JPH11322032A - コンテナ反転機 - Google Patents
コンテナ反転機Info
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- JPH11322032A JPH11322032A JP14502798A JP14502798A JPH11322032A JP H11322032 A JPH11322032 A JP H11322032A JP 14502798 A JP14502798 A JP 14502798A JP 14502798 A JP14502798 A JP 14502798A JP H11322032 A JPH11322032 A JP H11322032A
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- Japan
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- container
- lid
- reversing
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- reversing table
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンテナに収容されている馬鈴薯を傷つける
ことなく選別ラインあけられるようにする。 【解決手段】 上面開放のコンテナ40を押さえ蓋30
と反転台20とで上下から挟持して反転台20を反転す
ることにより押さえ蓋30で被覆してない開放口25か
ら収納個体を放出するコンテナ反転機において、押さえ
蓋30に開放口25を開閉する小蓋35を枢着して小蓋
35を反転台20が所定の角度に反転すると開くように
設定するとともに、自身の軸線を軸に回転する回転枠体
10に前記反転台20を一体に設けて回転枠体10の下
方にフロアベルトコンベヤ2を敷設し、更にコンテナ4
0から放出される個体の放出量を感知する検出器のセン
サー6を設け、センサー6の信号を演算処理して所望量
の個体が放出されるように反転台20の反転角度とフロ
アベルトコンベヤ2の駆動を制御するようにした。
ことなく選別ラインあけられるようにする。 【解決手段】 上面開放のコンテナ40を押さえ蓋30
と反転台20とで上下から挟持して反転台20を反転す
ることにより押さえ蓋30で被覆してない開放口25か
ら収納個体を放出するコンテナ反転機において、押さえ
蓋30に開放口25を開閉する小蓋35を枢着して小蓋
35を反転台20が所定の角度に反転すると開くように
設定するとともに、自身の軸線を軸に回転する回転枠体
10に前記反転台20を一体に設けて回転枠体10の下
方にフロアベルトコンベヤ2を敷設し、更にコンテナ4
0から放出される個体の放出量を感知する検出器のセン
サー6を設け、センサー6の信号を演算処理して所望量
の個体が放出されるように反転台20の反転角度とフロ
アベルトコンベヤ2の駆動を制御するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナのばら物
収容物をコンテナからあける為にコンテナを反転させる
コンテナ反転機に関し、詳しくは、馬鈴薯などばら物農
作物の機械選別ラインに好適なコンテナ反転機に関す
る。
収容物をコンテナからあける為にコンテナを反転させる
コンテナ反転機に関し、詳しくは、馬鈴薯などばら物農
作物の機械選別ラインに好適なコンテナ反転機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】収穫機で収穫され馬鈴薯を収納したコン
テナは、選別作業所に集められ、収穫馬鈴薯を機械選別
ラインのホッパーやベルトコンベアにあける為にコンテ
ナ反転機に搭載され、コンテナ反転機によって反転され
て収納馬鈴薯は機械選別ライン上に流される。
テナは、選別作業所に集められ、収穫馬鈴薯を機械選別
ラインのホッパーやベルトコンベアにあける為にコンテ
ナ反転機に搭載され、コンテナ反転機によって反転され
て収納馬鈴薯は機械選別ライン上に流される。
【0003】図8は、馬鈴薯を収納したコンテナ50を
反転させる従来のコンテナ反転機の作動状態を示してい
る。このコンテナ反転機は、支柱52を立設したとフレ
ーム51と、前記支柱52の先端部の横軸59に回転自
在に軸支された側面L字状の反転台53と、前記反転台
