JPH11317211A - 鉛蓄電池セル用セルトレ―アッセンブリ及びカバ―システム - Google Patents

鉛蓄電池セル用セルトレ―アッセンブリ及びカバ―システム

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JPH11317211A
JPH11317211A JP11032549A JP3254999A JPH11317211A JP H11317211 A JPH11317211 A JP H11317211A JP 11032549 A JP11032549 A JP 11032549A JP 3254999 A JP3254999 A JP 3254999A JP H11317211 A JPH11317211 A JP H11317211A
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key
cell
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E Lining Robert Jr
ロバート・イー・リニング,ジュニアー
W Stone Bradley
ブラッドリー・ダブリュー・ストーン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルトレーアッセンブリへの設置及び取り付
けを容易に行うことができると同時に、人間が鉛蓄電池
セル又はバッテリと誤って接触する可能性を最少にす
る、不導体製カバーシステムを提供する。 【解決手段】 各チャンネル支持開口部用の不導体製ス
タンドオフアッセンブリ80であって、キー98及び脚
部82を含み、キーは、ハンドル100及び本体104
を有し、脚部は、第1端及び第2端を有し、脚部の第1
端は、カバーを通って延びる表面及びカバーを支持する
ための表面を有し、脚部の第2端は、キーの本体を受け
入れて相互係止連結するための開口部94を有し、キー
のハンドルはチャンネル部材に配置されており且つキー
がチャンネル部材内で完全に回転しないようにし、スタ
ンドオフアッセンブリの各々は、カバーを、カバー支持
開口部を通して支持する、スタンドオフアッセンブリと
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛蓄電池セル及び
バッテリに関し、更に詳細には、このようなセル及びバ
ッテリを収容するためのセルトレーアッセンブリ及びカ
バーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】定置型バッテリーは、特に、浮動適用
(float applications)されるように、即ち停電時の待
機電力として設計されている。定置型バッテリーは、通
常は、一定の所定の電圧で浮動することにより、完全充
填状態に、即ちいつでも使用できる状態に維持される。
待機バッテリーは、通信の分野やユーティリティで待機
用に又は作動電力用に、商業的建物で緊急時点灯用に及
び無停電電力供給を行うために使用される。
【0003】無停電電源装置は、コンピューター及び通
信ネットワークをバックアップするシステムである。密
封型鉛蓄電池セル及び/又はバッテリーが電源を形成す
る。無停電電源により、停電中等で主電源が突然中断し
た場合でもコンピューターを整然と停止でき、通信ネッ
トワーク用のバックアップ電力を提供する。更に、無停
電電源装置は、短時間の又は断続的な電力喪失を吸収す
る。電力の中断が起こったとき、無停電電源システムの
バッテリーは迅速に放電できる。
【0004】大量の電力を必要とする産業の用途で使用
される定置型密封型鉛蓄電池セル及び/又はバッテリー
は、代表的には、所望の容量を持ち且つ電力必要条件を
満たすバッテリーを形成する互いに接続された数個乃至
多数の個々の密封型鉛蓄電池セルを含む。個々の密封型
鉛蓄電池セルは、直列に接続されていてもよいし、並列
に接続されていてもよいし、直列及び並列を適当に組み
合わせて所望の容量を持ち且つ電力必要条件を満たすバ
ッテリーを形成してもよい。外部接続は、代表的には、
夫々のセルの陰極ポストと陽極ポストとの間で行われ
る。
【0005】空間を考慮すると、これらの大容量のセル
は、空間的必要を最小にする試みにおいて、ラックやキ
ャビネット等に置く必要がある。更に、セル端子及び端
子連結部を含むセルの前面は、人間が誤って接触したり
短絡が起こらないように適切に覆われていなければなら
ない。ゾーン4用途(Zone 4 application)について、
即ち、大きな地震状態が生じる場所では、このような大
きな地震状態が生じた場合に、セルが適正に覆われてお
り且つラックに適切に固定されているようにする上で満
たさなければならない更に厳密な必要条件が課されるの
である。セルが適正に覆われていなければならないけれ
ども、これらのセルを日常的に監視し保守する必要があ
るという複雑な要因がある。従って、セルカバーを定期
的に取り外してセルにアクセスできなければならない。
【0006】これらの様々な必要条件を満たすため、現
在使用されているセルトレーカバーシステムは、確認で
きる限りにおいて、セルカバーをラック−トレーアッセ
ンブリに固定するための金属製ハードウェア又はプラス
チック製ばね作用支持体を含む。残念なことに、金属製
ハードウェア及びプラスチック製ばね作用支持体は両方
