JPH11313138A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JPH11313138A
JPH11313138A JP10119020A JP11902098A JPH11313138A JP H11313138 A JPH11313138 A JP H11313138A JP 10119020 A JP10119020 A JP 10119020A JP 11902098 A JP11902098 A JP 11902098A JP H11313138 A JPH11313138 A JP H11313138A
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speaker
case
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microphone
annular rib
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洋 久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は携帯電話機に関し、スピーカカバー
部品のケースへの取り付けにバラツキがあっても、スピ
ーカの音に濁りが無く、スピーカの音響特性が良好であ
るようにすることを課題とする。 【解決手段】 フロントケース42に取り付けてあるス
ピーカカバー部品47は、薄い板部47aと、この薄い
板部47aの下面に突き出ている環状リブ47bとを有
する。環状リブ47bの内側には、孔47eを有する天
板部47a1がある。フロントケース42と電話機本体
組立体41のスピーカ44とは、環状リブ49bがスピ
ーカ44のフレーム44a上に固定してある環状のクッ
ション部材51に押し当たっている。スピーカ44の上
面の空間52が、フロントケース42の一部を利用しな
いで、スピーカカバー部品47のみで、形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に係り、
特に、デザインを他のメーカの携帯電話機と差別化する
ために、スピーカ及びマイクの部分に、ケースとは別の
部品であるスピーカカバー部品及びマイクカバー部品が
取り付けてある構成の携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機の中には、デザインを他のメ
ーカの携帯電話機と差別化するために、スピーカとマイ
クの場所の色をケースの色とは異なる色とした構成のも
のがある。スピーカとマイクの場所の色をケースの色と
は異なる色とする手法として、二色成形による方法、マ
スキング塗装による方法、及び、ケースとは別の部品で
ある別部品を取り付ける方法がある。製造コスト及び歩
留りの点から、別部品(スピーカカバー部品及びマイク
カバー部品)を取り付ける方法が採用されている。
【0003】図1(A),(B),(C)は、従来の携
帯電話機10を示す。携帯電話機10は、フロントケー
ス11とリアケース12とが組み合わされたケース13
の内部に電話機本体組立体14が組み込まれている構成
である。フロントケース11についてみると、スピーカ
15に対向する部分にスピーカカバー部品16が取り付
けてあり、且つ、マイク17に対向する部分にマイクカ
バー部品18が取り付けてある構成である。スピーカカ
バー部品16及びマイクカバー部品18は、フロントケ
ース11とは別の部品である。
【0004】スピーカ15に対向する部分についてみる
と、図1(B)に示すように、フロントケース11に
は、スピーカ15に対応する大きさの開口11aが形成
してあり、この開口11aの縁に沿う環状のリブ11b
が形成してある。スピーカカバー部品16は、複数の孔
16aを有し、下面のボス16bをフロントケース11
の位置決め孔11cに嵌合させて位置決めされて、両面
接着テープ22によってフロントケース11の上面に取
り付けてある。環状のクッション部材23が、環状のリ
ブ11bとスピーカ15の外周部15aとの間に挟まれ
ている。
【0005】スピーカ15の上面側の空間20は、フロ
ントケース11の環状のリブ11bとカバー部材16と
環状のクッション部材23とによって形成してある。マ
イク17に対向する部分も、スピーカ15に対向する部
