JPH11316721A - ファイル送受信方法及びシステム及びファイル送受信プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザのファイル取得に要する時間を短縮
し、かつ、システム提供者のサーバ負荷を低下させるこ
とが可能な端末へのファイル送受信方法及びシステム及
び端末へのファイル送受信プログラムを格納した記憶媒
体を提供する。 【解決手段】 本発明は、予めサーバ側に、端末に対し
てダウンロードするファイルと、該ファイルをダウンロ
ードするための情報であるダウンロードファイルリスト
を格納しておき、端末からサーバに対してダウンロード
ファイルリストの取得要求が発行された場合に、該ダウ
ンロードファイルリスト毎または、該ダウンロードファ
イルリストに記載されているファイル毎に、異なったダ
ウンロード契機を設定して、該端末に送信し、端末にお
いて、ダウンロードファイルリストと前回取得したダウ
ンロードファイルリストの内容を比較して、該内容が更
新されている場合に、予め設定されているダウンロード
契機に基づいて、サーバにファイルの要求を行い、サー
バから取得したファイルをダウンロードして記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル送受信方
法及びシステム及びファイル送受信プログラムを格納し
た記憶媒体に係り、特に、ネットワークを介して端末に
ファイルを送信するためのファイル送受信方法及びシス
テム及びファイル送受信プログラムを格納した記憶媒体
に関する。

【０００２】

【従来の技術】図１０は、従来のユーザの端末側におけ
るファイル送受信方法の動作を示すフローチャートであ
る。ユーザがサービスを開始するためにセンタに接続し
（ステップ１０）、初期処理として、認証・アップロー
ドが完了すると（ステップ１１）、センタのサーバから
初期ダウンロードファイルリストがダウンロードされる
（ステップ１２）。初期ダウンロードファイルリストに
は、ユーザの端末にインストールされていなければなら
ないファイルの情報が記述されている。

【０００３】端末には端末内初期ダウンロードファイル
リストが保持されている。端末内初期ダウンロードファ
イルリストには、既に端末にインストールされているフ
ァイルの情報が記述されている。サーバから取得した初
期ダウンロードファイルリストと端末内初期ダウンロー
ドファイルリストを比較することにより（ステップ１
３）、サーバに新しく登録されたファイルを割り出し
（ステップ１４）、当該ファイルをサーバより取得して
（ステップ１５）、当該ファイルをダウンロードし、端
末内ダウンロードファイルリストを更新する（ステップ
１６）。このとき、必要情報を表示する（ステップ１
７）。

【０００４】ダウンロードすべきファイルを全てダウン
ロードした後、それらをインストールためのインストー
ラを起動する（ステップ１８）。ダウンロードしたファ
イルがインストーラによって端末に全てインストールさ
れると、サービスが開始される（ステップ１９）。上記
の一連の処理は、端末にインストールされているダウン
ローダによって行われる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、ユーザにとっては、サービスに必要
となる可能性があるすべてのファイルをセンタ接続直後
にサーバから取得しているため、サービスを開始するま
でに長い待ち時間が存在するという問題がある。また、
システム提供者にとっては、多数のユーザが集中して接
続してきたときに、各ユーザに対してその都度ファイル
を送信していたため、サーバの負荷が大きくなるときが
あるという問題がある。

【０００６】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ユーザのファイル取得に要する時間を短縮し、か
つ、システム提供者のサーバ負荷を低下させることが可
能なファイル送受信方法及びシステム及びファイル送受
信プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的
とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】図１は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明（請求項１）は、通信
ネットワークを介してサーバから端末へファイルを提供
するためのファイル送受信方法において、予めサーバ側
に、端末に対してダウンロードするファイルと、該ファ
イルをダウンロードするための情報であるダウンロード
ファイルリストを格納しておき（ステップ１）、端末か
らサーバに対してダウンロードファイルリストの取得要
求が発行された場合に（ステップ２）、該ダウンロード
ファイルリスト毎または、該ダウンロードファイルリス
トに記載されているファイル毎に、異なったダウンロー
ド契機を設定して（ステップ３）、該端末に送信し（ス
テップ４）、端末において、ダウンロードファイルリス
トと前回取得したダウンロードファイルリストの内容を
比較して（ステップ５）、該内容が更新されている場合
に（ステップ６，Ｙｅｓ）、予め設定されているダウン
ロード契機に基づいて、サーバにファイルの要求を行い
（ステップ７）、サーバから取得した（ステップ８）フ
ァイルをダウンロードして記憶する（ステップ９）。

【０００８】本発明（請求項２）は、通信ネットワーク
を介してサーバから端末へファイルを提供するためのフ
ァイル送受信方法において、予めサーバ側に、端末に対
してダウンロードするファイルと、該ファイルをダウン
ロードするための情報であるダウンロードファイルリス
トを格納しておき、端末からサーバに対してダウンロー
ドファイルリストの取得要求が発行された場合に、該ダ
ウンロードファイルリストを端末に送信し、端末は、ダ
ウンロードファイルリストと前回取得したダウンロード
ファイルリストの内容を比較して、該内容が更新されて
いる場合に、該端末において更新されているファイルを
必要とする契機でサーバにファイルの要求を行い、サー
バから取得したファイルをダウンロードして記憶する。

【０００９】本発明（請求項３）は、サーバにおいて、
予め記憶手段に、端末に対してダウンロードするファイ
ルと、該ファイルのファイル名、ファイルバージョン、
ファイルの格納場所及び該端末における格納場所を、ダ
ウンロードファイルリストの情報として設定しておく。
本発明（請求項４）は、端末において、予めサーバから
ダウンロードファイルリストを受信して、格納してお
く。

【００１０】本発明（請求項５）は、端末において、ダ
ウンロードファイルリストを参照して、ダウンロード契
機を監視し、該ダウンロードファイルリストに記載され
ているダウンロード契機が到来したら、サーバに新たな
ダウンロードファイルリストの要求を行い、サーバは、
端末からの要求に基づいて、新たなダウンロードファイ
ルリストを該端末に送信する。

【００１１】図２は、本発明の原理構成図である。本発
明（請求項６）は、通信ネットワークを介してサーバ１
０から端末２０へファイルを提供するためのファイル送
受信システムであって、サーバ１０は、予め端末に対し
てダウンロードするファイルと、該ファイルをダウンロ
ードするための情報であるダウンロードファイルリスト
を格納しておくファイル・リスト記憶手段１１と、端末
２０からダウンロードファイルリストの取得要求が発行
された場合に、該ダウンロードファイルリスト毎また
は、該ダウンロードファイルリストに記載されているフ
ァイル毎に、異なったダウンロード契機を設定するダウ
ンロード契機設定手段１２と、ダウンロード契機設定手
段１２により設定されたダウンロード契機が到来した時
点で、端末にダウンロードファイルリストを送信するリ
スト送信手段１３と、端末２０の要求に応じてファイル
をファイル・リスト記憶手段１１から読み出して該端末
に送信するファイル送信手段１４とを有し、端末２０
は、サーバ１０から取得したダウンロードファイルリス
ト及び該サーバから取得したファイルを格納する記憶手
段２１と、記憶手段２１に格納されているダウンロード
ファイルリストと前回取得したダウンロードファイルリ
ストの内容を比較する比較手段２２と、比較手段２２に
より該内容が更新されている場合に、予め設定されてい
るダウンロード契機に基づいて、サーバ１０にファイル
の要求を行うファイル要求手段２３と、サーバ１０から
取得したファイルをダウンロードして記憶するダウンロ
ード手段２４とを有する。

【００１２】本発明（請求項７）は、通信ネットワーク
を介してサーバから端末へファイルを提供するためのフ
ァイル送受信システムであって、サーバは、予め端末に
対してダウンロードするファイルと、該ファイルをダウ
ンロードするための情報であるダウンロードファイルリ
ストを格納しておくファイル・リスト記憶手段と、端末
からダウンロードファイルリストの取得要求が発行され
た場合に、該ダウンロードファイルリストを端末に送信
するリスト送信手段と、端末の要求に応じてファイルを
ファイル・リスト記憶手段から読み出して該端末に送信
するファイル送信手段とを有し、端末は、サーバから取
得したダウンロードファイルリスト及び該サーバから取
得したファイルを格納する記憶手段と、記憶手段に格納
されているダウンロードファイルリストと前回取得した
ダウンロードファイルリストの内容を比較する比較手段
と、比較手段により、内容が更新されている場合に、該
端末において更新されているファイルを必要とする契機
でサーバにファイルの要求を行うファイル要求手段と、
サーバから取得したファイルをダウンロードして記憶す
るダウンロード手段とを有する。

【００１３】本発明（請求項８）は、サーバにおいて、
予め記憶手段に、端末に対してダウンロードするファイ
ルと、該ファイルのファイル名、ファイルバージョン、
ファイルの格納場所及び該端末における格納場所を、ダ
ウンロードファイルリストの情報として設定しておく。
本発明（請求項９）は、端末において、 予めサーバか
らダウンロードファイルリストを受信して、格納してお
くリスト格納手段を有する。

【００１４】本発明（請求項１０）は、端末において、
ダウンロードファイルリストを参照して、ダウンロード
契機を監視し、該ダウンロードファイルリストに記載さ
れているダウンロード契機が到来したら、サーバに新た
なダウンロードファイルリストの要求を行うリスト要求
手段を有する。本発明（請求項１１）は、通信ネットワ
ークを介してサーバから端末へファイルを提供するため
のサーバ上に搭載されるファイル送受信プログラムを格
納した記憶媒体であって、予め端末に対してダウンロー
ドするファイルと、該ファイルをダウンロードするため
の情報であるダウンロードファイルリストをファイル・
リスト記憶手段に格納するファイル・リスト格納プロセ
スと、端末からダウンロードファイルリストの取得要求
が発行された場合に、該ダウンロードファイルリスト毎
または、該ダウンロードファイルリストに記載されてい
るファイル毎に、異なったダウンロード契機を設定する
ダウンロード契機設定プロセスと、端末からの要求に基
づいて、該端末にダウンロードファイルリストを送信さ
せるリスト送信制御プロセスと、端末の要求に応じてフ
ァイルをファイル・リスト記憶手段から読み出して該端
末に送信させるファイル送信制御プロセスとを有する。

【００１５】本発明（請求項１２）は、通信ネットワー
クを介してサーバから端末へファイルを提供するための
端末上に搭載されるファイル送受信プログラムを格納し
た記憶媒体であって、サーバから今回取得したダウンロ
ードファイルリストと前回取得したダウンロードファイ
ルリストの内容を比較して、該内容が更新されている場
合に、予め設定されているダウンロード契機に基づい
て、サーバにファイルの要求を行うファイル要求プロセ
スと、サーバから取得したファイルをダウンロードして
記憶するダウンロードプロセスとを有する。

【００１６】本発明（請求項１３）は、通信ネットワー
クを介してサーバから端末へファイルを提供するための
サーバ上に搭載されるファイル送受信プログラムを格納
した記憶媒体であって、予め端末に対してダウンロード
するファイルと、該ファイルをダウンロードするための
情報であるダウンロードファイルリストをファイル・リ
スト記憶手段に格納するファイル・リスト格納プロセス
と、端末からサーバに対してダウンロードファイルリス
トの取得要求が発行された場合に、該ダウンロードファ
イルリストを端末に送信させるリスト送信制御プロセス
と、端末の要求に応じてファイルをファイル・リスト記
憶手段から読み出して該端末に送信させるファイル送信
制御プロセスとを有する。

【００１７】本発明（請求項１４）は、通信ネットワー
クを介してサーバから端末へファイルを提供するための
端末上に搭載されるファイル送受信プログラムを格納し
た記憶媒体であって、サーバから今回取得したダウンロ
ードファイルリストと前回取得したダウンロードファイ
ルリストの内容を比較する比較プロセスと、比較プロセ
スにより、内容が更新されている場合に、該端末におい
て更新されているファイルを必要とする契機でサーバに
ファイルの要求を行うファイル要求プロセスと、サーバ
から取得したファイルをダウンロードして記憶するダウ
ンロードプロセスとを有する。

【００１８】本発明（請求項１５）は、予め記憶手段
に、端末に対してダウンロードするファイルと、該ファ
イルのファイル名、ファイルバージョン、ファイルの格
納場所及び該端末における格納場所を、ダウンロードフ
ァイルリストの情報として設定しておくプロセスを含
む。本発明（請求項１６）は、予めサーバからダウンロ
ードファイルリストを受信して、格納しておくリスト格
納プロセスを有する。

【００１９】本発明（請求項１７）は、ダウンロードフ
ァイルリストを参照して、ダウンロード契機を監視し、
該ダウンロードファイルリストに記載されているダウン
ロード契機が到来したら、サーバに新たなダウンロード
ファイルリストの要求を行うリスト要求手段を有する。
上記のように、本発明は、ユーザがセンタ接続時にサー
バから取得する初期ダウンロードファイルリストに、フ
ァイルをユーザの端末に送信する契機の情報をファイル
毎に記述することにより、初期ダウンロードファイルリ
ストにダウンロードすべきファイル毎の契機を記述する
ことにより、必要な契機で必要なファイルのみダウンロ
ードすることが可能である。

【００２０】例えば、あるファイルをダウンロードする
時間を契機として設定することにより、例えば、端末Ａ
と端末Ｂでダウンロード開始時間をずらすことが可能で
あるため、サーバに負荷が集中することを避けることが
できる。また、あるファイルが必要な条件をダウンロー
ド契機として設定することにより、端末側で必要なファ
イルのみを必要な契機でダウンロードさせ、不要なファ
イルのダウンロードを避けることができるため、ユーザ
のダウンロードに対する待ち時間を軽減することが可能
となる。

【００２１】

【発明の実施の形態】図３は、本発明のファイル送信シ
ステムの構成を示す。同図に示すシステムは、サーバ１
００と端末２００から構成され、サーバ１００は、端末
２００からダウンロードファイルリスト要求または、フ
ァイル要求を取得する要求取得部１１０、予め端末２０
０に提供するファイルの内容を記載したダウンロードフ
ァイルリストを格納するダウンロードファイルリスト記
憶部１２０、ダウンロードファイルリストにダウンロー
ド契機等を設定するダウンロードファイルリスト設定部
１３０、ファイルを端末２００に送信するファイル送信
制御部１４０、端末２００に送信するためのファイルを
格納するダウンロードファイル１５０及び送信部１６０
から構成される。端末２００は、サーバ１００にダウン
ロードファイルリストやファイルを取得するための要求
を発行する要求発行部２１０、サーバ１００からダウン
ロードファイルリストを取得するリスト取得部２２０、
前回取得したダウンロードファイルリストと今回取得し
たダウンロードファイルリストの内容を比較し、更新の
有無を判定する比較部２３０、ダウンロードファイルリ
ストを格納するダウンロードファイルリスト記憶部２４
０、サーバ１００からファイルを取得するファイル受信
部２５０及び取得したファイルをダウンロードし、記憶
するファイル蓄積部２６０から構成される。

【００２２】上記の構成における端末２００側の動作を
説明する。 （１） まず、端末２００をサーバ１００に接続し、認
証成功後、初期ダウンロードファイルリストをダウンロ
ードする。 （２） 端末２００の比較部２３０は、ダウンロードし
た初期ダウンロードファイルリストに記述されたファイ
ルの中で、サーバ１００接続時にダウンロードするよう
に、記述され、かつ、端末２００内のダウンロードファ
イルリスト記憶部２４０の内容と比較してダウンロード
する必要があることが確認されたファイルを要求発行部
２１０よりサーバ１００に要求し、これにより、サーバ
１００から当該ファイルを全てダウンロードし、ファイ
ル蓄積部２６０にインストールする。

【００２３】（３） サービスを開始する。 （４） 初期ダウンロードファイルリストに記述された
アプリケーションが起動されると、初期ダウンロードフ
ァイルリストに記述されたファイルの中で、当該アプリ
ケーション起動時にダウンロードするように記述され、
かつ端末２００内初期ダウンロードファイルリストと比
較してダウンロードする必要があることが確認されたフ
ァイルを全てダウンロード、インストールする。

【００２４】（５） サービスを終了するまでの間、上
記の（４）の処理を繰り返す。 上記のような手順により、あるアプリケーションが起動
されたとき、当該アプリケーションに必要なファイルを
ダウンロードすることが可能である。つまり、ユーザが
使用しないアプリケーションのファイルをダウンロード
しなくて済む。結果として必要最小限のファイルのみダ
ウンロードすることになり、ユーザにとってファイル取
得に要する待ち時間が短縮される。

【００２５】以下に詳しくダウンロードの動作を説明す
る。図４は、本発明のサーバからのダウンロードの動作
を示すフローチャートである。 ステップ１０１） 端末２００をサーバ１００に接続す
る。 ステップ１０２） 初期処理として、サーバ１００は、
当該端末２００を認証及びアップロードする。

【００２６】ステップ１０３） 認証成功後、端末２０
０のリスト取得部２２０は、サーバ１００から初期ダウ
ンロードファイルリストを取得する。 ステップ１０４） 初期ダウンロードファイルにセンタ
接続時に取得するよう記述されたファイルがないかを判
定し、ある場合には、ステップ１０５に移行し、ない場
合にはステップ１０９に移行する。

【００２７】ステップ１０５） 端末２００のダウンロ
ードファイルリスト記憶部２４０の初期ダウンロードフ
ァイルリストと初期ダウンロードファイルリストのサー
バ接続時に取得するファイルの記述部分を比較する。 ステップ１０６） 比較の結果、新しく登録されたファ
イル、または、バージョンアップしたファイルがないか
を判定し、ある場合にはステップ１０７に移行し、ない
場合には、ステップ１０９に移行する。

【００２８】ステップ１０７） 該当するファイルをサ
ーバ１００より取得する。 ステップ１０８） 端末２００内のダウンロードファイ
ルリスト記憶部２４０のリストを更新する。 ステップ１０９） 必要な情報を画面上に表示する。 ステップ１１０） インストーラを起動させる。

【００２９】ステップ１１１） サービスを開始する。 ステップ１１２） 端末２００の状況監視を開始する。 ステップ１１３） サービスを終了するかを判定し、し
ない場合にはステップ１１４に移行する。 ステップ１１４） 初期ダウンロードファイルリスト記
憶部２４０に記憶されたアプリケーションをユーザが起
動する。

【００３０】ステップ１１５） 当該アプリケーション
起動時に取得するように記述されたファイルがないかを
判定し、ある場合にはステップ１１６に移行し、ない場
合にはステップ１２０に移行する。 ステップ１１６） 端末２００内のダウンロードファイ
ルリスト記憶部２４０に初期ダウンロードフィルリスト
と、初期ダウンロードファイルリストの当該アプリケー
ション起動時に取得するファイルの記述部分を比較す
る。

【００３１】ステップ１１７） 新しく登録されたファ
イル、または、バージョンアップされたファイルがない
かを判定し、ある場合には、ステップ１１８に移行し、
ない場合には処理を終了する。 ステップ１１８） 該当するファイルをサーバ１００よ
り取得する。 ステップ１１９） 端末２００内のダウンロードファイ
ルリスト記憶部２４０のリストを更新する。

【００３２】ステップ１２０） インストーラを起動
し、ステップ１１８で取得したファイルをファイル蓄積
部２６０にインストールする。 ステップ１２１） 端末２００の状況監視を継続する
（ステップ１１２に移行する）。 次に、サーバ１００が設定した時刻を契機として、ファ
イルをサーバ１００からダウンロードする場合について
説明する。

【００３３】（１） 端末２００をサーバ１００に接続
し、認証成功後、初期ダウンロードファイルリストをダ
ウンロードする。 （２） ダウンロードした初期ダウンロードファイルリ
ストに記述されたファイルの中で、接続時にダウンロー
ドするよう記述され、かつ端末２００内の初期ダウンロ
ードファイルリストを比較してダウンロードする必要が
あることが確認されたファイル全てをダウンロード、イ
ンストールする。

【００３４】（３） サービスを開始する。 （４） 初期ダウンロードファイルリストに記述された
時刻になると、初期ダウンロードファイルリストに記述
されたファイルの中で、当該時刻にダウンロードするよ
うに記述され、かつ端末２００内初期ダウンロードファ
イルリストと比較して、ダウンロードする必要があるこ
とが確認されたファイルを全てダウンロード、インスト
ールする。

【００３５】（５） サービスを終了するまでの間、上
記の（４）の処理を繰り返す。 以上のような手順により、端末毎２００にダウンロード
開始時刻をずらすことが可能である。その結果、アクセ
スが分散され、サーバ１００の負荷が軽減される。次
に、サーバ１００から予め決められた時間にファイルを
端末２００に送信する動作を説明する。

【００３６】図５は、本発明のサーバによる所定時間設
定時におけるダウンロードの動作を示すフローチャート
である。同図に示すフローチャートにおいて、図４のス
テップ１０１〜ステップ１１３及びステップ１１７〜ス
テップ１２１と、図５におけるステップ２０１〜ステッ
プ２１３及びステップ２１７〜ステップ２２１の動作は
同様であるので、処理が異なるステップ２１４〜ステッ
プ２１６の処理を説明する。

【００３７】ステップ２１４） 端末２００のダウンロ
ードファイルリスト記憶部２４０に格納されている初期
ダウンロードファイルリストに記述された時刻が到来す
る。 ステップ２１５） 端末２００は、当該時刻に取得する
よう記述されたファイルがないかを判定する。 ステップ２１６） 端末２００内の初期ダウンロードフ
ァイルリストと初期ダウンロードファイルリストの当該
時刻に取得するファイルの記述部分を比較する。

【００３８】上記の手順により、端末２００において、
当該時刻に取得するファイルがある場合には、要求発行
部２１０からサーバ１００にファイル取得要求を発行
し、サーバ１００から該当するファイルを取得する。

【００３９】

【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。最初に、ある端末２００がサーバ１００からのダウ
ンロードを初めて行う際の処理について説明する。当該
処理は、ある端末２００が予めサーバ１００にアクセス
した時に、ダウンロードファイルを取得するプログラム
を設定しておく。または、端末２００がサーバ１００に
アクセスした時に、ダウンロードファイルＡを取得する
ようブラウザを介して案内するような形でもよい。

【００４０】図６は、本発明の一実施例の初回のダウン
ロードの動作を説明するための図である。同図におい
て、ダウンロードファイルリストは、ファイル名、バー
ジョン、サーバ格納元、端末格納先、ダウンロード契機
等から構成される。また、端末２００からサーバ１００
への要求情報は、要求先名及びダウンロード先名から構
成される。

【００４１】（１） ユーザが端末２００からサーバ１
００にアクセスしてダウンロードファイルリストＡを取
得する。なお、このとき、ダウンロードが初回であるた
め、端末２００内には、ダウンロードファイルリストは
存在しない。 （２） 端末２００は、ファイルリストＡの有無を判断
していない場合は、ダウンロードファイルリストＡに記
述されている全てのファイルを、同リストＡに記述され
ているそれぞれのサーバ格納元に要求する。同図では、
ダウンロードファイルリストを保持しているサーバ１０
０にファイルを要求しているが、全く別のサーバにファ
イルを用意しておき、ダウンロードファイルリストに記
載されているサーバ格納元のサーバを指定しても構わな
い。

【００４２】（３） サーバ１００から端末２００に当
該ファイルが送信され、各ファイルはダウンロードファ
イルリストＡに記述されている端末の格納先ファイル蓄
積部２６０にそれぞれ保存する。次に、２回目以降のダ
ウンロード手順を説明する。図７は、本発明の一実施例
の端末における２回目以降のダウンロード動作を説明す
るための図である。なお、以下の処理は、端末２００に
おいて、所定の時間にファイルを取得する例を含む。同
図中の○内の数字と以下の説明における○内の数字は対
応するものとする。

【００４３】 端末２００がサーバ２００からダウン
ロードファイルリストＣを取得する。 ダウンロードファイルリストＣと端末２００が持っ
ているダウンロードファイルリストＤとを比較し、ダウ
ンロードファイルリストＣに記述されているが、ダウン
ロードファイルリストＤには記述されていないファイル
ｄ，ｅが必要であると判明する。また、両ダウンロード
ファイルリストに記述されているが、ダウンロードファ
イルリストＤでのバージョンより、ダウンロードファイ
ルリストＣでのバージョンの方が進んでいるファイルｅ
も必要であると判明する。

【００４４】 ダウンロードファイルリストＣに記述
されているダウンロード契機“２０：２０”が到来した
ら、必要であると判明したファイルをダウンロードファ
イルリストＣに記述されたサーバ格納元に要求する。 サーバ１００から端末１００に当該ファイルが送信
され、各ファイルをダウンロードファイルリストＣに記
述されている端末の格納先のファイル蓄積部２６０に格
納される。

【００４５】 端末２００のファイル蓄積部２６０内
のダウンロードファイルリストＤに、今ダウンロードし
たファイルに関する情報が追加される。 上記のような処理を行うため、端末２００のファイル蓄
積部２６０に存在しないファイル及び古くなってしまっ
たファイルのみをサーバ１００から取得することができ
る。

【００４６】次に、ダウンロード契機として時刻を設定
し、各端末２００毎に異なる時刻を記述したダウンロー
ドファイルリストが存在する例を説明する。各端末２０
０は、ダウンロードファイルリストに示された時刻を監
視し、当該時刻が到来した時点で、サーバ１００に自動
的アクセスするものとする。図８は、本発明の一実施例
の時刻契機によるダウンロードの動作を説明するための
図である。

【００４７】同図において、サーバ１００は、端末２０
０α、２００β、２００γにそれぞれ異なったダウンロ
ード契機となる時刻を与えている。これにより、各端末
２００は、ダウンロードファイルリストに示された時刻
を監視し、サーバ１００により設定された当該時刻が到
来した時点で、サーバ１００に自動的アクセスするもの
とする。

【００４８】仮に端末２００α、２００β、２００γの
全てがファイルａ，ｂ，ｃを未取得であるとしたら、フ
ァイルａの場合、“１２：００”に端末２００αに“１
２：１０”に端末２００βに、“１２：２０”に端末２
００γに送信されることになる。ファイルｂ及びｃも同
様に異なる時刻に端末２００α、２００β、２００γに
送信される。

【００４９】このような設定とすることにより、サーバ
１００から端末２００へファイルを送信する契機を分散
させることが可能となる。このため、ある一時点におい
てサーバ１００の負荷が増大することを防ぐと共に、サ
ーバ１００へのトラフィックも軽減できる。次に、ユー
ザ側において、ダウンロードの契機を設定した例を説明
する。

【００５０】図９は、本発明の一実施例のユーザ契機に
よるダウンロードの動作を説明するための図である。同
図において、ダウンロードファイルリストＡでは、ファ
イルａ，ｂ，ｃ，ｄにそれぞれ端末２００での何等かの
ファイルの起動を契機として設定してある。端末２００
がファイルａを未取得である場合、当該端末２００で
“Netscape”が起動されてはじめて、ファイルａをサー
バ１００に要求する。ファイルａを“Netscape”を使用
するときのみに必要なファイルであるとすると、“Nets
cape”を使用しない端末には、ファイルａは全く不必要
であり、サーバ１００からダウンロードされることもな
い。

【００５１】このような設定することにより、端末２０
０が必要としていないファイルをサーバ１００からダウ
ンロードすることを防ぐことができる。これにより、不
要なサーバ負荷、トラフィック、端末２００のディスク
スペースの占有を減少させることができる。なお、“Ne
tscaepe ”等のアプリケーションプログラムが起動され
たかどうかを判定する技術は、オペレーティングシステ
ムに通常用意されている公知の技術を使用することによ
り実現できる。

【００５２】また、上記の実施例では、サーバ１００及
び端末２００の、図３に示す構造、及び図４、図５に示
す動作に基づいて説明したが、この例に限定されること
なく、これらの構成及び動作をプログラムとして構築
し、サーバ１００及び端末２００に接続されるディスク
や、フロッピーディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の可搬記憶媒
体に格納しておき、本発明を実施する際にインストール
することにより、容易に本発明を実現することが可能で
ある。

【００５３】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。

【００５４】

【発明の効果】上述のように、本発明によれば、センタ
（サーバ）において、端末にダウンロードする時間を端
末毎にずらして設定しておくことにより、サーバへの負
荷の集中を回避することができる。また、ユーザがセン
タ接続時に、当該センタのサーバから取得する初期ダウ
ンロードファイルリストに、ファイルをユーザの端末に
送信する契機情報をファイル毎に記述しておくことによ
り、ユーザの必要な契機で必要なファイルのみをダウン
ロードすることができる。

【００５５】また、 これにより、ファイル取得に伴う
ユーザの待ち時間が短縮できると共に、ユーザの待ち時
間を短縮し、センタのサーバ負荷を軽減できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理を説明するための図である。

【図２】本発明の原理構成図である。

【図３】本発明のファイル送信システムの構成図であ
る。

【図４】本発明のサーバからのダウンロードの動作を示
すフローチャートである。

【図５】本発明のサーバによる所定時間設定時における
ダウンロードの動作を示すフローチャートである。

【図６】本発明の一実施例の初回のダウンロードの動作
を説明するための図である。

【図７】本発明の一実施例の２回目以降のダウンロード
の動作を説明するための図である。

【図８】本発明の一実施例の時刻契機によるダウンロー
ドの動作を説明するための図である。

【図９】本発明の一実施例のユーザ契機によるダウンロ
ードを説明するための図である。

【図１０】従来のユーザの端末側におけるファイル送受
信方法の動作を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１０ サーバ １１ ファイル・リスト記憶手段 １２ ダウンロード契機設定手段 １３ リスト送信手段 １４ ファイル送信手段 ２０ 端末 ２１ 記憶手段 ２２ 比較手段 ２３ ファイル要求手段 ２４ ダウンロード手段 １００ サーバ １１０ 要求取得部 １２０ ダウンロードファイルリスト記憶部 １３０ ダウンロードファイルリスト設定部 １４０ ファイル送信制御部 １５０ ダウンロードファイル １６０ 送信部 ２００ 端末 ２１０ 要求発行部 ２２０ リスト取得部 ２３０ 比較部 ２４０ ダウンロードファイルリスト記憶部 ２５０ ファイル受信部 ２６０ ファイル蓄積部

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 通信ネットワークを介してサーバから端
   末へファイルを提供するためのファイル送受信方法にお
   いて、 予め前記サーバ側に、前記端末に対してダウンロードす
   るファイルと、該ファイルをダウンロードするための情
   報であるダウンロードファイルリストを格納しておき、 前記端末から前記サーバに対して前記ダウンロードファ
   イルリストの取得要求が発行された場合に、該ダウンロ
   ードファイルリスト毎または、該ダウンロードファイル
   リストに記載されているファイル毎に、異なったダウン
   ロード契機を設定して、該端末に送信し、 前記端末において、前記ダウンロードファイルリストと
   前回取得したダウンロードファイルリストの内容を比較
   して、該内容が更新されている場合に、予め設定されて
   いる前記ダウンロード契機に基づいて、前記サーバにフ
   ァイルの要求を行い、 前記サーバから取得したファイルをダウンロードして記
   憶することを特徴とするファイル送受信方法。
2. 【請求項２】 通信ネットワークを介してサーバから端
   末へファイルを提供するためのファイル送受信方法にお
   いて、 予め前記サーバ側に、前記端末に対してダウンロードす
   るファイルと、該ファイルをダウンロードするための情
   報であるダウンロードファイルリストを格納しておき、 前記端末から前記サーバに対して前記ダウンロードファ
   イルリストの取得要求が発行された場合に、該ダウンロ
   ードファイルリストを端末に送信し、 前記端末は、前記ダウンロードファイルリストと前回取
   得したダウンロードファイルリストの内容を比較して、
   該内容が更新されている場合に、該端末において更新さ
   れているファイルを必要とする契機で前記サーバにファ
   イルの要求を行い、 前記サーバから取得したファイルをダウンロードして記
   憶することを特徴とするファイル送受信方法。
3. 【請求項３】 前記サーバにおいて、予め記憶手段に、
   前記端末に対してダウンロードするファイルと、該ファ
   イルのファイル名、ファイルバージョン、ファイルの格
   納場所及び該端末における格納場所を、前記ダウンロー
   ドファイルリストの情報として設定しておく請求項１ま
   たは、２記載のファイル送受信方法。
4. 【請求項４】 前記端末は、予め前記サーバから前記ダ
   ウンロードファイルリストを受信して、格納しておく請
   求項１または、２記載のファイル送受信方法。
5. 【請求項５】 前記端末は、前記ダウンロードファイル
   リストを参照して、前記ダウンロード契機を監視し、該
   ダウンロードファイルリストに記載されているダウンロ
   ード契機が到来したら、前記サーバに新たなダウンロー
   ドファイルリストの要求を行い、 前記サーバは、前記端末からの要求に基づいて、新たな
   ダウンロードファイルリストを該端末に送信する請求項
   １または、２記載のファイル送受信方法。
6. 【請求項６】 通信ネットワークを介してサーバから端
   末へファイルを提供するためのファイル送受信システム
   であって、 前記サーバは、 予め前記端末に対してダウンロードするファイルと、該
   ファイルをダウンロードするための情報であるダウンロ
   ードファイルリストを格納しておくファイル・リスト記
   憶手段と、 前記端末から前記ダウンロードファイルリストの取得要
   求が発行された場合に、該ダウンロードファイルリスト
   毎または、該ダウンロードファイルリストに記載されて
   いるファイル毎に、異なったダウンロード契機を設定す
   るダウンロード契機設定手段と、 前記ダウンロード契機設定手段により設定された前記ダ
   ウンロード契機が到来した時点で、前記端末に前記ダウ
   ンロードファイルリストを送信するリスト送信手段と、 前記端末の要求に応じてファイルを前記ファイル・リス
   ト記憶手段から読み出して該端末に送信するファイル送
   信手段とを有し、 前記端末は、 前記サーバから取得したダウンロードファイルリスト及
   び該サーバから取得したファイルを格納する記憶手段
   と、 前記記憶手段に格納されているダウンロードファイルリ
   ストと前回取得したダウンロードファイルリストの内容
   を比較して、該内容が更新されている場合に、予め設定
   されている前記ダウンロード契機に基づいて、前記サー
   バにファイルの要求を行うファイル要求手段と、 前記サーバから取得したファイルをダウンロードして記
   憶するダウンロード手段とを有することを特徴とするフ
   ァイル送受信システム。
7. 【請求項７】 通信ネットワークを介してサーバから端
   末へファイルを提供するためのファイル送受信システム
   であって、 前記サーバは、 予め前記端末に対してダウンロードするファイルと、該
   ファイルをダウンロードするための情報であるダウンロ
   ードファイルリストを格納しておくファイル・リスト記
   憶手段と、 前記端末から前記サーバに対して前記ダウンロードファ
   イルリストの取得要求が発行された場合に、該ダウンロ
   ードファイルリストを端末に送信するリスト送信手段
   と、 前記端末の要求に応じてファイルを前記ファイル・リス
   ト記憶手段から読み出して該端末に送信するファイル送
   信手段とを有し、 前記端末は、 前記サーバから取得したダウンロードファイルリスト及
   び該サーバから取得したファイルを格納する記憶手段
   と、 前記記憶手段に格納されている前記ダウンロードファイ
   ルリストと前回取得したダウンロードファイルリストの
   内容を比較する比較手段と、 前記比較手段により、前記内容が更新されている場合
   に、該端末において更新されているファイルを必要とす
   る契機で前記サーバにファイルの要求を行うファイル要
   求手段と、 前記サーバから取得したファイルをダウンロードして記
   憶するダウンロード手段とを有することを特徴とするフ
   ァイル送受信システム。
8. 【請求項８】 前記サーバは、 予め記憶手段に、前記端末に対してダウンロードするフ
   ァイルと、該ファイルのファイル名、ファイルバージョ
   ン、ファイルの格納場所及び該端末における格納場所
   を、前記ダウンロードファイルリストの情報として設定
   しておく請求項６または、７記載のファイル送受信シス
   テム。
9. 【請求項９】 前記端末は、 予め前記サーバから前記ダウンロードファイルリストを
   受信して、格納しておくリスト格納手段を有する請求項
   ６または、７記載のファイル送受信システム。
10. 【請求項１０】 前記端末は、 前記ダウンロードファイルリストを参照して、前記ダウ
    ンロード契機を監視し、該ダウンロードファイルリスト
    に記載されているダウンロード契機が到来したら、前記
    サーバに新たなダウンロードファイルリストの要求を行
    うリスト要求手段を有する請求項６または、７記載のフ
    ァイル送受信システム。
11. 【請求項１１】 通信ネットワークを介してサーバから
    端末へファイルを提供するためのサーバ上に搭載される
    ファイル送受信プログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、 予め前記端末に対してダウンロードするファイルと、該
    ファイルをダウンロードするための情報であるダウンロ
    ードファイルリストをファイル・リスト記憶手段に格納
    するファイル・リスト格納プロセスと、 前記端末から前記ダウンロードファイルリストの取得要
    求が発行された場合に、該ダウンロードファイルリスト
    毎または、該ダウンロードファイルリストに記載されて
    いるファイル毎に、異なったダウンロード契機を設定す
    るダウンロード契機設定プロセスと、 前記端末からの要求に基づいて、該端末に前記ダウンロ
    ードファイルリストを送信させるリスト送信制御プロセ
    スと、 前記端末からファイル要求が発行された場合に、該要求
    に基づいてファイルを前記ファイル・リスト記憶手段か
    ら読み出して該端末に送信させるファイル送信制御プロ
    セスとを有することを特徴とするファイル送受信プログ
    ラムを格納した記憶媒体。
12. 【請求項１２】 通信ネットワークを介してサーバから
    端末へファイルを提供するための端末上に搭載されるフ
    ァイル送受信プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記サーバから今回取得したダウンロードファイルリス
    トと前回取得したダウンロードファイルリストの内容を
    比較して、該内容が更新されている場合に、予め設定さ
    れている前記ダウンロード契機に基づいて、前記サーバ
    にファイルの要求を行うファイル要求プロセスと、 前記サーバから取得したファイルをダウンロードして記
    憶するダウンロードプロセスとを有することを特徴とす
    るファイル送受信プログラムを格納した記憶媒体。
13. 【請求項１３】 通信ネットワークを介してサーバから
    端末へファイルを提供するためのサーバ上に搭載される
    ファイル送受信プログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、 予め前記端末に対してダウンロードするファイルと、該
    ファイルをダウンロードするための情報であるダウンロ
    ードファイルリストをファイル・リスト記憶手段に格納
    するファイル・リスト格納プロセスと、 前記端末から前記サーバに対して前記ダウンロードファ
    イルリストの取得要求が発行された場合に、該ダウンロ
    ードファイルリストを端末に送信させるリスト送信制御
    プロセスと、 前記端末からファイル要求が発行された場合に、該要求
    に基づいてファイルを前記ファイル・リスト記憶手段か
    ら読み出して該端末に送信させるファイル送信制御プロ
    セスとを有することを特徴とするファイル送受信プログ
    ラムを格納した記憶媒体。
14. 【請求項１４】 通信ネットワークを介してサーバから
    端末へファイルを提供するための端末上に搭載されるフ
    ァイル送受信プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記サーバから今回取得したダウンロードファイルリス
    トと前回取得したダウンロードファイルリストの内容を
    比較する比較プロセスと、 前記比較プロセスにより、前記内容が更新されている場
    合に、該端末において更新されているファイルを必要と
    する契機で前記サーバにファイルの要求を行うファイル
    要求プロセスと、 前記サーバから取得したファイルをダウンロードして記
    憶するダウンロードプロセスとを有することを特徴とす
    るファイル送受信プログラムを格納した記憶媒体。
15. 【請求項１５】 予め記憶手段に、前記端末に対してダ
    ウンロードするファイルと、該ファイルのファイル名、
    ファイルバージョン、ファイルの格納場所及び該端末に
    おける格納場所を、前記ダウンロードファイルリストの
    情報として設定しておくプロセスを含む請求項１１また
    は、１３記載のファイル送受信プログラムを格納した記
    憶媒体。
16. 【請求項１６】 予め前記サーバから前記ダウンロード
    ファイルリストを受信して、格納しておくリスト格納プ
    ロセスを有する請求項１２または、１４記載のファイル
    送受信プログラムを格納した記憶媒体。
17. 【請求項１７】 前記ダウンロードファイルリストを参
    照して、前記ダウンロード契機を監視し、該ダウンロー
    ドファイルリストに記載されているダウンロード契機が
    到来したら、前記サーバに新たなダウンロードファイル
    リストの要求を行うリスト要求手段を有する請求項１２
    または、１４記載のファイル送受信プログラムを格納し
    た記憶媒体。