53を駆動するシリンダー装置54と、横軸59の両側
に回転可能に取り付けられた支持板60に支持バネ(図
示省略)で弾性支持されて取り付けられたアーム55
と、前記アーム55の横骨55aに吊設された押さえ蓋
56とで構成されている。
反転させる従来のコンテナ反転機の作動状態を示してい
る。このコンテナ反転機は、支柱52を立設したとフレ
ーム51と、前記支柱52の先端部の横軸59に回転自
在に軸支された側面L字状の反転台53と、前記反転台
53を駆動するシリンダー装置54と、横軸59の両側
に回転可能に取り付けられた支持板60に支持バネ(図
示省略)で弾性支持されて取り付けられたアーム55
と、前記アーム55の横骨55aに吊設された押さえ蓋
56とで構成されている。
【0004】コンテナ反転機の反転台53に搭載された
上面開放のコンテナ50は、開放面50aの一部分を収
納馬鈴薯を放出する開放口57として残して前記押さえ
蓋56で開放面50aの大部分が覆われて反転台53と
押さえ蓋56とで挟持されている。そして、シリンダー
装置54の駆動で支柱52先端部の横軸59を軸にして
回転する反転台53によって徐々に反転角度を深めなが
ら転開される。従って、収納馬鈴薯は、コンテナの反転
角度が深まるに従い、自重でコンテナ50の開放口57
から選別ラインのホッパー58へ崩れ落ちるように順次
放出されて行く。
上面開放のコンテナ50は、開放面50aの一部分を収
納馬鈴薯を放出する開放口57として残して前記押さえ
蓋56で開放面50aの大部分が覆われて反転台53と
押さえ蓋56とで挟持されている。そして、シリンダー
装置54の駆動で支柱52先端部の横軸59を軸にして
回転する反転台53によって徐々に反転角度を深めなが
ら転開される。従って、収納馬鈴薯は、コンテナの反転
角度が深まるに従い、自重でコンテナ50の開放口57
から選別ラインのホッパー58へ崩れ落ちるように順次
放出されて行く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンテナ50内にバラ
収納された馬鈴薯は、通常自由表面が30〜33度の傾
斜の安息角を有しており、安息角を越えると上層部より
順次崩れるように開放口57から落下して行く。しかし
ながら、コンテナ50が徐々に転倒されて行くとき、収
納馬鈴薯Bが安息角を越えても落下に耐え、傾斜の深ま
りでエネルギーを蓄積し、限界応力を越えて一度に崩落
する現象が繰り返し発生する。
収納された馬鈴薯は、通常自由表面が30〜33度の傾
斜の安息角を有しており、安息角を越えると上層部より
順次崩れるように開放口57から落下して行く。しかし
ながら、コンテナ50が徐々に転倒されて行くとき、収
納馬鈴薯Bが安息角を越えても落下に耐え、傾斜の深ま
りでエネルギーを蓄積し、限界応力を越えて一度に崩落
する現象が繰り返し発生する。
【0006】このような場合、崩落する馬鈴薯は、個体
同士が激しく衝突したり、勢い余って放出される為に、
開放口57の側方からホッパー58外に跳び出したり、
適正放出量を瞬時に越えてホッパー58から溢れ出てし
まうことがある。このようして傷ついた個体は商品価値
が下落する。特に選別個体が種芋の場合は長期間保存さ
れるために傷は致命的となる。
同士が激しく衝突したり、勢い余って放出される為に、
開放口57の側方からホッパー58外に跳び出したり、
適正放出量を瞬時に越えてホッパー58から溢れ出てし
まうことがある。このようして傷ついた個体は商品価値
が下落する。特に選別個体が種芋の場合は長期間保存さ
れるために傷は致命的となる。
【0007】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、コンテナに収容されている馬鈴薯を傷つけること
なく選別ラインにあけられるコンテナ反転機にすること
にある。
ので、コンテナに収容されている馬鈴薯を傷つけること
なく選別ラインにあけられるコンテナ反転機にすること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載のコンテナ反転機は、反転
台に搭載した上面開放のコンテナの前記開放面の大部分
を押さえ蓋で被覆し、且つ前記反転台と前記押さえ蓋と
で上下から前記コンテナを挟持して前記反転台を反転す
ることにより前記押さえ蓋で被覆してない開放口からコ
ンテナ内の収納個体を放出するようにしたコンテナ反転