分と略同じである。図1(C)に示すように、フロント
ケース11には、マイク17に対応する大きさの筒部1
1e及び開口11fが形成してある。マイクカバー部品
18は、両面接着テープ25によってフロントケース1
1上に接着してあり、孔18aが開口11fと一致して
いる。マイク17は、筒部11e内に収まっている。
【0006】マイク17の上面側の空間26は、フロン
トケース11の開口11fとマイクカバー部品18とに
よって形成してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】スピーカ15に対向す
る部分についてみると、図1(B)の一部に拡大して誇
張して示すように、カバー部材16がフロントケース1
1から浮いてカバー部材16とフロントケース11との
間に隙間27ができる場合がある。このできた隙間27
は、上記の空間20とつながっており、スピーカ15か
ら発せられた音のうち特に高周波の音声が隙間22内に
回り込む。このことによって、複数の孔16aから出て
聞こえるスピーカ15からの音声が濁った音声となって
しまっていた。よって、スピーカの音響特性の点で問題
があった。
【0008】また、上記の隙間22のでき具合は、組み
立てた携帯電話機10によってばらつくため、スピーカ
の音響特性も、携帯電話機10ごとにばらついていた。
マイク17に対向する部分についてみると、図1(C)
の一部に拡大して誇張して示すように、カバー部材18
がフロントケース11から浮いてカバー部材18とフロ
ントケース11との間に隙間28ができる場合がある。
このできた隙間28は、上記の空間26とつながってお
り、孔18aから空間26内に入った音声のうち特に高
周波の音が隙間28内に回り込む。このことによって、
マイク17が拾う音声は濁った音声となってしまってい
た。よって、音響特性の点で問題があった。
【0009】また、上記の隙間28のでき具合は、組み
立てた携帯電話機10によってばらつくため、マイク1
7が拾う音響特性も、携帯電話機10ごとにばらついて
いた。そこで、本発明は上記課題を解決した携帯電話機
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ケー
スの内部に電話機本体組立体が組み込まれており、スピ
ーカを有し、該スピーカの部分に上記ケースとは別の部
品であるスピーカカバー部品が取り付けてある構成の携
帯電話機において、該ケースは、上記スピーカと対向す
る部分に開口を有し、上記スピーカカバー部品は、板部
と、該板部の下面に突き出た環状の環状リブとを有し、
上記板部は、該環状リブを覆う天板部を有し、該天板部
に孔を有し、該スピーカカバー部品が、上記環状リブが
上記開口内に嵌合した状態で上記ケースに固定してあ
り、上記環状リブと上記天板部とが上記スピーカに対向
する空間を形成する構成としたものである。
【0011】ケースとは別の部品であるスピーカカバー
部品の環状リブと天板部とがスピーカに対向する空間を
形成する構成であるため、従来のようにケースとスピー
カカバー部品とによってスピーカに対向する空間を形成
している構成に比べて、スピーカカバー部品のケースへ
の固定にバラツキがあっても、スピーカに対向する空間
への影響が及ばないようになる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スピーカカバー部品は、上記板部の下面のうち
上記環状リブより外側の部位に、筒状のボスとH形状の
ボスと、溶着用リブとを有し、該筒状のボス及びH形状
のボスを上記ケースの位置決め孔に嵌合させた状態で、
上記溶着用リブを上記ケースに溶着されている構成とし
たものである。
【0013】筒状のボスは倒れに対する強度が高く、よ
って溶着の過程において筒状のボスには超音波振動が作
用して倒す方向の力が作用するけれども、筒状のボスが
倒れことが起きず、よって、スピーカカバー部品を精度
良く位置決めされた状態で溶着することが可能となる。
また、ボスが筒状であるため、スピーカカバー部品を成
形するときに表面にひけが現れにくいようになる。出来
る。ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スピーカカバー部品は、上記板部の下面のうち
上記環状リブより外側の部位に、引っかけ用フックを有
