JPH11325772A - 熱交換用チューブ - Google Patents

熱交換用チューブ

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Publication number
JPH11325772A
JPH11325772A JP10126434A JP12643498A JPH11325772A JP H11325772 A JPH11325772 A JP H11325772A JP 10126434 A JP10126434 A JP 10126434A JP 12643498 A JP12643498 A JP 12643498A JP H11325772 A JPH11325772 A JP H11325772A
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
heat exchange
straight
straight pipe
tapered
Prior art date
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Pending
Application number
JP10126434A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Fukumoto
英二 福元
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SAKAE SANGYO KK
Original Assignee
SAKAE SANGYO KK
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Publication date
Application filed by SAKAE SANGYO KK filed Critical SAKAE SANGYO KK
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Publication of JPH11325772A publication Critical patent/JPH11325772A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/26Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定のチューブ長さの対してチューブ表面
積を大きくとることができ、それによりチューブ全体を
小形且つコンパクトに構成できると共に、チューブ表面
に付着したダストを通常のスクレーパーによって容易に
除去できる熱交換用チューブを提供する。 【解決手段】 側面部相互が当接するように平行に配置
される複数の直管部4と、これら直管部4の隣合う端部
相互をつなぐ折り返し管部5とによってつづら折り状に
且つプレート状に形成されると共に、各直管部4の端部
4aが先細テーパ状に形成されて、隣合うテーパ状端部
4a,4a相互間に空間部kが形成されてなる熱交換用
チューブ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】最近、焼却炉の燃焼排ガスか
ら発生するダイオキシンの問題がクローズアップされて
いる。このダイオキシンは、約900℃以上燃焼させる
ことによって消滅することが知られている。然るに、従
来では、焼却炉の燃焼温度が900℃以下のためにダイ
オキシンの発生を阻止することができなかった。これを
解決するためには、当然のことながら、焼却炉の燃焼温
度を900℃以上に上昇させればよいわけであるが、そ
のような高熱エネルギーの燃焼ガスをそのまま排出する
のはきわめて不経済であるので、このような高熱エネル
ギーを何らかの形で回収することが好ましい。
【0002】本発明は、このような点に注目し、例えば
焼却炉から出る900℃以上の排ガス通路の部分に熱交
換装置を介在させて、効率的に高熱エネルギーを回収す
るようにした熱交換器に関するもので、更に詳しくは、
熱交換器に使用されるつづら折り状の熱交換用チューブ
に関する。
【0003】
【従来の技術及びその課題】図9は、従来の高熱エネル
ギー回収用熱交換器に使用されているつづら折り状(又
は蛇行状)の熱交換用チューブ43を示す。この熱交換
用チューブ43は、平行する複数の直管部44とこれら
をつなぐ曲管部45とによりつづら折り状に形成された
ものであるが、曲管部45のアールが大きく、直管部4
