JPH11319030A - 点眼液及び液体入れ容器 - Google Patents

点眼液及び液体入れ容器

Info

Publication number
JPH11319030A
JPH11319030A JP10162737A JP16273798A JPH11319030A JP H11319030 A JPH11319030 A JP H11319030A JP 10162737 A JP10162737 A JP 10162737A JP 16273798 A JP16273798 A JP 16273798A JP H11319030 A JPH11319030 A JP H11319030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
spout
liquid
ophthalmic solution
pressing force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10162737A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Goto
義之 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10162737A priority Critical patent/JPH11319030A/ja
Publication of JPH11319030A publication Critical patent/JPH11319030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 点眼液及び液体をボトルに設けた注出口から
の点滴量を液だれのないそして過剰咄出のない点眼液及
び液体入れ容器を提供する。 【構成】 点眼液B及び液体を収納する合成樹脂材から
なる成形品のボトル1の外周1aに押し圧を付加して
も、ボトル1の内部圧力に変化を起こさない前記外周1
aの強体と、このボトル1に連係する注出口2とで点眼
液及び液体入れ容器であって、注出口2から咄出する雫
B’を前記ボトル1の底部1bを極薄厚の彎曲状にし、
この底部1bが押し圧にて伸縮可能で、この底部1bの
押し圧にて注出口2から咄出可能にしたボトルの構成で
ある。また、他の実施例としてボトル1の外周1aの一
部分に極薄厚状にした部分押し部1Cを設けて前記ボト
ル1の底部1bの押し圧と同じ効果にしたボトル1の構
成である。また、他の実施例として、ボトル1に連係す
るつぼ部4aに不織布を挿入して注出口2からの液だれ
や、液もれを防止可能にした構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、点眼液及び液体を収
納する容量に関するもので、詳しくは容器の注出口から
吐出する液量を確実に一滴如注出可能にし、液だれ、液
もれのない容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】此の種の従来の技術として、図3、図4
で示すような点眼液の容器が一般的に知られる。当該従
来技術は、クッション性のあるポリエチレンなどの成形
品で出来ており、このボトル1”、1”’の外周1
a”、1a’”に利用者が指先で矢印a方向に適当に押
し圧してボトル1”、1”’を縮少させて、このボトル
1”、1”’に収納してある点眼液を注出口2から点滴
することが出来る。
【0003】そして、外周1a”、1a”’の利用者の
指先を解除することでクッション性のあるボトル1”、
1”’の外周1a”、1a”’によって矢印b方向に向
けて復元し次の押し圧に備えて注出口2に残る点眼液は
再度ボトル1”、1”’の復元時の内部の負圧の働きで
吸収されることで収納される。この場合点眼液の点滴を
引例しての実施例を述べているが他の液体についても同
じである。
【0004】そして、これらの上記ボトル1”、1”’
はキャップ3が注出口2を封印するためボトル1”、
1”’にネジ式や圧入式でコンタクトする点眼液及び液
体入れ容器が提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合、目の治療のため医療用点眼液を点滴する
のに、適量を定刻時間帯に点滴するのが使用方法とされ
るが、適量の点滴であるとされる一滴の雫を利用者の指
先加減にたよる為、そして容器の注出口の点滴を目認す
ることが出来ないために、指先に必要以上の押し圧を加
勢すると、ボトルの外周のクッションが大きく働き、点
滴液を過剰に吐出してしまうという課題が残る。表現を
変えるなら急激に強く押し圧を外周に加勢すると点滴に
ならず噴射状態でいっきに点眼液を顔面に吐出してしま
うという具合に、このように非常に使用者の指先感覚に
よって点眼液の吐出具合が左右される。
【0006】また、点眼液に限らず、この種の液体入れ
容器は、注出口を下方に向けてキャップをはずした状態
では、自然にボトル内の液が自重落下で自然もれが発生
し、又、携帯中にバック内でキャップがはずれた状態で
は外部の振動や衝撃でも自然に外周に押し圧が他の近接
体によって働き注出口から液体が飛び出してしまうなど
の課題が残る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記欠点を解
決するために、図1で述べるように、点眼液Bの収納さ
れるボトル1の外周1aに押し圧をかけても縮少のない
クッション性のない材厚や材質で構成している。このよ
うにボトル1の外周1aは非弾性体の構成にし底部1b
のみ略凸状で球面体で押し圧で一定量クッション縮少可
能に形成し押し圧の解除と同時に、この底部1bが縮少
体から自力で復元するクッション性の弾性体に構成する
ことで課題を解決しようとするものである。
【0008】次に、他の発明の実施例として、図2で示
すごとく、ボトル1’の外周1aの1部分のみに上記発
明の底部1bの球面体の弾性体と同じ要領の構成で、ボ
トル1’の外周1aに使用者の押し圧を加勢する部分に
部分押し部1Cを球面体又は通常外周体形状に構成し
て、この部分押し部1C以外は通常押し圧に絶えるクッ
