JPH11318032A - 電力供給システム - Google Patents
電力供給システムInfo
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- JPH11318032A JPH11318032A JP10124369A JP12436998A JPH11318032A JP H11318032 A JPH11318032 A JP H11318032A JP 10124369 A JP10124369 A JP 10124369A JP 12436998 A JP12436998 A JP 12436998A JP H11318032 A JPH11318032 A JP H11318032A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Abstract
を受け、送電可能な有効電力が制限される。 【解決手段】 交流送電線に直列に補償電圧発生手段を
接続し、交流送電線に流れている電流に対し、位相が電
気角でほぼ90°ずれた電圧を発生させることで、等価
的にリアクタンスによる電圧降下分を発生する。補償電
圧発生手段から、送電線のインダクタンス分による電圧
降下を打ち消すように補償電圧を発生させれば、送電線
の等価リアクタンスがほぼゼロになる。これにより、ゼ
ロリアクタンス送電が可能になり、長距離の交流送電が
達成できる。
Description
は交流配電線のインダクタンス分を打ち消すことによ
り、送電線あるいは配電線の送電能力を向上させた電力
供給システムに関する。
どは周波数50Hzまたは60Hzの交流送電方式であ
り、一部の長距離の送電で、直流送電が使われている。
図32に示すような直流送電は、送電線のリアクタンス
に影響されず、かつ、一旦直流に変換するため電力系統
間の連系が容易である等の特徴を持つ。そのため、長距
離の送電や、系統連系のために利用されるようになって
きた。しかし、交流を直流に変換する電力変換器と、直
流を交流に変換する電力変換器が必要となり、システム
コストは交流送電に対して高くなる。
変圧器で自由に電圧を変えることができ、交流のまま送
電線あるいは配電線で電力を供給できる利点がある。交
流送電系統の概略図を図33に示す。また、図34に送
電電力Pと位相θとの相関を示す。
Pは、送電線あるいは配電線のリアクタンスXの影響を
受ける欠点がある。すなわち、送電端の電圧Es、受電
端の電圧Er、その位相差をθとした場合、送電できる
有効電力Pは、次式のように表わされる。
きくなり、送電可能な有効電力が制限されてしまう。
下で運転されているが、系統に電力変動が発生して位相
差θが90°を超えると、いわゆる発電機の脱調現象が
生じ送電できなくなってしまう。更に送電線のリアクタ
ンスXが大きい系統では、送電電力の最大値が小さく、
少しの電力変動でも位相差θが大きく変動し、系統が不
安定になり易い欠点がある。
のリアクタンスの影響を受け、送電可能な有効電力が制
限される。一方、直流送電では、送電容量分の大容量の
電力変換器が必要となり、システムコストが高くなる。
電線)を有効に利用し、リアクタンスによる影響を無く
し、送電線あるいは配電線の送電能力を高め、かつ、長
距離の送電を可能にした電力供給システムを提供するこ
とを目的とする。
に、本発明の請求項1に係る電力供給システムでは、補
償電圧発生手段は、交流送電線に流れている電流に対
し、位相が電気角でほぼ90°ずれた電圧を発生させる
もので、等価的にリアクタンスによる電圧降下分を発生
する。補償電圧発生手段から、送電線のインダクタンス
分による電圧降下を打ち消すように補償電圧を発生させ
れば、送電線の等価リアクタンスがほぼゼロになる。こ
れにより、ゼロリアクタンス送電が可能になり、長距離
の交流送電が達成できる。
とも、インダクタンス分を低減させることにより、送電
線の送電能力を格段に向上させることができる。特に、
弱小送電線の送電能力を高めるのに大きな効果が期待で
きる。
力変換装置の10〜20%程度で済み、また、既設の送
電線を利用することができるので、システムコストが非
常に割安となる。
では、補償電圧発生手段は、交流送電線に流れている電
流に対し、位相が電気角でほぼ90°ずれた電圧を発生
させるもので、等価的にリアクタンスによる電圧降下分
を発生する。補償電圧発生手段から、送電線のインダク
タンス分による電圧降下を打ち消すように補償電圧を発
生させれば、送電線の等価リアクタンスがほぼゼロにな
る。これにより、ゼロリアクタンス送電が可能になり、
長距離の交流送電が達成できる。
とも、インダクタンス分を低減させることにより、送電
線の送電能力を格段に向上させることができる。特に、
弱小送電線の送電能力を高めるのに大きな効果が期待で
きる。
振動現象が発生した場合でも補償電圧発生手段から補償
電圧を出力することにより、振動現象を抑えることがで
きる。
力変換装置の10〜20%程度で済み、また、既設の送
電線を利用することができるので、システムコストが非
常に割安となる。
では、コンデンサを接続することで、送電線のインダク
タンス分の大部分を打ち消すことができる。この場合、
送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振現象が発
生することがある。補償電圧発生手段はこの共振現象を
抑制するように補償電圧を発生する。たとえば発電所
(送電端〉あるいは変電所や負荷側(受電端)におい
て、電力変動が発生した場合、補償電圧発生手段は電力
動揺を抑制するための補償電圧を発生させることができ
る。
の大部分が打ち消され、さらに補償電圧発生手段により
全体の等価的なリアクタンスをゼロにして運転すること
もできる。この結果、長距離の交流送電が可能となり、
弱小送電線の送電能力を格段に向上させることが可能に
なる。また、補償電圧発生手段の容量が小さく経済的な
電力供給システムを提供できる。
では、コンデンサを接続することで、送電線のインダク
タンス分の大部分を打ち消すことができる。この場合、
送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振現象が発
生することがある。補償電圧発生手段はこの共振現象を
