JPH11319975A - 材料を除去しないシートの圧縮加工 - Google Patents

材料を除去しないシートの圧縮加工

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JPH11319975A
JPH11319975A JP10324277A JP32427798A JPH11319975A JP H11319975 A JPH11319975 A JP H11319975A JP 10324277 A JP10324277 A JP 10324277A JP 32427798 A JP32427798 A JP 32427798A JP H11319975 A JPH11319975 A JP H11319975A
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JP
Japan
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sheet
plate
movement
contact portion
tool
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Application number
JP10324277A
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Inventor
Daniel Laurent
ローラン ダニエル
Giancarlo Pegoraro
ペゴラロ ジァンカルロ
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Conception et Developpement Michelin SA
Original Assignee
Conception et Developpement Michelin SA
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C1/00Manufacture of metal sheets, metal wire, metal rods, metal tubes by drawing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/02Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of sheets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの互いに反対側にある2つの面の間の
厚さを材料を除去せずに圧縮変形加工で変える方法。 【解決手段】 1)工具の当接部をシートの一方の面で
圧縮し、シートの反対側の面は工具の当接部と対向して
配置された支持当接面を有する部材で支持し、当接部と
当接支持面との間の間隙が所定値に達したときに圧縮を
止め、2)当接部をシート面から離反させ、3)当接部
の向きに対して横の方向に所定ステップ値だけシートを
移動する段階で構成され、これらの段階1)〜3)を所
定寸法の断面がシートに付与されるまで一つのステップ
から次のステップで各断面位置の関数で間隙値を変えて
繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートまたはプレート
(以下、これらをまとめてシートという)の機械加工、
特にシートに互いに平行でない面を形成する機械加工に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、金属のシート素材は圧延で作ら
れる。圧延操作を行うと圧延操作の上流と下流でシート
の進行速度に差が生じる。その結果、圧延後のシートは
長さが増加することになる。この圧延操作では基本的に
四角形の形状(移動方向に対して垂直な断面)を維持し
ながらシートの寸法を変える。得られた製品は一般に両
面が平行であり、各面の平面度および両面間の厚さは所
定の誤差範囲内にある。平面度および/または厚さをさ
らに小さい誤差範囲内に維持する必要がある場合には、
一般にシートを矯正しなければならない。
【0003】また、標準的なシートから出発した場合に
は圧延によって互いに平行でない面を有する形状を得る
のは難しい。すなわち、例えば各ローラの軸が平行でな
い場合には単位幅(ローラの軸線に平行な寸法)当たり
の圧延量が一定でなくなる結果、シートの進行速度は厚
さの小さい圧延箇所ほど速くなる。その結果、圧延シー
トにかなり大きな内部応力が発生するため、ひずみのな
い圧延製品を得るのは非常に困難になる。従って、この
場合も、所望断面形状を得るためには、シートのを矯正
しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は両面が
互いに平行ではないシート、特に、互いに平行ではなく
且つ平坦な面を有するシートを製造することにある。両
面が互いに対して勾配をなした平面を形成するシートを
「勾配(biaises)」シートとよぶことにする。この勾
配シートの角度は所望の非常に小さな角度から大きな角
度までの広範囲にすることができる。本発明の特徴の一
つは、いわゆる「勾配」ブランクを作り、この「勾配」
ブランクを任意の手段を用いて目的とする最終用途に応
じた所定形状の製品に切断することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下記1)〜
3): 1) 長い方の寸法部分と小さい方の寸法部分とを有す
るほぼ縦方向に延びた工具の当接部をシートの一方の面
で圧縮し、シートの反対側の面は工具の当接部と対向し