とも、大きな欠点がある。例えば、金属製ハードウェア
(即ち「ナット及びボルト」)は、設置及び取り外しに
多数の工具を必要とし、ターゲットが導電性であるた
め、必然的に電気ショックが大きくなる危険がある。更
に、金属製ハードウェアは、設置後に不導体によって絶
縁を行う必要がある。更に、ハードウェアの設置及び取
り外しは、工具(これもまた導電性である)が必要とさ
れるため、煩雑である。
【0007】カバーをセルトレーアッセンブリにクリッ
プ止めするのに役立つプラスチック製ばね作用支持体
は、金属製ハードウェアよりも或る程度改善されている
が、完全に効果的なものではない。代表的に使用されて
いるプラスチック製支持体は、大型のカバーを支持する
のに十分な強度及び剛性を提供しない。従って、プラス
チック製支持体では、セルカバーが垂れ下がり、場合に
よっては、セルトレーアッセンブリから外れて落下す
る。用途がわかっている限り、プラスチック製ばね支持
体は、使用時にラックを万能に支持する。従って、様々
な大きさのカバーについて様々な大きさのプラスチック
製ばね支持体が使用される。更に、プラスチック製ばね
支持体を使用するカバーもまた、設置又は取り外しが煩
雑である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、カバー支持体の設置中及び取り外し中にセル及
びバッテリと誤って接触する可能性を効果的に及び効率
的に小さくする待機用途用のセルトレーアッセンブリ及
びカバーシステムを提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、使用時の融通性を高
めるようにセルトレーアッセンブリに容易に取り付ける
ことができ且つセルトレーアッセンブリから取り外すこ
とができるカバー支持体を提供することである。
【0010】本発明の更に別の目的は、セル及びバッテ
リの様々な用途で使用できるカバーシステムを提供する
ことである。本発明の他の目的は、対費用効果に優れて
おり且つ容易に製造できるセルトレーアッセンブリ及び
カバーシステムを提供することである。
【0011】本発明の更に他の目的は、大きな地震が起
こる地域で使用するための必要条件を満たす、特にUB
Cゾーン4用途用のシステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの及び他
の目的及び利点は、添付図面を参照して以下の説明を読
むことによって明らかになるであろう。本発明は、特定
の用途の必要条件を満たす任意のバッテリ又はセルで使
用できるが、本明細書中では、密封式鉛蓄電池セル
(「VRLA」セル、即ちバルブ調節式鉛蓄電池)と関
連して説明する。
【0013】本発明によれば、特定の用途で必要な多数
の様々な大きさのセルを収容するように形成されたセル
トレーアッセンブリ及びカバーシステムが提供される。
カバー及びカバー支持体を使用することによって、地震
条件についての必要条件を含む様々な必要条件を満たす
ことができるということがわかっている。これは、所望
のセルトレーとの組み立て時に得られ、作動応力に疲労
なしに耐えるのに十分に強化される。更に、適当なセル
トレーカバーシステムは、セル及びバッテリと誤って接
触しないようにするため、不導体から形成できるという
ことがわかっている。
【0014】このようにして、特定の用途についての使
用必要条件を満たすのに必要とされるセルトレーアッセ
ンブリに容易に取り付けることができ且つ取り外すこと
ができる対費用効果に優れたセルトレーカバーシステム
が提供される。
【0015】本発明によれば、セルトレーアッセンブリ
及びカバーシステムにおいて、第1及び第2の支持面を
持ち、開放端を持つセル受け入れ領域を画成する少なく
とも一つのバッテリトレーアッセンブリと、陽極端子及
び陰極端子を各々有し、これらの端子が上記開放端と隣
接するように上記セル受け入れ領域内に位置決めされる
複数の鉛蓄電池セルと、上記第1及び第2の支持面に取
り付けられた第1及び第2のチャンネル部材であって、
少なくとも一つのチャンネル支持開口部が少なくとも上
記第1チャンネル部材に配置された、第1及び第2のチ
ャンネル部材と、各チャンネル支持開口部と対応し且つ
整合する支持開口部を持つカバーと、各チャンネル支持
開口部用の不導体製スタンドオフアッセンブリであっ
て、これらのスタンドオフアッセンブリの各々は、キー
及び脚部を含み、上記キーは、ハンドル及び本体を有
し、上記脚部は、第1端及び第2端を有し、上記脚部の
上記第1端は、上記カバーを通って延びる表面及び上記
カバーを支持するための表面を有し、上記脚部の上記第
2端は、上記キーの上記本体を受け入れて相互係止連結
するための開口部を有し、上記キーの上記ハンドルはチ
ャンネル部材に配置されており且つ上記キーが上記チャ
ンネル部材内で完全に回転しないようにし、上記スタン
ドオフアッセンブリの各々は、上記カバーを、上記カバ
ー支持開口部を通して支持する、スタンドオフアッセン
ブリとを有することを特徴とする、セルトレーアッセン
ブリ及びカバーシステムが提供される。
【0016】上記第2チャンネル部材は、少なくとも一
つのチャンネル支持開口部を有してもよい。上記脚部の
上記第1端は、ヘッド及びネックを更に含み、上記ヘッ
ドは、上記カバーを通って延びる上記表面を構成し、上
記ネックは、上記カバーを支持するための上記表面を構