抑制するように補償電圧を発生する。たとえば発電所
(送電端)あるいは変電所や負荷側(受電端)におい
て、電力変動が発生した場合、補償電圧発生手段は電力
動揺を抑制するための補償電圧を発生させることができ
る。また、当該コンデンサの容量を段階的に変化させる
ことができるため、ゆっくりとした電力動揺は、前記コ
ンデンサの容量を段階的に変化させることでも抑制する
ことができる。
線のインダクタンスの大部分が打ち消され、さらに補償
電圧発生手段により全体の等価的なリアクタンスをゼロ
にして運転することもできる。この結果、長距離の交流
送電が可能となり、弱小送電線の送電能力を格段に向上
させることが可能になる。また、補償電圧発生手段の容
量が小さく経済的な電力供給システムを提供できる。
では、コンデンサを接続することで、送電線のインダク
タンス分の大部分を打ち消すことができる。この場合、
送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振現象が発
生することがある。補償電圧発生手段はこの共振現象を
抑制するように補償電圧を発生する。たとえば発電所
(送電端)あるいは変電所や負荷側(受電端)におい
て、電力変動が発生した場合、補償電圧発生手段は電力
動揺を抑制するための補償電圧を発生させることができ
る。
たコンデンサは、コンデンサからコンデンサまでの送電
線のリアクタンス分を補償するため、コンデンサの容量
は小さい、また、当該分割されたコンデンサを複数箇所
に設置することでこまめに電圧降下を補償することがで
きるため、送電線の電圧分布を均一にできる。
の大部分が打ち消され、さらに補償電圧発生手段により
全体の等価的なリアクタンスをゼロにして運転すること
もできる。この結果、長距離の交流送電が可能となり、
弱小送電線の送電能力を格段に向上させることが可能に
なる。また、補償電圧発生手段の容量が小さく経済的な
電力供給システムを提供できる。
では、コンデンサを接続することで、送電線のインダク
タンス分の大部分を打ち消すことができる。この場合、
送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振現象が発
生することがある。補償電圧発生手段はこの共振現象を
抑制するように補償電圧を発生する。たとえば発電所
(送電端)あるいは変電所や負荷側(受電端)におい
て、電力変動が発生した場合、補償電圧発生手段は電力
動揺を抑制するための補償電圧を発生させることができ
る。
該送電線のインダクタンス分は電流の変化を緩慢にする
効果があるが、系統に直列にコンデンサが接続されてい
る場合、その効果が低減され電流の変化は急激なものと
なる。当該コンデンサの両端に短絡バイパス回路を設け
ることで、送電線の等価的なインダクタンスを大きく
し、急激な電流の変化が発生しないようにするものであ
る。また過電圧などから当該コンデンサを保護する働き
を持つ。
の大部分が打ち消され、さらに補償電圧発生手段により
全体の等価的なリアクタンスをゼロにして運転すること
もできる。この結果、長距離の交流送電が可能となり、
弱小送電線の送電能力を格段に向上させることが可能に
なる。また、補償電圧発生手段の容量が小さく経済的な
電力供給システムを提供できる。
では、コンデンサを接続することで、送電線のインダク
タンス分の大部分を打ち消すことができる。この場合、
送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振現象が発
生することがある。補償電圧発生手段はこの共振現象を
抑制するように補償電圧を発生する。たとえば発電所
(送電端)あるいは変電所や負荷側(受電端)におい
て、電力変動が発生した場合、補償電圧発生手段は電力
動揺を抑制するための補償電圧を発生させることができ
る。
該補償電圧発生手段を短絡するバイパス回路によって系
統と切り離し、当該補償電圧発生手段を保護する働きを
もつ。
の大部分が打ち消され、さらに補償電圧発生手段により
全体の等価的なリアクタンスをゼロにして運転すること
もできる。この結果、長距離の交流送電が可能となり、
弱小送電線の送電能力を格段に向上させることが可能に
なる。また、補償電圧発生手段の容量が小さく経済的な
電力供給システムを提供できる。
では、補償電流発生手段の出力電流を制御して、並列に
接続されたコンデンサに送電線のインダクタンス分によ
る電圧降下を打ち消すような電圧を発生させれば、送電
線の等価リアクタンスがほぼゼロになる。これにより、
ゼロリアクタンス送電が可能になり、長距離の交流送電
が達成できる。
とも、インダクタンス分を低減させることにより、送電
線の送電能力を格段に向上させることができる。特に、
弱小送電線の送電能力を高めるのに大きな効果が期待で
きる。
では、補償電流発生手段の出力電流を制御して、並列に
接続されたコンデンサに送電線のインダクタンス分によ
る電圧降下を打ち消すような電圧を発生させれば、送電
線の等価リアクタンスがほぼゼロになる。これにより、
ゼロリアクタンス送電が可能になり、長距離の交流送電
が達成できる。
とも、インダクタンス分を低減させることにより、送電
線の送電能力を格段に向上させることができる。特に、
弱小送電線の送電能力を高めるのに大きな効果が期待で
きる。
振動現象が発生した場合でも補償電流発生手段から補償
電流を出力することにより、振動現象を抑えることがで
きる。
ムでは、第1のコンデンサを接続することで、送電線の
インダクタンス分の大部分を打ち消すことができる。こ
の場合、送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振
現象が発生することがある。また、発電所(送電端)あ
るいは変電所や負荷側(受電端)において、電力変動が
発生する場合もある。補償電流発生手段の出力電流を制
御することで、前記第2のコンデンサの印加電圧を調整
し、系統の電力動揺を抑制したり、系統の等価的なリア
クタンスをゼロにして運転する事も可能である。
り、弱小送電線の送電能力を向上させることができる。
また、補償電流発生手段の容量が小さく経済的な電力供
給システムを提供できる。
ムでは、第1のコンデンサを接続することで、送電線の
インダクタンス分の大部分を打ち消すことができる。こ