し、該引っかけ用フックを上記ケースの孔に嵌合させて
引っかけた状態で取り付けてある構成としたものであ
る。引っかけ用フックがケースの孔に嵌合させて引っか
かっているため、スピーカカバー部品を簡単にしかもし
っかりと固定することが可能となる。
【0015】請求項4の発明は、上記環状リブと上記ス
ピーカのフレームとの間に環状のクッション材が挟んで
ある構成としたものである。環状のクッション材は押し
つぶされるように弾性変形して、スピーカカバー部品の
ケースへの固定等にのバラツキを吸収して、スピーカカ
バー部品のケースへの固定等にバラツキがあっても、携
帯電話機を組立てた場合に環状リブとスピーカのフレー
ムとの間に隙間ができないようになる。
【0016】請求項5の発明は、ケースの内部に電話機
本体組立体が組み込まれており、マイクを有し、該マイ
クの部分に上記ケースとは別の部品であるマイクカバー
部品が取り付けてある構成の携帯電話機において、該ケ
ースは、上記マイクと対向する部分に開口を有し、上記
マイクカバー部品は、板部と、該板部の下面に突き出た
環状の環状リブとを有し、上記板部は、該環状リブを覆
う天板部を有し、該天板部に孔を有し、該マイクカバー
部品が、上記環状リブが上記開口内に嵌合した状態で上
記ケースに固定してあり、上記環状リブと上記天板部と
が上記マイクに対向する空間を形成する構成としたもの
である。
【0017】ケースとは別の部品であるマイクカバー部
品の環状リブと天板部とがマイクに対向する空間を形成
する構成であるため、従来のようにケースとマイクカバ
ー部品とによってマイクに対向する空間を形成している
構成に比べて、マイクカバー部品のケースへの固定にバ
ラツキがあっても、マイクに対向する空間への影響が及
ばないようになる。
【0018】請求項6の発明は、ケースの内部に電話機
本体組立体が組み込まれており、スピーカ及びマイクを
有し、該スピーカの部分に上記ケースとは別の部品であ
るスピーカカバー部品が取り付けてり、該マイクの部分
に上記ケースとは別の部品であるマイクカバー部品が取
り付けてある構成の携帯電話機において、該ケースは、
上記スピーカと対向する部分に開口を有し、上記スピー
カカバー部品は、板部と、該板部の下面に突き出た環状
の環状リブとを有し、上記板部は、該環状リブを覆う天
板部を有し、該天板部に孔を有し、該スピーカカバー部
品が、上記環状リブが上記開口内に嵌合した状態で上記
ケースに固定してあり、上記環状リブと上記天板部とが
上記スピーカに対向する空間を形成し、且つ、該ケース
は、上記マイクと対向する部分に開口を有し、上記マイ
クカバー部品は、板部と、該板部の下面に突き出た環状
の環状リブとを有し、上記板部は、該環状リブを覆う天
板部を有し、該天板部に孔を有し、該マイクカバー部品
が、上記環状リブが上記開口内に嵌合した状態で上記ケ
ースに固定してあり、上記環状リブと上記天板部とが上
記マイクに対向する空間を形成する構成としたものであ
る。
【0019】ケースとは別の部品であるスピーカカバー
部品の環状リブと天板部とがスピーカに対向する空間を
形成する構成であるため、従来のようにケースとスピー
カカバー部品とによってスピーカに対向する空間を形成
している構成に比べて、スピーカカバー部品のケースへ
の固定にバラツキがあっても、スピーカに対向する空間
への影響が及ばないようになる。
【0020】また、 ケースとは別の部品であるマイク
カバー部品の環状リブと天板部とがマイクに対向する空
間を形成する構成であるため、従来のようにケースとマ
イクカバー部品とによってマイクに対向する空間を形成
している構成に比べて、マイクカバー部品のケースへの
固定にバラツキがあっても、マイクに対向する空間への
影響が及ばないようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】図2に示すように、本発明の一実
施例になる携帯電話機40は、電話機本体組立体41
が、組み合わされたフロントケース42とリアケース4
3との内部に組み込まれた構成である。電話機本体組立
体41は、長手方向の一端側にスピーカ44を有し、他
端側にマイク45を有する。Y1−Y2方向が携帯電話
機40の長手方向であり、X1−X2方向が携帯電話機
40の幅方向である。
【0022】フロントケース42についてみると、図5