成してもよい。
【0017】上記脚部は、ヘッド及び本体を更に有し、
上記ヘッドは、上記カバーを通って延びる上記表面を構
成し、上記本体は、上記カバーを支持するための上記表
面を構成してもよい。
【0018】上記キーと上記脚部との間の上記相互係止
連結は螺合であってもよい。上記キーの上記本体は、各
スタンドオフアッセンブリの取り付け中に上記チャンネ
ル支持開口部と係合するための肩部を更に有してもよ
い。
【0019】上記チャンネル部材の各々は、上記キーと
接触し、上記キーが完全に回転しないようにするための
内面を有してもよい。上記カバーは底縁部を有し、各カ
バー支持開口部は、上記第2チャンネル支持開口部の各
々と対応し且つこれと整合し、上記底縁部まで延びるノ
ッチを有してもよい。
【0020】上記カバーは、上記セル端子と対応し且つ
これらの端子と整合する端子開口部を有してもよい。上
記脚部には、長さ方向に延びる複数の補剛リブが設けら
れていてもよい。
【0021】上記不導体は、紫外線添加剤を含むポリ塩
化ビニルであってもよい。更に、本発明によれば、カバ
ーシステムをセルトレーアッセンブリに設置するための
方法において、第1及び第2の支持面を持ち、開放端を
有するセル受け入れ領域を画成する少なくとも一つのバ
ッテリトレーアッセンブリを提供する工程と、陽極端子
及び陰極端子を各々有する複数の鉛蓄電池セルを提供す
る工程と、上記端子が上記開放端と隣接するように上記
セルを上記セル受け入れ領域に入れる工程と、第1及び
第2のチャンネル部材を上記第1及び第2の支持面に取
り付ける工程と、少なくとも一つのチャンネル支持開口
部を少なくとも上記第1チャンネル部材に配置する工程
と、各チャンネル支持開口部と対応し且つ整合する支持
開口部をカバーに設ける工程と、各チャンネル支持開口
部用の不導体製スタンドオフアッセンブリを提供する工
程であって、上記スタンドオフアッセンブリの各々は、
キー及び脚部を含み、上記キーは、ハンドル及び本体を
有し、上記脚部は、第1端及び第2端を有し、上記脚部
の上記第1端は、上記カバーを通って延びる表面及び上
記カバーを支持するための表面を有し、上記脚部の上記
第2端は、上記キーの上記本体を受け入れて相互係止連
結するための開口部を有する、スタンドオフアッセンブ
リを提供する工程と、上記キーの各々をチャンネル内に
配置し、上記キー本体を上記チャンネル支持開口部に挿
入する工程と、各脚部の開口部を夫々のキー本体の各々
に位置決めする工程と、上記キーのヘッドが上記チャン
ネルと接触し、もはや上記脚部とともに回転しない位置
まで、夫々のキーの各々が回転されるように上記脚部の
各々を回転する工程と、脚部及びキーが固定されるまで
上記脚部の各々を回転し続ける工程と、上記カバーを、
各カバー支持開口部を通して各スタンドオフアッセンブ
リに配置する工程と、カバー開口部を各スタンドオフ支
持面と接触させる工程とを有することを特徴とする、方
法が提供される。
【0022】上記第2チャンネル部材は、少なくとも一
つのチャンネル支持開口部を有してもよい。上記脚部の
上記第1端は、ヘッド及びネックを更に含み、上記ネッ
クは、上記カバーを支持するための上記表面を構成して
もよい。
【0023】上記脚部は、ヘッド及び本体を更に有し、
上記ヘッドは、上記カバーを通って延びる上記表面を構
成し、上記本体は、上記カバーを支持するための上記表
面を構成してもよい。
【0024】上記キーと上記脚部との間の上記相互係止
連結は螺合であってもよい。上記キーの上記本体は、各
スタンドオフアッセンブリの取り付け中に上記チャンネ
ル支持開口部と係合するための肩部を更に有してもよ
い。
【0025】上記チャンネル部材の各々は、上記キーと
接触し、上記キーが完全に回転しないようにするための
内面を有してもよい。上記カバーは底縁部を有し、各カ
バー支持開口部は、上記第2チャンネル支持開口部の各
々と対応し且つこれと整合し、上記底縁部まで延びるノ
ッチを有してもよい。
【0026】上記カバーは、上記セル端子と対応し且つ
これらの端子と整合する端子開口部を有してもよい。上
記脚部には、長さ方向に延びる複数の補剛リブが設けら
れていてもよい。
【0027】上記不導体は、紫外線添加剤を含むポリ塩
化ビニルであってもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の構造には様々な変更及び
変形を施すことができるが、その特定の例示の実施形態
を添付図面に示し、以下に詳細に説明する。しかしなが
ら、本発明を開示の特定の形体に限定しようとする意図
はなく、むしろ、本発明は、本発明の精神及び範囲内の
全ての変更、変更及び等価物を含もうとするものである
ということは理解されるべきである。
【0029】使用されたセルトレーアッセンブリの構造
それ自体は、本発明の一部を形成しない。というよりは
むしろ、本発明は、新規なカバーシステム及びこのよう
な新規なカバーシステムと任意の適合するセルトレーア
ッセンブリとの組み合わせに関する。セル又はバッテリ
用の多くの適当なトレーが周知であり、使用されてい
る。図1及び図2に示すセルトレーは、本明細書中で説
明する新規なカバーシステムとの組み合わせで有用であ
ることがわかっている一つの周知のセルトレーを示す。
更に、本明細書は、特定の用途の必要条件を満たす任意
の密封型鉛蓄電池又はセルで使用できるが、本明細書中