の場合、送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振
現象が発生することがある。また、発電所(送電端)あ
るいは変電所や負荷側(受電端)において、電力変動が
発生する場合もある。補償電流発生手段の出力電流を制
御することで前記第2のコンデンサの印加電圧を調整
し、系統の電力動揺を抑制したり、系統の等価的なリア
クタンスをゼロにして運転する事も可能である。
的に変化させることができるため、ゆっくりとした電力
動揺は、前記第1のコンデンサの容量を段階的に変化さ
せることでも抑制することができる。
り、弱小送電線の送電能力を向上させることができる。
また、補償電流発生手段の容量が小さく経済的な電力供
給システムを提供できる。
ムでは、第1のコンデンサを接続することで、送電線の
インダクタンス分の大部分を打ち消すことができる。こ
の場合、送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振
現象が発生することがある。また、発電所(送電端)あ
るいは変電所や負荷側(受電端)において、電力変動が
発生する場合もある。補償電流発生手段の出力電流を制
御することで前記第2のコンデンサの印加電圧を調整
し、系統の電力動揺を抑制したり、系統の等価的なリア
クタンスをゼロにして運転する事も可能である。
た第1のコンデンサは、コンデンサからコンデンサまで
の送電線のリアクタンス分を補償するため、コンデンサ
の容量は小さい。また、当該分割されたコンデンサを複
数箇所に設置することでこまめに電圧降下を補償するこ
とができるため、送電線の電圧分布を均一化させること
ができる。
り、弱小送電線の送電能力を向上させることができる。
また、補償電流発生手段の容量が小さく経済的な電力供
給システムを提供できる。
ムでは、第1のコンデンサを接続することで、送電線の
インダクタンス分の大部分を打ち消すことができる。こ
の場合、送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振
現象が発生することがある。また、発電所(送電端)あ
るいは変電所や負荷側(受電端)において、電力変動が
発生する場合もある。補償電流発生手段の出力電流を制
御することで前記第2のコンデンサの印加電圧を調整
し、系統の電力動揺を抑制したり、系統の等価的なリア
クタンスをゼロにして運転する事も可能である。
該送電線のインダクタンス分は電流の変化を緩慢にする
効果があるが、系統に直列にコンデンサが接続されてい
る場合、その効果が低減され電流の変化は急激なものと
なる。当該コンデンサの両端に短絡するバイパス回路を
設けることで、送電線の等価的なインダクタンス分を大
きくし、急激な電流の変化が発生しないようにするもの
である。また過電圧などから当該コンデンサを保護する
働きを持つ。
り、弱小送電線の送電能力を向上させることができる。
また、補償電流発生手段の容量が小さく経済的な電力供
給システムを提供できる。
ムでは、第1のコンデンサを接続することで、送電線の
インダクタンス分の大部分を打ち消すことができる。こ
の場合、送電線のインダクタンスとコンデンサで、共振
現象が発生することがある。また、発電所(送電端)あ
るいは変電所や負荷側(受電端)において、電力変動が
発生する場合もある。補償電流発生手段の出力電流を制
御することで前記第2のコンデンサの印加電圧を調整
し、系統の電力動揺を抑制したり、系統の等価的なリア
クタンスをゼロにして運転する事も可能である。
該補償電流発生手段を短絡するバイパス回路によって系
統と切り離し、当該補償電流発生手段を保護する働きを
もつ。
り、弱小送電線の送電能力を向上させることができる。
また、補償電流発生手段の容量が小さく経済的な電力供
給システムを提供できる。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態の電力供給システムの構成図である。図中、1
は発電所(送電端)、2は変電所(受電端)、3は系統
送電線のリアクタンス分X、10は補償電圧発生装置、
11は補償電圧発生装置の補償制御回路である。Iは、
系統送電線に流れる3相電流である。実際には系統に、
リアクタンス分の他に抵抗分なども存在するが、説明の
簡便化のために、省略する。
回路である。また図3は図2の等価回路における電圧電
流のベクトル図を示している。補償電圧発生装置がない
場合、図3に示すように、送電端の電圧Esと受電端の
電圧Erに位相差θが発生する。この送電端の電圧Es
と受電端の電圧Erの電圧差が発生するため系統のリア
クタンス分Xにより送電線に電流Iが流れる。
とjωXIの関係はES−Er=jωLIとなり、電流
に対して90°進んだ位相となっている。図4は図1の
補償電圧発生装置がある場合の等価回路を示す。図5
は、図4の系統の等価回路における電圧電流のベクトル
図である。
分である補償電圧Voを補償電圧発生装置により出力す
ることで、送電線のリアクタンス分Xの電圧降下jωX
Iをうち消すため、送電端の電圧Esに対して、受電端
の電圧ErはErnとなり位相差θが小さくなる。つま
り等価的なリアクタンスが小さくなり、送電できる有効
電力を増やすことができる。このときVo=−jωLI
とすれば、等価的なリアクタンスXを0とすることが可
能となり、EsとErを一致させることができる。
してもEsとErの位相差θは動かず、電力動揺にも強
い系統になる。図5は定常的な補償電圧について述べて
いるが、送電端、受電端での電力変動によって系統に電
力動揺が発生した場合でも補償電圧発生装置10により
補償電圧Voを制御することで受電端には送電端からの
電圧Esにほぼ等しい電圧を供給でき、電力動揺を抑制
することができる。そのときの動作を図6にベクトル図
として示す。
たときの状態を示している。電圧Esが変動すると、図
6(1)のように送電線に流れる電流IはI’のように
変動しようとする。つまり、Erと同相の有効電流成分
△Ipが発生するので、△Ipを抑制するために電流I
と直交する補償電圧△Voqをもとの補償電圧Voと逆
方向に発生させる。また無効電流成分△Iqの増加分の
抑制は、電流Iと逆相の補償電圧△Vopを発生させ
る。この△Voqおよび△Vopの和が変動時の補償電
