信号を組
み合わせて燃焼ガスの火炎の状態量を予測し、予測した
演算信号に、上述の火炎検出器からの検出精度の高い実
検出信号を突き合わせ、偏差が出た場合、その偏差に基
づいて燃料流量調節弁および可変案内翼を開閉制御さ
せ、ガスタービン燃焼器に適正量の燃料および空気を供
給したので、燃焼ガスを安定状態に維持することがで
き、燃焼ガスの自動監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスタービン火炎監視装置の第1
実施形態を示す概略系統図。
【図2】本発明に係るガスタービン火炎監視装置の第2
実施形態を示す概略系統図。
【図3】本発明に係るガスタービン火炎監視装置の第3
実施形態を示す概略系統図。
【図4】本発明に係るガスタービン火炎監視装置の第4
実施形態を示す概略系統図。
【符号の説明】
1 ガスタービン 2 可変案内翼 3 空気圧縮機 4 発電機 5 ガスタービン燃焼器 6 火炎検出器 7 火炎監視演算装置 8 電源装置 9 設定器 10 比較器 11 警報器 12a,12b 燃料流量調節弁 13 可変案内翼駆動装置 14 火炎状態予測演算装置 15 光信号予測演算部 16 火炎信号比較器 17 燃料流量信号変換器 18 空気流量信号変換器 19 負荷検出器 20 回転数検出器 21 燃料流量検出器 22 空気流量検出器 23 空気流量信号演算部 24 燃料流量信号演算部 25 蒸気タービン 26 回転軸 27 軸トルク検出器 28 軸トルク・負荷変換器 29a,29b 軸トルク検出器 30 正味軸トルク信号算出部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 17/12 G08B 17/12 B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービン燃焼器に、燃焼ガスの火炎
    状態量のうち、紫外線を検出する火炎検出器を設けたこ
    とを特徴とするガスタービン火炎監視装置。
  2. 【請求項2】 火炎検出器に、センサとしてSiCホト
    ダイオードを収容したことを特徴とする請求項1に記載
    のガスタービン火炎監視装置。
  3. 【請求項3】 火炎検出器に、燃焼ガスの火炎から検出
    した実光信号に予め設定された設定信号を突き合わせ、
    偏差が出たとき、警報を発信する火炎監視演算装置を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン火
    炎監視装置。
  4. 【請求項4】 ガスタービン、可変案内翼を備えた空気
    圧縮機、発電機を備えたガスタービンプラントのガスタ
    ービン燃焼器に、燃焼ガスの火炎状態量のうち、紫外線
    を検出する火炎検出器と、火炎検出器からの検出信号に
    予め定められた設定信号を突き合わせ、偏差が出たと
    き、警報を発信する火炎監視演算装置とを設ける一方、
    上記火炎監視演算装置に組み込まれ、負荷信号、回転数
    信号、燃料流量信号、空気流量信号のうち、いずれか三
    つの信号を組み合わせて上記ガスタービン燃焼器の燃焼
    ガスの火炎状態量を予測し、予測した演算信号に、上記
    火炎検出器からの実検出信号を突き合わせ、偏差が出た
    とき、その偏差に基づいて上記ガスタービン燃焼器に燃
    料を供給する燃料流量調節弁を開閉制御するとともに、
    上記空気圧縮機で吸い込む大気の流量を調整する可変案
    内翼を開閉制御する火炎状態予測演算装置とを設けたこ
    とを特徴とするガスタービン火炎監視装置。
  5. 【請求項5】 火炎検出器を、少なくとも二つ以上ガス
    タービン燃焼器に組み込んだことを特徴とする請求項4
    に記載のガスタービン火炎監視装置。
  6. 【請求項6】 負荷信号を、発電機から検出したことを
    特徴とする請求項4に記載のガスタービン火炎監視装
    置。
  7. 【請求項7】 ガスタービン、可変案内翼を備えた空気
    圧縮機、蒸気タービン、発電機を備えたコンバインドサ
    イクルプラントのガスタービン燃焼器に、燃焼ガスの火
    炎状態量のうち、紫外線を検出する火炎検出器と、火炎
    検出器からの検出信号に予め定められた設定信号を突き
    合わせ、偏差が出たとき、警報を発信する火炎監視演算
    装置とを設ける一方、上記火炎監視装置に組み込まれ、
    軸トルク信号、回転数信号、燃料流量信号、空気流量信
    号のうち、いずれか三つの信号を組み合わせて上記ガス
    タービン燃焼器の燃焼ガスの火炎状態を予測し、予測し
    た演算信号に、上記火炎検出器からの実検出信号を突き
    合わせ、偏差が出たとき、その偏差に基づいて上記ガス
    タービン燃焼器に燃料を供給する燃料流量調節弁を開閉
    制御するとともに、上記空気圧縮機で吸い込む大気の流
    量を調整する可変案内翼を開閉制御する火炎状態予測演
    算装置とを設けたことを特徴とするガスタービン火炎監
    視装置。
  8. 【請求項8】 軸トルク信号を、ガスタービン、空気圧
    縮機、蒸気タービン、発電機を互いに軸結合させた回転
    軸に設置した軸トルク検出器から検出したことを特徴と
    する請求項7に記載のガスタービン火炎監視装置。
  9. 【請求項9】 軸トルク検出器に、軸トルク・負荷変換
    器を設けたことを特徴とする請求項8に記載のガスター
    ビン火炎監視装置。
  10. 【請求項10】 軸トルク検出器を、少なくともガスタ
    ービンの出口端および空気圧縮機の入口端との回転軸に
    設置したことを特徴とする請求項8に記載のガスタービ
    ン火炎監視装置。
  11. 【請求項11】 ガスタービンの出口端および空気圧縮
    機の入口端との回転軸に設置した軸トルク検出器に、正
    味軸トルク信号算出部と、軸トルク・負荷変換器を設け
    たことを特徴とする請求項10に記載のガスタービン火
    炎監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2421788A (en) * 2004-12-21 2006-07-05 Rolls Royce Plc Fire warning system
US10072579B2 (en) 2015-04-17 2018-09-11 Honda Motor Co., Ltd. Apparatus for discriminating ignition in a gas-turbine aeroengine

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GB2421788A (en) * 2004-12-21 2006-07-05 Rolls Royce Plc Fire warning system
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