に示すように、スピーカ44に対向する部分にスピーカ
カバー部品取付部46が形成してあり、ここに、スピー
カカバー部品47が取り付けてあり、且つ、図7に示す
ように、マイク45に対向する部分に、マイクカバー部
品取付部48が形成してあり、ここに、マイクカバー部
品47が取り付けてある。フロントケース42及びリア
ケース43は、合成樹脂成形品である。スピーカカバー
部品49及びマイクカバー部品47は、フロントケース
42とは別の部品であり、合成樹脂成形品であり、フロ
ントケース42とは異なる色を有する。フロントケース
42は、スピーカカバー部品49及びマイクカバー部品
47が後述するように取り付けられた状態で、リアケー
ス43と組み合わされる。
【0023】先ず、スピーカ44周りの構造について説
明する。フロントケース42のスピーカカバー部品取付
部46は、図5に示すように、上面にスピーカカバー部
品の外形に対応する形状の浅い凹部46aを有し、スピ
ーカ44に対向する部分に径がD1であり、スピーカ4
4より大きい開口46bを有する。開口46bのX2方
向側に径がD2の位置決め用孔46cを有し、開口46
bのX1方向側に位置決め用孔46dを有する。径D2
は、後述する位置決め用筒部が嵌合する大きさである。
位置決め用孔46c及び46dは、開口46bの中心O
1を通るX1−X2方向の線50上にあり、中心O1に
関して対称に配してある。位置決め用孔46dは、X1
−X2方向に長い長円である。46eは浅い凹部46a
の周囲の立ち上げ壁である。
【0024】スピーカカバー部品47は、図5に示すよ
うに、スピーカカバー部品取付部46の浅い凹部46a
に対応する形状の薄い板部47aと、この薄い板部47
aの下面に突き出ている環状リブ47b、筒状ボス47
c、H形状ボス47dとよりなる。薄い板部47aは、
スピーカカバー部品取付部46の浅い凹部46aに対応
する形状を有する。環状リブ47b、筒状ボス47c、
H形状ボス47dは、上記の開口46b、位置決め用孔
46c、46dに対応する関係にある。環状リブ47b
は、開口46bよりひと回り小さく、スピーカ44のフ
レーム44aと対応する大きさを有する。この環状リブ
47bと、薄い板部47aのうち環状リブ47bを覆っ
て天板を形成している天板部47a1とが、後述する空
間52を形成する。天板部47a1は、少し凹形状であ
り、ここに、小さい孔47eが複数並んで形成してあ
る。
【0025】上記のスピーカカバー部品47は、図3及
び図6に示すように、筒状ボス47cが位置決め用孔4
6cに嵌合し、H形状ボス47dが位置決め用孔46d
に嵌合して、二箇所で位置決めされて、フロントケース
42のスピーカカバー部品取付部46に両面接着テープ
で接着されて、薄い板部47aが浅い凹部46a内に収
まった状態で取り付けてある。環状リブ47bは、開口
46b内に嵌合して、フロントケース42の内側に向か
って突き出ている。
【0026】組立てられた携帯電話機40において、電
話機本体組立体41のスピーカ44とフロントケース4
2との関係は、図3に示すようになる。スピーカ44の
フレーム44a上に環状のクッション部材51が接着さ
れて載っており、環状リブ47bが、環状のクッション
部材51の上面に押し当たっている。スピーカ44の上
面側の空間52は、環状リブ47bと、天板部47a1
と、環状のクッション部材51とによって形成してあ
る。この空間52には、スピーカカバー部品47がフロ
ントケース42へ接着された部分は露出していない。よ
って、図3に拡大して示すように、仮に、スピーカカバ
ー部品47とフロントケース42との接着部分に隙間5
5ができた場合でも、この隙間55は空間52につなが
ってはいず、よってスピーカ44から発せられた音声が
隙間内に回り込むことは起きない。環状のクッション部
材51は少し押しつぶされ、これによって発生している
弾性力によって環状リブ47bに押し当たっており、環
状リブ47bと環状のクッション部材51とは密着して
おり、この部分に隙間は形成されていない。よって、空
間52を含めたスピーカ44は良好な音響特性を有し、
複数の孔47eからは、濁りのないクリアの音を聞くこ
とが出来る。
【0027】なお、環状のクッション部材51の厚さは
組み立てた状態で環状リブ47bによって少し押しつぶ
される関係となるように定めてあり、環状のクッション