圧Vo’となる。
たすようにVoをVo’のように変化させることで、図
6(2)のように系統の電流Iおよび受電端の電圧Er
を一定に保つ。図1の実施の形態のように、系統のリア
クタンス分の電圧降下を補償することで、リアクタンス
Xは、ほぼX=0となり、送電できる有効電力Pは
受けない送電が可能となり、既設の交流送電(配電)系
統での送電(配電)能力を向上させることができる。
的な構成図である。1は発電所、2は変電所、3は系統
送電線のリアクタンス分X、10は補償電圧発生装置、
11は補償電圧発生装置の補償制御回路、21は系統電
流検出器、22は系統電圧検出器である。
消弧素子と、各素子に逆並列接続されたダイオードで構
成され、3相ブリッジ結線されている。また、補償電圧
発生装置10は、リアクトルを介して直列トランスに接
続され、直列トランスの一次は各相毎に系統に接続され
ている。
の構成図である。補償電圧発生装置の補償制御回路11
は、定常状態では、系統に接続された一次側に送電線に
流れている電流Iと直交する補償電圧Voを出力するた
めに、電圧指令Vpを与え、PWM制御を行う。
に対して90°ずれた電圧成分を補償電圧指令Vpとし
て補償電圧発生装置10を駆動させる。補償電圧指令V
pに対して三角波比較PWM制御を行うとすれば、図1
0に示すようなキャリア搬送波信号と補償電圧指令Vp
に対する出力電圧Voを補償電圧発生装置10から出力
する。これにより、リアクタンスによる電圧降下分の電
圧を補償電圧発生装置10により出力する。系統のリア
クタンス分の電圧降下を補償することで、リアクタンス
Xは、ほぼX=0となり、送電できる有効電力Pは
受けない送電が可能となり、既設の交流送電(配電)系
統での送電(配電)能力を向上させることができる。
は、次のように抑制制御を行う。系統電流検出器21の
出力と系統電圧検出器22の出力とを用いて、有効電力
Ppおよび無効電力Pqを求める。電力動揺があると、
有効電力Ppおよび無効電力Pqが変化するため、これ
らの変化分ΔPおよびΔQを取り出す。
送電線に流れている電流Iと直交するの補償電圧Voq
を調整し、また無効電力の変化分ΔQに応じて電流Iと
同相または逆相成分の補償電圧Vopを調整する。
償電圧指令Vp、Vqに対して加算することで電力動揺
を抑制する。次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。
力供給システムの構成図である。図中、1は発電所(送
電端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリア
クタンス分X、10は補償電圧発生装置、11は補償電
圧発生装置の補償制御回路、12は系統に直列に接続さ
れたコンデンサである。Iは、系統送電線に流れる3相
電流である。実際は系統にリアクタンス分の他に抵抗分
などが存在するが説明の簡便化のために省略する。
補償している場合のベクトル図である。送電端の電圧E
sと受電端の電圧Erに位相差θが発生する。この送電
端の電圧Esと受電端の電圧Erの電圧差が発生するた
め系統のリアクタンス分Xにより送電線に電流Iが流れ
る。このとき送電線の電流Iに対して、電圧差とjωX
Iの関係はEs−Er=jωLIとなり、電流に対して
90°進んだ位相となっている。これに対して、直列に
接続したコンデンサ12により、系統のリアクタンス分
3と逆相の電圧が下式の通り発生する。
ωXIを抑制することができる。
する成分である補償電圧Voを補償電圧発生装置により
出力することで、送電線のリアクタンス分Xの電圧降下
jωXIをうち消すため、送電端の電圧Esに対して、
受電端の電圧ErはErnとなり位相差θが小さく、電
圧の大きさが大きくなる。つまり等価的なリアクタンス
が小さくなり、送電できる有効電力を増やすことができ
る。このとき補償電圧Voを
能となり、EsとErを一致させることができる。
における負荷電力変動が発生した場合には、補償電圧発
生装置10から出力する補償電圧の制御を行うことで、
系統の電力動揺を抑制することができる。送電端の電圧
が変動した場合のベクトル図を図13に示す。
動により受電端の電圧Erとの位相角が大きくなったと
き、Es−Erの値に応じて、補償電圧発生装置10か
らの出力電圧Voを制御することで、系統の電流Iおよ
び受電端の電圧Erを一定に保つことができる。つま
り、送電端の電圧が変動しても、系統の電力変動を抑制
することができる。
償電圧発生装置10とで系統のリアクタンス分の電圧降
下を補償するため、補償電圧発生装置10のみで系統の
リアクタンス分の電圧降下を補償する第1の実施の形態
の補償電圧発生装置10よりも補償電圧発生装置10の
容量を小さくすることができる。
力供給システムの具体的な構成図である。1は発電所、
2は変電所、3は系統送電線のリアクタンス分X、10
は補償電圧発生装置、11は補償電圧発生装置の補償制
御回路、12はコンデンサ、21は系統電流検出器、2
2は系統電圧検出器である。
消弧素子と、各素子に逆並列接続されたダイオードで構
成され、3相ブリッジ結線されている。また、補償電圧
発生装置10は、リアクトルを介して直列トランスに接
続され、直列トランスの一次は各相毎に系統に接続され
ている。
は、第1の実施の形態で示した図8と同様の構成となる
が、コンデンサ12が系統に直列に接続されているた
め、多少異なり、定常的にはコンデンサ12が補償しき
れない分を補償するように動作する。
定常状態では、系統に接続された一次側に送電線に流れ
ている電流Iと直交する補償電圧Voを出力するため
に、電圧指令Vpを与え、PWM制御を行う。このと
き、コンデンサ12により系統のリアクタンス分と逆相
の電圧が発生するため、補償電圧Voは、
圧成分を補償電圧指令Vpとして補償電圧発生装置10
を駆動させる。補償電圧指令Vpに対して三角波比較P
WM制御を行うとすれば、図15に示すようなキャリア
搬送波信号と補償電圧指令Vpに対する出力電圧Voを
補償電圧発生装置10から出力する。これにより、リア
クタンスによる電圧降下分の電圧を、コンデンサ12が
発生する電圧と補償電圧発生装置10が発生する電圧の
和により補償する。系統のリアクタンス分の電圧降下を
補償することで、リアクタンスXは、ほぼX=0とな
