JPH11319899A - 汚泥処理システム - Google Patents
汚泥処理システムInfo
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- JPH11319899A JPH11319899A JP10124957A JP12495798A JPH11319899A JP H11319899 A JPH11319899 A JP H11319899A JP 10124957 A JP10124957 A JP 10124957A JP 12495798 A JP12495798 A JP 12495798A JP H11319899 A JPH11319899 A JP H11319899A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚泥の性状により汚泥処理装置からの汚泥の
含水率が変動した場合でも、この含水率を目標含水率に
なるよう調整することができる汚泥処理システムを提供
する。 【解決手段】 汚泥処理システムは主軸を有する遠心薄
膜乾燥機としての汚泥処理装置5と、汚泥処理装置5へ
汚泥を供給する汚泥供給ポンプ20aとを備えている。
汚泥処理装置5へ供給される汚泥の供給量および濃度
が、各々流量計10および汚泥濃度計11により計測さ
れる。汚泥処理装置5からの汚泥は貯留装置9に貯えら
れて、その重量が重量検出装置7により検出される。演
算装置8に重量検出装置7からの重量、流量計10から
の供給量および汚泥濃度計11からの濃度が入力され、
演算装置8において汚泥処理装置5からの汚泥の含水率
が求められる。制御装置6により演算された含水率に基
づいて、供給ポンプ20aと遠心薄膜乾燥機5の主軸の
回転数が調整される。
含水率が変動した場合でも、この含水率を目標含水率に
なるよう調整することができる汚泥処理システムを提供
する。 【解決手段】 汚泥処理システムは主軸を有する遠心薄
膜乾燥機としての汚泥処理装置5と、汚泥処理装置5へ
汚泥を供給する汚泥供給ポンプ20aとを備えている。
汚泥処理装置5へ供給される汚泥の供給量および濃度
が、各々流量計10および汚泥濃度計11により計測さ
れる。汚泥処理装置5からの汚泥は貯留装置9に貯えら
れて、その重量が重量検出装置7により検出される。演
算装置8に重量検出装置7からの重量、流量計10から
の供給量および汚泥濃度計11からの濃度が入力され、
演算装置8において汚泥処理装置5からの汚泥の含水率
が求められる。制御装置6により演算された含水率に基
づいて、供給ポンプ20aと遠心薄膜乾燥機5の主軸の
回転数が調整される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浄水場、下水処理
場、工場廃水処理場等から排出される汚泥を減容化ある
いはリサイクル化するための汚泥処理システムに関す
る。
場、工場廃水処理場等から排出される汚泥を減容化ある
いはリサイクル化するための汚泥処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の汚泥処理システムについて、図1
7により下水処理場への適用を例に説明する。
7により下水処理場への適用を例に説明する。
【0003】下水処理場の最初沈殿池1で発生した初沈
汚泥と、最終沈殿池3で発生した汚泥のうちエアレーシ
ョンタンク3に活性汚泥として返送される以外の余剰汚
泥とが混合され、汚泥貯留槽4へ送られて濃縮される。
活性汚泥槽4で濃縮された汚泥は汚泥処理装置5に供給
され、産業廃棄物とするための減容化したり、緑農地還
元化したり、あるいは建設資材としてリサイクル化する
ために、汚泥に含まれる水分が除去脱水処理され、ある
いは乾燥処理が行われる。
汚泥と、最終沈殿池3で発生した汚泥のうちエアレーシ
ョンタンク3に活性汚泥として返送される以外の余剰汚
泥とが混合され、汚泥貯留槽4へ送られて濃縮される。
活性汚泥槽4で濃縮された汚泥は汚泥処理装置5に供給
され、産業廃棄物とするための減容化したり、緑農地還
元化したり、あるいは建設資材としてリサイクル化する
ために、汚泥に含まれる水分が除去脱水処理され、ある
いは乾燥処理が行われる。
【0004】なお、汚泥処理装置5には制御装置6が取
付けられており、減容化、あるいはリサイクル化するた
めに必要な含水率が得られるように、汚泥処理装置特有
の制御パラメータを設定できるようになっている。しか
しながら従来の汚泥処理システムでは、処理された汚泥
の含水率を監視し、その値を安定に保つようなフィード
バック制御機能は有していない。
付けられており、減容化、あるいはリサイクル化するた
めに必要な含水率が得られるように、汚泥処理装置特有
の制御パラメータを設定できるようになっている。しか
しながら従来の汚泥処理システムでは、処理された汚泥
の含水率を監視し、その値を安定に保つようなフィード
バック制御機能は有していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の汚泥処理装
置は上述のように構成されているため、たとえば下水処
理場の場合に、初沈汚泥と余剰汚泥の比率が変化した