部材51は、スピーカカバー部品47のフロントケース
42に対する位置の誤差を吸収する役割を有する。即
ち、環状のクッション部材51を設けたことによって、
スピーカカバー部品47のフロントケース42に対する
位置のばらつき、即ち、環状リブ47bのフロントケー
ス42内への突出し寸法のばらつきを考慮した場合に
も、常に、環状リブ47bが環状のクッション部材51
に確実に押し当たるようになる。
【0028】また、X−Y面上、スピーカカバー部品4
7はフロントケース42に位置決めされており、各組立
てられた携帯電話機40間において、環状リブ47bの
スピーカ44に対する位置のばらつきは殆ど無い。よっ
て、この点からも、各組立てられた携帯電話機40間に
おけるスピーカ44の音響特性にばらつきは殆ど無い。
【0029】次に、スピーカカバー部品47についての
他の特徴について説明する。図5に示すように、環状リ
ブ47bは、下面に、環状の溝47b1を有しており、
薄肉化を図っており、薄い板部47aの表面にはひけが
現れていない。筒状ボス47cを筒状ボス47cと同じ
径の中実のボスと比べてみる。筒状ボス47cは、リブ
の厚みがt1と薄いけれども、環状であることによっ
て、上記の中実のボスと比べて、倒れに対して同程度の
強度を有する。しかも、上記の中実のボスの場合には、
板部にひけが現れてしまうけれども、筒状ボス47cは
リブの厚みt1が薄いために、薄い板部47aの表面に
ひけは現れてない。
【0030】また、H形状ボス47dをH形状ボス47
dの外形と同程度の径の中実のボスと比べてみる。H形
状ボス47dは、リブの厚みがt2と薄いけれども、H
形状であることによって倒れに対して強い強度を有し、
且つ、厚みt2が薄いために、薄い板部47aの表面に
ひけは現れない。また、H形状ボス47dは、Hを90
度回した形状であり、図6中、X1−X2方向に長い2
つの腕がY1,Y2方向上離れて配されている。
【0031】次に、スピーカカバー部品47のフロント
ケース42に対する位置決めについて説明する。ここ
で、仮に、左右側を共に、円形孔と筒状ボスとによって
位置決めする場合には、左右側の円形孔の間の中心間距
離と左右側の筒状ボスの間の中心間距離とを高精度に等
しくなるようにする必要がある。しかし、このことは実
際上は困難であり、現実的には、円形孔の径を筒状ボス
の径より少し大きく定めることになる。このようにする
と、スピーカカバー部品をフロントケースに組み付けた
場合のスピーカカバー部品のがたつきが大きくなって、
スピーカカバー部品をフロントケースに対して精度良く
位置決めすることが困難となる。
【0032】しかし、本実施例においては、図5及び図
6に示すように、1つの位置決め用孔46dがX1−X
2方向に長い長円であり、H形状ボス47dと位置決め
用孔46dとは、Y1−Y2方向にのみ位置規制される
関係にある。よって、左右側の位置決め用孔46cと位
置決め用孔46dとの間の中心間距離L1を精度良く決
める必要はなく、且つ、筒状ボス47cとH形状ボス4
7dとの間の中心間距離L2を精度良く決める必要もな
い。よって、フロントケース42用の成形金型及びスピ
ーカカバー部品47用の成形金型の製作は、上記の場合
に比べて簡単となる。
【0033】また、位置決め用孔46cと筒状ボス47
cとについては、径D2、D3を精度よく定めることが
出来る。位置決め用孔46dについては、Y1−Y2方
向の寸法A1を精度良く定めることが出来る。H形状ボ
ス47dに関しても、Y1−Y2方向の寸法B1を精度
良く定めることが出来る。よって、スピーカカバー部品
47をフロントケース42に組み付けた場合のスピーカ
カバー部品47のがたつきが小さくなり、スピーカカバ
ー部品47をフロントケース42に対して精度良く位置
決めすることが可能となる。
【0034】また、長円の位置決め用孔46dについて
は、X1−X2方向の寸法A2については精度良く定め
る必要は無く、H形状ボス47dに関しても、X1−X
2方向の寸法B2については精度良く定める必要は無
い。このことも、フロントケース42用の成形金型及び
スピーカカバー部品47用の成形金型の製作を容易にす
る。
【0035】次に、マイク45の周りの構造について説
明する。マイク周りの構造は、上記のスピーカの周りの
構造と略同じである。フロントケース42のマイクカバ