り、送電できる有効電力Pは
受けない送電が可能となり、既設の交流送電(配電)系
統での送電(配電)能力を向上させることができる。
は、次のように抑制制御を行う。系統電流検出器21の
出力と系統電圧検出器22の出力とを用いて、有効電力
Ppおよび無効電力Pqを求める。電力動揺があると、
有効電力Ppおよび無効電力Pqが変化するため、これ
らの変化分ΔPおよびΔQを取り出す。
送電線に流れている電流Iと直交するの補償電圧Voq
を調整し、また無効電力の変化分ΔQに応じて電流Iと
同相または逆相成分の補償電圧Vopを調整する。
償電圧指令Vp、Vqに対して加算することで電力動揺
を抑制する。図16は、本発明の第2の実施の形態の電
力供給システムの別の構成図である。ここでは、図14
に示した電力供給システムと異なる点のみを説明し、同
一要素については説明を省略する。
点は、コンデンサ12を系統に直接接続する替わりに、
トランスを介してコンデンサ12を接続した点である。
このように、トランスを介してコンデンサ12を接続し
ても、図14に示した電力供給システムのように、定常
的には系統のリアクタンス分による電圧降下分の電圧
を、コンデンサ12が発生する電圧と補償電圧発生装置
10が発生する電圧の和により補償することができ、リ
アクタンスXの制約を受けない送電が可能となり、既設
の交流送電(配電)系統での送電(配電)能力を向上さ
せることができる。
は、有効電力の変化分ΔPに応じて、送電線に流れてい
る電流Iと直交するの補償電圧Voqを調整し、また無
効電力の変化分ΔQに応じて電流Iと同相または逆相成
分の補償電圧Vopを調整することで電力動揺を抑制す
ることができる。
に直列にコンデンサ12を接続することで、系統のリア
クタンス分Xの電圧降下を補償できる。また補償電圧発
生装置10により、送電端、受電端からの電力変動によ
る系統の電力動揺を抑制できる。更に直列コンデンサ1
2と併せて系統の電圧降下を補償することで、容量の小
さい補償電圧発生装置で、既設の交流送電(配電)系統
での送電(配電)能力を向上させることができる。
明する。図17は、本発明の第3の実施の形態の電力供
給システムの構成図である。図中、1は発電所(送電
端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリアク
タンス分X、10は補償電圧発生装置、11は補償電圧
発生装置の補償制御回路、13は系統に直列に接続され
た複数のコンデンサでそれぞれのコンデンサの両端を短
絡できるようにスイッチを設けている。Iは、系統送電
線に流れる3相電流である。実際は系統にリアクタンス
分の他に抵抗分などが存在するが説明の簡便化のために
省略する。
相差θが発生する。この送電端の電圧Esと受電端の電
圧Erの電圧差が発生するため系統のリアクタンス分X
により送電線に電流Iが流れる。このとき送電線の電流
Iに対して、電圧差とjωXIの関係はEs−Er=j
ωLIとなり、電流に対して90°進んだ位相となって
いる。
数のコンデンサ13により、系統のリアクタンス分3と
逆相の電圧が下式の通り発生する。ここでは、複数のコ
ンデンサ13のトータルの容量をCとする。
ωXIを抑制することができる。
する成分である補償電圧Voを補償電圧発生装置により
出力することで、送電線のリアクタンス分Xの電圧降下
jωXIをうち消すため、送電端の電圧Esに対して、
受電端の電圧ErはErnとなり位相差θが小さく、電
圧の大きさが大きくなる。つまり等価的なリアクタンス
が小さくなり、送電できる有効電力を増やすことができ
る。このとき補償電圧Voを
能となり、EsとErを一致させることができる。
における負荷電力変動が発生した場合には、補償電圧発
生装置10から出力する補償電圧の制御を行うことで、
系統の電力動揺を抑制することができる。
電端の電圧Erとの位相角が大きくなったとき、Es−
Erの値に応じて、補償電圧発生装置10からの出力電
圧Voを制御することで、系統の電流Iおよび受電端の
電圧Erを一定に保つことができる。つまり、送電端の
電圧が変動しても、系統の電力変動を抑制することがで
きる。
電端2における負荷電力変動が発生した場合には、複数
のコンデンサ13のうち、いずれかの両端を短絡させコ
ンデンサの容量を変化させることでも、電力動揺の変動
を抑制することもできる。
きるコンデンサ13を直列に接続することで、系統のリ
アクタンス分3の電圧降下を段階的に補償できる。また
定常的には補償電圧発生装置10とコンデンサ13とを
併せて系統の電圧降下を補償することで、補償電圧発生
装置10の容量を小さくすることができ、補償電圧発生
装置10は、送電端、受電端の電圧変動を抑制すること
ができることから、既設の交流送電(配電)系統での送
電(配電)能力を向上させることができる。
力供給システムの別の構成図である。ここでは、図17
に示した電力供給システムと異なる点のみを説明し、同
一要素については説明を省略する。
に示した電力供給システムのコンデンサ13の両端を短
絡するスイッチを、具体的に互いに逆並列に接続された
サイリスタスイッチとした例である。
力供給システムと同様に、系統に段階的に容量を変更で
きるコンデンサ13を直列に接続することで、系統のリ
アクタンス分3の電圧降下を段階的に補償できる。また
定常的には補償電圧発生装置10とコンデンサ13とを
併せて系統の電圧降下を補償することで、補償電圧発生
装置10の容量を小さくすることができ、補償電圧発生
装置10は、送電端、受電端の電圧変動を抑制すること
ができることから、既設の交流送電(配電)系統での送
電(配電)能力を向上させることができる。
明する。図19は、本発明の第4の実施の形態の電力供
給システムの構成図である。図中、1は発電所(送電
端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリアク
タンス分X〜Xn、10は補償電圧発生装置、11は補
償電圧発生装置の補償制御回路、14は系統に直列に接
続された複数のコンデンサで系統の複数箇所に分割して
配置されている。Iは系統送電線に流れる3相電流であ
る。
テムにおいて、図11に示した第2の実施の形態の電力
供給システムと異なる点は、コンデンサ14が複数箇所