り、豪雨が降った後に大量の土砂が流入して汚泥の成分
が変化する等の事態が生じた際に、処理された汚泥の含
水率を監視し、その値を安定に保つような手段がない。
そのために、減容化が充分に行えず、処理コストが増大
したり、リサイクル化のための後続処理に影響を与える
という問題がある。
置は上述のように構成されているため、たとえば下水処
理場の場合に、初沈汚泥と余剰汚泥の比率が変化した
り、豪雨が降った後に大量の土砂が流入して汚泥の成分
が変化する等の事態が生じた際に、処理された汚泥の含
水率を監視し、その値を安定に保つような手段がない。
そのために、減容化が充分に行えず、処理コストが増大
したり、リサイクル化のための後続処理に影響を与える
という問題がある。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、汚泥の性状が種々変化しても、その性状に
対応して汚泥を安定して脱水、乾燥処理することができ
る汚泥処理システムを提供することを目的とする。
ものであり、汚泥の性状が種々変化しても、その性状に
対応して汚泥を安定して脱水、乾燥処理することができ
る汚泥処理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、汚泥を供給す
る汚泥供給部と、汚泥供給部からの汚泥が投入され、蒸
発蒸気量を排出する伝熱胴と、伝熱胴内に配置され汚泥
を引延ばすブレードが取付けられた主軸とを有する汚泥
処理装置と、伝熱胴から排出される汚泥の含水率を求め
る含水率演算装置と、含水率演算装置で求めた含水率と
目標含水率に基づいて主軸の回転数を調整する制御装置
と、を備えたことを特徴とする汚泥処理システムであ
る。
る汚泥供給部と、汚泥供給部からの汚泥が投入され、蒸
発蒸気量を排出する伝熱胴と、伝熱胴内に配置され汚泥
を引延ばすブレードが取付けられた主軸とを有する汚泥
処理装置と、伝熱胴から排出される汚泥の含水率を求め
る含水率演算装置と、含水率演算装置で求めた含水率と
目標含水率に基づいて主軸の回転数を調整する制御装置
と、を備えたことを特徴とする汚泥処理システムであ
る。
【0008】本発明によれば、含水率演算装置におい
て、伝熱胴からの汚泥の含水率が求められ、求められた
含水率と目標含水率に基づいて制御装置により主軸の回
転数が調整され、含水率が目標含水率に調整される。
て、伝熱胴からの汚泥の含水率が求められ、求められた
含水率と目標含水率に基づいて制御装置により主軸の回
転数が調整され、含水率が目標含水率に調整される。
【0009】また本発明は、汚泥を供給する汚泥供給部
と、汚泥供給部からの汚泥が投入され分離水を生成する
回転筒と、回転筒内に配置され汚泥を押出すスクリュー
コンベアとを有する汚泥処理装置と、回転筒へ高分子凝
集剤を供給する高分子凝集剤供給部と、回転筒から排出
される汚泥の含水率を求める含水率演算装置と、含水率
演算装置で求めた含水率と目標含水率に基づいて、回転
筒の回転数、回転筒とスクリューコンベアとの間の回転
数差、または高分子凝集剤供給部の供給量を制御する制
御装置と、を備えたことを特徴とする汚泥処理システム
である。
と、汚泥供給部からの汚泥が投入され分離水を生成する
回転筒と、回転筒内に配置され汚泥を押出すスクリュー
コンベアとを有する汚泥処理装置と、回転筒へ高分子凝
集剤を供給する高分子凝集剤供給部と、回転筒から排出
される汚泥の含水率を求める含水率演算装置と、含水率
演算装置で求めた含水率と目標含水率に基づいて、回転
筒の回転数、回転筒とスクリューコンベアとの間の回転
数差、または高分子凝集剤供給部の供給量を制御する制
御装置と、を備えたことを特徴とする汚泥処理システム
である。
【0010】本発明によれば、含水率演算装置におい
て、回転筒からの汚泥の含水率が求められ、求められた
含水率と目標含水率に基づいて制御装置により回転筒の
回転数、回転筒とスクリューコンベアとの間の回転数
差、または高分子凝集剤供給部の供給量が調整され、含
水率が目標含水率に調整される。
て、回転筒からの汚泥の含水率が求められ、求められた
含水率と目標含水率に基づいて制御装置により回転筒の
回転数、回転筒とスクリューコンベアとの間の回転数
差、または高分子凝集剤供給部の供給量が調整され、含
水率が目標含水率に調整される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1および図2は本発明
による汚泥処理システムの基本的実施の形態を示す面で
ある。
実施の形態について説明する。図1および図2は本発明
による汚泥処理システムの基本的実施の形態を示す面で
ある。
【0012】図1に示すように汚泥処理システムは濃縮
された汚泥を供給する汚泥供給ポンプ(汚泥供給部)1
0aと、汚泥供給ポンプ10aからの汚泥が供給され汚
泥を脱水処理あるいは乾燥処理する汚泥処理装置5とを
備えている。
された汚泥を供給する汚泥供給ポンプ(汚泥供給部)1
0aと、汚泥供給ポンプ10aからの汚泥が供給され汚
泥を脱水処理あるいは乾燥処理する汚泥処理装置5とを
備えている。
【0013】また汚泥供給ポンプ10aと汚泥処理装置
5との間には、流量計10および汚泥濃度計11が順次