ション性のない強体で構成することで課題を解決しよう
とするものである。
【0009】また、図5で他の実施例を述べるように、
ボトル1の注出口2からの液だれや液もれなどの課題を
解決するための対応を工夫したものでボトル1の開口部
に封印する中蓋4に一体構成するつぼ部4aに不織布な
どの吸着材5を挿入し注出口2を密封する構成である。
【0010】
【作用】本発明によれば、この発明の点眼液及び液体入
れ容器は、上記のように構成されるので、図1において
は、ボトル1に収納する点眼液Bを目に点滴するのにキ
ャップ3をボトルからはずし、注出口2を疾患者は目に
向け、目は当然天上向きで相互を出来るだけ接近させ
て、ボトル1の外周1aを親指と中指で支え人先指を使
って球状のクッション性の底部1bに押し圧を一回加勢
することで底部1bの定量収縮度合がコントロールされ
ることで、点眼液Bは一滴のみ点滴されることで目的は
達成される。
【0011】次に図2は他の実施例を述べている。即ち
ボトル1’の非弾性体の強度のある外周1a’の部分押
し部1cのみが使用者の押し圧によって矢印a方向に収
縮しボトル内部の点眼液Bが加圧されて注出口2から咄
出する。
【0012】このように、点眼液Bの点滴後は押し圧を
解除することで部分押し部1Cがクッション性のため矢
印D方向に復元することで、その復元時にボトル1’の
内部に作用する負圧によって注出口2の残り液が吸収さ
れる。
【0013】更にまた、図5は他の実施例で、前記ボト
ル1.1’に構成する中蓋4に載設されるつぼ部4aに
不織布などの吸着材5が挿入されているためボトル1内
に収納する液体が注出口2から咄出する過程で吸着材5
の通過抵抗によって液体の流れが減速されて咄出される
ことで、注出口2からの液だれや自然もれなどが防止さ
れる。
【0014】
【実施例】以下この発明の実施例を添付図面に基づいて
説明すると、図1において、底部1bを除くボトル1の
外形は、非弾性体で且つ強体に成形した合成樹脂材で構
成し、此のボトル1の開口部は点眼液Bを咄出する注出
口2とつぼ部4aを具備する筒体状の中蓋4が係合し、
此のボトル1の底部1bは凸状で球体状で、外部からの
押し圧で一定量収縮し、復元するクッション性の弾性体
で構成する。
【0015】これらのボトル1は利用者が点眼液Bを目
に点滴するのに、中蓋4の注出口2を封印するキェャッ
プ3をボトル1からはずして、底部1bを矢印a方向に
押し圧するのに外周1aを指先で押し圧してボルドして
も自己収縮のない弾性体で出来ている。
【0016】このように利用者が点眼液Bを目に点滴
後、底部1bの一定量の押し圧ストロークを解除するこ
とで、凸状で球体状の底部1bは収縮状態から矢印b方
向に向けて自力で復元する構成である。
【0017】次に、図2で示す他の実施例を説明する
に、ボトル1’の非弾性体で且つ強体に成形した、合成
樹脂材でなるこれらの外周1a’の一部に利用者が点眼
液Bを注出するのに、押し圧するためのクッション性で
弾性体でなる凸状で球形状でなる部分押し部1Cが一体
構成している。
【0018】そして、これらの構成でなるボトル1a’
の開口部は、注出口2の具備する中蓋4に係合している
これらの中蓋4の注出口2はキャップ3の一部に封印さ
れてこのキャップはボトル1’にねじ止めで着脱可能に
構成する。
【0019】次に図5で示す他の実施例を説明するに、
ボトル1に係合する注出口2は中蓋4に具備して係合し
ている。これらの中蓋4に一体構成するつぼ部4aは不
織布でなる吸着材5が注出口2と密着して封印されてい
る。
【0020】次に図6で示す他の実施例を説明するに、
ボトル1に係合するキャップ3は液体を収納開口部は中
蓋4’で封印し対向して上部に弾性体でクッション性の
凸状で球形状の押し部が設けられ、近接して注出口2が
具備される。これらの注出口2はキャップ3’と係合し
て使用時以外はねじ式や圧入式で着脱自在に設けられ
る。これらの容器は、特にラー油など収納に使われると
利便性が高まる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成、作用するの
で次の優れた効果を奏する。図1で述べるように、利用
者が目に点眼液を点滴するのにボトルの底部に任意の押
し圧を加勢することで一定量収縮して注出コントロール
の容易な安全に点滴の出来る点眼液及び液体入れ容器を
提供することが出来る。
【0022】また、図2の他の実施例でボトルの外周の
一部に任意の押し圧を加勢することでコントロールが確
実で、過度な押し圧や過剰な点眼液の咄出のない点眼液
及び液体入れ容器を提供出来る。
【0023】そして、上記のように過度なボトルへの押
し圧がよく制されていることで、ひと押しひと雫の点滴
が出来る点眼液及び液体入れ容器を提供出来る。
【0024】次に、図5の他の実施例では、ボトルに係
合する注出口に具備する中蓋のつぼ部につめこんだ不織
布を液体が通過する過程で減圧され押し圧の強弱に関係
なく注出口からスムーズに点滴が注出され、また注出口
からの液だれのない点眼液及び液体入れ容器を提供出来
る。
【0025】次に、図6での実施例においては、点眼液
に限らず他の液体調味料をスムーズで安全に咄出される
点眼液及び液体入れ容器を提供出来る。
【0026】このように上記で述べるようにキャップを
はずした状態で携帯時に外部からの押し圧を受けてボト
ルの外周に不測に過度な押し圧が働いてもボトルが収縮
することがない安全な点眼液及び液体入れ容器を提供出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縦断面図である。
【図2】本発明に係る他の実施例での縦断面図である。
【図3】従来の点眼液容器を示す斜視図である。
【図4】従来の他の点眼液容器を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る他の実施例での縦断面図である。
【図6】本発明に係る他の実施例での縦断面図である。
【符号の説明】
11’1”1”’.ボトル 1a1a’1a”.外周 1b. 底部 1c. 部分押し部 2. 注出口 3.3’. キャップ 4.4’. 中蓋 4a. つぼ部 5. 吸着材 B. 点眼液