に分割して配置されている点である。それ以外は第2の
実施の形態の電力供給システムと同様であるので、説明
は省略する。
箇所に分割して配置することで、系統のリアクタンス分
の電圧降下をこまめに補償することができ、系統の電圧
分布を均一にすることができ、更に交流送電(配電)系
統での送電(配電)能力を向上させることができる。
明する。図20は、本発明の第5の実施の形態の電力供
給システムの構成図である。図中、1は発電所(送電
端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリアク
タンス分X、10は補償電圧発生装置、11は補償電圧
発生装置の補償制御回路、12は系統に直列に接続され
たコンデンサ、15は前記系統に直列に接続されたコン
デンサをバイパスするためのスイッチである。
場合、コンデンサ12をバイパスするためのスイッチ1
5を閉じて、過電流がスイッチ15に流れるようにす
る。これにより、系統のリアクタンス分は元の値Xにも
どり、過電流が増大するのを防止できる。また、直列コ
ンデンサへの過電流を防止でき、システムの信頼性を高
めることができる。
形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。図2
1は本発明の第5の実施の形態の電力供給システムの他
の構成図である。ここでは、図20に示した電力供給シ
ステムと異なる点のみを説明し、同一要素については説
明を省略する。
に示した電力供給システムのコンデンサ12の両端を短
絡するスイッチを、具体的に互いに逆並列に接続された
サイリスタスイッチ15bとした例である。
力供給システムと同様に、系統の地絡事故等により過電
流が発生した場合、コンデンサ12をバイパスするため
のスイッチ15を閉じて、過電流がスイッチ15に流れ
るようにする。これにより、系統のリアクタンス分は元
の値Xにもどり、過電流が増大するのを防止できる。ま
た、直列コンデンサへの過電流を防止でき、システムの
信頼性を高めることができる。
明する。図22は、本発明の第6の実施の形態の電力供
給システムの構成図である。図中、1は発電所(送電
端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリアク
タンス分X、10は補償電圧発生装置、11は補償電圧
発生装置の補償制御回路、12は系統に直列に接続され
たコンデンサ、15bは前記系統に直列に接続されたコ
ンデンサをバイパスするためのサイリスタスイッチ、1
6は前記補償電圧発生装置をバイパスするための回路で
ある。
場合には、コンデンサ12をバイパスするためのスイッ
チ15bを閉じ、更に補償電圧発生装置10の出力端を
バイパス回路16により短絡させて、過電流がスイッチ
15bとバイパス回路16に流れるようにする。これに
より、系統のリアクタンス分は元の値Xにもどり、過電
流が増大するのを防止できる。また、直列コンデンサ1
2と補償電圧発生装置10への過電流を防止でき、シス
テムの信頼性を高めることができる。
形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。次に
本発明の第7の実施の形態について説明する。
力供給システムの構成図である。図中、1は発電所(送
電端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリア
クタンス分X、17は系統に接続されたコンデンサ、1
8は前記コンデンサ17に並列に接続された補償電流発
生装置、19は補償電流発生装置の補償制御回路、Iu
は、系統送電線に流れるU相の電流である。実際には系
統に、リアクタンス分の他に抵抗分なども存在するが、
説明の簡便化のために、省略する。
消弧素子と、各素子に逆並列接続されたダイオードで構
成され、3相ブリッジ結線されている。また、補償電圧
発生装置18は、リアクトルを介して直列トランスに接
続され、直列トランスの一次は各相毎にコンデンサ17
と並列に接続されている。
路の構成図であり、その動作について、図25、図26
のベクトル図を用いて説明する。図25は定常的に系統
のリアクタンス分を補償している場合のベクトル図であ
る。送電端の電圧Esと受電端の電圧Erに位相差θが
発生する。この送電端の電圧Esと受電端の電圧Erの
電圧差が発生するため系統のリアクタンス分Xにより送
電線に電流Iuが流れる。このとき送電線の電流Iuに
対して、電圧差とjωXIuの関係はEs−Er=jω
LIuとなり、電流に対して90°進んだ位相となって
いる。
17および前記コンデンサ17に並列に接続された補償
電流発生装置18の出力端の電流を、補償電流制御回路
19により制御することで、定常的にはリアクタンス分
による電圧降下jωL・Iuを補償する。当該コンデン
サ17に発生する電圧Ecは、リアクタンスと逆相とな
る。補償電流発生装置18から出力する電流をiuとす
ると、コンデンサ17に発生する電圧Ecは
電圧Ecとリアクタンスによる電圧降下jωL・Iuの
差が、送電端と受電端の電圧の差となり、既設の交流送
電(配電)系統での送電(配電)能力を向上させること
ができる。
場合も補償電流発生装置18の出力電流を制御すること
で、変動を抑制することができる。送電端の電圧Esが
変動した場合のベクトル図を図26に示す。送電端の電
圧がEsからEs’に変動した場合、Es’−Erの値
に応じて、補償電流発生装置18からの出力電流iuの
大きさや位相を制御することで、系統の電流Iuおよび
受電端の電圧Erを一定に保つことができる。つまり、
送電端の電圧が変動しても、系統の電力変動を抑制する
ことができる。
ンサ17および前記コンデンサ17に並列に接続した補
償電流発生装置18により系統の電圧降下を補償し、ま
た送電端、受電端の電圧変動を抑制することができるこ
とから、既設の交流送電(配電)系統での送電(配電)
能力を向上させることができる。
明する。図27は、本発明の第8の実施の形態の電力供
給システムの構成図である。図中、1は発電所(送電
端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリアク
タンス分X、12は系統に直列に接続された第1のコン