配置され、さらに汚泥処理装置5の下流側には汚泥処理
装置5から排出される汚泥を貯留する貯留装置(ホッパ
ー)9が設けられている。この貯留装置9には重量検出
装置(ロードセル)7が設けられており、この重量検出
装置7、流量計10および汚泥濃度計11からの信号は
演算装置(含水率演算装置)8に送られ、この演算装置
8において処理された汚泥の含水率が求められるように
なっている。さらに演算装置8には制御装置6が接続さ
れ、この制御装置6によって汚泥処理装置5が制御され
る。
5との間には、流量計10および汚泥濃度計11が順次
配置され、さらに汚泥処理装置5の下流側には汚泥処理
装置5から排出される汚泥を貯留する貯留装置(ホッパ
ー)9が設けられている。この貯留装置9には重量検出
装置(ロードセル)7が設けられており、この重量検出
装置7、流量計10および汚泥濃度計11からの信号は
演算装置(含水率演算装置)8に送られ、この演算装置
8において処理された汚泥の含水率が求められるように
なっている。さらに演算装置8には制御装置6が接続さ
れ、この制御装置6によって汚泥処理装置5が制御され
る。
【0014】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について図2のフローチャートにより説明する。
の作用について図2のフローチャートにより説明する。
【0015】図2に示すように、汚泥供給ポンプ10a
から供給された濃縮汚泥は、汚泥処理装置5へ送られて
脱水、乾燥処理される。その後汚泥は、汚泥処理装置5
から貯留装置9へ送られる。
から供給された濃縮汚泥は、汚泥処理装置5へ送られて
脱水、乾燥処理される。その後汚泥は、汚泥処理装置5
から貯留装置9へ送られる。
【0016】この間演算装置8には、貯留装置9の重量
検出装置7から重量計測データが入力され、さらに流量
計10および汚泥濃度計11から濃縮汚泥の供給量、濃
度計測データが各々入力される。演算装置8において、
それらのデータから、その時点における汚泥処理装置5
から排出される汚泥の含水率が算出され、制御装置6は
算出された含水率と予め入力された目標含水率との比較
を行い、この含水率の差が予め入力された許容範囲を超
えた場合に、含水率の差に応じた制御パラメータを算出
し、この制御パラメータに基づいて汚泥処理装置5を制
御する。
検出装置7から重量計測データが入力され、さらに流量
計10および汚泥濃度計11から濃縮汚泥の供給量、濃
度計測データが各々入力される。演算装置8において、
それらのデータから、その時点における汚泥処理装置5
から排出される汚泥の含水率が算出され、制御装置6は
算出された含水率と予め入力された目標含水率との比較
を行い、この含水率の差が予め入力された許容範囲を超
えた場合に、含水率の差に応じた制御パラメータを算出
し、この制御パラメータに基づいて汚泥処理装置5を制
御する。
【0017】このような操作を繰り返して、汚泥処理装
置5から排出される汚泥の含水率が目標含水率の許容範
囲に収まるよう制御を行う。
置5から排出される汚泥の含水率が目標含水率の許容範
囲に収まるよう制御を行う。
【0018】これにより、供給される濃縮汚泥の性状が
変化しても、汚泥処理装置5から排出される汚泥の含水
率を安定に保つことができる。
変化しても、汚泥処理装置5から排出される汚泥の含水
率を安定に保つことができる。
【0019】次に演算装置8において含水率を算出する
算出方法について詳述する。一般に汚泥の含水率は、式
(1)によって求められる。 M=W/T×100 (%) (1) M:含水率、W:汚泥に含まれる水分量(kg)、T:汚
泥の総重量(kg)
算出方法について詳述する。一般に汚泥の含水率は、式
(1)によって求められる。 M=W/T×100 (%) (1) M:含水率、W:汚泥に含まれる水分量(kg)、T:汚
泥の総重量(kg)
【0020】汚泥処理装置5に供給される濃縮汚泥の供
給量と濃度がわかれば、目標とする含水率が得られた場
合の総重量変化率が式(2)によって求められる。 H=F・S/(100−M) (kg/h) (2) H:汚泥の総重量変化率(kg/h)、F:濃縮汚泥の供給
量(kg/h)、S:濃縮汚泥の濃度(%)、M:含水率
(%) 一般に、汚泥処理装置5に供給される濃縮汚泥の濃度は
1〜4%である。
給量と濃度がわかれば、目標とする含水率が得られた場
合の総重量変化率が式(2)によって求められる。 H=F・S/(100−M) (kg/h) (2) H:汚泥の総重量変化率(kg/h)、F:濃縮汚泥の供給
量(kg/h)、S:濃縮汚泥の濃度(%)、M:含水率
(%) 一般に、汚泥処理装置5に供給される濃縮汚泥の濃度は
1〜4%である。
【0021】次に式(2)を変形した式(3)により、
汚泥の総重量変化率H,濃縮汚泥の供給量、F,濃縮汚
泥の濃度Sを測定することによって、汚泥処理装置5か
ら排出される汚泥の含水率Mを求めることができる。 M=100−F・S/H (3) 本発明によれば、貯留装置9の重量を重量検出装置7に
よってオンラインで計測し、その微分値を演算すること
によって汚泥の総重量変化率Hが求まる。次に流量計1