機において、前記押さえ蓋に前記開放口を開閉する小蓋
を枢着して前記小蓋を前記反転台が所定の角度に反転す
ると開くように設定するとともに、自身の軸線を軸に回
転する回転枠体に前記反転台を一体に設けて前記回転枠
体の下方にフロアコンベヤを敷設し、更にコンテナから
放出される個体の放出量を感知する検出器のセンサーを
設け、前記センサーの信号を演算処理して所望量の個体
が放出されるように前記反転台の反転角度と前記フロア
ベルトコンベヤの駆動を制御するように構成し、反転中
のコンテナの個体の崩落現象と過剰放出を制御するよう
にした。
に、本発明の請求項1に記載のコンテナ反転機は、反転
台に搭載した上面開放のコンテナの前記開放面の大部分
を押さえ蓋で被覆し、且つ前記反転台と前記押さえ蓋と
で上下から前記コンテナを挟持して前記反転台を反転す
ることにより前記押さえ蓋で被覆してない開放口からコ
ンテナ内の収納個体を放出するようにしたコンテナ反転
機において、前記押さえ蓋に前記開放口を開閉する小蓋
を枢着して前記小蓋を前記反転台が所定の角度に反転す
ると開くように設定するとともに、自身の軸線を軸に回
転する回転枠体に前記反転台を一体に設けて前記回転枠
体の下方にフロアコンベヤを敷設し、更にコンテナから
放出される個体の放出量を感知する検出器のセンサーを
設け、前記センサーの信号を演算処理して所望量の個体
が放出されるように前記反転台の反転角度と前記フロア
ベルトコンベヤの駆動を制御するように構成し、反転中
のコンテナの個体の崩落現象と過剰放出を制御するよう
にした。
【0009】また、本発明の請求項2に記載のコンテナ
反転機は、反転台に搭載した上面開放のコンテナの前記
開放面の大部分を押さえ蓋で被覆し、且つ前記反転台と
前記押さえ蓋とで上下から前記コンテナを挟持して前記
反転台を反転することにより前記押さえ蓋で被覆してな
い開放口からコンテナ内の収納個体を放出するようにし
たコンテナ反転機において、前記押さえ蓋に前記開放口
を開閉する小蓋を開閉自在に枢着し、放出される個体を
開放口で前記小蓋で緩衝するように構成し、放出される
個体の唐突な挙動を小蓋で規制するようにした。
反転機は、反転台に搭載した上面開放のコンテナの前記
開放面の大部分を押さえ蓋で被覆し、且つ前記反転台と
前記押さえ蓋とで上下から前記コンテナを挟持して前記
反転台を反転することにより前記押さえ蓋で被覆してな
い開放口からコンテナ内の収納個体を放出するようにし
たコンテナ反転機において、前記押さえ蓋に前記開放口
を開閉する小蓋を開閉自在に枢着し、放出される個体を
開放口で前記小蓋で緩衝するように構成し、放出される
個体の唐突な挙動を小蓋で規制するようにした。
【0010】また、開放口の両側近傍に一対のガイド板
を設け、放出個体を誘導するようにするとよい。
を設け、放出個体を誘導するようにするとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1乃至図5は本発明のコンテナ反転機の
第一の実施の形態を示しており、幅の広いフロアベルト
コンベヤ2を敷設した平面略方形のフレーム1と、前記
フレーム1の上面に立設した四本の支持支柱3の先端部
に支持車4によって回転自在にフロアベルトコンベヤ2
の上方に近接して支持された側面C字状の回転枠体10
と、前記回転枠体10の内側に一体に形設した側面L字
状の反転台20と、前記反転台20の台部20aと対応
して前記回転枠体10の上部の枠骨11に吊設した押さ
え蓋30とを有して構成されており、反転台20には馬
鈴薯を収納した上面全面開放のコンテナ40が搭載され
ている。
第一の実施の形態を示しており、幅の広いフロアベルト
コンベヤ2を敷設した平面略方形のフレーム1と、前記
フレーム1の上面に立設した四本の支持支柱3の先端部
に支持車4によって回転自在にフロアベルトコンベヤ2
の上方に近接して支持された側面C字状の回転枠体10
と、前記回転枠体10の内側に一体に形設した側面L字
状の反転台20と、前記反転台20の台部20aと対応
して前記回転枠体10の上部の枠骨11に吊設した押さ
え蓋30とを有して構成されており、反転台20には馬
鈴薯を収納した上面全面開放のコンテナ40が搭載され
ている。
【0013】前記フロアベルトコンベヤ2はコンテナ4
0から放出される馬鈴薯を受けて選別ライン(図示省
略)に送り出すものであり、コンテナ40の放出口とな