では、密封型鉛蓄電池セルと関連して説明を行う。
【0030】図1は、従来のセルトレーアッセンブリ1
0の一実施形態を示し、この実施形態では、セル50が
位置決めされるセル受け入れレセプタクルを持つセルト
レー20を有する。セル50は、図示していない任意の
適当な手段によって、セル受け入れレセプタクル内に保
持されている。保持手段の一例は、周知のように、鋼製
アングル又はバーである。使用された任意のこのような
構造を、セルがレセプタクル内で動かないようにするた
め、レセプタクルの大きさを定めることと組み合わせる
ことができる。更に詳細には、特定の用途で必要なセル
50の大きさに合わせてセル隔壁70を位置決めでき
る。溶接、リベット止め、ボルト止め等の任意の所望の
手段で鋼製チャンネル30をセルトレーに取り付ける。
チャンネル30は、セルトレーアッセンブリ10に適当
な剛性を提供する。
【0031】本発明のカバーシステム106及びセルト
レーアッセンブリ10を図1及び図2に示す。本発明の
主要な特徴は、セルトレーアッセンブリ10への取り付
け及びこのアッセンブリからの取り外しを容易に行うこ
とができると同時に、鉛蓄電池セル50、セル端子6
0、又はセルコネクタに人間が誤って接触する可能性を
小さくするカバーシステム106を提供することであ
る。本発明は、工具、即ち導電性が非常に低い工具を設
置及び取り外しに使用することを必要としない、しっか
りとした非導電性カバーシステム106を提供すること
によって、従来の欠点を解決する。更に、本カバーシス
テム106は、その完全に取り付けられた位置におい
て、人間がセルと接触しないように保護する機能を犠牲
にすることなく、鉛蓄電池セル50の観察及び保守(即
ち電圧を読むこと)を行うことができる。更に、カバー
システム106は、カバー支持体の調節や取り外しを行
わずにカバーを取り外すことができる。
【0032】図1及び図2に示すように、カバーシステ
ム106は、カバー110及びスタンドオフアッセンブ
リ80の形態のカバー支持体を含む。各スタンドオフア
ッセンブリ80はセルトレーアッセンブリ10のチャン
ネル30に取り付けられており、セルトレーカバー11
0用の支持体として役立つ。カバー110は、上側支持
開口部120及び下側支持開口部130を有し、各開口
部は、夫々のスタンドオフアッセンブリ80と対応す
る。好ましい実施形態では、上側支持開口部120の各
々は、スタンドオフアッセンブリ80を受け入れるのに
十分な直径の穴からなる。
【0033】下側支持開口部130は、好ましくは、カ
バー110の底縁部まで延びるノッチからなる。同様
に、下側支持開口部130の各々の幅は、スタンドオフ
アッセンブリ80を受け入れるのに十分でなければなら
ない。下側支持開口部130は、セルトレーアッセンブ
リ10へのカバー110の取り付け中にカバー110を
スタンドオフアッセンブリ80に関して横方向及び垂直
方向に整合させるのを容易にするように設計されてい
る。更に、支持開口部120、130により、スタンド
オフアッセンブリ80の調節や取り外しを必要とせずに
カバー110の取り外しを容易に行うことができる。支
持開口部120、130をこれらの開口部の好ましい実
施形態について説明したが、多くの形体を使用できると
いうことは理解されよう。例えば、下側支持開口部13
0は、ノッチでなく、上側支持開口部120と同様の穴
からなってもよい。支持開口部120、130の寸法
は、必然的に、スタンドオフアッセンブリの形体に従っ
て変化する。理想的には、支持開口部は、カバーを取り
付けるのに適当な許容差を提供しつつ、カバー110を
スタンドオフアッセンブリ80に容易に配置できる大き
さを備えている。更に、カバーの開口部120、130
間の寸法は、スタンドオフアッセンブリ80の配向に従
って変化する。
【0034】カバー110には、夫々のセル端子60と
各々対応する端子開口部140が更に設けられていても
よい。理想的には、端子開口部140は、機器の小さな
プローブを対応する端子60に通すことができると同時
に、人間がセル50又はその構成要素と接触しないよう
にする大きさを備えている。これにより、カバー110
を取り外すことなく、個々のセル50の電圧を計測でき
る。更に、カバー110は、好ましくは、カバー110
がセルトレーアッセンブリ10に取り付けられた状態で
バッテリ前面、端子60、及びセル50の端子コネクタ
を観察できるように、透明な又は半透明の不導体でつく
られている。このような透明な不導体の一つの例示の例
は、紫外線添加剤を含むポリ塩化ビニルであるが、これ
以外の多くの材料及びこれらの材料の組み合わせが存在
し、使用できるということは理解されよう。カバーは、
周知のように、切断された及び/又は形成されたプラス
チックシートとして製造される。更に、補剛リブを追加
してカバーの剛性を高めることができる。
【0035】図3に示すように、各スタンドオフアッセ
ンブリ80は、脚部82と、セルトレー10のチャンネ
ル30にチャンネル開口部32を通して取り付けること
ができるキー98とを含む。図7、図8、及び図9はキ
ー98を示し、このキーは、ハンドル100、肩部10
2、及び本体104を含む。脚部82は細長く、図3乃
至図6で最もよくわかるように、ヘッド86、ネック8
8、本体85、及びテイル92を含む。脚部のヘッド8
6は、好ましくは円板状であり、セルトレーアッセンブ