0からの供給量および汚泥濃度計11からの濃縮汚泥の
濃度Sを用い、式(3)により、含水率Mを求める。
汚泥の総重量変化率H,濃縮汚泥の供給量、F,濃縮汚
泥の濃度Sを測定することによって、汚泥処理装置5か
ら排出される汚泥の含水率Mを求めることができる。 M=100−F・S/H (3) 本発明によれば、貯留装置9の重量を重量検出装置7に
よってオンラインで計測し、その微分値を演算すること
によって汚泥の総重量変化率Hが求まる。次に流量計1
0からの供給量および汚泥濃度計11からの濃縮汚泥の
濃度Sを用い、式(3)により、含水率Mを求める。
【0022】次に本発明の具体的な実施の形態について
図3乃至図8により説明する。図3乃至図8に示す実施
の形態は、汚泥処理装置5として遠心薄膜乾燥機を用い
るとともに、流量計10と汚泥濃度計11との間にイン
バータ20により制御される汚泥供給ポンプ20aを配
置したものであり、他は図1および図2に示す実施の形
態と略同一である。
図3乃至図8により説明する。図3乃至図8に示す実施
の形態は、汚泥処理装置5として遠心薄膜乾燥機を用い
るとともに、流量計10と汚泥濃度計11との間にイン
バータ20により制御される汚泥供給ポンプ20aを配
置したものであり、他は図1および図2に示す実施の形
態と略同一である。
【0023】図3乃至図8において、図1および図2に
示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0024】ここで汚泥処理装置5の構造を図5および
図6により説明する。汚泥処理装置5は上述のように遠
心薄膜乾燥機からなっている。この遠心薄膜乾燥機は汚
泥供給ポンプ10aからの汚泥が投入される伝熱胴13
と、伝熱胴13内に伝熱胴13と同軸に配置された主軸
14とを有しており、主軸14には汚泥を伝熱胴13内
に配分する分配リング15と、汚泥を伝熱胴13内面に
引延ばすためのブレード16が取付けられている。また
伝熱胴13の外側にはジャケット17が配置され、この
ジャケット17内に蒸気入口17aから加熱蒸気が流入
し、ジャケット17内の加熱蒸気は蒸気出口17bから
流出するようになっている。さらに主軸14はインバー
タ19により調整される。
図6により説明する。汚泥処理装置5は上述のように遠
心薄膜乾燥機からなっている。この遠心薄膜乾燥機は汚
泥供給ポンプ10aからの汚泥が投入される伝熱胴13
と、伝熱胴13内に伝熱胴13と同軸に配置された主軸
14とを有しており、主軸14には汚泥を伝熱胴13内
に配分する分配リング15と、汚泥を伝熱胴13内面に
引延ばすためのブレード16が取付けられている。また
伝熱胴13の外側にはジャケット17が配置され、この
ジャケット17内に蒸気入口17aから加熱蒸気が流入
し、ジャケット17内の加熱蒸気は蒸気出口17bから
流出するようになっている。さらに主軸14はインバー
タ19により調整される。
【0025】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。まず汚泥供給ポンプ20aか
ら供給される濃縮汚泥が遠心薄膜乾燥機からなる汚泥処
理装置5へ投入される。
の作用について説明する。まず汚泥供給ポンプ20aか
ら供給される濃縮汚泥が遠心薄膜乾燥機からなる汚泥処
理装置5へ投入される。
【0026】遠心薄膜乾燥機の伝熱胴13内に投入され
た濃縮汚泥は、伝熱胴13の内部で回転する主軸14に
取付けられた分配リング15に付着し、分配リング15
の遠心力によって伝熱胴13の内面に飛散して付着す
る。
た濃縮汚泥は、伝熱胴13の内部で回転する主軸14に
取付けられた分配リング15に付着し、分配リング15
の遠心力によって伝熱胴13の内面に飛散して付着す
る。
【0027】伝熱胴13の内面に付着した汚泥は、図5
に示すように、主軸14に取付けられたブレード16に
よって掻き取られ、薄膜状となって伝熱胴13に内面に
引延ばされる。この場合、汚泥はジャケット17内に供
給された加熱蒸気と熱交換され、保有している水分が蒸
発し、含水率が低下する。
に示すように、主軸14に取付けられたブレード16に
よって掻き取られ、薄膜状となって伝熱胴13に内面に
引延ばされる。この場合、汚泥はジャケット17内に供
給された加熱蒸気と熱交換され、保有している水分が蒸
発し、含水率が低下する。
【0028】次に汚泥は重力の作用により伝熱胴13の
内面を流下し、徐々に水分が蒸発し、目標含水率となっ
て下部から排出される。
内面を流下し、徐々に水分が蒸発し、目標含水率となっ
て下部から排出される。
【0029】この間、伝熱胴13から排出される汚泥の
含水率と主軸14の回転数とは図6に示すような関係が
あり、また汚泥の含水率と汚泥の供給量とは図7に示す
ような関係がある。そこでこれら図6および図7に示す
関係を利用して、図8に示すフローチャートに従って運
転制御が行なわれる。
含水率と主軸14の回転数とは図6に示すような関係が
あり、また汚泥の含水率と汚泥の供給量とは図7に示す
ような関係がある。そこでこれら図6および図7に示す
関係を利用して、図8に示すフローチャートに従って運
転制御が行なわれる。
【0030】すなわち、まず演算装置8に、貯留装置9