デンサ、17は系統に接続された第2のコンデンサ、1
8は前記第2のコンデンサ17に並列に接続された補償
電流発生装置、19は補償電流発生装置の補償制御回
路、Iuは、系統送電線に流れるU相の電流である。実
際には系統に、リアクタンス分の他に抵抗分なども存在
するが、説明の簡便化のために、省略する。
相差θが発生する。この送電端の電圧Esと受電端の電
圧Erの電圧差が発生するため系統のリアクタンス分X
により送電線に電流Iが流れる。このとき送電線の電流
Iに対して、電圧差とjωXIuの関係はEs−Er=
jωLIuとなり、電流に対して90°進んだ位相とな
っている。
デンサ12および前記第2のコンデンサ17に並列に接
続された補償電流発生装置18の出力端の電流を補償電
流制御回路19により制御することで、定常的にはリア
クタンスX分による電圧降下jωL・Iuを補償する。
り発生する電圧は、コンデンサ12の容量をC1とする
と、系統のリアクタンス分3と逆相の電圧が下式の通り
発生する。
ωXIuを抑制することができる。また、補償電流発生
装置18から出力する電流をiuとし、第2のコンデン
サ17の容量をC2とすると、第2のコンデンサ17に
発生する電圧Ecは
サに発生する電圧と、リアクタンスによる電圧降下jω
L・Iuの差が、送電端と受電端の電圧の差となり、既
設の交流送電(配電)系統での送電(配電)能力を向上
させることができる。
場合も補償電流発生装置18の出力電流を制御すること
で、変動を抑制することができる。送電端の電圧がEs
からEs’に変動した場合、Es’−Erの値に応じ
て、補償電流発生装置18からの出力電流iuの大きさ
や位相を制御することで、系統の電流Iuおよび受電端
の電圧Erを一定に保つことができる。つまり、送電端
の電圧が変動しても、系統の電力変動を抑制することが
できる。
償電流発生装置18とで系統のリアクタンス分の電圧降
下を補償するため、補償電流発生装置18の容量を小さ
くすることができる。
コンデンサ12、第2のコンデンサ17および、前記第
2のコンデンサ17に並列に接続した補償電流発生装置
18により系統の電圧降下を補償する。このとき第1の
コンデンサ12、および第2コンデンサ17、補償電流
発生装置18とで併せて補償するため、補償電流発生装
置18の容量が小さくてすむ。また送電端、受電端の電
圧変動を抑制することができることから、既設の交流送
電(配電)系統での送電(配電)能力を向上させること
ができる。
明する。図28は、本発明の第9の実施の形態の電力供
給システムの構成図である。図中、1は発電所(送電
端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリアク
タンス分X、13は系統に直列に接続された第1のコン
デンサで並列に接続されたスイッチ15によりコンデン
サの容量を段階的に変えることができる。17は系統に
接続された第2のコンデンサ、18は前記第2のコンデ
ンサ17に並列に接続された補償電流発生装置、19は
補償電流発生装置の補償制御回路である。実際には系統
に、リアクタンス分の他に抵抗分なども存在するが、説
明の簡便化のために、省略する。
ついてのみ説明し、同様の部分については説明を省略す
る。第8の実施の形態と異なる点は、系統に直列に接続
される第1のコンデンサが複数のコンデンサより構成さ
れ、各コンデンサの両端にスイッチ15が接続されてお
り、スイッチ15を操作することにより第1のコンデン
サの容量を段階的に変化させることができる点である。
の両端を短絡しコンデンサの容量を段階的に変化させる
ことで、系統のリアクタンス分の電圧降下及び電力動揺
の変動を抑制することができる。
説明する。図29は、本発明の第10の実施の形態の電
力供給システムの構成図である。図中、1は発電所(送
電端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリア
クタンス分X、14は系統に直列に接続された複数の第
1のコンデンサで系統の複数箇所に分割して配置されて
いる。17は系統に接続された第2のコンデンサ、18
は前記第2のコンデンサ17に並列に接続された補償電
流発生装置、19は補償電流発生装置の補償制御回路で
ある。実際には系統に、リアクタンス分の他に抵抗分な
ども存在するが、説明の簡便化のために、省略する。
ステムにおいて、図27に示した第8の実施の形態の電
力供給システムと異なる点は、コンデンサ14が複数箇
所に分割して配置されている点である。それ以外は第8
の実施の形態の電力供給システムと同様であるので、説
明は省略する。
箇所に分割して配置することで、系統のリアクタンス分
の電圧降下をこまめに補償することができ、系統の電圧
分布を均一にすることができ、更に交流送電(配電)系
統での送電(配電)能力を向上させることができる。
説明する。図30は、本発明の第11の実施の形態の電
力供給システムの構成図である。図中、1は発電所(送
電端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線のリア
クタンス分X、12は系統に直列に接続された第1のコ
ンデンサ、15は前記系統に直列に接続されたコンデン
サをバイパスするためのスイッチである。17は系統に
接続された第2のコンデンサ、18は前記第2のコンデ
ンサ17に並列に接続された補償電流発生装置、19は
補償電流発生装置の補償制御回路である。実際には系統
に、リアクタンス分の他に抵抗分なども存在するが、説
明の簡便化のために、省略する。
場合、コンデンサ12をバイパスするためのスイッチ1
5を閉じて、過電流がスイッチ15に流れるようにす
る。これにより、系統のリアクタンス分は元の値Xにも
どり、過電流が増大するのを防止できる。また、直列コ
ンデンサへの過電流を防止でき、システムの信頼性を高
めることができる。
形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。次に
本発明の第12の実施の形態について説明する。
電力供給システムの構成図である。図中、1は発電所
(送電端)、2は変電所(受電端)、3は系統送電線の
リアクタンス分X、12は系統に直列に接続された第1
のコンデンサ、15は前記系統に直列に接続されたコン