るフロアコンベヤ2の近傍には、フロアベルトコンベヤ
2上に放出される馬鈴薯の放出量を感知する光電管検出
器のセンサー6が具えられており、このセンサー6の信
号を演算処理してフロアベルトコンベヤ2の駆動を自動
的に制御するようになっている。
0から放出される馬鈴薯を受けて選別ライン(図示省
略)に送り出すものであり、コンテナ40の放出口とな
るフロアコンベヤ2の近傍には、フロアベルトコンベヤ
2上に放出される馬鈴薯の放出量を感知する光電管検出
器のセンサー6が具えられており、このセンサー6の信
号を演算処理してフロアベルトコンベヤ2の駆動を自動
的に制御するようになっている。
【0014】回転枠体10は、前記支持支柱3の支持車
4に乗る左右一対のC字形レール12とC字形レール1
2間の複数の枠骨11とで構成されており、C字形レー
ル12に沿って取り付けられたタイミングベルト13を
駆動モーター14で送り駆動することにより支持車4上
で回転し、反転台20上のコンテナ40を反転するよう
になっている。
4に乗る左右一対のC字形レール12とC字形レール1
2間の複数の枠骨11とで構成されており、C字形レー
ル12に沿って取り付けられたタイミングベルト13を
駆動モーター14で送り駆動することにより支持車4上
で回転し、反転台20上のコンテナ40を反転するよう
になっている。
【0015】コンテナ40を搭載する鉄骨製の反転台2
0は、台部20aと前記回転枠体10の奥方向の竪部2
0bとで側面L字状に回転枠体10と一体に形設されて
おり、竪部20bの上端の両側には電動駆動機構21の
チェーン22によって竪部20bの両外側に沿って回動
する一対のガイド板23、23が設けられている。
0は、台部20aと前記回転枠体10の奥方向の竪部2
0bとで側面L字状に回転枠体10と一体に形設されて
おり、竪部20bの上端の両側には電動駆動機構21の
チェーン22によって竪部20bの両外側に沿って回動
する一対のガイド板23、23が設けられている。
【0016】板状の押さえ蓋30は、回転枠体10の上
部の平行する二本の枠骨11a,11bに設けられた一
対の平行リンク31を介して吊設され、コンテナ40の
開放面40aに圧接して被覆し、コンテナ40を反転台
20と押さえ蓋30とで挟持している。この押さえ蓋3
0は、平行リンク31の電動駆動機構32のロッド32
aの伸縮で昇降する。
部の平行する二本の枠骨11a,11bに設けられた一
対の平行リンク31を介して吊設され、コンテナ40の
開放面40aに圧接して被覆し、コンテナ40を反転台
20と押さえ蓋30とで挟持している。この押さえ蓋3
0は、平行リンク31の電動駆動機構32のロッド32
aの伸縮で昇降する。
【0017】また、押さえ蓋30の先端、即ち、反転台
20の竪部20bのある方向には、回動自在に小蓋35
が蝶着されている。この小蓋35は押さえ蓋30の上面
に固定された電動駆動機構36のロッド36aの伸縮で
開閉するようになっている。
20の竪部20bのある方向には、回動自在に小蓋35
が蝶着されている。この小蓋35は押さえ蓋30の上面
に固定された電動駆動機構36のロッド36aの伸縮で
開閉するようになっている。
【0018】以上のように構成された本実施の形態のコ
ンテナ反転機を作動させると、図3に示すように、押さ
え蓋30の電動駆動機構32により平行リンク31が作
動して押さえ蓋30が下降し、小蓋35と共に馬鈴薯が
収納されたコンテナ40の開放面40aに圧接して開放
面40aを被覆する。そして、駆動モーター14により
タイミングベルト13が移動して回転枠体10を回転さ
せ、コンテナ40の反転が開始する。また、ガイド板2
3の電動駆動機構21の駆動によりチェーン22が廻っ
てガイド板23が回転し、ガイド板23は所定のガイド
位置に固定される。
ンテナ反転機を作動させると、図3に示すように、押さ
え蓋30の電動駆動機構32により平行リンク31が作
動して押さえ蓋30が下降し、小蓋35と共に馬鈴薯が
収納されたコンテナ40の開放面40aに圧接して開放
面40aを被覆する。そして、駆動モーター14により
タイミングベルト13が移動して回転枠体10を回転さ
せ、コンテナ40の反転が開始する。また、ガイド板2
3の電動駆動機構21の駆動によりチェーン22が廻っ
てガイド板23が回転し、ガイド板23は所定のガイド
位置に固定される。
【0019】図4に示すように、更に反転が進んで90
度反転すると、小蓋35の電動駆動機構36が作動し、