の重量検出装置7から重量計測データが入力され、同時
に流量計10および汚泥濃度計11から濃縮汚泥の供給
量および濃度の各計測データが入力される。演算装置8
はこれらのデータから、図1および図2に示す実施の形
態と同様の方法でその時点における伝熱胴13から排出
される汚泥の含水率を算出する。次に制御装置6は演算
装置8で求めた含水率と予め入力された目標含水率との
比較を行い、含水率の差が予め入力された許容範囲を超
えた場合に、含水率の差に応じた制御パラメータとして
インバータ19およびインバータ20を制御して、主軸
14の回転数と汚泥供給ポンプ20aの回転数の設定値
を変更する。
の重量検出装置7から重量計測データが入力され、同時
に流量計10および汚泥濃度計11から濃縮汚泥の供給
量および濃度の各計測データが入力される。演算装置8
はこれらのデータから、図1および図2に示す実施の形
態と同様の方法でその時点における伝熱胴13から排出
される汚泥の含水率を算出する。次に制御装置6は演算
装置8で求めた含水率と予め入力された目標含水率との
比較を行い、含水率の差が予め入力された許容範囲を超
えた場合に、含水率の差に応じた制御パラメータとして
インバータ19およびインバータ20を制御して、主軸
14の回転数と汚泥供給ポンプ20aの回転数の設定値
を変更する。
【0031】なお、制御装置6による制御パラメータの
制御順序としては、汚泥の処理量を維持するという観点
から、主軸14の回転数をまず制御する。次に主軸14
の回転数の補正限界量を超えてもなお汚泥の含水率が目
標含水率の許容範囲に収まらない場合に汚泥供給ポンプ
20aの回転数を制御して汚泥供給量を調整する。
制御順序としては、汚泥の処理量を維持するという観点
から、主軸14の回転数をまず制御する。次に主軸14
の回転数の補正限界量を超えてもなお汚泥の含水率が目
標含水率の許容範囲に収まらない場合に汚泥供給ポンプ
20aの回転数を制御して汚泥供給量を調整する。
【0032】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、供給される濃縮汚泥の性状が変化し、伝熱胴13か
ら排出される汚泥の含水率が変化しても、排出される汚
泥の重量変化率から含水率を算出し、算出した含水率と
目標含水率との差を補正するように主軸14の回転数お
よび汚泥供給ポンプ20aを制御する。このため安定し
た処理性能を維持することができる。
ば、供給される濃縮汚泥の性状が変化し、伝熱胴13か
ら排出される汚泥の含水率が変化しても、排出される汚
泥の重量変化率から含水率を算出し、算出した含水率と
目標含水率との差を補正するように主軸14の回転数お
よび汚泥供給ポンプ20aを制御する。このため安定し
た処理性能を維持することができる。
【0033】次に図9により本発明の他の実施の形態に
ついて説明する。図9に示す実施の形態は、演算装置8
における含水率の算出方法が異なるのみであり、他は図
3乃至図8に示す実施の形態と略同一である。
ついて説明する。図9に示す実施の形態は、演算装置8
における含水率の算出方法が異なるのみであり、他は図
3乃至図8に示す実施の形態と略同一である。
【0034】図9において、図3乃至図8に示す実施の
形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0035】図9に示すように、汚泥処理装置5の伝熱
胴13から排出される蒸発蒸気が復水器21で凝縮さ
れ、その凝縮水がタンク22に貯留されてロードセル1
8により重量測定が行なわれる。
胴13から排出される蒸発蒸気が復水器21で凝縮さ
れ、その凝縮水がタンク22に貯留されてロードセル1
8により重量測定が行なわれる。
【0036】この場合、蒸発水分量と、流量計10から
の汚泥の供給量と、汚泥濃度計11からの汚泥濃度と、
含水率の関係式は式(4)で表わされ、式(4)を変形
した式(5)により蒸発水分量の計測データ、汚泥の供
給量、および汚泥濃度から演算装置8において含水率を
算出することができる。 N=F(100+S−M)/(100−M) (4) N:蒸発水分量変化率(kg/h)、F:濃縮汚泥の供給量
(kg/h)、S:濃縮汚泥の濃度(%)、M:含水率
(%) M=100+FS/(F−N) (5)
の汚泥の供給量と、汚泥濃度計11からの汚泥濃度と、
含水率の関係式は式(4)で表わされ、式(4)を変形
した式(5)により蒸発水分量の計測データ、汚泥の供
給量、および汚泥濃度から演算装置8において含水率を
算出することができる。 N=F(100+S−M)/(100−M) (4) N:蒸発水分量変化率(kg/h)、F:濃縮汚泥の供給量
(kg/h)、S:濃縮汚泥の濃度(%)、M:含水率
(%) M=100+FS/(F−N) (5)
【0037】次に図10乃至図15により本発明の更に
他の実施の形態について説明する。図10乃至図15に
示す実施の形態は、汚泥処理装置5として汚泥脱水機を
用いたものである。図10乃至図15において、図3乃
至図8に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