て配置された当接部と少なくともほぼ同じ支持当接面を
有する部材によって支持され、工具の当接部の大きい方
の寸法部分は加工すべきシートの幅より大きく、この工
具の当接部と当接支持面との間の間隙が所定値に達した
ときに圧縮を止め、 2) 工具の当接部をシート面から離反させ、 3) 当接部の向きに対して横の方向に所定ステップ値
だけシートを移動する、段階で構成され、前記の段階
1)〜3)を所定寸法の断面がシートに付与されるまで
一つのステップから次のステップで各断面位置の関数で
間隙値を変えて繰り返すことを特徴とする、シートの互
いに反対側にある2つの面の間の厚さを変形加工によっ
て変える方法を提供する。
【0006】以下、本発明の2つの実施態様を説明す
る。本発明は、最終製品または半製品が台形断面(すな
わち勾配した面)を有するシートであれば任意の場合に
適用できるが、非制限的な例としてナイフの刃の製造、
特定形式のタイヤトレッドの製造(この基本的概念は欧
州特許第0,569,909号に開示されている)を挙げること
ができる。
【0007】本発明は添付図面を参照した以下の実施例
とその特定用途での使用法の説明からさらに明瞭に理解
できよう。しかし、本発明が下記実施例に限定されるも
のではない。
【0008】
【実施例】図1〜4に示した加工装置は互いに対向して
取付けた2枚のプレート(プレートおよびカウンタプレ
ート)161および162を有するジョー16を支持するフレー
ム11を有している。プレート162は縦方向に延び、大き
な寸法部分と小さな寸法部分とを有する当接部を備えて
いる。プレートおよびカウンタプレート161および162は
互いに向き合って取り付けられ、それらの間には加工す
べきシート2が挿入される所定の厳密に制御された開口
部1が設けられている。この加工装置はプレートおよび
カウンタプレート161および162に対してシート2を移動
させる手段を構成するクランプ15を含んでいる。第1実
施例では、シート2を把持するクランプ15によってシー
トは前進する。本発明装置はさらに、プレートおよびカ
ウンタプレート162、161の間の間隙を通って一連のパス
毎にクランプ15(従って、シート2)を移動させる手段
も含んでいる。プレートおよびカウンタプレートからシ
ートが離れる際にクランプは開口部1を通る開口部の面
に垂直な面からあまり離れないのが好ましくい。
【0009】本発明の一つの特徴は、当接部(図3参
照)の下に来る幅がWのシート2部分が圧縮され、この
圧縮部分は前回の圧縮部分からズレ、好ましくは圧縮部
分が互いに重複することにある。当接部は例えば平坦で
ある。一般的には、所望形状と得られた形状に差がある
場合には、当接部の形状を経験に基づいて修正して所望
形状のシートを得ることができる。シートには一般に上
記ステップの長さPの間隔で一連のマークが付けられる
(図3)。なお、PはWより小さい(Wは当接部165の
小さい方の寸法である)。シート2に対する一連の圧縮
加工はシート2の平面に垂直に実施される。すなわち、
各ステップ毎にシート2を若干前進させ(図3の矢印F
は二つのステップ間でのシートの移動方向を示す)、各
ステップでシート2にプレス16を多め(あるいは、厚さ
を変えるべく選択によっては少なめ)に閉じる。
【0010】フレーム11は中央部に開口した窓101を有
し、この窓101の片側はジョー16を収容する空間102(図
2を参照)となって延長されている。カウンタプレート
161は台形のビス131によって固定プレートホルダ13に取
り付けられ、また、プレート162は台形のビス141によっ
て可動プレートホルダ14に取り付けられている(図3を
参照)。固定プレートホルダ13の後部130は底面が円形
の円柱であり、この円柱の軸線は図1の平面に対して垂
直である。このような構造にする目的は固定プレートホ
ルダ13をフレーム11に対して横断方向に移動させること
によってプレート161と162の平行度を調節できるように
することにある。必要な調節範囲に比べて図1の面でこ
の円柱面が形成する弧の半径は大きいので、その曲率は
図1ではわからない。
【0011】可動プレートホルダ14とフレーム11の基準
面17との間には針状ころ軸受185を介してウェッジ(く
さび)181が挿入されている。このウェッジ181はナット
183に取付けられ、このナット183はスクリュー180に取
付けられている。スクリュー180の軸線方向の並進運動
は適切な手段で阻止される。従って、可動プレートホル
ダ14は平行を保ったまま並進移動する。可動プレートホ
ルダ14がスクリュー180の軸線に平行な方向に加える力
はフレーム11が受ける。可動プレートホルダ14およびこ
れと共働する一連の要素はプレート160によってフレー
ム11の適切な位置に維持される。
【0012】ウェッジ181の成す角度αの値はシートを
変形するのに十分な応力がシートに加わるように選択す
る。ウェッジの移動長さは、プレートの相対移動量を正
確に制御できるだけの十分な長さでなければならない。
スクリュー180はモータ186によって駆動される。スクリ
ュー180を回転することによって、ウェッジ181を一方向
(例えば、図1で左から右)に移動させることができ
る。スクリュー180をその逆方向に回転させるとウェッ
ジ181は逆方向に移動する。図1のウェッジ181の取付け
状態では、図1の左から右へウェッジ181が移動する
と、可動プレートホルダ14と基準面17との間の間隔は増
加し、可動プレートホルダ14と固定プレートホルダ13と
の間の距離は減少し、その結果、プレート161と162と間
の距離が減少する。この間に発生した力はフレーム11で
受けられる。従って、フレーム11はこの力とバランスす