小蓋35が全開して開放口25が形成され、安息角を喪
失した積載下方になった収納馬鈴薯Bからフロアコンベ
ヤ2への放出が開始する。馬鈴薯個体はガイド板23に
沿ってフロアコンベヤ2上に落下放出され、フロアベル
トコンベヤ2の駆動で繰り出されてラインコンベヤ(図
示省略)へ移送される。フロアベルトコンベヤ2が停止
すると開放口25は芋詰まり状態となり放出は中断され
る。開放口25に近い所定の位置に設置した光電管検出
器のセンサー6が開放口15からフロアベルトコンベヤ
2上にこぼれ出る馬鈴薯の放出量を感知し、この検出器
のセンサー6の信号に基づいてフロアベルトコンベヤ2
の駆動は制御され、コンテナ40からの放出馬鈴薯の繰
り出し量を適正に維持する。
度反転すると、小蓋35の電動駆動機構36が作動し、
小蓋35が全開して開放口25が形成され、安息角を喪
失した積載下方になった収納馬鈴薯Bからフロアコンベ
ヤ2への放出が開始する。馬鈴薯個体はガイド板23に
沿ってフロアコンベヤ2上に落下放出され、フロアベル
トコンベヤ2の駆動で繰り出されてラインコンベヤ(図
示省略)へ移送される。フロアベルトコンベヤ2が停止
すると開放口25は芋詰まり状態となり放出は中断され
る。開放口25に近い所定の位置に設置した光電管検出
器のセンサー6が開放口15からフロアベルトコンベヤ
2上にこぼれ出る馬鈴薯の放出量を感知し、この検出器
のセンサー6の信号に基づいてフロアベルトコンベヤ2
の駆動は制御され、コンテナ40からの放出馬鈴薯の繰
り出し量を適正に維持する。
【0020】積載下方にあって開放口25から順次放出
されて行く馬鈴薯Bは、フロアベルトコンベヤ2の駆動
で繰り出し量が規制され、且つ、ガイド板23で案内さ
れている。このように、コンテナ40の反転に伴う個体
の異常な崩落をなくして過剰な放出を制御しており、個
体同士の過剰な勢いの衝突や、フロアベルトコンベヤ2
から溢れたり飛び出したりするような馬鈴薯を損傷させ
る事故を防止している。
されて行く馬鈴薯Bは、フロアベルトコンベヤ2の駆動
で繰り出し量が規制され、且つ、ガイド板23で案内さ
れている。このように、コンテナ40の反転に伴う個体
の異常な崩落をなくして過剰な放出を制御しており、個
体同士の過剰な勢いの衝突や、フロアベルトコンベヤ2
から溢れたり飛び出したりするような馬鈴薯を損傷させ
る事故を防止している。
【0021】放出が開始されると、コンテナ40内の馬
鈴薯Bが安息角安定して放出されなくなるまで回転枠体
10の反転角度は90度に維持される。そして、コンテ
ナ40から馬鈴薯Bが放出されなくなったことを前記セ
ンサー6とは別に設けた光電管検出器のセンサー(図示
せず)が感知すると、このセンサーの信号にもとずいて
回転枠体10は更に自動的に寸動回転を進め、図5に示
すように、135度まで反転する。
鈴薯Bが安息角安定して放出されなくなるまで回転枠体
10の反転角度は90度に維持される。そして、コンテ
ナ40から馬鈴薯Bが放出されなくなったことを前記セ
ンサー6とは別に設けた光電管検出器のセンサー(図示
せず)が感知すると、このセンサーの信号にもとずいて
回転枠体10は更に自動的に寸動回転を進め、図5に示
すように、135度まで反転する。
【0022】この角度まで回転枠体10が反転すると、
コンテナ40内の馬鈴薯Bは全て落下放出され尽す。そ
して、回転枠体10は再びコンテナ40が正立する最初
の位置まで自動的に戻り回転する。
コンテナ40内の馬鈴薯Bは全て落下放出され尽す。そ
して、回転枠体10は再びコンテナ40が正立する最初
の位置まで自動的に戻り回転する。
【0023】以上のように、本実施の形態のコンテナ反
転機は、押さえ蓋30の先端に開放口25を形成する小
蓋35を設け、回転枠体10を90度反転してから小蓋
35を開いてフロアベルトコンベヤ2の上面に近接して
開放口25を形成し、且つ安息角を喪失している積載下
方の積載馬鈴薯Bからフロアベルトコンベヤ2上にガイ
ド板23で誘導して放出するようにしたので、落下崩落
による放出個体への過剰な衝撃が防止され、更に、駆動
速度が自動制御されたフロアベルトコンベヤ2によって
積載馬鈴薯Bをコンテナ40から繰り出すようにしたの
で、選別馬鈴薯を損傷することなく選別ラインに平均し
た量の馬鈴薯を流すことができる。
転機は、押さえ蓋30の先端に開放口25を形成する小
蓋35を設け、回転枠体10を90度反転してから小蓋