他の実施の形態について説明する。図10乃至図15に
示す実施の形態は、汚泥処理装置5として汚泥脱水機を
用いたものである。図10乃至図15において、図3乃
至図8に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。
【0038】汚泥脱水機について図11により詳述す
る。図11に示すように汚泥脱水機は汚泥が投入される
とともに分離水を生成する回転筒25と、回転筒25内
に配設され汚泥を押出すスクリューコンベア28とを有
し、濃縮汚泥には、固形分の凝縮性を高めて分離効率を
向上させるために高分子凝集剤が注入され、高分子凝集
剤が注入された汚泥はその後回転筒25に投入される。
る。図11に示すように汚泥脱水機は汚泥が投入される
とともに分離水を生成する回転筒25と、回転筒25内
に配設され汚泥を押出すスクリューコンベア28とを有
し、濃縮汚泥には、固形分の凝縮性を高めて分離効率を
向上させるために高分子凝集剤が注入され、高分子凝集
剤が注入された汚泥はその後回転筒25に投入される。
【0039】この場合、高分子凝集剤はインバータ29
により制御される高分子凝集剤供給ポンプ29aにより
注入され、また回転筒25は主電動機24により駆動さ
れる。回転筒25に投入された汚泥は、水分と固形分と
の遠心力が異なるため、固形分が回転筒25の内面に押
し付けられる。この間、スクリューコンベア28はギア
ボックス26を介して差動機27により回転筒25と若
干の回転数差をもって回転し、汚泥の固形分はこのスク
リューコンベア28により上流側に搬送されながら圧密
されて排出される、一方、水分は固形分から分離され、
この分離水は固形分とは反対側の下流側から排出され
る。この場合、主電動機24および差動機27は各々イ
ンバータ30および31により調整される。
により制御される高分子凝集剤供給ポンプ29aにより
注入され、また回転筒25は主電動機24により駆動さ
れる。回転筒25に投入された汚泥は、水分と固形分と
の遠心力が異なるため、固形分が回転筒25の内面に押
し付けられる。この間、スクリューコンベア28はギア
ボックス26を介して差動機27により回転筒25と若
干の回転数差をもって回転し、汚泥の固形分はこのスク
リューコンベア28により上流側に搬送されながら圧密
されて排出される、一方、水分は固形分から分離され、
この分離水は固形分とは反対側の下流側から排出され
る。この場合、主電動機24および差動機27は各々イ
ンバータ30および31により調整される。
【0040】ところで汚泥脱水機から排出される汚泥
(固形分)の含水率と凝縮剤注入率との関係、含水率と
回転筒25の回転数との関係、および含水率と回転筒2
5とスクリューコンベア28の回転数差の関係は、図1
2乃至図14に示すような関係となっている。
(固形分)の含水率と凝縮剤注入率との関係、含水率と
回転筒25の回転数との関係、および含水率と回転筒2
5とスクリューコンベア28の回転数差の関係は、図1
2乃至図14に示すような関係となっている。
【0041】図10乃至図15において、まず重量検出
装置7から貯留装置9の重力計測データが演算装置8へ
入力され、同時に流量計10および汚泥濃度計11から
濃縮汚泥の供給量および濃度の各計測データが演算装置
8へ入力される。
装置7から貯留装置9の重力計測データが演算装置8へ
入力され、同時に流量計10および汚泥濃度計11から
濃縮汚泥の供給量および濃度の各計測データが演算装置
8へ入力される。
【0042】演算装置8では、図3乃至図8に示す実施
の形態と同様にして含水率を求める。次に制御装置6に
おいて算出された含水率と目標含水率とが比較され、ま
ず差動機27のインバータ31が図14に基づいて調整
され、回転筒25とスクリューコンベア28との回転数
差が調整される。
の形態と同様にして含水率を求める。次に制御装置6に
おいて算出された含水率と目標含水率とが比較され、ま
ず差動機27のインバータ31が図14に基づいて調整
され、回転筒25とスクリューコンベア28との回転数
差が調整される。
【0043】なお、速度が限界となっている場合は、回
転筒25駆動用の主電動機24のインバータ30が図1
3に基づいて調整され、さらに回転筒25の回転数が限
界となっている場合は、高分子凝集剤ポンプ29aのイ
ンバータ29が図12に基づいて調整される。
転筒25駆動用の主電動機24のインバータ30が図1
3に基づいて調整され、さらに回転筒25の回転数が限
界となっている場合は、高分子凝集剤ポンプ29aのイ
ンバータ29が図12に基づいて調整される。
【0044】次に図16により本発明の更に他の実施の
形態について説明する。図16に示す実施の形態は演算
装置8における含水率の算出方法が異なるのみであり、
他は図10乃至図15に示す実施の形態と略同一であ
る。図16において、図10乃至図15に示す実施の形
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
形態について説明する。図16に示す実施の形態は演算
装置8における含水率の算出方法が異なるのみであり、
他は図10乃至図15に示す実施の形態と略同一であ
