JPH11313365A - セルラ・システムのためのコスト関数ベ―スの動的チャネル割当て - Google Patents

セルラ・システムのためのコスト関数ベ―スの動的チャネル割当て

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JPH11313365A
JPH11313365A JP11056349A JP5634999A JPH11313365A JP H11313365 A JPH11313365 A JP H11313365A JP 11056349 A JP11056349 A JP 11056349A JP 5634999 A JP5634999 A JP 5634999A JP H11313365 A JPH11313365 A JP H11313365A
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JP11056349A
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Simon C Borst
シー. ボースト シモン
Sudheer A Grandhi
エー. グランドヒ サドヒアー
Joe Huang
フアン ジョー
Colin L Kahn
エル. カン コリン
Krishnan Kumaran
クマラン クリシュナン
Bulin B Zhang
ビー. ザング ブリン
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    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/10Dynamic resource partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/06Hybrid resource partitioning, e.g. channel borrowing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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  • Meter Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、通信におけるセルラ電気通信シス
テムに関し、特に、セルラ通信システムにおける動的チ
ャネル割当を改善する方式に関する。 【解決手段】 セルラ・システムにおいてチャネルを割
り当てる本発明は、セルラ・システムに対する1つまた
はそれ以上のコスト・テーブルを発生する段階と、ビジ
ー・チャネル・テーブルを維持する段階と、該コスト・
テーブルと該ビジー・チャネル・テーブルに基づいて1
つまたはそれ以上のチャネル再使用のコスト(COR
C)の値を発生する段階と、該CORC値を特定の閾値
と比較することによって、該候補チャネルが該候補セク
タまたはセルに対して受け入れられるかどうかを決定す
る段階と、この決定に依存して、新しい呼に対する該候
補チャネルを使用する段階とからなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、通信に関し、特にセルラ電気
通信システムに関する。本発明は、整理番号Anderson 1
-1-1-2-1-1-15-3-7-5-1および、1996年6月28日に出
願の米国特許出願第08/811,986号(「’986出
願」)に関連する。
【0002】
【従来技術の記述】代表的なセルラ電気通信システム
は、例えば、電気通信サービスを提供する会社の中央局
に設置されている1つまたはそれ以上の移動交換センタ
(Mobile Switching Centers:MSC)を備えてお
り、各MSCは複数のセル・サイトの動作を制御する。
セル・サイト(セルとも呼ばれる)は、そのセル・サイ
トの回りのカバレッジ(coverage)領域内に現在あるモバ
イル・ユニット(movile unit、例えば、セルラ電話
機)との通信をサポートする、同じ場所にある一組のア
ップリンクおよびダウンリンクのアンテナに対応する。
セル・サイトの場所は、比較的広い電気通信サービス・
エリアにわたって連続したカバレッジを提供するように
分散されていることが好ましい。この隣接のカバレッジ
を確保するために、セル・サイトはそれぞれのカバレッ
ジ領域が隣のセル・サイトのカバレッジとある程度重な
るように配置されている。また、この重なりによってモ
バイル・ユーザが1つのセル・サイトから別のセル・サ
イトへ電気通信サービスを失うことなしに移動すること
ができる。このプロセスは、そのモバイル・ユニットと
の通信のための責任が1つのセル・サイトから他のセル
・サイトへハンド・オフされる(すなわち、渡される)
ので、ハンドオフと呼ばれる。
【0003】1つのタイプのセルラ・システムは周波数
分割多重アクセス(Frequency Division Multiple
Access:FDMA)および時分割多重アクセス(Time
Division Multiple Access:TDMA)の両方の通
信技法を使用する。そのようなセルラ・システムにはそ
の通信のために2つの異なる周波数帯域が割り当てられ
ているのが普通である。1つはセル・サイトからモバイ
ル・ユニットに対するダウンリンク通信用であり、もう
1つはモバイル・ユニットからセル・サイトへの通信の
ための帯域である。FDMAの方式に従って、各周波数
帯域はチャネルと呼ばれる複数の周波数の副帯域(sub-b
and)に分割される。TDMA方式に従って、各チャネル
上の通信は、周期の異なるタイム・スロットに時間的に
多重化される。1つのセル・サイトと、そのセル・サイ
トのカバレッジ領域内にいるモバイル・ユニットとの間
で通信が確立される必要があるとき、そのモバイル・ユ
ニットにはダウンリンクおよびアップリンクの各周波数
帯域において特定のチャネルおよびタイム・スロットが
割り当てられ、その中で信号がモバイル・ユニットとの
間で伝送される。チャネルおよびタイム・スロットを割
り当てるための責任はMSCにあり、MSCはそのセル
・サイトから情報を絶えず受信し、そのセル・サイトに
対して命令を絶えず送信している。
【0004】MSCの主要な機能の1つは、その電気通
信のサービス・エリア内全体で現在使用されているモバ
イル・ユニット間での干渉を最小化するように、チャネ
ルおよびタイム・スロットを割り当てることである。同
じセル・サイトの内部、あるいは場合によっては隣接し
ているセル・サイトの内部にある2つのモバイル・ユニ
ットに同じチャネルおよびタイム・スロットが割り当て
られた場合、それぞれの信号が互いに干渉することにな
り、間違った通信が行われる結果となる可能性がある。
そのような干渉はモバイル・ユニットが1つまたはそれ
以上の介在しているセル・サイトによって他のモバイル
・ユニットと隔てられているときであっても、結果とし
て発生する可能性がある。MSCは大容量を達成するこ
とを目標としながら、干渉を最小化して効率的且つ効果
的な方法で、モバイル・ユニットのすべてに対してチャ
ネルおよびタイム・スロットを割り当てるための責任が
ある。
【0005】チャネルを割り当てるための従来の方法の
1つは固定型のチャネル割当て(Fixed Channel Ass
ignment:FCA)と呼ばれ、その方法においては特定
のチャネルが手動で特定のセル・サイトに対して永久的
に割り当てられる。FCAにおいては、チャネルはその
セルラ・システムが設計されるときに割り当てられ、隣
接するセル・サイトおよび、場合によっては比較的近傍
のセル・サイトにおいては同じチャネルが利用できない
ようにチャネルが割り当てられる。この方法で2つのモ
バイル・ユニットが互いに干渉しないことを理論的には
保証することができる。しかし、FCAにはいくつかの
制限がある。先ずその1つは、新しいセル・サイトが全
体のカバレッジ領域に対して追加されるとき、その新し
いセル・サイトに対してチャネルを割り当てるタスクお
よび、場合によっては既存のセル・サイトに対してチャ
ネルを再割当てするタスクは極端に複雑なものとなる可
能性があり、特に、新しいセル・サイトが全体のシステ
ムのカバレッジ領域の内部に対して追加されるときにそ
のようになる可能性がある。
【0006】さらに、セル・サイトに対して永久的にチ
ャネルを割り当てることは1つのセル・サイト内の移動
ユーザの数が時間と共に変化することを考慮に入れてい
ない。例えば、あるフットボール競技場とその回りの駐
車場が異なるセル・サイトによってカバーされていた場
合、フットボール・ゲームの間にそのフットボール競技
場の内部でサポートされる必要があるモバイル・ユニッ
トの数は駐車場の中のモバイル・ユニットの数よりずっ
と大きくなる。同じ理由によって、ゲームの直前および
直後においては、その反対の状況となる。この例によっ
て示されるように、セル・サイトに対して永久的に割り
当てることは通信資源の非効率的な割当てにつながる。
【0007】チャネルを割り当てるためのもう1つの方
式は、動的チャネル割当て(Dynamic Channel Assig
nment:DCA)と呼ばれ、その方式においては、チャ
ネルは異なるセル・サイトのカバレッジ領域内のモバイ
ル・ユニットとの通信をサポートする必要があるとき、
セル・サイトに対してリアル・タイムでチャネルが割り
当てられる。DCAはチャネルのトランキング(trunki
ng:すなわち、割当て)が効率良く行われるので、FC
Aより良い性能を提供する。そのスペクトルの中のすべ
てのチャネルが各セル(または複数のセクタに分割され
ているセルに対するセクタ)において潜在的に使用でき
るので、比較的高い効率が得られる。DCA方式は2つ
のクラスに分けられる。第1のクラスは無線周波数(R
adio Frequency:RF)の測定に基づき、第2のクラ
スは最小の再使用−距離基準(reuse-distance criterio
n)を強制するためにデータベース情報を利用することに
基づいている。実世界のセルラ・システムにおいては、
1つのクラスまたは他のクラスに属しているアルゴリズ
ムはチャネル割当てに関して意志決定を行うために使用
される情報の特性のために、本来的な利点および欠点を
有している。
【0008】
【発明の概要】本発明は、セルラ通信システムにおいて
チャネルを動的に割り当てるための改善された方式に向
けられている。本発明の1つの実施例においては、動的
チャネル割当てはコスト関数ベースのDCA(Cost-F
unction-Based DCA:CFBDAC)などの測定ベ