35を開いてフロアベルトコンベヤ2の上面に近接して
開放口25を形成し、且つ安息角を喪失している積載下
方の積載馬鈴薯Bからフロアベルトコンベヤ2上にガイ
ド板23で誘導して放出するようにしたので、落下崩落
による放出個体への過剰な衝撃が防止され、更に、駆動
速度が自動制御されたフロアベルトコンベヤ2によって
積載馬鈴薯Bをコンテナ40から繰り出すようにしたの
で、選別馬鈴薯を損傷することなく選別ラインに平均し
た量の馬鈴薯を流すことができる。
【0024】また、このコンテナ反転機は、回転枠体1
0の軸線を軸にしてコンテナ40を低い位置で反転する
構成としたので、屋根や天井の低い建物の作業場でも設
置することができる。
0の軸線を軸にしてコンテナ40を低い位置で反転する
構成としたので、屋根や天井の低い建物の作業場でも設
置することができる。
【0025】図6は、本発明のコンテナ反転機の第二の
実施の形態を示しており、基本的構成は、既述した従来
例と同様である。
実施の形態を示しており、基本的構成は、既述した従来
例と同様である。
【0026】即ち、本実施の形態のコンテナ反転機は、
支柱8を立設したとフレーム1と、前記支柱8の先端部
の横軸9に回転可能に軸支した側面L字状の反転台20
と、前記反転台20を駆動するシリンダー装置16と、
前記横軸9の両側に回転可能に取り付けた支持板33に
支持バネ(図示省略)で支持されて取り付けられたアー
ム34と、前記アーム34の横骨34aに蝶番を介して
吊設した押さえ蓋30とを有して構成されており、更
に、コンテナ40の収納馬鈴薯Bの開放口となる前記押
さえ蓋30の回転方向先端部には、自重で開閉する小蓋
35が蝶着されており、また、支持板33の内側にあっ
て反転台20の上部両側に沿う位置には回転不能に横軸
9に固定された一対のガイド板23が設けられている。
支柱8を立設したとフレーム1と、前記支柱8の先端部
の横軸9に回転可能に軸支した側面L字状の反転台20
と、前記反転台20を駆動するシリンダー装置16と、
前記横軸9の両側に回転可能に取り付けた支持板33に
支持バネ(図示省略)で支持されて取り付けられたアー
ム34と、前記アーム34の横骨34aに蝶番を介して
吊設した押さえ蓋30とを有して構成されており、更
に、コンテナ40の収納馬鈴薯Bの開放口となる前記押
さえ蓋30の回転方向先端部には、自重で開閉する小蓋
35が蝶着されており、また、支持板33の内側にあっ
て反転台20の上部両側に沿う位置には回転不能に横軸
9に固定された一対のガイド板23が設けられている。
【0027】以上のように構成されている本実施の形態
のコンテナ反転機は、支持板33を回転させて押さえ蓋
30と小蓋35とでコンテナ40の開放面40aを覆っ
て押圧し、シリンダー装置16によって反転台20を突
き上げて横軸9を軸にコンテナ40の反転を開始する。
のコンテナ反転機は、支持板33を回転させて押さえ蓋
30と小蓋35とでコンテナ40の開放面40aを覆っ
て押圧し、シリンダー装置16によって反転台20を突
き上げて横軸9を軸にコンテナ40の反転を開始する。
【0028】コンテナ40内の馬鈴薯Bの放出が始まる
反転角度に達すると、馬鈴薯Bの放出量を視認しながら
手動で寸動させて反転角度を深めるか、ガイド板23の
内側の適正な位置に放出個体の量を感知する光電管検出
器(図示省略)を設置し、自動制御で寸動させる。
反転角度に達すると、馬鈴薯Bの放出量を視認しながら
手動で寸動させて反転角度を深めるか、ガイド板23の
内側の適正な位置に放出個体の量を感知する光電管検出
器(図示省略)を設置し、自動制御で寸動させる。
【0029】コンテナ40内の馬鈴薯Bは、自身の安息
角を越えると自重で小蓋35を開いて開放口25を形成
してこぼれ出し、ガイド板23に沿ってホッパー内に放
出される。このとき、小蓋35が崩落個体の勢いを緩衝
する。従って、放出個体の唐突過剰な放出は制御され、
過激な衝突も緩和される。
角を越えると自重で小蓋35を開いて開放口25を形成
してこぼれ出し、ガイド板23に沿ってホッパー内に放
出される。このとき、小蓋35が崩落個体の勢いを緩衝
する。従って、放出個体の唐突過剰な放出は制御され、
過激な衝突も緩和される。
【0030】以上のように、本実施の形態のコンテナ反
転機にあっては、押さえ蓋30の先端に崩落個体の勢い
を緩衝する小蓋35を設け、ガイド板23とともに開放