4と直管部44との間隔が広くなることから、熱交換効
率が悪い上に、チューブ全体が大きくなって広い設置ス
ペースを必要とし、そのため熱交換装置が大型化する。
また、直管部44と直管部45との間にダストが堆積し
易く、そこに堆積したダストは、この種の熱交換器に使
用される普通のスクレーパーでは除去し難いと云った問
題がある。
【0004】尚、構造がコンパクトで且つ熱交換効率の
良好な熱交換器としてプレート型熱交換器が知られてい
るが、この熱交換器の熱交換用プレートは、流路内部に
加熱蒸気のような高圧流体を発生させる場合には、その
高圧流体によってプレート相互の溶接部が破損し剥離し
易いことから、排熱回収用の熱交換器としては適当でな
い。
【0005】本発明は、上記のような課題に鑑み、チュ
ーブ全体をプレート状に構成して熱交換効率を向上させ
ると共に、チューブ表面に付着したダストを通常のスク
レーパーによって容易に除去できる熱交換用チューブを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の熱
交換用チューブ1は、側面部相互が当接するように平行
に配置される複数の直管部4と、これら直管部4の隣合
う端部相互をつなぐ折り返し管部5とによってつづら折
り状に且つプレート状に形成されると共に、各直管部4
の端部4aが先細テーパ状に形成されて、隣合うテーパ
状端部4a,4a相互間に空間部kが形成されてなるも
のである。
【0007】請求項2に係る発明の熱交換用チューブ1
は、側面部相互が近接するように平行に配置される複数
の直管部4と、これら直管部4の隣合う端部相互をつな
ぐ折り返し管部5とによってつづら折り状に且つプレー
ト状に形成されると共に、各直管部4の端部4aが先細
テーパ状に形成されて、隣合うテーパ状端部4a,4a
相互間に空間部kが形成されてなるものである。
【0008】請求項3は、請求項1又は2に記載の熱交
換用チューブ1において、折り返し管部5は、直管部4
におけるテーパ状端部4aの先端径小部と同じ径の曲管
部22からなるものである。
【0009】請求項4は、請求項1又は2に記載の熱交
換用チューブ1において、折り返し管部5は、両端部が
閉塞された管部23からなるもので、この管部23の側
壁部に直管部4の先端部が連通連結されてなるものであ
る。
【0010】請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載
の熱交換用チューブ1において、直管部4のテーパ状端
部4aは、直管本体部4oと一体に形成されてなるもの
である。
【0011】請求項6は、請求項1〜4の何れかに記載
の熱交換用チューブ1において、直管部4のテーパ状端
部4aは、直管本体部4oとは別体に形成されて、互い
に溶接によって連結されてなるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る熱交換用チュ
ーブ1を示す。この熱交換用チューブ1は、側面部相互
が当接するように平行に配置される複数の直管部4と、
これら直管部4の隣合う端部相互をつなぐ折り返し管部
5とによってつづら折り状に形成されると共にプレート
状に形成される。このチューブ1の両端部には、流体流
出管6と流体流入管7とが連結され、これら流体出入管
6,7の先端部が流体流出口6a、流体流入口7aとさ
れる(図6参照)。この熱交換用チューブ1における各
直管部4の端部4aは、先細テーパ状に形成されて、隣
合うテーパ状端部4a,4a相互間に側面視略三角形状
の空間部kが形成される。
【0013】図2の(A)及び(B)は、熱交換用チュ
ーブ1の端部側を拡大して示す側面図及び平面図であ
る。この図から分かるように、直管部4のテーパ状端部
4aは、直管本体部4oと一体に形成されたものであ
り、また折り返し管部5は、直管部4におけるテーパ状
端部4aの先端径小部と同じ径の曲管部22からなるも
ので、この曲管部22と両直管部4,4のテーパ状端部
4a,4aとが溶接Wによって連結され、各折り返し管
部5と隣合うテーパ状端部4a,4aとの間に側面視略
三角形状の空間部kが形成される。
【0014】この熱交換用チューブ1を製作するには、
両端部4a,4aを先細テーパ状に形成した直管部4
と、これら直管部4をつなぐ所要数個の折り返し管部5
としての曲管部22をそれぞれ複数個ずつ用意し、直管
部4をその側面部が互いに当接するように配置した状態
で、直管部4相互間において隣合うテーパ状端部4a,
4aの先端部に曲管部22の両端部をそれぞれ突き合わ