るような寸法をしている。ウェッジ181が図1で右から
左に移動したときに、固定プレートホルダ13と可動プレ
ートホルダ14とが離反するようにするために戻しばね
(図示せず)が設けられている。
【0013】この実施態様では、プレート162とカウン
タプレート161は互いにほぼ類似しており、その大きい
方の寸法部分は対称な形をしている。適切な表面処理を
することによって当接部165に適度な硬度を付与する。
例えば、窒化チタンおよび二硫化モリブデンをベースと
する表面処理した炭化タングステンプレートと潤滑剤と
を用いることで適度の抵抗と滑り(摩擦係数)を与える
ことができる。また、ホース19を介して例えば潤滑剤
や機械油を注入して、較正済み開口部の直前でシート表
面を被覆することもできる。例えば、塩素を多量に含む
油を使用すことができる。
【0014】自動締付けジョーを有するクランプ15はジ
ョー16と平行に配置される。このクランプ15は台形の締
付けブロック151を有し、この締付けブロック151は締付
ける対象(ここではシート2)とジョー16に向かって収
束するように勾配がついた支持面150との間に挿入され
る。シート2の一端はクランプ15によってしっかりと把
持できる。当然ながら、クランプ15はシート2を把持し
たり、放したりするために開閉可能でなければならな
い。それに必要な構造の詳細は当業者が容易に設計でき
るので、図を不必要に複雑にするのを避けるために図面
には示していない。引張り装置(図示せず)によって、
クランプとジョーとを常に平行に維持したまま、ジョー
16からクランプ15を離すか(あるいは、互いに接近させ
てシートを戻し、2回通過させる)ことができる。クラ
ンプはジョー16のプレートおよびカウンタプレート16
1、162が移動する面に垂直な面内を移動する。変形例で
は液圧式の締付けクランプを使用することもできる。
【0015】本発明装置はさらに、可動プレート162が
カウンタプレート161に向かって移動するのを阻止して
両プレートの間に各ステップに応じた所定の間隙が残る
ようにする手段と、シートのステップ毎の移動と可動プ
レート162の移動とを順次且つ交互に指令し、一つのス
テップとその次のステップで間隙値を変るえる手段とを
有している。第1の実施態様では、これらはモータ186
とクランプ15の移動手段とを制御することによって達成
される。平坦な面を有する勾配ブランクを作るためにの
上記用途では、プレートとカウンタプレートと間の間隔
値の変化はステップ値の線形な変化に対して一定であ
る。実際の順序は次の通りである。すなわち、第1の間
隙値Jまでプレート162とカウンタプレート161とを互い
に接近させ、プレート162とカウンタプレート161とを互
いに離反させ、クランプ15を右へステップP分だけ移動
し(図2、3)、第1の間隙値Jより若干小さい第2の
間隙値までプレート162とカウンタプレート161とを互い
に接近させる。本発明では、間隙値は一つのステップと
次のステップで任意の規則で変えることができる。
【0016】図5〜8を参照にして本発明の第2の実施
態様を説明する。この実施例ではプレート261がプレス2
6の可動プレートに取付けられているのが分かる。カウ
ンタプレートは加工すべきシート2を支持するアンビル
262である。アンビル262に向かう可動プレートの下降は
側部ストッパー251で制限される。ステップ毎のシート
の移動を指令する手段はプレートの大きい方の寸法部分
に対して横方向にアンビルを移動させる手段を備えてい
る。アンビル262は、移動中のプレート261が描く面に対
してほぼ直角な方向に沿ってプレスのフレーム21上を滑
動できる。シート2と接触するプレート261の当接部265
は幅が極めて狭く(図6、7)、その長さは加工すべき
シートの幅と同じにする(図5)。アンビル262はスク
リュー263を駆動するモータ264で駆動される。アンビル
の上面には角度βを成すくさび面が形成されているか支
持されている。この角度βはシート2に付与しようとす
る勾配角度と同じである(この角度βの値は本発明の特
徴をわかりやすくするため、図面では誇張して示してあ
る)。
【0017】シートを加工する時には、プレート261が
持上げられたときに、アンビル262を各ステップ毎にプ
レート261に対して横方向(図6〜8では右から左)に
移動する。この移動は、最小厚さを付与しようとするシ
ートの末端(図面6〜8の左側)から開始する。プレス
がストッパー251に接触するまでプレート261を下降させ
ることによってプレート261とアンビル262との間でシー
トを圧縮する。毎回プレート261を上昇させた時にシー
トをステップPだけ前進する。このステップPはプレー
ト261の当接部表面265の幅Wより若干小さい。こしして
圧縮を繰り返す。この実施態様ではプレート261の下降
は毎回同じ側で阻止され、フレーム21上のアンビル262
の案内面210に対してアンビル262上でシート2の受け面
が勾配角度βだけ斜めになっているので、一連のステッ
プによるシート表面の跡は上記の実施態様の場合より目
立たない。ステップ毎に圧縮の強さは変化し、例えばア
ンビルが図6、7、8で右から左に移動するとき圧縮力
は次第に弱くなる。
【0018】他の多くの加工法と同様に、通過時にシー
トの変形率が所定限界(これは材料の種類による)を超
えない場合に最良の結果が得られることがわかってい
る。また、勾配角度とに加工長さを考慮に入れる必要が
ある。すなわち、材料の全量が維持されることを考慮す
ると、考慮に入れるべきパラメータは加工によって移動
される材料の量である。この量が多ければ多いほど必要
な通過回数も増加する。例えば、延性ステンレス鋼で0.