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点眼液(B)及び液体を収納する合成樹
    脂材からなる成形品のボトル(1)の外周(1a)に押
    し圧を付加しても、ボトル(1)の内部圧力に変化を起
    こさない前記外周(1a)の非クッションで強体と、こ
    のボトル(1)に連係する注出口(2)とでなる点眼液
    及び液体入れ容器において、注出口(2)から吐出する
    雫(B’)を前記ボトル(1)の底部(1b)を極薄厚
    のクッション性彎曲状にし、この底部(1b)が押し圧
    にて定量伸縮可能で、この底部(1b)の押し圧にて定
    量の雫(B’)が注出口(2)から咄出可能にしたこと
    を特徴とする点眼液及び液体入れ容器。
  2. 【請求項2】 前記非クッションで強体でなる外周(1
    a)の一部分に極薄厚状でクッション性の部分押し部
    (1c)を設けて、この部分押し部(1c)に押し圧を
    付加することで押し圧にて、定量の雫(B’)が注出口
    (2)から吐出可能にし、前記底部(1b)は外周(1
    a)と同一強体でなるボトル(1’)でなることを特徴
    とする請求項1記載の点眼液及び液体入れ容器。
  3. 【請求項3】 前記注出口(2)に形成するつぼ部(4
    a)に吸着材(5)を挿入して注出口(2)の開口側面
    を封印して点眼液(B)及び液体が吸着材(5)を通過
    時に含浸抵抗を受けて液の通過速度を減じるようにした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の点眼液及
    び液体入れ容器。
JP10162737A 1998-05-07 1998-05-07 点眼液及び液体入れ容器 Pending JPH11319030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10162737A JPH11319030A (ja) 1998-05-07 1998-05-07 点眼液及び液体入れ容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10162737A JPH11319030A (ja) 1998-05-07 1998-05-07 点眼液及び液体入れ容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11319030A true JPH11319030A (ja) 1999-11-24