リ10へのカバーの取り付け中、カバーの支持開口部1
20、130に脚部のヘッド86を通すことができる寸
法を有する。脚部のネック88は脚部のヘッド86を本
体85に連結し、必然的に、脚部のヘッド86よりも外
径が小さい。
【0036】脚部の本体85には、長さ方向に延びる多
数の補剛リブ84が設けられている。例示の実施形態で
は、等間隔に間隔が隔てられた四つの補剛リブ84が本
体85の周囲に設けられており、かくして、図4に示す
「+」形体を形成する。更に、剛性及び強度を追加する
ため、追加の補剛リブ90を脚部のテイル92の近くで
補剛リブ84の間に設けることができる。これらのリブ
84、90は、脚部の材料費を最少に抑えながら脚部に
強度を提供する。任意の数のリブを使用でき、リブの長
さ、幅、及び高さは所望に従って変化させることができ
るということは理解されよう。
【0037】脚部のテイル92は円板状であり、キーの
本体104を受け入れるように形成された横方向開口部
94を備えている。脚部の開口部94及びキーの本体1
04により連結が行われる。これらは、スタンドオフア
ッセンブリ80をセルトレーアッセンブリ10に取り付
けるために相互係止する。相互係止連結部には任意の数
の相補的形体が含まれるが、好ましくは、相互係止連結
部は、脚部のテイル92のねじ山を備えた開口部94及
び相補的なねじ山を備えたキー本体104を含む。
【0038】図10乃至図13は、セルトレーアッセン
ブリ10のチャンネル30へのスタンドオフアッセンブ
リ80の設置を示す。先ず最初に、キー98をチャンネ
ル30に挿入し、キーの肩部102がチャンネル開口部
32に載った状態でキーの本体104がチャンネル開口
部32を通って突出するように位置決めする。キーの肩
部102は、チャンネル開口部32内に嵌まり且つキー
102を正確に位置決めするように寸法決めされてい
る。更に、肩部102は、スタンドオフアッセンブリ8
0及びこれに取り付けられたカバー110が発生した応
力を加え、キー本体104のねじ山が損傷しないように
する。このような損傷が起こると、脚部82とキー98
との間の螺合及び/又は螺合解除を行うのが困難にな
る。実際には、キー98をチャンネル開口部32に挿入
するには、チャンネル30の内側にアクセスする必要が
ある。例示の実施形態は、チャンネルの長さ方向端部と
隣接して、又はチャンネルの水平面と向き合って形成さ
れた開口部を通してチャンネルにアクセスできる。しか
しながら、実際には、チャンネルへのアクセスは、例え
ば、チャンネルの端部が別のトレーアッセンブリからの
チャンネルと隣接している場合、チャンネルの水平面と
向き合って形成された開口部に限定されている。別の態
様では、チャンネル30の長さに沿って設けられた開口
部を通してアクセスできる。
【0039】キーを所定位置に置いた後、脚部の開口部
94がキーの本体104と整合するように脚部82を位
置決めする。図12に示すように脚部82を時計廻り方
向に廻すことによって、キーのねじ山を備えた本体10
4を脚部のねじ山を備えたボア94と係合する。先ず最
初に、脚部82及びキー98の両方を廻す。しかしなが
ら、キーのハンドル100は、掴み易くするため、更に
重要には、チャンネル34の内側水平面と係合し、キー
98が一回転しないように細長くなっている。チャンネ
ル34の内側水平面によってキー98が所定位置に保持
された状態で、脚部82及びキー98が最終的にチャン
ネル30に固定されるまで、脚部82を廻し続ける。脚
部のテイル92は、チャンネルの外側面と面一係合し、
スタンドオフアッセンブリ80とチャンネル30との間
をしっかりと固定するための大きな表面を有する。本ス
タンドオフアッセンブリ80は、任意の用途で使用する
上で十分な強度及び剛性を有し、かくして、大きさ及び
設計を様々に変える必要がない。本発明の別の特徴は、
工具を全く使用せずにスタンドオフアッセンブリ80を
完全に設置できるように脚部82及びキー98が設計さ
れているということである。更に、脚部82及びキー9
8がひとたび螺合を開始すると、設置を片手で行うこと
ができる。
【0040】更に、任意の所与の用途について、チャン
ネル30に沿ったスタンドオフアッセンブリ80の数及
び配向を所望の通りに変えることができるということは
理解されよう。更に、本カバーシステム106は、一つ
のスタンドオフアッセンブリ80を使用するだけでカバ
ー110を支持できる。例えば、上支持チャンネル30
の長さ方向中央に位置決めされた一つのスタンドオフア
ッセンブリ80が、対応する上側支持開口部120でカ
バー110をしっかりと支持する。この目的のため、多
数のスタンドオフアッセンブリ80を使用する場合、及
び何等かの理由でスタンドオフアッセンブリ80が壊れ
た場合、又はカバー支持穴120、130がスタンドオ
フアッセンブリ80に適当に位置決めされていない場
合、一つのスタンドオフアッセンブリ80がカバー11
0の重量を支持する強度を有する。
【0041】スタンドオフアッセンブリ80の設置を完
了した後、カバー110を取り付けることができる。上
文中に説明したように、カバー110は、カバー支持穴
120、130の各々をスタンドオフアッセンブリ80
と夫々整合させることによって取り付けられる。これ
は、先ず最初にカバー110の下側開口部130を対応
するスタンドオフアッセンブリ80と整合させることに
よって行われる。次いで、下側支持開口部130を、こ