デンサをバイパスするためのサイリスタスイッチ、16
bは前記補償電流発生装置をバイパスするためのバイパ
ス回路、17は系統に接続された第2のコンデンサ、1
8は前記第2のコンデンサ17に並列に接続された補償
電流発生装置、19は補償電流発生装置の補償制御回路
である。実際には系統に、リアクタンス分の他に抵抗分
なども存在するが、説明の簡便化のために、省略する。
場合には、コンデンサ12をバイパスするためのスイッ
チ15bを閉じ、更に補償電流発生装置18の出力端を
バイパス回路16により短絡させて、過電流がスイッチ
15bとバイパス回路16に流れるようにする。これに
より、系統のリアクタンス分は元の値Xにもどり、過電
流が増大するのを防止できる。また、直列コンデンサ1
2と補償電流発生装置18への過電流を防止でき、シス
テムの信頼性を高めることができる。それ以外の動作に
ついては、第8の実施の形態と同様であるので、ここで
は説明を省略する。
長距離交流送電線あるいは交流配電線における系統のイ
ンダクタンス分の補償のために、系統に補償電圧回路、
あるいは補償電流回路、コンデンサを接続することによ
り、送電線あるいは配電線の送電能力を向上させた電力
供給システムを提供することができる。
の構成図。
図。
トル図。
の具体的な構成図。
成図。
との相関図。
ムの構成図。
力ベクトル図。
した電力ベクトル図。
ムの具体的な構成図。
ムのPWM制御の波形図。
ムの他の構成図。
ムの構成図。
ムの別の構成図。
ムの構成図。
ムの構成図。
ムの他の構成図。
ムの構成図。
ムの構成図。
構成図。
力ベクトル図。
した電力ベクトル図。
ムの構成図。
ムの構成図。
テムの構成図。
テムの構成図。
テムの構成図。
図。
端) 3…系統リアクタンス分 10…補償電圧発生
装置 11…補償制御回路 12…直列コンデン
サ 13、13b…コンデンサ 14…コンデンサ 15、15b…スイッチ 16、16b…バイ
パス回路 17…第2のコンデンサ 18…補償電流発生
装置 19…補償制御回路 21…系統電流検出
器 22…系統電圧検出器
Claims (14)
- 【請求項1】 交流送電線と、前記交流送電線に直列に
接続され前記交流送電線の等価インダクタンスがほぼゼ
ロになるように補償電圧を発生する補償電圧発生手段と
を具備したことを特徴とする電力供給システム。 - 【請求項2】 交流送電線と、前記交流送電線に直列に
接続され前記交流送電線の等価インダクタンスがほぼゼ
ロになるように補償電圧を発生すると共に前記交流送電
線に電気的な振動が発生したときには振動現象を抑制す
るように補償電圧を発生する補償電圧発生手段とを具備
したことを特徴とする電力供給システム。 - 【請求項3】 交流送電線と、前記交流送電線に直列に
接続されたコンデンサと、前記交流送電線に直列に接続
され前記交流送電線の等価インダクタンスがほぼゼロに
なるように補償電圧を発生すると共に前記交流送電線に
電気的な振動が発生したときには振動現象を抑制するよ
うに補償電圧を発生する補償電圧発生手段とを具備した
ことを特徴とする電力供給システム。 - 【請求項4】 前記コンデンサは、その容量を段階的に
変化できるようにしたことを特徴とする請求項3記載の
電力供給システム。 - 【請求項5】 前記コンデンサは、前記交流送電線の複
数箇所に分割して配置したことを特徴とする請求項3ま
たは請求項4記載の電力供給システム。 - 【請求項6】 前記交流送電線に過電圧または過電流が
発生したときに前記コンデンサを短絡するバイパス回路
を設けたことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいず
れかに記載の電力供給システム。 - 【請求項7】 前記交流送電線に過電流が流れたときに
前記補償電圧発生手段を短絡するバイパス回路を設けた
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記
載の電力供給システム。 - 【請求項8】 交流送電線と、前記交流送電線に直列に
接続されたコンデンサと、前記コンデンサに並列に接続
され前記交流送電線の等価インダクタンスがほぼゼロに
なるように補償電流を発生する補償電流発生手段とを具
備したことを特徴とする電力供給システム。 - 【請求項9】 交流送電線と、前記交流送電線に直列に
接続されたコンデンサと、前記コンデンサに並列に接続
され前記交流送電線の等価インダクタンスがほぼゼロに
なるように補償電流を発生すると共に前記交流送電線に
電気的な振動が発生したときには振動現象を抑制するよ
うに補償電流を発生する補償電流発生手段とを具備した
ことを特徴とする電力供給システム。 - 【請求項10】 交流送電線と、前記交流送電線に直列
に接続された第1のコンデンサと、前記第1のコンデン
サに直列に接続された第2のコンデンサと、前記第2の
コンデンサに並列に接続され前記交流送電線の等価イン
ダクタンスがほぼゼロになるように補償電流を発生する
と共に前記交流送電線に電気的な振動が発生したときに
は振動現象を抑制するように補償電流を発生する補償電
流発生手段とを具備したことを特徴とする電力供給シス
テム。 - 【請求項11】 前記第1のコンデンサは、その容量を
段階的に変化できるようにしたことを特徴とする請求項
10記載の電力供給システム。 - 【請求項12】 前記第1のコンデンサは、前記送電線
の複数箇所に分割して配置したことを特徴とする請求項
10または請求項11記載の電力供給システム。 - 【請求項13】 前記送電線に過電圧または過電流が発
生したときに前記第1のコンデンサを短絡するバイパス
回路を設けたことを特徴とする請求項10乃至請求項1
2のいずれかに記載の電力供給システム。 - 【請求項14】 前記送電線に過電流が流れたときに前
記第2のコンデンサを短絡するバイパス回路を設けたこ
とを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれかに記
載の電力供給システム。
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Cited By (10)
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