Family

ID=15760313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10162737A Pending JPH11319030A (ja) 1998-05-07 1998-05-07 点眼液及び液体入れ容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11319030A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103264805A (zh) * 2013-04-24 2013-08-28 苏州市锦新医用塑料容器厂 一种瓶子
CN113855557A (zh) * 2021-09-10 2021-12-31 杭州芙源生物制药有限公司 一种具有舒缓眼部干涩疲劳功能的组合物及眼部舒缓液装纳瓶

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103264805A (zh) * 2013-04-24 2013-08-28 苏州市锦新医用塑料容器厂 一种瓶子
CN113855557A (zh) * 2021-09-10 2021-12-31 杭州芙源生物制药有限公司 一种具有舒缓眼部干涩疲劳功能的组合物及眼部舒缓液装纳瓶
CN113855557B (zh) * 2021-09-10 2023-09-05 杭州芙源生物制药有限公司 一种具有舒缓眼部干涩疲劳功能的组合物及眼部舒缓液装纳瓶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6776549B2 (en) Device and method for applying a product
JP3817503B2 (ja) 化粧品等の製品を収容し適用するための装置
US4533068A (en) Sterile solution delivery and venting devices
EP1245499B1 (en) Closing structure of a dispensing container
JP2002053161A (ja) 可変容量の用量を分配する投液ノズルと該ノズルを備えた装置
EP1266840A2 (en) A dispensing container
US9815599B2 (en) Dispensing closure
JP2010519145A (ja) 空気流入口付き小型食品貯蔵容器
JP2008506593A (ja) 無菌液体ディスペンサの殺菌用キャップ
JPS6160468A (ja) 折りたたみ可能な容器
CA2622789A1 (en) Pressurized sterile liquid dispenser
JPH05270577A (ja) 適量分与装置
KR200480199Y1 (ko) 겔상 내용물 배출 어플리케이터
JPH09202344A (ja) 計量ボトル
JP2016539058A (ja) 流動性材料を分注するためのディスペンサ
US20080314405A1 (en) Structure of a make-up container
JPH11319030A (ja) 点眼液及び液体入れ容器
JPH0749308B2 (ja) ワンプッシュスクイズ式二重構造型接着剤包装容器
KR920001805B1 (ko) 유동액 용기 및 용액의 배출방법
JP4431669B2 (ja) コンタクトレンズ保存兼用液剤容器
KR100724140B1 (ko) 액상 약제용기용 도포마개
CN212165188U (zh) 化妆品容器
JPH01279064A (ja) 液体収容容器用キャップ
US11772877B2 (en) Device for packaging at least one fluid
KR20170010944A (ko) 임시저장소를 갖는 플로킹팁을 구비한 스포이드 용기