れらのスタンドオフアッセンブリ80の脚部のネック8
8と接触させることによって、カバー110をこの位置
に一時的に置くことができる。この時点で、支持穴12
0、130と夫々のスタンドオフアッセンブリ80との
横方向整合がなされている。カバー110の取り付けを
完了するためには、カバー110を僅かに持ち上げて上
側支持開口部120を夫々のスタンドオフアッセンブリ
80と適正に整合させるだけでよい。次いで、脚部のヘ
ッド86がカバー支持開口部120、130を通って突
出するようにカバー110を位置する。次いで、カバー
110を所定位置に下ろすことによって各カバー支持開
口部120、130の頂部を対応する脚部のネック88
に載せる。脚部のネック88は、カバー110をその取
り付け位置で支持し、この際、脚部のヘッド86及び脚
部の本体85により、カバー110が脚部82の長さに
沿って移動しないようにする。カバー110は、カバー
支持開口部120、130が脚部ヘッド86上で摺動す
る位置までカバー110を持ち上げるだけで外れる。脚
部ヘッド86の大きさの脚部ネック88の大きさに対す
る比は変化する。この変化により、カバー支持開口部1
20、130をスタンドオフアッセンブリ80から外す
のに必要な距離に影響が及ぼされる。
【0042】本カバーシステムは、水平セルトレーアッ
センブリでも使用できる。換言すると、各セル50の前
面がセルトレー20の頂部で露呈されたセルトレーアッ
センブリ10でも使用できる。この形体では、スタンド
オフアッセンブリ80は、セルトレーアッセンブリ10
の頂部から垂直方向に延びており、カバー110は水平
な位置で設置される。上文中に説明した実施形態と同様
に、脚部の本体85及び脚部のヘッド86は、カバー1
10がその取り付け位置にある場合にカバー110が夫
々の脚部82の長さに沿って移動しないような寸法にな
っている。
【0043】スタンドオフアッセンブリ80は容易に分
解できる。スタンドオフアッセンブリ80は、工具を使
用せずにチャンネル30から取り外すことができる。図
14及び図15に示すように、スタンドオフアッセンブ
リ80は、脚部82を反時計廻り方向に廻すだけでシャ
フト30から取り外すことができる。先ず最初に、キー
のハンドル100がチャンネル34の内側上面に再び押
し付けられるまで脚部82でキー98を廻す。脚部82
を廻し続けると、キーのねじ山を備えた本体104及び
脚部のねじ山を備えたボア94の螺合が外れ、スタンド
オフアッセンブリ80の取り外しが完了する。全取り外
しプロセスを片手で行うことができるということは理解
されよう。更に、本発明のスタンドオフアッセンブリ8
0の寸法は、特定の用途の必要条件及び材料の選択に基
づいて所望の通りに変化させることができるということ
は理解されよう。
【0044】スタンドオフアッセンブリ80は、例え
ば、任意のプラスチック又は他の不導体を射出成形する
ことにより容易に製造でき、高い地震状態を満たすのに
使用されるセルトレーで使用された場合に十分な構造的
剛性及び支持を提供し、特定の用途の他の構造的必要条
件を提供する。例示の例として、使用できる適当なプラ
スチック材料には、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、等が含まれ
る。任意の所望の充填材を使用することによって強度を
高めることができる。充填材の多くは周知である。一例
として、ガラスストランドを約30乃至40容量%含む
のが望ましいということがわかっている。プラスチック
以外の不導体材料に関し、例示の例にはガラスファイバ
等が含まれる。
【0045】かくして、本発明は、様々な定置型電力用
途について有利に使用できるカバーシステム−セルトレ
ーアッセンブリを提供するということがわかる。商業的
な大きさの密封型鉛蓄電池セルの全ての大きさについ
て、一つの形体のカバーシステムだけで大きな融通性を
得ることができる。本システムが提供する強度、保護、
可撓性は特に望ましく、実際上全ての定置型セル又はバ
ッテリの用途で使用できる。更に、本発明は、望ましく
は、VRLAセルで使用されるけれども、本発明は、幾
つかの定置型バッテリの用途で使用された従来の鉛蓄電
池セル並びに鉛と酸以外の電気化学システムを使用する
バッテリに等しく適用できるということは理解されるべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーがスタンドオフアッセンブリから引き離
してある、セルトレーアッセンブリ及び本発明のカバー
システムの斜視図である。
【図2】カバーがスタンドオフアッセンブリに取り付け
てある、図1に示すセルトレーアッセンブリ及びカバー
システムの斜視図である。
【図3】脚部及びキーの夫々の形体を示すためにアッセ
ンブリの脚部及びキーが分解してあるスタンドオフアッ
センブリの斜視図である。
【図4】スタンドオフアッセンブリの脚部の正面図であ
る。
【図5】スタンドオフアッセンブリの脚部の側面図であ
る。
【図6】スタンドオフアッセンブリの脚部の後面図であ
る。
【図7】スタンドオフアッセンブリのキーの正面図であ
る。
【図8】スタンドオフアッセンブリのキーの側面図であ
る。
【図9】スタンドオフアッセンブリのキーの後面図であ
る。
【図10】設置前の夫々の構成要素を示す、スタンドオ
フアッセンブリの斜視図及びセルトレーの部分切断図で
ある。
【図11】組み立て位置に設置したキーを示す、スタン
ドオフアッセンブリの斜視図及びセルトレーアッセンブ
リの部分切断図である。
【図12】脚部をその組み立て位置に設置する際に回転
したときのキーの相対的初期位置を示す、スタンドオフ
アッセンブリの斜視図及びセルトレーアッセンブリの部
分切断図である。
【図13】スタンドオフアッセンブリの組み立て位置を
示す、スタンドオフアッセンブリの斜視図及びセルトレ
ーアッセンブリの部分切断図である。
【図14】脚部をその組み立て位置から取り外す際に回
転したときのキーの相対的初期位置を示す、スタンドオ
フアッセンブリの斜視図及びセルトレーアッセンブリの
部分切断図である。
【図15】脚部をその組み立て位置から取り外した後の
夫々の構成要素を示す、スタンドオフアッセンブリの斜
視図及びセルトレーアッセンブリの部分切断図である。
【符号の説明】
10 セルトレーアッセンブリ 20 セルトレー 30 チャンネル 50 セル 60 セル端子 70 セル隔壁 80 スタンドオフアッセンブリ 106 カバーシ
ステム 110 カバー 120 上側支持
開口部 130 下側支持開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598007894 1110 Centre Pointe Cu rve,Mendota Height s,Minnesota 55118,Uni ted States of Ameri ca (72)発明者 ブラッドリー・ダブリュー・ストーン アメリカ合衆国イリノイ州60450,モーリ ス,パック・コート 124

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルトレーアッセンブリ及びカバーシス
    テムにおいて、 第1及び第2の支持面を持ち、開放端を持つセル受け入
    れ領域を画成する少なくとも一つのバッテリトレーアッ
    センブリと、 陽極端子及び陰極端子を各々有し、これらの端子が前記
    開放端と隣接するように前記セル受け入れ領域内に位置
    決めされる複数の鉛蓄電池セルと、 前記第1及び第2の支持面に取り付けられた第1及び第
    2のチャンネル部材であって、少なくとも一つのチャン
    ネル支持開口部が少なくとも前記第1チャンネル部材に
    配置された、第1及び第2のチャンネル部材と、 各チャンネル支持開口部と対応し且つ整合する支持開口
    部を持つカバーと、 各チャンネル支持開口部用の不導体製スタンドオフアッ
    センブリであって、これらのスタンドオフアッセンブリ
    の各々は、キー及び脚部を含み、前記キーは、ハンドル
    及び本体を有し、前記脚部は、第1端及び第2端を有
    し、前記脚部の前記第1端は、前記カバーを通って延び
    る表面及び前記カバーを支持するための表面を有し、前
    記脚部の前記第2端は、前記キーの前記本体を受け入れ
    て相互係止連結するための開口部を有し、前記キーの前
    記ハンドルはチャンネル部材に配置されており且つ前記
    キーが前記チャンネル部材内で完全に回転しないように
    し、前記スタンドオフアッセンブリの各々は、前記カバ
    ーを、前記カバー支持開口部を通して支持する、スタン
    ドオフアッセンブリとを有することを特徴とする、セル
    トレーアッセンブリ及びカバーシステム。
  2. 【請求項2】 前記第2チャンネル部材は、少なくとも
    一つのチャンネル支持開口部を有する、請求項1に記載
    のセルトレーアッセンブリ及びカバーシステム。
  3. 【請求項3】 前記脚部の前記第1端は、ヘッド及びネ
    ックを更に含み、前記ヘッドは、前記カバーを通って延
    びる前記表面を構成し、前記ネックは、前記カバーを支
    持するための前記表面を構成する、請求項2に記載のセ
    ルトレーアッセンブリ及びカバーシステム。
  4. 【請求項4】 前記脚部は、ヘッド及び本体を更に有
    し、前記ヘッドは、前記カバーを通って延びる前記表面
    を構成し、前記本体は、前記カバーを支持するための前
    記表面を構成する、請求項2に記載のセルトレーアッセ
    ンブリ及びカバーシステム。
  5. 【請求項5】 前記キーと前記脚部との間の前記相互係
    止連結は螺合である、請求項3に記載のセルトレーアッ
    センブリ及びカバーシステム。
  6. 【請求項6】 前記キーの前記本体は、各スタンドオフ
    アッセンブリの取り付け中に前記チャンネル支持開口部
    と係合するための肩部を更に有する、請求項5に記載の
    セルトレーアッセンブリ及びカバーシステム。
  7. 【請求項7】 前記チャンネル部材の各々は、前記キー
    と接触し、前記キーが完全に回転しないようにするため
    の内面を有する、請求項6に記載のセルトレーアッセン
    ブリ及びカバーシステム。
  8. 【請求項8】 前記カバーは底縁部を有し、各カバー支
    持開口部は、前記第2チャンネル支持開口部の各々と対
    応し且つこれと整合し、前記底縁部まで延びるノッチを
    有する、請求項7に記載のセルトレーアッセンブリ及び
    カバーシステム。
  9. 【請求項9】 前記カバーは、前記セル端子と対応し且