ースのDCAアルゴリズムと、再使用−距離基準アルゴ
リズムとのハイブリッドの組合せに基づいている。
【0009】1つの実施例によると、MSCはセルラ・
システムの1つまたはそれ以上のコスト・テーブルを発
生し、そのコスト・テーブルの中の各エントリは特定の
チャネルをそのセルラ・システムの第1のセクタまたは
セルに対して割り当てるコストに対応しているコスト値
であり、その特定のチャネルがそのセルラ・システムの
第2のセクタまたはセルの中で既に使用されていると仮
定している。MSCはビジー・チャネル・テーブルを維
持し、そのビジー・チャネル・テーブルの中の各エント
リは、特定のチャネルが特定のセルラまたはセルの中で
現在使用されているかどうかを示す。MSCはコスト・
テーブルおよびビジー・チャネル・テーブルに基づいて
1つまたはそれ以上の再使用チャネルのコスト(Cost
Of Reusing Channel:CORC)の値を発生し、そ
のCORC値は新しい呼に対して候補のチャネルを候補
のセクタまたはセルに対して割り当てるコストに対応す
る。MSCは、指定されたしきい値に対してCORCの
値を比較することによって、その候補のチャネルが候補
のセクタまたはセルに対して受け入れ可能であるかどう
かを決定し、その候補チャネルが受け入れ可能であるか
どうかの決定に依存して、その新しい呼に対してセル・
サイトがその候補チャネルを使用する。
【0010】本発明の他の実施態様、特徴、および利点
は、以下の詳細な説明、添付の特許請求の範囲および添
付の図面から、より完全に明らかになる。
【0011】
【発明の詳細な記述】本発明は、フレキシブル・チャネ
ル割当て(FLexible Chanel Allocation:FLC
A)と呼ばれる動的チャネル割当て方式に依存するセル
ラ・システムに対して向けられている。FLCA方式は
測定ベースのDCA(Measurement-Based DCA:M
BDCA)と呼ばれるセル・サイトに基づく干渉の測定
および、再使用−距離基準アルゴリズムと呼ばれる移動
交換センタ(MSC)に記憶されているデータベース情
報の両方を使って、セルラ呼に対する割当てのための最
適のチャネルを見つけるハイブリッド・アルゴリズムで
ある。一つの実施例においては、再使用−距離基準アル
ゴリズムはコスト関数ベースのDCA(CFBDCA)
方式である。
【0012】’986出願の中で記述されているような
測定ベースの動的チャネル割当て(MBDCA)方式
は、セルのカバレッジ領域の範囲内で行われた信号およ
び干渉の測定に基づいて、RF環境および基本チャネル
割当ての決定を監視する。チャネル干渉は同じチャネル
において送信している他のすべてのセル・サイトからの
エネルギ・レベルとして定義することができる。MBD
CAにおいては、チャネルはそのチャネルがある呼の品
質基準を満足する場合に、呼に対してそのチャネルが割
り当てられる。MBDCAはトラヒックおよび干渉の両
方に対して適応できるので、システム容量の面におい
て、再使用−距離基準だけに基づいているDCAより良
好に実行することができる。
【0013】MBDCAにおいては、業界標準およびシ
ステム資源によって課されている制限のために、最適の
チャネル割当ての決定を行うための十分な測定が常に得
られるとは限らない。これは特にセルラ・システムのダ
ウンリンクに対してそのことが言える。例えば、IS−
136システムにおいては、モバイル支援のチャネル割
当て(Mobile-Assisted Channel Allocation:MA
CA)またはモバイル支援のハンドオフ(Mobile-Ass
isted HandOff:MAHO)が可能であるモバイル・
ユニットだけが、指定されたチャネル・リスト上に測定
値を返すことができる。これらの測定値は遅延され、あ
まり頻繁には測定されず、そして精度が悪い可能性があ
る。また、1つのモバイル・ユニットからの測定値は同
じセル・サイトの内部の異なる位置にある別のモバイル
・ユニットに対しては厳密には適用できない。これらの
理由のために、実世界においては、MBDCAだけがチ
ャネル選択を決定するために使用されている場合、時に
より、品質の劣るチャネルが呼に対して割り当てられる
可能性がある。
【0014】再使用−距離基準を維持することに基づい
たDCAアルゴリズムにおいては、チャネルはその隣接
するセル上での再使用がそのセル間の距離に関連付けら
れている規定の基準を満足する場合にのみ、呼に対して
割り当てられる。ここで、そのシステムにおいてはトラ
ヒックに対する適応がある。しかし、共チャネル再使用
−距離は固定されているので、干渉に対する適応性は大
きくない。
【0015】本発明の実施例によると、MBDCA方式
が、例えば、コスト関数に基づいて再使用−距離基準の
アルゴリズムと組み合わせられる。その結果得られるフ
レキシブル・チャネル割当て方式は、各アルゴリズムが
単独で動作する場合の欠点を克服するための機会を提供
する。そのような組み合わされた、あるいはハイブリッ
ドのアルゴリズムはMBDCAにおけるダウンリンクの
測定値の制限された利用可能性に対して補償し、しかも
再使用−距離基準アルゴリズムが単独で動作している場
合に得られる容量よりも大きなシステム容量が得られる
可能性を提供する。一つの好ましいMBDCA方式が、
この明細書の中で「干渉ベースの動的チャネル割当て」
と題するセクションにおいて後で詳細に説明される。
【0016】図1は本発明の一つの実施例に従って、ハ
イブリッドFLCAアルゴリズムの動作を示している。
ハイブリッドFLCAアルゴリズムは二つの部分を有す
る。一つは各セル・サイト102において実装されてい
るMBDCAの部分であり、もう一つはMSC 104
にある中央のデータベースを使って実装されているCF
BDCAの部分である。MBDCAの部分においては、
フレキシブル割当てに対する候補チャネルが、利用でき
るアップリンクおよびダウンリンク干渉測定値に基づい
て順序付けられている。チャネルはモバイル要求サービ
スに対する信号強度に相対的なチャネル干渉(channel
interference:C/I)基準を満たすチャネルが選択さ
れる。これらの候補チャネルは次に、中央のデータベー
スを使って動作する再使用−距離基準のアルゴリズムで
あるCFBDCAの部分に対して渡される。CFBDC
Aの部分はそのチャネルが隣接しているセルまたは近傍
のセルにおいて既に使用中である程度に基づいて割当て
のための候補チャネルの1つを選定する。また、CFB
DCAの部分はチャネルが隣接しているチャネル上でど
のように使用されているかの情報に基づいてセル・サイ
トにおけるチャネル候補のリストを修正することができ
る。例えば、CFBDCAの部分は近隣のセルにおいて
非常によく使用されている「品質の劣る」チャネルのリ
ストをそのセルに対して送り返すことができる。MSC
によってさらに指示されるまで、そのセルは測定された
チャネル干渉のレベルとは無関係に、これらのチャネル
を候補チャネルとしての将来の考慮から取り除く。
【0017】図1の実施例において、MBDCAの部分
は完全に分散型のアーキテクチャであり、セルが割当て
のための候補となるべきチャネルの選択を制御してい
る。CFBDCAの部分は近隣のセルの知識を必要とす
るので、この機能は中央の場所(例えば、MSCの中)
で実行され、メッセージ通信を最小に保つことが好まし
い。MSCにおいて、データベースの1つのインスタン
スだけがアルゴリズムをサポートするために必要であ
る。代わりのアーキテクチャはいくつかのセル・サイト
を管理するコントローラに対してCFBDCAのアルゴ
リズムを分散するアーキテクチャである。しかし、これ
は隣のセル・サイトが呼をセットアップするか、あるい
はハンドオフを実行するときは常に、各コントローラは
自分が接続されているセルに対する部分和コスト値を計
算する必要がある。MSCまたはサービスしているセル
・サイトのコントローラは、各コントローラから受け取
られた部分コストから総合のコスト値を組み立てること
になる。この代替案はセル・サイトとMSC間との間の
トラヒックを増加させ、呼のセットアップおよびハンド
オフを完了するのに時間が掛かることになる。
【0018】<フレキシブル・チャネル割当てのための
コスト関数ベースのアルゴリズム>一般に、本発明のハ
イブリッドFLCAアルゴリズムは測定ベースのDCA
方式を適切な再使用−距離基準のアルゴリズムと組み合
わせることによって実装される。しかし、本発明の好ま
しい1つの実施例においては、その再使用−距離基準の
アルゴリズムはコスト関数ベースのDCA(CFBDC
A)アルゴリズムと呼ばれる特定のタイプのアルゴリズ
ムである。CFBDCAの部分はMBDCAの部分と結
合して動作し、主としてMBDCAの部分における不完
全な、そして不正確な信号測定情報に対して補正する。
しかし、最も一般的な意味において、CFBDCAのア
ルゴリズムはMBDCAの部分によって選択された候補
がある場合でも、ない場合でも実装することができる。
すなわち、本発明のCFBDCAのアルゴリズムはハイ
ブリッドDCA方式において、あるいはCFBDCAの
アルゴリズムだけに頼るDCA方式においてのいずれに
おいても実装することができる。
【0019】CFBDCAのアルゴリズムは、データベ
ースを使って、確実にその候補チャネル(おそらくはM
BDCAのアルゴリズムによって選択された)が使用さ
れている近隣のセル/セクタが多過ぎないようにする。
候補チャネルがMBDCAによって選択されたとき、C
FBDCA機能はある意味でモバイルのロケーションに
おけるダウンリンク干渉の測定の欠如に対して補正する
ように支援する。
【0020】図2は結合されたMBDCA−CFBDC
AのアルゴリズムにおいてCFBDCAを組み込むため
の動機付けを示している。図2において、セル2(20
2)はモバイルY(204)に対してチャネルを割り当
てようとしている。モバイルX(203)によってセル
1(201)の中で使用されているアップリンク・チャ
ネル上のセル2において測定された干渉は低く見える。
というのは、セル2は妨害(205)の背後で移動した
モバイルXを「見ること」が一時的に妨げられているか
らである。それはそれとして、モバイルXにサービスす
るためにセル1によって使用されているチャネルはMB
DCAの部分においては干渉の低いチャネルであるよう
に見えており、したがって、CFBDCAの部分が存在
しないセル2によってモバイルYに対して割り当てられ
る。この結果、モバイルXおよびモバイルYの両方に対
して呼がドロップする可能性がある。