1°の勾配角度を約10cmの加工長さで付ける必要がある
場合には、シートを少なくとも2回ダイにすのが好まし
い。各回の通過時に各々の目標厚さとなるようにする。
【0019】本発明では熱を供給せずに機械加工でき
る。本発明は加工断面に沿った変形率を一定にして加工
できる。従って、望ましくない変形の影響がないか、少
なくともわずかで、従って加工後のシートのしわがほと
んど、あるいは全くないという利点がある。
【0020】本発明の機械加工法は特定用途に用いるブ
ランク(素材)を製造する複雑な設備で容易に用いるこ
とができる。例えば、連続金属ストリップから出発する
場合には、製造すべき勾配ブランクの幅および最大厚さ
に合わせてその幅および厚さを選択する。例えば、コイ
ル状にパッケージされたストリップを上記加工装置に供
給する。ストリップをコイル状に保存したことによって
初期ひずみが残っていたとしても、本発明の延伸によっ
て全てのひずみは自動的に除去されるので、後のひずみ
取りは必要なくなる。複数回の通過が必要な場合には、
アンビルが角度βの調節手段を含み、二回の通過の間に
アンビルを戻すか、アンビルの角度βが異なる二つの装
置を交互に使用する。一連のパスでシートの両面を平面
に維持したままその相対勾配率を増加させることができ
る。
【0021】本発明による変形加工は材料の除去を行う
機械加工に比べて材料を大幅に節約することが可能にな
る。材料の種類は目的とする用途によって異なるが、本
発明方法は十分な延性を備えた任意材料の適している。
本発明は特に、厚さが0.5mm〜3mmの薄鋼板に有利に適
用することができる。
【0022】既に述べたように、本発明はタイヤトレッ
ド用の金型の製造に有利に適用できる。欧州特許出願第
0,569,909号に記載のタイヤ金型に関する明細書を参照
すると分かるように、この金型は極めて多数の要素を円
周方向に積み重ねて構成される。この金型の軸線に垂直
な平面で見た時の断面は台形であるのが好ましい。本発
明はこの要素を切り出すためのブランクを得る方法を提
供する。ブランクから切り出した要素は所望の形状に切
断し、その狭い方の端がトレッドに対応する成形領域と
なり、この成形領域の外側では金型の開閉運動を制御す
る装置と共働するようにする。
【0023】このようにして機械加工する鋼はタイヤ金
型のブランクとして使用するのでステンレス鋼である。
連続ストリップに上記方法を適用してブランクを大量生
産し、各ブランクごとに所望の形状に応じて一つまたは
複数の要素を段階的に切り出し、これら要素を積み重ね
て金型を形成する。
【0024】ブランク3の寸法は、タイヤ設計者が考え
たトレッド表面の数学上の定義をもとに、トレッドを成
形するクラウンを構成する要素数を求めて決定する。図
9はタイヤの回転軸線に垂直な断面(面30を参照)が台
形であることを示している。ブランクの幅Lは公知の任
意の方法によって31のような単一要素を切断するのに十
分な幅とする。原料の金属ストリップは幅Lおよび台形
の最大厚さに応じて選択する。このブランクから成形す
るトレッドの形状32に応じた切断手段を用いて各要素31
を切断する。一般に、切断形状32は成形するトレッドパ
ターンに応じて各要素31毎に異なることになる。本発明
はコンピュータを利用した製造に特に適している。トレ
ッドパターンの定義を含むコンピュータファイルから、
例えばレーザ切断機のようなプレフォーム切断機を制御
することができる。従って、本発明によれば直接的な方
法で欧州特許出願第0,569,909号に記載されたタイプの
金型を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の第1態様を示す図2のI-Iに
沿って切断した断面図。
【図2】 移動の制御を示す図1のII-IIに沿って切断
した断面図。
【図3】 図2の円IIIによって区画される部分の拡大
図。
【図4】 次の機械加工段階におけるシートを示す図3
に類する装置の図。
【図5】 装置の第2態様を示す図6のV-Vに沿って切
断した断面図。
【図6】 特に、移動の制御を示す図5のVI-VIに沿っ
て切断した断面図。
【図7】 図6の右側部分をさらに詳細に示す図。
【図8】 図7の円VIIIによって画定される部分の拡大
図。
【図9】 タイヤ型の製造への適用を示す図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1) 長い方の寸法部分と小さい方の寸法