ー部品取付部48は、図7に示すように、上面にマイク
カバー部品の外形に対応する形状の浅い凹部48aを有
し、マイク45に対向する部分に円形の開口48bを有
し、この開口48bのX2側に円形の位置決め孔48c
を有し、開口48bのX1側にX1−X2方向に長い長
円の位置決め孔48dを有する。
【0036】マイクカバー部品49は、図7に示すよう
に、マイクカバー部品取付部48の浅い凹部48aに対
応する形状の薄い板部49aと、この薄い板部49aの
下面に突き出ている環状リブ49b、筒状ボス49c、
H形状ボス49dとよりなる。環状リブ49bの内側に
は天板部49a1があり、ここに、孔49eを有する。
【0037】マイクカバー部品49は、図4に示すよう
に、筒状ボス47cが位置決め孔48cに嵌合し、H形
状ボス47dが位置決め孔48dに嵌合することによっ
て位置決めされて、両面接着テープによってマイクカバ
ー部品取付部48に固定してある。環状リブ49bは、
開口48bを嵌合してフロントケース42の内部側に向
かって突き出している。
【0038】フロントケース42の内側の筒部42aが
マイク45を嵌合してマイク45を保持している。マイ
ク45はクッション性の覆い部材45aで包まれてい
る。環状リブ49bはマイク45の上面の覆い部材45
aに押し当たっている。マイク45の上面の空間56
は、マイクカバー部品49の環状リブ49bと天板部4
9a1とによって形成されている。空間56には、マイ
クカバー部品49がフロントケース42へ接着された部
分は露出していない。よって、図4に拡大して示すよう
にマイクカバー部品49とフロントケース42との接着
部分に隙間57が出来たとしても、この隙間57は空間
56につながってはいず、よって、孔49aから空間5
6内に入った音声の高周波成分が隙間57内に回り込む
ようなことは起きず、マイク45は、音声を良好にピッ
クアップする。これによって、携帯電話機40は、マイ
ク45に関して良好な音響特性を有し、濁りのないクリ
アの音声を送り出すことが出来る。
【0039】次に、スピーカカバー部品のフロントケー
スへの取り付けの変形例について説明する。図8は第1
の変形例を示す。スピーカカバー部品47Aは、裏面に
超音波溶着用リブ70が複数分散して設けてある。この
スピーカカバー部品47Aは、超音波溶着用リブ70を
フロントケース42に溶着されてフロントケース42に
固定される。
【0040】ここで、筒状ボス47c及びH形状ボス4
7dは倒れに対して強い強度を有するため、超音波振動
が加えられたときに、位置決め用孔46cに嵌合してい
る筒状ボス47cが倒れたり、位置決め用孔46dに嵌
合しているH形状ボス47dが倒れたりすることは起き
ず、よって、スピーカカバー部品47Aは、正常に位置
決めされた状態で固定される。
【0041】図9は第2の変形例を示す。スピーカカバ
ー部品47Bは、図5のスピーカカバー部品47の筒状
ボス47c及びH形状ボス47dに代えて、引っかけ用
フック47Bc、47Bdを有する構成である。フロン
トケース42Bのスピーカカバー部品取付部46Bは、
図5の位置決め用孔46c、46dに代えて、引っかけ
用フック47Ba、47Bbが嵌合する孔46Bc、4
6Bdを有する構成である。
【0042】スピーカカバー部品47Bは、スピーカ4
4の付近については、図10(A)に示すように、引っ
かけ用フック47Bc(47Bd)が孔46Bc(46
Bd)に嵌合して引っかかった状態で、且つ、Y2方向
側については、両面接着テープ80 によって接着され
て、スピーカカバー部品取付部46Aに固定してある。
スピーカカバー部品47Bは、スピーカ44の付近につ
いては、図10(B)に示すように、環状のクッション
部材51の弾性力Fによってスピーカカバー部品取付部
46Bから浮く方向に付勢されているけれども、引っか
け用フック47Bc(47Bd)がスピーカ44の中心
の両側の位置で孔46Bc(46Bd)に嵌合して引っ
かかっているため、引っかけ用フック47Bc(47B
d)よりY1方向側での環状のクッション部材51の弾
性力と引っかけ用フック47Bc(47Bd)よりY2
方向側での環状のクッション部材51の弾性力とは等し
く、よって、スピーカカバー部品47Bが傾くようなこ
とは起きない。よって、スピーカカバー部品47Bは、