る。図16において、図10乃至図15に示す実施の形
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0045】図16に示すように、汚泥処理装置5を構
成する汚泥脱水機の下方に回転筒25から排出される分
離水を貯留するタンク22が設けられ、分離水の重量が
ロードセル18により測定されるようになっている。こ
の場合、ロードセル18からの分離水重量と、流量計1
0からの汚泥供給量と、汚泥濃度計11からの濃度と、
含水率の関係式は式(5)で表わされる。このため式
(5)を用いて、演算装置8により含水率を算出するこ
とができる。
成する汚泥脱水機の下方に回転筒25から排出される分
離水を貯留するタンク22が設けられ、分離水の重量が
ロードセル18により測定されるようになっている。こ
の場合、ロードセル18からの分離水重量と、流量計1
0からの汚泥供給量と、汚泥濃度計11からの濃度と、
含水率の関係式は式(5)で表わされる。このため式
(5)を用いて、演算装置8により含水率を算出するこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、処理槽の汚泥の含
水率が演算装置により求められ、制御装置によって、主
軸の回転数、あるいは回転筒の回転数、回転数とスクリ
ューコンベアとの間の回転数差、または高分子凝集剤供
給部の供給量が調整されて含水率が目標含水率となるよ
う調整される。このため汚泥性状等の影響により含水率
が変動した場合でも、その変動量に応じて汚泥処理装置
の運転条件を制御することができる。したがって、汚泥
処理装置の処理性能を安定して保つことができる。
水率が演算装置により求められ、制御装置によって、主
軸の回転数、あるいは回転筒の回転数、回転数とスクリ
ューコンベアとの間の回転数差、または高分子凝集剤供
給部の供給量が調整されて含水率が目標含水率となるよ
う調整される。このため汚泥性状等の影響により含水率
が変動した場合でも、その変動量に応じて汚泥処理装置
の運転条件を制御することができる。したがって、汚泥
処理装置の処理性能を安定して保つことができる。
【図1】本発明による汚泥処理システムの基本的実施の
形態を示す構成図。
形態を示す構成図。
【図2】図1に示す汚泥処理システムの動作を説明する
フローチャート。
フローチャート。
【図3】本発明の具体的実施の形態を示す構成図。
【図4】遠心薄膜乾燥機を示す構成図。
【図5】遠心薄膜乾燥機のブレードの説明図。
【図6】主軸回転数と含水率の関係を示す図。
【図7】汚泥の供給量と含水率の関係を示す図。
【図8】図3に示す汚泥処理システムの動作を説明する
フローチャート。
フローチャート。
【図9】本発明の他の実施の形態を示す構成図。
【図10】本発明の更に他の実施の形態を示す構成図。
【図11】汚泥脱水機を示す構成図。
【図12】凝縮剤注入率と含水率の関係を示す図。
【図13】回転筒の回転数と含水率の関係を示す図。
【図14】回転数差と含水率の関係を示す図。
【図15】図10に示す汚泥処理システムの動作を説明
するフローチャート。
するフローチャート。
【図16】本発明の更に他の実施の形態を示す構成図。
【図17】従来の汚泥処理システムを示す構成図。
5 汚泥処理装置 6 制御装置 7 重量検出装置 8 演算装置 9 貯留装置 10 流量計 11 汚泥濃度計 13 伝熱胴 14 主軸 15 分配リング 16 ブレード 17 ジャケット 18 ロードセル 19 インバータ 20 インバータ 21 復水器 22 タンク 24 主電動機 25 回転筒 27 差動機 28 スクリューコンベア 29 インバータ 30 インバータ 31 インバータ
Claims (6)
- 【請求項1】汚泥を供給する汚泥供給部と、 汚泥供給部からの汚泥が投入され、蒸発蒸気量を排出す
る伝熱胴と、伝熱胴内に配置され汚泥を引延ばすブレー
ドが取付けられた主軸とを有する汚泥処理装置と、 伝熱胴から排出される汚泥の含水率を求める含水率演算
装置と、 含水率演算装置で求めた含水率と目標含水率に基づいて
主軸の回転数を調整する制御装置と、 を備えたことを特徴とする汚泥処理システム。 - 【請求項2】制御装置は含水率と目標含水率に基づい
て、更に汚泥供給部からの供給量を制御することを特徴
とする請求項1記載の汚泥処理システム。 - 【請求項3】汚泥を供給する汚泥供給部と、 汚泥供給部からの汚泥が投入され分離水を生成する回転
筒と、回転筒内に配置され汚泥を押出すスクリューコン
ベアとを有する汚泥処理装置と、 回転筒へ高分子凝集剤を供給する高分子凝集剤供給部
と、 回転筒から排出される汚泥の含水率を求める含水率演算
装置と、 含水率演算装置で求めた含水率と目標含水率に基づい
て、回転筒の回転数、回転筒とスクリューコンベアとの
間の回転数差、または高分子凝集剤供給部の供給量を制
御する制御装置と、 を備えたことを特徴とする汚泥処理システム。 - 【請求項4】含水率演算装置は汚泥供給部からの汚泥の
供給量、汚泥の濃度および汚泥の総重量変化率に基づい
て含水率を求めることを特徴とする請求項1乃至3記載
の汚泥処理システム。 - 【請求項5】含水率演算装置は伝熱胴への汚泥の供給