【0021】CFBDCAは短期の妨害、フェージン
グ、およびMBDCAだけで構成されたセルが、そのセ
ル/セクタに関係付けられている特定のチャネルが呼に
サービスするためには適切でないことをアップリンクの
RF測定を通じてセンスすることを妨げる、他のリアル
タイム環境での変動に対して補正することを支援する。
また、CFBDCAは、特定のチャネルがそのセル/セ
クタに対する長期の関係付けに対しては適切でないこと
を、アップリンクのRF測定を通じて、セル/セクタが
感知することを妨げる環境における長期の信号伝播状態
に対して補正するのに役立つ。また、CFBDCAはア
ップリンクおよびダウンリンクのRF状態が十分に相関
付けられていないとき、アップリンク測定からダウンリ
ンク・チャネルの品質の不正確な推論に対して補正する
ことも支援する。さらに、CFBDCAは許可されると
みなされる呼によって経験されることになる干渉だけで
なく、近隣のセルにおいて進行している呼によって経験
される干渉においてその呼を許可することの影響(impa
ct)の評価も可能にする。
【0022】1つの実施例においてはCFBDCAは、
(1)候補のチャネルが呼にサービスするために受け入
れ可能でかあるかどうかを決定する基本の実行機能、
(2)CFBDCAがコスト計算の結果をMBDCAな
どの干渉ベースのアルゴリズムに対して提供することが
できるフィードバック機能、および(3)サービス・プ
ロバイダが首尾一貫したデータベースを維持し、そして
コスト関数の値およびしきい値を割り当てることができ
るようにするメンテナンス機能を備えている。これらの
機能は追加の操作によってオプションとして拡大するこ
とができる。そのような操作の1つはこの明細書の中に
後で記述されるが、新しいセルがネットワークに対して
追加されたとき、近隣の関係付けがネットワーク内で変
更されたとき、あるいは新しいRF測定値が利用できる
ようになったときの、コスト値の自動計算である。
【0023】<中央集中型のCFBDCA実行機能>C
FBDCAは例えば、MBDCAが呼にサービスするた
めに受け入れ可能であると決定した候補チャネルのリス
トを入力として受け入れる中央集中型のアルゴリズムで
あることが好ましい。好ましいハイブリッドFLCAア
ルゴリズムの場合、MBDCAはアップリンクおよびダ
ウンリンクの信号強度の測定に従って、これらのチャネ
ルを選択する。リストの長さはCFBDCAの計算に対
して利用できる処理パワーに依存して、数チャネルから
多数のチャネルまで変化する可能性がある。
【0024】図3は本発明の一実施例に従って、CFB
DCAの実行機能を論理的に示している。CFBDCA
のアルゴリズムの実際の実装は利用できるソフトウェア
資源に依存して、異なるソフトウェア・アーキテクチャ
を使用する可能性がある。例えば、チャネルが選択され
る必要があるたびにゼロからコスト関数を計算する代わ
りに、そのアルゴリズムは正しいコスト関数値を永久的
に維持することを選び、チャネルが割り当てられるか、
あるいは割当て解除されるたびにそれらを更新するよう
に実装することができる。図3のCFBDCA実行機能
は次のフェーズを備えている。 ・MBDCA(あるいは、他のソース)からの候補チャ
ネルの受領 ・チャネルの再使用のコスト(Cost Of Reusing Ch
annel:CORC)の計算 ・チャネル選択、ビジー・チャネル・テーブルの更新、
およびチャネル割当てCFBDCAのアルゴリズムの実
行は、各候補セル/セクタに対して、呼のセットアップ
またはハンドオフに対する候補チャネルのリストを受け
取ったときから開始される。CORCの計算は中央のデ
ータベースの中に格納されているテーブル・エントリの
ベクトル乗算である。コスト・テーブルは互いに干渉す
る可能性のあるすべてのセル/セクタの対に対するコス
トを含んでいる。2つのそのようなテーブルが図3に示
されている。
【0025】図3の現在のセクタ再使用コスト・テーブ
ル302において、各エントリはその行によって示され
ている候補セクタ上のチャネルを使用することに関係付
けられているコストであり、列によって示されている第
2のセクタが既にその同じチャネルを使用していると仮
定している。そのコストは両方が同じチャネルを使って
いるときに候補セクタが受信すると期待する第2のセク
タからのパワーに関連付けることができる。このテーブ
ルは静的(static)であることが好ましく、そしてシステ
ムに対して新しいセクタが追加されたとき、あるいはシ
ステムからセクタが取り除かれたときだけ更新される。
【0026】図3の「近隣のセクタ再使用コスト・テー
ブル」304においては、各エントリは行によって示さ
れている近隣のセクタに対する、列によって示されてい
る候補セクタの、同じチャネルを使ってのコストであ
る。このコストは近隣のセクタが受信すると期待する候
補セクタからのパワーに関連付けることができる。ま
た、このテーブルも静的であることが好ましく、新しい
セクタがシステムに追加されるか、あるいはセクタがシ
ステムから取り除かれるときだけ更新される。実際に、
「近隣のセクタ再使用のコスト・テーブル」の中のコス
ト値は「現在のセクタの再使用のコスト・テーブル」の
中のコスト値と同じであってもよく、その場合にはMS
Cの中に維持される必要のあるコスト・テーブルは1つ
だけである。
【0027】コスト・テーブル302および304は第
3のテーブル、「ビジー・チャネル・テーブル」306
と一緒に、各種の「再使用チャネルのコスト」(COR
C)の値を計算するために使用される。この「ビジー・
チャネル・テーブル」はどのセルが任意の時点において
特定のチャネルを使っているかを追跡管理し、そして新
しいチャネルが呼に対して割り当てられるか、あるいは
呼から割当て解除されたときに更新されることが好まし
い。「ビジー・チャネル・テーブル」はチャネル(すな
わち、列)が示されているセル/セクタ(すなわち、
行)上で使用されている場合に「1」を含み、それ以外
の場合、「0」を含む。
【0028】各候補チャネル(おそらくMBDCAから
受け取られた)に対して、その候補セクタに対する「現
在のセクタ再使用コスト・テーブル」からの「1×N」
ベクトルが「ビジー・チャネル・テーブルの中の候補チ
ャネルに対する「N×1」ベクトルによって乗算され
る。そのベクトル積の結果は、その候補チャネルが現在
既に使用されている場合にそれらのセクタに対するコス
ト・テーブルのエントリの和に等しい。この値は、候補
セクタおよび候補チャネルに対する「再使用チャネルの
コスト」の値CORC1である。それはそのチャネル
が、「ビジー・チャネル・テーブル」によって示されて
いる近隣のセクタ上で既に使用されている場合に、その
チャネルを使用することの候補セクタに対するコストを
表す。CORC1が規定のしきい値より小さい場合にの
みそのチャネルは受け入れ可能である。
【0029】同様に、各候補チャネルに対して、そして
候補セクタの近くの各セクタに対して、「近隣セクタ再
使用コスト・テーブル」からの(1×N)ベクトルが
「ビジー・チャネル・テーブル」の中の候補チャネルに
対する(N×1)ベクトルによって乗算される。この計
算の場合、「ビジー・チャネル・テーブル」は一時的に
更新されてその候補チャネルがその候補セクタにおいて
既に使用されていることを仮定する。ベクトル積の結果
(CORC2、CORC3など)は候補セクタを含め
て、候補チャネルが使用中である場合にそのセクタに対
する「近隣セクタ再使用コスト・テーブル」の和に等し
い。これらの各CORC値は候補セクタ上で候補チャネ
ルを使用することの近隣セクタに対するコスト、および
そのチャネルが既に使用中である場合に、他のすべての
セクタにわたってのコストを表す。その候補チャネルは
これらのCORC値(すなわち、CORC2、CORC
3など)のすべてが規定のしきい値より小さい場合にの
み受け入れ可能である。
【0030】すべてのCORC値が規定のしきい値より
小さい場合に、候補チャネルは受け入れ可能であるとみ
なされる。そのしきい値はサービス・プロバイダがコス
ト関数のアルゴリズムを調整できるようにすることによ
って変更することができる。使用のために新しいチャネ
ルが選択されると、「ビジー・チャネル・テーブル」が
更新され、そのチャネル割当てがセルに対して送信され
る。同様に、1つのチャネルの中のすべてのタイム・ス
ロットが割当て解除され、そのチャネルがセル上で使用
されなくなったとき、「ビジー・チャネル・テーブル」
が適宜更新される。1つの好ましい実施例においては、
既に割り当てられているチャネルの中のタイム・スロッ
トは、新しいチャネルがそのセル・サイトに対して割り
当てられる前に、特定のセル・サイトにおける新しい呼
のために埋められる。
【0031】<CFBDCAのフィードバック機能>C
FBDCAは、CFBDCAに対して候補チャネルを選
択するMBDCAなどのアルゴリズムに対してフィード
バックを提供することができる。CFBDCAのコスト
関数テストに定期的に不合格となる候補チャネルは、例
えば、MBDCAによって提供される候補リスト上には
現われる必要はない。フィードバックはチャネルが無視
されるべきであること、すなわち、特定のセクタに対し
て考慮から除かれるべきである(あるいは、優先順位を
落とされるべきである)ことを示しているメッセージ
(例えば、MSCの中の中央のデータベースから、MB
DCAを実行しているセルに対して送られるメッセー
ジ)によって提供される。このフィードバックを実装す
るための代替方式がいくつかある。それらは次のものを
含む。 ・CORC1が、割当てのためにチャネルを受け入れる
ために使用されるしきい値より大幅に大きい値で特定の
しきい値より大きい場合、チャネルが取り除かれるか、
あるいは候補チャネルとしての考慮に対して優先順位が
落とされることを示しているメッセージをセルに対して
送信することができる。 ・各セクタ上のチャネルに対するCORC1の値を時間
的に平均化することができる。定期的に、CORC1の
値が最悪であるチャネルを示しているリストが各セクタ
に対して送信される。次に、これらのチャネルがそのセ
ルによる呼の割当てに対する考慮から取り除かれるか、
あるいは優先順位が下げられる。 ・図4に示されているように、MSCは、図3の(N×
N)の「現在セクタ再使用コスト・テーブル」302
を、図3の(N×M)の「ビジー・チャネル・テーブ
ル」306と乗算することによって作られるCORCテ
ーブル402を定期的に更新する。n番目のセルに対す
るすべてのチャネルのコストがCORCテーブルの第n
行の中に格納される。次に、MSCはコストが指定され
たしきい値を超えるチャネルのリストを、対応している
セルに対して送信し、そのセルがそのセルに対するチャ
ネルを排除/優先順位付けするのに役立つ。 ・CORCテーブルの中の更新された値を使って移動平
均を取ることによって、MSCの中に時間平均化された
長期のCORCテーブルを維持することができる。n番
目のセクタに対するチャネルの長期コストが長期のCO
RCテーブルの中のn番目の行の中に格納される。次
に、MSCは長期のコストが指定されたしきい値を超え
るチャネルのリストをセルに対して送信し、そのセルが
そのセルに対するチャネルを排除/優先順位付けするの
に役立つ。 これらの代替案はすべてCFBDCAプロセスに対する
入力として提供される劣悪なチャネル候補の数を結果と
して減らすことになる。
【0032】<CFBDCAのメンテナンス機能>適切
なCFBDCAの動作を確保するために2つのメンテナ
ンス機能が提供される。「パラメータ・オーバライド」
機能によってサービス・プロバイダが、CFBDCAの
アルゴリズムによって自動的に記入されるパラメータを
変更することができ、また、「ビジー・チャネル・テー
ブル監査」機能は、確実に「ビジー・チャネル・テーブ
ル」の中で「ビジー」として示されているチャネルが対
応しているセル/セクタ上で使用されているチャネルと
矛盾していないようにする。これらの機能については次
のサブセクションの中でさらに説明される。
【0033】<サービス・プロバイダによるパラメータ
のオーバライド>パラメータのオーバライド機能は、自
動化された初期化の機能がセルに対して必ずしも最適な
コスト値およびCORCしきい値を割り当てないという
ことの1つの認識である。近隣の関係付けから明らかな
程度より接近しているセルの対は、それらのコストが増
加している可能性がある。同様に、近隣の関係付けから
明らかな程度より離れているセルの対は、それらのコス
トが下がっている可能性がある。この機能によって、サ
ービス・プロバイダはそのデフォルトを無効にし、次の
値を提供することができる。 ・すべてのセル対に対して自動的にコスト値を発生する
ために使用される各階層)tier)に対するデフォルトのコ
スト値(この明細書の中で「コスト値の自動計算」と題
するセクションにおいて後で説明される)をサービス・
プロバイダが無効化することができる。 ・コスト・テーブル(図3の302および304)の中
の各セル対セルの関係に対して割り当てられたデフォル
トのコストをサービス・プロバイダによって無効にする
ことができる。サイズの異なるセルを収容するために、
セル2によって使用されているチャネルを再使用するセ
ル1に関連付けられるコストは、セル1によって使用さ
れているチャネルを再使用するセル2に関連付けられる
コストとは独立に指定することができる。言い換えれ
ば、コスト・テーブルの要素(i,j)の中に格納され
ているコスト値は、同じコスト・テーブルの要素(j,
i)の中に格納されているコスト値とは異なるように指
定することができる。 ・デフォルトのCORCしきい値をサービス・プロバイ
ダによって無効化することができる。また、サービス・
プロバイダは個々のセル/セクタをコスト・テーブルに
追加するか、あるいはコスト・テーブルから削除するこ
ともできる。これによって自動化された近隣の関係付け
によって検出されない干渉しているセルの詳細を規定す
ることができる。
【0034】<ビジー・チャネル・テーブル監査>ビジ
ー・チャネル・テーブル監査機能はセルをポールして、
どのチャネルが現在使用中であるかを決定する。セルを
ポールした結果はビジー・チャネル・テーブル(図3の
306)の中のエントリと比較される。セル/セクタ上
のチャネルの正しい状態に対応しないテーブル・エント
リがあれば訂正される。
【0035】<コスト値の自動計算>RF測定およびデ
ータベース情報の両方に頼っているハイブリッドのチャ
ネル割当て方式を使用する、以前に説明されたフレキシ
ブル・チャネル割当てアルゴリズムなどのアルゴリズム
は、これらの情報の組の1つだけに基づいているアルゴ
リズムを使っては得られない利点を提供することができ
る。以前に説明されたコスト関数ベースのDCAアルゴ
リズムなどのデータベース・アルゴリズムは、満足でき
る性能を出すためには正確なコスト値を必要とする。
【0036】CFBDCAのアルゴリズムにおいてコス
トを記入する1つの方法は、セル・サイトにおいて、近
隣のセルから期待される干渉のレベルを示す信号エネル
ギの測定値を収集することである。これらのRF測定値
を得ることからセルラ・システムのオペレータを解放す
る第2の方法は、セルラ・システムのデータベースの中
で現在利用できる近隣の関係付けに基づいてデフォルト
のコスト値を計算する方法である。他の方法もRF環境
のモデリングに頼る。
【0037】<近隣の関係付けを使用するコスト関数計
算>CFBDCAのアルゴリズムのコスト・テーブル
(例えば、302および304)を中央のデータベース
の中で、既存のモバイル支援のハンドオフ(MAHO)
またはディジタル制御チャネル(Digital Control C
Hannel:DCCH)再選択近隣情報、および各近隣の
階層に関連付けられているコスト値に基づいて自動的に
記入することができる。セルラ・システムの中に実装す
ることによってサービス・プロバイダが特定のセル対に
対して直接にコスト値を入力することにより、コスト・
テーブルの中の個々のエントリをさらに無効にすること
ができることが期待される。この方法に従って、デフォ
ルトのコスト・テーブルがどのセルまたはセクタがセル
の第1階層、第2階層、および第3階層の近隣にあるか
を求めることによってデフォルトのコスト・テーブルが
生成される。この情報はMAHOの近隣リストまたはD
CCHの再選択リストから得ることができる。
【0038】構成設定中のセルの隣には、カバレッジ領
域がその構成設定中のカバレッジ領域につながっている
か、あるいは重なっているセルがあり、それは第1階層
の近隣と呼ばれる。第1階層の近隣の近隣であって、構
成設定中のセルの別の第1階層の近隣でないものは第2
階層の近隣である。第2階層の近隣の近隣であって、構
成設定中のセルの第1階層または第2階層の近隣として
まだ分類されていない近隣は第3階層の近隣である。以
下同様である。
【0039】図5は各セルの半径が同じで、セルが完全
な六角形のパターンで配置されているセル・サイトの理
想的なアレイの中央にあるセルに対する近隣の識別の結
果を示している。図5の中ではセル・サイトが六角形と
して描かれているが、それは実際には重なっている円で
ある。図5に示されているように、第1階層の近隣はK
=1に対応し、第2階層の近隣はK=3および4に対応
し、そして第3階層の近隣はK=7および9に対応して
いる。ここで再使用の距離KはD2/3R2として定義さ
れ、Dは2つのセルの中心間の距離であり、Rはセルの
半径である。この例の場合、K=9以上の距離のセルは
サービスしているセルと干渉しないと仮定される。しか
し、必要であれば、K=9より大きく離れているセルに
対してこのアルゴリズムを拡張することができる。図5
の各セルには中央のセル(K=0)からの再使用の距離
Kでラベルが付けられている。
【0040】セルがシステムに追加されると、初期化の
機能が第1乃至第3階層の近隣を決定する。コスト値が
それぞれの階層に従ってすべての近隣に対して自動的に
割り当てられる。近隣に関連付けられている送信パワー
などの他のファクタもデフォルトのコスト値の計算に使
用される可能性がある。コスト値は近隣のセルがDCA
をサポートするかどうかにかかわらず、すべての近隣の
セルに対して割り当てられることが好ましい。新しいセ
ルに対して行および列を追加することによってコスト・
テーブルが更新される。列は近隣のセルとの相互のコス
ト関係を提供する。
【0041】各セル対に対するデフォルトのコスト値
は、1つのセル上のモバイルが他のセルから見えること
が期待されるはずであるパワーを表す。表Iは減衰が3
8dB/decadeであると仮定され、そしてすべてのセル
の送信パワーが等しいときに、デフォルトのコストがど
のように設定されるかを示している。表1は、再使用の
距離K、そのKの近隣の階層、セルの半径Rによって分
けられるセル間の対応している距離D、単独の近隣から
見えることが期待されるセルの平均減衰dB、近隣から
の平均パワー減衰、および再使用距離が同じ階層の中の
近隣の数によって重み付けられる、各階層にわたる平均
のパワー減衰の平均値であるコストを示している。表I
は第4階層(K=12、13および16)の近隣を含
む。ほとんどの場合において、これらのセル上で使用さ
れているチャネルから受信されるパワーは無視できる。
【0042】
【表1】
【0043】表1にリストされているエントリはセル上
のチャネルを使用することに関連付けられるコストを表
し、そのチャネルが既に近隣のセルにおいて使用されて
いると仮定し、すべてのセルの送信パワーが等しい場合
を示している。CFBDCAのコスト・テーブルに対す
るこのアルゴリズムから提供されるコスト値は、各セル
の送信パワーによって調節されることが好ましい。
【0044】近隣の関係付けを使って生成されるコスト
値は、CFBDCAのアルゴリズムにおいて使用される
コスト・テーブルに対するエントリ以外のコンテキスト
においても使えることに留意されたい。例えば、それら
はセル・サイトに対する制御チャネル(例えば、IS−
136ベースのセルラ・システムにおけるディジタルお
よびアナログの制御チャネル)の自動選択および割当て
のためのアルゴリズムに対する入力として使用すること
ができる。代わりに、追加のセルがどこに必要である
か、および提案される追加のセルがどんなカバレッジを
提供するかを求めるために、セルの配備モデリング・ツ
ールに対する入力としてコスト値を使用することができ
る。
【0045】<RF測定値を使用するコスト関数計算>
個々のコスト値はチャネルが別のセルにおいて使用され
ているときにセル上で受信されると期待されるパワーを
表すので、コスト・テーブルは実際のRF測定値が利用
できるときはそれに基づいて記入されるようにすること
ができる。ダウンリンクの測定はシステムの初期化時
(サービスしていないとき)またはシステムの動作時
(サービス中)のいずれかにおいて行うことができる。
【0046】コスト・テーブルはシステムが初期化され
ているときおよびサービス中でないときに記入すること
ができる。システムがサービス中でないとき、コスト・
テーブルは適当な干渉しているセルにおいて1つのチャ
ネルをオンにし、与えられた近隣のセルのそのチャネル
について測定を行うことによって一度に一つずつのエン
トリを記入することができる。異なる直交チャネルがオ
ンにされ、干渉している各セルの1つにおいて、そして
これらのチャネルが与えられたセル・サイトにおいて測
定される場合、コスト・テーブルの中の1つの行全体を
同時に埋めることができる。
【0047】システムが既にサービス中であった場合、
コスト・テーブルの中のエントリは近隣のセルからのダ
ウンリンクのビーコン・チャネルを測定することによっ
て近似することができる。このプロセスは、例えば、オ
ペレータの指定によって、近隣のセルおよびそれらのビ
ーコン・チャネルが構成設定中のセルに対して識別され
ることを必要とする。この方法はシステムの初期化に使
用される方法に比べて正確でない可能性がある。という
のは、近隣のビーコン・チャネルからのエネルギは別の
近隣セル上の共チャネル・ビーコンによって部分的に汚
染される可能性があるからである。しかし、この方法は
システムの動作またはサービスを妨害せずに実際のシス
テムの新しいセルに対するコスト・テーブルを自動的に
記入するためのメカニズムを提供する。
【0048】コスト・テーブルの記入をサポートするた
めの測定は2つの異なる方法で行うことができる。1つ
の方法はダウンリンクの測定を行うセル・サイトの無線
機を備える方法である。他の方法はそのセルの中の戦略
的な位置において測定を行う無線機を備え、その測定値
をセル・サイトへ送り返す方法である。後者において
は、測定はモバイル・ユニットによって行われ、IS−
136などの無線のインターフェイス・プロトコルを使
ってセルに対してレポートされるか、あるいは測定はそ
のセルに対する有線のリンクを通じて通信する特別のモ
ニタによって行うことができる。
【0049】<RFモデリングを使用するコスト関数の
記入>CFBDCAのアルゴリズムにおいて使用するた
めのコスト値を得るための第3の代替案は、RFモデリ
ング・ツールからの結果を使用する方法である。モデリ
ング・ツールは特定のサービス・エリアに関係付けられ
る地勢のデータおよび伝播遅延時間を利用して、そのサ
ービス・エリア内の他のセルまたはセクタから1つのセ
ルまたはセクタ上で受信されるRFエネルギの正確な評
価値を得ることができる。これらの評価値は適宜調節さ
れ、各セクタまたはセルに対するコスト値として使用さ
れるようにすることができる。この方法で得られたコス
ト値の更新はアイドル(新しい)セルに対して、あるい
は呼において既にアクティブになっているセルに対して
のいずれに対しても行うことができる。
【0050】この分野の技術に熟達した人であれば、こ
れらの異なる方法のうちの任意の2つまたは3つ全部を
組み合わせて、CFBDCAのアルゴリズムにおいて使
用するためのコスト値を発生することができることを理
解されたい。例えば、2つまたはそれ以上の異なる方法
を使って特定のセル対に対して得られたコストを平均し
て、実際のCFBDCAのアルゴリズムで使用されるコ
スト値を発生することができる。絶対的な尺度での理想
的な、あるいは最適のコスト係数に対する値はない。コ
スト係数が大きい場合、再使用が保守的になり、干渉が
小さくなり、したがって、音声品質が良くなり、そして
許可が厳しくなくなり、したがって、システムの容量が
大きくなる。したがって、コスト係数によってサービス
・プロバイダは音声品質とシステム容量との間のトレー
ドオフを実際に調整することができる。コスト係数が保
守的に設定され過ぎた場合、測定ベースの許可制御から
得られる可能性のある容量の利得は失われる可能性があ
る。コスト係数がアグレッシブに設定され過ぎた場合、
音声品質が悪くなり、過剰なドロップが発生する可能性
がある。特に、コスト係数がアグレッシブに設定された
とき、コスト値を調整するために、過剰なドロップにつ
いての情報をフィードバックとして使用することができ
る。
【0051】<干渉ベースの動的チャネル割当て>この
セクションおよび次のサブセクションでは、本発明の好
ましいMBDCA方式である干渉ベースの動的チャネル
割当て(Interference-Based DCA:IBDCA)
アルゴリズムについて説明する。このIBDCAアルゴ
リズムは’986出願の中でも記述されている。
【0052】図6は無線ネットワークのブロック図であ
る。移動交換センタ(MSC)としても知られている移
動交換電話局(Moble Telephone Switching Offic
e:MTSO)10はセルラ・ネットワークとスイッチ
される有線ネットワーク12との間でのセルのスイッチ
ングを提供する。MTSO 10はセルラ・システムの
全体の動作、すべてのセルラ・システムのセットアップ
および監視、およびシステム内を旅行しているセルラ装
備の乗り物のすべての場所の追跡管理、ハンドオフのア
レンジおよび料金請求情報の提供を制御する。MTSO
10は複数のセル14に接続されている。セル14は
無線ネットワークの固定されているトランシーバであ
り、それは無線ポートを通じてセルラ・アンテナ16に
結合されている。代表的なセル14は複数の無線トラン
シーバ・ポート22を含む。無線トランシーバ・ポート
22は1つのチャネルに対して割り当てられている。セ
ル14がゲートウエイとして働く地理的領域はそのセル
18と呼ばれ、各種のセル14のノードが適切な場所に
分散されている。モバイル・ユニット20はアップリン
ク周波数およびダウンリンク周波数から構成されている
割り当てられたチャネル対を通じて、セル18の内部の
セル14と通信する。
【0053】本発明の干渉ベースのDCA方式において
は、トラヒック、無線リンク、干渉、およびシャドー・
フェージングの変動に対する適応を含む以外に、地勢の
特徴、固定されたスペクトル、システムの配備およびシ
ステムの成長に対する適応も組み込まれている。IBD
CA方式は干渉の適応の2つのタイム・スケールを扱
い、それらは低速の長期変動(地勢の特徴、システムの
配備、固定のスペクトルなどから生じる)および高速の
短期変動(トラヒック・パターン、無線リンク、干渉、
シャドー・フェージングなどから生じる)である。さら
に、IBDCA方式はセル/セクタ当たりのベースで総
合的に分散される。
【0054】ここで図7を参照すると、セル/セクタの
チャネルのリストの図式表現が示されている。IBDC
A方式はアップリンクおよびダウンリンクにおいて行わ
れた干渉測定を利用する。この方式は本質的に2つの同
時並行プロセス、すなわち、長期および短期のプロセス
を有し、それらはセル18(またはセクタ)の中で行わ
れた干渉測定に基づいて各セル18(またはセクタ)に
対するチャネルを順序付ける。この干渉ベースのDCA
方式は各セル18(またはセクタ)が長期および短期の
プロセスを有しているという意味において分散されてい
る。長期のプロセスは干渉の測定値の移動平均に基づい
て各セルに対する全体のスペクトルを順序付け、アップ
リンクのチャネル割当ておよびダウンリンクのチャネル
割当ての両方に対する長期のリストを形成する。長期の
プロセスによって移動平均値が使用されるので、それは
地勢の特徴、システムの配備、システムの成長、および
固定のスペクトルなどのシステム特性における遅い(ま
たは長期の)変動に対して適応する。短期のプロセスは
長期のプロセスによって最善であるとみなされたある数
のチャネルだけを順序付け、それが短期のリストを形成
する。短期のプロセスはほぼ瞬時の干渉測定の機能を使
ってチャネルを順序付け、したがって、トラヒック・パ
ターン、無線リンク、干渉、およびシャドー・フェージ
ングなどのシステムにおける高速の(短期の)変動に対
して適応する。この2つのプロセスが共同して各チャネ
ル(またはセクタ)に対するチャネルを仕立て上げ、頑
健な動的チャネル割当てをサポートする。
【0055】<システムおよびモデルの表記>TDMA
およびFDMAのシステムはディジタルおよびアナログ
のシステムともそれぞれ呼ばれる。ネットワーク内の基
地局に対して、アップリンクおよびダウンリンクにおけ
るi番目のチャネル対に対する受信機でのキャリア/干
渉比(CIR)はγU (i)およびγD (i)によってそれぞれ
示される。アップリンクおよびダウンリンクにおけるC
IRに対する最小の許容値を、それぞれΓUおよびΓD
よって表す。ΓUおよびΓDの値はそのシステムの中の受
信機のタイプによって決定され、普通は11〜25dB
の範囲を取る。アップリンクおよびダウンリンクにおけ
るi番目のチャネル上の受信された信号の強度(RS
S)はRSSU (i)およびRSSD (i)でそれぞれ表され、
そして対応している移動平均のRSS(MARSS)の
値は、MARSSU (i)およびMARSSD (i)によってそ
れぞれ表される。アップリンクおよびダウンリンクにお
ける干渉のしきい値は、IUおよびIDによってそれぞれ
表される。IUおよびIDの値は次の式によって与えられ
る。
【数1】 ここでGAはアンテナの利得を含む定数であり、GBはそ
のセルの中央と境界との間の最悪ケースのリンク利得で
あり、PUおよびPDはそれぞれアップリンクおよびダウ
ンリンクにおいて送信されるパワーである。
【0056】IBDCA方式は信号の測定、チャネルの
順序付け、呼の許可、チャネル割当て、呼のメンテナン
ス、呼のハンドオフ、およびシステム/セルのスタート
アップ手順から構成される。IBDCA方式は信号の測
定をアップリンクおよびダウンリンクにおける各セル
(またはセクタ)の中で行う(ダウンリンクの測定機能
はディジタル・システムにおいてのみ存在する)。アッ
プリンクおよびダウンリンクにおける測定値に基づい
て、チャネルが各セル18(またはセクタ)において、
長期および短期のプロセスによって順序付けられる。呼
がセル18に到着すると、ある種の許可およびブロッキ
ングの基準が適用されてその呼が許可できるかどうかが
決定される。ある種のチャネル割当て基準に基づいて一
組の候補チャネルが選択される。その割当て基準を満足
する選択されたチャネルが、それ以降のスクリーニング
および最終のチャネル選択のために、CFBDCAなど
の再使用距離基準アルゴリズムに対して送信される。そ
の呼が割り当てられたチャネル上でセットアップされる
と、その呼は監視され、通信の品質を維持するために必
要な場合は、別のチャネルに対してハンド・オーバされ
る可能性がある。
【0057】<信号の測定および評価>信号の測定から
2種類の評価、すなわち、(1)受信された信号の強度
(Received Signal Strength:RSS)および
(2)キャリア/干渉比(Carrierto Interference
Ratio:CIR)の評価が行われる。RSSの評価はチ
ャネルの順序付けの手順において使用される。CIRの
評価は呼の許可、ハンドオフ、およびチャネル割当ての
手順において使用される。
【0058】RSSの評価はセル18(またはセクタ)
の中で現在アクティブでないチャネルについてのみ行わ
れる。一対の周波数が呼に対して割り当てられる。1つ
はアップリンク(モバイル・ユニット20からセル14
へ)を提供するための周波数、そして他はダウンリンク
(セル14からモバイル・ユニット20への)を提供す
るための周波数である。この周波数の対リングはあらか
じめ定義されており、その対はチャネルと呼ばれる。し
たがって、測定値を得ること、およびチャネルの割当て
を決定することはアップリンクにおいてだけでなく、ダ
ウンリンクについても必要である。現在のシステムにお
いては、タイム・スロットはセルの中で同期化されてお
らず、ダウンリンクについてのTDMAキャリアは、す
べてのタイム・スロットがアイドルであるときにのみオ
フである。また、現在のIS−136のTDMAシステ
ムにおいては、干渉および信号レベルについてのダウン
リンク情報は利用できないことが多い。これらの場合に
おいては、アップリンクのチャネルの品質基準に適合す
る候補チャネルの組をアセンブルして、それ以降でのス
クリーニングおよび最終のチャネル選択のために、CF
BDCAなどの再使用距離基準アルゴリズムに対して渡
すことができる。
【0059】RSSの測定プロセスが周波数ベースであ
るとき、その測定およびIBDCA方式における順序付
けは周波数ベースで行うことができる。この場合、RS
Sの測定期間はキャリア上のタイム・スロットのフル・
サイクルにまたがる。RSSの測定プロセスがタイム・
スロット・ベースである場合、IBDCA方式における
測定、順序付け、およびチャネル割当てはタイム・スロ
ットのベースとすることができる。したがって、4つの
組合せがあり得る。それらは(1)周波数ベースの長期
のプロセスおよび周波数の短期のプロセス、(2)周波
数ベースの長期のプロセスおよびタイム・スロット・ベ
ースの短期のプロセス、(3)タイム・スロット・ベー
スの長期のプロセスおよび周波数ベースの短期のプロセ
ス、(4)タイム・スロット・ベースの長期のプロセス
およびタイム・スロット・ベースの短期のプロセスであ
る。これらの4つの組合せのうちの1つをIBDCAの
中で選定し、考慮中の特定のシステムに合わせることが
できる。
【0060】セル14に存在している無線ユニットは、
ディジタルおよびアナログのモードの両方において、ア
ップリンクについてのRSSIの測定を行うことができ
る。前に述べられているように、RSSの測定プロセス
が周波数ベースであった場合、アップリンクについての
各RSSの評価に対する測定期間は、その周波数につい
てのタイム・スロットのフル・サイクルにまたがる。た
だし、必要であればそれより長くすることができる。各
RSSの評価値を計算するために、いくつかのRSSI
サンプルがこの測定期間にわたって一様に採取される。
次に、RSSの評価がそれらのRSSIのサンプルの関
数として計算される。信号の強度測定のための上記の方
式の利点は、それが総合的に分散されていること、すな
わち、アクティブな周波数のアイドル・タイム・スロッ
トに入る測定値を識別および破棄するために周波数の使
用を中央でチェックする必要がないことである。しか
し、これは信号の測定において余分の処理および遅延の
コストが掛かる。というのは、測定期間の長さが少なく
ともそのキャリアでのタイム・スロットのフル・サイク
ルに等しいからである。
【0061】ダウンリンクにおいては、キャリアは、そ
のキャリア上のタイム・スロットがすべてアイドルであ
るときだけターン・オフされる。このために、その周波
数のアイドル・タイム・スロットに入っているRSSの
サンプルもその周波数からの干渉を反映する。したがっ
て、ダウンリンクについてのRSSの評価のための測定
期間は、その周波数におけるタイム・スロットのフル・
サイクルにまたがる必要はない。ディジタル・モードに
おけるモバイル・ユニット20は、アクティブ・モード
および非アクティブ・モードの両方においてRSSIの
測定(基地局によって指定された一組のチャネルについ
て)を行うことができる。アクティブ・モードにおいて
は(すなわち、進行中の呼については)、TDMAのモ
バイル・ユニット20はモバイル支援型ハンドオフ(M
AHO)と呼ばれる手順の一部として限定された数のチ
ャネルについてRSSIの測定を行うことができる。I
S−136のTDMAモバイル・ユニットが非アクティ
ブモード(すなわち、アクティブな呼がない場合)にあ
るとき、それらはモバイル支援型チャネル割当て(MA
CA)と呼ばれる手順においてRSSI測定を行うこと
ができる(IS−136TDMAはTDMAの最新改訂
版である)。また、ある場合においては、セル14にお
いて特別の無線ユニットを使ってダウンリンクの周波数
においてRSSIの測定を行うことができる。
【0062】ある場合においては、呼の初期化の前のア
ップリンク上でのCIRの期待値の評価を、考慮中のチ
ャネルの瞬時アップリンクRSS値によって逆制御チャ
ネル(Reverse Contro CHannel:RCCH)上で基
地局において測定されたRSS評価値を割算することに
よって行うことができる。
【0063】MACAをサポートするIS−136のモ
バイルの場合、ダウンリンク上でのCIRはRCCHに
ついて基地局において測定されたRSSの評価値(それ
はダウンリンク信号の強度の近似値であるので、無線リ
ンクに対して適切な調整ファクタを伴って)をモバイル
・ユニット20において考慮中のチャネルについて測定
され、MACAのレポートとしてセル14に対してレポ
ートされたRSSIの測定値で割算することによって、
呼の初期化の前に評価することができる。
【0064】「C」または「I」の情報が利用できない
場合、「チャネル割当て」の基準の一部を使って一組の
候補チャネルを発生することができ、その後、それらを
さらにCFBDCAによってふるいに掛けることができ
る。
【0065】<チャネルの順序付け>各セルの内部での
チャネルの順序付けは2つのプロセス、すなわち、長期
のプロセスおよび短期のプロセスによって行われる。図
8に示されている長期のプロセスは地勢の特徴、システ
ムの配備、システムの成長、および固定のスペクトルな
どの、システムにおける低速の(長期の)変動に適応す
る。一方、図9に示されている短期のプロセスはトラヒ
ック、無線リンク、干渉、およびシャドー・フェージン
グなどの、システムにおける高速の(短期の)変動に適
応する。前に説明されたように、セル18の中での長期
および短期のプロセスの両方が、セル18の中でその時
点でアクティブでないチャネルについて行われる。
【0066】図8に示されている長期のプロセスは考慮
中のセルについて、RSSの移動平均値に基づいた全体
のスペクトルを順序付ける。チャネルはRSSの移動平
均値の昇順に並べられる。トラヒックの強度の各種のレ
ベルに対応している、異なる時刻に対する別々の移動平
均値を維持する必要があり得る。例えば、夜間のトラヒ
ックは昼間でのトラヒックとは異なっており、別々の移
動平均値が夜と昼に対して必要となる可能性がある。移
動平均は1時間ごとに維持される必要があるか、あるい
はビジーの時間においてのみ更新される1つの移動平均
値を維持するだけで十分な場合もあり、この値を常にチ
ャネルの順序付けに使用することができる。RSSの測
定が行われる時点でのインデックスをkとする。すなわ
ち、RSSU (i)(k)およびRSSD (i)(k)はアップ
リンクおよびダウンリンクのそれぞれに対して、i番目
のチャネルについてk番目の瞬時時刻において行われた
RSS測定の値である。WU(.)およびWD(.)が
アップリンクおよびダウンリンクに対する重みをそれぞ
れ表すとし、その値はそれぞれRSSU (i)(k)および
RSSD (i)(k)の関数であるとする。重みはRSS値
の干渉ペナルティ関数である。すなわち、重みは干渉
(RSS)が小さいときに必要なレートにおいて移動平
均値が減少し、干渉(RSS)が大きいときは必要なレ
ートで増加するように調整されるべきである。アップリ
ンクおよびダウンリンクに対する移動平均値の式はそれ
ぞれ次の通りである。
【数2】 Kは移動平均のウインドウの長さを表し、MAXMAU
およびMAXMADはそれぞれ、アップリンクおよびダ
ウンリンクについて取ることができる移動平均値の最大
値である。
【0067】図9に示されている短期のプロセスは、図
8に示されている長期のプロセスの順序付けによって考
えられるように、そのセルに対する最上位の、すなわ
ち、ある数nsだけの最良のチャネルを順序付ける。長
さnsの短期のリスト(アップリンクおよびダウンリン
ク用)の中のチャネルは、そのチャネルがセル18の境
界に対してずっと使える場合は、i=1〜nsについ
て、アップリンクに対してはMARSSU (i)≦IU、ダ
ウンリンクに対してはMARSSD (i)≦IDを満足する
必要があることに留意されたい。この条件を移動性の高
いセルラまたは個人通信サービス(PCS)システムに
強制施行することが望ましい場合がある。移動性が小さ
い固定型のセルラまたはPCSシステムにおいては、こ
の条件は大容量を達成する目的においては望ましくない
可能性がある。長期のプロセスはこのようにチャネルの
測定における短期のプロセスに掛かる負担を減らす。短
期のプロセスにおいては、チャネルはRSSの評価値の
昇順に並べられる。したがって、短期のプロセスはチャ
ネル割当て手順に対する最善のチャネルを持つセル(す
なわち、順序付けられた短期のリスト)を提供する。
【0068】同じロケート受信機(locate receiver、
RSSを測定する受信機)が短期および長期のプロセス
の両方に役立つ可能性がある。測定における第1優先度
が短期のプロセスに対して与えられる。しかし、短期の
プロセスに対して行われたRSSの測定は、考慮中のチ
ャネルに対する移動平均において上記のプロセスによっ
ても使用することができる。短期のプロセスに役立った
後のロケート受信機の残りの容量を使って、長期のプロ
セスに対する測定を行うことができる。
【0069】図7に戻って参照すると、各セル/セクタ
は長期のプロセスによって順序付けられた全体のスペク
トル(アップリンクおよびダウンリンクに対する長期の
リスト)、および短期プロセスによって順序付けられた
短期のリストを備えている。
【0070】使用されるとき、セル・サイトにおける自
動チューン・コンバイナ(Auto-Tune Combiners:A
TC)は新しいチャネルに対するチューニングにおいて
数秒掛かり、無線機およびATCを短期の順序付けに従
って現在最善のチャネルに対して絶えずチューニングす
ることが望ましい場合がある。ATCがチャネルをあま
り頻繁には切り換えない場合、ヒステリシス・ファクタ
を導入することができる(すなわち、RSSの最善の瞬
時値と次に良いチャネルとの差は、切り換えが行われる
前にヒステリシスのしきい値より大きい必要がある。)
【0071】<呼の許可およびブロッキング>セル・サ
イトに対するすべての無線ポート22がビジーであった
場合、セル18において呼がブロックされる。その呼が
ブロックされなかった場合(すなわち、無線ポート22
がその呼をサービスするために利用できる場合)、その
呼は次の基準に基づいて許可される。短期のリストの中
のチャネルの数をnsで表す。
【0072】TDMAの呼は次の式を満足するようなチ
ャネルiが存在している場合に許可される。
【数3】 ここで、ΔΓUおよびΔΓDはシステムの性能を制御する
ために導入される余分のマージンである。これらのマー
ジンを増やすと、ブロッキングが増加し、ドロップが減
少する。したがって、このマージンはシステムにおける
ブロッキングおよびドロッピングについての「ソフト」
制御をオペレータに提供する。
【0073】アナログの呼は次のような条件を満たすチ
ャネルiが存在している場合に許可される。
【数4】
【0074】<チャネル選択>許可基準に基づいて呼を
許可することができる短期のリストの中のチャネルの数
をnsσで表すことにする。その呼が許可される場合、
その呼に対して割り当てられるべき最善のチャネルが次
の基準に従って決定される。TDMA呼の場合、アクテ
ィブな周波数において利用できる場合は1つのアイドル
・スロットを選択する。それ以外の場合、次のようにk
番目のチャネル上の1つのスロットを選択する。
【数5】 アナログの呼の場合、k番目のチャネルは次の条件が満
たされる場合に割り当てられる。
【数6】 IBDCAがCFBDCAに対してチャネルを提供する
とき、CFBDCAにおいてさらにふるいに掛けるため
に「N」チャネルの組を選択することができる。
【0075】選択されたチャネル上で呼をセットアップ
する前に、その選定されたチャネルについて最終の瞬時
RSS測定が行われ、前のセクションの許可基準が適用
される。
【0076】<呼のメンテナンス>呼の品質に基づいて
既存のハンドオフ手順が適用される。しかし、IBDC
A方式で動作するハンドオフはBERの測定値に加え
て、利用できる場合はC/Iの測定値も使用することが
でき、このためにより良好な性能を提供する可能性があ
る。
【0077】<システムおよびセルのスタートアップ>
システム全体がスタートアップされ、そして固定型のス
ペクトルが使用されていないとき、長期および短期のリ
ストの中のすべてのチャネルはすべてのセルにおいて同
じ位置を占める。したがって、新しい呼がシステムの中
に入ってきたとき、それらは任意のチャネルを取る(例
えば、チャネルのシーケンス番号に従って、あるいはオ
ペレータによって指定されて)。ただし、チャネル割当
てにおける瞬時衝突を避けるために、MSCにおいてチ
ェックが行われる。これらの初期のチャネル割当てはシ
ステムの中での長期の測定において反映する。各セル1
8における長期の順序付けはこのようにして始まり、そ
してシステムの特性に対して適応しながら時間と共に進
化する。
【0078】ATC(自動チューン・コンバイナ)を使
用するセル18の場合、初期チャネル選択のためのアル
ゴリズム(長期のリストが進化して考慮中のセルに対し
て好ましいチャネルの短期のリストを作り出すまで)は
次の通りである。
【外1】 即ち、 (1)IBDCAを開始する (2)最初のチャネル=[(CS番号*#セクタ/セ
ル)+セクタ+1]modulus #チャネル/アプリケーション+1 (3)前のチャネル=最初のチャネル(ここで、オムニ
・セルの場合、セクタ=0、アルファ・セクタの場合、
セクタ=0、ベータ・セクタの場合、セクタ=1、ガン
マ・セクタの場合、セクタ=2、予約済みの制御チャネ
ルに対してなされた調整) (4)次のチャネル=[前のチャネル+Y+X]modulu
s#チャネル/アプリケーション (ここでXはチャネルをスキップするための柔軟性を許
すための整数のマージンであり、Yは整数のチャネル分
離条件である) (注:DCCH、アナログ制御チャネル、他の任意の予
約済みのチャネルなどの固定のチャネル割当てをスキッ
プするためのいくつかのローカルな調整が必要。) (5)前のチャネル=次のチャネル (6)以降のすべてのチャネル割当てに対して、上記の
ステップ(4)および(5)を繰り返す。
【0079】システムの成長(すなわち、新しいセルの
追加)の場合、上記の順序付けがシステムの特性に対し
て適応して安定化する前にある時間間隔を取る可能性が
ある。しかし、長期のアルゴリズムはATCを使用する
セル18の場合において、スタートアップのために使用
することができる。
【0080】ハンドオフのプロセスはIBDCA方式と
密接に対話する。ハンドオフのチャネルは動的チャネル
環境において予約されなければならない可能性がある。
ハンドオフのために新しいセルにおいて1つのチャネル
を選択するとき、チャネル割当てのためのIBDCA方
式が使用される。
【0081】ディジタル制御チャネルIS−136Aに
対する標準を引用によって本明細書の記載に援用する。
本発明の動的チャネル割当て方式はPCSまたは同様な
ネットワークなどの室内の無線通信ネットワークに対し
ても等しく十分に適している。
【0082】本発明の性質を説明するために記述され、
そして例示されてきた部分についての詳細、題材、およ
び構成における各種の変更が、上記の特許請求の範囲に
表現されている本発明の原理および適用範囲から逸脱す
ることなしに、この分野の技術に熟達した人によってな
され得ることをさらに理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施例による、ハイブリッド・
フレキシブル・チャネル割当て(FLCA)アルゴリズ
ムの動作を示す図である。
【図2】そのハイブリッドのFLCAアルゴリズムにお
けるコスト関数ベースの動的チャネル割当て方式を組み
込むための動機付けを示す図である。
【図3】本発明の一実施例に従って、CFBDCAの実
行機能を論理的に示す図である。
【図4】本発明の一実施例に従ってCFBDCAのフィ
ードバック機能を示す図である。
【図5】半径が同じであって、セルが完全な六角形のパ
ターンの中に配置されている理想的なセル・サイトのア
レイの中央にあるセルに対する近隣の識別の結果を示す
図である。
【図6】無線ネットワークのブロック図である。
【図7】セル/セクタ・チャネル・リストの図式表現で
ある。
【図8】チャネルの順序付けの長期のプロセスを示す図
である。
【図9】チャネルの順序付けの短期のプロセスを示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サドヒアー エー. グランドヒ アメリカ合衆国 07034 ニュージャーシ ィ,レイク ヒアワサ,マニト アヴェニ ュー 39 (72)発明者 ジョー フアン アメリカ合衆国 07003 ニュージャーシ ィ,ブルームフィールド,ディヴィー ス トリート 240 (72)発明者 コリン エル. カン アメリカ合衆国 07950 ニュージャーシ ィ,セダー クノールズ,クロス ロード 38 (72)発明者 クリシュナン クマラン アメリカ合衆国 07076 ニュージャーシ ィ,スコッチ プレインズ,スプルース ミル レーン 257 (72)発明者 ブリン ビー. ザング アメリカ合衆国 08876 ニュージャーシ ィ,ブランチバーグ,チェローク パッチ 7

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルラ・システムにおいてチャネルを割
    り当てる方法であって、該方法は、 (a)セルラ・システムに対する1つまたはそれ以上の
    コスト・テーブルを発生する段階からなり、該コスト・
    テーブルの中の各エントリは、特定のチャネルが既に該
    セルラ・システムの第2のセクタまたはセルで使用され
    ていると仮定して、該特定のチャネルを該セルラ・シス
    テムの第1のセクタまたはセルに割り当てるコストに対
    応するコスト値であり、該方法はさらに、 (b)ビジー・チャネル・テーブルを維持する段階から
    なり、該ビジー・チャネル・テーブルの各エントリは、
    特定のチャネルが特定のセクタまたはセルで現在使用さ
    れているかどうかを示しており、該方法はさらに、 (c)該コスト・テーブルと該ビジー・チャネル・テー
    ブルに基づいて1つまたはそれ以上のチャネル再使用の
    コスト(CORC)の値を発生する段階からなり、該C
    ORCの値は、候補チャネルを新しい呼に対する候補セ
    クタまたはセルに割り当てるコストに対応しており、該
    方法はさらに、 (d)該CORC値を特定の閾値と比較することによっ
    て、該候補チャネルが該候補セクタまたはセルに対して
    受け入れられるかどうかを決定する段階と、 (e)段階(d)の決定に依存して、新しい呼に対する
    該候補チャネルを使用する段階とからなることを特徴と
    する方法
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、受け入
    れ可能な候補チャネルが見つかるまで、段階(c)およ
    び(d)を該候補セクタまたはセルに対する候補チャネ
    ルのリストに順次適用することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、候補チ
    ャネルの該リストを測定ベースの動的チャネル割当てア
    ルゴリズムによって生成することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、該コス
    ト・テーブルのコスト値を近隣の関係付けのアルゴリズ
    ムを使って生成することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、該コス
    ト・テーブルのコスト値をRFの測定値を使って生成す
    ることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、該コス
    ト・テーブルのコスト値をRFモデリングを使って生成
    することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法において、該コス
    ト・テーブルのコスト値を近隣の関係付けのアルゴリズ
    ム、RF測定、およびRFモデリングのうちの2つまた
    はそれ以上を使って生成することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法において、第1の
    CORC値は該候補セクタまたはセルに該候補チャネル
    を割り当てるコストに対応し、1つまたはそれ以上の追
    加のCORC値は、該候補セクタまたはセルに該候補チ
    ャネルを追加することが、該候補チャネルが既に使用さ
    れている1つまたはそれ以上の他のセクタまたはセルに
    及ぼすことになる影響に対応することを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法において、 受け入れ可能な候補チャネルが見つかるまで、段階
    (c)および(d)を該候補セクタまたはセルに対する
    候補チャネルのリストに順次適用し、候補チャネルの該
    リストを測定ベースの動的チャネル割当てアルゴリズム
    によって生成し、 該コスト・テーブルの該コスト値を近隣の関係付けのア
    ルゴリズム、RF測定値、およびRFモデリングのうち
    の少なくとも1つを使って発生し、 該第1のCORC値は該候補セクタまたはセルに該候補
    チャネルを割り当てるコストに対応し、1つまたはそれ
    以上の追加のCORC値は、該候補セクタまたはセルに
    該候補チャネルを追加することが、該候補チャネルが既
    に使用されている1つまたはそれ以上の他のセクタまた
    はセルに及ぼすことになる影響に対応することを特徴と
    する方法。
  10. 【請求項10】 (a)移動交換センタ(MSC)と、 (b)該MSCと通信する複数のセル・サイトとからな
    るセルラ・システムにおいて、 該MSCは該セルラ・システムに対する1つまたはそれ
    以上のコスト・テーブルを発生し、該コスト・テーブル
    の各エントリは、特定のチャネルが該セルラ・システム
    の第2のセクタまたはセルの中で既に使用されていると
    仮定して、該特定のチャネルを該セルラ・システムの第
    1のセクタまたはセルに対して割り当てるコストに対応
    し、 該MSCはビジー・チャネル・テーブルを維持し、該ビ
    ジー・チャネル・テーブルの各エントリは該特定のチャ
    ネルがすでに特定のセクタまたはセルで現在使用されて
    いるかどうかを示しており、 該MSCは、該コスト・テーブルおよび該ビジー・チャ
    ネル・テーブルに基づいて、1つまたはそれ以上のチャ
    ネル再使用のコスト(CORC)の値を発生し、該CO
    RC値は、候補チャネルを新しい呼に対する候補セクタ
    またはセルに割り当てるコストに対応し、 該MSCは、該CORC値を規定のしきい値と比較する
    ことによって、該候補チャネルが該候補セクタまたはセ
    ルに対して受け入れられるかどうかを決定し、そして該
    セル・サイトは、該候補チャネルが受け入れられるかど
    うかの決定に依存して、該新しい呼に対する該候補チャ
    ネルを使用することを特徴とするセルラ・システム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のシステムにおい
    て、該MSCは該CORC値を発生し、受け入れ可能な
    候補チャネルが見つかるまで、該候補セクタまたはセル
    に対する候補チャネルのリストに対して、該候補チャネ
    ルが受け入れ可能であるかどうかを順次決定することを
    特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のシステムにおい
    て、該候補チャネルの該リストを測定ベースの動的チャ
    ネル割当てアルゴリズムによって生成することを特徴と
    するシステム。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載のシステムにおい
    て、該コスト・テーブルの該コスト値を、近隣の関係付
    けのアルゴリズム、RF測定、およびRFモデリングの
    うちの少なくとも1つを使って生成することを特徴とす
    る方法。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載のシステムにおい
    て、第1のCORC値は該候補チャネルを該候補セクタ
    またはセルに割り当てるコストに対応し、1つまたはそ
    れ以上の追加のCORC値は、該候補チャネルを該セク
    タまたはセルに割り当てることが、該候補チャネルが既
    に使用されている1つまたはそれ以上の他のセクタまた
    はセルに及ぼすことになる影響に対応することを特徴と
    するシステム。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載のシステムにおい
    て、 該MSCは該CORC値を発生し、そして受け入れ可能
    な候補チャネルが見つかるまで、該候補セクタまたはセ
    ルに対する候補チャネルのリストに対して該候補チャネ
    ルが受け入れ可能であるかどうかを順次決定し、該候補
    チャネルの該リストが測定ベースの動的チャネル割当て
    アルゴリズムによって生成されており、該コスト・テー
    ブルの該コスト値を、近隣の関係付けのアルゴリズム、
    RF測定値、およびRFモデリングのうちの少なくとも
    1つを使って発生し、そして第1のCORC値は、該候
    補チャネルを該候補セクタまたはセルに割り当てるコス
    トに対応し、そして1つまたはそれ以上の追加のCOR
    C値は、該候補チャネルを該候補セクタまたはセルに追
    加することが、該候補チャネルが既に使用されている1
    つまたはそれ以上の他のセクタまたはセルに及ぼすこと
    になる影響に対応することを特徴とするシステム。
  16. 【請求項16】 複数のセル・サイトをさらに含むセル
    ラ・システムに対する移動交換センタ(MSC)であっ
    て、 該MSCは該セルラ・システムに対する1つまたはそれ
    以上のコスト・テーブルを発生し、該コスト・テーブル
    の中の各エントリは、特定のチャネルが該セルラ・シス
    テムの第2のセクタまたはセルで使用されていると仮定
    して、該セルラ・システムの第1のセクタまたはセルに
    対して該特定のチャネルを割り当てるコストに対応し、 該MSCはビジー・チャネル・テーブルを維持し、該ビ
    ジー・チャネル・テーブルの各エントリは該特定のチャ
    ネルがすでに特定のセクタまたはセルで現在使用されて
    いるかどうかを示しており、 該MSCは、該コスト・テーブルおよび該ビジー・チャ
    ネル・テーブルに基づいて、1つまたはそれ以上のチャ
    ネル再使用のコスト(CORC)の値を発生し、該CO
    RC値は、候補チャネルを新しい呼に対する候補セクタ
    またはセルに割り当てるコストに対応し、 該MSCは、該CORC値を規定のしきい値と比較する
    ことによって、該候補チャネルが該候補セクタまたはセ
    ルに対して受け入れられるかどうかを決定し、そして該
    セル・サイトは、該候補チャネルが受け入れられるかど
    うかの決定に依存して、該新しい呼に対する該候補チャ
    ネルを使用することを特徴とする移動交換センタ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の移動交換センタに
    おいて、該MSCは該CORC値を発生し、受け入れ可
    能な候補チャネルが見つかるまで、該候補セクタまたは
    セルに対する候補チャネルのリストに対して、該候補チ
    ャネルが受け入れ可能であるかどうかを順次決定するこ
    とを特徴とする移動交換センタ。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の移動交換センタに
    おいて、該候補チャネルの該リストを測定ベースの動的
    チャネル割当てアルゴリズムによって生成することを特
    徴とする移動交換センタ。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の移動交換センタに
    おいて、該コスト・テーブルの該コスト値を、近隣の関
    係付けのアルゴリズム、RF測定値、およびRFモデリ
    ングのうちの少なくとも1つを使って生成することを特
    徴とする移動交換センタ。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載の発明において、第
    1のCORC値は該候補チャネルを該候補セクタまたは
    セルに割り当てるコストに対応し、1つまたはそれ以上
    の追加のCORC値は、該候補チャネルを該候補セクタ
    またはセルに追加することが、該候補チャネルが既に使
    用されている1つまたはそれ以上の他のセクタまたはセ
    ルに及ぼすことになる影響に対応することを特徴とする
    移動交換センタ。
  21. 【請求項21】 請求項16に記載の発明において、 該MSCは該CORC値を発生し、そして受け入れ可能
    な候補チャネルが見つかるまで、該候補セクタまたはセ
    ルに対して候補チャネルのリストに対して該候補チャネ
    ルが受け入れ可能であるかどうかを順次決定し、該候補
    チャネルのリストが測定ベースの動的チャネル割当てア
    ルゴリズムによって生成されており、 該コスト・テーブルの該コスト値を、近隣の関係付けの
    アルゴリズム、RF測定値、およびRFモデリングのう
    ちの少なくとも1つを使って発生し、そして第1のCO
    RC値は、該候補チャネルを該候補セクタまたはセルに
    割り当てるコストに対応し、そして1つまたはそれ以上
    の追加のCORC値は、該候補チャネルを該候補セクタ
    またはセルに追加することが、該候補チャネルが既に使
    用されている1つまたはそれ以上の他のセクタまたはセ
    ルに及ぼすことになる影響に対応することを特徴とする
    移動交換センタ。
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