口25から放出される放出個体の唐突な挙動を規制して
いるので、選別にかける馬鈴薯に損傷を与えることなく
コンテナ40から放出することができる。
転機にあっては、押さえ蓋30の先端に崩落個体の勢い
を緩衝する小蓋35を設け、ガイド板23とともに開放
口25から放出される放出個体の唐突な挙動を規制して
いるので、選別にかける馬鈴薯に損傷を与えることなく
コンテナ40から放出することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したような形態で実施される本
発明のコンテナ反転機は、以下に記載されるような効果
を奏する。
発明のコンテナ反転機は、以下に記載されるような効果
を奏する。
【0032】本発明の請求項1に記載のコンテナ反転機
によれば、押さえ蓋に開放口を開閉する小蓋を枢着して
前記小蓋を反転台が所定の角度に反転すると開くように
設定するとともに、自身の軸線を軸に回転する回転枠体
に反転台を一体に設けて回転枠体の下方にフロアコンベ
ヤを敷設し、更にコンテナから放出される個体の放出量
を感知する検出器のセンサーを設け、センサーの信号を
演算処理して所望量の個体が放出されるように反転台の
反転角度とフロアベルトコンベヤの駆動速度を制御する
ように構成したので、反転中のコンテナの個体の崩落現
象をなくして過剰放出の制御が可能となり、放出個体を
損傷することなく選別ラインに適正量供給することがで
きる。
によれば、押さえ蓋に開放口を開閉する小蓋を枢着して
前記小蓋を反転台が所定の角度に反転すると開くように
設定するとともに、自身の軸線を軸に回転する回転枠体
に反転台を一体に設けて回転枠体の下方にフロアコンベ
ヤを敷設し、更にコンテナから放出される個体の放出量
を感知する検出器のセンサーを設け、センサーの信号を
演算処理して所望量の個体が放出されるように反転台の
反転角度とフロアベルトコンベヤの駆動速度を制御する
ように構成したので、反転中のコンテナの個体の崩落現
象をなくして過剰放出の制御が可能となり、放出個体を
損傷することなく選別ラインに適正量供給することがで
きる。
【0033】また、本発明の請求項2に記載のコンテナ
反転機によれば、押さえ蓋に開放口を開閉する小蓋を開
閉自在に枢着し、放出される個体を開放口で前記小蓋で
緩衝するように構成したので、放出される個体の唐突な
挙動は小蓋で規制され、コンテナの反転に伴う馬鈴薯の
当たり傷を防止することができる。
反転機によれば、押さえ蓋に開放口を開閉する小蓋を開
閉自在に枢着し、放出される個体を開放口で前記小蓋で
緩衝するように構成したので、放出される個体の唐突な
挙動は小蓋で規制され、コンテナの反転に伴う馬鈴薯の
当たり傷を防止することができる。
【0034】更に、本発明の請求項3に記載のコンテナ
反転機によれば、上記の効果に加えて、開放口の両側近
傍に一対のガイド板を設けたので、放出個体を散らせる
ことなく整然と選別ラインに誘導することができる。
反転機によれば、上記の効果に加えて、開放口の両側近
傍に一対のガイド板を設けたので、放出個体を散らせる
ことなく整然と選別ラインに誘導することができる。
【図1】本発明のコンテナ反転機の第一の実施の形態を
示す説明図。
示す説明図。
【図2】図1のコンテナ反転機の概容を示す斜視図。
【図3】図1のコンテナ反転機が作動した初期の状態を
示す説明図。
示す説明図。
【図4】図1のコンテナ反転機が作動した中期の状態を
示す説明図。
示す説明図。
【図5】図1のコンテナ反転機が作動した終期の状態を
示す説明図。
示す説明図。
【図6】本発明のコンテナ反転機の第二の実施の形態を
示す説明図。
示す説明図。
【図7】図6のコンテナ反転機の作動状態を示す説明
図。
図。
【図8】従来例を示す説明図。
【符号の説明】 1 フレーム,2 フロアベルトコンベヤ,6 センサ
ー,10 回転枠体,20 反転台,23 ガイド板,
25 開放口,30 押さえ蓋,35 小蓋,40 コ
ンテナ,40a 開放面,
ー,10 回転枠体,20 反転台,23 ガイド板,
25 開放口,30 押さえ蓋,35 小蓋,40 コ
ンテナ,40a 開放面,
Claims (3)
- 【請求項1】 反転台に搭載した上面開放のコンテナの
前記開放面の大部分を押さえ蓋で被覆し、且つ前記反転
台と前記押さえ蓋とで上下から前記コンテナを挟持して
前記反転台を反転することにより前記押さえ蓋で被覆し
てない開放口からコンテナ内の収納個体を放出するよう