安定に且つしっかり固定される。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ケースとは別の部品であるスピーカカバー部品
の環状リブと天板部とがスピーカに対向する空間を形成
する構成であるため、従来のようにケースとスピーカカ
バー部品とによってスピーカに対向する空間を形成して
いる構成に比べて、スピーカカバー部品のケースへの固
定にバラツキがあった場合でも、スピーカに対向する空
間への影響が無く、よって、スピーカの音響特性が良好
に保たれ、濁りのないクリアな音声を受信することが可
能である携帯電話機を実現出来る。換言すれば、量産し
た場合に、組立のバラツキがあってもそれがスピーカの
音響特性に影響を及ばさないように出来る。
【0044】請求項2の発明によれば、スピーカカバー
部品は、上記板部の下面のうち上記環状リブより外側の
部位に、筒状のボスと、溶着用リブとを有し、該筒状の
ボスを上記ケースの位置決め孔に嵌合させた状態で、上
記溶着用リブを上記ケースに溶着されている構成とした
ため、筒状のボスは倒れに対する強度が高く、よって溶
着の過程において筒状のボスが倒れることが起きず、よ
って、スピーカカバー部品を精度良く位置決めされた状
態で溶着することが出来る。また、ボスが筒状であるた
め、スピーカカバー部品を成形するときに表面にひけが
現れにくいように出来る。
【0045】請求項3の発明によれば、引っかけ用フッ
クを有し、該引っかけ用フックを上記ケースの孔に嵌合
させて引っかけた状態で取り付けてある構成としたた
め、スピーカカバー部品を簡単にしかもしっかりと固定
することが出来る。請求項4の発明によれば、環状リブ
とスピーカのフレームとの間に環状のクッション材が挟
んである構成としたため、スピーカカバー部品のケース
への固定等にバラツキがあっても、携帯電話機を組立て
た場合に環状リブとスピーカのフレームとの間に隙間が
できないようにすることが出来、よって、組立てのばら
つきを考慮しても、スピーカの音響特性が良好に保た
れ、濁りのないクリアな音声を受信することが可能であ
る携帯電話機を実現出来る。
【0046】請求項5の発明によれば、ケースとは別の
部品であるマイクカバー部品の環状リブと天板部とがマ
イクに対向する空間を形成する構成であるため、従来の
ようにケースとマイクカバー部品とによってマイクに対
向する空間を形成している構成に比べて、マイクカバー
部品のケースへの固定にバラツキがあっても、マイクに
対向する空間への影響が無いように出来る。よって、マ
イクカバー部品のケースへの固定にバラツキがあって
も、マイクの音響特性が良好に保たれ、マイクが音声を
良好にピックアップすることが出来、濁りのないクリア
な音声を送信可能な携帯電話機を実現出来る。換言すれ
ば、量産した場合に、組立のバラツキがあってもそれが
マイクの音響特性に影響を及ばさないように出来る。
【0047】請求項6の発明によれば、スピーカカバー
部品のケースへの取り付けにバラツキがあっても、濁り
のないクリアな音声を受信することが可能であり、且
つ、マイクカバー部品のケースへの固定にバラツキがあ
っても、濁りのないクリアな音声を送信可能な携帯電話
機を実現出来る。換言すれば、量産した場合に、組立の
バラツキがあってもそれがスピーカ音響特性及びマイク
の音響特性に影響を及ばさないように出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の携帯電話機を示す図である。
【図2】本発明の一実施例になる携帯電話機を示す図で
ある。
【図3】図2中、III-III 線に沿う拡大断面図である。
【図4】図2中、IV-IV 線に沿う拡大断面図である。
【図5】スピーカカバー部品の取り付けを説明する図で
ある。
【図6】スピーカカバー部品の位置決めを説明する図で
ある。
【図7】マイクカバー部品の取り付けを説明する図であ
る。
【図8】スピーカカバー部品の取り付けの第1の変形例
を示す図である。
【図9】スピーカカバー部品の取り付けの第2の変形例
を示す図である。
【図10】図9のスピーカカバー部品が取り付けられて
いる状態を示す断面図である。
【符号の説明】
40 携帯電話機 41 電話機本体組立体 42 フロントケース 43 リアケース 46 スピーカカバー部品取付部 47 スピーカカバー部品 47b 環状リブ 48 マイクカバー部品取付部 49 マイクカバー部品 49b 環状リブ 52、56 空間 70 超音波溶着用リブ 47Bc,47Bd 引っかけ用フック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの内部に電話機本体組立体が組み
    込まれており、スピーカを有し、該スピーカの部分に上
    記ケースとは別の部品であるスピーカカバー部品が取り
    付けてある構成の携帯電話機において、 該ケースは、上記スピーカと対向する部分に開口を有
    し、 上記スピーカカバー部品は、板部と、該板部の下面に突
    き出た環状の環状リブとを有し、上記板部は、該環状リ
    ブを覆う天板部を有し、該天板部に孔を有し、 該スピーカカバー部品が、上記環状リブが上記開口内に
    嵌合した状態で上記ケースに固定してあり、 上記環状リブと上記天板部とが上記スピーカに対向する
    空間を形成する構成としたことを特徴とする携帯電話
    機。
  2. 【請求項2】 上記スピーカカバー部品は、上記板部の
    下面のうち上記環状リブより外側の部位に、筒状のボス
    と、溶着用リブとを有し、 該筒状のボスを上記ケースの位置決め孔に嵌合させた状
    態で、上記溶着用リブを上記ケースに溶着されている構
    成としたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 【請求項3】 上記スピーカカバー部品は、上記板部の
    下面のうち上記環状リブより外側の部位に、引っかけ用
    フックを有し、該引っかけ用フックを上記ケースの孔に
    嵌合させて引っかけた状態で取り付けてある構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 上記環状リブと上記スピーカのフレーム
    との間に環状のクッション材が挟んである構成としたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一
    項記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 ケースの内部に電話機本体組立体が組み
    込まれており、マイクを有し、該マイクの部分に上記ケ
    ースとは別の部品であるマイクカバー部品が取り付けて
    ある構成の携帯電話機において、 該ケースは、上記マイクと対向する部分に開口を有し、 上記マイクカバー部品は、板部と、該板部の下面に突き
    出た環状の環状リブとを有し、上記板部は、該環状リブ
    を覆う天板部を有し、該天板部に孔を有し、 該マイクカバー部品が、上記環状リブが上記開口内に嵌
    合した状態で上記ケースに固定してあり、 上記環状リブと上記天板部とが上記マイクに対向する空
    間を形成する構成としたことを特徴とする携帯電話機。
  6. 【請求項6】 ケースの内部に電話機本体組立体が組み
    込まれており、スピーカ及びマイクを有し、該スピーカ
    の部分に上記ケースとは別の部品であるスピーカカバー
    部品が取り付けてり、該マイクの部分に上記ケースとは
    別の部品であるマイクカバー部品が取り付けてある構成
    の携帯電話機において、 該ケースは、上記スピーカと対向する部分に開口を有
    し、 上記スピーカカバー部品は、板部と、該板部の下面に突
    き出た環状の環状リブとを有し、上記板部は、該環状リ
    ブを覆う天板部を有し、該天板部に孔を有し、 該スピーカカバー部品が、上記環状リブが上記開口内に
    嵌合した状態で上記ケースに固定してあり、 上記環状リブと上記天板部とが上記スピーカに対向する
    空間を形成し、 且つ、該ケースは、上記マイクと対向する部分に開口を
    有し、 上記マイクカバー部品は、板部と、該板部の下面に突き
    出た環状の環状リブとを有し、上記板部は、該環状リブ
    を覆う天板部を有し、該天板部に孔を有し、 該マイクカバー部品が、上記環状リブが上記開口内に嵌
    合した状態で上記ケースに固定してあり、 上記環状リブと上記天板部とが上記マイクに対向する空
    間を形成する構成としたことを特徴とする携帯電話機。
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