    つこれらの端子と整合する端子開口部を有する、請求項
    1に記載のセルトレーアッセンブリ及びカバーシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記脚部には、長さ方向に延びる複数
    の補剛リブが設けられている、請求項1に記載のセルト
    レーアッセンブリ及びカバーシステム。
  11. 【請求項11】 前記不導体は、紫外線添加剤を含むポ
    リ塩化ビニルである、請求項1に記載のセルトレーアッ
    センブリ及びカバーシステム。
  12. 【請求項12】 カバーシステムをセルトレーアッセン
    ブリに設置するための方法において、 第1及び第2の支持面を持ち、開放端を有するセル受け
    入れ領域を画成する少なくとも一つのバッテリトレーア
    ッセンブリを提供する工程と、 陽極端子及び陰極端子を各々有する複数の鉛蓄電池セル
    を提供する工程と、 前記端子が前記開放端と隣接するように前記セルを前記
    セル受け入れ領域に入れる工程と、 第1及び第2のチャンネル部材を前記第1及び第2の支
    持面に取り付ける工程と、 少なくとも一つのチャンネル支持開口部を少なくとも前
    記第1チャンネル部材に配置する工程と、 各チャンネル支持開口部と対応し且つ整合する支持開口
    部をカバーに設ける工程と、 各チャンネル支持開口部用の不導体製スタンドオフアッ
    センブリを提供する工程であって、前記スタンドオフア
    ッセンブリの各々は、キー及び脚部を含み、前記キー
    は、ハンドル及び本体を有し、前記脚部は、第1端及び
    第2端を有し、前記脚部の前記第1端は、前記カバーを
    通って延びる表面及び前記カバーを支持するための表面
    を有し、前記脚部の前記第2端は、前記キーの前記本体
    を受け入れて相互係止連結するための開口部を有する、
    スタンドオフアッセンブリを提供する工程と、 前記キーの各々をチャンネル内に配置し、前記キー本体
    を前記チャンネル支持開口部に挿入する工程と、 各脚部の開口部を夫々のキー本体の各々に位置決めする
    工程と、 前記キーのヘッドが前記チャンネルと接触し、もはや前
    記脚部とともに回転しない位置まで、夫々のキーの各々
    が回転されるように前記脚部の各々を回転する工程と、 脚部及びキーが固定されるまで前記脚部の各々を回転し
    続ける工程と、 前記カバーを、各カバー支持開口部を通して各スタンド
    オフアッセンブリに配置する工程と、 カバー開口部を各スタンドオフ支持面と接触させる工程
    とを有することを特徴とする、方法。
  13. 【請求項13】 前記第2チャンネル部材は、少なくと
    も一つのチャンネル支持開口部を有する、請求項12に
    記載のセルトレーアッセンブリ及びカバーシステム。
  14. 【請求項14】 前記脚部の前記第1端は、ヘッド及び
    ネックを更に含み、前記ネックは、前記カバーを支持す
    るための前記表面を構成する、請求項13に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記脚部は、ヘッド及び本体を更に有
    し、前記ヘッドは、前記カバーを通って延びる前記表面
    を構成し、前記本体は、前記カバーを支持するための前
    記表面を構成する、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記キーと前記脚部との間の前記相互
    係止連結は螺合である、請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記キーの前記本体は、各スタンドオ
    フアッセンブリの取り付け中に前記チャンネル支持開口
    部と係合するための肩部を更に有する、請求項16に記
    載の方法。
  18. 【請求項18】 前記チャンネル部材の各々は、前記キ
    ーと接触し、前記キーが完全に回転しないようにするた
    めの内面を有する、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記カバーは底縁部を有し、各カバー
    支持開口部は、前記第2チャンネル支持開口部の各々と
    対応し且つこれと整合し、前記底縁部まで延びるノッチ
    を有する、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記カバーは、前記セル端子と対応し
    且つこれらの端子と整合する端子開口部を有する、請求
    項12に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記脚部には、長さ方向に延びる複数
    の補剛リブが設けられている、請求項12に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記不導体は、紫外線添加剤を含むポ
    リ塩化ビニルである、請求項12に記載の方法。
JP11032549A 1998-02-13 1999-02-10 鉛蓄電池セル用セルトレ―アッセンブリ及びカバ―システム Pending JPH11317211A (ja)

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