せ溶接Wして、図2の(A)及び(B)に示すような状
態とする。この溶接Wに際しては、直管部4相互間にお
ける隣合うテーパ状端部4a,4a間に空間部kが形成
されるから、溶接トーチを各曲管部22と各直管部4と
の突き合わせ部の全周にわたって移動させることがで
き、このため溶接作業が容易となり、良好な溶接を行う
ことができる。この場合、各直管部4は、側面部相互間
に若干の隙間があってもよい。尚、両端側の直管部4,
4には流体給排管6,7を溶接して接続する。
【0015】図3の(A)及び(B)は、熱交換用チュ
ーブ1の他の実施形態を示したもので、直管部4は、直
管本体部4oとテーパ状端部4aとを溶接Wにより接合
して形成されている。折り返し管部5は、図2に示すも
のと同様に、直管部4におけるテーパ状端部4aの先端
径小部と同じ径の曲管部22からなるもので、この曲管
部22と両直管部4,4のテーパ状端部4a,4aとが
溶接Wにより接合されている。この熱交換用チューブ1
では、直管本体部4oとテーパ状端部4aとの溶接部の
ビードによって、隣合う直管部4,4の側面部相互間に
は必然的に若干の隙間が形成され、側面部相互が近接し
た状態となる。また、この熱交換用チューブ1でも、直
管部4と曲管部22との溶接に際して、直管部4相互間
における隣合うテーパ状端部4a,4a間に空間部kが
形成されるから、溶接トーチを各曲管部22と各直管部
4との突き合わせ部の全周にわたって移動させることが
できて、溶接作業が容易で、良好な溶接が行える。
【0016】図4の(A)及び(B)は、熱交換用チュ
ーブ1の更に他の実施形態を示したもので、直管部4
は、テーパ状端部4aが直管本体部4oと一体に形成さ
れており、そして折り返し管部5は、両端が閉塞された
円管部23からなり、この円管部23の側壁部に両直管
部4,4のテーパ状端部4a,4aが連通可能な状態で
溶接Wにより接合される。この場合も、直管部4と円管
部23との溶接に際して、直管部4相互間における隣合
うテーパ状端部4a,4a間に空間部kが形成されるか
ら、溶接トーチを各円管部23と各直管部4との突き合
わせ部の全周にわたって移動させることができて、溶接
作業が容易で、良好な溶接が行える。
【0017】次に、上記の熱交換用チューブ1を使用し
た熱交換器について図5〜図8を参照して説明する。
【0018】図5は熱交換器の一部破断斜視図、図6は
その縦断側面図、図7はその一部破断正面図である。こ
の熱交換器では、それぞれ第1流体を流通させる複数本
の熱交換用チューブ1によってチューブユニット2が形
成され、このチューブユニット2は、第2流体が図5の
矢印Gで示す方向に流通する角筒状の熱交換器本体3内
に上下2段に配設される。勿論、このチューブユニット
2は、熱交換器本体3内に3段以上に配設されてもよ
い。尚、熱交換器本体3の内周には、ガラスウール等か
らなる耐熱材34が配設される。
【0019】各チューブユニット2は、複数本の熱交換
用チューブ1を第2流体の流れ方向に直交する方向にそ
れぞれ所定の空隙S(図8参照)を設けて並列させた状
態で一体的に枠組みして形成されるもので、その枠組み
は、図5及び図6に示すように、各熱交換用チューブ1
の両端に連設した給排管6,7を、熱交換器本体3に対
し着脱可能な取付基板8に貫通して支持固定させると共
に、図6に示すように熱交換器本体3の内側面に固定し
た支持プレート42上に各熱交換用チューブ1の端部を
載置させることにより行われる。
【0020】前記取付基板8は、熱交換器本体3の側壁
3aに開設された矩形状開口部9に嵌合する厚板状の嵌
合板部8aと、矩形状開口部9の周縁部外面に当接して
ボルト等により側壁3aに固定される外板部8bとから
なるもので、この取付基板8を前記開口部9から離脱さ
せることによって、チューブユニット2を熱交換器本体
3内から取り出すことができる。
【0021】図5及び図6から分かるように、下段側の
チューブユニット2と上段側のチューブユニット2と
は、下段側ユニット2の流体流出口6aと上段側ユニッ
ト2の流体流入口7aとが互いに上下対向するように配
設され、しかして上下に対向する流体流出口6aと流体
流入口7aとは、図6に示すように連結チューブ10に
よって着脱可能に連通連結される。下段側チューブユニ
ット2の各流体流入口7aは合流管12に連通連結さ
れ、また上段側チューブユニット2の各流出口6aは上
記同様な合流管11に連通連結され、そして合流管12
には第1流体供給口14が設けられ、合流管11には第
1流体排出口13が設けられている。
【0022】また、上段側及び下段側チューブユニット
2,2においてそれぞれ並列状態に配設された隣合う熱
交換用チューブ1,1間の空隙S(図8参照)には、図
5〜図7に示すように、各チューブユニット2の熱交換
用チューブ1に付着するダストを除去するためのスクレ
ーパー15がそれぞれ挿入配置され、各スクレーパー1
5は、駆動機構16Aにより各熱交換用チューブ1の外
面に沿って往復駆動される。スクレーパー駆動機構16
Aは、図3に示すように熱交換器本体3内の上下部に上
部回転軸18と下部回転軸18a,18aとを軸架し、
上部回転軸18に複数のアーム19を所定ピッチで一体
に突設して、各アーム19の先端部に各スクレーパー1
5の上端部を枢着し、下部回転軸18a,18aの対向
端部にアーム21,21を一体に突設して、両アーム2
1,21を連結杆20の両端部に枢着し、この連結杆2
0に各スクレーパー15の下端部を枢着し、更に上部回
転軸18と一方の下部回転軸18aとを駆動手段35に
より駆動されるリンク機構36に連動連結して、両回転
軸18,18aを所要角度範囲回転させることにより、
複数のスクレーパー15を熱交換用チューブ1,1間の
空隙Sに沿って往復揺動させるようにしたものである。
【0023】チューブユニット2を形成する各熱交換用
チューブ1は、既に説明したようにその各直管部4の端
部4aが先細テーパ状に形成されていることから、図8
に示すようにチューブユニット2における隣合う熱交換
用チューブ1,1間の空隙Sは、その長手方向両端部で
空隙幅が拡大する。このように空隙Sの長手方向両端部
の空隙幅が拡大することによって、スクレーパー15の
移動方向先端部に付着したダストDが、直管部4の端部
外面に付着残存することなく容易に落下し、直管部4の
端部での熱交換効率の低下を防止することができる。
【0024】上述したような熱交換器の使用において
は、熱交換器本体3内部に、第2流体として焼却炉から
排出される例えば1400℃程度の高温排ガスを図5の
矢印Gで示す方向に流通させる一方、上段側チューブユ
ニット2の各流入口7aを連通連結している合流管12
に第1流体供給口14より第1流体としての水を供給す
る。合流管12に供給された水は、下段側チューブユニ
ット2の各熱交換用チューブ1を流通した後、その流出
口6aから各連結チューブ10を介して上段側チューブ
ユニット2における各熱交換用チューブ1の流入口7a
に入り、その各熱交換用チューブ1を流通する。
【0025】こうして、水が下段側チューブユニット2
の各熱交換用チューブ1から上段側チューブユニット2
の各熱交換用チューブ1を流通する間に、熱交換器本体
3内部を流通する高温排ガスと熱交換を行って蒸気を生
成し、この蒸気は、上段側チューブユニット2の各流出
口6aから流出して合流管11で合流し、第1流体排出
口13から排出される。この第1流体排出口13から排
出される蒸気は、蒸気供給管を介して例えば蒸気タービ
ン側へ送給されるようになっている。
【0026】この熱交換器においては、例えば上段側チ
ューブユニット2の熱交換用チューブ1が破損してその
交換あるいは修理を必要とする場合には、上下両チュー
ブユニット2,2の熱交換用チューブ1、1の流出入口
6a,7aを連通連結している各連結チューブ10をそ
れぞれ流出入口6a,7aから離脱させた後、熱交換器
本体3の開口部9に取り付けてある上段側取付基板8を
取り外せば、この取付基板8と共に上段側チューブユニ
ット2を熱交換器本体3内から簡単に取り出すことがで
きる。従って、破損した熱交換用チューブ1の交換ある
いは修理を容易且つ迅速に行うことができる。下段側チ
ューブユニット2についても同様である。尚、各チュー
ブユニット2の熱交換用チューブ1を互いに切離しでき
るようにすることもできる。
【0027】
【発明の効果】請求項1及び請求項2に係る発明の熱交
換用チューブによれば、側面部相互が当接するか又は近
接するように平行に配置される複数の直管部と、これら
直管部の隣合う端部相互をつなぐ折り返し管部とによっ
てつづら折り状に且つプレート状に形成されるから、チ
ューブ全体をコンパクトに構成でき、プレート型熱交換
器の熱交換用プレートに劣ることなく、熱交換効率の向
上、及び熱交換器の小型化を図ることができる。
【0028】また、各直管部の端部が先細テーパ状に形
成されて、隣合うテーパ状端部相互間に空間部が形成さ
れるから、熱交換用チューブを複数並設して使用する際
に、隣合う熱交換用チューブ間の空隙は、その長手方向
両端部で空隙幅が拡大することになり、従ってこの空隙
に沿ってスクレーパーを移動させてチューブ表面のダス
トを除去する時にスクレーパーの移動方向先端部に付着
したダストが、直管部の端部外面に付着残存することな
く容易に落下し、直管部の端部での熱交換効率の低下を
防止することができる。そしてまた、熱交換用チューブ
の製作に際して直管部と折り返し管部とを溶接する時
に、直管部相互間における隣合うテーパ状端部間に空間
部が形成されるから、溶接トーチを各曲管部と各直管部
との溶接部の全周にわたって移動させることができ、こ
のため溶接作業が容易となり、良好な溶接を行うことが
できる。
【0029】請求項3に記載のように、折り返し管部
が、直管部におけるテーパ状端部の先端径小部と同じ径
の曲管部からなるものにあっては、折り返し管部と直管
部との溶接による連結を簡単容易に行うことができる。
【0030】請求項4に記載のように、折り返し管部
が、両端部を閉塞した管部からなるもので、この管部の
側壁部に直管部の先端部を連通連結したものにあって
は、直管部の径にほとんど関係なく使用できるから、製
作コストが安くつく。
【0031】請求項5に記載のように、直管部のテーパ
状端部を直管本体部と一体に形成した場合には、テーパ
状端部と直管本体部とを溶接する必要がないため、それ
だけ製作が簡単となる。
【0032】請求項6に記載のように、直管部のテーパ
状端部と直管本体部とを別体に形成して、互いに溶接に
よって接合したものにあっては、テーパ状端部と直管本
体部とをそれぞれ別々に製作できるから、量産上有効と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱交換用チューブを示す斜視図
である。
【図2】 (A)は図1の熱交換用チューブの端部側を
拡大して示す側面図であり、(B)はその平面図であ
る。
【図3】 (A)は本発明に係る熱交換用チューブの他
の例を示す一部拡大側面図、(B)はその平面図であ
る。
【図4】 (A)は熱交換用チューブの更に他の例を示
す一部拡大側面図、(B)はその平面図である。
【図5】 本発明に係る熱交換用チューブを使用した熱
交換器の一例を示す一部破断斜視図である。
【図6】 図5に示す熱交換器の縦断側面図である。
【図7】 図5に示す熱交換器の一部破断正面図であ
る。
【図8】 図5に示す熱交換器の一部平面図である。
【図9】 従来のつづら折り状熱交換用チューブを示す
側面図である。
【符号の説明】
1 熱交換用チューブ 2 チューブユニット 3 熱交換器本体 4 熱交換用チューブの直管部 4a 熱交換用チューブのテーパ状端部 5 熱交換用チューブの折り返し管部 15 スクレーパー 16A 駆動機構 k 空間部 S 熱交換用チューブ相互間の空隙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面部相互が当接するように平行に配置
    される複数の直管部と、これら直管部の隣合う端部相互
    をつなぐ折り返し管部とによってつづら折り状に且つプ
    レート状に形成されると共に、各直管部の端部が先細テ
    ーパ状に形成されて、隣合うテーパ状端部相互間に空間
    部が形成されてなる熱交換用チューブ。
  2. 【請求項2】 側面部相互が近接するように平行に配置
    される複数の直管部と、これら直管部の隣合う端部相互
    をつなぐ折り返し管部とによってつづら折り状に且つプ
    レート状に形成されると共に、各直管部の端部が先細テ
    ーパ状に形成されて、隣合うテーパ状端部相互間に空間
    部が形成されてなる熱交換用チューブ。
  3. 【請求項3】 折り返し管部は、直管部におけるテーパ
    状端部の先端径小部と同じ径の曲管部からなる請求項1
    又は2に記載の熱交換用チューブ。
  4. 【請求項4】 折り返し管部は、両端部が閉塞された管
    部からなるもので、この管部の側壁部に直管部の先端部
    が連通連結されている請求項1又は2に記載の熱交換用
    チューブ。
  5. 【請求項5】 直管部のテーパ状端部は、直管本体部と
    一体に形成されている請求項1〜4の何れかに記載の熱
    交換用チューブ。
  6. 【請求項6】 直管部のテーパ状端部は、直管本体部と
    は別体に形成されて、溶接により直管本体部に接合され
    ている請求項1〜4の何れかに記載の熱交換用チュー
    ブ。
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