量、汚泥濃度および伝熱胴からの蒸発蒸気量に基づいて
含水率を求めることを特徴とする請求項1または2のい
ずれか記載の汚泥処理システム。 - 【請求項6】含水率演算装置は回転筒への汚泥の供給
量、汚泥濃度および回転筒からの分離水量に基づいて含
水率を求めることを特徴とする請求項3記載の汚泥処理
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10124957A JPH11319899A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 汚泥処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10124957A JPH11319899A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 汚泥処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11319899A true JPH11319899A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=14898412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10124957A Withdrawn JPH11319899A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | 汚泥処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11319899A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002205097A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 含水率の測定方法及び測定装置 |
JP2008221060A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Ishigaki Co Ltd | スクリュープレスのケーキ含水率一定制御方法並びにその制御装置 |
CN104487365A (zh) * | 2012-08-14 | 2015-04-01 | 三菱重工环境·化学工程株式会社 | 供纸装置、纤维分解系统以及污泥脱水系统 |
CN112028380A (zh) * | 2019-06-04 | 2020-12-04 | 三菱电机株式会社 | 废水处理系统及废水处理方法 |
CN113185087A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-30 | 济南中合环保科技有限公司 | 一种污泥处理方法及系统 |
WO2021251580A1 (ko) * | 2020-06-08 | 2021-12-16 | (주)한국워터테크놀로지 | 머신 러닝을 이용한 전기 삼투식 슬러지 처리 시스템 및 이의 제어방법 |
-
1998
- 1998-05-07 JP JP10124957A patent/JPH11319899A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002205097A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 含水率の測定方法及び測定装置 |
JP4647795B2 (ja) * | 2001-01-10 | 2011-03-09 | 住友重機械エンバイロメント株式会社 | 含水率の測定方法及び測定装置 |
JP2008221060A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Ishigaki Co Ltd | スクリュープレスのケーキ含水率一定制御方法並びにその制御装置 |
CN104487365A (zh) * | 2012-08-14 | 2015-04-01 | 三菱重工环境·化学工程株式会社 | 供纸装置、纤维分解系统以及污泥脱水系统 |
CN104487365B (zh) * | 2012-08-14 | 2016-05-04 | 三菱重工环境·化学工程株式会社 | 供纸装置、纤维分解系统以及污泥脱水系统 |
CN112028380A (zh) * | 2019-06-04 | 2020-12-04 | 三菱电机株式会社 | 废水处理系统及废水处理方法 |
WO2021251580A1 (ko) * | 2020-06-08 | 2021-12-16 | (주)한국워터테크놀로지 | 머신 러닝을 이용한 전기 삼투식 슬러지 처리 시스템 및 이의 제어방법 |
CN113185087A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-30 | 济南中合环保科技有限公司 | 一种污泥处理方法及系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |