JPH11314548A - 発光性ナンバープレート - Google Patents

発光性ナンバープレート

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Publication number
JPH11314548A
JPH11314548A JP12200398A JP12200398A JPH11314548A JP H11314548 A JPH11314548 A JP H11314548A JP 12200398 A JP12200398 A JP 12200398A JP 12200398 A JP12200398 A JP 12200398A JP H11314548 A JPH11314548 A JP H11314548A
Authority
JP
Japan
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license plate
light
luminous
pigment
character
Prior art date
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Pending
Application number
JP12200398A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Matsuoka
雅昭 松岡
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WORLD AUTO PLATE KK
Original Assignee
WORLD AUTO PLATE KK
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Filing date
Publication date
Application filed by WORLD AUTO PLATE KK filed Critical WORLD AUTO PLATE KK
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Publication of JPH11314548A publication Critical patent/JPH11314548A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安価に前記ナンバープレートの視認性を改良
し、かつ耐候性及び耐久性を改良した発光性ナンバープ
レートを提供せんとする。 【解決手段】ナンバープレート本体1に文字部分5を打
ち抜き、樹脂製の文字2を取付けた発光性ナンバープレ
ートであって、前記文字は上面に蓄光顔料を5〜35重
量%含む塗料6を埋設するとともに、透明な樹脂7をコ
ーティングしたことを特徴とする 【効果】前記ナンバープレートに熱圧着などによって設
けられた樹脂製の文字の上面に蓄光顔料を含む塗料を埋
設し、透明な樹脂でコーティングしたため、耐候性及び
耐久性が優れ、紫外光、可視光により発光し、彩りあざ
やかな蛍光により良好な視認性を確保できるという利点
がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は発光性ナンバープレート、
さらに詳細には、彩りあざやかに蛍光発光をする発光性
ナンバープレートに関する。
【0002】
【従来技術および問題点】ナンバープレートは、プレス
加工などによって数字等の文字が凸状に浮き上がった金
属プレート上に、たとえば白色などの地色を塗装すると
ともに、前記凸状に浮き上がった文字に所定色(例えば
緑色)の塗料で塗装してなっている。そしてこのような
ナンバープレートは、ヘッドライトなどを点灯したとき
には、一般に上方に設けられた白熱灯で照明されるよう
になっている。
【0003】しかしながら、上述のような照明のみでは
ナンバープレートが見えにくいこともあり、このため図
3および図4に示すような発光性ナンバープレートも開
発されている。すなわち、ナンバープレート本体1にプ
レス加工などによって文字2を浮き上がらせ、前記ナン
バープレート本体1を地色に塗装するとともに、この文
字2のみを蓄光顔料を含む塗料3で塗装した構造になっ
ている(図3参照)。さらにナンバープレート本体1の
上部に前記文字2に光を照射するための、たとえば、紫
外線ランプ4が設けられた構造を有している。
【0004】このような発光性ナンバープレートは文字
を蓄光顔料を含有する塗料で塗装したため、彩りあざや
かな蛍光により良好に発光するという利点がある。しか
しながら、ナンバープレート本体1の文字2に単に蓄光
顔料を含む塗料を塗布しただけであるので、長年の使用
により剥がれやすく、また種々の自然環境によって蓄光
顔料が劣化するという欠点があった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、安価に前記ナンバープレートの視認性を改良
し、かつ耐候性及び耐久性を改良した発光性ナンバープ
レートを提供せんとするものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】したがって本発明によ
る発光性ナンバープレートは、ナンバープレート本体に
文字部分を打ち抜き、樹脂製の文字を取付けた発光性ナ
ンバープレートであって、前記文字は上面に蓄光顔料を
5〜35重量%含む塗料を埋設するとともに、透明な樹
脂をコーティングしたことを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、前記ナンバープレートに
熱圧着などによって設けられた樹脂製の文字の上面に蓄
光顔料を含む塗料を埋設し、透明な樹脂でコーティング
したため、耐候性及び耐久性が優れ、紫外光、可視光に
より発光し、彩りあざやかな蛍光により良好な視認性を
確保できるという利点がある。さらに、前記蓄光顔料は
紫外光、可視光の照射を停止した後も残光を発するた
め、昼間にトンネルなどに入ったとき、自然光によって
蓄光された顔料が発光するため、ライトを点灯しなくと
もナンバープレートはあざやかに視認できる。
【0008】本発明による字光性ナンバープレートの一
実施例を図面に基づき説明する。
【0009】本発明によるナンバープレートは、図1、
図2に示すように、所定の色に塗装したナンバープレー
ト本体1に打ち抜き加工などにより、所定形状の文字部
分5を形成させたのち、前記文字部分5に文字2を嵌込
み、熱圧着により前記ナンバープレート本体1に取付け
た構造になっている。
【0010】この実施例においては光源4を設けている
が、自然光でも発光するため、光源4を設けなくともよ
いし、紫外線ランプなくとも、蛍光燈あるいは通常の白
熱灯でもよい。
【0011】本発明において前記文字2の上面には、凹
部21が形成されており、この凹部21に蓄光顔料を含
む塗料6が塗布され埋設されている。そして上記文字2
の少なくとも上面はアクリルウレタンのような透明な樹
脂のコーティング膜7が設けられており、前記塗料6を
保護している。上述のような塗料は、蓄光顔料が含まれ
ている。蓄光顔料は一般に紫外線のエネルギーを吸収
し、紫外線照射を停止しても、可視光を発光する顔料で
あり、本発明においては、たとえばSrAl24、Zn
S:Cu、CaS:Bi、(Zn、Cd)S:Cuの一
種以上を使用することができる。このような蓄光顔料は
種類によって発光する波長が異なるために、上述のよう
な顔料の種類を選択することによって文字の発光色を変
化させることが可能である。
【0012】このような蓄光顔料は塗料に対し、3〜3
5重量%添加される。3重量%未満であると、十分に発
光しない恐れがあり、一方35重量%を越えると、紫外
線が透過しにくくなるために、発光が十分でなくなる恐
れがあり、またコスト高になる。特に好ましくは10〜
30重量%である。
【0013】使用される光源4は、本発明において基本
的に限定されるものではない。好ましくは長紫外線、短
紫外線を発生する紫外線ランプを使用する。しかしなが
ら、上述の蓄光顔料は長紫外線に強く発光するものが多
く、さらに好ましくは長紫外線発光のランプを用いるの
がよい。上述のように、蓄光顔料は自然光、蛍光灯、白
熱電球の光においても紫外線を吸収し発光するため、こ
の光源4は特に設けなくともよい。特に、都会において
は昼間ばかりでなく、夜においても種々の光源(たとえ
ばヘッドライト、街灯など)が周囲にあふれており、か
つ一度の蓄光により蓄光顔料は8時間程度発光し続ける
ことから、前記光源4は必ずしも必要としない。
【0014】
【実施例】20重量%のSrAl24蓄光顔料を添加し
た塗料で文字2の凹部を埋めた文字をアクリル樹脂でコ
ーティングしてナンバープレートを製造した。前記蓄光
顔料の粒度は10ミクロンであった。このように製造さ
れた文字に15Wの紫外線ランプ(波長200〜450
nm)を30cmの距離から10分間照射した後、ラン
プの照射を停止し、カラー輝度計(BM−5;TOPC
ON)で経過時間毎に輝度を測定した。
【0015】この結果、当初の輝度は1792.0mc
d/m2であり、10分後は245.3mcd/m2、2
0分後は118.2mcd/m2、30分後77.7m
cd/m2の輝度で発光した(発光ピークは525n
m)。この結果、字光性ナンバープレートとしては、7
7.7mcd/m2程度の輝度でも十分であるので、1
0分照射−停止30分−10分照射を繰り返すことによ
って、発光性ナンバープレートとして十分使用できるこ
とがわかった。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による発光
性ナンバープレートによれば、前記ナンバープレートに
熱圧着などによって設けられた樹脂製の文字の上面に蓄
光顔料を含む塗料を埋設し、透明な樹脂でコーティング
したため、耐候性及び耐久性が優れ、紫外光、可視光に
より発光し、彩りあざやかな蛍光により良好な視認性を
確保できるという利点がある。さらに、前記蓄光顔料は
紫外光、可視光の照射を停止した後も残光を発するた
め、昼間にトンネルなどに入ったとき、自然光によって
蓄光された顔料が発光するため、ライトを点灯しなくと
もナンバープレートはあざやかに視認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の発光性ナンバープレートの
正面図。
【図2】本発明の一実施例の発光性ナンバープレートの
一部断面図。
【図3】従来の発光性ナンバープレートの正面図。
【図4】上記発光性ナンバープレートの一部断面図。
【符号の説明】
1 ナンバープレート本体 2 文字 3 塗料 4 光源 5 文字部分 6 塗料 7 コーティング膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナンバープレート本体に文字部分を打ち
    抜き、樹脂製の文字を取付けた発光性ナンバープレート
    であって、前記文字は上面に蓄光顔料を5〜35重量%
    含む塗料を埋設するとともに、透明な樹脂をコーティン
    グしたことを特徴とする発光性ナンバープレート。
  2. 【請求項2】 前記蓄光顔料はSrAl24、ZnS:
    Cu、CaS:Bi、(Zn、Cd)S:Cuの一種以
    上であることを特徴とする請求項1記載の発光性ナンバ
    ープレート。
  3. 【請求項3】 前記塗料は畜光顔料を3〜35重量%含
    むことを特徴とする請求項1又は2記載の発光性ナンバ
    ープレート。
JP12200398A 1998-05-01 1998-05-01 発光性ナンバープレート Pending JPH11314548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12200398A JPH11314548A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 発光性ナンバープレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12200398A JPH11314548A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 発光性ナンバープレート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11314548A true JPH11314548A (ja) 1999-11-16

Family

ID=14825165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12200398A Pending JPH11314548A (ja) 1998-05-01 1998-05-01 発光性ナンバープレート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11314548A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007023529A1 (ja) * 2005-08-23 2007-03-01 Yugengaisya Ushiozaimu 発光型自動車用ナンバープレート

Cited By (1)

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WO2007023529A1 (ja) * 2005-08-23 2007-03-01 Yugengaisya Ushiozaimu 発光型自動車用ナンバープレート

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