    部分とを有するほぼ縦方向に延びた工具の当接部をシー
    トの一方の面で圧縮し、シートの反対側の面は工具の当
    接部と対向して配置された当接部と少なくともほぼ同じ
    支持当接面を有する部材によって支持され、工具の当接
    部の大きい方の寸法部分は加工すべきシートの幅より大
    きく、この工具の当接部と当接支持面との間の間隙が所
    定値に達したときに圧縮を止め、 2) 工具の当接部をシート面から離反させ、 3) 当接部の向きに対して横の方向に所定ステップ値
    だけシートを移動する、段階で構成され、前記の段階
    1)〜3)を所定寸法の断面がシートに付与されるまで
    一つのステップから次のステップで各断面位置の関数で
    間隙値を変えて繰り返すことを特徴とする、シートの互
    いに反対側にある2つの面の間の厚さを変形加工によっ
    て変える方法。
  2. 【請求項2】 ステップ値の線形変化に対して間隙値の
    変化が一定である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ステップ値が工具の当接部の小さい方の
    寸法部分より小さい請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 複数回の一連のパスを行い、各パスで圧
    縮加工する請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方
    法を用いてブランクを作り、各ブランクから所望形状の
    要素を切り出し、各要素の厚さの薄い方のエッジがトレ
    ッドの成形領域となり、この成形領域の外側ではエッジ
    が金型の開閉運動を制御する装置と共働するように、多
    数の要素を円周状に積層することを特徴とするする、金
    型の軸線に直角な面から見た断面が台形であるブランク
    を製造する段階を含む、タイヤトレッド用金型の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 下記で構成されることを特徴とするシー
    ト(2)の両面の間の厚さを制御するためのシートの加
    工装置: 1) 大きい方の寸法部分と小さい方の寸法部分とを有
    する当接部(265)を備えた可動なほぼ縦方向に延びた
    プレート(162、261)を有するプレス(16、26)と、 2) カウンタプレート(161、261)とそれに対して可
    動プレートを相対移動させる手段と、 3) シートをカウンタプレート上に固定する手段と、 4) 一連の各ステップ毎にプレートの大きい方の寸法
    に対して横方向にシートを移動させる手段と、 5) 各ステップで所定間隙を両プレートの間に残すよ
    うにプレートとカウンタプレートとの間の運動を止める
    手段と、 6) ステップ毎のシートの移動とカウンタプレートに
    対するプレートの相対移動とを交互に制御し、各回の制
    御で、一つのステップと次のステップで所定間隙値を変
    える手段。
  7. 【請求項7】 大きい方の寸法部分に対して直角な断面
    でプレートが対称形をしている請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 シートを把持するクランプ(15)を含
    み、シートのステップ毎の移動を制御する手段がプレー
    トに対するクランプの移動手段を含む請求項6または7
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 カウンタプレートがアンビル(262)で
    あり、シートのステップ毎の移動を制御する手段がプレ
    ートの大きい方の寸法部分に対して横方向にアンビルを
    移動させる手段を含む請求項6または7のいずれか一項
    に記載の装置。
  10. 【請求項10】 プレートの反対側に潤滑液を供給する手
    段を含む請求項6〜9のいずれか一項に記載の装置。
JP10324277A 1997-11-13 1998-11-13 材料を除去しないシートの圧縮加工 Pending JPH11319975A (ja)

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