にしたコンテナ反転機において、前記押さえ蓋に前記開
放口を開閉する小蓋を枢着して前記小蓋を前記反転台が
所定の角度に反転すると開くように設定するとともに、
自身の軸線を軸に回転する回転枠体に前記反転台を一体
に設けて前記回転枠体の下方にフロアコンベヤを敷設
し、更にコンテナから放出される個体の放出量を感知す
る検出器のセンサーを設け、前記センサーの信号を演算
処理して所望量の個体が放出されるように前記反転台の
反転角度と前記フロアベルトコンベヤの駆動を制御する
ようにしたことを特徴とするコンテナ反転機。 - 【請求項2】 反転台に搭載した上面開放のコンテナの
前記開放面の大部分を押さえ蓋で被覆し、且つ前記反転
台と前記押さえ蓋とで上下から前記コンテナを挟持して
前記反転台を反転することにより前記押さえ蓋で被覆し
てない開放口からコンテナ内の収納個体を放出するよう
にしたコンテナ反転機において、前記押さえ蓋に前記開
放口を開閉する小蓋を開閉自在に枢着し、放出される個
体を開放口で前記小蓋で緩衝するようにしたことを特徴
とするコンテナ反転機。 - 【請求項3】 開放口の両側近傍に一対のガイド板を設
けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコン
テナ反転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14502798A JPH11322032A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | コンテナ反転機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14502798A JPH11322032A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | コンテナ反転機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11322032A true JPH11322032A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15375734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14502798A Withdrawn JPH11322032A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | コンテナ反転機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11322032A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106144531A (zh) * | 2016-08-21 | 2016-11-23 | 合肥联鑫智能科技有限公司 | 冰箱立箱装置 |
KR102476487B1 (ko) * | 2022-05-18 | 2022-12-09 | 김명기 | 중량물 정위치 투하장치 |
CN116714993A (zh) * | 2023-08-10 | 2023-09-08 | 湖南蓝天智能装备科技有限公司 | 一种不规则管转体自动翻转机构 |
-
1998
- 1998-05-11 JP JP14502798A patent/JPH11322032A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106144531A (zh) * | 2016-08-21 | 2016-11-23 | 合肥联鑫智能科技有限公司 | 冰箱立箱装置 |
KR102476487B1 (ko) * | 2022-05-18 | 2022-12-09 | 김명기 | 중량물 정위치 투하장치 |
CN116714993A (zh) * | 2023-08-10 | 2023-09-08 | 湖南蓝天智能装备科技有限公司 | 一种不规则管转体自动翻转机构 |
CN116714993B (zh) * | 2023-08-10 | 2023-10-31 | 湖南蓝天智能装备科技有限公司 | 一种不规则管转体自动翻转机构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |